JPS61167232A - シ−ルド効果の評価方法 - Google Patents
シ−ルド効果の評価方法Info
- Publication number
- JPS61167232A JPS61167232A JP60008250A JP825085A JPS61167232A JP S61167232 A JPS61167232 A JP S61167232A JP 60008250 A JP60008250 A JP 60008250A JP 825085 A JP825085 A JP 825085A JP S61167232 A JPS61167232 A JP S61167232A
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- JP
- Japan
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- electric field
- evaluation object
- evaluation
- shielding effect
- shield
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- Pending
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、導電塗装等によりシールド層が形成される電
子機器筐体のシールド効果の評価方法に関する。
子機器筐体のシールド効果の評価方法に関する。
各種物体又は装置を外電基の影響から避けるために、こ
れら物体又は装置をシールド層が形成された筐体又は板
などで囲むと、電気遮蔽作用が生ずる。そこで各種物体
、又は装置における電気遮蔽作用を把握するためには、
評価対象物内の電界と、外部における電界の減衰量を測
定することによりシールド効果を評価することが必要で
ある。
れら物体又は装置をシールド層が形成された筐体又は板
などで囲むと、電気遮蔽作用が生ずる。そこで各種物体
、又は装置における電気遮蔽作用を把握するためには、
評価対象物内の電界と、外部における電界の減衰量を測
定することによりシールド効果を評価することが必要で
ある。
そして、シールド効果を評価する方法としては、MIL
−3TD−285に示されている方法がある。
−3TD−285に示されている方法がある。
MI L−3TD−285と整合のとれた方法の一例を
第2図に示す。図はシールド効果の評価状態の要部斜視
図を示したもので、1はシールド室、2は導電性の板材
から形成され、シールド効果を有する試験箱、3は試験
箱2に囲まれるように設置された送信アンテナ、4は送
信アンテナ3に接続された信号発生器、5は信号発生器
4と送信アンテナ3との間に介装されるパワーアンブリ
ファイヤ、6は試験箱2から所定距離だけ離れたシール
ド室1内の位置に設置しである受信アンテナ、7は受信
アンテナ6に接続された電界強度計、をそれぞれ示す。
第2図に示す。図はシールド効果の評価状態の要部斜視
図を示したもので、1はシールド室、2は導電性の板材
から形成され、シールド効果を有する試験箱、3は試験
箱2に囲まれるように設置された送信アンテナ、4は送
信アンテナ3に接続された信号発生器、5は信号発生器
4と送信アンテナ3との間に介装されるパワーアンブリ
ファイヤ、6は試験箱2から所定距離だけ離れたシール
ド室1内の位置に設置しである受信アンテナ、7は受信
アンテナ6に接続された電界強度計、をそれぞれ示す。
上記のような構成で、送信アンテナ3から必要な信号を
発信すると、送信アンテナ3から放射された電波は試験
箱2を透過する際減衰してから受信アンテナ6に受信さ
れ、受信アンテナ6の電界のレベルは電界強度計7で測
定される。従って、送信アンテナから放射された電波が
受信側においてどれだけ減衰したか、すなわち評価対象
物の存否から電界の減衰量を計測することにより、試験
箱2のシールド効果を評価することができる。
発信すると、送信アンテナ3から放射された電波は試験
箱2を透過する際減衰してから受信アンテナ6に受信さ
れ、受信アンテナ6の電界のレベルは電界強度計7で測
定される。従って、送信アンテナから放射された電波が
受信側においてどれだけ減衰したか、すなわち評価対象
物の存否から電界の減衰量を計測することにより、試験
箱2のシールド効果を評価することができる。
上記に説明をしたMI L−3TD−285によるシー
ルド効果の評価方法の変形例として、送信アンテナ3に
代えて、試験箱2のシールド内で高圧でスパークさせ、
これによって生ずる電界の減衰量を測定するという従来
技術もある。また、他の変形例として、電界強度計に代
えて、スペクトラムアナライザを受信アンテナ6に接続
することにより、受信アンテナ6が受信した電界のレベ
ルを測定する従来技術もある。
ルド効果の評価方法の変形例として、送信アンテナ3に
代えて、試験箱2のシールド内で高圧でスパークさせ、
これによって生ずる電界の減衰量を測定するという従来
技術もある。また、他の変形例として、電界強度計に代
えて、スペクトラムアナライザを受信アンテナ6に接続
することにより、受信アンテナ6が受信した電界のレベ
ルを測定する従来技術もある。
しかしながら、評価対象物の寸法が小さい場合に、評価
対象物内に設置される送信アンテナ3も寸法が小さく、
従って必要な周波数に共振した状態で送信アンテナを使
用することができないので、送信アンテナの効率が悪い
という問題点がある。
対象物内に設置される送信アンテナ3も寸法が小さく、
従って必要な周波数に共振した状態で送信アンテナを使
用することができないので、送信アンテナの効率が悪い
という問題点がある。
また、上記の如く送信アンテナの効率が悪いと、送信ア
ンナナ3に接続する信号源すなわち信号発生器4として
高出力のものを使用しなければならず、コストアンプを
招く問題がある。
ンナナ3に接続する信号源すなわち信号発生器4として
高出力のものを使用しなければならず、コストアンプを
招く問題がある。
また、所定値のインピーダンスをとることができず、従
ってアンブリファイヤとの整合をとることができず、そ
れ故反射電力が大きくなってしまうという問題点がある
。大きな反射電力が生ずると、反射電力がケーブルにの
ってしまうために、ケーブルから漏れが生ずるという欠
点がある。
ってアンブリファイヤとの整合をとることができず、そ
れ故反射電力が大きくなってしまうという問題点がある
。大きな反射電力が生ずると、反射電力がケーブルにの
ってしまうために、ケーブルから漏れが生ずるという欠
点がある。
更に、上記の如く評価対象物側に送信アンテナを設置す
る構成をとると、評価対象物の電気的特性や構造の如何
によって、送信アンテナの放射特性が変化する。従って
、この構成によって安定したシールド効果の評価を行う
ことは困難である。
る構成をとると、評価対象物の電気的特性や構造の如何
によって、送信アンテナの放射特性が変化する。従って
、この構成によって安定したシールド効果の評価を行う
ことは困難である。
本発明は、上記問題点を解消したシールド効果の評価方
法を提供するもので、その手段は導電塗装等によりシー
ルドされた評価対象物のシールド効果を評価する方法に
おいて、評価対象物の外部から電界発生手段によって電
界を与えると共に、評価対象物内に設置した電界受信手
段によって受信レベルを測定することを特徴とするシー
ルド効果の評価方法によってなされる。
法を提供するもので、その手段は導電塗装等によりシー
ルドされた評価対象物のシールド効果を評価する方法に
おいて、評価対象物の外部から電界発生手段によって電
界を与えると共に、評価対象物内に設置した電界受信手
段によって受信レベルを測定することを特徴とするシー
ルド効果の評価方法によってなされる。
上記シールド効果の評価方法は、箱や板などの評価対象
物側に受信アンテナを設け、且つ評価対象物の外部から
電界をかけるものであるから、送信アンテナとしては、
信号発生器と斉合のとれたアンテナを使用することがで
き、従って効率の良い送信が可能である。すなわち電界
の発生を効率良く行うことができる。また、このように
送信の効率が良いから、延いては送信側に接続するべき
信号源としては小出力のものを使用し得る。
物側に受信アンテナを設け、且つ評価対象物の外部から
電界をかけるものであるから、送信アンテナとしては、
信号発生器と斉合のとれたアンテナを使用することがで
き、従って効率の良い送信が可能である。すなわち電界
の発生を効率良く行うことができる。また、このように
送信の効率が良いから、延いては送信側に接続するべき
信号源としては小出力のものを使用し得る。
一方、受信レベルの測定手段すなわち電界強度針やスペ
クトラムアナライザ等として感度の高いものを使用する
ことにより、寸法の小さい受信アンテナでも評価対象物
のシールl゛により減衰された信号を拾い出すことが可
能である。従って本発明によれば、高い測定精度をを確
保しながら寸法の小さい評価対象物に対応することがで
きる。
クトラムアナライザ等として感度の高いものを使用する
ことにより、寸法の小さい受信アンテナでも評価対象物
のシールl゛により減衰された信号を拾い出すことが可
能である。従って本発明によれば、高い測定精度をを確
保しながら寸法の小さい評価対象物に対応することがで
きる。
また本発明によれば、評価対象物の外部から電界をかけ
るから、評価対象物の電気的特性や構造の如何によって
送信側の放射特性に影響を与えることがない。それ故ダ
イナミックレンジ(通常シールドをかけない場合の電界
における電圧レベルと、受信可能な最小の電界強度の大
きさとの差)を大きくとることができる。
るから、評価対象物の電気的特性や構造の如何によって
送信側の放射特性に影響を与えることがない。それ故ダ
イナミックレンジ(通常シールドをかけない場合の電界
における電圧レベルと、受信可能な最小の電界強度の大
きさとの差)を大きくとることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
第1図に本発明の一実施例の要部を説明図として示す。
図において、シールド室1内に評価対象物2のシールド
として導電性の筐体、板等が設けられ、評価対象物2内
には受信アンテナ6を設置し、受信アンテナ6には受信
レベルをみるために電界強度計7又はスペクトラムアナ
ライザが接続しである。一方送体アンテナ3は、評価対
象物2から所定距離だけ離れた位置に設置され、送信ア
ンテナ3には信号発生器4が接続しである。送信アンテ
ナ3は信号発生器4の出力に整合のとれたものである。
として導電性の筐体、板等が設けられ、評価対象物2内
には受信アンテナ6を設置し、受信アンテナ6には受信
レベルをみるために電界強度計7又はスペクトラムアナ
ライザが接続しである。一方送体アンテナ3は、評価対
象物2から所定距離だけ離れた位置に設置され、送信ア
ンテナ3には信号発生器4が接続しである。送信アンテ
ナ3は信号発生器4の出力に整合のとれたものである。
この実施例において、送信アンテナ3から必要な信号を
発信すると、評価対象物2に対し外部から電磁界が加え
られる。そこで、評価対象物2のシールドにより減衰さ
れた後受信アンテナ6に受信された電界のレベルを電界
強度計7にて測定することにより、シールド効果を評価
することができる。
発信すると、評価対象物2に対し外部から電磁界が加え
られる。そこで、評価対象物2のシールドにより減衰さ
れた後受信アンテナ6に受信された電界のレベルを電界
強度計7にて測定することにより、シールド効果を評価
することができる。
このように受信アンテナ6を評価対象物2側に設置し且
つ評価対象物2に対し外部から電界をかける手段の一例
として送信アンテナ3を設けるから、送信アンテナと信
号発生器4との整合をとることができ、送信の効率を向
上し得る。また信号発生器4及び受信アンテナ6の小型
化が可能であって、しかも受信電界のダイナミックレン
ジを大きくとることができる。従って一層厳しいシール
ド効率が要求される各種装置における評価試験にも十分
に対応し得るものである。
つ評価対象物2に対し外部から電界をかける手段の一例
として送信アンテナ3を設けるから、送信アンテナと信
号発生器4との整合をとることができ、送信の効率を向
上し得る。また信号発生器4及び受信アンテナ6の小型
化が可能であって、しかも受信電界のダイナミックレン
ジを大きくとることができる。従って一層厳しいシール
ド効率が要求される各種装置における評価試験にも十分
に対応し得るものである。
この実施例を用いて行った導電塗装におけるシールド効
果の評価試験では、85乃至90dBのシールド効果に
ついても評価可能であり、同じく導電塗装のシール1′
効果について第1図に基づいて−に記に説明をした従来
技術により評価試験を行ったとき60dBまでしか評価
することができなかったことに比較し2て、飛躍的に高
速のシールド効果をもつシールドについて評価IiJ能
となったことが明らかである。
果の評価試験では、85乃至90dBのシールド効果に
ついても評価可能であり、同じく導電塗装のシール1′
効果について第1図に基づいて−に記に説明をした従来
技術により評価試験を行ったとき60dBまでしか評価
することができなかったことに比較し2て、飛躍的に高
速のシールド効果をもつシールドについて評価IiJ能
となったことが明らかである。
以上、本発明の一実施例について述べたが、受信アンテ
ナ6と電界強度計7又はスペクトラムアリルライザとの
間に、高周波のプリアンプリファイヤを介装すれば、更
に大きな減衰量をもったシールド材の評価を行うことが
可能となる。
ナ6と電界強度計7又はスペクトラムアリルライザとの
間に、高周波のプリアンプリファイヤを介装すれば、更
に大きな減衰量をもったシールド材の評価を行うことが
可能となる。
以上説明したように本発明によれば、受信アンテナ等を
小型にしながらダイナミックレンジを大きくとることが
可能であるから、一層寸法が小す<且ツ電力レベルの減
衰量の大きなシールドの評価を行うことができるように
なった。
小型にしながらダイナミックレンジを大きくとることが
可能であるから、一層寸法が小す<且ツ電力レベルの減
衰量の大きなシールドの評価を行うことができるように
なった。
第1図は本発明のシールド効果の評価方法の一実施例を
示す要部説明図、 第2図は従来のシールド効果の評価方法の実施状態を示
す要部斜視図である。 l・・・シールド室 2・・・評価対象物 3・・・送信アンテナ 4・・・信号発生器 5・・・パワーアンブリファイヤ 6・・・受信アンテナ 7・・・電界強度計
示す要部説明図、 第2図は従来のシールド効果の評価方法の実施状態を示
す要部斜視図である。 l・・・シールド室 2・・・評価対象物 3・・・送信アンテナ 4・・・信号発生器 5・・・パワーアンブリファイヤ 6・・・受信アンテナ 7・・・電界強度計
Claims (1)
- 導電塗装等によりシールドされた評価対象物のシールド
効果を評価する方法において、評価対象物の外部から電
界発生手段によって電界を与えると共に、評価対象物内
に設置した電界受信手段によって受信レベルを測定する
ことを特徴とするシールド効果の評価方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60008250A JPS61167232A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | シ−ルド効果の評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60008250A JPS61167232A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | シ−ルド効果の評価方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61167232A true JPS61167232A (ja) | 1986-07-28 |
Family
ID=11687887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60008250A Pending JPS61167232A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | シ−ルド効果の評価方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61167232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63200935U (ja) * | 1987-06-16 | 1988-12-23 | ||
US5153524A (en) * | 1989-03-29 | 1992-10-06 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Testing electromagnetic shielding effectiveness of shielded enclosures |
-
1985
- 1985-01-19 JP JP60008250A patent/JPS61167232A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63200935U (ja) * | 1987-06-16 | 1988-12-23 | ||
US5153524A (en) * | 1989-03-29 | 1992-10-06 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Testing electromagnetic shielding effectiveness of shielded enclosures |
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