JPS6116673Y2 - - Google Patents
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- JPS6116673Y2 JPS6116673Y2 JP1978001744U JP174478U JPS6116673Y2 JP S6116673 Y2 JPS6116673 Y2 JP S6116673Y2 JP 1978001744 U JP1978001744 U JP 1978001744U JP 174478 U JP174478 U JP 174478U JP S6116673 Y2 JPS6116673 Y2 JP S6116673Y2
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- JP
- Japan
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- tap
- voltage
- primary winding
- transformer
- main transformer
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 27
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は出力電圧を広範囲にかつ微調整できる
溶接用電源に関するものである。
溶接用電源に関するものである。
通常、自動又は半自動アーク溶接用電源の出力
電圧としては、最大出力電圧例えば45Vと最小出
力電圧例えば15Vとのの比が３：１の極めて広範
囲に及び、かつ１乃至2Vの微細な電圧調整を必
要とし、さらに消耗性シールドガスアーク溶接用
の電源特性としては、溶接用の大電流を通電して
もインピーダンス降下の小さい定電圧特性を必要
とする。
電圧としては、最大出力電圧例えば45Vと最小出
力電圧例えば15Vとのの比が３：１の極めて広範
囲に及び、かつ１乃至2Vの微細な電圧調整を必
要とし、さらに消耗性シールドガスアーク溶接用
の電源特性としては、溶接用の大電流を通電して
もインピーダンス降下の小さい定電圧特性を必要
とする。
これに対して、従来、電源の出力電圧を変圧器
のタツプによつて切り換える方式としては、主と
して１台の変圧器の１次側又は２次側のタツプを
切り換える狭義のタツプ切換方式と、２台の変圧
器を使用して１次巻線は並列接続し、２次巻線は
直列接続して一方の変圧器のタツプを切りかえる
２次直列変圧器方式とがある。
のタツプによつて切り換える方式としては、主と
して１台の変圧器の１次側又は２次側のタツプを
切り換える狭義のタツプ切換方式と、２台の変圧
器を使用して１次巻線は並列接続し、２次巻線は
直列接続して一方の変圧器のタツプを切りかえる
２次直列変圧器方式とがある。
しかし、溶接用電源としては前述したような広
範囲でかつ微細な電圧調整を必要とするために、
前者の狭義のタツプ切換方式では、数多くのタツ
プとステツプ数の多いタツプ切換器とを必要と
し、複雑、大形化かつ高価になり、実用的でなか
つた。さらに溶接用大電流においても内部インピ
ーダンス降下を極めて小さくするために巻数を減
少させる必要があり、そのためにターンボルトが
大となり、そのターンボルト以下の微細な調整が
このようなタツプ切り換えだけではできない欠点
があつた。また、後者の２次直列変圧器方式で、
出力電圧を広範囲に変化させることは、２次直列
変圧器容量が大となり、損失、内部インピーダン
ス降下も大になるとともに、大型、高価になる欠
点があつた。
範囲でかつ微細な電圧調整を必要とするために、
前者の狭義のタツプ切換方式では、数多くのタツ
プとステツプ数の多いタツプ切換器とを必要と
し、複雑、大形化かつ高価になり、実用的でなか
つた。さらに溶接用大電流においても内部インピ
ーダンス降下を極めて小さくするために巻数を減
少させる必要があり、そのためにターンボルトが
大となり、そのターンボルト以下の微細な調整が
このようなタツプ切り換えだけではできない欠点
があつた。また、後者の２次直列変圧器方式で、
出力電圧を広範囲に変化させることは、２次直列
変圧器容量が大となり、損失、内部インピーダン
ス降下も大になるとともに、大型、高価になる欠
点があつた。
本考案は、従来の欠点を解消するために、主変
圧器２次巻線のタツプ切換による出力電圧の粗調
整と小容量の２次直列変圧器の入力電圧の切換え
による出力電圧の微調整とを組み合わせることに
よつて、出力電圧が広範囲にわたつて微調整がで
き、かつ高効率、低インピーダンスの安価な溶接
用電源を提供することにある。
圧器２次巻線のタツプ切換による出力電圧の粗調
整と小容量の２次直列変圧器の入力電圧の切換え
による出力電圧の微調整とを組み合わせることに
よつて、出力電圧が広範囲にわたつて微調整がで
き、かつ高効率、低インピーダンスの安価な溶接
用電源を提供することにある。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第１図は、本考案の実施例を示す。同図にお
いて１および２は溶接用電源の入力端子、３およ
び４は出力端子、Ｔ１は２次巻線Ｔ１Ｓに出力電
圧の粗調整用タツプ例えば14V、20V、26Vおよ
び32Vの中間タツプを有し、１次巻線Ｔ１Ｐに、
後述する微調整用の２次直列変圧器Ｔ２に電力を
供給するタツプ例えば114V，113Vおよび171Vの
中間タツプを有する主変圧器である。Ｔ２は、１
次巻線Ｔ２Ｐが入力電源または主変圧器の１次巻
線Ｔ１Ｐの中間タツプに接続され、２次巻線Ｔ２
Ｓが主変圧器の２次巻線Ｔ１Ｓの一端と線路Ｌ１
２間に接続された２次直列変圧器である。SW１
は、出力電圧を微調整するためのタツプ切換器例
えば図のとおり接続されて符号０乃至７の８ステ
ツプを有するカムスイツチである。SW２は出力
電圧を粗調整するためのタツプ切換器例えばケー
ブルコネクタである。Ｄ１は整流器、Lt１は直
流リアクトル、Ｃ１はコンデンサである。
る。第１図は、本考案の実施例を示す。同図にお
いて１および２は溶接用電源の入力端子、３およ
び４は出力端子、Ｔ１は２次巻線Ｔ１Ｓに出力電
圧の粗調整用タツプ例えば14V、20V、26Vおよ
び32Vの中間タツプを有し、１次巻線Ｔ１Ｐに、
後述する微調整用の２次直列変圧器Ｔ２に電力を
供給するタツプ例えば114V，113Vおよび171Vの
中間タツプを有する主変圧器である。Ｔ２は、１
次巻線Ｔ２Ｐが入力電源または主変圧器の１次巻
線Ｔ１Ｐの中間タツプに接続され、２次巻線Ｔ２
Ｓが主変圧器の２次巻線Ｔ１Ｓの一端と線路Ｌ１
２間に接続された２次直列変圧器である。SW１
は、出力電圧を微調整するためのタツプ切換器例
えば図のとおり接続されて符号０乃至７の８ステ
ツプを有するカムスイツチである。SW２は出力
電圧を粗調整するためのタツプ切換器例えばケー
ブルコネクタである。Ｄ１は整流器、Lt１は直
流リアクトル、Ｃ１はコンデンサである。
この溶接用電源において、Ｔ１の２次線路Ｌ１
１とＬ１２との間の最小交流電圧はケーブルコネ
クタSW２がＴ１Ｓの14Vのタツプに接続され、
かつカムスイツチSW１がステツプ０にセツトさ
れたときである。このときカムスイツチSW１は
線路Ｌ４とＬ５がＴ１Ｓのタツプ114Vに接続さ
れるので、Ｔ２Ｐは短絡され、したがつて出力端
子３，４間には交流電圧14Vが整流・平滑された
直流電圧が出力される。つぎにSW１がステツプ
１にセツトされると線路Ｌ３が143Vタツプに、
線路Ｌ５が114Vタツプに接続され、Ｔ２Ｐには
その差電圧29Vが供給される。この直列変圧器Ｔ
２の巻数比を例えば33：１とすれば、Ｔ２Ｓには
約0.9Vの電圧が出力されるので、交流電圧14V＋
0.9V＝14.9Vが整流・平滑されて出力される。さ
らにSW１がステツプ２にセツトされると線路Ｌ
２が171Vタツプに、線路Ｌ５が114Vタツプに接
続され、Ｔ２Ｐにはその差電圧57Vが供給され、
Ｔ２Ｓには約1.7Vの電圧が出力されるので、交
流電圧14V＋1.7V＝15.7Vが整流・平滑されて出
力される。
１とＬ１２との間の最小交流電圧はケーブルコネ
クタSW２がＴ１Ｓの14Vのタツプに接続され、
かつカムスイツチSW１がステツプ０にセツトさ
れたときである。このときカムスイツチSW１は
線路Ｌ４とＬ５がＴ１Ｓのタツプ114Vに接続さ
れるので、Ｔ２Ｐは短絡され、したがつて出力端
子３，４間には交流電圧14Vが整流・平滑された
直流電圧が出力される。つぎにSW１がステツプ
１にセツトされると線路Ｌ３が143Vタツプに、
線路Ｌ５が114Vタツプに接続され、Ｔ２Ｐには
その差電圧29Vが供給される。この直列変圧器Ｔ
２の巻数比を例えば33：１とすれば、Ｔ２Ｓには
約0.9Vの電圧が出力されるので、交流電圧14V＋
0.9V＝14.9Vが整流・平滑されて出力される。さ
らにSW１がステツプ２にセツトされると線路Ｌ
２が171Vタツプに、線路Ｌ５が114Vタツプに接
続され、Ｔ２Ｐにはその差電圧57Vが供給され、
Ｔ２Ｓには約1.7Vの電圧が出力されるので、交
流電圧14V＋1.7V＝15.7Vが整流・平滑されて出
力される。
以下同様に
ステツプ３では、Ｌ１が200V、Ｌ５が114V、
差電圧86V ステツプ４では、Ｌ４が114V、Ｌ６が0V、差
電圧114V ステツプ５では、Ｌ３が143V、Ｌ６が0V、差
電圧143V ステツプ６では、Ｌ２が171V、Ｌ６が0V、差
電圧171V ステツプ７では、Ｌ１が200V、Ｌ６が0V、差
電圧200V となり、それぞれ交流電圧16.6V、17.4V、
18.3V、19.1Vおよび20Vが整流・平滑されて出力
される。さらにSW２をＴ１Ｓの20V、26V、32V
および38Vに接続してSW１を前述した各ステツ
プにセツトすれば、Ｔ１Ｓの粗調整の出力電圧と
Ｔ２Ｓの微調整の出力電圧との和の電圧が出力さ
れる。したがつて線路Ｌ１１とＬ１２との間の最
大交流電圧はSW２がＴ１Ｓの38Vタツプに接続
され、かつSW２がステツプ７にセツトされてＴ
２Ｓの出力電圧が6Vのときであつて、その和の
44Vとなる。
差電圧86V ステツプ４では、Ｌ４が114V、Ｌ６が0V、差
電圧114V ステツプ５では、Ｌ３が143V、Ｌ６が0V、差
電圧143V ステツプ６では、Ｌ２が171V、Ｌ６が0V、差
電圧171V ステツプ７では、Ｌ１が200V、Ｌ６が0V、差
電圧200V となり、それぞれ交流電圧16.6V、17.4V、
18.3V、19.1Vおよび20Vが整流・平滑されて出力
される。さらにSW２をＴ１Ｓの20V、26V、32V
および38Vに接続してSW１を前述した各ステツ
プにセツトすれば、Ｔ１Ｓの粗調整の出力電圧と
Ｔ２Ｓの微調整の出力電圧との和の電圧が出力さ
れる。したがつて線路Ｌ１１とＬ１２との間の最
大交流電圧はSW２がＴ１Ｓの38Vタツプに接続
され、かつSW２がステツプ７にセツトされてＴ
２Ｓの出力電圧が6Vのときであつて、その和の
44Vとなる。
このように、出力電圧の微調整用の中間タツプ
として114V、143Vおよび171Vの３タツプとし、
それらのタツプ間の電圧比を４：１：１：１と
し、かつカムスイツチを使用してそれらのタツプ
間または入力端子とタツプ間の電圧比を１：２：
３：４：５：６：７とすることによつて、中間タ
ツプ数が少なく、かつ均等な電圧間隔でタツプ数
よりも多段の微調整電圧を得ることができる。さ
らに、粗調整のためのタツプを主変圧器Ｔ１の２
次側に設けてケーブルコネクタで接続すれば、溶
接機のように低電圧大電流用電源においては構造
が簡単で安価に製作できる。
として114V、143Vおよび171Vの３タツプとし、
それらのタツプ間の電圧比を４：１：１：１と
し、かつカムスイツチを使用してそれらのタツプ
間または入力端子とタツプ間の電圧比を１：２：
３：４：５：６：７とすることによつて、中間タ
ツプ数が少なく、かつ均等な電圧間隔でタツプ数
よりも多段の微調整電圧を得ることができる。さ
らに、粗調整のためのタツプを主変圧器Ｔ１の２
次側に設けてケーブルコネクタで接続すれば、溶
接機のように低電圧大電流用電源においては構造
が簡単で安価に製作できる。
以上の実施例においては、出力電圧を微調整す
るためのタツプ切換器SW１としてカムスイツチ
を使用し、また出力電圧を粗調整するためのタツ
プ切換器SW２としてケーブルコネクタを使用し
たが、これらに限定されることなく、他の手動切
換スイツチ、電磁接触器、半導体電子的スイツチ
等のいずれであつてもよい。また、出力電圧の微
調整用タツプの数およびタツプ間またはタツプと
入力端子間の電圧は上記実施例に限定されること
なく自由に選択できる。
るためのタツプ切換器SW１としてカムスイツチ
を使用し、また出力電圧を粗調整するためのタツ
プ切換器SW２としてケーブルコネクタを使用し
たが、これらに限定されることなく、他の手動切
換スイツチ、電磁接触器、半導体電子的スイツチ
等のいずれであつてもよい。また、出力電圧の微
調整用タツプの数およびタツプ間またはタツプと
入力端子間の電圧は上記実施例に限定されること
なく自由に選択できる。
以上のように本考案の溶接用電源は、主変圧器
２次巻線の少ないタツプ数のタツプ切換による広
範囲の出力電圧の粗調整と、小容量の２次直列変
圧器の入力電圧の粗調整と、小容量の２次直列変
圧器の入力電圧の切換えによつて、電流の大なる
主変圧器の２次巻線のタツプを少なくしても、出
力電圧が広範囲にわたつて微調整ができ、かつ経
済的に、高効率、低インピーダンスであつて特性
がすぐれた溶接用電源を得ることができ実益が大
である。
２次巻線の少ないタツプ数のタツプ切換による広
範囲の出力電圧の粗調整と、小容量の２次直列変
圧器の入力電圧の粗調整と、小容量の２次直列変
圧器の入力電圧の切換えによつて、電流の大なる
主変圧器の２次巻線のタツプを少なくしても、出
力電圧が広範囲にわたつて微調整ができ、かつ経
済的に、高効率、低インピーダンスであつて特性
がすぐれた溶接用電源を得ることができ実益が大
である。
第１図は本考案の溶接用電源の実施例を示す。
Ｔ１……主変圧器（Ｔ１Ｐ……１次巻線、Ｔ１
Ｓ……２次巻線）、Ｔ２……２次直列変圧器（Ｔ
２Ｐ……１次巻線、Ｔ２Ｓ……２次巻線）、SW
１……微調整用切換器、SW２……粗調整用切換
器。
Ｓ……２次巻線）、Ｔ２……２次直列変圧器（Ｔ
２Ｐ……１次巻線、Ｔ２Ｓ……２次巻線）、SW
１……微調整用切換器、SW２……粗調整用切換
器。
Claims (1)
- １次巻線に出力電圧を微調整するために使用す
るタツプを有し、かつ２次巻線に出力電圧を粗調
整するタツプを有する主変圧器と、１次巻線が電
源入力端子または前記主変圧器の１次巻線のタツ
プに接続され、かつ２次巻線が前記主変圧器の２
次巻線に直列接続されて、前記粗調整するタツプ
のタツプ間電圧よりも微細な電圧を出力する２次
直列変圧器と、前記２次直列変圧器の１次巻線を
電源入力端子又は前記主変圧器の１次巻線のタツ
プに選択的に切換接続される微調整用タツプ切換
器と、前記主変圧器の２次巻線のタツプに選択的
に切換接続される粗調整用タツプ切換器とより成
り、前記主変圧器の１次巻線のタツプが入力電源
電圧を略４：１：１：１の比に分割する位置に設
けられ、かつ、前記微調整用タツプ切換器が２次
直列変圧器の１次巻線に供給される電圧の比を略
１：２：３：４：５：６：７に切換える溶接用電
源。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978001744U JPS6116673Y2 (ja) | 1978-01-09 | 1978-01-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978001744U JPS6116673Y2 (ja) | 1978-01-09 | 1978-01-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54104928U JPS54104928U (ja) | 1979-07-24 |
| JPS6116673Y2 true JPS6116673Y2 (ja) | 1986-05-22 |
Family
ID=28804167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978001744U Expired JPS6116673Y2 (ja) | 1978-01-09 | 1978-01-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6116673Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0413488U (ja) * | 1990-05-24 | 1992-02-03 |
-
1978
- 1978-01-09 JP JP1978001744U patent/JPS6116673Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0413488U (ja) * | 1990-05-24 | 1992-02-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54104928U (ja) | 1979-07-24 |
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