JPS61166397A - アルコ−ル発酵方法 - Google Patents
アルコ−ル発酵方法Info
- Publication number
- JPS61166397A JPS61166397A JP60007109A JP710985A JPS61166397A JP S61166397 A JPS61166397 A JP S61166397A JP 60007109 A JP60007109 A JP 60007109A JP 710985 A JP710985 A JP 710985A JP S61166397 A JPS61166397 A JP S61166397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fermentation
- liquefaction
- alcohol fermentation
- raw material
- alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、アルコール発酵方法に関し、さらに詳しくは
、キ十ッサバ住芋等の安価な低質Ｒ粉質原料を使用する
アルコール発酵、特に燃料用アルコールの製造を目的と
する発酵方法に関する。
、キ十ッサバ住芋等の安価な低質Ｒ粉質原料を使用する
アルコール発酵、特に燃料用アルコールの製造を目的と
する発酵方法に関する。
（従来の技術）
この種のアルコール発酵方法においては、製造原価を下
げるために、原料を前処理して精製澱粉化することなく
、生芋のまま発酵原料とすることが望ましい、また、従
来一般的に行われてきた蒸無処理をエネルギー節減のた
め省略することが望ましい。
げるために、原料を前処理して精製澱粉化することなく
、生芋のまま発酵原料とすることが望ましい、また、従
来一般的に行われてきた蒸無処理をエネルギー節減のた
め省略することが望ましい。
近年、さつま芋、キャラサバ等の生芋を無蒸煮で発酵す
る技術が提唱されており、ある程度の技術的成功を収め
ている。特に、さつま芋等においては、ペクチナーゼ（
植物組織崩壊酵素）によるマセレーシッン処理を行なう
ことによって無蒸煮かつ無希釈で充分な発酵処理結果が
得られている。
る技術が提唱されており、ある程度の技術的成功を収め
ている。特に、さつま芋等においては、ペクチナーゼ（
植物組織崩壊酵素）によるマセレーシッン処理を行なう
ことによって無蒸煮かつ無希釈で充分な発酵処理結果が
得られている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかし、本発明者らの研究によれば、前述の無蒸煮、無
希釈前処理、すなわちペクチナーゼによるマセレーシッ
ン処理の後、糖化酵素を共存させて並行複発酵を行なう
方法をそのままキャフサバ生芋等の磨砕物に通用しても
、全く不充分な発酵結果しか得られず、マセレーシッン
処理に酵素液化処理を併用しても、かなりの改善効果は
得られたものの、充分な発酵能率は得られないことがわ
かった。
希釈前処理、すなわちペクチナーゼによるマセレーシッ
ン処理の後、糖化酵素を共存させて並行複発酵を行なう
方法をそのままキャフサバ生芋等の磨砕物に通用しても
、全く不充分な発酵結果しか得られず、マセレーシッン
処理に酵素液化処理を併用しても、かなりの改善効果は
得られたものの、充分な発酵能率は得られないことがわ
かった。
本発明の目的は、特に安価な澱粉質原料であるキャラサ
バ生芋等から、高価なペクチナーゼを用いるマセレーシ
ョン処理を行なうことなく、高度のアルコール発酵を行
なうことができる方法を提供することにある。
バ生芋等から、高価なペクチナーゼを用いるマセレーシ
ョン処理を行なうことなく、高度のアルコール発酵を行
なうことができる方法を提供することにある。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、キャラサバ生芋等の澱粉原料の磨砕物をアル
コール発酵するに際して、原料を蒸煮することなく、原
料に対して１０〜４９ｗｔ％の水を添加して＃素液化を
行った後、酵素糖化と酵母によるアルコール発酵を順次
に、または同時に行なうことを特徴とする。
コール発酵するに際して、原料を蒸煮することなく、原
料に対して１０〜４９ｗｔ％の水を添加して＃素液化を
行った後、酵素糖化と酵母によるアルコール発酵を順次
に、または同時に行なうことを特徴とする。
本発明に用いる原料は、低質澱粉、例えばキャラサバ生
芋等が好ましい。
芋等が好ましい。
（実施例）
以下、本発明を図面に示す実施例によりさらに詳細に説
明する。
明する。
第１図は、本発明方法のフローチャートを示す図である
。図において、洗浄され、外皮を剥取られた原料生芋は
磨砕工程ｌでまずスラリー化される。スラリー化された
原料は加水工程２において、剥皮原料量に対して１（１
〜４０ｗｔ％、好ましくは２０〜３Ｑｗｔ％の水が添加
され、同時にα−アミラーゼ（液化酵素）が添加され、
混練される。
。図において、洗浄され、外皮を剥取られた原料生芋は
磨砕工程ｌでまずスラリー化される。スラリー化された
原料は加水工程２において、剥皮原料量に対して１（１
〜４０ｗｔ％、好ましくは２０〜３Ｑｗｔ％の水が添加
され、同時にα−アミラーゼ（液化酵素）が添加され、
混練される。
工程２を出たスラリーは液化工程３に送られて酵素液化
反応を受ける。工程３を出た液化スラリーは発酵原料調
整工程４に入り、グルコアミラーゼ（糖化酵素）および
酵母を添加混合されるとともに、無蒸煮法であるため雑
菌増殖防止を目的とした弱酸性へのｐＨｔｌ！整を受け
る。工程４を出た前処理および調整の済んだ原料は発酵
工程５に送られ、酵素糖化と発酵が同時並行的に行われ
、発酵液が得られる。なお、上記方法において工程１の
磨砕と工程２の加水を一工程にまとめて実施することも
できる。
反応を受ける。工程３を出た液化スラリーは発酵原料調
整工程４に入り、グルコアミラーゼ（糖化酵素）および
酵母を添加混合されるとともに、無蒸煮法であるため雑
菌増殖防止を目的とした弱酸性へのｐＨｔｌ！整を受け
る。工程４を出た前処理および調整の済んだ原料は発酵
工程５に送られ、酵素糖化と発酵が同時並行的に行われ
、発酵液が得られる。なお、上記方法において工程１の
磨砕と工程２の加水を一工程にまとめて実施することも
できる。
水の添加量を変え、上記方法により発酵実験を行った結
果を第１表および第２図にに示す。なお、前処理（液化
工程３）は、α−アミラーゼ０．０５ｗｔ％添加、８０
℃、１０分間の条件で行い、また発酵は、耐高温、耐ア
ルコール性酵母ＡＭ−１２株（寄託番号ＦＥＲＭ Ｐ
−６７４９）を使用し、ソノ接種量は６０ ｇ （ｉｌ
ｌｉｉｌｌ） ／ｋｇ剥皮原料で共通とした。また発酵
条件は温度３５℃、発酵原液の初発ｐＨ４，５、グルコ
アミラーゼｏ、 ｏ ｓ ｗ ｔ％（対剥皮原料）添加
による並行複発酵方式によった。
果を第１表および第２図にに示す。なお、前処理（液化
工程３）は、α−アミラーゼ０．０５ｗｔ％添加、８０
℃、１０分間の条件で行い、また発酵は、耐高温、耐ア
ルコール性酵母ＡＭ−１２株（寄託番号ＦＥＲＭ Ｐ
−６７４９）を使用し、ソノ接種量は６０ ｇ （ｉｌ
ｌｉｉｌｌ） ／ｋｇ剥皮原料で共通とした。また発酵
条件は温度３５℃、発酵原液の初発ｐＨ４，５、グルコ
アミラーゼｏ、 ｏ ｓ ｗ ｔ％（対剥皮原料）添加
による並行複発酵方式によった。
第１表
□−日
また比較のために、従来の無′Ｍ点、無希釈発酵法およ
びペクチナーゼを用いた従来の改良法による発酵実験の
結果をそれぞれ第２表および第３表に示した。前処理以
外の発酵条件は第１表の場合と同様である。
びペクチナーゼを用いた従来の改良法による発酵実験の
結果をそれぞれ第２表および第３表に示した。前処理以
外の発酵条件は第１表の場合と同様である。
第２表
註：前処理条件：α−アミラーゼ０．０５ｗｔ％、８０
℃、１０ｓ＋ｉｎ第３表 註：前処理条件：ペクチナーゼＱ、ｌ ｗ ｔ％、４５
℃、３Ｈｒ第４表 以上の実験結果から、少量の水を添加してα−アミラー
ゼによる液化処理を行えば、高価なペクチナーゼを使う
無希釈マセレーション処理をはるかに超える効果が得ら
れることは明らかである。
℃、１０ｓ＋ｉｎ第３表 註：前処理条件：ペクチナーゼＱ、ｌ ｗ ｔ％、４５
℃、３Ｈｒ第４表 以上の実験結果から、少量の水を添加してα−アミラー
ゼによる液化処理を行えば、高価なペクチナーゼを使う
無希釈マセレーション処理をはるかに超える効果が得ら
れることは明らかである。
このように、少量の水添加が著しい効果をもたらす理由
は明確ではないが、マセレーション処理によるスラリー
流動性向上が必ずしも糖化酵素や酵母の反応性向上に充
分な効果をもたらさず、水分量の増加によるそれらの反
応性向上効果の方が勝ることによるものと考えられる。
は明確ではないが、マセレーション処理によるスラリー
流動性向上が必ずしも糖化酵素や酵母の反応性向上に充
分な効果をもたらさず、水分量の増加によるそれらの反
応性向上効果の方が勝ることによるものと考えられる。
すなわち、キャソサバ生芋等の場合には全ｔｆＪｊ量に
ほぼ等しい澱粉量と約ＩＱｗｔ％存在する繊維量を除け
ば、水を主体とする液部分は約６０％またはそれ以下に
すぎず、酵素や酵母のスラリー内での移動が少なからず
制限されるものと考えられる。従って原料スラリーに対
して例えば２０ｗｔ％の水を添加すると、液部分の量は
３５％前後増加し、酵素や酵母の移動性、ひいては反応
性を著しく向上させるものと考えられる。
ほぼ等しい澱粉量と約ＩＱｗｔ％存在する繊維量を除け
ば、水を主体とする液部分は約６０％またはそれ以下に
すぎず、酵素や酵母のスラリー内での移動が少なからず
制限されるものと考えられる。従って原料スラリーに対
して例えば２０ｗｔ％の水を添加すると、液部分の量は
３５％前後増加し、酵素や酵母の移動性、ひいては反応
性を著しく向上させるものと考えられる。
ただし、実施例によって明らかなように、水添加量３Ｑ
ｗｔ％と４０ｗｔ％では７２Ｈｒ発酵後のエタノール収
量にほとんど差が無く、従って４０ｗｔ％を超える水添
加は発酵液エタノール濃度を低下させて蒸留エネルギー
消費の増大、液化反応時の加熱エネルギーの増大をもた
らすのみで、経済的にかえって不利になることがわかる
。
ｗｔ％と４０ｗｔ％では７２Ｈｒ発酵後のエタノール収
量にほとんど差が無く、従って４０ｗｔ％を超える水添
加は発酵液エタノール濃度を低下させて蒸留エネルギー
消費の増大、液化反応時の加熱エネルギーの増大をもた
らすのみで、経済的にかえって不利になることがわかる
。
（発明の効果）
本発明によれば、効果なペクチナーゼを用いるマセレー
ション処理を行なうことなく、低質澱粉原料から高度の
アルコール発酵を行なうことができる。
ション処理を行なうことなく、低質澱粉原料から高度の
アルコール発酵を行なうことができる。
第１図は、本発明のアルコール発酵方法のフローチャー
トを示す図、第２図は、水添加量とエタノール収量およ
び生成エタノール濃度の関係を示す図である。 １・・・磨砕工程、２・・・加水工程、３・・・液化工
程、４・・・発酵原料調整工程、５・・・発酵工程。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第１図
トを示す図、第２図は、水添加量とエタノール収量およ
び生成エタノール濃度の関係を示す図である。 １・・・磨砕工程、２・・・加水工程、３・・・液化工
程、４・・・発酵原料調整工程、５・・・発酵工程。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第１図
Claims (2)
- （１）澱粉質原料の磨砕物をアルコール発酵するに際し
て、原料を蒸煮することなく、原料に対して１０〜４０
ｗｔ％の水を添加して酵素液化を行った後、酵素糖化と
酵母によるアルコール発酵を順次に、または同時に行な
うことを特徴とするアルコール発酵方法。 - （２）特許請求の範囲（１）において、澱粉質原料がキ
ャッサバ生芋であることを特徴とするアルコール発酵方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60007109A JPS61166397A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | アルコ−ル発酵方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60007109A JPS61166397A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | アルコ−ル発酵方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61166397A true JPS61166397A (ja) | 1986-07-28 |
| JPH0530438B2 JPH0530438B2 (ja) | 1993-05-10 |
Family
ID=11656919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60007109A Granted JPS61166397A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | アルコ−ル発酵方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61166397A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008104452A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-05-08 | Kumamoto Univ | アルコール生産システムおよびアルコール生産方法 |
| WO2017004687A1 (pt) * | 2015-07-07 | 2017-01-12 | Stinglwagner Margot | Processo de fabricação de aguardente a partir de farinha de mandioca seca |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5615691A (en) * | 1979-07-16 | 1981-02-14 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | Preparation of alcohol by fermentation |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP60007109A patent/JPS61166397A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5615691A (en) * | 1979-07-16 | 1981-02-14 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | Preparation of alcohol by fermentation |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008104452A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-05-08 | Kumamoto Univ | アルコール生産システムおよびアルコール生産方法 |
| WO2017004687A1 (pt) * | 2015-07-07 | 2017-01-12 | Stinglwagner Margot | Processo de fabricação de aguardente a partir de farinha de mandioca seca |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0530438B2 (ja) | 1993-05-10 |
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