JPS61165973A - ジヨイントコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えば自動車のハーネス回路等のように多岐
多様で複雑な電気回路の接続に使用されるジヨイントコ
ネクタに間するものである。

［従来の技術］ 自動車のハーネス回路等に使用するジヨイントコネクタ
として、導電金属板を打抜いて形成したジス／へ一を用
いたものは、既に実開昭５７−１０３６７９号公報とし
て開示されている。この種ノブスパーを用いたジヨイン
トコネクタは１例えば少数の母線から多数の子線に分岐
・接続することができ、かつワンタッチによって多数の
受端子間の接続を一挙に達成できる等の優れた長所を有
しているが、従来のものは分離されたブスバーのそれぞ
れを多数の挿込孔を有する板体に挿込み、これらを裏、
蓋によって抑え込むようにしているため、ブスバーの組
込みにかなりの手数がかかリ、またブスバーの保持手段
の機械的強度が弱い等の欠点を有している。更に、ブス
バーの種類が多い場合には、ブスバーを組込む際にブス
バーの配置を間違え易いという問題もある７ ［発明の目的］ 本発明の目的は、この種のブスバーを用いた従来装置の
欠点を改善し、組立てが容易でブスバーの配置違いの虞
れがなく、しかもブスバー保持手段の機械的強度の大き
いジヨイントコネクタを提供することにある。

し発明の概要］ 上述の目的を達成するための本発明の要旨は導電金属板
から形成した複数個の舌片状の挿込接続端を有するブス
バーの幾つかを、前記接続端を突出させた状態で合成樹
脂より成る絶縁体で一体的にモールドしたブスバーホル
ダと、複数個の受端子を内装したコネクタハウジングと
から成り、前記ブスバーホルダの接続端を前記ハウジン
グの受端子に挿入するようにしたことを特徴とするジヨ
イントコネクタである。

［発明の実施例１ 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。

第１図において、ｌは合成樹脂から改る絶縁体により構
成されたコネクタハウジングであ番）　内部には幾段か
の仕切壁１ａを有し、これらの仕切壁ｌａ間には受端子
２が係上部材１ｂにより固定されている。ハウジングｌ
の前方には、後述するように幾つかのブスバー３を絶縁
性合成樹脂によりモールドしたブスバーホルダ４が嵌め
込まれ、ブスバー３の舌片状の挿込接続端３ａが受端子
２内に挿入されている。

第２図はハウジング１にブスバーホルダ４を挿着した状
態の背面図、第３図はブスバーホルダ４の正面図、第４
図はその断面図、第５図は平面図であり、ブスバーホル
ダ４の外周面には数債の錠止用突起４ａが設けられてお
り、ブスバーホルダ４はハウジング１の前方から強制的
に嵌め込まれ、錠止用突起４ａはハウジング１の錠市部
ＩＣに係止されるようになっている。このようにブスバ
ーホルダ４をハウジング１に着脱自在に装着する方法と
しては、この他にも種々の手段を用い得るし、また必ず
しも着脱自在に取り付けるとは限らず、取り外し不能な
ように固着する場合もあり得る。

ブスバー３は第６図に示すように、導電金属板の両側面
を櫛歯状に打ち抜いてから、断面コ字形に屈曲して舌片
状の接続端３ａを形成したものであり、全体を結合して
いる連結部３ｂ又は接続端３ａの付は根部を切断するこ
とによって、例えば第７図〜第９図に例示するように適
当な形のブスバー３に分離して使用することができる。

このようにブスバーホルダ４は適当な形に分離された幾
つかのブスバー３をそれぞれの接続端３ａの全部が、例
えば第３図に示すように３列に並ぶように配列され、接
続端３ａを外部に突出した状態でその基部３ｃを合成樹
脂から成る絶縁体４ｂにより一体的にモールドされてい
る。そして、このブスバーホルダ４に植込まれた各ブス
バー３は、その中の１つの接続端３ａを母線とし、残り
の接続端３ａの数だけの子線に分岐することができる。

各ブスバー３の接続端３ａの接続状態がどのようになっ
ているかを知るためには例えば第２図に例示するように
ブスバーホルダ４の裏面に、その接続状態を示す記号５
により接続状態を表示しておくことが望ましい、この場
合に、モールドした絶縁体４ｂを半透明も含む透明材料
にすれば、記号５が無くとも接続端３ａの絶縁体４ｂ内
における接続状態を実際に眼で見て確認することもでき
る。

第７図は接続端３ａを片側に３個、他側に２個配置した
場合、第８図は接続端３ａを片側に２個、他側に１個と
し、第９図は３個の接続端３ａを片側にのみ配置した場
合を示している。ハウジングｌ内の受端子２の配列に応
じて、目的に合致した形状に切断すればよい、しかし、
これら各種のブスバー３は必ずしも第６図に示す基本的
な形状のものから切断するとは限らず、場合によって　
　　゛は各種の形状のものを予め別々に量産して多数種
揃えておくこともでき、この場合は一々切断をする手間
を省くことができる。

上述の実施例では、接続端３ａｅ−ブスバーホルダ４の
片面のみに突出させた例を示したが、特殊な例としてブ
スバーホルダ４の両側に別々のブスバー３の接続端３ａ
を互いに反対方向に突出させ、このブスバーホルダ４の
左右両側共に、別々のコネクタハウジングを接続するこ
とも可能である。なお、ブスバー３の形状も必ずしも断
面コ字形でなくてもよく、またそれらの接続端３ａの配
列も任意に変更できることは勿論である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係るジヨイントコネクタは
、分離された適当数のブスバーを一体的に合成樹脂によ
りモールドしであるため、ブスバーのハウジングへの組
込みを一挙に達成できると共に、ブスバーの保持強度が
増強されるという効果が顕著である。更に、ブスバーホ
ルダにモールドされたブスバーは予めその配置を固定さ
れているから従来のような組立てミスを起す虞れもなく
、ブスバーホルダをハウジングから外して取換えること
により、回路変更を簡単に打うことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るジヨイントコネクタの実施例を示す
ものであり、８１図は上半分を断面にした側面図、第２
図は裏面図、第３図はブスバーホルダの正面図、第４図
は第３図のＩＶ−４線による断面図、第５図は第３図の
平面図、第６図はブスバーの基本形状の斜視図、第７図
〜第９ＵＡはブスバーの分離例の斜視図である。 符号ｌはハウジング、２は受端子、３はブスバー、３ａ
は接続端、４はブスバーホルダである。 特許出願人　　日産自動車株式会社 同　　　　品川自動車電線株式会社 図面 １１図 ”Ｊ’ｓ２図 第３図 第４図 第５図 ４４ＣＩ４（１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、導電金属板から形成した複数個の舌片状の挿込接続
   端を有するブスバーの幾つかを、前記接続端を突出させ
   た状態で合成樹脂よリ成る絶縁体で一体的にモールドし
   たブスバーホルダと、複数個の受端子を内装したコネク
   タハウジングとから成り、前記ブスバーホルダの接続端
   を前記ハウジングの受端子に挿入するようにしたことを
   特徴とするジョイントコネクタ。 ２、前記ブスバーホルダにブスバーの連結状態を示す記
   号を表示した特許請求の範囲第１項に記載のジョイント
   コネクタ。 ３、前記ブスバーホルダの合成樹脂絶縁体を透明材料と
   した特許請求の範囲第１項に記載のジョイントコネクタ
   。 ４、前記ブスバーホルダを前記コネクタハウジングに着
   脱自在に装着するようにした特許請求の範囲第１項に記
   載のジョイントコネクタ。