JPS61165617A - 傾斜角検知器 - Google Patents

傾斜角検知器

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JPS61165617A
JPS61165617A JP685185A JP685185A JPS61165617A JP S61165617 A JPS61165617 A JP S61165617A JP 685185 A JP685185 A JP 685185A JP 685185 A JP685185 A JP 685185A JP S61165617 A JPS61165617 A JP S61165617A
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JP
Japan
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pendulum
acceleration
moment
tilt angle
natural frequency
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Pending
Application number
JP685185A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Iiyama
飯山 博
Mitsumasa Matsuzawa
松沢 光政
Sumio Masuda
純夫 増田
Kazuyuki Tamura
和之 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeco Corp
Original Assignee
Jeco Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に発明の技術分野】 本発明は、被測定体の加速度の影響を受けないで傾斜角
が測定できる傾斜角検知器に関するものである。
K従来の技術】 従来より、被測定体の傾斜角を検知する傾斜角検知器と
して、重力の作用による振り子の回動を利用した振り予
成の傾斜角検知器、あるいは、板バネを湾曲させながら
重力により揺動する揺動体を利用した板バネ式の傾斜角
検知器等拭 8 っ を− しかし、これらの傾斜角検知器は重力を利用していると
いう原理上の制約から、被測定体に加速度が加わると容
易に振り子が揺動し、本来の傾斜角が与えられていない
のに、あたかも傾斜角を検出したように反応してしまい
、正しい傾斜角を検知するためには、被測定体が静由ま
たは等速運動をしている時に限られていた。特に、これ
らの傾斜角検知器を車載用に用いた場合には、事実上、
停止時のみにしか正しい傾斜角を検知せず甚だ不都合な
ものであった。
ここで、加速度に対する揺動体の反応の様子を、以下に
一般的に説明する。
1点で回転自在に指示された振り子(支持点と重心との
距離 )q 、質1m  、支持点のまわりの慣性モー
メント I )に、回動軸に直角な水平方向に加速度♂
x/dt2が加わった時の振り子の運動方程式は、 ・・・・・・(1) で表わされる。ここに、θは振り子の回転角、qは重力
加速度、λは単位角速度当りの抵抗力トルクである。ま
た、×は支持点の変位を表す。
土=2ε           ・・・・・・(2)■ =916 =n2            ・・・・・
・(3)■ 1               ・・・・・・(4)
=1 y−愛θ          ・・・・・・(5)とす
れば(1)は、 となる。yは相当質点振り子の変位である。
■の加速度d2x/d忙対する影響を調べるために、加
速度として次の2つの場合を例に計算する。
■ X =XmS!n l) j    (Xmは振幅
)すなわち (撮動加速度)  ・・・・・・(7)(!!i撃加速
度)  ・・・・・・(8)ここに、 ここで、pは撮動加速度の角振動数、ΔVは速度変化量
、τはΔ■の速度変化をする微少時間、U (t )は
ステップ関数である。
(7)および(8)によるグラフを第9図および第10
図に示す。
■の場合、 (7)を(6)にいれて解き、かつ(3)、(4)、(
5)を用いて、yをθに変換すると、ここに、δは外部
振動に対する位相差を表し、これから、外部の振動加速
度振幅1 G (980cn+/5ec2)当りの最大
振幅尻は、deg単位で、となる、、(πは円周率) ■の場合、 (8)を(6)に入れて解き、かつ(3)、(4)、(
5)を用いて、yをθに変換、さらにdeg単位にする
と、撮り子の回転角θは、・・・・・・(13) ・・・・・・(14) α=−ε十F丁7  、 β=−ε−rr二「また、t
くτ では、D(t−τ)−〇・・・・・・ (16) である。nは振り子の角振動数を表し、振動数fin(
Hz)とは、 n=2πfin          ・・・・・・(1
7)また、pは外部加速度の角振動数で、その振動数r
outとは、 J)=2πrout          ・・・・・・
(18)なる関係がある。また、εはダンパの強さを表
し、減衰定数りを用いて ε=nh            ・・・・・・(1つ
)と書くことにする。
従来の傾斜角検知器の例を第11図と第12図に示す。
第11図において、1は非磁性導電体たとえばアルミ等
の金属で出来た振り子、1aはスリット穴、1bは図示
せぬ筐体に固定された図示せぬ軸受けによって支持され
る振り子1の回動軸、6はダンパ用の磁石、3は発光素
子、4は受光素子である。発光素子3から出た光は、撮
り子1のスリット1aを通過の後、受光素子4上に光彩
を照するが、筐体の傾斜により振り子1が傾くと、受光
素子4上の光彩の位置が変化する。このため、傾斜角に
応じた電気信号が受光素子4から出力される。一方、振
り子1が回動すると磁石6により振り子1上に渦電流が
発生し、この渦電流と磁石6の磁場との相互作用により
、振り子1に制動力が与えられ、ダンパとしての働きが
生ずることになる。振り子1は、通常、扇形あるいは、
これに類する形を成し、回動軸1bは振り子1の上部に
位置するため、その固有振動数は概ね3〜10H2程度
のものである。 第12図において、5は板バネ、6は
板バネと一体をなす磁石、7は磁気抵抗素子等の磁電変
換素子である。板バネ6の上端は、図示せぬ筐体の一部
18に固定されている。また、これらの部品は、図示せ
ぬ容器内に満たされたシリコーンオイル等の液体の中に
全体あるいは一部が浸漬されており、ダンパを形成して
いる。筐体の傾斜により、磁石6の重さのために板バネ
5が曲り、磁気抵抗素子7との相対位置が変化する。こ
のために、傾斜に応じた電気信号が出力されることにな
る。この場合の板バネ5による揺動体の固有振動数は、
通常、5〜10数Hzに達する。
以上の様な従来例に見られる揺動体は、その構造上、固
有振動数が数H7jX上の高いもので、これらは、加速
度に対し、容易に反応してしまう。
この様子を(12)および(13)式によって表すと第
13図、第14図の様になる。但し、計算に当っては、
rin=31−IZ 、 h =3とした。
振り子の振動数finについては従来例の中で最も低い
もの、また、減衰定数りについては従来例としては最も
大きいものを採用した。また、衝撃加速度については、
通常の車の走行状態を想定し、ΔV=0.6 m/se
c 、  r=0.2sec(0,3G)とした。
第13図において、横軸は外部から与える振動加速度の
j辰動数、縦軸は揺動体の振れ角を表す。
図は、外部振動の加速度が振幅1Gで与えられたとき、
従来例の固有振動数3)−12の揺動体の撮れ角で数H
z以下の外部撮動に対し10〜数10deoの振れを示
している。
また、第14図において、横軸は時間、縦軸は揺動体の
撮れ角を表す。急激な加速度に対し、揺動体が大きく振
れていることを示している。
この様に、第13図、第14図によると、従来例の揺動
体は加速度に対し容易に反応していることがわかる。
そこで、これらの不具合点を解決すべく、従来より、加
速度の影響を受けない傾斜計が考案されている。(例え
ば実用新案公開56−134614゜特許公開58−1
31510) 第15図は実用新案公開56−134614による傾斜
計のブロック図を示す。図において、8は傾斜角検知器
、9は水平方向加速度検知器、10は加速度−角度変換
回路、11は減算回路である。傾斜角検知器8から出力
される信号は、傾斜角信書と水平方向加速度信書が胛在
したものであり、この信号から水平方向加速度検出器9
の信号を減算回路11で減算することにより真の傾斜角
信号を得ている。
また、第16図は、特許公開58−131510による
傾斜計のブロック図を示す。第16図において、12お
よび13は加速度検出器で、それぞれ斜面に平行な加速
度と垂直な加速度を検知する。これら2つの検知器から
得られる信号は両者とも重力加速度すなわち傾斜信号と
このシステムを載せた被測定体の加速度の信号の両方を
含んだもので、2つの信号から得られる連立方程式をA
/D変換器14でA/D変換の後、演算器15で解くこ
とにより斜面の傾斜角を針幹している。
しかしながら、この様な傾斜計によると、傾斜角検知器
ないしは加速度検知器が2つ必要なこと、2つの信号を
演算するための演樟器が必要なこと等、システムとして
大型となり、コストも極めて高いという欠点を有するも
のである。
に発明の目的および主たる構成】 本発明は、この様な点に鑑みてなされたもので、加速度
に対し容易に反応しない傾斜角検知器を極めて簡単な構
成で提供するものである。
すなわち、傾斜角検知器の揺動体の固有振動数を1Hz
以下の低いものとすることにより、通常の車載時におけ
る加速度の影響を受けなくすることが可能となる。
以下に、その作用について説明する。
(12)および(13)式によると、振り子の振動数f
inすなわちnが小さい程振り子の回動角は小さいこと
がわかる。この様子を従来例と同じ条件で計算したグラ
フにして第7図および第8図に示す。比較のため従来例
を破線で併記した。
第7図において、横軸は外部から与える振動加速度の振
動数、縦軸は揺動体の振れ角を表す。
本発明による揺動体(0,5H2および1Hzのもの)
は、併記した従来例に比較し、振れ角が激減しているこ
とがわかる。
また、第8図において、横軸は時間、縦軸は揺動体の振
れ角を表す。本発明による揺動体は、併記した従来例に
比較し、第7図と同様に撮れ角が非常に少いことがわか
る。
このように、第7図、第8図によると、本発明によれば
、実用上、加速度に対し反応しない傾斜角検知器を提供
することができる。
K具体的実施例】 以下、本発明に係る傾斜角検知器を説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示す側面部分断面図であ
る。図において、1は非磁性導電体たとえばアルミ等の
金属でできた振り子、1aは振り子1に穿設されたスリ
ット穴、1bは回動軸、2はダンパ用磁石、3は発光素
子、4は受光素子、16は軸受け、17は筐体である。
また、第2図は、第1図の振り子1のみの正面図である
。振り子1を除く各部品の構成、1幾能は第11図と同
様であるので、説明は省略するが、本発明に係る振り子
1について詳細に説明する。
本実施例の振り子1は、回動軸1bをはさみ上下に2つ
の扇形部を持ち、上側の扇形部のモーメントは下側の扇
形部のモーメントより若干小さくなっている。このため
、振り子1全体のモーメントすなわち上述の2つのモー
メントの差は小さく、振り子1の重心は下側扇形部の上
部にあって回動軸1bに近接している。一方、振り子1
の慣性モーメントは扇形部が2つあるため大きくなって
いる。この様に構成された振り子1の固有振動数f(H
z)は、下側の扇形部のモーメントをMl、慣性モーメ
ントを11  、上側扇形部のそれらを、それぞれM2
.  h  とすれば、 となる。すなわち、Ml  、 Mz  、  I+ 
 、  b  を適当な値とすることにより、1Hz以
下の固有振動数をもつ振り子を小型に構成することかで
舟ス 笛’I 1P L−平1ト朱址外仔古飽小仁hヱ
l−おいては、上側の扇形部がないため、低い振動数を
もつ振り子を作ることが極めて困難であり。
事実上、不可能であることは(20)式から明らかであ
る。例えば、従来例すなわちMl  =0゜12 =O
において、IHzの振り子を作成すると数1oca+〜
1+++の大きさになってしまう。
第3図は、本発明の第2実施例の振り子を示す側面図、
第4図は第3図の振り子の正面図を示している。本実施
例では、第2図における上側扇形部の代りに重り1Cを
付加したもので、重り1Cの機能はモーメントMz 、
慣性モーメントI2  を構成することにある。
また、第5図は本発明の第3実施例の撮り子を示す側面
図、第6図は第5図の正面図である。
振り子1は、板バネ5により支持され、板バネ5の上端
は図示せぬ筐体の一部18に固定されている。
以上、第1図〜第6図に示した実施例においては、振り
子1に全てスリット穴1aを設け、発光素子3と受光素
子4による光変換方式による揺動量変換手段を用いたが
、他の変換手段たとえば磁気抵抗素子、ホール素子等の
磁気的手段、歪みゲージ等のカー電気変換手段を用いて
も良い。また、ダンパとして、磁石による磁気ダンパを
用いたが、他のダンパたとえばオイル等の液体ダンパを
用いても良い。
K発明の効果】 以上説明したように、本発明による傾斜角検知器は、1
Hz以下の揺動体によって構成されるため、被測定体の
加速度に対し、事実上、反応せず、正しい傾斜角を検知
できるという優れた性能を有するとともに、構造が極め
て簡単なため、安圃に製造できるという特徴をもつもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す側面部分断面図、第
2図は本発明の第1実施例の振り子を示ず正面図、第3
図は本発明の第2実施例の振り子を示す側面図、第4図
は本発明の第2実施例の撮り子を示す正面図、第5図は
本発明の第3実施例の振り子を示す側面図、第6図は本
発明の第3実施例の振り子を示す正面図、第7図は本発
明の外部振動加速度に対する反応を示すグラフ、第8図
は本発明の外部衝撃加速度に対する反応を示ずグ盪フ、
第9図は外部から与えられる振動加速度をメ′すグラフ
、第10図は外部から与えられる衝撃加速度を示すグラ
フ、第11図は従来例を承り斜視図、第12図は他の従
来例を示す概略側面図、第13図は従来例の外部振動加
速度に対する反応を示すグラフ、第14図は従来例の外
部′fT撃加速度に対する反応を示すグラフ、第15図
は従来例(加速度不感型)を示すブロック図、第16図
は他の従来例(加速度不感型)を示すブロック図である
。 特許出願人  ジエコー株式会社 第1図 第2図 第3図     第4図 椿昏!+8廊人 ジ、コー株式会社 第9図      笥10図 第11図 ′M12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  1Hz以下の固有振動数をもつ揺動体と、該揺動体の
    揺動量を電気信号に変換する揺動量変換手段とを備えた
    ことを特徴とする傾斜角検知器。
JP685185A 1985-01-18 1985-01-18 傾斜角検知器 Pending JPS61165617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP685185A JPS61165617A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 傾斜角検知器

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JP685185A JPS61165617A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 傾斜角検知器

Publications (1)

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JPS61165617A true JPS61165617A (ja) 1986-07-26

Family

ID=11649737

Family Applications (1)

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JP685185A Pending JPS61165617A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 傾斜角検知器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0540869U (ja) * 1991-11-07 1993-06-01 株式会社豊田中央研究所 粘弾性測定用剛体振子

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925410B2 (ja) * 1976-03-01 1984-06-18 ソニー株式会社 受信機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925410B2 (ja) * 1976-03-01 1984-06-18 ソニー株式会社 受信機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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