JPS61161349A

JPS61161349A - 湯水混合装置

Info

Publication number: JPS61161349A
Application number: JP106285A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Yonekubo; 寛明米久保; Yasuo Kidouchi; 城戸内　康夫
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-01-08
Filing date: 1985-01-08
Publication date: 1986-07-22
Anticipated expiration: 2010-02-01
Also published as: JPH079302B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、湯と水の混合比率を調節して適温を得る給湯
用の湯水混合装置に関するものである。

従来の技術従来のこの種の湯水混合装置には、例えば特開昭５６−
１４６６８号公報に見られるものがあったが、本願によ
シ近い公知例として市販製品で第２図、第３図に示すよ
うなものがあった。（例えば東向機器（−衛生設備機器
総合カタログ′８３〜’８４Ｐ１８１　、Ｐ２Ｓ５）第２図は定量止水付サーモスタットジャワバス金具の外
観図であり、湯温設定つまみ１にて混合湯温を設定し、
切替つまみ２の操作で蛇口３側かシャワー４側か給湯先
を選択し、定量に達したら混合湯の供給を停止するには
定量止水つまみ５を操作して量を設定するものである。

この器具の流路構成を第３図に示す。湯流路６と水流路
７から供給される湯と水は、湯温設定つまみＩＫよシ混
合湯温か設定される混合弁８によシ混合比率が調節され
、混合湯流路９を経て切替兼流量制御弁１０に至る。切
替兼流量制御弁１ｏは切替っまみ２により蛇口３あるい
はシャワー４のどちらかを選択するとともに流量を調節
する。混合湯を積算し一定量に達した段階で自動的に供
給を停止するためＫ、切替弁１０から分岐してバイパス
１１が設けられている。バイパス１１の途中には流量を
検出して積算する流量検出積算機構１２、及び流量検出
積算機構１２により動作される止水弁１３が設けられて
いる。

この定量上水付サーモズクットシャヮバス金Ａの作用を
述べると、湯温設定つまみ１を操作して得たい混合湯温
を設定し、切替兼流量制御弁１０をまず蛇口３側に切替
えたとする。湯流路６と水流路７より送られた湯と水は
混合弁８で混合され、適温となって切替兼流量制御弁１
ｏを経て蛇口３から供給される。切替兼流量制御弁１ｏ
をシャワー４側に切り替えると蛇口３からの混合湯の供
給は停止され、シャワー４のみから供給される。定量止
水を行なう場合は切替兼流量制御弁１０をバイパス１１
の経路に切り替え、定量止水つまみ５で清算流量値を設
定すると、連動して止水弁１３が開成され給湯が開始さ
れる。バイパス１１を混合湯が流れることにより、流量
検出積算機構１２内の羽根車が回転し、流量値が積算さ
れて行く。

この時混合湯はバイパス１１から切替兼流量制御弁１０
以降に合流され、蛇口３から例えば浴槽へ給湯される。

定量値に達した段階で、流量検出積算機構１２の動作に
より、止水弁１３が閉成され給湯は自動停止する。

発明が解決しようとする問題点しかしながら上記のような開成では、次のような問題点
があった。

（１）定量止水を行なう場合、切替兼流量制御弁１０、
流量検出積算機構１２、止水弁１３を経て給湯が行なわ
れるため、圧力損失が大きくなり混合湯が少量しか供給
できないという問題があり、浴槽のお湯張シに時間がか
かる。

（２定量止水を行なうために専用の止水弁１３が必要で
あり構造が複雑で高価なものとなる。

（３）定量止水時の操作が、混合湯温を設定するための
湯温設定つまみ１の操作、流路をパイバフ１１側に切り
替える切替つまみ２の操作、清算流量値を設定する定量
止水つまみ５の操作、と３種類ありかつ使用の都度操作
をやり直す必要があり使い勝手が悪かった。

本発明はかかる従来の問題を解決するもので、定量止水
のための専用の止水弁の廃止を図るとともに、圧力損失
の低い湯水混合装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために本発明の湯水混合装置は、
湯と水の混合比率を調節する混合弁と、この混合弁を駆
動する混合弁駆動装置と、混合湯温検出器と、混合湯流
路から分岐するシャワー流路と蛇口流路と、シャワー流
路と蛇口流路を切り替えるとともに流量調節を行なう切
替兼流量制御弁と、この切替兼流量制御弁を駆動する制
御弁駆動装置と、混合湯量を検出する流量検出器と、混
合湯の給湯先と、給湯条件を設定する設定器と、前記混
合湯温検出器、流量検出器及び設定器の信号に基づいて
、前記混合弁駆動装置及び制御弁駆動装置を制御する制
御器をもって構成するものである。

作　　用本発明は上記した開成によって、混合弁にて設定器で設
定した混合湯温が得られるように混合比率を調節し、混
合湯を切替兼流量制御弁でシャワーあるいは蛇口に切り
替えるとともに、設定器で設定した流量蒲算値に達した
段階で切替兼流量制御弁を動作させて止水を行ない、切
替兼流量制御弁でシャワーと蛇口の切り替え、流量調節
および定量止水時の止水をするとともに定量止水時には
切替兼流量制御弁と流量検出器を経て混合湯を供給する
ものである。

実施例以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図において、湯流路１４と水流路１５を経て供給さ
れる湯と水は、まず弁框体１６内の湯と水の圧力を均圧
化する調圧弁１７に入る。調圧弁１７で均圧化された湯
と水は、混合弁１８にて混合比率が調節される。混合弁
１８は、湯側弁体１９と水側弁体２０が軸２１を介して
外部に設けた混合弁駆動装置２２によシ駆動される。駆
動装置２２は、モータ２３、ギヤボックス２４、直線運
動変換機構２５からなシ、混合湯流路２６に設けた混合
湯温検出器２７の信号能に基づき後で詳細するように制
御器２８によシ制御される。′混合湯流路２６からはシ
ャワー流路２９と蛇口流路３０が分岐しており、分岐部
には給湯先の切り換えと、給湯の停止や流量調節を行な
う切替兼流量制御弁３１が設けられている。

切替兼流量制御弁３１は、シャワー側弁体３２と蛇口側
弁体３３が両端をヌトノパー３４．３５で規制され、は
ね３６で離反する方向に付勢され、両弁体が軸３７に貫
通されて軸方向に自由度を持って設けられている。軸３
．７が外部に設けた制御弁駆動装置３８により図におい
て左右に駆動されることによシ、左側に押し込まれた状
態から右側へ移行するに従って■蛇口３９への給湯→■
蛇口３９、シャワー４０双方とも止→■シャワー４０へ
の給湯という順に切り替えができるようになっている。

蛇口３９の近傍には設定器４１が設けられており、設定
器４１は混合湯温設定部４２、給湯スイッチ部４３、流
量設定部４４、表示部４５を有している。まだシャワー
４０の近傍には設定器４６が設けられており、混合湯温
設定部４７、給湯スイッチ部４８および表示部４９を有
している。５０は流量検出器であり、全体構成の簡素化
と誤動作を防止を図るだめ切替兼流量制御弁３１の下流
の蛇口流路３０内に設けられている。制御器２８へは、
この流量検出器５０の信号、混合湯温検出器２７の信号
、設定器４１．４６の信号が取り込まれるとともに、混
合弁駆動装置２２、制御弁駆動装置３８に制御信号が伝
えられる。

次にこの実施例の作用を述べる。

シャワー４０の設定器４６の給湯スイッチ部４８をオン
にして、混合湯温設定部４８で欲しい湯温を設定すると
、まず制御器２８を介して制御弁駆動装置３８が駆動さ
れ、シャワー側弁体３２が流路を開成し湯と水の流動が
開始される。湯流路１４と水流路１５を有する弁框体１
６内に入った湯と水は、まず調圧弁１７で圧力が均圧化
され、続いて混合弁１８で混合比率が調節される。混合
湯の温度は混合湯温検出器２７で検出され、制御器２８
で混合湯温設定部４７の設定値と比較され、両者の温度
偏差をなくすような混合比率に、制御器２８の働きで駆
動装置２２を介して混合弁１８が制御される。

混合湯は切替兼流量制御弁３１、シャワー流路２９を経
てシャワー４０から供給される。この時の混合湯温は混
合湯温検出器２７で検出した混合湯温信号が、制御器２
日を介して設定器４６の表示部４９に表示される。次に
蛇口３９から給湯したい必要が生じた場合は、設定器４
１の給湯スイッチ部４３をオンとする。この時、設定器
４６の設定は解除され、設定器４１の指示が優先される
ようになっていて、切替兼制御弁３１は蛇口流路３０を
開成し、シャワー流路２９を閉成するように制御弁駆動
装置３８で駆動される。混合動作はシャワー４ｏの使用
時と同様に、混合湯温設定部４２の設定値が得られるよ
うに混合弁１８が制御される。設定器４１の流量設定部
４４には瞬時流量を設定する機能が付いており、設定さ
れた流量が得られるように流量検出器５０の信号と設定
値に基づいて制御器２８が切替兼制御弁３１を制御し、
開度を調節する。混合湯温と瞬時流量値は設定器４１の
表示部４５に表示される。次に定量止水を行なう場合は
、設定器４１の流量設定部４１で定量止水を選択すると
、その時点から流量検出器５０の信号が制御器２８で清
算される。予め定めた値になった時点で、制御器２８の
指令で制御弁駆動装置３８が切替兼制御弁３１を駆動し
、蛇口３９から例えば浴槽への給湯を停止する。なお、
これらの用途に利用される流量検出器５０は、切替兼流
量制御弁３１の下流に設けているだめ、シャワー使用時
に流れの乱れによシ誤動作するととが防止できている。

本実施例においては、設定器４１は混合湯温、瞬時流量
、清算流量の設定ができるため、１ケ所で給湯条件が設
定できるとともに、従来のつまみ操作のような型操作で
なく軽いタッチで操作ができる効果を有する。また、流
量検出器５０は切替兼流量制御弁ａ１の下流に設けてい
るため、構造が簡素化できるとともに誤動作を防止でき
る効果を有する。

発明の効果以上のように本発明の湯水混合装置によれば次のような
効果が得られる。

（１）定量止水時に混合湯は、切替兼流量制御弁と流量
検出器を経るだけで給湯が可能であり、従来のような止
水弁を廃しているため、構造が簡単で圧力損失も少なく
、かつ安価に提供できる。

（２）　　シャワーと蛇口の切り替え、流量調節、定量
止水時及び通常使用時の給湯の停止が、一つの切替兼流
量制御弁で可能なため、これらの機能を果すだめの駆動
装置が１つで済む。

（３）混合湯温検出器、流量検出器の信号を利用して給
湯の状態を表示することが容易にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における湯水混合装置の断面
図、第２図は従来の湯水混合装置の外観図、第３図は同
装置の流路構成図である。１４・・・・・・湯流路、１５・・・・・・水流路、１
８・・・・・・混合弁、２２・・・・・・混合弁駆動装
置、２６・・・・・・混合湯流路、２７・・・・・・混
合湯温検出器、２８・・川・制御器、２９・・・・・・
シャワー流路、３ｏ・川・・蛇口流路、３１・・・・・
・切替兼流量制御弁、３８・・・・・・制御弁駆動装置
、４１．４６・川・・設定器。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名３θ
・・・唯東口線号塔ダσ　　　４４第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）湯流路と水流路を経て供給される湯と水の混合比
率を調節する混合弁と、この混合弁を駆動する混合弁駆
動装置と、混合湯の通る混合湯流路に設けた混合湯温検
出器と、前記混合湯流路から分岐するシャワー流路と蛇
口流路と、前記シャワー流路と前記蛇口流路を切り替え
るとともに混合湯の流量を制御する切替兼流量制御弁と
、この切替兼流量制御弁を駆動する制御弁駆動装置と、
混合湯流量を検出する流量検出器と、混合湯の給湯先と
給湯条件を設定する設定器と、前記混合湯温検出器、流
量検出器及び設定器の信号に基づいて前記混合弁駆動装
置及び制御弁駆動装置を制御する制御器よりなる湯水混
合装置。
（２）設定器は給湯条件として混合湯温、瞬時流量、積
算流量の設定を行なう特許請求の範囲第１項記載の湯水
混合装置。
（３）流量検出器は切替兼流量制御弁の下流に設けた特
許請求の範囲第１項記載の湯水混合装置。