JPS6116092Y2 - - Google Patents

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JPS6116092Y2
JPS6116092Y2 JP1979003612U JP361279U JPS6116092Y2 JP S6116092 Y2 JPS6116092 Y2 JP S6116092Y2 JP 1979003612 U JP1979003612 U JP 1979003612U JP 361279 U JP361279 U JP 361279U JP S6116092 Y2 JPS6116092 Y2 JP S6116092Y2
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JP
Japan
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blade
slicing blade
roller
slicing
veneer
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JP1979003612U
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JPS55102510U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スライス刃の刃高よりも狭い刃口
を、液潤されて材料と転り接触するローラにより
構成させ、材料圧縮の際に突板に擦傷を生じさせ
ない装置に関する。
従来のスライサーにおいては、スライス刃の手
前に設けた刃口金の角部にエツジ材を固着し、こ
のエツジ部と前記スライス刃との間に形成される
刃口をスライス刃の刃高よりも狭くすることによ
り、突板の削成前に材料を圧縮させて削成の際、
突板に裏割れを生じない様にし、裏割れ防止には
効果を上げているが、前記の様に固着したエツジ
材との滑り接触により材料を圧縮するときは、摩
擦面を水等により潤滑しても、突板にささくれや
擦り傷を生じて製品の商品価置を著しくさせる欠
点があつた。
本考案は、この欠点を解消するためになされた
もので、刃口金の欠円溝に液潤されるローラを収
容し、このローラの欠円溝よりの突出部をエツジ
として、スライス刃との間にスライス刃の刃高よ
りも狭い刃口を形成させることにより、突板削成
前の材料圧縮が液潤されるローラと材料との転り
接触により行われるため材料に擦傷を生じない装
置を提供することを目的とする。
次に本考案に関する装置を図面に基いて説明す
れば、下記の通りである。
図中1はスライサーにおけるテーブルで、機台
2上に設け、その中央部に送材に対して所要の斜
交角を与えたスライス刃3を取付け、スライス刃
3の手前には刃口金5を取付けてある。6は刃口
金5にその長手方向に設けた欠円溝で、欠円部を
スライス刃3に対応させてある。7は欠円溝6内
に回転自在に嵌合したローラで、欠円溝6から露
出する周面の一部分をエツジ部とし、このエツジ
部とスライス刃3との間に形成される刃口tの巾
が、刃高hよりも狭くなる様に設定して、欠円溝
6に嵌合する周面と溝6との間には、材料8に悪
影響を与えない水等の潤滑液を開閉弁9の操作に
より加圧タンク10から供給する。11はテーブ
ル1の上方に対設した昇降体で、機台2の一側に
樹立したコラム12に昇降自在に支持させ、減速
電動機13により回転される送りねじ14で所望
の範囲内で昇降させる。15は昇降体11に支持
させたベルト式の送材部材で、昇降体11の前部
と、後部とに軸16,17支したローラ18,1
9に無端状に張設し、その中間にテーブル1に対
応する多数の抑えローラ20を係合させてある。
21は送材部材15を駆動する可逆式の減速電動
機で、一定方向のみへ連続回転させ、送材部材1
5による一定方向の送材を行わせたり、又、交互
に回転方向を変換して材料8に往復送りを与えた
りするものである。
上記の通り構成される本考案の装置において、
開閉弁9を開いてタンク10から欠円溝6とロー
ラ7との間へ突板を汚染する錆を生じさせないた
めに防錆剤を添加した水等の潤滑液を供給した状
態において、テーブル1上へ材料8を供給し、こ
の材料8を供給すると、材料8はスライス刃3に
より削減される直前に、欠円溝6から突出する周
面の一部をエツジ部として、この部分と前記スラ
イス刃3との間にスライス刃3の刃高hよりも狭
い刃口tを形成するローラ7へ接触し、このロー
ラ7が欠円溝6との間に供給される潤滑液により
潤滑されて材料8に従動回転するため、材料8は
ローラ7との転り接触によりその表面をこすられ
ることなく圧縮だけを行われ、その後にスライス
刃3により切削されて、裏割れと表面のささくれ
や擦り傷を生じない優良な突板4に加工されるも
のである。
上記の様に本考案に関する装置は、スライス刃
物に対応させて刃口金に設けた欠円溝に、この溝
から突出する部分がエツジ部となり、スライス刃
の刃高よりも狭くなる刃口を形成するローラを収
容して、このローラを潤滑液により潤滑させたか
ら、突板削成の際、前記ローラは材料と転り接触
して、材料をこすらずその圧縮のみを行うため、
スライス刃により削成された突板は、圧縮により
裏割れを防止され、且つ、その表面にこすれによ
るささくれや、擦り傷を生じないから、高品位で
仕上げによる歩減りも少い優良製品が得られるも
のである。
殊にこの装置は、刃口金のエツジ部に欠円溝を
設け、この欠円溝に液膜により潤滑されるローラ
を回転自在に嵌合して、その周面の一部をエツジ
部とした簡単な構造で、一般のスライサーに容
易、且、安価に実施してその機能を充分に発揮さ
せ得る大きな実用的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの装置を使用したスライサーの側面
図。第2図は装置の構造を示す拡大縦断側面図。
第3図は刃口金の位置設定を示す説明図である。 尚図中1はテーブル、3はスライス刃、hは刃
高、tは刃口、4は突板、5は刃口金、6は欠円
溝、7はローラである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーブルに取付けたスライス刃の手前に刃口金
    を対設して、そのスライス刃に対応する部分に巾
    方向に欠円溝を形成し、該欠円溝に之から突出す
    る部分がエツジとなり、前記スライス刃との間に
    スライス刃の刃高よりも狭くなる刃口を形成させ
    るローラを回転自在に収容し、このローラと前記
    欠円溝との間に潤滑液を供給することを特徴とし
    たスライサーにおける突板の擦傷防止装置。
JP1979003612U 1979-01-13 1979-01-13 Expired JPS6116092Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979003612U JPS6116092Y2 (ja) 1979-01-13 1979-01-13

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JP1979003612U JPS6116092Y2 (ja) 1979-01-13 1979-01-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55102510U JPS55102510U (ja) 1980-07-17
JPS6116092Y2 true JPS6116092Y2 (ja) 1986-05-19

Family

ID=28807756

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JP1979003612U Expired JPS6116092Y2 (ja) 1979-01-13 1979-01-13

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JPS55102510U (ja) 1980-07-17

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