JPS61160903A - 電圧非直線抵抗体の課電劣化判定方法 - Google Patents
電圧非直線抵抗体の課電劣化判定方法Info
- Publication number
- JPS61160903A JPS61160903A JP60000808A JP80885A JPS61160903A JP S61160903 A JPS61160903 A JP S61160903A JP 60000808 A JP60000808 A JP 60000808A JP 80885 A JP80885 A JP 80885A JP S61160903 A JPS61160903 A JP S61160903A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- current
- deterioration
- waveform
- application
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、例えば電気系統におけろ過電圧保護装置等に
使用される電圧非直線抵抗体の課電劣化比較判定方法に
関する。
使用される電圧非直線抵抗体の課電劣化比較判定方法に
関する。
電気系統において、正常な電圧に重畳される過電圧を除
去し、電気系統や電気機器を保護するため、ナージアプ
ソーパ及び避雷器などの過電圧保護装置が用いられる。
去し、電気系統や電気機器を保護するため、ナージアプ
ソーパ及び避雷器などの過電圧保護装置が用いられる。
この過電圧保護装置には、正常な電圧ではほぼ絶縁特性
を示し、過電圧が印加されたときＫは比較的低抵抗値に
なる非直線抵抗体が用いられる。
を示し、過電圧が印加されたときＫは比較的低抵抗値に
なる非直線抵抗体が用いられる。
非直線抵抗体は炭化けい素（８ｉＣ）若しくは酸化亜鉛
（ＺｎＯ）に金属酸化物を混合した素材をプレスして成
形し、焼成して造られる。
（ＺｎＯ）に金属酸化物を混合した素材をプレスして成
形し、焼成して造られる。
ＺｎＯ系の非直線抵抗体は、小電流域における非直線特
性が急峻で、かつ、大電流域に到るまで鋭い立ち上りを
もつため、 ＳｔＣ系の非直線抵抗体を用いた過電圧保
護装置よりもすぐれた過電圧保護装置を作ることができ
る。
性が急峻で、かつ、大電流域に到るまで鋭い立ち上りを
もつため、 ＳｔＣ系の非直線抵抗体を用いた過電圧保
護装置よりもすぐれた過電圧保護装置を作ることができ
る。
これらの非直線抵抗体は、電圧電流特性の非直線性は優
れているが、長時間の定電圧ＩＮ！によって特性劣化が
起こり、もれ電流が徐々に増卯し、ついＫは暴走すると
いう問題があった。これを解決するために、組成および
製造方法の雨間からさまざまな対策が行なわれ、最近で
は定電圧課電の時間の経過に対してもれ電流が徐々に減
少する特性を有する非直線抵抗体の例も報告されている
。
れているが、長時間の定電圧ＩＮ！によって特性劣化が
起こり、もれ電流が徐々に増卯し、ついＫは暴走すると
いう問題があった。これを解決するために、組成および
製造方法の雨間からさまざまな対策が行なわれ、最近で
は定電圧課電の時間の経過に対してもれ電流が徐々に減
少する特性を有する非直線抵抗体の例も報告されている
。
ところで、非直線抵抗体の寿命評価に対する問題点の一
つに、劣化が印加電圧波形の種類により異なるという現
象があげられる。したがって、複数の電圧非直線抵抗体
の味覚劣化量を比較判定する場合には、課電時のもれ電
流の変化の程度により比較することが、従来性なわれて
いるが、印加電圧波形が異なっている場合には、仮にも
れ電流の変化が同一であったとしても、劣化量を同一と
みなすことはできなかった。このためには、たとえば特
開昭５７−１５５７０４に開示されている吸収電流法に
よる方法や、特開昭５８−７０５０４に開示されている
Ｔ２Ｏ（熱刺激電流）を用いる方法などがあるが、いず
れも測定には複雑な操作を必要とした。
つに、劣化が印加電圧波形の種類により異なるという現
象があげられる。したがって、複数の電圧非直線抵抗体
の味覚劣化量を比較判定する場合には、課電時のもれ電
流の変化の程度により比較することが、従来性なわれて
いるが、印加電圧波形が異なっている場合には、仮にも
れ電流の変化が同一であったとしても、劣化量を同一と
みなすことはできなかった。このためには、たとえば特
開昭５７−１５５７０４に開示されている吸収電流法に
よる方法や、特開昭５８−７０５０４に開示されている
Ｔ２Ｏ（熱刺激電流）を用いる方法などがあるが、いず
れも測定には複雑な操作を必要とした。
〔発明の目的〕
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、異なった
電圧波形が印加された電圧非直線抵抗体の課電による劣
化でも、有効に比較判定することのできる電圧非直線抵
抗体のｍｓ劣化判定方法を提供することを目的とする。
電圧波形が印加された電圧非直線抵抗体の課電による劣
化でも、有効に比較判定することのできる電圧非直線抵
抗体のｍｓ劣化判定方法を提供することを目的とする。
本発明は電圧非直線抵抗体の課電劣化を判定するＫあた
り、課電途中の印加電圧波形にかかわらず、電流電圧特
性測定用の特定の波形により電流電圧特性の測定を行な
い比較判定することを特徴とした電圧非直線抵抗体の課
電劣化判定方法である。
り、課電途中の印加電圧波形にかかわらず、電流電圧特
性測定用の特定の波形により電流電圧特性の測定を行な
い比較判定することを特徴とした電圧非直線抵抗体の課
電劣化判定方法である。
以下に、同一の原料・製造方法で製造された２個の試料
の一方には直流電圧、もう一方には交流電圧を印加した
場合にりいて説明する。従来は、同時間連続印加後のそ
れぞれの課電電圧（一方は直流、他方は交流）でのもれ
電流の変化等を測定していたが、前述のごとくこれでは
劣化量の判定は困難であった。
の一方には直流電圧、もう一方には交流電圧を印加した
場合にりいて説明する。従来は、同時間連続印加後のそ
れぞれの課電電圧（一方は直流、他方は交流）でのもれ
電流の変化等を測定していたが、前述のごとくこれでは
劣化量の判定は困難であった。
これに対し、本発明では味電途中、終了時等に特定の電
圧波形、例えば直流に′ｃ電流電圧特性を測定し、その
変化をみることＫより、双方の試料を比較するのである
。この方法によれば、同一の波形に対するたとえばもれ
電流等の特性により比較しているため、正確な比較判定
ができる。また、課電劣化の際の電圧波形には直流、交
流、交流の半波整流波、矩形波、三角波、前述のム一に
開披形、あるいはこれらをくみあわせてできるすべての
波形が含まれるが、本発明によればどのような波形間で
も正確な判定ができる。
圧波形、例えば直流に′ｃ電流電圧特性を測定し、その
変化をみることＫより、双方の試料を比較するのである
。この方法によれば、同一の波形に対するたとえばもれ
電流等の特性により比較しているため、正確な比較判定
ができる。また、課電劣化の際の電圧波形には直流、交
流、交流の半波整流波、矩形波、三角波、前述のム一に
開披形、あるいはこれらをくみあわせてできるすべての
波形が含まれるが、本発明によればどのような波形間で
も正確な判定ができる。
ここで本発明で電流電圧特性を測定する際に使用する特
定の波形とは、直流に限ることなく、交流、交流半波整
流波、矩形波、三角波などでもさしつかえない。ただし
、非直線抵抗体の電流電圧特性に周波数依存性があるこ
とや、装置の複雑さ、測定の容易さなどを考慮すると、
直流を用いるのがもつとものぞましい。
定の波形とは、直流に限ることなく、交流、交流半波整
流波、矩形波、三角波などでもさしつかえない。ただし
、非直線抵抗体の電流電圧特性に周波数依存性があるこ
とや、装置の複雑さ、測定の容易さなどを考慮すると、
直流を用いるのがもつとものぞましい。
実際に、相互に電流電圧特性を比較する方法としては、
たとえばｖｌｍＡ ＊ Ｖｏ、１ａ＋Ａなど数点の一定
電流値における電圧の大小を比較してもよいし、逆にあ
る一定電圧下における電流の大小を比較してもよい。
たとえばｖｌｍＡ ＊ Ｖｏ、１ａ＋Ａなど数点の一定
電流値における電圧の大小を比較してもよいし、逆にあ
る一定電圧下における電流の大小を比較してもよい。
以上説明したように本発明によれば、異なる電圧印加波
形により課電劣化した電圧非直線抵抗体の間でも正確に
かつ容易にその劣化量の比較判定を行なうことができ、
複雑な印加波形による抵抗体の寿命評価に特に有効であ
る。
形により課電劣化した電圧非直線抵抗体の間でも正確に
かつ容易にその劣化量の比較判定を行なうことができ、
複雑な印加波形による抵抗体の寿命評価に特に有効であ
る。
本発明の実施例を以下に説明する。
電極径２０鵡、厚さ２１ＥＩＩの酸化亜鉛系、電圧非直
線抵抗体を用いて、第１ｖＡＫ示す電圧波形による、一
定温度下（１２０℃）での課電試験を行なった。
線抵抗体を用いて、第１ｖＡＫ示す電圧波形による、一
定温度下（１２０℃）での課電試験を行なった。
なお、ここでＡ−に開披形とはサイリスタバルブのアノ
ード・カソード間に発生する電圧波形をいう。課電によ
る劣化の程度を比較評価する方法は、すべて課電途中で
、いったん課電を停止し、直流の電流電圧特性を測定し
、直流の一定電圧下におけるもれ電流の値により相互比
較した。ここで、一定電圧下とｄ１室温での１ｍＡの通
電時の端子間電圧（ｖ１ｆｆｉム）に対する印加直流電
圧の割合（ｐｌが各々０．７ 、０．８ 、０．９であ
る電圧について行なった。これらを時間に対してプロッ
トしたものが第２図である。これはｐ＝０．８に対して
プロットしたものであるが他のｐの値に対しても同様な
傾向が得られた。このように１本発明を用いることによ
り、同一の指標で、しかも容易に課電による劣化量の比
較判定を行なうことができることがわかる。
ード・カソード間に発生する電圧波形をいう。課電によ
る劣化の程度を比較評価する方法は、すべて課電途中で
、いったん課電を停止し、直流の電流電圧特性を測定し
、直流の一定電圧下におけるもれ電流の値により相互比
較した。ここで、一定電圧下とｄ１室温での１ｍＡの通
電時の端子間電圧（ｖ１ｆｆｉム）に対する印加直流電
圧の割合（ｐｌが各々０．７ 、０．８ 、０．９であ
る電圧について行なった。これらを時間に対してプロッ
トしたものが第２図である。これはｐ＝０．８に対して
プロットしたものであるが他のｐの値に対しても同様な
傾向が得られた。このように１本発明を用いることによ
り、同一の指標で、しかも容易に課電による劣化量の比
較判定を行なうことができることがわかる。
第１図は本発明の実施例に係る印加電圧の波形図、第２
図は特性曲線図。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 （ほか１名）第１図 （ωＡ−に開綿 ｔ’ｏ）ＤＣ （ｃ＞ ＡＣｔｃＬ）ＡＣＣキロ 第２図 ぜ 時 関
図は特性曲線図。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 （ほか１名）第１図 （ωＡ−に開綿 ｔ’ｏ）ＤＣ （ｃ＞ ＡＣｔｃＬ）ＡＣＣキロ 第２図 ぜ 時 関
Claims (2)
- （１）電圧非直線抵抗体の課電劣化を判定するにあたり
、課電途中の印加電圧波形にかかわらず、電流電圧特性
測定用の特定の波形により電流電圧特性の測定を行ない
比較判定することを特徴とした電圧非直線抵抗体の課電
劣化判定方法。 - （２）前記特定の波形は直流電圧波形であることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の電圧非直線抵抗体の
課電劣化判定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60000808A JPS61160903A (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 | 電圧非直線抵抗体の課電劣化判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60000808A JPS61160903A (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 | 電圧非直線抵抗体の課電劣化判定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61160903A true JPS61160903A (ja) | 1986-07-21 |
| JPH0564441B2 JPH0564441B2 (ja) | 1993-09-14 |
Family
ID=11483978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60000808A Granted JPS61160903A (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 | 電圧非直線抵抗体の課電劣化判定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61160903A (ja) |
-
1985
- 1985-01-09 JP JP60000808A patent/JPS61160903A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0564441B2 (ja) | 1993-09-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Levinson et al. | ac properties of metal‐oxide varistors | |
| Alim et al. | Electrical barriers in the ZnO varistor grain boundaries | |
| Fujiwara et al. | Evaluation of surge degradation of metal oxide surge arrester | |
| US3742419A (en) | Integral sensor for monitoring a metal oxide varistor | |
| US4495482A (en) | Metal oxide varistor with controllable breakdown voltage and capacitance and method of making | |
| US2284423A (en) | Measuring instrument | |
| US4155262A (en) | Metal oxide varistor pressure sensor and method | |
| Bassi et al. | Early prediction of surge arrester failures by dielectric characterization | |
| Lat | Analytical method for performance prediction of metal oxide surge arresters | |
| Nahm | The effect of sintering temperature on electrical properties and accelerated aging behavior of PCCL-doped ZnO varistors | |
| JPS61160903A (ja) | 電圧非直線抵抗体の課電劣化判定方法 | |
| JPH0534809B2 (ja) | ||
| CA1183965A (en) | Varistors with controllable voltage versus time response | |
| Bui et al. | Electrical characteristic degradation of ZnO varistors subjected to partial discharges | |
| JPS60238770A (ja) | 避雷器の動作責務試験方法 | |
| Bokoro et al. | The impact of harmonics on the V− I characteristic of ZnO varistors | |
| US4463268A (en) | Varistors with controllable voltage versus time response and method for using the same to provide a rectangular voltage pulse | |
| JPS5941947B2 (ja) | 酸化亜鉛バリスタの製造方法 | |
| Haddad et al. | ZnO surge arrester elements with mixed direct and 50 Hz voltages | |
| Nahm | Sintering time dependence of varistor properties and aging behavior in Co/Cr/La/Y co-doped ZnO–PrO1. 83-based ceramics | |
| Leela et al. | Study of high frequency characteristics of Metal Oxide Surge arrester | |
| JP4381854B2 (ja) | 避雷器の評価方法 | |
| JPS61129801A (ja) | ＺｎＯ素子の非直線要因判定方法 | |
| SU1143239A1 (ru) | Полупроводниковый керамический материал дл варисторов | |
| Kalsi et al. | Development of zinc oxide varistors |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |