JPS6115853B2 - - Google Patents

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JPS6115853B2
JPS6115853B2 JP13390477A JP13390477A JPS6115853B2 JP S6115853 B2 JPS6115853 B2 JP S6115853B2 JP 13390477 A JP13390477 A JP 13390477A JP 13390477 A JP13390477 A JP 13390477A JP S6115853 B2 JPS6115853 B2 JP S6115853B2
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JP
Japan
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reaction
temperature
hydrochloric acid
methylbutan
formaldehyde
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JP13390477A
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English (en)
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JPS5466613A (en
Inventor
Hidetsugu Tanaka
Haruo Tsucha
Sunao Kyo
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はピナコロンの製造法に関する。
ピナコロン(第三級ブチルメチルケトン)をア
セトンからピナコールを経て製造し得ることは有
機化学において“ピナコール−ピナコロン転位反
応”として古くから知られている(たとえば
Org.Synth.、Coll、Vol.、 459〜463頁参
照)。これは塩化第二水銀の存在下にアセトンを
金属マグネシウム(または金属アルミニウム)と
反応させてピナコールのマグネシウム(またはア
ルミニウム)塩を生成せしめ、次にこれを加水分
解してピナコールを得たのち該ピナコールを硫酸
により脱水転位させるものであり、反応式で示せ
ば下記の如くである。
しかしながらこの方法は出発原料として用いら
れた高価な金属マグネシウムまたは金属アルミニ
ウムが無用な塩に変換すること、有毒な塩化水銀
が必要なうえ、それが反応過程で大部分元素状水
銀に変換されるため完全な回収が困難なこと、大
過剰のアセトンを用いる必要があるためその回
収、再利用に大量のエネルギーが消費されること
および用いたアセトンが還元されて多量のイソプ
ロパノールを副生することなどの欠点を有する。
特に有害物質を使用しあるいは生成し、また多量
の産業廃棄物を生成することは昨今の環境問題と
も関連してこの方法の工業的規模での実施を困難
ならしめる。
また別法として、2−メチル−2−ブテンとホ
ルムアルデヒドのプリンス反応により得られる
4・4・5−トリメチル−1・3−ジオキサンを
強酸の存在下に加水分解する方法も知られている
(ドイツ特許第714488号参照)。この方法を反応式
で示せば次の如くである。
しかしながらこの方法も、ピナコロン収率が低
く、かつ多量の粘性副生物を生成し、さらにピナ
コロンと等モルのホルムアルデヒドが生成するた
めこのホルムアルデヒドをピナコロンから分離・
回収し再利用する必要が生じ、これらのことが反
応工程ならびに製品純度の面で欠点となる。
かくの如き欠点を有する上記方法の改良法とし
て、無機酸の存在下2−メチル−2−ブテンまた
は2−メチル−1−ブテンあるいはこれらブテン
類の酸付加物にホルマリンを徐々に添加すること
によりピナコロンを得る方法が提案されている
(特開昭51−82212号公報参照)。この方法によれ
ばピナコロンが一段の反応で前記ドイツ特許に記
載の方法よりも改善された収率で得られる。
しかしながら、この方法は、原料のブテン類が
低沸点化合物であるため該公開特許の実施例1に
記載の如く反応および原料の貯蔵設備にブライン
を用いるか耐圧の設備を用いる必要があること、
またブテン類のかわりにこれらブテン類の酸付加
物を原料とした場合にはその貯蔵等に高価な耐蝕
性の設備が必要であること等の不利な点を有す
る。さらにこの方法は、最も優れた反応結果を与
える無機酸である塩酸を用いた場合、使用した塩
酸を循環再使用するにあたり極めて大きな欠点を
有する。すなわち塩酸を用いる場合、反応系に供
せられる塩酸は該公開公報に記載の如く20〜40%
の濃度、特にその実施例で用いられている様に満
足できる結果を得るには少なくとも30%の濃度を
有することが必要であるため、反応中に添加され
たホルマリン等により希釈された塩酸を反応後循
環再使用するにあたつては濃縮等の方法により所
定の濃度に戻されねばならないが、塩酸は塩化水
素濃度20.24%において水と共沸し最高共沸温度
を示すため通常の蒸留では該濃度以上に濃縮する
ことは極めて困難である。新規な濃塩酸を加える
ことにより所定の酸濃度に高めることも可能であ
るが、この方法を用いると酸の量が不可避的に増
大し、廃棄されるべき酸の量が増え、しかも廃棄
に際しては中和が必要であるため著しい不利を招
く。
本発明者等は前記公開特許方法が有する上述の
ような問題点を解決すべく鋭意検討した結果本発
明に到達した。すなわち塩酸を撹拌しながら、こ
れに2−メチルブタン−2−オールおよびホルム
アルデヒドを連続的または断続的に添加し、かつ
反応混合物の水相中の塩化水素濃度を反応の全期
間中5〜20重量%に保ちながら反応させることに
より上記諸問題を解決できると同時に容易にかつ
収率よくピナコロンが得られることを見出した。
本発明方法における原料の2−メチルブタン−
2−オールは大気圧下における沸点が102℃であ
るため常温常圧において液体として扱うことがで
き、またその貯蔵には特別の材質を必要としな
い。さらに2−メチルブタン−2−オールを原料
とすることにより希薄な塩酸の存在下でも十分に
優れた反応結果が得られることが判明した。した
がつて本発明方法によれば塩酸を循環再使用する
ことが極めて容易であり、かつ使用後の塩酸の一
部を廃棄する必要もない。
2−メチルブタン−2−オールは石油化学にお
いてナフサをクラツキングしてエチレンを製造す
る際に得られるC5留分からたとえば特公昭38−
5655号公報に示された方法により工業的に得るこ
とができ、本発明方法に用いられる場合には必ず
しも純粋である必要はなく、たとえば任意の割合
の3−メチルブタン−2−オールを含んでいても
よい。
またホルムアルデヒドとしては工業的に入手可
能なすべてのものが本発明に適用でき、たとえば
安定剤としてメタノールを数%含んでいてもよい
5〜70重量%濃度の水溶液およびパラホルムアル
デヒドなどが用いられる。貯蔵および使用上の観
点からは特に15〜55重量%濃度の水溶液が好まし
い。またホルムアルデヒドは2−メチルブタン−
2−オールまたは/および3−メチルブタン−2
−オールのヘミホルマールまたは/およびホルマ
ールのかたちでも使用できる。
2−メチルブタン−2−オールに対するホルム
アルデヒドの使用量は通常0.5〜1.5倍モルであ
り、この範囲を起えても本発明は実施できるが、
2−メチルブタン−2−オールおよびホルムアル
デヒドの損失ならびに製品ピナコロンの品質低下
等の不利益をもたらす。特に上記使用割合を0.8
〜1.1倍モルにするのが好ましい。
本発明の方法によれば、反応混合物の水相中の
塩化水素濃度はホルムアルデヒド水溶液による希
釈、反応の進行により生成する水あるいは反応中
における塩化水素ガスの反応系外への逃散等によ
り反応期中に変化するが、前述の公開特許方法が
必要とする濃度よりも低い濃度でも本発明方法を
実施することができる。すなわち本発明方法にお
いては、反応混合物の水相中の塩化水素濃度が反
応の全期間中5〜20重量%に保たれているならば
満足できるピナコロン収率を得ることができる。
原料の2−メチルブタン−2−オールに対する塩
酸の使用量は塩化水素に換算して1〜5倍モル、
特に1.5〜3.5倍モルが好適である。用いられた塩
酸は反応後有機相から分離され、必要に応じて濃
縮その他の方法で前記濃度範囲に調整され循環再
使用される。
反応は水以外の本発明に不活性な希釈剤の存在
下で行うこともでき、かかる希釈剤としては飽和
炭化水素類、塩素化炭化水素類およびケトン類、
例えばメチルブタン、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、塩化ブチル、1・1・1−トリクロルエタ
ン、1・1・1・2−テトラクロルエタン、四塩
化炭素、ピナコロン等の疎水性の化合物を挙げる
ことができる。しかし希釈剤の使用によつて特に
利益がもたらされることはない。
反応温度は40〜200℃、特に50〜150℃の範囲が
好ましく、さらに反応の後期において少なくとも
80℃以上の温度で反応を仕上げる必要がある。反
応は大気圧以上の圧力、通常大気圧〜20Kg/cm2
間の圧力下で行われる。反応混合物の沸点以上の
反応温度を用いる場合、反応圧力は該反応温度に
於ける該反応混合物の自圧が適当であり、不活性
ガスによる加圧は特に必要でない。
反応方法として、塩酸を撹拌しながら40〜200
℃の反応温度に保ち、これに2−メチルブタン−
2−オールおよびホルムアルデヒドを連続的また
は断続的に添加しながら反応させる方法が用いら
れる。本発明方法は連続式、回分式の何れの方法
によつても実施できるが、不均一相の反応である
ので激しい撹拌状態で反応を行わねばならず、ま
た同じ目的のため界面活性剤の存在下で反応を行
うこともできる。反応時間は出発原料の使用量、
塩酸の濃度および量、反応温度その他によつて当
然変化するが、通常1〜20時間である。
反応後の反応混合物よりピナコロンを取得する
方法としては、(a)有機相を水相から分離したのち
該有機相をそのまま、あるいは必要に応じて中和
したのち蒸留に供する方法、(b)反応混合物を中和
したのちそのまま、あるいは有機相のみを蒸留に
供する方法、(c)反応混合物をそのまま蒸留に供す
る方法等が用いられる。(a)または(c)の方法を用い
るならば水相の全部または一部を反応系に循環し
再使用することが可能であるがピナコロンの効率
的な分離・取得の面からは(a)の方法が好ましい。
蒸留方法としては水蒸気蒸留や通常の常圧または
減圧蒸留が用いられる。
本発明により得られるピナコロンは溶剤とし
て、また濃薬やゴム薬品等の合成中間体として工
業上有用である。
次に本発明を実施例によりさらに詳しく説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。なお実施例中、%は特にことわりがな
い限り重量%を意味し、収率は反応に用いたホル
ムアルデヒドに対するモル%を意味する。
実施例 1 撹拌機、還流冷却管、温度計および滴下ロート
を備えた1の四頚フラスコに20%濃度の塩酸
456gを入れ撹拌しながら92℃で2−メチルブタ
ン−2−オール88gと30%濃度のホルマリン100
gの原料混合溶液を滴下ロートから7時間にわた
つて導入した。原料溶液の導入とともに反応系は
還流しはじめ、1時間後には反応混合物の温度は
89.3℃となり、導入終了時には、83.8℃となつ
た。導入終了後さらに3時間還流させた結果還流
温度は85.0℃まで上昇した。反応混合物を室温に
まで冷却し水酸化カルシウムにより中和した。有
機相を分離しガスクロマトグラフイーにより分析
したところ原料の2−メチルブタン−2−オール
は残存せず、ピナコロンの収率は74.2%であつ
た。
比較例 1 実施例1と同じ装置に20%濃度の塩酸456gお
よび2−メチルブタン−2−オール88gを仕込み
撹拌しながら昇温させ56.8℃になつた時点で30%
濃度のホルマリン100gを滴下ロートから導入し
始め、6.5時間で導入を終了した。ホルマリンの
導入とともに反応混合物の温度が上昇し、還流が
始まり、ホルマリン導入終了時には還流温度90.3
℃となり、さらに3時間還流させた結果90.5℃と
なつた。得られた反応混合物を実施例1と同様に
処理し分析したところ、原料の2−メチルブタン
−2−オールは残存せず、ピナコロンの収率は
50.7%であつた。
実施例 2 20%濃度の塩酸456gのかわりに20%濃度の塩
酸を200g用いて実施例1と同様に反応を行なつ
た。原料混合液の導入を82℃で開始し、7時間に
わたつて導入したところ、導入終了時の還流温度
は78.6℃であつた。さらに2時間還流させた結
果、還流温度は82.6℃まで上昇した。反応混合物
を実施列1と同様に処理し分析したところピナコ
ロンの収率は63.9%であつた。
実施例 3 実施例1と同様の2の反応器に10%濃度の塩
酸1460gを入れ、撹拌しながら昇温させ、103℃
になつた時点で2−メチルブタン−2−オール88
gおよび34.7%濃度のホルマリン84.6gの混合液
の導入を開始し6時間にわたつて導入した。導入
終了時の還流温度は84.0℃であつた。導入終了後
3時間還流させた結果、還流温度は88℃まで上昇
した。得られた反応混合物を実施例1と同様に処
理し分析したところピナコロンの収率は68.6%で
あつた。
比較例 2 実施例3と同じ反応器に10%濃度の塩酸146.0
gおよび2−メチルブタン−2−オール88gを仕
込み、撹拌しながら昇温させ、48℃になつた時点
で34.7%濃度のホルマリン84.6gの導入を開始し
6時間にわたつて導入した。ホルマリンの導入に
つれ反応温度が上昇し還流が始まつた。ホルマリ
ン導入終了後3時間還流させた結果、還流温度は
90.5℃まで上昇した。得られた反応混合物を実施
例1と同様に処理し、分析したところピナコロン
の収率は54.0%であつた。
比較例 3 撹拌機、氷冷水循環の還流冷却器、温度計およ
び微量定量ポンプに連結されたホルムアルデヒド
水溶液供給口を備えた1のフラスコに15重量%
の塩酸730g(3.0モル)および2−メチルブテン
(組成:2−メチルブテン−2−(96.8%)、2−
メチルブテン−1(3.2%))70g(1.0モル)を
仕込んで激しく撹拌しながら加熱昇温させた。液
温が42℃になつた時点で濃度が30重量%のホルム
アルデヒド水溶液の導入を開始し、6時間で100
gを導入した。この時の温度は90.4℃であつた。
さらに3時間撹拌下に還流させたところ、温度は
90.8℃になつた。反応混合物を水酸化ナトリウム
で中和したのち、蒸留して有機物を水と共沸的に
留出した。この際留出水は連続的に蒸留フラスコ
に戻すことによつて、留出水相への有機物の分配
量を抑えた。得られた有機相をガスクロマトグラ
フイーにより分析したところピナコロン収率は、
用いられた2−メチルブテンおよびホルムアルデ
ヒド基準で48.6%であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩酸を撹拌しながら、これに2−メチルブタ
    ン−2−オールおよびホルムアルデヒドを連続的
    または断続的に添加し、かつ反応混合物の水相中
    の塩化水素濃度を反応の全期間中5〜20重量%に
    保ちながら反応させることを特徴とするピナコロ
    ンの製造法。 2 塩酸を撹拌しながら40℃ないし200℃の温度
    に保ち、これに2−メチルブタン−2−オールお
    よびホルムアルデヒドの水溶液を連続的または断
    続的に同時に添加し、反応の後期において80℃以
    上の温度で反応を仕上げる特許請求の範囲第1項
    記載の製造法。 3 2−メチルブタン−2−オールに対するホル
    ムアルデヒドの使用量が0.5〜1.5倍モルである特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の製造法。
JP13390477A 1977-11-07 1977-11-07 Preparation of pinacolone Granted JPS5466613A (en)

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JP13390477A JPS5466613A (en) 1977-11-07 1977-11-07 Preparation of pinacolone

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JP13390477A JPS5466613A (en) 1977-11-07 1977-11-07 Preparation of pinacolone

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Publication Number Publication Date
JPS5466613A JPS5466613A (en) 1979-05-29
JPS6115853B2 true JPS6115853B2 (ja) 1986-04-26

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