JPS61156374A - 画像デ−タ処理装置 - Google Patents

画像デ−タ処理装置

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JPS61156374A
JPS61156374A JP59278213A JP27821384A JPS61156374A JP S61156374 A JPS61156374 A JP S61156374A JP 59278213 A JP59278213 A JP 59278213A JP 27821384 A JP27821384 A JP 27821384A JP S61156374 A JPS61156374 A JP S61156374A
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JP
Japan
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value
frequency
substance
frequency distribution
image data
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JP59278213A
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Inventor
Osamu Tsujii
修 辻井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は放射線を利用して被検査体断面の像を得てこれ
より被検葺体の構成物質頻度分布解析を行な5画像デー
タ処理装置に関するものである。
〔発明の技術的背景〕
物体の内部欠陥や組成、構造などを非破壊でしかも精度
良く測定できる装置としてコンビ。
−タ・トモグラフィ・スキャナ′(以下CTスキャナと
称する)と呼ばれる放射線断層検査装置がある。
この装置は例えば放射線源として偏平な扇状に広がるフ
ァンビームX線を陽射する放射線源と、被検体を介して
この放射線源に対峙して配され、前記7アンビームX線
の拡がり方向に複数の放射線検出素子を′配した検出器
とを用い、被検査体を中心にこの放射線源と検出器を同
方向K例えば1度刻み180°〜360°にわ念りて順
次回転操作しながら、被検体断層面の多方向からのX線
吸収データを収集したのち、コンビ、−夕等により画像
再構成処理を施し、断層偉を再構成するようにし九もの
で、断層百合位置について、組成に応じ2000段階に
もわたる階調で画像再構成できるので、断層面の状態を
詳しく知ることができる。
このよりなCTスキャナはいわゆる第3世代と呼ばれる
もので、そのほか、ペンシルビームX線を曝射するX線
源とこのX線源に対峙して検出器を設け、このX線源と
検出器とを被検査体の断面に沿ってトラバーススキャン
させ、1トラバーススキヤン終了毎に所定角度、回転さ
せて再びトラバーススキャンを行なりいわゆる第1世代
、ペンシルビームXAIを偏狭のファンビームX線とし
、検出素子を数素子持たせた検出器を用いてこれらを上
記トラバーススキャン及び回転走査させるよりKした第
1世代の改良形とも言うべき、いわゆる第2世代、被検
量体の周囲全周にわ念りて検出素子を配し比検出器と幅
広のファンビームX線を曝射するXIR源とを用い、X
線源のみ回転走査させるhわゆる第4世代など種々の方
式のCTスキャナがある。
一般に産業用CTスキャナは被検査体である製品等の非
破壊横置を行うため罠用いられているが、CTスキャナ
の特徴である組成別の解析能力を利用して被検査体の構
成物質の頻度解析を行おうとする試みが成されてhる。
被検査体の構成物質の頻度分布解析が笑現できれば1組
成のわからない被検量体の成分分析を手軽く行うことが
可能となり、また、成型品等の欠陥発生部分等における
組成とのかかわり、あるいは組成変化による欠%発生の
メカニズムなどの解析の糸口にもなるなど、その応用が
期待されるところである。
ところで、周知のよりにCTスキャナは被検査体の検査
対象断面に対して種々の方向からX線を投射し、その吸
収データを収集して、これをそれぞれの投射方向別に例
えばフィルタ関数ヲ用いてコア&す、−シ冒−ン積分(
積和)L。
これによって各投射方向別1/Cfロジエクシ冒ンデー
タを得ると共に、この各デロジェクシ冒ンデータをフレ
ームメそり上に且つその方向をそれぞれの投射方向く合
わせて逆投影して、フレームメモリ上にデータを重ねて
ゆく、これKよりフレームメモリ上の各画素位置には逆
投影データの累積値が残り、これは被検天体検量対象断
面台位置でのX線吸収率に対応した値を示している1こ
の値をCT値と云い、組成に対応した値を示す。
従りてフレームメモリ上のデータ(再構成偉のデータ)
より、その各画素のデータ(CT値)をみれば、組成が
わかることになる。
しかしながら、CTスキャナにおける再構成画像はその
マトリクスサイズが一般に512×512程度であり、
最も細かいものでも1024X1024程度である。そ
の理由は画素数を増やすKは放射線検出器の素子数をそ
れに見合うように増やす必要があり、を念1画素数が増
えれば再構成演算に要する時間が増大すること、更にメ
そり容量が大きくなることなどの点からコストの増大を
も招き、従って、実用上適正なマトリクスサイズとして
512X512程度のものが主流を成している。
ところが、この程度のマトリクスサイズの場合、組成の
分布と頻度を調べるに当りて次のような問題が生ずる。
すなわち、上記マトリクスサイズにおいて、1画素当り
の面積を考えると被検査体断面の1.0〜0.3 m角
程度に該当する。
一方、その面積中に入る分子の数は膨大なものとなる。
従りて、分子単位で解析するには物理的には無理である
もののタイヤ等のようにワイヤ、布、ゴム等からなるよ
うな各々の組成がかなりの面積を占める被検査体では分
布頻度解析が十分な精度で可能であると考えられる。
しかしながら1通常、1.0〜0.3w角の画素中には
例えばその画素が複数の物質の境界位置にある場合など
では、いくつかの異なる物質が、しかもその画素内面積
中における比率に応じた寄与率でCT[K影響を与える
こと、及びデータ収集に使用するX@のゆらぎの影響を
受けることなどの理由から思うような成果が得られない
・ これらの5ち、前者の要因は後者の要因よりも相対的に
小さいので、後者の要因は頻度解析の上で、最も大きな
障害となる。
すなわち、単一物質で作られた被検量体くついてその再
構成画像よりCT値頻度分布を見てみると、単一組成で
あることから本来ならば第7図C&)の如く特定CT[
Mの位置に全頻度が集まらなければならない、ところが
、実際には第7図(b)の如くとなり、CTiMを中心
にある拡がりをもりて正規分布に近い分布を持つことと
なる。
その原因はX線のゆらぎによるものが主であることはす
てに述べた。
一般K n aの光子(7オトン)は6個のゆらぎをも
って測定される。すなわち、断面を測定するための信号
がすでに雑音を含んでいると云うことである。故にSN
(信号/雑音)比はである。
このことにより、単一の物質の断層偉を得てCT値の頻
度分布をとりてみると、第7図(a)のようにならず、
WI7図(b)のようになる、この現象が物質の頻度測
定を難しくしている。
ここで従来提案されて込るC T 18から物質毎の頻
度を求める手法について説明しておく。
今、被検査体が人、B二種の物質より構成されているも
のとする。この被検査体の再構成偉のCT値頻度分布は
上述の理由から第8図(i)の如きとなり、従来におい
てはこの頻度分布の示す二つの山の中間のCT値を閾値
としてこの閾値より小なるCT値は物質A、大なるCT
値は物質Bとして各々の領域の頻度を数えることでA。
B冬物質の頻度を知るようにしてtn72゜この場合、
物質A、BのCT値仕分布例えば図のa 1 e b 
1であるかも知れず、従りて、閾値で分割する手法は厳
密さく欠け、信頼性が低い。
更に第8図(bJ K示すように多種類の物質A、B。
C,Dが混在する場合は本来の各物質A−D各各の分布
がa j * b J @ c 2 @ d Jであう
たとしてもその全体としての頻度分布はHの如くとなる
ので、一層識別が困難となる。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑みて成されたもので。
その目的とするところは、被検査体断面の再構成画像デ
ータから該断面の構成各構成物質の頻度を高精度に測定
することのできるようにした画像データ処理装置を提供
することにある。
〔発明の概要〕
すなわち上記目的を達成するため本発明は。
雑音成分を含んで物質毎の階調値に変動を生じた画像デ
ータより前記物質の画像上における頻度を解析する装置
として、画像データを受けてこれよりその階調値の実頻
度分布を求める手段と、各物質毎の中心平均階調値のピ
ーク値及びその階調値の広がり係数及び平均中心階調値
のうち既知のものを設定する設定手段と、この設定手段
により与えられる各設定値をもとに画像データにおける
全物質での推定頻度分布を雑音による階調値の広がりを
反映した関数にもとづいて計算するとともに前記画像デ
ータの実頻度分布を基準に前記推定頻度分布を比較し、
両者が近いか否か、t−判定してこの判定の結果近くな
論ときはその差に応じた修正量を与えて各物質 ・毎に
上記計算を繰返し、前記推定頻度分布を実頻度分布に漸
次近付ける演算手段と、前記近くなった時はその推定頻
度分布より各物質毎の頻度を計算する手段とより構成し
、既知の項目に従りて推定頻度分布を求め、前記基準階
調値頻度分布に該推定頻度分布の近いか否かを調べて、
その結果、近くな論ときは未知の項目に対する修正量を
与えて基準となる1!頻度分布に近くなるように推定頻
度分布を広げ両者の分布が近くなったとき、前記設定手
段の各物質毎の中心平均階調値頻度のピーク値及びその
階調値の広がり係数及び平均中心階調値をもとに各物質
毎の頻度を計算するようKする。
具体的には本発明は、雑音成分を含んで物質毎の階調値
に変動を生じた画像データより前記物質の画僚上におけ
る頻度を解析する装置として、画像データを受けてこれ
よりその階調値の実頻度分布を求める手段と、各物質毎
の中心平均階調値のピーク値及びその階調値の広がり係
数及び平均中心階調値のうち既知のものを設定する設定
手段と、前記設定手段により与えられる各設定値をもと
に画像データにおける全物質での推定頻度分布を計算し
、近似を進めるときは与えられた前記既知項目の設定値
及び未知項目の修正量をもとく雑音による階調値の広が
りを反映し九関数にもとづhて計算する手段と、前記実
頻度分布を基準に前記推定頻度分布を比較し、推定頻度
分布が実頻度分布に収束するか否かを判定する手段と、
この判定の結果収束していないときは近似を進めるため
、その差に応じ各物質毎に前記設定手段の設定項目のう
ち未知の項目の値の修正量を求め前記設定手段に与える
修正量演算手段とを備え、既知の項目に従って推定頻度
分布を求め、前記基準階調値頻度分布に該推定頻度分布
の近似が収束しているか否かを調べ、収束していなりと
きは未知の項目に対する修正量を与えて近似を進め、近
似が収束したとき、前記設定手段の各物質毎の中心平均
階調値頻度のピーク値及びその階調値の広がり係数及び
平均中心階調値をもとに各物質毎の頻度を計算するよう
にする。
すなわち、物質毎の平均階調値(及びその広がり係数も
不明のときはこの広がり係数も)を変えて推定階調値頻
度分布を作成し、夷除の画像データから得られ九階調値
頻度分布と比較して両者が近似するまでこれを繰返して
、近似した時点での推定階調値頻度分布をもとに物質毎
の頻度を計算する。
〔発明の実施例〕
以下4本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
ところで、第7図(b)で説明した広が9は数学的に表
現すればガウス分布(正規分布と同形)で近似できるこ
とが知られている。これはX線のフォトン数1体が正規
分布の如くゆらぐことを考えれば納得できることである
。そこで、第9図のような広がりをガウス関数 で表現することにする。但し、人は頻度のピーク値、M
はCT値の中心値、BはMを中心とするCT値の分布幅
に対応する広がり係数である。
ここで、本発明の詳細な説明する。
CTスキャナで得られた再構成画像(以下、07画像と
称する)内のある部分のヒストグラムが第2図の如く得
られたとする0本発明では。
まず、このCT画偉の各画素データであるCT値のヒス
トグラムと、この画像を得た被検量体断面の構成物質の
種類(N)、この各物質のCT画偉上における平均CT
値(Ml)とそのCT値の広がり係数(B1)を知る。
これらがわかると次に逐次近似により各物質毎のピーク
値At(但し、l=1.2.・・・N)を求める0次に
それぞれの物質のガウス関数から第2図の点線H&14
6b14 、 e14のような各物質毎のCT値広がり
範囲内での物質頻度の和を計算で求めて物質の頻度とす
る。近似を進める場合の評価関数には2乗誤差を用す、
共役傾斜法で近似を進める。
第1図に上記手法により近似が進んで最終結果である第
2図の状態に至る経緯を順に示す。
第1図(1)に示すようにある07画像のCT値分布頻
度がTの如きであつたとする。この07画像の構成物質
とその種類Nは通常既知である場合が多い・ すなわち、07画像を得た被検量体の断面にはどのよう
な物質が含まれているか、そして、その物質はどのよう
な広がり係数を持りているか等と云ったことはこのよう
な分析を行う場合、既知であることが多いので、物質の
種類N、各各の物質の平均CT値Ml 、広がり係数B
lを既知として取り扱りても本発明の価値が下るもので
はない。
第1図に説明を戻す、CT値分布頻度がTであり次とし
、N* ML Blは既知であることから、まずはじめ
に第1図(轟)の如く、各物質とも頻度のピークをTに
おける各平均中心CT値Ml。
M2.M3での頻度より大幅に低いそれぞれ同一ピーク
レベルに設定し、このときの各々の物質の頻度分布al
l、bll、e13を求める。
次にこの各頻度分布a 11 + b 11 * c 
11におけるTとのピーク値の差を各物質の平均CT値
について求め、次に各々の差に応じ、差の大なるものは
大きく、また、差の小なるものは小さい適宜な値を加え
た祈念なピーク値を設定し、このときの各々の物質の頻
度分布a 12 # b 12 *C12を求める(第
1図(b))。そして、各112゜b12.e12を加
えて得られる頻度分布のパターンとTとを比較し、差が
あれば更に前回と同様にその差に応じ適宜な値を加えた
新たなピーク値を設定し、このときの各々の物質の頻度
分布a13.b13.e13を求める(第1図(c) 
) 。
そして、各a13.b13.c13を加えて得られる頻
度分布のツクターンとTとを比較して差があれば再び上
述の操作を繰り返す、このようにしてゆくとついにはT
のツクターンにほぼ一致する頻度分布が得られ(第1図
(d)) 、このときの各各の物質の頻度分布a 14
 # b 14 * c 14が、各各の物質の頻度と
云うことになる。
このように、本発明は既知数をもとにヒストグラムC1
1皮類度(CT値頻度)がわかれば良く、グラフ化する
必要はない)を何個かのダウス関数で近似しようとする
ものである。以下、CII物質の個数N、各物簀の平均
CT @ Mj 、広がり係数BJが既知の場合。
一つの物質のCT値分布を先に! (1)式で示した如
く 念だし、A 、 B>0 と表わすと、これから形成される推定したヒストグラム
(頻度分布)He(k)は のように表わせる。ここでこの推定したヒストグラムH
s(k)を実際OCT画像のヒストグラムH(k)に近
いか否かを判定する必要がある。その判定には、評価関
数Jを用いるが、この評価関数としては第3式を用いる
ここで、  (H(k))’は使用したCTスキャナの
特性により定まる項で再構成に用いたデータ数に応じた
寄与の度合、すなわち、重み付けを設定するものである
。また、H(k)は実際の07画像におけるCT値の頻
度分布であり、He(k)は予測頻度分布を示してbる
第3式は最小二乗法によるものであり、評価は定量的に
行なう必要があるので上述の評価関数を用いている。
次に第3式の説明を讐る。第3式におけるで分布してい
ることを示している。 (H(k))”は重み関数でW
は一般に0〜20間で適宜に選ぶ。
今、仮りに!=1とするとヒストグラムの頻度H(k)
が大きい程、評価値に与える影°響を大きくすることを
意#〔、マー0とすることは頻度H(k)が評価関数に
与える影響を均等にすることを意味する。実際にはw 
= Qとせず、w = 0.5〜1.0程度が適当であ
る。
すなわち、07画像より抽出するデータ数の多・少に応
じ、各データに対するWの重みが変るので、4000〜
5000点程度のデータを扱う本装置の場合、Wは0.
5〜1.0程度が適正な値と考えられる。従って、デー
タ数の増減に応じ、適宜Kwを設定するものとする。
重み関数を設けることの意味は頻度が高いところのH(
k)の方が小さいところよりもデータとして信頼度が大
きいことから全体の頻度から考えて信頼性の高論データ
の寄与率が信頼度の低いデータの寄与率よりも高くなる
ようにすると云りことである。これを第3図に示す0図
はたて軸に頻度、横軸にCT値をとうてあられしたヒス
トグラムの一例であり、t、n、mはそれぞれ区間を示
して−る。この場合、頻度の高い■の区間の方が夏、■
の区間よりもデータとしての信頼度が大きい。
の意味を説明する。
これはCT値別の実CTi1mにおける頻度と推定した
ヒストグラムの頻度との差の2乗を表わしている。
以上説明したIf!r3式の如く評価関数を決めてこれ
を最小化するようにし、最小化した時点での推定ヒスト
グラムH・(k)をもってHe(k)がH(k)に近似
したものとする。このときの近似の進め方としては共役
傾斜法を用いる。
この共役傾斜法とは、1952年にM、 RHe5te
nseとE、5tief@lによりて発表された連立−
次方程式を逐次近似で解く手法である。ここではそれを
最小化問題に利用する。
すなわち、仮定したよりに物質の個数N、平均CT([
Mi、広がり係数1は既知であるから、それぞれの物質
毎の頻度A」(j=1.2.・・・N)を求めれば良い
ここで、Qolを五番目の近似値のベクトルとする。1
番目の近似における物質毎の頻度をAj(1)とすると
QO)は Q(1) =  (A、(凰) A(1) Aj(1)
、−−0−A話)、 A哩 )  −−−−−= (4
)1番目の近似解から(t+1)番目の近似解を求める
式は@5式で与えられる。
Q(1”l) = q(1) +(71)xp(1) 
    、0..0.(5)ここでP(1)は(1+1
)番目への修正方向を示すベクトルでα0)は(α+1
)番目への修正スカラ量である。P(1)とα(1)が
決まれば近似は進行することになる。
まず、修正方向P(1)を説明する。A(11における
勾配(傾き)は (但しt冨l、2.・・・、N) で求められる。これをベクトルで表現すると第7式の如
くとなる。
G(1) = CG、(1) G(1) G(i)・・
・・・・G!1)lG、、(t)、  ・・・・・・(
7)ベクトルGを用い友修正方向Pは第8式の如く表わ
すことができる。尚、修正方向Pを勾配を用いて第8式
のように表わすことを共役傾斜法と云う。
ここで(G(1)g(1) )は内積を表わす、tた、
G(+)は誤差の方向を示している。
次に修正スカラ量α01を説明する。それは評価関数J
をαで微分し、Wc9式の如くこの微分値がOKなるよ
うにαを選ぶことにする。
以下、α0)を求める式を示す、但しサフィックス0)
は省略する。
=0                 ・・・・・・
00第11.12式の如くおくと、第10式はu(sc
) = AIy(k)+αP、(k)      ・・
・・・・0となり、この第13式からα0)は この結果、第7式により修正方向Pが、ま几、第14式
によって修正量αが与えられた。
次に初期値の説明をする。初期値は偏見のないものとし
て第15.第16式のように定める。
但し、物質構成の近い断面偉でのデータがあれば第15
式にはそれを用いると良い。
Q(’)=O=(00・・・・・・00)  ・・・・
・・α9P(0)= O= (00−・−OO)   
・−・−(1G(但しくOO・・・・・・00)はN個
のOである)次に収束条件を明確にする。共役勾配法は
N回(QはN次ベクトルである)以下で収束することが
保証されているが、評価関数に重みの項を付加した関係
上、収束条件を決め、近似をそれ以上性なわないようK
する方が得策である。
従って、収束条件を定める。
実測データによるヒストグラムH(k)が、その頻度の
平方根を標準偏差としてゆら−だ分布であるとすると、
理想的な近似すなわち、雑音を取り除いた近似が出来た
ときの評価関数Jの期待値E(J )は第17式で表わ
すことができる。
実際には第17式に係数β(但しβはl近傍の実数)を
設けた第18式を収束条件とする。
最後に近似解Aが決定されているから物質の頻度(その
物質に相当するCT値を持つCT両画像ピクセル数)を
求めるまでの過程を説明する。
今、物質tのピクセル数8tはAtが決まったことから
第19式で求めることができる。
これを1=1.2.・・・Nにつ込て求めると物質の頻
度解析が出来たことになる。
(II)物質の個数N、各各員質それぞれの平均CT値
Mjが既知で広がり係数Bjが未知の場合。
すなわち1人とBが未知の場合。
この場合は求める近似解Q(1)を第20式のよ5に定
義する。
1番目の近似から(1+1)番目の近似解は第5式と同
様に*21式で表わされる。
2N次元のベクトル Q(1+1 ) = Q(i)+ (!(1)X p(
i)       −0−0−@f)次に修正方向、(
1)を求める。近似解Q(1)における実CT値ヒスト
グラムH(k)K対する誤差を示す勾配Q(1)は第2
2式、第23式で表わされる。G(1)からPO)は第
8式で求めることができる。
ただしm子t−N 次に修正スカラ量α(1)を説明する。
これは評価関数 が最小になるようVC1次探索法によジαを選ぶ。
次に初期値を考える。この場合、Ajについては(1)
のケースと同様に*えれば良い、また、Bj(コ=1.
2.・・・N)は′0′″と置かずにl′″と置くこと
によりて第25a式、第25b式で示すものを用いる。
ただし、前述したように近−断面のBjがわかるならば
それを用いれば良?、Q、Pの初期値Q(0) 、 P
(o) ハ N個     N個 2N個 最後に収束条件は〔!〕のケースと同様のものを用いる
(第18式)。
(ID物質の個#xNが既知で平均CT値町及び広がり
係数Bjが未知の場合。
この場合は求める近似解Q(1)を第26式のように定
義する。
Q(1)= (A/1)AJll・・・A昌、(t) 
n1l)n!lil・・・屹いJo(1)  (1) 
 (II  (1)M、  M2  ・・・M)l−1
町 )   ・・・・・・(至)1番目と(i+1)番
目の近似解の関係は〔■〕のケースと同様に第21式で
表わされる。すなわち。
Q(i+f)=。(1)+(!(1)XP(1)   
     、、−、、@但し、MとPは3N次元のベク
トルとなる点が異なる。ここで修正方向P(1)を求め
る。
Q(1)における勾配G(1)は第27式、第28式、
第29式で表わすことができる p(1)とG(1)の
関係は第8式で表わされる。
との第27式は第22式と同じである。
このa!28式は第23式と同じである。但し、m社t
−N 但し、m = 1−2 N 次に修正スカラ量α0)を決める。これはCII)と同
様に、1次探索法によりもとめる。
次に初期値を考える。これも〔l) 、 CHI)のケ
ースと同様に第30式、第31式で示すような最も偏見
のなり値を用いるが、物質構成の近い断面像でのデータ
があればそれを用いるようにしても良い。
3N個 ここでQ(0)中の平均CT[Mjの要素を同一値にし
ない方が収束上、良い。
最後に収束条件であるが、これは(1)のケースと同様
に第18式を用いる。
以上、〔!〕動物質個数N、各物質の平均CT値町、広
がり係数B3がすべて既知の場合、[11Nと町が既知
でBjが未知の場合、(II[)Nのみ既知で町とBJ
が未知の場合の頻度分布の求め方について説明し九。
次にこれを実際に装置として実現する場合について説明
する。ここでは第3世代CTスキャナを例にとって説明
するが、他の世代OCTスキャナにも適用できるもので
ある。第4図は本装置の基本的構成を示すプロ、り図で
あり、図中1はスキャナ本体である。2は所定の拡がり
幅を持つファンビームX@を曝射するX線源(放射線源
)である、3はこのXR源2に対峙して設けられた放射
線検出器であり、この放射線検出器3は多数の微少な放
射線検出素子をファンビームX線の拡がり方向に並設し
てあり、空間分解能をもってX線源からのX線強度を検
出することが出来る。ここで、X線源2と各放射線検出
素子を結ぶX線通路をX線ノ9スと言い、各放射線検出
素子はこのX線/4ス上の放射線の強度に応じた信号を
出力する。また、前記スキャナ本体1には撮影領域を中
心に上記X線源2と放射線検出器3とを対峙して保持す
ると共にこれらを所定角度刻みに順次一方向く回転走査
をする回転架台を有している。4はこの回転架台の撮影
領域に配置された被検査体であり、5は上記X線源2の
管電流、管電圧およびX線曝射制御等を行うX線コント
ローラである。6はスキャナコントローラであり、上記
スキャナ本体1の上記回転架台を回転駆動制御するもの
でアル。7はシステムコントローラであり、CPU(中
央処理装置)により構成されていてシステム全体の制御
を司る。8はコンソールであり、操作者がシステムに対
して各種の指令等を与えるためのものであって、システ
ムに対する各種操作指令やデータ等の入力などを行うこ
とが出来る。9はデータ収集装置であり、上記放射線検
出器3の各放射線検出素子出力信号をそれぞれ受けて、
■変換し、X線吸収データとして出力する。10は前処
理装置であり、データ収集装置9で収集された各グロジ
ェクシ璽ン毎の吸収データを受けて、これに対し、対数
変換、rイン補正、オフセット補正等の前処理を施すも
のである。11はコンゲル/ぐであり、上記前処理装置
10の出力する前処理済みのデータをフンぎり、−シ璽
ンするものである。
12はこのコンプリ、−シ冒ン後のデータをそのデロゾ
エクシ璽ン方向に逆投影して断層像を再構成するパ、ク
デロジェクタである。上記10.11.12により再構
成装置を構成している。13は、この逆投影し友再構成
画像のデータを記憶するメモリであり、14はこのメモ
リ13の記憶データのうち、所望の範囲のCT値(放射
線吸収のレベルに応じた値としてのデータ)を例えば白
黒濃淡像として出力したり。
或いはメモリ16の読み出しデータを映像信号として出
力する画像変換器である。15はこの画像変換器14の
出力を受けて画像として表示するCR’L’表示器であ
る。
上記メそす16はシステムコントローラ7のゾロ、ダラ
ムやそのプログラム実行に必要な作業領域、その他必要
なデータの1時保持などに用いられる。11は頻度演算
装置であり1画像メモリ13に格納されているCT画偉
をもとく前述したCI)〜[111〕の各ケースの演算
を行って各物質毎の頻度を求めるものである。18は大
容量外部メモリであり、例えばフロ、ピディスク装置等
であって、データ等の保存に用いる。
このような構成において、まず初めに操作者がコンソー
ル8を操作してシステムを起動させ、スキャンを開始(
撮影を開始)させると、システムコントローラ2はスキ
ャンコントローラ6を制御してスキャナ本体1における
回転架台の所定角度刻み(例えば0.6°)の回転駆動
制御を行い、texaコントa−ラ5を制御して上記所
定角度刻みの回転が成される毎に所定に管電流、管電圧
を所定に時間幅分、X線源2に与える。これよりX線源
2からは順次パルス的にファンビームX線FBが曝射さ
れる0回転架台の回転中心位置(撮影領域)Icは被検
査体4が配設されており、また、回転架台にはX線源2
と検出器Jとが上記回転中心を介して対峙して取付けで
あるので、X線源2は被検査体40所定断面について順
次方向を変えながらファンビームX線FBを曝射してゆ
くことになり、このファンビームX線FBにおける各X
線ノ9スの放射線透過値は放射線検出器3の各放射線検
出素子により検出された電気信号に変換される。
そして、この変換され之信号はデータ収集装置9で収集
され1デロジエクシ讐ン(l撮影方向)毎に前処理装置
10で対数変換、ゲイン補正、オフセット補正等がなさ
れる。この処理されたデータ(lプロノエクシ璽ン毎の
各X線/4スにおけるX線吸収データ)はメモリ13に
格納され、またコン?ルパIIに与えられてコンゴリ、
−シ璽ンされ、次のバックプロジェクタ12で逆投影さ
れることKよって個々の画素位置のCT値が求められ、
このCT値による断層像が再構成される。再構成された
像はメモリ13に保存され、コンソール8から指令を与
えることにより、必要に応じて画像変換器14により所
望する範囲のCT値をCT値に応じた階調度でCRT表
示器15に表示させる。これにより、再構成像は白黒濃
淡像として表示される。
次に本発明の中心となる再構成画像中の各物質側頻度分
布演算処理部分の説明を行う。
このモードに入るにはコンソール8を操作して頻度分布
演算処理モードを指定する。するとメモリ16内の蟲該
モード実行ルーチンが実行され、07画像中の対象領域
の指定やAj、Bj。
M」、N等の項目のうち既知のもののデータ久方を促す
メツセージがCRT表示器15に表示される。従って操
作者はこのメツセージに従い、対象領域や既知項目のデ
ータをコンソール8より入力する。これによりシステム
コントローラ7はこれらデータを頻度演算装置17に渡
し、頻度演算処理を実行させる。
頻度演算装置17では第5図の70−チャートに従った
処理を行う、すなわち、まずはじめKCT画像の指定さ
れた関心領域でのCT値頻度分布H(k)を求める( 
5tep J)。
ついで、前述した初期値A(0) 、 P(0)を設定
する。
そしてこれより勾配G(0)を計算する(atす2)。
比だし、Nと町が既知でBlが未知である[11)のケ
ースとNのみ既知で町とBjが未知であるCI[l]の
ケースではAt−Mとする。
ついで5tep 3に入り、G(+) (但しiは初期
時l)を計算する。そして、5tep4に入り、修正方
向P(1)を計算する。次に5tep 5に入り、修正
スカラ量α(1)を計算する。ここで、上述のようにC
I[]とCI[[)のケースでは人の代りにMを置く。
修正スカラ量α(1)を求めたならば監+1次の近似解
A(1+1)またはM(i+1)を計算し、推定ヒスト
グラムを求める。そして1次11C5tep 6に入り
評価関数Jを計算して収束の判定を行5゜そして、この
判定が′″No”であればiをインクリメント(lh1
+1)して、5tep J K戻り、上述の計算を繰り
返す。
st@p 6において収束していると判定され友ならば
、■t@p 8 K入り、求められた各物質毎のそれぞ
れのCT値分布より各物質毎にピクセル(画素)数を拾
って加算し、その物質に対応するCT値分布内の面積を
求め、それぞれの物質の頻度とする。
このようにして各物質毎の頻度を求め、その結果はメモ
リ16あるいは大容量外部メモリ11JK入力され、ま
た、CRT表示器15に表示される。
これを更にわかり易く機能ブロック図で示すと第6図の
如きとなる。
図忙おいて6ノは予測手段で、各物質の中心平均CT値
頻度のピーク値Aj予測値設定部6ノ&、その広がり係
数Bj予測値設定部61b、平均中心CT値町予測値設
定部61cより成る。
62はH・(k)演算部で、これら予測したA4.Bj
・町の値(既知であればその既知の値)をもとく第2式
より推定ヒストグラム(頻度分布)H・(k)を計算す
るものである。63はH・(k) 、 H(k)比較演
算部であり、与えられた関心領域のCT画像データをも
とくそのCT値の頻度分布H(k)を求め、またこのH
(k)と前記求めたI(e(k)とを比較してその差を
調べ(具体的には評価関数Jによる最小値を求める演算
を行う。CI) 、 CI)のケースは第18式、〔…
〕のケースは第24式を用いる@ ) H@(k)がH
(k)に近込か否かを判定するものである。64は&(
k) 、 H(k)比較演算部63カニ否の判定を出し
九とき、He(k)演算部62の用い7t Aj、 B
J、 Mlの各項目のりちり未知となってhる項目にお
けるH(k)との差を加味して当該未知となっている項
目の修正量を第5式。
第21式により求める修正演算部であり、町。
Bj、A4の各修正量演算部641〜64cより成る。
ここでは、物質数Nは既知であることが前提であるので
、初めに平均中心CT@pi度ピーク値Aj、拡がり係
数Bj、平均中心CT値町のうち既知のものはその値を
また、未知のものは未知である旨、指示を与える。これ
Kより、平均中心CT値頻度ピーク値Aj予測設定邪6
11、広がり係数値BJ  予測値設定部61c、平均
中心CT値町予測値設定部61eに既知の値、未知のも
のでは初期値が設定される。つぎにHe(k)演算!s
#jにより、これらの各設定部61a〜61ぐの値をも
とく推定ヒストグラムHe(k)スなわち、近似解Qが
求められる。一方、H・(k)。
H(k)演算部63では設定された関心領域のCT面画
像一夕をもとにCT値の実ヒストグラムH(k)を作成
し、これを基準に前記推定ヒストグラムH・(k)が比
較される。そして、前記推定ヒストグラムJ(s(k)
が実ヒストグラムH(k)に近いか否かが判断される。
そして、否である時はH(k) K対するHe(k)の
誤差である勾配Gを求めて修正量演算N564に与える
。すると、修正量演算部64はこれをもとに平均中心C
T値頻度ピーク値1j、広がり係数Bj、平均中心CT
値町のうち未知の項目についての修正量を演算し、その
項目に対応する予測値設定部61a〜61eに与えて加
え、新たな設定値とする。この設定値をもとにふたたび
上述の演算を繰返し、推定ヒストグラムH・(k)が実
−ヒストグラムH(k)に近似するまで行う。
近似したならばそのときのHe(k)を用b、且つその
ときのAJ、 Bj、M3をもとにして各物質の頻度を
■示しなh頻度計算部にて求める。計算する領域はIC
l3図のようなガウス分布としてMを中心KM−)/丁
、〜M+7丁の範囲である。
尚、ここで、頻度を求めると云うことは第10図体)の
ようなヒストグラムから第1O図(b)のようなグラフ
を得ることである。但し、B1.B2゜B3は広がり係
数である。
これをもう少し広義に解釈すると、ノダー七ンテージR
jとしてN個の物質のうちの物ffjはの割合であると
も云える。
このように上記実施例は、被検量体の特定断面に対して
その各方向から放射線を投射する放射線源と、前記被検
査体の特定断面を透過した各方向に対する放射線量を放
射、線投影データとして検出する検出器と、この放射線
投影f−タに対して画像再構成処理を施し、前記被検量
体の特定断面の放射線透過に基づく再構成画像を得る画
像再構成処理手段を備える装置において、各物質毎の中
心平均CT値頻度のピーク値及びそのCT値の広がり係
数及び平均中心CT値を設定する設定手段と、この設定
手段により与えられる各設定値をもとに全物質での推定
頻度分布を計算する手段と、再構成画像のデータを受け
てこれよりそのCT値の頻度分布を求めるとともにこれ
を基準に前記推定頻度分布を比較し、近似するか否かを
判定するとともに近似しないときはその差の情報を出力
する手段と、この差情報を受けてその差の大きさに応じ
、各物質毎に前記設定手段の設定項目のうち未知の項目
の設定値の修正量を求め前記設定手段に与える修正量演
算手段とより構成し、基準のCT値頻度分布に前記推定
頻度分布が近似したとき、前記設定手段の各物質毎の中
心平均CT値頻度のピーク値及びそのCT値の広がり係
数及び平均中心CT値をもとに各物質毎の頻度を計算す
るよりにしtもので、放射線のゆらぎがガウス分布する
ことに着目して実CT値ヒストグラムとの比較のもとく
各物質毎の中心平均CT値頻度のピーク値及びそのCT
値の広がり係数及び平均中心CT値のうち未知なるもの
の値を調整し近似した時点でのかかる各物質毎の中心平
均CT値頻度のピーク値及びそのCT値の広がり係数及
び平均中心CT値をもとに各物質毎の頻度を求めるよう
にしたので、高精度に物質の頻度を知ることができるよ
うになる。
このほか、参考までにN、A、Bの各項目の既知、未知
の他の組合せくついて触れておく。
まず、物質数Nのみが未知の場合。
このケースは性質上、不自然である。なぜなら、頻度A
、広がり係数B、中心平均CT [Mが既知ならNは既
知のはずであるからである。
Mだけ未知の場合。
この場合は Q(1) =  CM、(1) M (1) 、、、、
、、  MN−JllJ量’  )   、  (4−
1)・・・・・・(4−2) Q(”=(1,2,・・・・・・N)      ・・
曲(4−3)とし、その他の計算はCII)のケースと
全く同じで良い。
NとAが未知の場合。NとBが未知の場合。
NとMが未知の場合。
これらのケースはBとM%AとM、AとBが既知である
など、いずれも未知項目に対するはっきりとした手掛り
となる項目の内容がわかっているのに未知項目となると
いう極めて不自然な状態である。したがって、このよう
なケースは存在しない。
AとMが未知の場合。
この場合は Q(1)よい、(1)硬)、0.AN−(八(1)M、
(1)卯)1.、、、−、(i)嘘))・・・・・・(
8−1) ただしm = l −N と置く、後は〔n〕のケースと同様である。
その他、(N、A、B)、(N、A、M)、 (N、B
、M)が未知の場合。
これらはいずれも不自然である。
このようにして、種々のケースに対応することができる
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定するこ
となくその要旨を変更しな込範囲で適宜変形して実施し
得ることはもちろんであり、例えば、使用する分布関数
としてはガウス関数の他に被検量体の粒度が細かいよう
な場合にはG(k)= A・xp((−1に−Ml)/
B)などの指数関数を用いるなど状況に応じ適宜な関数
を用いても良い。
また、突発的ノイズを抑えるために本解析処理に入る前
にコン?す、シ璽ン時に予めローフ4スフイルタをかけ
て置くようにしても良い・この場合、例えばフィルタと
しては三点長の零次補間フィルタを使えば良い。
更に本発明はCT面画像対象に話を進めてき九が、CT
面画像限るものでは無く、デジタルラジオグラフィ等の
ようなX線透過画像をディジタルデータとして扱うよう
な装置の出力画像、或いは可視光や紫外光、赤外光等に
よる光学像、テレビジ冒ン画像等物質と対応する階調度
を有する種々の画像データ一般の頻度解析に応用できる
ものである。
〔発明の効果〕
以上詳述したよりに本発明によれば画像データの物質毎
の頻度を、画像に含まれる正規雑音によるぼけを排除し
て高精度に解析ができ、ま友、比較的簡単(初等代数)
且つ、容易に実施できる等の特徴を有する画像データ処
理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
Wc1図は本発明の基本原理を説明するための図、第2
図は実ヒストグラムの一般を示す図、第3図は重み関数
を用いる意味を説明する九めの図、第4図は本発明装置
の構成を説明するための図、第5図はその頻度演算装置
における処理手順を示す7et−チャート、tjg6図
は頻度演算装置の機能プロ、り図、第7図は単一物質に
よる理想CT値ヒストグラムと実際のCT値ヒストグラ
ムの分布の状態を説明するための図、第8図は複数物質
を含む被検量体の断面像より得たCT値頻度分布と各物
質毎のCT値頻度分布の関係を示す図、第9図はCT値
頻度分布をガウス関数で近似した例を示す図、第1O図
は頻度衣めると云う意味を説明するための図である。 1・・・スキャナ本体、2・・・X、g源、3・・・放
射線検出器、7・・・システムコントローラ、8・・・
コンソール、9・・・データ収集装置、10・・・前処
理装置、11・・・コンゴルパ、12・・・パックプロ
ジェクタ、1゛3・・・画像メモリ、15・・・CR7
表示器、16・・・メモリ、12・・・頻度演算装置。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦s3図 一一一一一−N−−□   CTI II   III[ s4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 雑音成分を含んで物質毎の階調値に変動を生じた画像デ
    ータより前記物質の画像上における頻度を解析する装置
    として、画像データを受けてこれよりその階調値の実頻
    度分布を求める手段と、各物質毎の中心平均階調値のピ
    ーク値及びその階調値の広がり係数及び平均中心階調値
    のうち既知のものを設定する設定手段と、この設定手段
    により与えられる各設定値をもとに画像データにおける
    全物質での推定頻度分布を雑音による階調値の広がりを
    反映した関数にもとづいて計算するとともに前記画像デ
    ータの実頻度分布を基準に前記推定頻度分布を比較し、
    両者が近いか否かを判定してこの判定の結果近くないと
    きはその差に応じた修正量を与えて各物質毎に上記計算
    を繰返し、前記推定頻度分布を実頻度分布に漸次近付け
    る演算手段と、前記近くなった時はその推定頻度分布よ
    り各物質毎の頻度を計算することを特徴とする画像デー
    タ処理装置。
JP59278213A 1984-12-27 1984-12-27 画像デ−タ処理装置 Pending JPS61156374A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07190678A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Seibu Gas Reionnetsu Kk ブロー制御点検知装置及びスケール付着防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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