JPS61154837A - 中空積層体 - Google Patents

中空積層体

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Publication number
JPS61154837A
JPS61154837A JP28059984A JP28059984A JPS61154837A JP S61154837 A JPS61154837 A JP S61154837A JP 28059984 A JP28059984 A JP 28059984A JP 28059984 A JP28059984 A JP 28059984A JP S61154837 A JPS61154837 A JP S61154837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plywood
veneer
hollow
core
laminate
Prior art date
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Pending
Application number
JP28059984A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴置 幸夫
瀬川 一
山内 幹夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taihei Machinery Works Ltd
Original Assignee
Taihei Machinery Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taihei Machinery Works Ltd filed Critical Taihei Machinery Works Ltd
Priority to JP28059984A priority Critical patent/JPS61154837A/ja
Publication of JPS61154837A publication Critical patent/JPS61154837A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、内部に中空部分を有する積層体に係り、特に
ベニヤレース、ベニヤスライサ等の単板切削機より、厚
みを小として切削したベニヤ単板を、その繊維方向を相
互に交差せしめて積層し、折り曲げ可能な薄合板に接着
しながら、断面を連続する波型に形成して芯部を構成し
たものに関する0 「従来の技術」 従来より、木板、ベニヤ単板、紙、合成樹脂等を適宜加
工して芯部を形成し、内部を中空構造とする積層体は種
々開発され、提案されている。一般的に、この種積層体
は、他のものに比し、その重量が軽量となり、且つ中空
部分による空気断熱、防音性に優れているが、その反面
、曲げ、ねじれ、圧縮強度に劣る傾向となる。
例えば、細長に分割した木板を、桟木として芯部に採用
し、この桟木を上下部材間の幅方向に分断して配列した
ものにおいては、桟木列間に上下部材を支持するものが
何ら介在しないので、ねじれ、曲げ強度が脆弱となシ、
さらに中空部分については、圧縮強度に欠けることにな
る。
また、ベニヤ単板を芯部とするに際しては、原木の個々
の等級、切創条件等によって、切削されるベニヤ単板の
性状が相異し、且つベニヤ単板自体、繊維によって一応
の方向性を有するが、極めて脆弱であるため、管状或い
は格子状等に加工して、上下部材間に接合している。し
かしながら、この接合時、その圧締力が過大になれば、
繊維が変形されて所望の中空部分を形成することは困難
となり、究極的には繊維が破壊されることになる。
また逆に圧締力が過小であれば、接着不良の原因となる
等、製作段階に支障を伴うばかりか、芯部の強度は、曲
げ、ねじれ等に劣り、特に個々のベニヤ単板の相異によ
り、一つの積層体内においても、圧縮強度にバラツキを
生じる難点があった。
さらに、ハニカム状或いはロールコア状に加工した紙を
芯部とした場合、紙自体は木材繊維を解繊して構成され
ているので、上記ベニヤ単板に比して、繊維の方向性は
無くなるが、加工は容易となる。しかしながら、芯部の
強度は大幅に低下するため、上下部材の材質、その重量
、使用用途が限定されることになる。
さらにまた、芯部を非木質系の合成樹脂とした場合には
、製作加工が容易となる反面、ねじれ、曲げ強度に対し
てはもろく、且つ切断、鋸断等に難点があるので、その
使用用途も必然的に限定されることになる。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は斜上に鑑み、中空部分による空気断熱、防音、
軽量化を期し得ることは勿論、曲げ、ねじれ、圧縮強度
等の向上を図り、また、切断、鋸断等の製品加工性を容
易とし、さらに、上下部材の材質を任意として、使用用
途の拡充を図ったものである。
「実施例」 以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
一般的に、複数枚のベニヤ単板1に接着剤2を塗布して
、その繊維方向を相互に交差させて積層接着して成る合
板3は、個々のベニヤ単板1に内在している脆弱性を払
拭し、縦横に対する方向性を得ることによって、一定の
真直性、剛性を有するものと認識され、その使用用途も
これに基づき、壁材、床材、天井材、家具材等、真直性
が要求されるものに、幅広く展開されている。
従って、合板3は少なくとも真直度を保持できることを
目的として製造され、結果としてその最小厚みも、現状
25酊位に決定されている。
本発明においては、これら合板3に対する従来からの認
識を打破して、縦横に対する機械的強度は有するが、一
定の剛性を無視して、まず折り曲げ可能な薄合板3を製
造することに着目したのである。
しかして、この接着工程途上、未だ塑性変形し易い状態
にある薄合板3を、第3図に示す如く、その断面が連続
する波型4状で、且つ波型4の高さがほぼ同一となるよ
うに加工する。即ち、波型4の上下に位置する各頂部5
において、各層のベニヤ単板1のうち、外層となるもの
はその繊維が伸長し、また逆に、内層となるものはその
繊維が収縮する応力を伴うことになる。しかしながら、
接着剤2が未だ半ゲル化状態にある薄合板3であれば、
各頂部5における各層のベニヤ単板1の繊維は、接着剤
2によってその伸縮を拘束されることなく、応力は吸収
されて容易に加工できる。次いで、この波型4状の薄合
板3に、表面部材6と裏面部材7を介在させて、各頂部
5とホッチキス等によって物理的に係止するか、若しく
は図示の如く接着剤2を塗布し、上下より接着して一体
化した中空積層体8を得るものである。
この中空積層体8の芯層間隔は、その使用用途に応じ、
波型4の高さを決定することによって可変であり、また
、その使用用途に応じて要求される曲げ、ねじれ、圧縮
強度については、連続する波型4の各ピッチの粗密を、
適宜調整することによって対応できるものである。
また、表面部材6並びに裏面部材7の材質は、普通合板
、型枠合板、ハードボード、パーティクルボード等、或
いはこれらに突板、化粧紙等によってオーバーレイを施
しだ木質材料、まだ、石膏、セメント類等、或いはこれ
らに化粧紙、金属箔等によってオーバーレイを施した無
機質材料等、その使用用途に応じて加工し得るものであ
れば任意である。
例えば、第5図には上記木質材料のうち、型枠合板9を
表面部材6並びに裏面部材7に特定した中空積層体8が
示されており、この中空積層体8によれば、型枠合板9
の板体強度に加え、中空芯部に介在する波型4状の薄合
板3による曲げ、ねじれ、圧縮強度が得られる。尚、こ
の厚物の型枠合板9に代替し、表面部材6並びに裏面部
材7に、2.5順位の薄物の普通合板を採用すれば、壁
材、間仕切り、扉等の建築資材は勿論、机、座卓等の家
具材にも床孔に使用でき、その加工性においても優れて
いる。
また、第6図に示すものは、上記無機質材料のうち、石
膏ボード10によって表面部材6並びに裏面部材7を構
成し、難燃性を目的として天井板、壁材に使用するもの
である。この中空積層体8によれば、石膏ボード10に
は方向性がなく、脆弱であるが、中空芯部に介在する波
型4状の薄合板3による強度が得られ、建築現場におけ
る・・ンドリング、鋸断、施工等の作業が簡便となる。
「発明の効果」 以上のように本発明によれば、繊維方向を相互に交差さ
せて複数枚のベニヤ単板を積層し、折り曲げ可能な厚み
とした薄合板に接着しながら、断面が連続する波型とな
るように加工し、この連続する波型の上下に位置する各
頂部を、相対する表面部材と裏面部材間に接着して一体
化しているため、芯層の中空部分による空気断熱、防音
、軽量化が図れるばかりか、波型状の薄合板によって、
交差方向に対する機械的強度を期し得るものである0 従って、中空積層体は、曲げ、ねじれ等の発生が未然に
防止され、且つ引張強度、圧縮強度に優れており、さら
に、波型の高さ、ピッチの粗密を適宜調整し、表面部材
並びに裏面部材の材質を選択すれば、使用用途に応じた
中空積層体を任意に製造できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は合板の接着工程の説明図、第2図は合板の斜視
図、第3図は波型状の薄合板の斜視図、第4図は本発明
の一実施例を示す斜視図、第5図は本発明の他の実施例
を示す正面図、第6図は本発明の他の実施例を示す正面
図である。 1・・・ベニヤ単板、2・・・接着剤、3・・・薄合板
、4・・・波型、5・・・頂部、6・・・表面部材、7
・・・裏面部材、8・・・中空積層体、9・・・型枠合
板、10・・・石膏ボード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維方向を相互に交差させて複数枚のベニヤ単板を積層
    し、折り曲げ可能な厚みとした薄合板に接着しながら、
    断面が連続する波型となるように加工し、この連続する
    波型の上下に位置する各頂部を、相対する表面部材と裏
    面部材間に挟着して一体化したことを特徴とする中空積
    層体。
JP28059984A 1984-12-27 1984-12-27 中空積層体 Pending JPS61154837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28059984A JPS61154837A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 中空積層体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28059984A JPS61154837A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 中空積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61154837A true JPS61154837A (ja) 1986-07-14

Family

ID=17627275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28059984A Pending JPS61154837A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 中空積層体

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