JPS61153911A - 液圧式操作装置 - Google Patents

液圧式操作装置

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JPS61153911A
JPS61153911A JP28016184A JP28016184A JPS61153911A JP S61153911 A JPS61153911 A JP S61153911A JP 28016184 A JP28016184 A JP 28016184A JP 28016184 A JP28016184 A JP 28016184A JP S61153911 A JPS61153911 A JP S61153911A
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liquid
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piston
valve
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敏昭 吉積
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電力用開閉器に用いられ、開閉器の遮断及び
投入操作を行なう液圧操作装置に関する。
〔従来の技術〕
送電系統の大喜量化、高電圧化に伴って、開閉型持1こ
電力用遮断器の性能向上についての要求は強い。消弧絶
縁媒体としてSF−ガスを用いるガス絶縁遮断器の適用
は言うに及ばず、開閉速度の高速化や、開閉時間のばら
つきを少なくするなどの系統の安定化に寄与する性能の
向上が望まれて・いる。同時に、操作時の騒音を低く押
え、また機器の保守性を向上させるなど、使用時の問題
点の改善も要求されつつある。
従来、駆動源としては空気圧が一般的に用いられていた
。しかし、系統の大容量化、高電圧化に伴う機器の大形
化のために、空気圧操作装置は大形化し操作時の給排気
に伴う騒音が高くなるとともに空気圧を発生するコンプ
レッサの保守費用が増大する等の欠点があるので、その
結果油圧等の液体圧を用いる操作方式に切り替えられつ
つある。
液圧式操作装置、中でも油圧操作装置は油の非圧縮性の
故に空気圧に比べて高圧化し易く、その結果、操作時の
騒音が少な−1また装置が縮小化されるとともに高速操
作時においても応答性が良い等の数多くの利点がある。
一方、液圧操作方式においては、組立初期に液中に空気
が混入したり、液体の圧縮過程ζこおいて混入した空気
が液中へ俗解したりすれば、これらの空気のために遮断
器の応答が遅え、開閉時間がばらつくなどの問題点を有
している。
このため、従来の装置においては、組立後に長時間に旦
り多数回のならし操作を繰り返して装置内部の空気を排
出する作業が必要となり、特に変電所等に据え付けられ
た後に部品交換のための解体再組立を行なう場合、この
ような多数回のならし操作は開閉設備の復旧時間を長び
かせる原因となり変電所の運営上問題となることもある
このような問題点を解決するために、従来シリンダに作
用する高圧液体を選択的に切換える主弁の制御回路及び
差動ピストンの大受圧面に作用する液体圧力を、操作指
令の与えられた瞬時を除いて常時高圧に保つような液圧
式操作装置が提案されている。
また、これは別に、特に遮断器の操作装置にはいわゆる
「ポンピング防止機能」が要求される。
例えば、手動操作等により遮断器に投入指令を与えてい
る最中に、電力系統の異常等を除去するための遮断指令
が入った場合、同時励磁防止機能(通常は電気回路で構
成する。)が働いて、投入動作を完了した後に遮断動作
を行う。この時、遮断動作完了時になお投入指令が継続
していると、遮断器は再度投入動作を行なうことになり
電力系統の異常を継続させる可能性がある。このような
現象をポンピング動作と呼び、電気的または機械的な方
法を用いてこれを防止する機能を構成する。
第6図及び第7図はこのような従来の液圧式操作装置の
断面図を示している。図において、(υは開閉器の接触
子でロッド(2)を介して駆動装置(6)に連結され、
投入・遮断動作を行なう。駆動装置は接触子11)を駆
動する差動ピストン(3)とシリンダ+6)及びダッシ
ュポットリング(4a)、(4b)よりなる。
仁の駆動装置(6)は主弁(7)により操作されるが、
その際増巾弁T8Jを介して高圧液体の供給をうける。
なお、高圧液体は図示されていないポンプにより常に所
定圧力に維持されるアキュムレータ+9)から供給され
る。高圧液体はアキュムレータ(9)から管路四を介し
てシリンダ(6)の内部の小ピストン面側の室(5a)
に供給され、更に管路(ロ)を介して主弁(7)に供給
される。主弁(7)は相対向して配設される排出弁(ロ
)と供給弁−及びばね(18a)により構成される。排
出弁a◆のパイロット室(至)は管路(至)を経由して
増巾弁(8)から導かれる高圧液体の作用を受ける。
その結果、供給弁(2)及び排出弁(ロ)は一体となっ
て動作して主弁(7)を切り換える。すなわち、排出弁
(ロ)のパイロット室(至)に高圧液体が作用しないと
き、差動ピストン(3)の大ピストン面側の室(5b)
を介して低圧タンク(至)に連通される。一方排油弁Q
4のパイロット室(7)が高圧液体の作用を受ける時、
差動ピストン(3)の大ピストン面側の室(5b)は管
路a〃を介してアキュムレータ(9)に連通される。管
路(2)から分岐した旬Cよアキュムレータ19)から
の高圧液体を増巾弁(8)の補助供給弁曽の側に供給す
る管路である。また、管路拗はアキュムレータからの高
圧液体を、絞り一及び管路■を介してパイロット室Q]
)へ導く。遮断弁(2)の一端は管路−及び管路−を介
してパイロット室e1)へ連通し、他の一端は管路■を
介して低圧タンク(至)へ連通している。増巾弁(3)
は相対向して配設される補助排出弁α譜、補助供給弁善
及びばね(20a)から構成され補助排出弁(6)のパ
イロット室(財)に高圧液体の作用を受ける。
その結果、補助排出弁α鐸及び補助供給弁(7)は一体
となって動作し増巾弁(8)を切換える。すなわち、パ
イロット室竪vに高圧液体が作用するとき、管路(ト)
は管路−を介してアキュウムレータ(9)に連通ずる。
一方、高圧液体が作用しないとき、管路QQは管路(2
)を介して低圧タンク(ト)に連通ずる。遮断(2)は
球形弁(7)と復帰ばね(2)で構成され、操作棒(至
)を介して指令に応じて直線的に動作する遮断電磁装置
(至)により操作される。遮断電磁装置■は可動鉄心(
86a)及び固定コイル(86b)からなる。(至)は
投入電磁装置で、取付台−に固定された固定コイル(8
5b)と可動鉄心(85a)から成る。可動鉄心(+3
5a)の一端にはピン−で回動自由に取り付けられたポ
ンピング防止レバー−が設けられている。ばね−によっ
て押圧されたポンピング防止レバー@Jの側部には切欠
き(81a)があって、−の回りに回動自由なトリが一
例の一端(84C)が係合している。トリガー(財)は
ばね■によって押圧されている。(87a)はトリガー
−の停止位置を定めるためのストッパーである。トリガ
ー1841Iこは突出部(84b)が設けられている。
なお、−〜−及び(87a)で保持装置−が構成されて
いる。■はポンピング防止レバー掴に対向する位置に設
けられたポンピング防止ピンで、ばね翰によって背後か
ら押圧されている。トリガー−の、ポンピング防止レバ
ー6旧こ相対する一端(84a)は遮断器の遮断状態に
おいてラッチ關を背後から支持し、突出ピン輪とラッチ
−の係合を機械的に保持している。差動ピストン(3)
の推力によって突出ピン曽との係合が自然に解除される
ように形状が定められたラッチ關は、ばね曽によって背
後から押圧されており、そのばね力は、トリガー−とラ
ッチIm(7)係合を除去すれば、差動ピストン(3)
の推力によってラッチ關と突出ピン句の係合が自然に解
除されるような大きさである。
次に上記のように構成された従来の装置の投入時の動作
について説明する。
遮断状態を示す第6図及び第7図において、接触子1υ
を投入するために電磁装置(2)に投入指令が入力され
ると可動鉄心(85a)が駆動され、ポンピング防止レ
バー(2)が下方に移動する。このため、トリガー−の
一端(84C)は時計方向に回動を開始し、トリガー−
の端部(84a)とラッチ−の係合が解除される。この
とき、差動ピストン(3)の両受圧面(5a、5b)に
は高圧液体が同時に供給されており、この面積差によっ
て与えられた差動ピストン(3)の推力によってラッチ
−と突出ピン輪の保合が解除されて、差動ピストン(3
)は上方に移動して遮断器が投入される。このとき、ト
リガー−の回動によって突出部(84b)はポンピング
防止レバー抑を回動させ、投入指令が解除された時点に
おいて、トリガー−及びポンピング防止レバー@υは第
8図及び第9図の状態になり投入動作は完了する。
次に遮断時の動作について第10図(ζ示したタイムチ
ャートを併せ用いて説明する。図において、(Qは遮断
電磁装置■の励磁信号の人、切を、(b)は補助排出弁
α鐸のパイロット室ンυの液体圧力を、(C)は一体と
なって動作する補助排出弁(2)及び補助供給弁(7)
の位置を、(d)は排出弁α尋のパイロット室(ト)の
液体圧力を、(e)は一体となって動作する供給弁斡及
び排出弁a◆の位置を、(f)は差動ピストン面側の室
(6b)内部の液体圧力を、(g)は差動ピストン(3
)の動きを、また(呻はラッチ峙の動きを表わすタイム
チャートである。
投入状態を示す第8図及び第9図において、接触子11
)を開くために電磁装置@)に第10図(a)のa1点
で投入指令が入力されると可動鉄心(aSa)が駆動さ
れ、操作棒(2)を介して遮断弁(至)に作用し、球形
弁(至)が開かれる。その結果増巾弁(8)の補助排出
弁(6)のパイロット室ぐηは、管路−及び−を経て低
圧タンク(至)に連通し、高圧液体が第10図(b)の
べ点で排出される。これより、増巾弁(8)の補助排出
弁(2)は開口し、補助供給弁曽は第10図(C)のC
1点で閉止する。この為主弁(1)の排出弁α◆のパイ
ロット室(ト)は管路四を通して低圧タンク(至)に連
通しパイロット室(ト)内の高圧液体は第10図(d)
のd1点で排出される。主弁(7)の排出弁a◆はその
パイロット室(ハ)の高圧液体が排出されると、低圧タ
ンク(至)に連通ずる管路αηを開口するとともに対向
して配設される供給弁(至)を第10図(e)の81点
で閉止する。
これにより、差動ピストン(3)の大面積側の室(5b
)の−圧液体は、管路αηを通して第10図(0のf1
点モ排出される。その結果、図中、下方向の推力が発生
し、差動ピストン(3)は第10図(g)のg+点から
遮断方向に駆動を開始する。差動ピストン(ホ)が遮断
方向Cζ駆動を完了し、突出ピン輪がラッチ−をよぎる
(第10図は)の22点と、ばね−に押圧されたラッチ
−は、第10図(坤のh1点から軸−の回りに回動を開
始し、h8点で突出ピン…と係合する。
さらにばね(86)で押圧されたトリガー(財)の端部
(84a)とラッチ−が係合する。一方、電磁装置(至
)への指令が第10図(a)の一点で解除されると、球
形弁…が液圧力によって上昇復帰して遮断弁(2)は閉
止される。
その結果、絞り費、管路■を介してパイロット室21)
へ高圧液が第10図(b)の鴨点から除々に供給され、
このパイロット室3υの圧力が予め設定されたある一定
値に達すると、閉止状態にある補助供給弁四に加わる背
圧力が補助排出弁α鐸に加わる背圧力1こ打ち勝って、
補助排出弁α9及び補助供給弁■は一体となって移動(
第10図(C)のC2点)する。
増巾弁(8)の補助排出弁Qlは低圧タンク(至)に連
通ずる管路(2)を閉止するとともに、それに対向する
補助供給弁−を開口せしめる。これにより、高圧液体は
管路四、管路t51及び管路αQを通して、排出弁a→
のパイロット室(4)に達しく第10 rM(d)のd
2点入再び主弁(7)を切換える。排出弁Q4は、その
パイロット室(イ)に高圧液体の作用を受けると、低圧
タンク(至)に連通ずる管路αηを閉止するとともに対
向して配設される供給弁(至)を第10図(e)の02
点で開口させる。その結果、差動ピストン(3)の大面
積側の室(5b) lζは供給弁(2)及び管路(ロ)
を通じて高圧液体が達し、差動ピストン(3)の受圧面
積差のために、図中上方向の推力が第10図(0の12
点で発生するが、既にラツPEはトリガー−と係合を完
了しているので、差動ピストン(3)に加わる上記方向
推力はラッチ−によって保持されて遮断が完了し、第6
図の状態を保つ。
次にポンピング防止機能について説明する。第8図及び
第9図の投入状態において、投入完了後も継続して投入
指令が与えられると、第11図に示すようにポンピング
防止レバー闘は、ポンピング防止ピン−と保合状態とな
り、ポンピング防止レバー鈴υの復帰が阻止される。こ
の状態において、遮断指令が与えられ、差動ピストン(
3)が下降して突出ピン輪とラッチ1が係合すると、ト
リガ−が復帰し、突出ピン輪とラッチ關の係合を保持す
るが、ポンピング防止レバー−がポンピング防止ピン−
に復帰を阻止されているために、−亘設入指令を解除し
て、ポンピング防止レバー同の切欠き(81a)とトリ
ガー−の端部(84C)を第9図のように係合させなけ
れば、再度遮断器が投入することはなく、ポンピング防
止の機能が達成される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の液圧式操作装置は以上のように構成されているの
で、インパルス状の動作指令が遮断電磁装置(3)フに
与えられると、球形弁(至)が瞬時開くため、パイロッ
ト室(2)の圧力も瞬時下がり、増巾弁(8)は一旦状
態を反転する。しかし動作指令が極めて短時間のため薔
ζ球形弁(7)が即座に復帰し、その結果絞り一から高
圧液体がパイロット室(2)Cζ再度供給され増巾弁(
8)は動作指令が与えられる直前の状態に戻ってしまう
。このため、主弁(7)も動作指令に対応して状態を一
旦反転した後、再度状態を復帰させるので、結局差動ピ
ストン(3)は遮断方向へ動作を開始するが、動作を完
了する以前に再び投入方向(上方向)へ戻ってしまうと
いう不具合が生じていた。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る液圧式操作装置は、遮断動作完了時に液
体切換弁を復帰させるための高圧液体を、差動ピストン
に連動して開放、閉止を行なう部位を介して供給するよ
うに構成したものである。
〔作用〕
その結果、液体切換弁には、差動ピストンの動作完了を
検出した後に高圧液体が供給されることIこなり、イン
パルス状の動作指令が遮断電磁装置に与えられても液圧
式操作装置は正常に動作する。
〔発明の実施例〕
以下この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、74)はダッシュポットリスゲで、シ
リンダ+5Jの内面に沿って上下にわずかに摺動可能に
構成されており、このダッシュポットリング(741が
ピストン(3)に押圧された状態においてダッシュポッ
トリング向の周囲に設けられた環状温部關がシリンダ(
5)に設けちれた管路g61と−を連通させるとともに
、大ピストン面側の室(5b)からほぼ油密を保ちつつ
隔てられる。また、ダッシュポットリング向がピストン
(3目こよって押圧されず、かつ大ピストン面側の室(
5b)より管路(761及び−の内部の圧力が高いとき
は、ダッシュポットリングff41は上方へ押し上げら
れて大ピストン面側の室(5b)と管路f75及び笥が
連通する。管路側はアキュムレータ(9)から低圧タン
ク(ト)への高圧液体の放出量を制御するための絞り(
至)を介して常時高圧を保つ管路圓へ、また管路−は絞
り(72) 、管路(71)を介してパイロット室■υ
へ連通している。
次に上記のように構成されたこの発明による装置の遮断
時の動作について第2図に示したタイムチャートを併せ
用いて説明する。図において(a)は遮断電磁装置御の
励磁信号の人、切を、(b)は補助排出弁Q9のパイロ
ット室(2)の液体圧力を、(C)は一体となって動作
する補助排出弁aS及び補助供、給弁四の位置を、(d
)は排出弁a◆のパイロット室(至)の液体圧力を、(
e)は一体となって動作する供給弁0及び排出弁α◆の
位置を、(f)は差動ピストン(3)の大ピストン面側
の室(5b)内部の液体圧力を、(g)は差動ピストン
(3)の動きを、(旬はラッチ關の動きをまた(i)は
環状溝部−の内部の液体圧力を表わすタイムチャートで
ある。
投入状態を示す第8図において接触子+17を開くため
に第2図(a)の31点で電磁装置(7)に投入指令が
入力されると可動鉄心(86a)が駆動され、操作棒(
至)を介して遮断弁(至)に作用し、球形弁(7)が關
かれる。その結果増巾弁(8)の補助排出弁α9のパイ
ロット室(2)は、管路的及び−を経て低圧タンク(至
)に連通し、高圧液体が第2図(b)のb1点で排出さ
れる。
これ(こより、増巾弁(8)の補助排出弁α9は開口し
補助供給弁(7)は第2図(C)のC1点で閉止する。
この為、主弁(7)の排出弁a◆のパイロット室(至)
は、管路σQ1管路(2)を通じて低圧タンク(至)1
こ連通し、パイロット室明内の高圧液体は第2図(d)
の41点で排出さ、れる。主弁(7)の排出弁a青は、
そのパイロット室(至)の高圧液体が排出されると、低
圧タンク(至)に連通ずる管路的を開口するとともに、
対向して配設される供給弁0を第2図(e)の01点で
閉止する。これにより、差動ピストン(3)の大面積側
の室(5b)の高圧液体は管路αηを通して第2図(f
)の11点で排出される。その結果、図中、下方向の推
力が発生し差動ピストン(3)は第2図(鐙の21点か
ら遮断方向に駆動を開始する。
差動ピストン(3)の大面積側の室(5b)の圧力が低
下すると、管路(71及び勾の高圧液体はダッシュポッ
トリング向を押し上げながら排出され、また絞り四から
除々に供給される高圧液体も同時普こ排出(第2図(i
)の11点)される。
従って、第2図(a)に示すようなインパルス状の動作
指令が与えられた場合でも、増巾弁(8)及−び主弁(
7)が一旦状態を反転してしまえば、上述のように管路
0の内部の高圧液体が排出されてしまうので、動作指令
信号の消滅後遮断弁(7)が閉止されても差動ピストン
(3)が動作を完了するまでは増巾弁(8)及び主弁(
7)の状態が反転復帰することはない。
このとき、投入制御装置ellHこは管路−及び絞り一
を介してアキュムレータ(9)から高圧液が供給されて
いるため、ラッチ−は小ピストハによって常に背後から
押圧されており、差動ピストン(ホ)が遮断方向に駆動
を完了し、突出ピン輪がラッチ−をよぎる(第2図(2
)の22点と、小ピストン呻に押圧されたラッチ關は第
2図(h)のh1点から軸−の回りに回動を開始し、h
2点で突出ピン輪と係合する。
遮断が完了したこの状態においては、ダッシュポットリ
ングσ尋の下面とシリンダ(6)が密着している。その
結果、アキュムレータ(9)からの高圧液体は第2図(
i)のi1点から絞り四を介して環状溝−及び管路(7
4171へ供給され、さらに第2図(b)の鴨点から絞
り聞及び管路−を介してパイロット室Qυへ高圧液が除
々に供給される。このパイロット室eηの圧力が予め設
定されたある一定値に達すると、閉止状態にある補助供
給弁−に加わる背圧力が、補助排出弁01tζ加わる背
圧力に打ち勝って補助排−出弁α貸及び袖助供給弁翰は
一体となって移動(第2図(C)のC2点ンする。増巾
弁(8)の補助排出弁(8)の補助排出弁(6)は、低
圧タンク(至)に連通ずる管路(2)を閉止するととも
に、それに対向す、る補助供給弁に)を開口せしめる。
これにより、高圧液体は管路的。
管路−及び管fj6Q・を通して、第2図(d)のd、
点に示すように排出弁Q4のパイロット室μsに達し、
再び主弁(7)を切換える。排出弁α◆はそのパイロッ
ト室(ト)に高圧液体の作用を受けると、低圧タンク(
財)に連通する管路(ロ)を閉止するとともをこ、対向
して配設される供給弁(ロ)を第2図(e)の82点で
開口させる。
その結果、差動ピストン(3)の大面積側の室(6b)
には第2図(0の12点で示すように供給弁明及び管路
Qを通じて高圧液体が対し、差動ピストン(3)の受圧
面積差のために図中上方向の推力が発生するが、既にラ
ッチ關と突出ビン印が係合を完了(第2図(h)のり、
点)しており、また小ピストン団には収り畑及び管路−
を介して供給される高圧液による背方が加えられている
ので、差動ピストン(3)に加わる上方向推力はラッチ
−によって保持され遮断は完了して第1図の状態を保つ
なお、投入動作については従来のものと同様であるので
、説明を省略する。
次に本発明の他の実施例について説明する。第4図は本
発明の他の実施例を示す要部の断面図である。図におい
て、(102)はピストン+5)とダッシュポットリン
グ(741の間の摺動用のすき間(101)を液密にシ
ールするためのパツキンである。
遮断動作の最終過程において、差動ピストン(3)がダ
ッシュポットリング!1141に嵌合し始めると、差動
ピストン(3)とダッシュポットリング向で囲まれる空
間(IOJI)の圧力が上昇し、この液圧力tこよって
制御力が発生する。このとき、パツキン(102)が無
ければ高圧液はすき間(101)を介して管路−へ侵入
する。
このため、ダッシュポットリング向による制動力が極め
て大きく設定されている場合には、空間(108)の液
圧力が極めて高いのですき間(101)を介して管路−
へ侵入した高圧液のために管路(5)内の液圧力が変動
し、その結果絞り弼を介してパイロット室(2)の圧力
が変動して、補助排出弁(至)が当初設定した時期より
も早く動作するような誤動作の可能性もある。
このような場合には第4図に示すようにピスト:/ +
5) トfツシュポットリング閥の間にパツキン(10
2)を設けて高圧液の侵入を防止する栴造とすることに
よって誤動作の恐れは無くなる。
次に第4図の説明で述べたものと同様の目的を持って成
された他の実施例を説明する。
第5図において、 (77a)は絞り四と絞り一の間を
つなぐ管路で、絞り(至)を介してアキュムレータ19
)からの高圧液が常に供給されている。管路(7@)の
中間部は分岐して管路(110)を構成している。
管路(110)の管路(77a)と対向する側の一端は
開口部(110a)を有しており、ダッシュポットリン
グ(74b)が差動ピストン(3)に押圧されて下降状
態にあるときは、開口部(110a)が閉止される。ま
た、ダッシュポットリング(74b)が差動ピストン(
3)に押圧されて下降伏態曇こあるときは、開口部(1
10a)が閉止される。また、ダッシュポットリング(
74b)が差動ピストン(3)に押圧されない状態にあ
るときCζ、管路(77a)及び(110)の内部が高
圧状態になると、液圧力によってダッシュポットリング
(74b)が上方へ押し上げられ、その結果、管路(1
10)の関口部(110a)は開放される。従って、遮
断動作の途中過程においては、管路(77a)内の高圧
液は開口部(lloa)から放出されており、管路(2
)及びパイロット室?ηに高圧液が供給されることはな
い。
一方、遮断動作の最終状態においては、州口部(110
a)はダッシュポットリング(74b)によって閉止さ
れるので、絞り四から供給される%I’1Bil (7
7a)内の高圧液は保持されて、管路(2)及びパイロ
ット室I21)に高圧液が供給される。このとき、差動
ピストン(3)とダッシュポットリング(74b)の間
の室(108)の高圧液はすき間(101)に侵入する
が、開口部(110a)がダッシュポットリング(74
b)に閉止されているため管路(77a)の内部にまで
は侵入することがない。
なお、本発明の一実施例の説明(こおいで「遮加または
「投入」とあるところを各々「投入」または「遮断」に
読み挨えても本発明の効果は同様である。
また、本実施例においては、差動ピストンの大面積側へ
高圧液体を供給・排出するために主弁及び増巾弁の両者
を併用する場合について説明しているが、この増巾弁で
直接差動ピストンの大面積側へ高圧液体を供給排出する
ことも可能であり、この場合も本発明が同様の効果を奏
することは明らかである。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明、によれば、遮断動作が完了した
後に液体切換弁に高圧液体が供給されるよう回路が構成
されているので、インパルス状の動作指令が遮断電磁装
置に与えられても、液圧式操作装置が正常暑ζ動作する
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す液圧式操作装置の構
成図、第2図は第1図の動作を説明するタイムチャート
、第8図は第1図の動作を説明する説明図、第4図及び
第6図はこの発明の要部の他の実施例を示す断面図、第
6図は従来の液圧式操作装置の構成図、第7図は第6図
の要部の断面図、第8図は第7図の動作を説明する説明
図、第9図は第8図の要部を示す説明図、第10図は第
7図の動作を説明するタイムチャート、第11図は第7
図の要部を示す説明図である。図において、(3)は差
動ピストン、16)はシリンダ、(6)は駆動装置、【
8)は増巾弁、(9)はアキュムレータ(蓄圧装置)、
■は保持装置である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動装置として差動ピストンを使用し、その小ピ
    ストン面側(ロッド側)には常時高圧液体を作用させ、
    大ピストン面側(ヘッド側)には液体圧を制御する液体
    切換弁を介して高圧液体を作用させて上記差動ピストン
    を駆動し、上記差動ピストンが後退位置において停止す
    るときは上記両ピストン面に高圧液体が同時に作用する
    ように構成し、上記両ピストン面に作用する力の差によ
    って生じる推力を上記差動ピストンまたはその延長部に
    作用するよう構成した保持装置で保持することによって
    上記差動ピストンの位置を保持し、上記上記保持装置の
    保持力の除去によってピストンを前進させ、また大ピス
    トン面側(ヘッド側)の高圧液体を除去することによっ
    て上記差動ピストンを後退させるものにおいて、上記保
    持装置の操作信号の増巾を機械的方法を用いて行ない、
    上記液体切換弁を操作するための入力信号の増巾を液体
    圧力を用いて行ない、液体切換弁の復帰のための高圧液
    体は常時高圧を維持する蓄圧装置と上記液体切換弁の間
    にあって、上記差動ピストンに連動して開放、閉止を行
    なう放圧機能部を介して供給されることを特徴とする液
    圧式操作装置。
  2. (2)放圧機能部は差動ピストンに同心状態で係合し、
    かつ差動シリンダの内面に沿って摺動可能な環状部材で
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の液圧式操作装置。
  3. (3)放圧機能部と蓄圧装置の間に絞り要素を設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    液圧式操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0250619A1 (en) * 1986-05-27 1988-01-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Hydraulic operating apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0250619A1 (en) * 1986-05-27 1988-01-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Hydraulic operating apparatus
US4785712A (en) * 1986-05-27 1988-11-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Hydraulic operating apparatus for electric circuit breaker

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