JPS61152790A - 抗酸化剤 - Google Patents
抗酸化剤Info
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- JPS61152790A JPS61152790A JP27876784A JP27876784A JPS61152790A JP S61152790 A JPS61152790 A JP S61152790A JP 27876784 A JP27876784 A JP 27876784A JP 27876784 A JP27876784 A JP 27876784A JP S61152790 A JPS61152790 A JP S61152790A
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- Japan
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- antioxidant
- carbon atoms
- butyl
- epoxidized
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- Lubricants (AREA)
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- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、通常酸化的劣化を受けやすい有機材料を酸化
から保護するための優れた抗酸化剤に関するものである
。
から保護するための優れた抗酸化剤に関するものである
。
種々の有機材料の酸化を防止することは極めて重要であ
り、今日、多(の抗酸化剤が合成樹脂、ゴム製品、油脂
、潤滑油、食品等に添加使用されている。
り、今日、多(の抗酸化剤が合成樹脂、ゴム製品、油脂
、潤滑油、食品等に添加使用されている。
しかしながら、従来の抗酸化剤は広範囲の有機材料に対
する効果が十分でない欠点があり、しかも、その多くが
固体であるためその配合面で不便があった。
する効果が十分でない欠点があり、しかも、その多くが
固体であるためその配合面で不便があった。
また、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂または脂環式
エポキシ樹脂とアルキル化フェニル基含有カルボン酸と
の付加物をポリオレフィン用の抗酸化剤として用いるこ
とも特公昭45−2978号公報に記載されているが、
該化合物は分子量が大きく溶剤に対する溶解性は低下す
るものの、反面各種の有機材料に対する相溶性に劣り、
しかもその安定化効果も未だ不十分であった。
エポキシ樹脂とアルキル化フェニル基含有カルボン酸と
の付加物をポリオレフィン用の抗酸化剤として用いるこ
とも特公昭45−2978号公報に記載されているが、
該化合物は分子量が大きく溶剤に対する溶解性は低下す
るものの、反面各種の有機材料に対する相溶性に劣り、
しかもその安定化効果も未だ不十分であった。
本発明者等は広範囲の有機材料に対して十分な酸化防止
作用を有し、かつ常温で液状の抗酸化剤を得るために鋭
意検討を重ねた結果、エポキシ化脂肪族カルボン酸エス
テルとアルキル化フェニル基含有カルボン酸との付加物
が種々の有機材料に対する相溶性に優れ、しかもその酸
化防止効果も著しく優れており、また、常温で液状であ
ることを見出し本発明に到達した。
作用を有し、かつ常温で液状の抗酸化剤を得るために鋭
意検討を重ねた結果、エポキシ化脂肪族カルボン酸エス
テルとアルキル化フェニル基含有カルボン酸との付加物
が種々の有機材料に対する相溶性に優れ、しかもその酸
化防止効果も著しく優れており、また、常温で液状であ
ることを見出し本発明に到達した。
即ち、本発明はエポキシ化脂肪族カルボン酸エステルと
一般式(I)で表されるアルキル化フェニル基含有カル
ボン酸との付加生成物からなる有機材料用抗酸化剤を提
供するものである。
一般式(I)で表されるアルキル化フェニル基含有カル
ボン酸との付加生成物からなる有機材料用抗酸化剤を提
供するものである。
〔式中、R,は炭素原子数4〜8の第三アルキル基を示
し、R2は水素原子または炭素原子数1〜8のアルキル
基を示し、nは1〜3を示し、Rは炭素原子数1〜18
のアルキル基、炭素原子数2〜20のアルキレン基、鎖
中に1〜6のエーテル結合を存するアルキレン基または
炭素原子数3〜10のアルカントリイル基を示し、R’
は−CzHt−又は−CH,−3−CH2−を示す。〕
以下、本発明の抗酸化剤についてさらに詳細に説明する
。
し、R2は水素原子または炭素原子数1〜8のアルキル
基を示し、nは1〜3を示し、Rは炭素原子数1〜18
のアルキル基、炭素原子数2〜20のアルキレン基、鎖
中に1〜6のエーテル結合を存するアルキレン基または
炭素原子数3〜10のアルカントリイル基を示し、R’
は−CzHt−又は−CH,−3−CH2−を示す。〕
以下、本発明の抗酸化剤についてさらに詳細に説明する
。
本発明で用いられるエポキシ化脂肪族カルボン酸エステ
ルとしては、オレイン酸、エルカ酸、リノール酸、リル
ン酸等の、主として天然油脂より得られる不飽和脂肪族
カルボン酸の一価または多価アルコールエステルのエポ
キシ化物が包含され、当然ながら、上記不飽和脂肪族カ
ルボン酸はこれらを主体とする混合物であってもよく、
また、エポキシ化脂肪族カルボン酸エステルとしては、
エポキシ化天然油も包含される。
ルとしては、オレイン酸、エルカ酸、リノール酸、リル
ン酸等の、主として天然油脂より得られる不飽和脂肪族
カルボン酸の一価または多価アルコールエステルのエポ
キシ化物が包含され、当然ながら、上記不飽和脂肪族カ
ルボン酸はこれらを主体とする混合物であってもよく、
また、エポキシ化脂肪族カルボン酸エステルとしては、
エポキシ化天然油も包含される。
上記−価または多価アルコールとしては、例えば、メタ
ノール、エタノール、プロパツール、イソプロパツール
、ブタノール、イソブタノール、第二ブタノール、アミ
ルアルコール、オクタツール、イソオクタツール、2−
エチルヘキサノール、イソノナノール、デカノール、イ
ソデカノール、ドデカノール、メトキシエタノール、エ
トキシエタノール、エチレングリコール、プロピレング
リコール、ネオペンチルグリコール、1.4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトール、ジクリセリン等があげられる。
ノール、エタノール、プロパツール、イソプロパツール
、ブタノール、イソブタノール、第二ブタノール、アミ
ルアルコール、オクタツール、イソオクタツール、2−
エチルヘキサノール、イソノナノール、デカノール、イ
ソデカノール、ドデカノール、メトキシエタノール、エ
トキシエタノール、エチレングリコール、プロピレング
リコール、ネオペンチルグリコール、1.4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトール、ジクリセリン等があげられる。
上記エポキシ化脂肪族カルボン酸エステルは、不飽和脂
肪族カルボン酸エステルを、常法に従い過酢酸あるいは
過酸化水素でエポキシ化することによって容易に得られ
るものである。
肪族カルボン酸エステルを、常法に従い過酢酸あるいは
過酸化水素でエポキシ化することによって容易に得られ
るものである。
アルキル化フェニル基含有カルボン酸においてR3で示
される炭素原子数4〜8の第三アルキル基としては、第
三ブチル、第三アミル、第三オクチル等があげられ、R
2で示される炭素原子数1〜8のアルキル基としては、
メチル、エチル、プロピル、ブチル、第ニブチル、第三
ブチル、イソブチル、アミル、第三アミル、オクチル、
イソオクチル、第三オクチル等があげられる。
される炭素原子数4〜8の第三アルキル基としては、第
三ブチル、第三アミル、第三オクチル等があげられ、R
2で示される炭素原子数1〜8のアルキル基としては、
メチル、エチル、プロピル、ブチル、第ニブチル、第三
ブチル、イソブチル、アミル、第三アミル、オクチル、
イソオクチル、第三オクチル等があげられる。
従って、アルキル化フェニル基含有カルボン酸としては
、β−(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオン酸、β−(3−第三ブチル−4−ヒドロ
キシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸、β−(3−
第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸、
3.5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシベンジルチオ酢
酸等があげられる。
、β−(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオン酸、β−(3−第三ブチル−4−ヒドロ
キシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸、β−(3−
第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸、
3.5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシベンジルチオ酢
酸等があげられる。
また、エポキシ化脂肪族カルボン酸エステルとアルキル
化フェニル基含有カルボン酸との反応割合は、エポキシ
基に対しカルボン酸が当量ないしそれ以下であれば特に
制限されるものではなく、一般には前者1当量に対し、
後者0.1〜1、好ましくは0.3〜1当量である。
化フェニル基含有カルボン酸との反応割合は、エポキシ
基に対しカルボン酸が当量ないしそれ以下であれば特に
制限されるものではなく、一般には前者1当量に対し、
後者0.1〜1、好ましくは0.3〜1当量である。
次に、本発明で用いられる抗酸化剤の代表例を示す。
!1ill
エポキシ化菜種油脂肪酸メチル・β−(3,5−ジ第三
ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸付加物
(モル比、1:0.5) +1h2 エポキシ化菜種油脂肪酸メチル・β−(3,5−ジ第三
ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸付加物
(モル比、1:0.8) 隘3 エポキシ化菜種油脂肪酸オクチル・β−(3,5−ジ第
三ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸付加
物(モル比、1:0.5) 1kL4 エポキシ化菜種油脂肪酸エチレングリコールジエステル
・β−(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオン酸付加物(モル比、1:1)魚5 エポキシ化大豆油・β−(3,5−ジ第三ブチルー4−
ヒドロキシフェニル)プロピオン酸付加物(モル比、1
:2) 阻6 エポキシ化菜種油脂肪酸メチル・β−(3−第三プチル
−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸
付加物(モル比、1:1) 1h7 エポキシ化菜種油脂肪酸オクチル・β−(3−第三ブチ
ル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン
酸付加物(モル比、1:0.5)1h8 エポキシ化菜種油脂肪酸ジエチレングリコールジエステ
ル・β−(3−第三プチル−4−ヒドロキシ−5−メチ
ルフェニル)プロピオン酸付加物(モル比、1:1) !lh9 エポキシ化菜種油脂肪酸メチル・β−(3−第三ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸付加物(モル
比、1:1) 磁10 エポキシ化菜種油脂肪酸メチル・3.5−ジ第三ブチル
ー4−ヒドロキシベンジルチオ酢酸付加物(モル比、1
:0.5) これらの化合物は、アルキル化フェニル基含有カルボン
酸とエポキシ化脂肪族カルボン酸エステル化合物とを反
応させることにより容易に合成することができる。
ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸付加物
(モル比、1:0.5) +1h2 エポキシ化菜種油脂肪酸メチル・β−(3,5−ジ第三
ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸付加物
(モル比、1:0.8) 隘3 エポキシ化菜種油脂肪酸オクチル・β−(3,5−ジ第
三ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸付加
物(モル比、1:0.5) 1kL4 エポキシ化菜種油脂肪酸エチレングリコールジエステル
・β−(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオン酸付加物(モル比、1:1)魚5 エポキシ化大豆油・β−(3,5−ジ第三ブチルー4−
ヒドロキシフェニル)プロピオン酸付加物(モル比、1
:2) 阻6 エポキシ化菜種油脂肪酸メチル・β−(3−第三プチル
−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸
付加物(モル比、1:1) 1h7 エポキシ化菜種油脂肪酸オクチル・β−(3−第三ブチ
ル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン
酸付加物(モル比、1:0.5)1h8 エポキシ化菜種油脂肪酸ジエチレングリコールジエステ
ル・β−(3−第三プチル−4−ヒドロキシ−5−メチ
ルフェニル)プロピオン酸付加物(モル比、1:1) !lh9 エポキシ化菜種油脂肪酸メチル・β−(3−第三ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸付加物(モル
比、1:1) 磁10 エポキシ化菜種油脂肪酸メチル・3.5−ジ第三ブチル
ー4−ヒドロキシベンジルチオ酢酸付加物(モル比、1
:0.5) これらの化合物は、アルキル化フェニル基含有カルボン
酸とエポキシ化脂肪族カルボン酸エステル化合物とを反
応させることにより容易に合成することができる。
本発明の抗酸化剤の具体的な合成例を示す。
合成例(抗酸化剤患1の合成)
β−(3,5−ジー第三ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオン酸27.8 g (0,1モル)、エ
ポキシ化菜種油脂肪酸メチル(オキシラン酸素含有率5
.5%) 58.2 g (0,2当量)をとり、14
0℃で2時間攪拌後180℃でさらに5時間攪拌し、酸
価が5以下となったことを確認した。
ル)プロピオン酸27.8 g (0,1モル)、エ
ポキシ化菜種油脂肪酸メチル(オキシラン酸素含有率5
.5%) 58.2 g (0,2当量)をとり、14
0℃で2時間攪拌後180℃でさらに5時間攪拌し、酸
価が5以下となったことを確認した。
10%水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、粘度=900
センチストークス(25℃)、屈折率: 1.4827
(25℃)の淡黄色液体の生成物を得た。
センチストークス(25℃)、屈折率: 1.4827
(25℃)の淡黄色液体の生成物を得た。
本発明の上記抗酸化剤は、種々の有機材料 の抗酸化剤
として有用である。
として有用である。
本発明の抗酸化剤によって安定化される有機材料として
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン−1、ポリブタジェン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリ弗化ビニリデン、塩素化ポリ
エチレン、塩素化ポリプロピレン、塩化ゴム、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレン共重合
体、塩化ビニル−イソブチレン共重合体、塩化ビニル−
塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エス
テル共重合体、塩化ビニル−ウレタン共重合体、石油樹
脂、クマロン樹脂、ポリスチレン、スチレンと他の単量
体(例えば無水マレイン酸、ブタジェン、アクリロニト
リル等)との共重合体、ABS樹脂、MBS樹脂、ポリ
酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリメチルメタクリレート
、ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポリ
ビニルブチラール、ポリオキシメチレン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエ
ーテルポリエステル、全芳香族ポリエステル、ポリカー
ボネート、ポリフェニレンオキシド、ポリアミド、ポリ
ウレタン、繊維素系樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂
、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、シリコーン樹脂、イソプレンゴム、ブタジェンゴム
、アクリロニトリル−ブタジェン共重合ゴム、スチレン
ーブタジエン共重合ゴムなどの合成樹脂及びゴムを含む
高分子材料、合成エステルベースの潤滑油、鉱油、動植
物油、ポリエチレンオキシド油、ワックス、石鹸等があ
げられる。
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン−1、ポリブタジェン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリ弗化ビニリデン、塩素化ポリ
エチレン、塩素化ポリプロピレン、塩化ゴム、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレン共重合
体、塩化ビニル−イソブチレン共重合体、塩化ビニル−
塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エス
テル共重合体、塩化ビニル−ウレタン共重合体、石油樹
脂、クマロン樹脂、ポリスチレン、スチレンと他の単量
体(例えば無水マレイン酸、ブタジェン、アクリロニト
リル等)との共重合体、ABS樹脂、MBS樹脂、ポリ
酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリメチルメタクリレート
、ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポリ
ビニルブチラール、ポリオキシメチレン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエ
ーテルポリエステル、全芳香族ポリエステル、ポリカー
ボネート、ポリフェニレンオキシド、ポリアミド、ポリ
ウレタン、繊維素系樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂
、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、シリコーン樹脂、イソプレンゴム、ブタジェンゴム
、アクリロニトリル−ブタジェン共重合ゴム、スチレン
ーブタジエン共重合ゴムなどの合成樹脂及びゴムを含む
高分子材料、合成エステルベースの潤滑油、鉱油、動植
物油、ポリエチレンオキシド油、ワックス、石鹸等があ
げられる。
本発明の抗酸化剤は通常安定化される有機材料に対し、
約0.001〜10重量%の濃度で用いられる゛。
約0.001〜10重量%の濃度で用いられる゛。
本発明の抗酸化剤は単独で、または他の安定剤と併用し
て用いられる。
て用いられる。
他の安定剤としてはチオエーテル化合物、有機ホスファ
イトまたはホスホネート化合物、他のフェノール系抗酸
化剤、光安定剤等があげられ、特にチオエーテル系化合
物、例えばジラウリル−、シミリスチル−、ジステアリ
ル−等のジアルキルチオジプロピオネート及びブチル−
、オクチル−、ラウリル−、ステアリル−等のアルキル
チオプロピオン酸のペンタエリスリトール等の多価アル
コールエステルを併用すると場合によっては相乗的に作
用し、有機材料の安定性を著しく改善することができる
。
イトまたはホスホネート化合物、他のフェノール系抗酸
化剤、光安定剤等があげられ、特にチオエーテル系化合
物、例えばジラウリル−、シミリスチル−、ジステアリ
ル−等のジアルキルチオジプロピオネート及びブチル−
、オクチル−、ラウリル−、ステアリル−等のアルキル
チオプロピオン酸のペンタエリスリトール等の多価アル
コールエステルを併用すると場合によっては相乗的に作
用し、有機材料の安定性を著しく改善することができる
。
これらのチオエーテル系抗酸化剤の使用量は有機材料に
対し、0.01〜5M量部である。
対し、0.01〜5M量部である。
その他必要に応じて、本発明の抗酸化剤は重金属不活性
化剤、造核剤、金属石鹸、有機錫化合物′、可塑剤、顔
料、充填剤、帯電防止剤、難燃剤、滑剤等を併用するこ
とができる。
化剤、造核剤、金属石鹸、有機錫化合物′、可塑剤、顔
料、充填剤、帯電防止剤、難燃剤、滑剤等を併用するこ
とができる。
次に本発明の抗酸化剤の効果を実施例によって具体的に
説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施例によ
って制限を受けるものではない。
説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施例によ
って制限を受けるものではない。
実施例1
下記配合物を混合後、180℃で5分間混錬し、次いで
180℃、250 Kg/cts”(D条件下テ5 分
間圧縮成型し、厚さ0.5 onの試片を作成した。
180℃、250 Kg/cts”(D条件下テ5 分
間圧縮成型し、厚さ0.5 onの試片を作成した。
この試片を用い、150℃及び160℃のギヤーオープ
ン中での熱安定性を測定した。
ン中での熱安定性を測定した。
その結果を表−1に示す。
ステアリン酸カルシウム 0.05ジラ
ウリルチオジプロピオネート0.2抗酸化剤(表−1>
0.1表−1 実施例2 ABS樹脂 100重量部ステアリ
ン酸カルシウム l 抗酸化剤(表−2) 0.3上記配合物
を200℃で押し出し加工し、ベレットを作成した。こ
のベレットを用い、230℃で射出成型して試験片を作
成した。
ウリルチオジプロピオネート0.2抗酸化剤(表−1>
0.1表−1 実施例2 ABS樹脂 100重量部ステアリ
ン酸カルシウム l 抗酸化剤(表−2) 0.3上記配合物
を200℃で押し出し加工し、ベレットを作成した。こ
のベレットを用い、230℃で射出成型して試験片を作
成した。
この試験片を135℃のギヤーオープン中で30時間加
熱した後の着色の度合を、ハンター比色計で測定し、白
色度を求めた。また、試験片の加熱前後のIzod衝撃
値を測定しその残率を求めた。
熱した後の着色の度合を、ハンター比色計で測定し、白
色度を求めた。また、試験片の加熱前後のIzod衝撃
値を測定しその残率を求めた。
結果を表−2に示す。
表−2
実施例3
固有粘度0.56 dl/g(クロロホルム中25℃)
のポリ(2,6−シメチルー1.4−フェニレンオキサ
イド)50重量部、ポリカーボネート2.5重量部、ポ
リスチレン47.5重量部、二酸化チタン3重量部及び
抗酸化剤0.3重量部を加え、ヘンシェルミキサーにて
混合した後押し出し機でペレットを作成した。このペレ
ットを用い、射出成型により試験片を作成した。
のポリ(2,6−シメチルー1.4−フェニレンオキサ
イド)50重量部、ポリカーボネート2.5重量部、ポ
リスチレン47.5重量部、二酸化チタン3重量部及び
抗酸化剤0.3重量部を加え、ヘンシェルミキサーにて
混合した後押し出し機でペレットを作成した。このペレ
ットを用い、射出成型により試験片を作成した。
この試験片をギヤーオーブン中で125℃で100時間
加熱し、加熱前後の伸び保持率及びIzod衝撃値保持
率を測定した。その結果を表−3に示す。
加熱し、加熱前後の伸び保持率及びIzod衝撃値保持
率を測定した。その結果を表−3に示す。
表−3
実施例4
シス−1,4−インプレンゴム(平均分子量68000
0)100重量部、抗酸化剤0.2重量部及びイソオク
タン250重量部をとり、均一に溶解した後脱溶媒した
。得られたゴム組成物を100℃のオーブンで3時間加
熱し、加熱前後の固有粘度を測定した。
0)100重量部、抗酸化剤0.2重量部及びイソオク
タン250重量部をとり、均一に溶解した後脱溶媒した
。得られたゴム組成物を100℃のオーブンで3時間加
熱し、加熱前後の固有粘度を測定した。
その結果を表−4に示す。
表−4
実施例5
パラフィン系鉱油(動粘度=30センチストークス/3
0℃) 100 重1部に対しソルビタンモノオレート
1重量部及び抗酸化剤0.5重量部を加え、JISK2
515に準じて鉄触媒存在下における試験を行った。そ
の結果を表−5に示す。
0℃) 100 重1部に対しソルビタンモノオレート
1重量部及び抗酸化剤0.5重量部を加え、JISK2
515に準じて鉄触媒存在下における試験を行った。そ
の結果を表−5に示す。
表−5
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エポキシ化脂肪族カルボン酸エステルと一般式〔 I 〕
で表されるアルキル化フェニル基含有カルボン酸との付
加生成物からなる有機材料用抗酸化剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、R_1は炭素原子数4〜8の第三アルキル基を
示し、R_2は水素原子または炭素原子数1〜8のアル
キル基を示し、nは1〜3を示し、Rは炭素原子数1〜
18のアルキル基、炭素原子数2〜20のアルキレン基
、鎖中に1〜6のエーテル結合を有するアルキレン基ま
たは炭素原子数3〜10のアルカントリイル基を示し、
R′は−C_2H_4−又は−CH_2−S−CH_2
−を示す。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27876784A JPS61152790A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 抗酸化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27876784A JPS61152790A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 抗酸化剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152790A true JPS61152790A (ja) | 1986-07-11 |
Family
ID=17601897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27876784A Pending JPS61152790A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 抗酸化剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61152790A (ja) |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP27876784A patent/JPS61152790A/ja active Pending
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