JPS6115214Y2 - - Google Patents

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JPS6115214Y2
JPS6115214Y2 JP7768381U JP7768381U JPS6115214Y2 JP S6115214 Y2 JPS6115214 Y2 JP S6115214Y2 JP 7768381 U JP7768381 U JP 7768381U JP 7768381 U JP7768381 U JP 7768381U JP S6115214 Y2 JPS6115214 Y2 JP S6115214Y2
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JP
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cylinder
water
cylinders
connecting pipe
heads
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JP7768381U
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JPS57188914U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、セパレート方式の2サイクル水冷多
気筒エンジンにおいて、各気筒毎に独立したシリ
ンダ及びシリンダヘツドの水ジヤケツト相互の連
結構造に関するものである。
〔従来の技術〕
多気筒分の共通したクランクケースに各気筒毎
に独立したシリンダとシリンダヘツドを複数組備
え、それらのシリンダとシリンダヘツド内には水
ジヤケツトを有している水冷多気筒エンジンにお
いて、各気筒の水ジヤケツトを連結する場合に従
来は、多岐管状に鋳造成形されたウオータマニホ
ールド、ラバーチユーブ等を使用している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、これによると部品点数が増し、シリン
ダ等の外側でそれらのウオータマニホールドを配
管するため組付けが複雑化すると共にスペースが
多く必要になり、シリンダとウオータマニホール
ドとの連結もシールを具備した複雑なものにな
る。なお、2気筒シリンダのウオータジヤケツト
を連結管で連通させた構造として実願昭55−
92821号(実開昭57−15942号)公報に記載のもの
があるが、これは、剛性のある連結管でシリンダ
ヘツドとブロツクの間にはさむものである。
〔考案の目的〕
本考案はこのような事情に鑑み、各気筒のシリ
ンダ、シリンダヘツドの水ジヤケツト相互の間
に、短かい単一の連結管をシリンダ及びシリンダ
ヘツドの組付け後ワンタツチ式に容易に取付け
て、水洩れしないように確実に連結するようにし
た水冷多気筒エンジンの水ジヤケツト連結構造を
提供することを目的とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体
的に説明する。第1図と第2図に2サイクル水冷
2気筒エンジンの場合の実施例が示してあり、2
気筒分の共通のクランクケース1の上に第1の気
筒のシリンダ2とシリンダヘツド3が装着され、
これらの隣りに第2の気筒のシリンダ2′とシリ
ンダヘツド3′が独立して装着されている。各気
筒の構造は全く同一であり第1の気筒について説
明すると、シリンダ2のライナ4内にピストン5
が挿入され、このピストン5がクランクケース1
内の図示しないクランク軸に連接棒を介して連結
され、シリンダ2内には掃気孔6、排気ポート7
及び水ジヤケツト8等が形成される。シリンダヘ
ツド3はシリンダ2に対しガスケツト9を介して
冠着され、このシリンダヘツド3は点火プラグ1
0、燃焼室11を有し、且つ燃焼室11の周囲に
水ジヤケツト12が形成されており、これらの水
ジヤケツト8,12相互の間に冷却水が流れるよ
うになつている。
このような構成において、第1の気筒のシリン
ダ2及びシリンダヘツド3の第2の気筒と隣接す
る側の表面に、上部を開口する連結管装着用の案
内溝13が垂直に形成され、この案内溝13の下
端に円形の溝14が階段状にくぼんで形成され、
溝14の中心に水ジヤケツト8,12と連通する
連通孔15が穿設してある。第2の気筒のシリン
ダ2′及びシリンダヘツド3′の同一位置にも、同
様に案内溝13′、溝14′及び連通孔15′が設
けてあり、これらの連通孔15,15′の溝1
4,14′相互の間に連結管16がかけ渡されて
連結している。
連結管16は第3図に詳記するように、弾性体
から成る短かい単一の管で、両端に補強とシール
性を付与する芯金17が埋設され、途中の1個所
に膨出部18が形成されて軸方向に弾性的に移動
し得るようになつており、更に第4図aのように
両端面に凸部19がある。
かくして、シリンダ2,2′及びシリンダヘツ
ド3,3′の組付け後に、連結管16を水平の状
態にして各気筒の案内溝13,13′内を上方か
ら挿入して下方に押込むと、連結管16は若干縮
小しながら下降して案内溝13,13′下端の溝
14,14′内に若干伸長して抜け止めすべく嵌
合する。またこのとき連結管16の軸方向の張力
によりその両端面の凸部19が芯金17を介して
シリンダ2,2′側に強く押付けられるため、凸
部19は、第4図bのように扁平に変形して水洩
れを生じないように圧接する。こうして、連結管
16は第1の気筒のシリンダ2及びシリンダヘツ
ド3の水ジヤケツト連通孔15と、第2の気筒の
シリンダ2′及びシリンダヘツド3′の水ジヤケツ
ト連通孔15′との間に、抜け止め及びシールし
て連結されるのであり、これによりエンジン運転
時各気筒の水ジヤケツト8,12及び8′,1
2′の冷却水が連結管16を経て相互に流れる。
尚、本考案はこのような実施例にのみ限定され
るものではなく、第5図のように連結管16を蛇
腹状に形成してその蛇腹部20の周囲にコイルば
ね21を組合わせたものでも良い。また連通孔1
5,15′はシリンダ2,2′とシリンダヘツド
3,3′の接合部に穿設されているが、これ以外
の場所でも良いし、案内溝13,13′の向きも
任意に定め得る。
〔考案の効果〕
以上の説明から明かなように本考案によると、
シリンダ2,2′及びシリンダヘツド3,3′が各
気筒毎に独立している場合のそれらの水ジヤケツ
ト8,12及び8′,12′が、シリンダ2,2′
等の隣接部に連結管16で場所をとらずに簡単に
装着されるので、構造及びスペースの点で小型化
される。シリンダ2,2′及びシリンダヘツド
3,3′の組付け後に、連結管16を押し込むこ
とによりワンタツチ式に組付けられるので作業が
容易であり、締付具、シール材がなくとも抜け止
め及びシールして装着されるので、冷却水の流れ
に支障がなく、且つこの点でも構造が簡素化され
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による連結構造の一実施例を一
部断面して示す要部の平面図、第2図は同縦断面
図、第3図は要部の拡大断面図、第4図a,bは
一部の組付け前、後を示す拡大断面図、第5図は
他の実施例を示す断面図である。 1……クランクケース、2,2′……シリン
ダ、3,3′……シリンダヘツド、8,12,
8′,12′……水ジヤケツト、13,13′……
案内溝、14,14′……溝、15,15′……連
通孔、16……連結管、17……芯金、18……
膨出部、19……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多気筒分の共通のクランクケースに各気筒毎に
    独立したシリンダとシリンダヘツドを複数組備
    え、それらのシリンダとシリンダヘツドに水ジヤ
    ケツトを有する水冷多気筒エンジンにおいて、上
    記複数組のシリンダとシリンダヘツドの隣接側表
    面にそれぞれ一端を開口する案内溝を設け、該案
    内溝の閉じ側端部に水ジヤケツトの連通孔を穿設
    し、両端に芯金を埋設し且つ途中少なくとも1個
    所に膨出部を有して軸方向の伸縮を可能にした弾
    性体から成る連結管を、各気筒の上記案内溝端部
    の連通孔相互の間にかけ渡したことを特徴とする
    水冷多気筒エンジンの水ジヤケツト連結構造。
JP7768381U 1981-05-27 1981-05-27 Expired JPS6115214Y2 (ja)

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JP7768381U JPS6115214Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27

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JP7768381U JPS6115214Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27

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JPS57188914U JPS57188914U (ja) 1982-11-30
JPS6115214Y2 true JPS6115214Y2 (ja) 1986-05-12

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ID=29873329

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JP7768381U Expired JPS6115214Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27

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JP4493025B2 (ja) * 2005-06-28 2010-06-30 Udトラックス株式会社 ラジエータホースの構造

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JPS57188914U (ja) 1982-11-30

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