JPS6115100A - 暴動鎮圧用兵器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に暴動鎮圧弾を発射するための比較的大口
径の火器に係る。この目的用の火器は公く使用されてお
り、従来、ブレーク動作を有している。即ち、銃身は、
使用済み薬莢を除去し、その後、発射時に生じる大きい
圧力に対して薬莢を支持する薬室内に新しい弾丸を挿入
できるように、銃尾に対して回動する。次に銃身は、元
の方向に回動され、銃尾が発射時に閉鎖されているよう
に固定される。

この再装填動作は、時間がかかり且つ厄介であり、使用
者は限界時間にわたーで攻撃にさらされる。更に該動作
は、精神的圧迫中、即ち攻撃中では使用者が達し難い程
度の一貫性を必要とする。

従っで、できるだけ簡単且つ敏速に連続発射できるよう
な比較的大口径の暴動制圧体用火器か必要とされている
。

本願出願人は、移動式遊底を組込んだ自動動作により基
準に合致でき、しかも単発動作により単純構造の利点を
維持し、相対的に廉価な火器を提案している。そこで、
単発動作を有しており且つ排出及び再装填が従来よりら
迅速な暴動制圧用兵器が必要になっている。本発明は、
発射時に、弾丸を実質的に支持されていない薬莢と共に
発射するように構成された火器を提供することにより、
前記要件を満足しようとするものである。本発明は、暴
動鎮圧弾が、「殺傷」弾よりら小さいエネルギで発射さ
れるため、少量の推進爆薬しか要しないという事実の認
識に基づいている。喚言するなら、薬莢を自立させるの
に十分な強さにすることは極めて容易である。

本発明は、銃身と、固定式遊底と、該銃身及び遊底間に
配置されており、円筒形弾丸を挿入及び排出させるため
の装填口を有する薬室とを備えており、弾丸の前端を薬
室に導入するように並進移動させる第１段階と、弾丸が
完全に銃身と整列するまで弾丸を回動させる回転移動か
ら成る第２段階とにより弾丸を挿入可能な暴動鎮圧用兵
器を提供するものであり、該薬室は、薬室の内側の円筒
形表面内に閉止ループを形成するべく、装填］」に近接
する薬室の前端近接点から、該装填口の後方に連続的に
伸延する密閉表面を備えており、該回転移動により、完
全なループの周囲の密閉表面に弾丸をシール接触させる
。

好適具体例によると、薬室の前端に近接してストップが
配設されており、弾丸は、該並進移動の終端でストップ
に接触し、該ストップは該回転１多勅の回動点として機
能する。

好ましくは、装填口から遠い側の薬室の前端に近接して
別のストップが配設されており、弾丸は、該回転移動の
最終部分で、遊底の前面に密接に拘持されるへく該別の
ストップの周囲を回動４゛ろ。

好ましくは、薬室は本質的に円筒形であり１１つ該並進
及び回転移動を可能にするへ（クリアランスを有してお
り、密閉表面は該クリアランスの後部に達している。

以下、添付図面を参考に本発明を単なる例示として説明
する。

第１図及び第２図に示すように、主に大口径弾用に構成
さへた中介火器は、管状本体ｌと銃把２とから構成され
ている。本体１の下方の銃把２の内側には、安全装置４
を備える引き金３か長丁方向に１８動可能に配置されて
いる。安全装置と引き金とは、引き金の凹部６内に受容
されており且つ案内ピノ７を収容しているばね５のテン
ノヨン下にある。安全装置は、８において本体ｌに蝶石
されており、ばね５の張力に抗して回転される時のみに
引き金の凹部ｌＯに進入し得る鼻端９を有している。そ
れ以外の時、鼻端は、引き金の動作を阻止するべく引き
金の表面に支承されている。引き金は、安全装置と引き
金とを相互に引寄せることにより駆動され得、その結果
、安全装置か回転し、鼻端９は四部１０と同一線−１−
に配置され、引き金はばね５の張力の抵抗下て自由に移
動できる。

本体ｌ内には、横断方向保持ピン１２により本体内に保
持された遊底１１が配置されている。遊底１１内には撃
針１３が長手方向に摺動可能に配置されている。撃針と
引き金とは、引き金３の上方向伸延部の孔内を鉛直方向
に摺動可能な駆動ピン１４（第１図）により機械的に相
互連結されている。駆動ピン１４は、ばね（図示せず）
により、撃針下面の凹部１５と係合するように上方向に
突出している（第１図）。駆動ピン１４には、駆動ピン
１４の各側から、引き金の該上方向伸延部に形成された
鉛直方向細長１１１１７内に突出する横ピン１６が剛性
に固定されている。横ピン１６は、遊底１１のカム表面
１８を摺動する。

撃針１３が遊底１１に対して図示の平衡静止位置より後
方に移動することは、撃針のノヨルグ２１に衝止される
ワッシャ２０と遊底１１に受容された横断方向保持ピン
２２との間に拘束されたばね１９により可撓的に抵抗さ
れる。撃針が平衡位置よりし前方に移動することは、前
端をワッシャ２０により、後端を撃針の環状＠２４に受
容させることにより拘束されたばね２３により抵抗され
る。

引き金３が駆動されると、撃針１３は駆動ピン１４によ
り後退され、ばね１９を圧縮する。同時に、横ピン１６
は、保持ピン１４を凹部１５から引抜き、撃針を解放す
るまで、カム表面１８上を下方向に摺動する。従っで、
撃釦は、ばね１９の作用下て前方に飛出し、今度はばね
２３の抵抗下で、それ自体の慣性の作用下に、平衡位置
を越えた状部を持続し、遊底の前面から一時的に突出し
、従っで、弾丸が装填されている場合にはこれを発射さ
せる。その後、撃針は、ばね２３により平衡位置に後退
される。

第２図に示すように、弾丸３１（部分的挿入位置（３１
＾）と完全な挿入位置（３１Ｂ）との２種類の位装置０
示ず。）は、本体ｌの側部のアパーチャ３０を通って装
填又は排出され得る。装填時には、弾丸は後述す乏よう
な装置３２により保持される。

弾丸３１は、アパーチャ３０よりやや長尺であり、従っ
で、まず０；１縁が銃身３４の後端のリム３３の下に係
合するように、下方向傾斜配位（３１＾）に挿入される
。この配位で、弾丸は本体１により支持されたストップ
３５と係合するまで前方に移動され、この移動を可能に
するために本体ｌには切欠部３６か形成されている。

次に、弾丸３１はストップ３５を中心に位置３１８に向
かって回動され、その前端が管状本体ｌの中心線よりも
下方にある（第２図）ため、この移動を可能にするため
の幾何学的要件に従って本体ｌの各側に別の切欠部（図
示せず）を形成する必要かある。

弾丸が完全な装填位置（３１Ｂ）に接近すると、その下
部前縁（第２図）は別のストップ３７と係合し、最終移
動としで、弾丸は該ストップを中心に回動する。従っで
、弾丸は、ストッ’７’３７と固定式遊底１１の前面と
の間に長手方向移動が全く形成されないよう堅固に保持
される位置に導かれる。該位置への弾丸の進入は、凹部
３９内に受容された単一板ばね３８により抵抗される。

ばね３８は、最終的排出のためのばオつユーネルギを供
給する。他方、排出は、ばね負荷装置３２により阻止さ
れる。

該火器は、発射時に自立的な薬莢を有する弾丸を使用す
るべく構成されており、従っで、薬莢を支持ヂャノバに
導入する必要がない。しかしながら、当然のことながら
ケーシングと銃身との間の密閉は依然として必要である
。これは、警部３３の下方に対称形に伸延する密閉表面
を形成することにより得られる。密閉表面の影状は、本
質的に第２図に関して以下に述べる通りである。該表面
は、警部３３の最上点から銃身の各側の警部の横断面内
を９０°よりわ〆かに小さい弧を通って下方向に伸延し
ている。該表面は、これらの点から後方に向かって銃身
の各側の前記別の切欠部の」一方に伸延し、更にばね凹
部３９の前方にシールを完了するべく前後に伸延してい
る。こうしで、密閉表面によって邪魔されることなく弾
丸３１が挿入及び回転され得るように完全な周囲シール
が得られ、一方、弾丸が最終位置３１Ｂに到達し、実線
の周囲線の周囲の密閉表面に接触すると、適切な密閉か
得られる。

弾丸は、ばね負荷装置３２の鼻端３２八により位置３１
Ｂに保持される。装填装置３２は、装置操作ロッド４１
を摺動可能に収容した長平方向孔４０を備えている。孔
４０内には、ロット４１の前部ノヨルダ４３と、ロット
４１の相離間したノヨルダ４５．４６間を摺動可能なス
プリットクリップ４４との間に拘束されたばね４２が、
ロット４１を包囲するように配置されている。ばね４２
は、装置３２かロット４１に対して図示の平衡位置から
前方に移動するのを可撓的に抵抗する。

遊底１１の長手力向大内には、遊底のノヨルダ４８と、
装置３２の後端に衝止され且つロット４１の後方伸延部
上を摺動可能なワッノヤ４９との間に拘束されたばね４
７が、該後方伸延部を包囲するように配置されている。

ばね４７は、該装置が遊底ＩＩに対して図示の平衡位置
から後方に移動するのを可撓的に抵抗する。

ロッド４１は、遊底ＩＩ内を長手方向に摺動可能な装置
操作チューブ５０により担持された係止アーム５４によ
り係合される後端を有する環状凹部を備えている。ピン
２２は、この長手方向摺動運動を可能にするために長芋
方向溝５１を貫通している。引き金は、装置操作チュー
ブ５０の溝５３に係合する直立ビン５２を担持しており
、従っで、該デユープは引き金の駆動により長手方向に
移動され得る。

発射サイクル完了以前に弾丸を誤って放出させないため
に、遊底１１の６１には遅延装置６０が蝶着されている
。遅延装置は、撃針１３の対応１ｗｔ６３に進入し得る
下向き尾端６２（第２図）を備えている。又、撃針は、
その長子部分に沿って伸延しており、遅延装置６０を部
分的に収容し得る溝６４を備えている。

装置３２は、遅延装置６０の前舌部６６と後舌部６７と
に作用し得る突起６５を備えている。

引き金の駆動が開始されていない開型の状態ては、尾端
６２は凹部６３に進入し得ろ。装填装置３２は、弾丸３
１Ｂか排出ばね３８の張力下で発射窄備位置に保持され
ている図示位置に可撓的に配置されている。しかしなが
ら、装置３２はばねの張力に対して俊秀に移動すること
ができ、突起６５か舌部６７に当接すると、遅延装置６
０は、新しい弾丸を開１−１部３０から挿入又は手操作
で排出できるよっにクリアランスを設けるべく回動可能
である。

引き金が駆動されると、該引き金は、ます最初の移動で
撃針１３を移動させる。従っで、尾端６２と凹部６３と
は非整列状態になり、装填装置３２をト操作で移動させ
ようとする試みは、舌部６７に接触４−る突起６５によ
り阻止され得る。こうして弾丸の排出は阻止される。

引き金を更に後方に移動すると、ピノ５２は装置操作チ
ューブ５０と係合し、該チューブを装置操作ロッド４１
と共に後退させる。装置３２は自由に移動できず、従っ
で、装置３２を後方に移動させようとするばねエネルギ
け、ばね４２に蓄積される。

引き金のＵ、続移動により、上述のにうに撃針１３が解
放され、弾丸３１Ｂか発射され、撃針１３と遅延装置６
０間の相対移動は１持６４により助長される。前方移動
中に、撃釦は尾端６２が凹部６３を飛び越えるに十分な
速度で移動するが、発射後には、撃針は、ばね２４の作
用）で、尾端６２と凹部６３とか整列ずろ位置に復帰ず
ろ。

遅延装置６０か自由に回動てき、従っで、装填装置３２
かばね４７の作用下で自由に後退できるのは、この段階
のみである。使用済み薬莢内にはまたガスの実質的な残
留圧力が残っているが、安全のために、この圧力か十分
消散されるまて薬莢かυＦ出され得ないＪ、うに４”る
ことか肝要である。

該火器は、早期排出を阻止するためにこの残留圧力を利
用−４ろらのであり、その構成は、残留圧力が使用済み
薬莢を後方の遊底に押圧させる効果をａするという“ド
実の認識に基づいている。即ち、ケーゾングと遊底との
間の摩擦は、ばね３８の作用下で排出に抵抗する。

ばね３８は、例えば薬莢を排出４°るために約３ボンド
の負荷を生じ得る。後部面積が２平方インヂ、摩擦係数
が約ｌＯ％とすると、弾丸は、残留圧力が約１バール（
１５ｐｓｉ）まで低下しないと排出されない。

上述の排出機構の特に有利な点は、使用済み弾丸の排出
が完全に自動的に行なわれ、使用者は、発砲するために
一旦引き金を引いたら何らケる必要がないという点にあ
る。特？こ、使用者は、従来技術の火器のように引き金
を解放ずろ必要すらない。暴動鎮圧のために実際に火器
を使用セろ場合、使用者は過酷な圧迫下にあり、使用済
み弾丸の排出以前に新しい弾丸を装填してしまうという
ような語本的な誤りを冒し易いが、ｎｉｊ記点は、この
ような場合に特に有利である。再装填速度は、操作者自
身の安全を確保するために重安であるが、ごの問題は、
操（’１／？が発射後に引き金の解放を忘れ、使用済み
薬莢により新しい弾丸の挿入を妨げられて恐慌に陥ると
いう点で、操作者の動作の障害となり得る。

【図面の簡単な説明】

第１区１は本発明の兵器の機構を示す横断面図、及び第
２図は第１図のＡ−入面におけろ断面図である。 １・　本体、２　・銃把、３　　引き金、４　・安全装
置、５．１９，２：ｌ、：’！８，４２．４７　　　ば
ね、６，１０，１５．３９凹部、７　　案内ピン、１１
　　　遊底、１２．２２保持ビン、１３　　　撃釘、Ｉ
４　　・駆動ビン、１６横ピノ、１７　　　溝、１８　
　　カム表面、２０．４９ワノノヤ、２４　　　環状溝
、３０　　　アパーチャ、３１・弾丸、３２　　　装填
装置、３４　　　銃身、３５．３７−ストップ、４１　
　　ロッド、６０　　　遅延装置。 手続狩ｎ　Ｊ−１玉書 昭和６０年７月ノ２日 特許庁長官　宇　賀　道　部　殿 １、事件の表示　　　昭和６０年特許願第１２９７２９
号２、発明の名称　　　暴動鎮圧用兵器 ３、補正をづる者 事件との関係　　特許出願人 名　称　　　　ロイアル・オードナンス・ビー・エル・
シー４、代　理　人　　　東京都新宿区新宿１丁目ＩＷ
１１４号　山田ビル（郵便番号１６０）電話（０３）　
　３５４−８６２３６、補正により増加する発明の数 ８、補正の内容 （１）願重中、発明省の住所を別紙の通り補充づる。 （２）正式図面を別紙の通り補充する。 （内容に変更なし） 尚、同日付にて本願に関する優先権主張証明書差出層を
提出致しました。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）銃身と、固定式遊底と、該銃身及び遊底間に配置
   されており、円筒形弾丸を挿入及び排出させるための装
   填口を有する薬室とを備えており、弾丸の前端を薬室に
   導入するように並進移動させる第１段階と、弾丸が完全
   に銃身と整列するまで弾丸を回動させる回転移動から成
   る第２段階とにより弾丸を挿入可能な暴動鎮圧用兵器で
   あって、該薬室が、薬室の内側の円筒形表面内に閉止ル
   ープを形成するべく、装填口に近接する薬室の前端近接
   点から、該装填口の後方に連続的に伸延する密閉表面を
   備えており、該回転移動により、完全なループの周囲の
   密閉表面に弾丸をシール接触させる暴動鎮圧用兵器。
2. （２）薬室の前端に近接してストップが配設されており
   、弾丸が、該並進移動の終端でストップに接触し、該ス
   トップが該回転移動の回動点として機能する特許請求の
   範囲第１項に記載の暴動鎮圧用兵器。
3. （３）装填口から遠い側の薬室の前端に近接して別のス
   トップが配設されており、弾丸が、該回転移動の最終部
   分で、遊底の前面に密接に拘持されるように該別のスト
   ップの周囲に回動する特許請求の範囲第１項又は第２項
   に記載の暴動鎮圧用兵器。
4. （４）薬室が本質的に円筒形であり且つ該並進及び回転
   移動を可能にするべくクリアランスを備えており、該密
   閉表面が該クリアランスの後部に達している特許請求の
   範囲第１項から第３項のいずれかに記載の暴動鎮圧用兵
   器。