JPS61148594A - 香料を含有する酸素富化空気の自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は香料を含有する酸素富化空気を主として一般人
に販売する自動販売機に関する・〔従来技術〕 従来より１いわゆる酸素吸入“を含め、吸入薬剤の投与
などは専ら病院などの特別の施設内で患者などに対して
行われ、一般人が手軽に供給を受けることはできなかっ
た。

〔発明が解決しようとする問題点〕

酸素富化空気を吸入すれば、呼吸器系の疾患を有する人
は発作が治まり気分が楽になる。また、他の病気を有す
る人はもちろん、健康な人でも疲労物質が酸化分解され
気分が爽快になり身体が楽になる。二日酔い、悪酔いな
どの急性アルコール中毒者が酸素富化空気を吸入すれば
、身体中のアルデヒド類が酸化分解されて急性アルコー
ル中毒が治り気分が爽快になるといった効果があり、ま
た、スポーツの途中、又は終了後に酸素富化空気を吸入
すれば疲労物質が酸化分解され身体中に酸素が充分に供
給されるので疲労を回復し運動機能を高めることができ
、さらにこの酸素富化空気中に特定の香料を含ませるこ
とにより疲労回復作用、鎮静作用、快感付与作用をあわ
せて得ることができる。

そこで本発明は一般人が手軽に香料含有酸素富化空気の
供給を受けることができる香料含有酸素富化空気の自動
販売機を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は通貨またはこれに代わるカード類の投入を検知
して動作指令を発する金銭装置と、酸素富化空気の供給
源と、該供給源よシ送気された酸素富化空気中に混入す
る香料の供給源と、酸素富化空気及び香料の混合気を機
外へ噴出する噴出口と、前記動作指令を受けて混合気の
送気開始並びにその送気時間を制御する制御機構とを有
することを特徴とする香料を含有する酸素富化空気の自
動販売機である。

〔実施例〕

以下に本発明の詳細な説明する。

一般に物品を販売する自動販売機の構成は金銭装置と、
指示装置と、貯蔵・販売装置とから成っていることは周
知のとおりである・金銭装置は投入通貨を検知してその
真偽を調べ、正貨の場合にはその貨種を判別し、金銭を
計測して規定の料金であれば販売許可信号を指示装置に
発する機構である。通常はこの他につり銭を出す機構を
備えている。指示装置は押ボタン操作などによシ、購入
者に商品選択を行わせ、特定商品の販売指令を出す機構
である。単一商品販売のときには投下時期操作機構とし
て利用される。貯蔵・販売装置は販売指令を受けて選択
された商品を投下する機構である。本発明は硬貨などの
投入により一定時間、香料を含有する酸素富化空気の自
動販売を行うもので、自動販売機の機能を得るための機
構、特に金銭装置は基本的に一般の物品自動販売機のも
のと同じである。

（実施例１） 第１図に本発明の第１の実施例を示す。図において、自
動販売機の機体１には金銭装置を構成する硬貨などの投
入口２と、投入硬貨の真偽の判定、種類の分別並びに定
額確認の際に販売許可の動作信号を出力し、過剰類の際
につり銭信号を出力する選別・計算装置３と、つり銭信
号を受けてつり銭貯蔵箱４内のつり銭をつり鉄血５に供
給するつシ銭装置６などを備えている。７は投入硬貨の
金庫である。金銭装置は必ずしも上記構成に限られるも
のではない。

機体１内には所定の濃度の酸素富化空気が充填されたボ
ンベ８を設置し、その送気口９に接続された配管１０に
圧力調節パルプ１１および電磁弁などの自動開閉パルプ
１２、香料貯蔵部１６を接続する。

香料貯蔵部１６内に貯蔵する香料としてはビトンチツド
などのテルペン類、檜、松、杉などの天然樹木、ジャス
ミン、すずらんの花などの天然の花からの抽出物、又は
これらと類似の分子構造を有する合成物質など、疲労回
復作用、鎮静作用、快感付与作用を有する薬効薬剤をも
含むものである。

液状のものは配管１０中を流れる酸素富化空気の気流に
吸引させて霧状に供給するか、あるいはフィルターに付
着させて配管途中に設置する。固形物のときには配管途
中に単に設置すればよい。あるいは蒸気又は蒸気と共に
香料を配管中に供給することもできる。

以下の実施例についても全く同じである・なお、ここで
言う酸素富化空気とは、通常の空気（酸素濃度が約２０
容積％）よジも酸素濃度の高い空気を示し具体的には酸
素濃度が２５〜８０容積チ、好ましくは３０〜６０容積
チの空気を示す。

尚、酸素濃度が２５容積チ以下では酸素富化空気として
の機能が充分でなく好ましくない。また、８０容積チ以
上では人体に対して危険であり又、火災の危険もあり好
ましくない。酸素富化空気の適正な香料の含有重量は一
般的に０．０１ｐｐｍ−１重量％である。一方、配管１
０の端末に接続された吸入マスク形式の空気噴出口１３
を機体１の外部に臨ませて設置する。この空気噴出口１
３は、配管１０の端部に可撓性パイプ１４を用いて機外
に引出すことができるようにすれば好都合である。機体
ｌ内には前記自動開閉パルプ１２の開閉を制御する制御
機構１５を内蔵する。この制御機構１５は前記動作信号
の入力を受けて制御信号を出力し自動開閉パルプ１２を
「閉」より一定時間「開」状態に切替える機能を有する
ものである・タイマー機構などの公知の自己保持装置を
用いて構成できる・なお、自動開閉パルプ１２の開放開
始時機を押ボタン（図示略）の操作等によって設定して
もよい。

実施例において、投入口２内に硬貨を投入する。

これが選別・計算装置３によって確認され、定額を超過
のときにはつり鉄血５につり銭が戻される。

定額投入が確認されると、制御機構１５に販売許可の動
作信号が発せられ、その出力信号をもって自動開閉バル
ブ１２が一定時間開き、ボンベ８内の酸素富化空気が配
管１０内に送出され、香料貯蔵部１６から供給される香
料と混合され、その混合気が噴出口１３より外部へ噴出
する。使用者はこの噴出口１３に鼻、口を近づけること
により、所定時間香料を含有する酸素富化空気を吸入で
きる。

（実施例２） 第２図は本発明の第２の実施例を示すもので、ボンベ８
内の酸素ガスの濃度が高い場合に、供給時にこれを適正
な濃度の酸素富化空気に調整する場合の例である。、第
１図と同一構成部分には同一番号を付して説明を省略す
る。

本実施例ではボンベ８からの配管途中に前実施例と同様
に香料貯蔵部１６を設置するとともに、さらに空気混合
装置１７を介装したものである。この空気混合装置１７
にはボンベ８に通ずる配管１０とは別に外気吸入管１８
を接続し、該吸入管１８の端部に接続した外気取入口１
９を機外に開口する。なお、吸入管１８の上流側、例え
ば外気取入口１９には除塵フィルター２０およびバルブ
２１を設ける。第３図に空気混合装置１７の一例を示す
。すなわち、ボンベ８に通ずる酸素ガスの管路２２の先
端開口部２２ａを絞り、その開口部２２ａに吸入管１８
からの管路ｎを導ひき、これを噴出口側の配管１０に連
通させたものである。ボンベ８より送出された酸素ガス
は香料貯蔵部１６から供給される香料と混合され、その
混合気が管路２２の先端部で絞られて高速で流出するた
め、減圧状態となり、吸入管１８より外気を吸引して外
気と混合され、適正な酸素富化空気に調整されて噴出口
１３より流出する。硬貨などの投入によって定量の香料
含有酸素富化空気を一定時間供給する点は前実施例と全
く同じである。

（実施例３） 以上の実施例はいずれも、酸素ガスを充填したボンベを
用いた例であるが、酸素発生源として必ずしも酸素を内
部に貯蔵しておく必要はない。第４図に酸素富化膜を発
生源に用いた例を示す。

酸素富化膜とは、特定の高分子材料より成る厚み０．０
１〜５００μｍ程度の膜であり、Ｎ２の透過性よシも０
２の透過性の方が大なるものである。従って通常の空気
を透過させると酸素富化空気（通常の空気よりも酸素濃
度の高い空気）が得られる。通常は、連続多孔膜を支持
体として酸素富化膜をその上に乗せて使うか、連続多孔
膜と酸素富化膜が一体化したものを使用する。

酸素富化膜の種類により、０２とＮ２の透過係数比が異
なる・０２／Ｎ２透過係数比が犬なるほど、得られる酸
素富化空気中の酸素濃度が犬になる。

酸素富化膜の種類はたとえば、講談社発行（１９８４年
第１刷）、「新しい機能膜」のＰ、９７〜１０３に述べ
られているが、これらに限定されるものではない。

第４図において、本実施例は機体ｌ内に減圧ポンプ２４
を設置し、その吐出口２５側に配管１０を介して噴出口
１３を接続し、吸入口２６側に接続した吸入管１８に外
気取入口１９を取付けてこれを機外に開口するとともに
この吸入管１８の途中に、香料貯蔵部１６とともに除塵
フィルター２７と酸素富化膜部とを介装したものである
。本実施例においても、前実施例と同様に正規の料金の
硬貨が投入されたときに選別・計算装置３より販売許可
の動作信号が発せられるが、本実施例ではその動作信号
を受けた制御機構１５の出力信号をもって減圧ポンプ２
４の電源スィッチ２９を投入し、該減圧ポンプ冴を一定
時間作動させる。これによって、外気取入口１９から吸
引された空気は除塵フィルター２７により除塵され、酸
素富化膜２８を通過して酸素富化空気となり、香料貯蔵
部１６より供給される香料と混合し、その混合気が減圧
ポンプ冴内を経て配管１０内を圧送され、噴出口１３よ
り外部へ噴出する。使用者は鼻、口を通して一定時間噴
出口１３から香料含有酸素富化空気を吸入できる。

以上実施例においては、ボンベ、減圧ポンプ香料貯蔵部
を機内に設置した例を示しているが、その設置位置は機
内に限定されるものではない。また、通常の販売機と同
様に紙幣や、通貨に代わるカード類を使用できるように
することは自由であるＯ 〔発明の効果〕 以上のように本発明によれば、一般の物品（飲料、食品
、たばこほか）販売用の自動販売機と同様の取扱いによ
り、一般人が手軽に香料含有酸素富化空気を購入できる
。また、吸入マスク型噴出口の使用により無駄なく使用
者に香料含有酸素富化空気を供給でき、病人はもとより
日常生活の中で酸素不足によって生ずる症状の解消にあ
わせて香料中に含まれた有効成分の作用による快感、鎮
静作用、疲労回復の効果を得ることができる・本発明の
香料含有酸素富化空気の自動販売装置は、例えば病院の
待合室など、ホテル、喫茶店、レストラン、公園、街路
、競技場、体育館、各種スポーツクラブ、山小屋その他
公共施設などの設置用として好適である・

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す構成図、第２図は
第２の実施例を示す構成図、第３図は第２の実施例に用
いる空気混合装置の一例を示す正面略示図、第４図は第
３の実施例を示す構成図である・ 金銭装置 ２・・・硬貨投入口　　　　３・・・選別・計算装置６
・・・つり銭装置 酸素富化空気の供給源 ８・・・ポンベ　　　　　　２４・・・減圧ポンプ四・
・・酸素富化膜 １２・・・自動開閉パルプ　　１５・・・制御機構香料
の供給源 １６・・・香料貯蔵部 ＼；＝１− 埠１図 弗２図 区 ζ 蘇 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）通貨またはこれに代わるカード類の投入を検知し
   て動作指令を発する金銭装置と、酸素富化空気の供給源
   と、該供給源より送気された酸素富化空気中に混入する
   香料の供給源と、酸素富化空気及び香料の混合気を機外
   へ噴出する噴出口と、前記動作指令を受けて混合気の送
   気開始並びにその送気時間を制御する制御機構とを有す
   ることを特徴とする香料を含有する酸素富化空気の自動
   販売機。