JPS61145287A - 密閉状態で乾燥粉コ−クスを整粒搬送するための整粒搬送装置 - Google Patents

密閉状態で乾燥粉コ−クスを整粒搬送するための整粒搬送装置

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JPS61145287A
JPS61145287A JP26747784A JP26747784A JPS61145287A JP S61145287 A JPS61145287 A JP S61145287A JP 26747784 A JP26747784 A JP 26747784A JP 26747784 A JP26747784 A JP 26747784A JP S61145287 A JPS61145287 A JP S61145287A
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石橋 実
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、コークス乾ゴ(消火設置+i5や=1−ク
ス炉及びその周辺の集塵表11iiiから回収される各
乾燥粉コークスを有効に整粒かつ110送づ−るたV)
の整ネC1搬送装置に関する。
(従来の技術〉 生成したコークスを消火する方法どしては、=1−クス
炉から押し出された灼熱コークスに水をかける湿式消火
方法のほか、近年、灼熱コークスの保有する熱エネルギ
ーを有効に利用することが検討され、窒素ガス等の不活
(’lガスを利用して灼熱コークスの消火を行うと同時
にこの消火の際に高温に加熱された不活性ガスを利用し
てボイラー等の熱源として利用する乾式消火方法が開発
され、一部の工場において実際に操業されている。
また、コークス炉設猫で=1−クスを製造する際、その
工程上どうしてもコークスV)塵が発〈Iニジ、これが
周囲に飛散して公害を引起こす場合があるので、特にこ
れらの粉塵が発生づ−る箇所、1−なわち、ガイド車部
分、窯[1部分、装入車部分等の本体装嵌及び送形系統
部分、乾式滞火設置ffM中のコークスバンカ一部分等
の]−クス炉周辺HΩ備等からの各粉塵を押える目的で
、発塵箇所に天kXフード′;9を設置し、その内部に
粉塵を吸気させてかう各々別個又は集中して各種の集塵
装置に導入し、これらの粉塵を、例えばバグフィルタ−
等でその主体であるコークス粉塵、その他の異物を除去
して浄化した後、空気を系外に排出している。
近年、公害規制の強化に伴い、集塵装置から回収される
粉塵の主体である微粉コークスが大幅に増加し、特にこ
の微粉コークスの措置9が、上記のコークス乾式消火設
備から回収される粉コークスの措置と同様に大ぎな課題
になっている。
ところで、これまでのコークス製造の際の湿式消火方法
では、発生する粉コークス(いわゆる沈澱コークス)は
、その発生量が少4丁<、かつ、鹿コークスと同時に加
湿されていたこと、J、lζ、集塵装置&等どしてはロ
ー1〜クロン等の湿式処理の場合が多く、これらから回
収される粉コークスはそのいずれも加湿状態であるので
、そのまま通常の屋外置場等へ搬送され、所要の用途に
必要時に払出さえすれば済んでいた。
しかしながら、乾式消火設備からの粉コークスは、上記
沈澱]−クスの数倍量の月間数百1−ンから数千1〜ン
の発生量にも達し、また、完全に乾燥されて相当微粉化
されIc Gのが含まれており、そのままでは発塵公害
が発生する。また、コークス炉本体及びその周辺の集塵
WQ (#iiからいわゆるバグフィルタ一方式で回収
されるものは、はとんど乾燥状態のいわゆるバグフィル
タ−粉であり、固定ダクトを介して集中集塵捕集すれば
その捕集けも大量になり、t+ti集規模、基数によっ
ても異なるが、月間数百トンから数千1〜ンの発生量に
達し、いずれもそのままでは発塵公害の問題が発生する
これらの微粉コークスのIB置としては、例えば粉コー
クスの拮出口の周囲等から水をスプレー噴射させたり、
そのまま沈澱池に導入さけてなんらかの形で加湿さけて
通常の屋外置場等に搬送し、これまでの湿式消火方法で
発生した粉コークスと同様のl(i置で所要の用途に応
じて払出されていた。
4:だ、回収粉コークスのJJI出口から乾燥状態のま
ま払出される場合もあるが、この場合にはそのJJI出
1」に粉体輸i′A車(ローリ−車)の装入口を連結し
て払出していたが、このままではこの粉コークス中に塊
コークスを始めとする耐火レン力破片や定修時に残され
た種々の異物が混入し、需要先の多くにおいてそのまま
では使用不可能として取扱われることがあった。
特に、製鋼精練時の際の加炭脱酸、予備1]F2酸、r
?温、前処理等の1」的で使用される加炭剤又は液体・
固体燃料代替としての助燃剤は所定のパイプ又はノズル
でフィードされたりするので、これらを詰まらせるもの
や目的使用後残存するものは絶対にiJl除する必要が
あり、所定の粒度に維持づ“ることが条件どなっている
このため、上記の加炭剤や助燃剤の製造に当たっては、
これまでは含水塊コークスを所定の粒度に一=−萌ね砕
したり、また、湿式消火の際に発生でる沈澱コークスを
用いて、この分野でふるい分け= 5− 効率が良いとされている振動ふるい(一段ふるい又は必
要に応じて多段ふるい)で整粒コークスを得、次いで回
転キルン乾燥機で乾燥さけ、水分の無い乾燥された整粒
コークスを製造したり、あるいは、必要に応じて乾燥し
た後ふるい分けを行っていた。しかしながら、これらの
方法は、工場内での発塵が著しく、集塵装置を取付(プ
ても発塵箇所が広く、かつ、多岐に亘っているので、そ
の効果も少なく、また、多くの工程を必要としているの
で、所要人員も相応に必要であり、ざらに、燃料費、電
力費等の消費がアップするほか、生産効率も良好でない
また、この分野でのふるい分け装置としては、上記の振
動式ふるい分け装置が一般的でるが、このほかに回転遠
心式ふるい分け装置がある。これは、通常、液体一固体
の分離に使用されたり、あるいは固体間の分離において
石炭の選炭や石灰石等にも使用されることがあるが、こ
の回転遠心式ふるい分け装置は、ふるい分けと同時に粉
砕が起こる場合もあり、この分野では通常振動式ふるい
分Gノ装置が効率良く経済的なものどして使用されてい
る。また、積極的に粉砕とふるい分(Jとを兼ねて、ブ
ラッドフィードブレーカ−と言われる多段1・臼ンメル
方式による石炭の選択的i!<別方法もあるが、原料石
炭の強度の差や湿分保イJのために、ふるい口の詰りや
1ヘロンメル装置内壁への粉化石炭の191着等が発生
し、製品の品質管理や操業の−1で神々の問題が発生ず
るとされている。
81−た一方、別の方法として、粉コークス等を湿式で
ボールミル等により一定粒度以下にわ)砕した後振動式
ふるいで整粒し、次いでフィルタープレス等で除湿した
後、回転キルン乾燥機で乾燥させて水分のない乾燥され
た微粉コークスを製1iji j、ている。しかしなが
ら、このようイ「方ン人(−1、一般に屋内の密閉した
丁場の中で操業する例が多く、内部での発塵が著しく衛
生的にもまた生産効率の而からも決して良好なものでは
ない。
また、現在一部には、ト記回収乾燥粉コークスについて
、特に整粒するための簡11な方法どじで、払出時に所
定のふるい目を通過さυ−て粉体輸送車に搬入さゼたす
しているが、これらは回収乾燥粉コークスの粒度構成に
よってはふるい目を詰まらゼ、それによりオーバーフ[
1−を引起こし、発塵問題は当然のこと、j511等を
輸送車へ混入ざぜる結果となり、さらに安全操作の面か
らち整粒品v′1効果の而からも問題であり、長期間の
作業、出荷には現実的でない。
ところで、コークス乾式消火設備からの乾燥粉コークス
については、その回収位属が、例えtJrボイラー等の
熱利用装置の前のケス1ヘキヤツヂ1−であり、また、
熱利用装置の後のザイクロンであり、さらにまた、コー
クス炉及びその周辺からの集塵装置からの乾燥粉コーク
ス、いわゆるバグフィルタ−粉についてCは、その回収
位置が、例えばガイド巾集塵、窯口集IQ!、装入iy
集塵、送形集塵、乾式消火のコークスバンカー集塵等の
バグフィルタ−粉であって、乾燥状態の微粉コークスが
主体であるが、いずれにしてもこれらの乾燥粉−]−ク
ス中にコークス塊、飛込コークスあるいは耐火1ノンガ
破片その他の異物が混入した状態であれば、そのままで
は十記粉コークスの用途、例えば吹込精練用加炭剤、液
体・固体燃料の代替としての助燃剤等の用途に到底供し
得ることができ1」゛、ノことえ少■であっても上記の
ものが混入すれば、これを除去することが必要である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしイjがら、これらの乾燥粉コークスは、それ自体
が乾燥微粉末であったり、また、微粉末が相当含まれて
いるので、特にこれらが周囲に飛散し、公害の問題を引
起こすので取り扱いづらく、例えば湿式処理を行うにも
表面積が人さくで加湿が容易でなく、また、加湿後の処
理も屋外置場に在庫すると発塵するという問題があった
また、せっかく乾燥状態になってカロリー的に高いもの
であるのに、これを加湿してその評価を落すことは全く
合理的でない。
しかも、天吊の乾燥粉コークスを整粒J−るには、イの
目的のためのみに大掛かりな集p9装置が必要になると
いう問題があった。
〔問題点を解決するための手段及び作用)−〇 一 本発明は、かかる観点に鑑みて1(1怠研究を重ねた結
果、例えばコークス乾式消火設置iiiから寄られる粉
コークスの主体は、灼熱コークスを高所から落下させた
際に発生し、そして、冷1.11の際にお(プる上部力
冒らの荷重や下降の際におIJる摩擦等で粉化したり、
さらに、(qられた粉コークスが相当の用足で衝突板や
熱交換器に衝突Jる等、もはやこれ以十粉化することが
無い稈に相当の履歴を経た小粒のコークスで大部分が構
成されており、また、コークス集塵設備からのバグフィ
ルタ−粉の主体は、コークスの製造工程で相当の履歴、
例えばガイド集塵粉で言えば、押出機によって押出され
た灼熱コークスが消火車に落下する際にフードで吸気さ
れた粉であるが、例えば、の押出しという激しい履歴を
経ており、これ以上は再粉化Jることが無い位に比較的
強度のある微粉コークスを主体に構成されている。この
ため、これらの粉コークスやハゲフィルター粉は、1ヘ
ロンメルでシビアな回転をしても所定の粒度を供給する
ことができ、かつ、湿った粉にありがちな操業中の目詰
りやその他の1〜ラブルを引起こずことがない。じが6
、この様イ丁粉コークスの(111成粒度は供給される
当1、−矢二1−クスの種類ににって特定されて、13
す(例えば、フィードされるのがリーイクロン粉はリイ
ク1]ン粉であれば、本発明の装置にフィートしても製
品は(,1、ど/υどその粒度構成を紹持している。)
、これら粉−1−クスの持つ乾燥状態と上記履歴の結果
とが相俟ってトロンメルのふるい分け効率を高めるほか
、高い回収効率をあげることがでさることを見出して、
本発明に到達したものである3゜すなわち、本発明は、
」−クス乾式消火段(ii#や二1−クス炉及びその周
辺の集M設備から回収される乾燥わ)コークスの特性を
生かしつつ、空気搬送装置と遠心式ふるい分り装置とを
巧みに組合ばて密閉状態の中で整粒かつ搬送する装置に
係わるものであり、丁]−クス乾式消火設備ヤ)]−ク
ス炉及びその周辺の集塵設置11hから回収される乾燥
粉コークスを搬送する第1空気強制搬送装置と、この空
気強制搬送装置の導V(出口に連通連結された遠心式ふ
るい分け装首と、この遠心式ふるい分り装F・°1に連
通連結された製品貯槽と、この製品貯槽の製品貯槽の出
口に設啜られて製品コークスを所定Mづつ切出1切出し
装置と、この切出し装置に連通連結されて他の製品槽や
輸送圧送中へ搬出する第2空気強制搬送装置とを備えて
いる密閉状態で乾燥粉」−クスを整粒搬送するための整
粒搬送装量である。
本発明装置において、整粒の対象とイrるコークス乾式
消火設備いコークス炉及びその周辺の集塵設備等から回
収される乾燥粉コークスとしては、それが乾燥状態で回
収されたものであれば如何なるものであってもJ:<、
コークス乾式消火設備から回収されるものとしてはボイ
ラー等の熱利用装置の前のジス1〜キヤツヂヤーで1q
られるジス1〜キヤツヂヤー粉や、熱利用装置の後のナ
イフロンで得られるザイクロン粉等を挙げることができ
、また、コークス炉及びその周辺の集塵設備から回11
×されるバグフィルタ−粉としてはカイト車部分、窯口
部分や装入車部分の各集塵粉、また、送形系統部分や乾
式消火設備中のコークスバンカ一部分の各集歴粉を単独
、又は集約してバグフィルタ−によっ−C分離された乾
燥微粉コークス等を挙げることができる。本発明の乾燥
粉コークスは、どにか< Ha歴を経た強度のある−6
のであればよく、いずれの炉の−1−クス粉であっても
よい。
なお、上記ラス1〜キヤツヂト一粉どじては、一部コー
クスの大塊が混入している場合があるので、安定した空
気搬送及びトロンメルのふるい分け効率を良好にづ−る
ため、例えば、ハンマークラッシ!・−等C部分的に粉
砕した方が良い。また、リイクロン粉(,1、一部比較
的比重の小ざい泡コークス、飛込コークスなどが混入し
ているが、大半は0゜8 mm以下の粉がqミ中してい
るのC′、イのまま本幹Ill]装置に供給した方がに
い。
ここで、乾燥粉−]−クスの一例として、原石り一イク
ロン粉の粒度分布の一例を示ずど以下の通りである。
原):+I (Jイク「]ン粉の粒度分イUメツシュ 
   mm      手足%〜35   〜6   
 0.02 35〜56〜’I     O,13 5〜10      4〜1.7     0.341
0〜20    17〜0.8     3.3320
〜48    08〜0.3   35.8/148〜
100    0.3〜0.15  32.69100
〜200  0.15 〜0.07  16.8220
0〜350  0.07 〜0.04    7.7/
1350〜    0.04 〜       3.0
9これらの乾燥粉コークスは、空気搬送して原石槽に搬
入してもよいし、また、スクリューコンベア、パケット
エレベータ等で原石槽に搬入されるが、装置のコンパク
ト化、後工程等の面から前者が望ましい。
この目的で使用される原1!31槽は、空気搬送された
原料の乾燥粉コークスを第1空気強制搬送装「7により
一定速度で密閉状態の遠心式ふるい分(J装置に送り込
むことができるように一旦貯留するのが目的であり、こ
の目的を達成することができる容量のものであればよい
また、本発明においては、原石の乾燥粉コークスは、原
石槽から第1空気強制搬送装置でその導= 14 − 管出口に連通連結された遠心式ふるい分り装置に搬送さ
れるわけであるが、整粒装置が他の場所にある等朗れて
いる場合には、一旦圧送単に搬入し、整粒装置の場所で
この圧送中に取(qりられている空気強制搬送駅間を上
記第1空気強制搬送装置どじで利用し、その導管出口に
遠心式ふるい分け装置を連通連結して乾燥粉コークスを
遠心式ふるい分け装置に導入するJ:うにしてもよい1
、また、上記密閉状態の遠心式ふるい分け装置について
は、それが密閉状態で連続的にオーバーサイズの粒子を
除去できるものであればよく、例えばトロンメルがある
。1〜ロンメルは、原お1人口側と出口側に勾配差をつ
けたり、入口側と出口側に面積差をつ(プることにより
振出人効率やふるい分け効率を向上させることができる
。さらに、勾配差がなく平面上に1〜ロンメルを設置す
る場合には、この1−ロンメル内部にスクリュー搬送機
構を取付りてもよい。
なお、上記遠心式ふるい分け装置に代えて、振動式ふる
い分け装置を使用することも考えられるが、本発明では
空気搬送が基礎になっているので、この振動式ふるい分
け装置では物理的に不向きであり、別個にそれ専用の大
型集塵装置を設cノる必要が生じる等、経済的でない。
さらに、この遠心式ふるい分け装置においては、好まし
くは微粒子側を製品粉コークスとしてぞのまま製品槽内
に搬入し、粗粒子側を製品槽外部に搬送するようにし、
また、整粒の目的に応じて2段、3段等複数段にふるい
分け装置を段【プて多段に整粒を行うようにしてもよい
。すなわち、特定の粒度分布のものを回収したい場合に
は、多段のトロンメルを本装置に設置すれば乾燥粉コー
クスの用途が要求する粒度に応じて回収することができ
る。
また、本発明においては、第1空気強制搬送装置の導管
の出口と遠心式ふるい分け装置の入口とを連通連結して
いるが、これは第1空気強制搬送装置の圧力を利用する
と共に、トロンメルによる遠心力と強制搬送によるふる
い分り効率とを向上させる効果がある。空気強制搬送の
圧力は、一般にトロンメル内部の適正な圧力と差がある
ので、好ましくはこの遠心式ふるいね(プ装置の入口に
圧力調整装置、例えば緩衝ポツパー等を設(ノて1〜ロ
ンメル内部に作用する圧力を調整するのがよい。
この様にして整粒された製品粉コークスは製品貯槽の上
部受入れ口からその製品貯槽内に搬入される。
次に、製品貯槽内に貯留された製品粉コークスは、製品
貯槽の出口に設けられたロータリーフィーダー等の切出
し装置によって所定mづつ切出され、次いで、この切出
し装置に連通連結された第2空気強制搬送装置ににって
仙の製品槽に搬入されるか、あるいは、直接輸送圧送中
に搬入される。
この場合、上記切出し装置としては、第2空気強制搬送
装置による空気圧力が作用するので、製品貯槽への逆流
を防止するために密閉式のものが好ましい。
なお、本発明にJζっで得られる乾燥整粒コークスをベ
ースとして種々の製品を製造する場合、本発明装置を使
用して整粒すると同時に他の素材を均一に混合さゼるこ
ともできる。
〔実施例〕
以下、添附図面に示す実施例に従って、本発明の整粒搬
送装置を具体的に説明する。
第1図において、この発明の実施例に係る整粒搬送装置
が示されている。この整粒搬送装置は、ルーツ型送用i
l!(1a)と導管(1b)どからなり、コークス乾式
消火設備やコークス炉及びその周辺の集塵設備から回収
される乾燥粉コークスを空気 ′搬送する第1空気強制
搬送装置(1)と、この第1空気強制搬送装置(1)に
よって空気搬送された乾燥粉コークスを整粒する遠心式
ふるい分け装置、すなわちトロンメル(2)と、この1
〜ロンメル(2)のに連通連結された製品貯槽(3)ど
、この製品貯1(3)の出口(3a)に設けられ、上記
トロンメル(2)で整粒されて製品貯槽(3)内に貯留
した製品粉コークスを所定量づつ切出す切出し装置、す
なわちロータリーフィーダー(4)と、ルーツ型送屓機
(5a)と導管(5b)とからなり、上記ロータリーフ
ィーダー(4)に連通連結されでロータリーフィーダー
(4)で切出された製品粉コークスを仙の製品槽や輸送
圧送中、1なわら[1−り一車(6)等へ搬出する′!
:fS2空気強制搬送装置(5)とで構成されている。
この実施例にa3いて、第1空気強制御0送)装置(1
)の導管(1a)出口は1〜ロンメル(2)の入口に設
りられた圧力調整装置、?I−’、’にわち土部に集塵
N(7a)を備えた緩衝ポツパー(7)に密[に1状態
で連結されており、第1空気強制搬送装置(1)で空気
搬送されて来た乾燥粉コークスは、上8d緩衝11\ツ
バ−(7)で適当な空気圧力まで圧力調整されてトロン
メル(2)内に導入されるようになっている。また、1
ヘロンメル(2)の出口(2a)は製品貯槽(3)の上
部に設(プられた受入れ口に直結され、1〜ロンメル(
2)で整粒された製品粉コークスは直接この製品貯槽(
3)内に搬入されるようになっている。
さらに、を記第2空気強制搬送装置(5)で空気搬送さ
れた製品粉コークスは、上部に集塵(幾(8a)を備え
た荷積みホッパー(8)を介してロ−り一車(6)に積
荷されるj;うになっている。
なお、第1図において、符号(9)は1〜ロンメル(2
)で乾燥粉コークスを整粒した際に分離されたオーバー
サイズのコークス等を広出す導管であり、また、符号(
1o)は上記オーバーサイズのコークス等を貯留する貯
槽である。
この整粒搬送装置を使用し、コークス乾式乾燥装置のサ
イクロンで回収されたサイクロン粉を第1空気強制搬送
H’FI (1)ニJ:す42. ooo*g、lrの
速度で4.00mmφのふるい日を右する1ヘロンメル
(2)に送り込み、この1〜ロンメル(2)で粒度の大
きなコークス、異物等を除去してそのまま製品貯イfJ
l (3)内に搬入した。このどき上記トロンメル(2
)でふるい分けられたふるい上の粒度の大ぎなコークス
、異物等は導管(9)がら貯槽(10)に搬出した。
製品貯槽(3)内に貯留した製品粉コークスの粒度分布
は以下の通りであり、また、この整粒搬送作業の際に粉
塵発生はみられず、屋外で作業づることができた。
製晶粉コークスの粒度分布 メツシコ    mm      重量%〜3,5  
  〜6    0.0035〜56〜4    0.
00 5〜104〜1.7   0.3/1 10〜2017〜0.8   3.3/120〜480
8〜0.3  35.8948〜100  0.3〜0
.15 32..7I!1100へ−2000,15〜
0.07 16.84200〜350 0.07〜0.
04  7.75350・〜   0.04〜    
3,10製品粉コークスの品位 固定炭素 89.5% 全硫黄分 0254%灰分  
  9.8% 水分   0.2%揮発分  0.7%
  発熱ff1k  7,100Kcal/Kg(注)
全硫黄分及び水分け件数。
この製品粉コークスは、有効炭素分が高く、高カロリー
で還元性が大であり、また、低硫黄分なので環境面でも
良好であり、しかも、5メツシコふるい上の大きな粒子
のものが無くて20〜20Oメツシュの範囲内のものが
85%以Fを占めているため、フィードの安定性、詰り
の防止、均一な反応等、加炭剤や液体・固体燃わ1の助
燃剤として極めて良好な製品として使用し得るものであ
る。
〔発明の効果) 本発明装置によれば、コークス乾式消火設備やコークス
炉及びその周辺のiJ塵設備から回収される各種の乾燥
粉コークスを空気強制搬送装置で搬送する過程で整粒を
行うようにしているので、密閉状態で効果的に整粒と搬
送を行うことができるほか、これが本発明の特定の原料
の各性状と相俟って安定した効率の良いふるい分けがで
き、製品粉コークスの回収効率も著しく向上する。しか
も、この整粒搬送の際に不要物が除去されるので、乾燥
粉コークスが粉塵となって飛散し、公害の問題を引起こ
すようなことがなく、取り扱いにくい乾燥粉コークスの
整粒搬送を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る整粒搬送装置を示す説明
図である。 (1)・・・・第1空気強制搬送装置 (1a)・・・・導管 (2)・・・・トロンメル(遠心式ふるい分(〕装置f
f )(3)・・・・製品貯槽

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コークス乾式消火設備やコークス炉及びその周辺
    の集塵設備等から回収される乾燥粉コークスを搬送する
    第1空気強制搬送装置と、この空気強制搬送装置の導管
    出口に連通連結された遠心式ふるい分け装置と、この遠
    心式ふるい分け装置に連通連結された製品貯槽と、この
    製品貯槽の出口に設けられて製品コークスを所定量づつ
    切出す切出し装置と、この切出し装置に連通連結されて
    他の製品槽や輸送圧送車へ搬出する第2空気強制搬送装
    置とを備えていることを特徴とする密閉状態で乾燥粉コ
    ークスを整粒搬送するための整粒搬送装置。
  2. (2)遠心式ふるい分け装置が第1空気強制搬送装置の
    導管出口との間に圧力調整装置を備えている特許請求の
    範囲第1項記載の密閉状態で乾燥粉コークスを整粒搬送
    するための整粒搬送装置。
JP26747784A 1984-12-20 1984-12-20 密閉状態で乾燥粉コ−クスを整粒搬送するための整粒搬送装置 Granted JPS61145287A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04105582U (ja) * 1991-02-25 1992-09-10 三菱電機株式会社 プリント配線板

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JPS5465947U (ja) * 1977-10-18 1979-05-10
JPS59197487A (ja) * 1983-04-26 1984-11-09 Nippon Steel Corp コ−クス乾式消火設備の操業方法

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