JPS61145281A - 地盤の安定化方法 - Google Patents

地盤の安定化方法

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JPS61145281A
JPS61145281A JP26642584A JP26642584A JPS61145281A JP S61145281 A JPS61145281 A JP S61145281A JP 26642584 A JP26642584 A JP 26642584A JP 26642584 A JP26642584 A JP 26642584A JP S61145281 A JPS61145281 A JP S61145281A
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ground
grout
mixer
water
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JP26642584A
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English (en)
Inventor
Shunsuke Tazawa
田沢 俊介
Katsuhiko Kurihara
勝彦 栗原
Kenji Takeuchi
武内 健司
Akira Horiba
堀場 明良
Mitsuharu Ishida
石田 光治
Shoichi Kashima
鹿島 昭一
Mineo Murata
村田 峰雄
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NIPPON SOIRU KOGYO KK
Nitto Chemical Industry Co Ltd
YAMAGUCHI KIKAI KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON SOIRU KOGYO KK
Nitto Chemical Industry Co Ltd
YAMAGUCHI KIKAI KOGYO KK
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  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、珪酸ソーダと、これを地盤中において硬化し
得る硬化剤の混合物からなるグラウトにより地盤を安定
化させる方法に関するものであり。
詳しくは、グラウトを連続的に地盤に注入しているうち
に、グラウトのゲルタイムや珪酸ソーダ濃度を地盤条件
に即応したものに瞬間的に変化させ。
これに、より従来よりも種々有利に地盤を安定化させる
方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、珪酸ソーダと、これを土壌中においてゲル化し得
る硬化剤の混合物からなるグラウトにより地盤を安定化
させる方法として、予め施工前に。
珪酸ソーダと硬化剤を各専用の調合槽(攪拌槽)におい
て施工に適した濃度の水溶液(硬化剤は懸濁液状の場合
もある。)にし1次いで得られた珪酸ソーダ水溶液(以
下A液という。)と硬化剤を含有する液(以下、B液と
いう。)を施工時に適当な混合器中において混合しなが
ら地盤に注入し。
地盤中でゲル化させる方法が一般に採られている。
この種の工法においては、グラウトを連続的に地盤に注
入しているうちに、地盤条件に応じてグラウトのゲルタ
イムや珪酸ソーダ濃度を変化させる必要性が屡々生じる
が、このような場合、前記従来技術においては、グラウ
トのゲルタイムを変化させる場合は、B液調合槽に硬化
剤または硬化剤または水を追加してB液中の硬化剤濃度
を増減させ、そしてグラウト中の珪酸ソーダ濃度を変化
させる場合は、A液調合槽に珪酸ソーダまたけ水を追加
してA液中の珪酸ソーダ濃度を増減させる方法が一般に
行なわれている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような方法によっては、A液調合槽
、B液調合槽等にグラウト原料を追加してから、現実に
グラウトのゲルタイムや珪酸ソーダ濃度が変化する捷で
には、調合槽の容量等の装置規模にもよるが、多かれ少
なかれ時間を要するので、グラウトの地盤注入中にその
ゲルタイムや珪酸ソーダ濃度を地盤条件に即応したもの
に瞬間的に変化させることができない。
そこで、かかる点を改善するため1本発明者らは先に特
開昭58−204213号において、珪酸ソーダと炭酸
ガスを組み合せたグラウトについて。
地盤注入中にそのゲルタイムを瞬間的に変化させるべく
、グラウトの地盤注入中に、A、B両液を混合させる混
合器に水を添加する方法を提案した。
この方法によ九ば、グラウトの地盤注入中に。
そのゲルタイムを瞬間的に変化させることができるが、
この方法圧おいては。通常、単にA、B混合液(グラウ
ト)に水を添加してその量を増減させるだけなので、グ
ラウトのゲルタイムが変化するにつれてグラウト地盤注
入量(注入速度)も変化してしまう。
すなわち、この方法においては1通常、グラウトの地盤
注入量を一定に保ちつつ、グラウトのゲルタイムを変化
させるということができない。
(問題を解決するための手段〕 かかる実情に鑑み1本発明者らは、珪酸ソーダとこれを
地盤中で硬化し得る硬化剤を組み合せたグラウトにより
地盤を安定化させるにあたり、グラウトの地盤注入量を
一定にした場合でも、地盤注入中に、そのゲルタイムや
珪酸ソーダ濃度を瞬間的に変化させることができるよう
特開昭58−2’04213号記載発明を改良しようと
して種々研究した結果9次に述べる本発明に到達した。
すなわち、この出願に係る本発明は1次に述べる二つの
発明からなるものであって、第一の発明は゛[珪酸ソー
ダ水溶液からなるA液と硬化剤を含有するB液の各々を
混合器に供給し、該混合器中において両者を混合してグ
ラウトを製造し、ついで得られたグラウトを地盤に注入
し、地盤中で硬化させて地盤を安定化させる方法におい
て、予めA液を互いに運動する複数のプランジャーポン
プからなるグラウト注入ポンプの各供給口に分割供給し
たのち、その吐出液を合流させて上記混合器に供給し、
そしてグラウトの地盤注入中に、上記グラウト注入ポン
プに分割供給したA液の一部を地盤条件に応じて適宜水
に切り換え、更に必要に応じてこの水を再びA液に切り
換えることを特徴とする地盤の安定化方法。」、そして
第二の発明は「珪酸ソーダ水溶液からなるA液と硬化剤
を含有するB液の各々を混合器に供給し、該混合器中に
おいて両者を混合してグラウトを製造し、ついで得られ
たグラウトを地盤に注入し、地盤中で硬化させて地盤を
安定化させる方法において、予めB液を互いに連動する
複数のプランジャーポンプからなるグラウト注入ポンプ
の各供給口に分割供給したのち、その吐出液を合流させ
て上記混合器に供給し、そしてグラウトの地盤注入中に
、上記=6= グラウト注入ポンプに分割供給したB液の一部を地盤条
件に応じて適宜水に切り換え2更に必要に応じてこの水
を古びB液に切り換えることを特徴とする地盤の安定化
方法。」を要旨とするものである。
以下1図面を参照しつつ本発明を説明する。
第1図および第2図は、硬化剤として炭酸ガスが用いら
れた場合の本発明の一実施態様をあられすフローシート
である。最初に、上記二つの発明の共通部分について説
明すると、炭酸ガス貯槽l(通常、液化炭酸ガスボンベ
が用いら几る。)および水貯槽6より炭酸ガスおよび水
の各々を第一の混合器5の入口部に供給する。
その際、炭酸ガスの流量は流量調節弁4により調節する
が、炭酸ガス貯槽lより流出する炭酸ガスは蒸発器3内
を通過させることにより同伴する液滴を気化させること
ができる。
第一の混合器5はその内部に気体−液体の接触混合を良
好にさせるための任意の装置、たとえば攪拌機、ジャマ
板等が設けられた密閉耐圧構造の容器である。
第一の混合器5には図よ、プロペラ型攪拌機が設けら几
ているが1本発明においては、このような形状のものに
限定されず、タービン型、ファンタービン型、わん曲羽
根タービン型、ファウドラー型、プルマージン型その他
任意の攪拌機を用いることもできる。
その他、第一の混合器5として、その内部に静止型流体
攪拌用エンメントが設けられた混合器。
いわゆるラインミキサー(管路混合器)や気−液接触を
良好にするための充填物がつめらnた充填塔も好適に用
いられるが、どのような形式の混合器が用いられるにせ
よ、供給された炭酸ガスと水をなるべく短時間で混合し
得るような攪拌効率のよい混合機構が内蔵さ九た混合器
を用いることが望ましい。
第一の混合器5に供給した炭酸ガスと水は該混合器中に
おいて混合さnて加圧大酸水(供給炭酸ガスにより加圧
状態にある炭酸水)が製造されるが、云うまでもすく、
該混合器に供給する炭酸ガスの圧力(=量)を高くに多
く)するほど、該混合器中において高濃度の加圧炭酸水
を製造することができる。
以上、この出願の前記二つの発明の共通部分について説
明したが、この出願の第一の発明においては、予め珪酸
ソーダ水溶液貯槽15に仕込んだ珪酸ソーダ水溶液を第
二の混合器18中において上記の加圧炭酸水と混合させ
る前に、2運式プランジャーポンプ14の各供給口に分
割供給する。
この実施態様を第1図により説明すると、珪酸ソーダ貯
槽15より珪酸ソーダ水溶液を2運式グラウト注入ポン
プ14の吸入口■および■に分割供給する(この際、予
め切換弁13および16を開いた状態にし、そして切換
弁口を閉じた状態にしておく。) 本発明に用いる2連式グラウト注入ポンプ14とは、こ
の種の薬液注入工法において常用されているグラウト注
入用ポンプであって、互いに連動し、かつそれぞれ独立
した液体吸入口および吐出口を有する2個のプランジャ
ーポンプ(往復ポンプ。
ピストンポンプともいう。)からなるものである、なお
1本発明においては、珪酸ソーダ水溶液を互いに運動す
る複数のプランジャーポンプからなるグラウト注入ポン
プの各吸入口に分割供給することを必須の要件とする関
係上、この過程においては、最低限、2運式グラウト注
入ポンプが用いられるが、勿論、2連式のもののみに限
定されるものではなく、必要に応じて適宜3連式か4連
式あるいはそれ以上の多連式グラウト注入ポンプを用い
ることもできる。
また0通常プランジャーポンプは、その吐出量を数段階
に亘って変化させることができるので。
2運式グラウト注入ポンプ14における各プランジャー
ポンプの吐出量は等量とは限らず0等なった吐出量にす
ることもできる。
本発明に用いる珪酸ソーダとしては、従来地盤の安定化
に用いられているJIS 3号珪酸ソーダが通常好適に
用いられるが、  8 ion/ Nanoのモル比が
JIS 3号珪酸ソーダよりも高い3以上のものから5
以内のものを用いることもできる。
−1〇− これらの珪酸ソーダは、施工に際し、水で希釈して地盤
安定化に適した適宜の濃度の水溶液にするが9本発明に
おいては、珪酸ソーダ水溶液貯槽16に仕込む珪酸ソー
ダ水溶液の濃度は通常20〜100容量チにするのが望
ましい。
このようにして、2連式グラウト注入ポンプ14の各供
給口(各プランジャーポンプ)に分割供給した珪酸ソー
ダ水溶液は、各吐出口において合流させて第二の混合器
18に供給する。
第二の混合器18に珪酸ソーダ水溶液を供給すると同時
に第一の混合器5より加圧炭酸水を切換弁9を経てポン
プ13により第二の混合器18に供給する。
第二の混合器18に供給さnた珪酸ソーダ水溶液および
加圧炭酸水は8通常、該混合器がグラウト注入管に内蔵
さ几ていて小容量である関係上。
該混合器中において瞬間的に混合されグラウト化されて
地盤に注入される。
なお、第1図においては、加圧炭酸水の第二の混合器1
8への供給にプランジャーポンプとは異なったポンプ1
0(たとえば、ギアポンプ、ベーンポンプ、タービンポ
ンプ等〕が用いられているが、勿論、このポン1100
代りにプランジャーポンプを用いることもできる。すな
わち2本発明においては、3連式グラウト注入ポンプを
用いて。
第一および第二の吸入口に珪酸ソーダ水溶液を分割供給
し、そして第三の吸入口に加圧炭酸水を単独供給するこ
とも可能である。
本発明においては、このようにしてグラウトを地盤に注
入しているうちに、2連式グラウト注入ポンプ14の各
吸入口に分割供給した珪酸ソーダ水溶液の一部を地盤条
件に応じて適宜水に切り換える。
すなわち、グラウトの地盤注入中に、切換弁12を開く
と同時に切換弁13′!il−閉じると、2連式グラウ
ト注入ポンプ14の吸入口■には珪酸ソーダ水溶液の代
りに水が供給されて、第二の混合器18にはもとの流量
を維持しつつ低濃度化さ几た珪酸ソーダ水溶液が供給さ
几る。
そして、この珪酸ソーダ水溶液は、既述の理由により第
二の混合器18中において加圧炭酸水と瞬間的に混合さ
れグラウト化されて地盤に注入さ九るので、上記のよう
な手段を採ることにより。
グラウトの地盤注入中に、その注入量を変化させること
なしに、グラウトの珪酸ソーダ濃度を瞬間的に低下きせ
ることかできる。
なお、この実施態様においては、最初、2連式グラウト
注入ポンプ14の吸入口■および■(すなわち、プラン
ジャーポンプ14Aおよび14B)の各々に分割供給し
た珪酸ソーダ水溶液のうち。
吸入口■への供給液がその後、水に切り換えられるため
、プランジャーポンプ14Aと14Bの吐出量が等しい
場合に、水に切り換えられた後のグラウト中の珪酸ソー
ダ濃度は最初の1 / 2になるが、このような大巾な
濃度低下が好ましくない場合は、最初からプランジャー
ポンプ14Aの吐出量をプランジャーポンプ14Bの吐
出量よりも少なくしておくかまたは第1図の場合とは異
なり。
珪酸ソーダ水溶液を予め3個以上のプランジャーポンプ
からなる連動式グラウト注入ポンプを用いて三分割か四
分割若しくはそれ以上に分割しておいて、そのうちの−
をその復水に切り換える等の措置を採ればよい。
このようにして、珪酸ソーダ濃度を低下させたグラウト
を地盤に注入しているうちに、地盤条件により、グラウ
ト中の珪酸ソーダ濃度をもとに戻す場合は、斜上の操作
と逆の操作、すなわち切換弁12を閉じると同時に切換
弁13i開く。こ几により、2連式グラウト注入ポンプ
14の供給口■には再び珪酸ソーダ水溶液が供給されて
グラウト中の珪酸ソーダ濃度は瞬間的に最初と同じ状態
になる。
したがって0本発明にしたがえば、グラウトヲ連続的に
地盤に注入しているうちに、その注入量を変化させるこ
となく、グラウト中の珪酸ソーダ濃度を簡単な弁操作に
より瞬間的に低くすることができると共にその後その濃
度を再び瞬間的にもとに戻すことができる。そして、こ
のような弁操作は9通常答弁を連動させることにより一
挙に行なわせることができる。
次に、この出願の第二の発明の一実施態様、すなわち加
圧炭酸水を2連式グラウト注入ポンプ14の各吸入口に
分割供給する態様を第2図により説明すると、第一の混
合器5より加圧炭酸水を切換弁9全経て2連式グラウト
注入ポンプ14の吸入口■および■に分割供給する。(
この際、予め切換弁12は閉じた状態にし、そして切換
弁13は開いた状態にしておく。) なお、この場合に用いる2連式グラウト注入ポンプ14
は、第1図におけるのと同じものであり。
また、この場合においても、第一の発明の場合に述べた
のと同様の理由により、必要に応じて2連式グラウト注
入ポンプ以外の多連式グラウト注入ポンプを用いること
もできる。
このようにして、2連式グラウト注入ポンプの各吸入口
(各プランジャーポンプ)に分割供給した加圧炭酸水は
、各吐出口において合流させて第二の混合器18に供給
する。
第二の混合器18に加圧炭酸水全供給すると同時に、珪
酸ソーダ水溶液貯槽15より珪酸ソーダ水溶液を切換弁
16を経てポンプ10により第二の混合器18に供給す
る。
第二の混合器18に供給さfた加圧炭酸水および珪酸ソ
ーダ水溶液は、既に述べた理由により。
該混合器中において瞬間的に混合され、グラウト化さル
て地盤に注入される。
なお、第2図においては、珪酸ソーダ水溶液の第2の混
合器18への供給に、第1図における加圧炭酸水の場合
と同様に、プランジャーポンプとは異すったポンプ10
が用いられているが、この場合においても、珪酸ソーダ
水溶液の場合に述べたのと同様、ポンプlOの代りにプ
ランジャーポンプを用いることもできる。
本発明においては、このようにしてグラウトを地盤に注
入しているうちに、2連式グラウト注入ポンプ14の各
吸入口に分割供給した加圧炭酸水の一部を地盤条件に応
じて適宜水に切換える。
すなわち、グラウトの地盤注入中に、切換弁12を開く
と同時に切換弁t3’l閉じると、2連式プランジャー
ポンプ14の吸入口■に加圧炭酸水の代りに水が供給さ
れて、第二の混合器18にはもとの流量を維持しつつ低
濃度化された加圧炭酸水が供給される。
そして、この加圧炭酸水は、第二の混合器18中におい
て、既述の理由により珪酸ソーダ水溶液と瞬間的に混合
されグラウト化されて地盤に注入されるので、上記のよ
うな手段を採ることにより。
グラウトの地盤注入中にその注入量を変化させることな
しに、グラウトのゲルタイムを瞬間的に変化させること
ができる。
なお、この実施態様においては、最初、二連式プランジ
ャーポンプ14の吸入口■および■(すなわち、プラン
ジャーポンプ14Aおよび14B)の各々に分割供給し
た加圧炭酸水のうち、吸入口■への供給液がその後、水
に切り換えら几るため。
プランジャーポンプ14Aと14Bの吐出量が等しい場
合は、水に切り換えられた後のグラウト中のCO意濃度
は最初のl/2になるが、このような大巾な濃度低下が
好ましくない場合は、最初からプランジャーポンプ14
−Bの吐出量をグランジヤーボンプ14Aの吐出量より
も少なくしておくかまたは第2図の場合とは異なり加圧
炭酸水を予め三個以上のプランジャーポンプを用いて三
分割か四分割若しくはそれ以上に分割しておいて、その
うちの−をその復水に切り換える等の措置をとればよい
このようにして、ゲルタイムを変化させたグラウトを地
盤に注入しているうちに、地盤条件により、グラウトの
ゲルタイムをもとに戻す場合は。
斜上の操作と逆の操作、すなわち切換弁12を閉じると
同時に切換弁13を開く。これにより、2連式グラウト
注入ポンプ14の吸入口■には再び加圧炭酸水が供給さ
れてグラウトのゲルタイムは瞬間的に最初と同じ状態に
戻る。
したがって2本発明にしたがえば、グラウトを連続的に
地盤に注入しているうちに、その注入量を変化させるこ
とすく、グラウトのゲルタイムを簡単な弁操作により瞬
間的に変化させることができると共にその後その濃度金
再び瞬間的にもとに戻すことができる。そして、このよ
うな弁操作は。
通常、答弁を連動させることにより一挙に行なわせるこ
とができる。
以上、硬化剤として炭酸ガスが用いられた珪酸塩系グラ
ウトを例にして本発明を説明し友が、云うまでもなく1
本発明は炭酸ガス以外の硬化剤が用いられた珪酸塩系グ
ラウトについても適用可能である。
また2本発明は珪酸塩と硬化剤の組み合せからなる珪酸
塩系グラウトに係るものであるが、その基本的な着想は
、単に珪酸塩系グラウトのみにとどまるものではなく、
他の無機系、有機系のすべての二液性グラウ)(A、B
二液混合型グラウト)に適用することもできる。
(実施例) 第1図および第2図に示す実施態様にしたがい本発明の
一具体例を実施した。
実施例1(第1図参照) 第一の混合器5として、その内部にテラレッテパッキン
グが充填された直径270霧、高さ1800■の円筒形
の充填塔を用い、この充填塔に炭酸ガスと水を供給して
加圧炭酸水を製造した。
ついで得られた加圧炭酸水を通常のポンプ10によりグ
ラウト注入管17に4147分の供給速度で供給すると
同時に、珪酸ソーダ水溶液貯槽15よりNano 4%
、5i0215%を含有する珪酸ソーダ水溶液を二連式
プランジャーポンプ14の吸入口■および■の各々に分
割供給し、そして各出口からの吐出液を合流させてグラ
ウト注入管17(二重管)に供給した。
グラウト注入管19に供給した加圧炭酸水および珪酸ソ
ーダ水溶液は、該注入管19に内蔵された第二の混合器
17中において瞬間的に混合さnてグラウト化した。(
グラウト■、第1表)このようにして得られたグラウト
e連続的に土壌中に注入している過程で切換弁12ft
開くと同時に切換弁13を閉じて、2連式グラウト注入
ポンプ14の吸入口■に、珪酸ソーダ水溶液に代えて水
を供給した。
その結果、グラウト注入管17には、低濃度化された珪
酸ソーダ水溶液が供給されて、グラウト中の珪酸ソーダ
濃度は瞬間的に変化した(グラウトO1第1表) 試験条件および得られた結果を第1表に示す。
一59〔 実施例2(第2図参照) 実施例1の場合と同じ装置を用いて加圧炭酸水を製造し
た。
ついで得られた加圧炭酸水を2連式グラウト注入ポンプ
14の吸入口■および■の各々に分割供給し、各吐出口
からの吐出液を合流させてグラウト注入管17に供給す
ると同時に、珪酸ソーダ水溶液貯槽15より実施例1で
用いたのと同じ珪酸ソーダ水溶液を通常のポンプIOに
より4β/分の供給速度でグラウト注入管17に供給し
た。
グラウト注入管17に供給した加圧炭酸水および珪酸ソ
ーダ水溶液1d実施例1の場合と同様に該注入管中にお
いて瞬間的に混合されてグラウト化された。(グラウト
■、第2表) このようにして得られたグラウトを連続的に土壌中に注
入している過程で切換弁12を開くと同時に切換弁13
i閉じて、2運式グラウト注入ポンプ14の吸入口■に
、加圧炭酸水に代えて水を供給した。
その結果、グラウト注入管17には、低濃度化された加
圧炭酸水が供給されて、グラウトのゲル・タイムは瞬間
的に変化した(グラウトO1第2表)試験条件および得
ら−i′1.た結果を第2表に示す。
比較例(従来方法、第3図参照) 実施例1の場合と同じ装置および方法により加圧炭酸水
を製造した。ついで得られた加圧炭酸水を2連式グラウ
ト注入ポンプ14の吸入口■に供給すると同時に、珪酸
ソーダ水溶液貯槽15より実施例1で用いたのと同じ珪
酸ソーダ水溶液を該2連式グラウト注入ポンプ14の吸
入口■に供給し、そして各吐出口からの吐出液をグラウ
ト注入管i?(二重管)に供給した。
グラウト注入管19に供給した加圧炭酸水および珪酸ソ
ーダ水溶液は、該注入管中において瞬間的に混合されて
グラウトされた。
このようにして得られたグラウトを連続的に土壌中に注
入している過程で、従来のゲルタイム調節法にしたがい
、第一の混合器5に供給する炭酸ガスの圧力に量)を種
々増減させて、加圧炭酸水中のCO2濃度を増減させ、
これによりグラウトのゲルタイムを種々変化させた。
試験条件および得ら几た結果を第3表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明の一実施態様をあられすフローシー
トであり、第3図は従来技術の一実施態様をあられすフ
ローシートである。 l 炭酸ガス貯槽 2 切換弁 3 蒸発器 4 流量調節弁 5 第一の混合器 6 水貯槽 7 切換弁 8 ポンプ 9 切換弁 10  ポンプ 11  水貯槽 12 切換弁 13 切換弁 142運式グラウト注入ポンプ 14A  プランジャーポンプ 14B  プランジャーポンプ 15 珪酸ソーダ水溶液貯槽 16 切換弁 17 グラウト注入管 18 第二の混合器 ■ プランジャーポンプ15Aの吸入口■′ プランジ
ャーポンプ15Aの吐出口■ プランジャーポンプ15
Bの吸入口■′ プランジャーポンプ15Bの吐出口手
続補正省(自発) 昭和60年2月lシ日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、珪酸ソーダ水溶液からなるA液と硬化剤を含有する
    B液の各々を混合器に供給し、該混合器中において両者
    を混合してグラウトを製造し、ついで得られたグラウト
    を地盤に注入し、地盤中で硬化させて地盤を安定化させ
    る方法において、予めA液を互いに連動する複数のプラ
    ンジャーポンプからなるグラウト注入ポンプの各供給口
    に分割供給したのち、その吐出液を合流させて上記混合
    器に供給し、そしてグラウトの地盤注入中に、上記グラ
    ウト注入ポンプに分割供給したA液の一部を地盤条件に
    応じて適宜水に切り換え、更に必要に応じてこの水を再
    びA液に切り換えることを特徴とする地盤の安定化方法
    。 2、珪酸ソーダ水溶液からなるA液と硬化剤を含有する
    B液の各々を混合器に供給し、該混合器中において両者
    を混合してグラウトを製造し、ついで得られたグラウト
    を地盤に注入し、地盤中で硬化させて地盤を安定化させ
    る方法において、予めB液を互いに連動する複数のプラ
    ンジャーポンプからなるグラウト注入ポンプの各供給口
    に分割供給したのち、その吐出液を合流させて上記混合
    器に供給し、そしてグラウトの地盤注入中に、上記グラ
    ウト注入ポンプに分割供給したB液の一部を地盤条件に
    応じて適宜水に切り換え、更に必要に応じてこの水を再
    びB液に切り換えることを特徴とする地盤の安定化方法
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JP26642584A Pending JPS61145281A (ja) 1984-12-19 1984-12-19 地盤の安定化方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58219290A (ja) * 1982-06-15 1983-12-20 Nitto Chem Ind Co Ltd 地盤安定化用珪酸塩系グラウトの地盤注入法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58219290A (ja) * 1982-06-15 1983-12-20 Nitto Chem Ind Co Ltd 地盤安定化用珪酸塩系グラウトの地盤注入法

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