JPS61144A

JPS61144A - コンテナ

Info

Publication number: JPS61144A
Application number: JP11362084A
Authority: JP
Inventors: 谷内田　豊治; 孝伸野村
Original assignee: Daikin Industries Ltd; Daiken Trade and Industry Co Ltd
Current assignee: Daikin Industries Ltd; Daiken Trade and Industry Co Ltd
Priority date: 1984-06-01
Filing date: 1984-06-01
Publication date: 1986-01-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明はコンテナ、特に、繰返し使用可能な粉。

流体用コンテナに関するものである、（ロ）従来技術とその問題点従来、粉流体用輸送容器としては、一般にドラム缶が広
く知られているが、容量が小さく、空間を有効に利用で
きないうえに、フォークリフトで直接運搬できなかった
。このため、例えば、被輸送物を充填可能な内装容器と
、この内装容器を収納する枠体とを平パレットに固定、
一体化した立方体形状のコンテナか知られている。

しカルながら、従来例にかかるコンテナでは、被輸送物
を充填していない場合でも一定の内容積を保持しつづけ
るので、被輸送物を取出した後も広い保管スペースを必
要とするうえに、再使用するために空コンテナを返送す
る場合においても広い輸送スペースを必要とするという
欠点があった。

（ハ）発明の目的本発明にかかる目的は、前記欠点に鑑みてなされたもの
で、ドラム台数本分の容量を有し、７オークリフト等で
容易に荷役でき、さらには、被輸送物を充填していない
場合あるいは再使用のために返送する場合に、側パネル
等を分解してパレット上に積載することにより、広い保
管、輸送スペースを必要としないコンテナを提供するこ
とにある。

（ニ）発明の構成本構案にかかるコンテナは、前記目的を達成するために
、略方形の平バレントと、この平パレットの上面周辺部
に取外し可能な連結手段を介して立設した４枚の側パネ
ルとからなる箱体と、この箱体内部に載置、収納され、
かつ、被輸送物の充填、取出しに従って内容積が変化す
る袋体とから構成され、前記側パネルを、前記袋体から
被輸送物を取出した後、前記連結手段を取外して分解で
き、かつ、前記袋体とともに前記乎パレット上に積載可
能なものとしである。

（ホ）実施例の説明以下、本発明にかかる実施例を添附図面に従って説明す
る。

第１実施例は、立方体形状のコンテナに適用した場合で
、箱体１と、袋体２０と、蓋体３０と力１ら構成されて
いる。

箱体１は平パレツト２上に、連結手段である支柱１０．
挟持金具１１を介して側パネル１５を立設して形成した
ものである。

すなわち、平パレット２は、大略、７オークリ７Ｆで運
搬可能なパレット形状で、適当な間隔で平行に敷設した
４枚の板材３からなる下部デンキボードと、この板材３
に直交し、かつ、適当な間隔で平行に並設した４本の桁
４と、この桁４に載置固定した正方形の上部デツキボー
ド５とを一体化したものである。なお、上部デツキボー
ド５はフラットなものであるため、袋体２０を傷つける
ことない。。

そして、平パレット２の角部には、後述する支柱１０を
立設するため、断面路コ字形状の金具を介して立設部６
を形成しであるとともに、上部デツキボード５の上面周
辺部には、後述する側パネル１５を位置決めするため、
断面略Ｌ字形状の鋼材を固定して位置決め部７を形成し
である。

また、前述の４本の桁４のうち、中ジ本によって形成さ
れる空洞部４ａは支柱１０を収納できるスペースを有し
、その一方が閉じられているとともに、その他方は上部
デツキボード５から切り取った形状を有する閉鎖板５ａ
を介して開閉可能となっている。この開閉操作は、前述
の中２本の桁４の対向面端部に設けた溝部８に閉鎖板５
ａを嵌合。

離脱することによって行なう。

支柱１０は断面略Ｌ字形状の鋼材からなるとともに、そ
の一端部を前述の立設部６に嵌合可能な角パイプ形状の
嵌合部１０ａとしである。

挟持金具１１は側パネル１５を支柱１０に連結上立設し
た側パネル１５の転倒を防止するためのもので、支柱１
０の上端部と側パネル１５の上端角部とを挾持固定する
構造となっている（第６図参照）。さらに、挟持金具１
１は後述する緊結体９を係止する係止軸１１ａを有して
いる。この緊結体９は、前記係止軸１１ａに取外し可能
な係止具９ａを、ワイヤーロープ９ｂの両端部に一体化
しｔこものである。

側パネル１５は、合板の表裏面をＦＲＰで被覆したＦＲ
Ｐ合板であるので、軽量かつ秀れた剛性を有するととも
に、洗浄が容易で、傷がつきにくい。しかも、直射日光
によるコンテナ内部の温度上昇を防止できる断熱効果が
ある。なお、４枚の側パネル１５のうち、１枚の下端中
央部には、後述する袋体２０の吐出口に対応する開口部
１５ａを切欠いて形成しである。又、側パネル１５の一
部は第７図に示す金具１６等により上下に分割出来るも
のでもよい。このようにすることで袋体の内容物を少量
ずつ使用する場合には内容量の現状　　　　　　　゛を
確認することが容易である。

袋体２０は、被輸送物、例えは、液体の充填。

吐出に従って内容積を変化するゴム、プラスチツタ等か
らなるフレキシブルな構造を有し、上方中央部に注入口
２１を設けであるとともに、下方部に吐出口２２を設け
である。

蓋体３０は、上面をＦＲＰで被覆したＦＲＰ合板からな
り、その外周端部に断面略Ｌ字形状の剛材を固定してリ
ブ部３１を形成し、箱体１からのずれ落ちを防止する構
造となっている。

次に、本発明にかかるコンテナの組立て、折畳み方法の
一例について説明する。

まず、平パレット２の立設部６に支柱１０の嵌合部１０
ａを嵌合して立設し、側パネル１５を位置決め部７に当
接１位置決めして支柱１０に添わせ、挟持金具１ｊによ
って側パネル１５を支柱１０に固定して箱体１を形成す
る。そして、この箱体１の外側面には突起物がないので
、コンテナを密に並設でと、空間を有効に利用できる。

なお、位置決め部７には適宜位置に内方に向った突起７
ａを設け、側パネル、１５下方に該突起７ａと嵌合可能
な孔１．５ｂを設けておけば、側パネル１５の立設時に
該突起７ａを有する位置決め部７１　　　　　　　　　
　　　　　を介して平パレット２と側パネルＩＳとを連
結すｊすることにより、コンテナ輸送時の振動による側パネル１
５の離脱を防止出来る。又、支柱１０は嵌合部１０ａ上
に側パネル１５の下端角部が載置される為に支柱１０の
離脱も防止される。

ついで、袋体２°０を前記箱体１内部に載置、収納する
一方、緊結体９の係止具９ａを挾持金具１１の係止軸１
１ａに係止し、対角線状に張設する。

なお、袋体２０を箱体１の内部に収納する際には、その
吐出口２２を側パネル１５の開口部１５ａに対応させて
おくことは勿論である。

そして、袋体２０の注入口２１から被輸送物を充填した
後、蓋体３０で箱体１を覆う。なお、長距離の輸送に際
しては、固定バンド（図示せず）を゛巻回して箱体１と
蓋体３０とを一体化しておいてもよい。

次に、被輸送物をすべて吐出口２２から吐出させた後は
、蓋体３０をはずし、緊結体９とともに挟持金具１１を
取外して側パネル１５を分解する。

そして、支柱１０を立設部６から抜取り、平パレット２
の空洞部４ａ内に挿入するとともに、上部デツキボード
５から閉鎖板５ａを取外して溝部８に嵌合し、空洞部４
ａを閉じて支柱１０の脱落を防止する。更に、袋体２０
を折畳み、圧縮してコンパクトな形状とする。最後に、
平パレット２に４枚の側パネル１５１袋体２０を順次載
置し、かつ、緊結体９と一体な挾持金具１１を立設部６
に嵌合し、上方から蓋体３０を載置する。

従って、該コンテナを形成する部材はパレット内および
パレット上部に収納され、閉鎖板５ａおよび位置決め部
７と蓋体３０により保管時、輸送時の部材の散逸を防止
出来る。なお、返送時には、各部材の分散を防止するた
めに固定バンド（図示せず）を巻回しておいてもよい。

更に、該コンテナを再度使用する場合においては、前述
の組立て方法と同様な工程により組立てればよい。

本実施例によれば、被輸送物を充填してあっても支柱１
０の存在によって段積みが可能である一方、被輸送物を
すべて取出した後であれば、コンパクトな形状にで終る
ので、空コンテナの保管スペースが小さくてすむうえに
、返送時における輸送スペースも小さくてすむ。

第２実施例（第８図参照）は、前述の第１実施例の連結
手段が支柱１０と挟持金具１１とからなるものであるの
に対し、断面路コ字形状の連結枠１２を介して側パネル
１５を連結するものである。

本実施例によれば、組立工程が減少するという利点があ
る。

また、第３実施例（第９図参照）は、側パネル１５の側
端部に複数個の丁番１３を介して連結する場合で、部品
点数が少なくなり、組立を迅速にできるという利点があ
る。

なお、本発明にかかるコンテナは液体輸送に限る必要は
なく、粉体輸送等であってもよいことは勿論である。

（へ）発明の効果以上の説明から明らかなように、本発明にかかるコンテ
ナは、ドラム在数本分の容量を持ち、最下段がパレット
で構成されている為に７オークリ７ト等による荷役が容
易であり、かつ、箱体内面は袋体な傷つける突起物がな
い為に液状物を輸送しても液状文の漏出がない。・又、
側パネル等には突起がないので、返送時にも袋体を傷付
けることがなく、全体の使用期間を大巾に長く出来る。

そして、被輸送物を収納後、保管の為に段積みしても袋
体には直接上段の荷重を受けない為に破れることなく、
又、箱体は剛性のあるものなので外方に膨出せず、平行
に連続して載置出来る。

さらに、被輸送物をすべて取出した後に容積を小さくで
きるので、被輸送物をすべて取出した後であれば、空コ
ンテナを保管するために広いスペースを必要とせず、再
使用のために返送する場合においても広い輸送スペース
を必要としないという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明にががる一実施例の組立完了後
の斜視図、折畳み完了後の斜視図、第３図、第４図、第
５図は本発明にがかる一実施例の組立説明図、第６図は
第５図におけるＡ部の拡大図、第７図は側パネルの部分
断面図、第８図は本発明にがかる一実施例の折畳み説明
図、第９図。第１０図は本発明にかかる第２．第３実施例の斜視図で
ある。１・・・箱体、２・・・平パレット、１０・・・支柱、
１１・・・挟持金具、１５・・・側パネル、２０・・・
袋体。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）略方形の平パレットと、この平パレットの上面周
辺部に取外し可能な連結手段を介して立設した４枚の側
パネルとからなる箱体と、この箱体内部に載置、収納さ
れ、かつ、被輸送物の充填、取出しに従って内容積が変
化する袋体とから構成され、前記側パネルが、前記袋体
から被輸送物を取出した後、前記連結手段を取外して分
解でき、かつ、前記袋体とともに前記平パレット上に積
載可能なものであることを特徴とするコンテナ。
（２）前記連結手段が、前記平パレットの角部に立設し
た断面略Ｌ字形状の支柱と、この支柱の上端部と前記側
パネルの上端角部とを一体に挾持して固定する挟持金具
とからなることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のコンテナ。
（３）前記連結手段が、側パネルの側端部に設けた丁番
等の連結金具からなることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載のコンテナ。