JPS61144418A - 結合部材 - Google Patents
結合部材Info
- Publication number
- JPS61144418A JPS61144418A JP26818284A JP26818284A JPS61144418A JP S61144418 A JPS61144418 A JP S61144418A JP 26818284 A JP26818284 A JP 26818284A JP 26818284 A JP26818284 A JP 26818284A JP S61144418 A JPS61144418 A JP S61144418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- screw
- room temperature
- memory alloy
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、発明の目的
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ネジ・ポルト・ナツト・割ピン、テーパピ
ン−リベット・ハトメ・ワー、シャなどの機械部品の結
合に用いられる結合部材に関する。
ン−リベット・ハトメ・ワー、シャなどの機械部品の結
合に用いられる結合部材に関する。
従来機械部品の組立てに多くのネジ及びナツト等の結合
部材が使用されている。
部材が使用されている。
この場合、どんなに強く締め付けても、運送時の振動、
使用数扱方の不適切等により、緩んでしまうことがある
。そのためにスプリングワッシャが、一般に使用される
が、完全にネジの緩みを防止するに至っていない。
使用数扱方の不適切等により、緩んでしまうことがある
。そのためにスプリングワッシャが、一般に使用される
が、完全にネジの緩みを防止するに至っていない。
またネジの緩み防止方法として、接着剤によるネジロッ
クが知られている。しかしその接着剤には、トルエン系
の溶材が一般に多く使用されるため、その中毒による作
業者の健康に悪影響をおよぼすおそれがある。さらにネ
ジー木一本に接着剤を塗布しなければならず、非常に能
率が悪く、工場流れ作業には不向きであった。
クが知られている。しかしその接着剤には、トルエン系
の溶材が一般に多く使用されるため、その中毒による作
業者の健康に悪影響をおよぼすおそれがある。さらにネ
ジー木一本に接着剤を塗布しなければならず、非常に能
率が悪く、工場流れ作業には不向きであった。
この発明は、従来技術の上記問題点を解消した結合部材
を得ることを目的とする。
を得ることを目的とする。
口、発明の構成
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、無拘束時効時の形状を記憶させた2方向また
は全方向形状9記憶合金を素材とし、常温状態において
圧縮して細める。あるいは曲げ等で変形させ、その変形
した状態において常温で必要な加工をしたことを特徴と
する結合部材である。
は全方向形状9記憶合金を素材とし、常温状態において
圧縮して細める。あるいは曲げ等で変形させ、その変形
した状態において常温で必要な加工をしたことを特徴と
する結合部材である。
なお、本発明に用いる素材は、公知の「ニチノール」と
呼ばれるTi−Ni合金に特殊な熱処理をしたもの、「
メモリアン100」と呼ばれるCu−Zn−Al系記憶
合金等である。
呼ばれるTi−Ni合金に特殊な熱処理をしたもの、「
メモリアン100」と呼ばれるCu−Zn−Al系記憶
合金等である。
本発明は、上記の構成による形状記憶合金を材料として
、これを常温下で圧縮とか曲げとかの変形を加え、その
変形したものに常温状態で必要な加工をしたものである
。従って1機械部品の組付は結合時に、その結合部材に
熱を与えることによって、その結合部材を元の記憶時の
形状に戻すことによって強力な結合を行い緩むことのな
い結合部材が得られる。
、これを常温下で圧縮とか曲げとかの変形を加え、その
変形したものに常温状態で必要な加工をしたものである
。従って1機械部品の組付は結合時に、その結合部材に
熱を与えることによって、その結合部材を元の記憶時の
形状に戻すことによって強力な結合を行い緩むことのな
い結合部材が得られる。
第1図・第2図は実施例として+ネジlを示し、併せて
その製造工程の概要を表わす。
その製造工程の概要を表わす。
第1図(a)・142図(a)は、形状記憶合金素材M
を圧力を加えない無拘束の状態で、ヒータHで内部まで
記憶する温度に加熱してその形状を記憶させる工程であ
る。
を圧力を加えない無拘束の状態で、ヒータHで内部まで
記憶する温度に加熱してその形状を記憶させる工程であ
る。
なおその加熱温度・時間等は材料およびその大きさによ
って決まるから、−概に特定できないが、熱伝導率は旧
−Ti系合金は0.05cal/c+w・℃・秒、Cu
−Zn−Al系合金テ0.25cal/cm* ℃e秒
である。
って決まるから、−概に特定できないが、熱伝導率は旧
−Ti系合金は0.05cal/c+w・℃・秒、Cu
−Zn−Al系合金テ0.25cal/cm* ℃e秒
である。
次に第1図(b)・第2図(b)の工程で上記の形状を
記憶された合金Mは、圧力ローラまたは他の加圧手段に
より、所要の細さMlに圧縮される。
記憶された合金Mは、圧力ローラまたは他の加圧手段に
より、所要の細さMlに圧縮される。
その細め代は例えばメネジ−オネジの場合は、そのすき
間のガタッキは2〜8%位見込まれているので、太さ方
向に変形させるには上記2〜8%以上細める必要がある
。
間のガタッキは2〜8%位見込まれているので、太さ方
向に変形させるには上記2〜8%以上細める必要がある
。
この加工時に該合金に熱が発生しない様に冷却した水W
・油Φ空気などを吹きかける。
・油Φ空気などを吹きかける。
次に第1図・第2図(C)工程で変形(細く)された形
状記憶合金M1に、図に省略したネジ切り盤によりおネ
ジを切り製品1を得る。この加工時にも材料Mlの温度
が上がらないように冷却手段Wを施す。
状記憶合金M1に、図に省略したネジ切り盤によりおネ
ジを切り製品1を得る。この加工時にも材料Mlの温度
が上がらないように冷却手段Wを施す。
第2図11は、上記工程により得られたネジlが加熱手
段りにより加熱されると、高温で教えた形状(太さ)に
戻ることの説明模型図である。
段りにより加熱されると、高温で教えた形状(太さ)に
戻ることの説明模型図である。
第3図は本発明のネジlで部材2・3を締め付は結合し
た状態で、ここで熱風りを吹きつけて、温度を上げると
、元の記憶された形状に戻り1部材3のめネジ穴に密着
して接触力を大きくし、固くロックされ決して緩むこと
がきない。
た状態で、ここで熱風りを吹きつけて、温度を上げると
、元の記憶された形状に戻り1部材3のめネジ穴に密着
して接触力を大きくし、固くロックされ決して緩むこと
がきない。
なお動作温度は、合金の材料の割、合で可変することが
できるが1本実施例の場合約60℃前後に設定しておけ
ば、ホットガン(ドライヤ)などでも容易に動作させる
ことができる。また常温では動作する(元に戻る)こと
はない。
できるが1本実施例の場合約60℃前後に設定しておけ
ば、ホットガン(ドライヤ)などでも容易に動作させる
ことができる。また常温では動作する(元に戻る)こと
はない。
ざらにヒータ付のドライバで締め付けると、別の熱風等
の加熱手段を必要としないで短時間に作業ができる。ま
たネジ1以外の部分を加熱する無駄がない。
の加熱手段を必要としないで短時間に作業ができる。ま
たネジ1以外の部分を加熱する無駄がない。
第4図はさらに他の実施例を示すもので、工程(a)に
おいて素材Mに高温記憶処理時に中心軸線方向に対し、
垂直方向に圧力Pを加えて湾曲した弧状を記憶させ、冷
却整形工程(b)により軸線を真直ぐにし、冷却ネジ加
工工程(C)を経て製品1を得る。11は組立て作業時
の加熱で記憶を復活して湾曲した状態を示すもので、僅
かな変位量でロックできる。なおこの場合はネジ山が多
い程有効である。
おいて素材Mに高温記憶処理時に中心軸線方向に対し、
垂直方向に圧力Pを加えて湾曲した弧状を記憶させ、冷
却整形工程(b)により軸線を真直ぐにし、冷却ネジ加
工工程(C)を経て製品1を得る。11は組立て作業時
の加熱で記憶を復活して湾曲した状態を示すもので、僅
かな変位量でロックできる。なおこの場合はネジ山が多
い程有効である。
他の実施例としては、頭付きボルト・リベ−/ ト・テ
ーバビンが上記ネジ1と同要領で構成される。
ーバビンが上記ネジ1と同要領で構成される。
また第5図の割ビン4・第5図のハト目5拳座金拳ナー
2ト等にも適用される。
2ト等にも適用される。
第7図(a)〜(d)はナツト6に応用する例で、(a
)無拘束状態で加熱してその形状を記憶させ。
)無拘束状態で加熱してその形状を記憶させ。
(b)冷却しながら軸線方向にだけ加圧して長さ文をl
tに縮める、 (C)冷却しながら加工する。
tに縮める、 (C)冷却しながら加工する。
(d)ボルトに螺合した後動作温度以上に加熱すると、
Δ1c=l−Jl+)Lびて、ナツトのネジピッチが変
り、強固なネジ結合が得られる。
Δ1c=l−Jl+)Lびて、ナツトのネジピッチが変
り、強固なネジ結合が得られる。
なお動作時に軸方向に縮むように加工してもよい。
また結合部材が太く長い場合は、第8図のように中心に
穴7をあけ、結合後丸い細いヒータ(例えばセラミック
ヒータ)hxなどを挿入して加熱すると、短時間にロッ
クさせることができる。
穴7をあけ、結合後丸い細いヒータ(例えばセラミック
ヒータ)hxなどを挿入して加熱すると、短時間にロッ
クさせることができる。
ハ、発明の効果
本発明は、無拘束状態で高温に加熱してその形状を記憶
させた2方向または全方向の記憶合金を、常温状態にお
いて加圧して細め、その状態で所要の加工をした結合部
材であるから、これを用いて2部材を結合させて加熱す
ると1元の大きさの形状に戻り、強固な結合効果を表わ
す。
させた2方向または全方向の記憶合金を、常温状態にお
いて加圧して細め、その状態で所要の加工をした結合部
材であるから、これを用いて2部材を結合させて加熱す
ると1元の大きさの形状に戻り、強固な結合効果を表わ
す。
従って例えばネジロックに有害な有機系の接着剤を使用
することなく、極めて高能率的な結合作業が行われると
いったような多大な効果がある。
することなく、極めて高能率的な結合作業が行われると
いったような多大な効果がある。
第1図・第251J−第4図は本発明の結合部材lを作
る工程の説明図、第3図は本発明のネジで部材2113
を結合した状態の断面図、第5図・第6図は結合部材と
しての割ピン−ハト目の斜視図。 第7図は結合部材としてのナツトの加工工程図、第8図
は加熱手段の変形例。 Mは形状記憶合金、Mlは無拘束時効工程(a)後圧縮
工程で細めた素材、H@h−h、は加熱用ヒータ、Wは
冷却手段。 第4図 第2図 第1図(b) (C) (d) h 第8図
る工程の説明図、第3図は本発明のネジで部材2113
を結合した状態の断面図、第5図・第6図は結合部材と
しての割ピン−ハト目の斜視図。 第7図は結合部材としてのナツトの加工工程図、第8図
は加熱手段の変形例。 Mは形状記憶合金、Mlは無拘束時効工程(a)後圧縮
工程で細めた素材、H@h−h、は加熱用ヒータ、Wは
冷却手段。 第4図 第2図 第1図(b) (C) (d) h 第8図
Claims (1)
- (1)無拘束時効時の形状を記憶させた2方向または全
方向形状記憶合金を素材とし、 常温状態において変形させ、 その変形した状態において常温で必要な加工をしたこと
を特徴とする結合部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26818284A JPS61144418A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 結合部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26818284A JPS61144418A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 結合部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61144418A true JPS61144418A (ja) | 1986-07-02 |
Family
ID=17455057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26818284A Pending JPS61144418A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 結合部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61144418A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0381413U (ja) * | 1989-12-11 | 1991-08-20 | ||
JPH0381414U (ja) * | 1989-12-11 | 1991-08-20 |
-
1984
- 1984-12-19 JP JP26818284A patent/JPS61144418A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0381413U (ja) * | 1989-12-11 | 1991-08-20 | ||
JPH0381414U (ja) * | 1989-12-11 | 1991-08-20 |
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