JPS61141919A - 1,1,1−トリクロロエタン含有排ガスの処理方法 - Google Patents
1,1,1−トリクロロエタン含有排ガスの処理方法Info
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- JPS61141919A JPS61141919A JP59264631A JP26463184A JPS61141919A JP S61141919 A JPS61141919 A JP S61141919A JP 59264631 A JP59264631 A JP 59264631A JP 26463184 A JP26463184 A JP 26463184A JP S61141919 A JPS61141919 A JP S61141919A
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- JP
- Japan
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- exhaust gas
- trichloroethane
- catalyst
- gas containing
- oxidative decomposition
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1.1.1− )リクロロエタン含有排ガスの
処理方法に関するものである。
処理方法に関するものである。
〈産業上の利用分野〉
従来、金属洗浄用あるいは電子工業用溶剤としてトリク
ロロエチレン、パークロロエチレン等の塩素系溶剤が主
に用いられていたが、近年、これらの溶剤の発がん性等
が問題となってきており、より毒性の低い塩素系溶剤で
ある1、 1. t−トリクロロエタンへ切り換えが行
われているのが実情である。トリクロロエチレン、パー
クロロエチレン等に比較し、1,1.1−トリクロロエ
タンは水中では酢酸、塩酸等に容易に分解し、環境に対
する影響は比較的少ないと言われている。しかし量的な
増大は質的な変化をもたらす事も懸念され、抜本的な処
理方法の開発が期待されている。
ロロエチレン、パークロロエチレン等の塩素系溶剤が主
に用いられていたが、近年、これらの溶剤の発がん性等
が問題となってきており、より毒性の低い塩素系溶剤で
ある1、 1. t−トリクロロエタンへ切り換えが行
われているのが実情である。トリクロロエチレン、パー
クロロエチレン等に比較し、1,1.1−トリクロロエ
タンは水中では酢酸、塩酸等に容易に分解し、環境に対
する影響は比較的少ないと言われている。しかし量的な
増大は質的な変化をもたらす事も懸念され、抜本的な処
理方法の開発が期待されている。
そこで本発明は1.1.1− )リクロロエタン含有排
ガスをバナジウム、クロム、タングステン、マンガン、
コバルトおよびニッケルから選ばれた元素の酸化物の少
なくとも一種から成る触媒と接触 −させ、当該排ガス
中の1.1.1−トリクロロエタンを酸化分解せしめ、
しかる後、酸化分解後の尚該排ガスをアルカリ水溶液と
接触させ、最終的に排ガスを無害化することを特徴とす
る、1,1.1−トリクロロエタン含有排ガスの処理方
法に関するものである。
ガスをバナジウム、クロム、タングステン、マンガン、
コバルトおよびニッケルから選ばれた元素の酸化物の少
なくとも一種から成る触媒と接触 −させ、当該排ガス
中の1.1.1−トリクロロエタンを酸化分解せしめ、
しかる後、酸化分解後の尚該排ガスをアルカリ水溶液と
接触させ、最終的に排ガスを無害化することを特徴とす
る、1,1.1−トリクロロエタン含有排ガスの処理方
法に関するものである。
〈従来の技術と問題点〉
従来、塩素系溶剤の使用工場から排出される塩素系溶剤
含有排ガスの処理法として、活性炭等の吸着剤を用いて
排ガス中の塩素系溶剤を吸着除去せしめる処理法が知ら
れている。しかしこの処理法では低濃度の蒸気を含む排
ガスに対しては効果が低い。その上、活性炭等の吸着剤
を再使用するには吸着した塩素系溶剤を脱着せしめる必
要があり、その際大気中または脱着水中へ塩素系溶剤が
移行するため、環境を汚染することには変わりはない。
含有排ガスの処理法として、活性炭等の吸着剤を用いて
排ガス中の塩素系溶剤を吸着除去せしめる処理法が知ら
れている。しかしこの処理法では低濃度の蒸気を含む排
ガスに対しては効果が低い。その上、活性炭等の吸着剤
を再使用するには吸着した塩素系溶剤を脱着せしめる必
要があり、その際大気中または脱着水中へ塩素系溶剤が
移行するため、環境を汚染することには変わりはない。
オた触媒を用いての接触酸化分解により除去せしめる処
理法も知られているが触媒として白金、パラジウム等高
価な貴金属を必要とするか、分解条件として高温度を要
する等の経済的弱点がある。例えば、A1□03−UO
3混合触媒を用いた場合、1、1.1− )リクロロエ
タンを完全に酸化分解せしめるには400℃以上の温度
が必要となる(特開昭51−13705 )。
理法も知られているが触媒として白金、パラジウム等高
価な貴金属を必要とするか、分解条件として高温度を要
する等の経済的弱点がある。例えば、A1□03−UO
3混合触媒を用いた場合、1、1.1− )リクロロエ
タンを完全に酸化分解せしめるには400℃以上の温度
が必要となる(特開昭51−13705 )。
〈問題点を解決するだめの手段〉
本発明者等は1.1.1− )ジクロロエタン含有排ガ
ス中の1.1.1− )リクロロエタンを効率良く除去
せしめる方法′f:聞発するための研究を行った結果、
当該排ガスを反応温度150℃〜300℃の低温度領域
で、バナジウム、クロム、タングステン、マンガン、コ
バルトおよびニッケルから選ばれた元素の酸化物の少な
くとも一種から成る触媒と接触させることにより、1,
1.1−トリクロロエタンを完全もしくは実質的に完全
に塩化水素、二酸化炭素および水f酸化分解することが
可能となり、しかる後、酸化分解後の当該排ガスをアル
カリ水溶液と接触させることにより分解生成物である塩
化水素、二酸化炭素 水が速やかに吸収され、当該排ガ
スが無害化されることを見い出し、本発明に至った。
ス中の1.1.1− )リクロロエタンを効率良く除去
せしめる方法′f:聞発するための研究を行った結果、
当該排ガスを反応温度150℃〜300℃の低温度領域
で、バナジウム、クロム、タングステン、マンガン、コ
バルトおよびニッケルから選ばれた元素の酸化物の少な
くとも一種から成る触媒と接触させることにより、1,
1.1−トリクロロエタンを完全もしくは実質的に完全
に塩化水素、二酸化炭素および水f酸化分解することが
可能となり、しかる後、酸化分解後の当該排ガスをアル
カリ水溶液と接触させることにより分解生成物である塩
化水素、二酸化炭素 水が速やかに吸収され、当該排ガ
スが無害化されることを見い出し、本発明に至った。
すなわち、本発明の目的は1.1.1− )リクロロエ
タンを含む排ガスの処理力法を提供することにあり、こ
の目的は、当該排ガスを接触酸化的に分解ぜしめ、しか
る後酸化分解後の当該排ガスをアルカリ水溶液と接触さ
せることおよび触媒がバナジウム、クロム、タングステ
ン、マンガン、コバルトおよびニッケルから選ばれた元
素の酸化物の少なくとも一種から成る触媒であることの
発見により容易に達成される。
タンを含む排ガスの処理力法を提供することにあり、こ
の目的は、当該排ガスを接触酸化的に分解ぜしめ、しか
る後酸化分解後の当該排ガスをアルカリ水溶液と接触さ
せることおよび触媒がバナジウム、クロム、タングステ
ン、マンガン、コバルトおよびニッケルから選ばれた元
素の酸化物の少なくとも一種から成る触媒であることの
発見により容易に達成される。
次に本発明をさらに詳細に哉明する。
本発明において対象とされる排ガスは塩素系溶剤として
x、t、l−トリクロロエタンを含有する排ガスである
。塩素系溶剤一般を含有する排ガスを接触酸化分解の対
象とする研究は以前にも検討されているが各溶剤のもつ
性質の違い上、触媒による分解度合も異なる為、それら
の方法を1.1.1−トリクロロエタンのみを分解の対
象とする方法として一概に適用するのは困難である。以
前において1.1.1−トリクロロエタンのみ含んだ排
ガスの効果的な処理方法は検討されておらず、かかる実
情において本発明の目的である、1,1.1−トリクロ
ロエタンを含む排ガスの処理力法の開発が必要要であり
、ここに本発明の発想の新規性がある。
x、t、l−トリクロロエタンを含有する排ガスである
。塩素系溶剤一般を含有する排ガスを接触酸化分解の対
象とする研究は以前にも検討されているが各溶剤のもつ
性質の違い上、触媒による分解度合も異なる為、それら
の方法を1.1.1−トリクロロエタンのみを分解の対
象とする方法として一概に適用するのは困難である。以
前において1.1.1−トリクロロエタンのみ含んだ排
ガスの効果的な処理方法は検討されておらず、かかる実
情において本発明の目的である、1,1.1−トリクロ
ロエタンを含む排ガスの処理力法の開発が必要要であり
、ここに本発明の発想の新規性がある。
本発明の実施に際し、1.1.1−トリクロロエタンを
含む排ガスは、固定床あるいは流動床反応器内で、酸化
分解触媒せしめられ、当該排ガス中の1、1.1− ト
リクロロエタンは塩化水素、二酸化炭素、水に酸化分解
される。この場合、セ1.ガスと触媒との接触時間が1
秒から30秒の範囲に入るように供給流速を設定するの
が望ましい。接触時間が1秒より短くなると未反応1.
1. t−トリクロロエタン量が多くなり、−力最大で
も30秒とれば完全に分解させるのに充分である。しか
る彼、酸化分解後の当該排ガスを任意の濃度に調製され
たアルカリ水溶液と接触させ、分解生成物を吸収除去し
て、排ガスを無害化する。本発明に用いられる触媒はバ
ナジウム、クロム、タングステン、マンガン、コバルト
およびニッケルから選ばれた元素の酸化物の一種を主成
分とし、好ましくはv206、CrgQs 、wo3、
Mn O2、Co304 およびN1203もしくは
これらの混合物であゃ、これらは無担体のままあるいは
担持触媒として使用される0前記触媒は、1.1.1−
)リクロロエタン含有排ガスの処理法における酸化触
媒として用いると、低温度で高い酸化分解率または/お
よび高い副生酸物抑制効果を発揮する。!f、た酸化分
解後の分解生成物の除去には各種吸収装置が用いられ、
アルカリ水溶液へ吸収させる方法が使用される。アルカ
リ水溶液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウムおよびアンモ
ニア等の水溶液であって、酸化分解によシ生成する酸性
ガスを効果的に吸収しうるものが望ましい。吸収装置と
しては、気泡式、液滴式および充填塔式のいずれの方式
も採用される。前記吸収操作に↓す、分解生成物の一つ
である塩化水素が特に効率良く吸収され、排ガスの無害
化に大きな効果を与える。
含む排ガスは、固定床あるいは流動床反応器内で、酸化
分解触媒せしめられ、当該排ガス中の1、1.1− ト
リクロロエタンは塩化水素、二酸化炭素、水に酸化分解
される。この場合、セ1.ガスと触媒との接触時間が1
秒から30秒の範囲に入るように供給流速を設定するの
が望ましい。接触時間が1秒より短くなると未反応1.
1. t−トリクロロエタン量が多くなり、−力最大で
も30秒とれば完全に分解させるのに充分である。しか
る彼、酸化分解後の当該排ガスを任意の濃度に調製され
たアルカリ水溶液と接触させ、分解生成物を吸収除去し
て、排ガスを無害化する。本発明に用いられる触媒はバ
ナジウム、クロム、タングステン、マンガン、コバルト
およびニッケルから選ばれた元素の酸化物の一種を主成
分とし、好ましくはv206、CrgQs 、wo3、
Mn O2、Co304 およびN1203もしくは
これらの混合物であゃ、これらは無担体のままあるいは
担持触媒として使用される0前記触媒は、1.1.1−
)リクロロエタン含有排ガスの処理法における酸化触
媒として用いると、低温度で高い酸化分解率または/お
よび高い副生酸物抑制効果を発揮する。!f、た酸化分
解後の分解生成物の除去には各種吸収装置が用いられ、
アルカリ水溶液へ吸収させる方法が使用される。アルカ
リ水溶液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウムおよびアンモ
ニア等の水溶液であって、酸化分解によシ生成する酸性
ガスを効果的に吸収しうるものが望ましい。吸収装置と
しては、気泡式、液滴式および充填塔式のいずれの方式
も採用される。前記吸収操作に↓す、分解生成物の一つ
である塩化水素が特に効率良く吸収され、排ガスの無害
化に大きな効果を与える。
本発明の処理方法は1.1.1−トリクロロエタンを数
ppmから数千ppm含んだ排ガスに適用され、前記触
媒を用いることにより反応温度 150℃〜300℃の
範囲内で当該排ガス中の1.1. t −トリクロロエ
タンを効率良く分解せしめ、しかる後、酸化分解後の尚
該ジ[ガスをアルカリ水溶液と接触させることにより、
分解生成物を効率良く吸収除去せしめる。この」I)合
、圧力は常圧でも加圧でもよい。
ppmから数千ppm含んだ排ガスに適用され、前記触
媒を用いることにより反応温度 150℃〜300℃の
範囲内で当該排ガス中の1.1. t −トリクロロエ
タンを効率良く分解せしめ、しかる後、酸化分解後の尚
該ジ[ガスをアルカリ水溶液と接触させることにより、
分解生成物を効率良く吸収除去せしめる。この」I)合
、圧力は常圧でも加圧でもよい。
すなわち、本発明の処理法を1.1.1 )リクロロ
エタン含有排ガスの処理法として用いることにより、従
来、塩累系溶剤の分解除去法に必要とされていた反応温
度よりも低い温度で分解除去が可能となり、副生成物も
抑制される。かくして本発明の1.1.1−トリクロロ
エタン含翁排ガス処理方法の有効性および経済的優位性
かえられる。
エタン含有排ガスの処理法として用いることにより、従
来、塩累系溶剤の分解除去法に必要とされていた反応温
度よりも低い温度で分解除去が可能となり、副生成物も
抑制される。かくして本発明の1.1.1−トリクロロ
エタン含翁排ガス処理方法の有効性および経済的優位性
かえられる。
〈実施例〉
以下、本発明を実施例により囲体的に説明するが、この
例は説明のために掲げるものであり制限的なものではな
い。
例は説明のために掲げるものであり制限的なものではな
い。
実施例1
内径10.のパイレックスガラス製の反応管を有する固
定床流通反応装置に市販の二酸化マンガンをICC充填
し、触媒層の温度を150℃に維持した後に1.1.1
− )リクロロエタン1.13体積チを含んだ空気を接
触時間が3〜4秒となる流速で供給した。さらに、出口
ガスを直径2+!!11!の球状アルミナで充填された
20藺φX 100 msHの充填塔の下部より通し、
また充填塔内では塔頂部から1 cr7secの流速で
15重量−の水酸化ナトリウム水溶液を流下させた。
定床流通反応装置に市販の二酸化マンガンをICC充填
し、触媒層の温度を150℃に維持した後に1.1.1
− )リクロロエタン1.13体積チを含んだ空気を接
触時間が3〜4秒となる流速で供給した。さらに、出口
ガスを直径2+!!11!の球状アルミナで充填された
20藺φX 100 msHの充填塔の下部より通し、
また充填塔内では塔頂部から1 cr7secの流速で
15重量−の水酸化ナトリウム水溶液を流下させた。
実施例2
実施例1と同様の装置を用い、触媒として二酸化マンガ
ン1匡、触媒層の温度を250℃、供給ガスとして1.
1.1− )リクロロエタン1.00体積チを含んだ空
気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%の水酸
化カリウム水溶液およびその塔頂部からの流速を1αし
’Beeで行った0実施例3 実施例1と同様の装置を用い、触媒として無水タングス
テン酸ice、触媒層の温度を250℃、供給ガスとし
て1.1.1− )リクロロエタン1.22体積チを含
んだ空気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量−
の水酸化マグネシウム水溶液およびその塔頂からの流速
を1 qsecで行った。
ン1匡、触媒層の温度を250℃、供給ガスとして1.
1.1− )リクロロエタン1.00体積チを含んだ空
気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%の水酸
化カリウム水溶液およびその塔頂部からの流速を1αし
’Beeで行った0実施例3 実施例1と同様の装置を用い、触媒として無水タングス
テン酸ice、触媒層の温度を250℃、供給ガスとし
て1.1.1− )リクロロエタン1.22体積チを含
んだ空気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量−
の水酸化マグネシウム水溶液およびその塔頂からの流速
を1 qsecで行った。
実施例4
実施例1と同様の装置を用い、触媒として三酸化ニッケ
ル1cr、、触媒層の温度を250℃、供給ガスとして
1.1.1− )リクロロエタン1.21体積チを含ん
だ空気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%の
水酸化カルシウム水溶液およびその塔頂からの流速f
t CC/seeで行った。
ル1cr、、触媒層の温度を250℃、供給ガスとして
1.1.1− )リクロロエタン1.21体積チを含ん
だ空気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%の
水酸化カルシウム水溶液およびその塔頂からの流速f
t CC/seeで行った。
実施例5
実施例1と同様の装置を用い、触媒として酸化第ニクロ
ムice、触媒層の温度を300℃、供給ガスとして1
.1.1− )リクロロエタン1.04体積チを含んだ
空気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%のア
ンモニア水溶液およびその塔頂からの流速を1αし’s
eaで行った。
ムice、触媒層の温度を300℃、供給ガスとして1
.1.1− )リクロロエタン1.04体積チを含んだ
空気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%のア
ンモニア水溶液およびその塔頂からの流速を1αし’s
eaで行った。
実施例6
実施例1と同様の装置を用い、触媒として五酸化バナジ
ウム1頭、触媒層の温度を300℃、供給ガスとして1
.1.1− )リクロロエタン1.00体積チを含んだ
空気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%の水
酸化ナトリウム水溶液およびその塔頂からの流速を1
cc/seeで行った。
ウム1頭、触媒層の温度を300℃、供給ガスとして1
.1.1− )リクロロエタン1.00体積チを含んだ
空気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%の水
酸化ナトリウム水溶液およびその塔頂からの流速を1
cc/seeで行った。
実施例7
実施例1と同様の装置を用い、触媒として四三酸化コバ
ル)Ice、触媒層の温度を250℃、供給ガスとして
i、 i、 i−トリクロロエタン1.10体積チを含
んだ空気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%
の水酸化ナトリウム水溶液およびその塔頂からの流速を
1αし’seeで行った。
ル)Ice、触媒層の温度を250℃、供給ガスとして
i、 i、 i−トリクロロエタン1.10体積チを含
んだ空気、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%
の水酸化ナトリウム水溶液およびその塔頂からの流速を
1αし’seeで行った。
実施例1〜5の結果を表1にまとめた。なお、吸収装置
に入る直前の分解ガス組成をAとし、最終的な出口ガス
組成をBとした。表1には比較例1として、実施例1と
同様の装置を用い、触媒として酸化第一鉄ice、触媒
層の温度250℃及び350℃、供給ガスとして1,1
.1− )リクロロエタン1.15体積$に含んだ空気
、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%の水酸化
ナトリウム水溶液およびその塔頂からの流速lαし’8
eeで行った結果も記した。また比較例2として、実′
施例1と同様の装置を用い、触媒を充填せずに反応管の
温度350℃、供給ガスとして1.1. i −トリク
ロロエタン1.00体積チを含んだ空気、滞留時間3〜
4秒、吸収液として15重量%の水酸化ナトリウム水溶
液およびその塔頂がらの流速1 cc/seeで行った
結果も記した。
に入る直前の分解ガス組成をAとし、最終的な出口ガス
組成をBとした。表1には比較例1として、実施例1と
同様の装置を用い、触媒として酸化第一鉄ice、触媒
層の温度250℃及び350℃、供給ガスとして1,1
.1− )リクロロエタン1.15体積$に含んだ空気
、接触時間3〜4秒、吸収液として15重量%の水酸化
ナトリウム水溶液およびその塔頂からの流速lαし’8
eeで行った結果も記した。また比較例2として、実′
施例1と同様の装置を用い、触媒を充填せずに反応管の
温度350℃、供給ガスとして1.1. i −トリク
ロロエタン1.00体積チを含んだ空気、滞留時間3〜
4秒、吸収液として15重量%の水酸化ナトリウム水溶
液およびその塔頂がらの流速1 cc/seeで行った
結果も記した。
〈発明の効果〉
以上より本発明の排ガスの処理力法を1.1.1−トリ
クロロエタン含有排ガスに適用すると、従来の処理方法
と比較し、より低温度で操作可能または/および副生成
物の塩素化炭化水素生成抑制となる。また本発明の触媒
は容易にかつ容易に入手可能であることは明らかであり
、経済的という面からも充分利用可能である。
クロロエタン含有排ガスに適用すると、従来の処理方法
と比較し、より低温度で操作可能または/および副生成
物の塩素化炭化水素生成抑制となる。また本発明の触媒
は容易にかつ容易に入手可能であることは明らかであり
、経済的という面からも充分利用可能である。
以下余白
手続補正書(自発)
昭和60年2月2日
特許庁長官 志 賀 学 殿
1、事件の表示 昭和59年特許願第 26463
1 号2 発明の名称 1.1.1−トリクロロエタン含有排ガスの処理方法a
補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の棚 5、補正の内容 (1) 明細書第5頁末行の記載「要であり」を「で
あり」に訂正する。
1 号2 発明の名称 1.1.1−トリクロロエタン含有排ガスの処理方法a
補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の棚 5、補正の内容 (1) 明細書第5頁末行の記載「要であり」を「で
あり」に訂正する。
(2)明細啓第6頁第3行の記載[酸化分解触媒せしめ
られ、]を「酸化分解触媒と接触せしめられ、」に訂正
する。
られ、]を「酸化分解触媒と接触せしめられ、」に訂正
する。
(3) 明細書第12頁第10行目の記載「かつ容易
に入」を「かつ安価に入」に訂正する。
に入」を「かつ安価に入」に訂正する。
(4)明細書第13頁の表1中比較例10段の組成りm
の残存1,1.1−トリクロロエタンの欄の数値記載r
O,00Jをr 0.02Jに訂正する。
の残存1,1.1−トリクロロエタンの欄の数値記載r
O,00Jをr 0.02Jに訂正する。
以上
Claims (2)
- (1)1,1,1−トリクロロエタン含有排ガスをバナ
ジウム、クロム、タングステン、マンガン、コバルトお
よびニッケルから選ばれた元素の酸化物の少なくとも一
種から成る触媒と接触させ、当該排ガス中の1,1,1
−トリクロロエタンを酸化分解せしめ、しかる後、酸化
分解後の当該排ガスをアルカリ水溶液と接触させること
を特徴とする1,1,1−トリクロロエタン含有排ガス
の処理法 - (2)酸化分解温度が150℃〜300℃であることを
特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の1,1,1
−トリクロロエタン含有排ガスの処理法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59264631A JPS61141919A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 1,1,1−トリクロロエタン含有排ガスの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59264631A JPS61141919A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 1,1,1−トリクロロエタン含有排ガスの処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61141919A true JPS61141919A (ja) | 1986-06-28 |
Family
ID=17406023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59264631A Pending JPS61141919A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 1,1,1−トリクロロエタン含有排ガスの処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61141919A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5176897A (en) * | 1989-05-01 | 1993-01-05 | Allied-Signal Inc. | Catalytic destruction of organohalogen compounds |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP59264631A patent/JPS61141919A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5176897A (en) * | 1989-05-01 | 1993-01-05 | Allied-Signal Inc. | Catalytic destruction of organohalogen compounds |
US5292704A (en) * | 1989-05-01 | 1994-03-08 | Allied-Signal Inc. | Catalyst for destruction of organohalogen compounds |
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