JPS61140553A - ロイコトリエンとタンパク質との結合体 - Google Patents

ロイコトリエンとタンパク質との結合体

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JPS61140553A
JPS61140553A JP59257779A JP25777984A JPS61140553A JP S61140553 A JPS61140553 A JP S61140553A JP 59257779 A JP59257779 A JP 59257779A JP 25777984 A JP25777984 A JP 25777984A JP S61140553 A JPS61140553 A JP S61140553A
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JP
Japan
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klh
ltc
dinitrobenzene
chloride
difluoro
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Pending
Application number
JP59257779A
Other languages
English (en)
Inventor
エドワード シー・ヘイエス
ジヨシユア ロカツチ
ロバート エヌ ヤング
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Merck Frosst Canada and Co
Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck Frosst Canada and Co
Merck and Co Inc
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Publication date
Application filed by Merck Frosst Canada and Co, Merck and Co Inc filed Critical Merck Frosst Canada and Co
Priority to JP59257779A priority Critical patent/JPS61140553A/ja
Publication of JPS61140553A publication Critical patent/JPS61140553A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ラジオイムノアッセイにおいてロイコトリエンの結合体
(conjugate )  を使用する概念はり、レ
ビン、R,A、モーガン、R,A、  ルイス、K、 
F、 オースチン、D、 A、  クラーク、A、マー
ハツトおよびE、 J、  コレイ、プロシーディング
・オブ・ザ・ナショナル・アカデミーオブサイエンシー
ズ、U、 S、 A、第78巻、第12第7692頁(
1981年)によって記載された。
この方法は活性酸誘導体によシタンパク質に直接カップ
リングするものである。この方法は本発明より有効性が
かなり劣っている。
タンパク質ハプテン結合体の合成に有用な三官能架橋試
薬もまた製造されている。マレイミド−スクシンイミド
誘導体を記載している。(キタガワ、 J、 Bioc
hem第79巻第233〜236頁およびキタガワ、 
Chem、Pharm、Bull。
第29 (4)巻、第1130〜1135頁参照)本発
明は、カップリング剤1.5−ジフルオロ−2,4−ジ
ニトロベンゼンまたは5−N−マレイミドアルカン酸ク
ロリド、好ましくは6−N−7レイミドヘキサン酸クロ
リド(アルカン部分は2〜8個の炭素原子を有する)に
よる巨大キーホールリンペットからのヘモシアニン(K
LH)、ウシ血清アルブミン(BSA)、ヒト血清アル
ブミン、破傷風抗原、ジフテリアトキソイドまたFiC
RM197 (ジフテリア菌の変異菌によって産生され
るジフテリアトキソイド)から選択されるタンパク質と
ロイコトリエンC4,B4. D4ま走はE4  (好
適にはC4およびB4 )  の接合体に関するもので
ある。
接合体は鋭敏で特異的なイムノアッセイに有用であシ、
また喘息、アレルギー性鼻炎、リウマチ様関節炎を包含
する皮膚、肺および気道の種々のアレルギー性および慢
性炎症疾患および乾癬および湿疹のような皮膚疾患の治
療に有用な免疫療法剤である。本発明はまたかかる結合
体を製造するための有用な試薬に関するものである。
ロイコトリエンC4(L T C4)は次の構造を有す
る。
ロイコトリエンB、(LTB、)  は次の構造を有す
る。
ロイコトリエンD4 (LTD4 )は次の構造を有す
る。
ロイコトリエンE4(LTE4)は次の構造を有する。
本発明はまた結合体(特にLTB、の結合体)を製造す
るのに有用な次の化合物に関するものである。
式中nは0〜10、好ましくは0または2〜10、さら
に好適にはOまたは3である。
O 式中nは0〜10、好ましくはOまたは2〜10、さら
に好適にはOまたは3である。
υ 式中nはO〜10、好ましくはθ″またけ2〜10、さ
らに好適にはOまたは3である。
上記の三種の化合物においてnが1である化合物は同様
の一般式を有する他の化合物より安定が劣るであろう。
本発明の結合体の製法をLTC,およびLTB4の結合
体に関して例示することができる。
LTC4K対してカップリング操作は反応がグルタミル
残基の遊離アミノ基に起こるように選択され、従ってL
TC,分子の最も重要な部分は変化しないまま保持され
た。
一般的な結合(conjugation )の操作はか
なシ特徴のある中間体を含む段階的方法で行われた。L
TC,中のトリエン発色団の強いUV吸収(280nm
においてt = 40,000 )はカップリング効率
の測定と操作中のLTC,分子の゛状態を監視のための
手段として使用された。
タンパク質100,000ダルトンにつきLTC。
5〜15当量の範囲のカップリング比を目標とした。
LTC4の結合体 カップリング剤として1.5−ジフルオロ−2,4−ジ
ニトロベンゼンを用いる結合試薬、1,5−ジフルオロ
−2,4−ジニトロベンゼン(DFDNB )  はア
ミノ官能基と非常に特異的に反応し、二個のフッ素原子
をはっきりと段階的に置換させる(二番目のフッ素は非
常に緩慢な速度で置換される)。さらに試薬およびその
モノおよびジアミノ置換誘導体の強くて特徴のあるUV
吸収はカップリング操作の過程を追跡しそしてUV分光
法によって最終付加物を定量することができる。
LTC,はp■7.2緩衝水性メタノール中で過剰のD
FDNB  と30分以内で実質的に定量的に反応する
ことが見出された。こうして生成された中間体はHPL
C分析1−アミノ−5−フルオロ−44−ジニトロベン
ゼンの固有の345nmにおける強いU4バンドの出現
によって特徴付けることができた。反応からメタノール
を除去した後、過剰のDFDNB はエーテル抽出によ
って除去することができた。さらに中間体はHPLCに
よって精製することができるが、これはいかなる利点も
示さないものであり、一般的には粗反応混合物は次にp
■8.5緩衝液中のタンパク質と2日間暗所で反応させ
た。未反応LTC4または試薬からの結合体の最終分離
は、セファデックスG−50で濾過することによって達
成した。得られたカップリング生成物はそこで1.5−
ジアミノジニトロベンゼンの固有の342および420
nmにおけるUV吸収並びにLTC,結合体の場合には
271.282および291nm  においてトリエン
系の固有の吸収を示した。この方法でBSAと10:1
モル比で反応させる場合に5−p−クロロフェナシルグ
ルタチオンa B5A1モル当たシバブテン約6モルを
有する結合体を得た。
同様に30倍モル過剰のLTC4はBSA 1モル当た
fiLTc、9〜10モルを有するBSAとの結合体を
得、約30倍モル過剰のLTC4(蛋白質100,00
0ダルトン当たりの計算)はKLHIOo、000ダル
トン当たシLTC411〜12当量を有するKLHとの
結合体を得た。
カップリング剤として6−N−マレイミドヘキサノン酸
クロリドを用いる結合 本発明は異なったスペーサー基を用いて第二のLTC4
タンパク質結合体を提供するものであるので、多くの可
能性のあるカップリング法が検討された。DCCtたは
ECDI(R)のような試薬を使用する直接カップリン
グが考えられたが、付加物の不均一混合物が生成すると
予想されるために速やかに除外された。また予備実験で
はかかるカップリングの効率が低くなることが示された
。公知の薬剤、トルエンジイソシアネートおよびm−マ
レイミドベンゾイル−N−ヒドロキシスクシンイミドエ
ステルは二つの結合体間のス/<−サーiニットに関し
て免疫交差反応性の可能性があるために使用されなかっ
た。
カップリング剤6−N−マレイミドヘキサン酸クロリド
はLTC,のグルタミルアミノ基の迅速な選択的官能化
並びに高カップリング効率を生じる。
選択される薬剤は6−アミノヘキサン酸から容易に製造
される6−N−マレイミドヘキサン酸クロリドであった
。鎖中に2〜8個の炭素原子を有する他の類似試薬、例
えば2−アミン酢酸から8−アミノオクタン酸までを使
用することができる。
LTC4の6−N−マレイミドヘキサン酸アミドは過剰
のEt3N の存在下LTC,三カリウム塩のメタノー
ル性溶液を試薬(乾燥THF中1.5轟量)と反応させ
ることによって製造した。HPLC分析は、実質的にア
ミドに完全に転化したことを示した( RD−I(PL
CでLTC,前に溶離する)。HPLCから分離したこ
の付加物の部分はLTC4のそれから実質的に未変化の
UV特性を有した。チオール化したタンパク質(KLH
)と次にカップリングするために粗混合物(pi 7.
2ホウ酸塩緩衝液中)をそのまま使用した。
使用したチオール化タンパク質(この場合KLHから誘
導された)は、S−アセチルメルカプトコハク酸無水物
と反応させて製造した。
KLHのチオール化の報告が文献にないためにアセチル
基の加水分解後ニレマンの方法によって定量されるタン
パク質〔チオ〕含有量100.000ダルトン当シ約2
0のS−アセチル基を有するKLHを得るための条件を
決定するための試験を行なった。S−アセチルメルカプ
トスクシニル誘導KLHはさらにN−エチルマレイミド
(NEM)と反応させるまでは酸素に対して非常に不安
定でおった。しかしながらいずれかの遊離SH基がこの
ように反応されれば、物質は、セファデックスG−50
濾過によって取扱い精製することができた。
生成した精製タンパク質の濃縮は無水セファデックスG
−200樹脂の充てん物で透析することによって達成し
た。誘導LTC4をカップリングする直前に、チオール
基をpH11,5で充分に脱酸素した溶液の加水分解に
よって遊離させ次にpHを7.2に下げた。
次いでこの混合液をLTC,の6−N−7レイミドヘキ
サン酸アミドの脱酸素溶液とKLHloo、000ダル
トンにつきLTC,80轟量比で反応させた。NEMで
安定化させ、セファデックスG−50で精製した後、タ
ンパク質結合体は、UV分析によりKLHIOo、00
0ダルトンにつきLTC47〜10モルを示した。
タンパク質溶液は、−78℃で凍結させた数ケ月間の貯
蔵では非常に安定であることが証明された。
さらに詳細な実施例を続ける。IRスペクトルがパーキ
ン−エルマー267グレーテインダスペクトロフオトメ
ーターで記録したことは特に言及される。PMRスペク
トルはパリアンEM−390スペクトロメーターで記録
された。
UVスペクトルはカーリ−210スペクトロフオトメー
ターで記録された。スペクトルは特にことわらない限り
水中で記録された。セファデックスG−50(中間グレ
ード)はファーマシアファインケミカルスから入手した
ウシ血清アルブミンはシグマケミカル社から結晶化凍結
乾燥品として入手し、ヘモシアニン(キーホールリンペ
ット)Fi、カルバイオケムベーリング社から凍結乾燥
米として入手した。ロイコトリエンC4は公知の操作(
ロカチ等、’pet、Lett、第21巻、第1485
頁(1980年))を用いて我々の実験室で製造した合
成物質である。
LTB、結合体の製法は次の反応機構によって例示され
る。
機構1 ■ この方法はLTB4 にたいする直接の前駆物質のエチ
ル5(S)ベンゾイルオキシ−12@−ヒドロキシ−6
、14(Z) −8,10(ト)−エイコサテトラエノ
エート0を使用する。我々は■と1.3−ジアミノプロ
パンのような揮発性ジアミンとの反応がすべて緩やかな
弱い塩基性条件下で、同時にベンゾエート保護基を除去
し、エチルエステルをω−アミノプロピルアミドに転化
すると判断した。次に溶媒を真空下で除去して生成物@
)およびN−ω−アミノプロピルベンツアミドの混合物
だけを残存させることができた。モデル研究では、エチ
ル5−(4−オクチルフェニル)−5−ペンツイルオキ
シペンタノエートを使用するこの反応は、ニート1,3
−ジアミノプロパン中でさえも非常に緩慢であることを
見出した。しかしながら、2−ヒドロキシピリジンの触
媒量を反応混合物に添加した場合には、ジエステルは望
ましいアミノアミドに滑らかに転化した。
保護されたLTB4(II)へ適用した場合、■へ同様
の滑らかな転化が行なわれた。■は、揮発性成分を除去
した後、次の段階で直接反応させることができた。アミ
ノアミド皿)をトリエチルアミンの存在下過剰の1.5
− ジフルオロ−44−ジニトロベンゼンと反応させて
、付加物■を高収量で生成した。この生成物は逆相HP
LCによって精製し、UvおよびPMR分光によって十
分に特徴付けられた。最終的に■はジメチルホルムアミ
ドとpH8,5ホウ酸塩緩衝液の混合液中ウシ血清アル
ブミン(BSA)(モル比−12:1)と滑らかに反応
して結合体Vを生成し、セファデックスG−50でクロ
マトグラフィ処理して精製した。
UVスペクトル分析はトリエン発色団が変化しないこと
を示しこれによりBSA 1モルにつきLTB、5.5
〜8.3モルがカップリングするという推定される。(
カップリング効率45〜70%) また室温でLTB、−ラクトンを1.3−ジアミノプロ
パンと直接反応させることによってアミノアミド■を製
造することができた。この方法副生成物のない定量的収
量で■を生成した。
機構2 他のタイプのLTB4結合体は機構2で例示した通シ製
造することができた。ラクトン■をヒドラジンと完全に
反応させてヒドラジド(■)を量的収量で生成した。さ
らに■を6−N−マレイミドヘキサン酸クロリドと反応
させてジアシルヒドラジド(■)を得た。この物質を逆
相HPLCによって精製して過剰の試薬副生成物を除去
することができた。しかしながらPMRスペクトルを得
るために生成物を濃縮すること試みたところ明らかにマ
レイミド系の水和作用またはメタツリシスによる部分的
分解をひきおこした。しかしながらこの粗反応生成物は
次のカップリング反応で使用することができることがわ
かった。■をチオール化KLHとKLHloo、000
ダルトンにつき■50モル比で反応させて所望の結合体
■を生成し、セファデックスG−50で濾過して精製し
た。
UV分析結果はKLHIOo、000ダルトンにつきL
TB、 12当量が結合することを示した。
実施例1 の結合体 メタノール(R−)中1.5−ジフルオロー2,4−ジ
ニトロベンゼン(120Ing、0.59ミリモル)を
リン酸塩緩衝液(pH7,2、’0.IN)9−中5−
p−クロロフェナシルグルタチオン(88Ing、0.
19ミリモル)溶液に添加した。室温で12時間攪拌し
た後、メタノールを真空で除去し、生成した水溶液をエ
ーテルで洗浄した。水層をC−18シリカゲル(メタノ
ール:水(1:1)で溶離する)でクロマトグラフィ処
理して純粋な付加中間体(105rnI?)を生成した
。UV:λmax(ε)260(24,000)、34
7nm(19,000)。
PMR(D20) :δ8.62 (I H,d、 J
=7.5Hz )、7.6(2H,d、J=9Hz、A
BのA)、7.1(2f(。
d、J=9Hz、ABのA)、6.7(IH,d、 J
=15Hz)、3.9(2H,s、  フェナシルCH
z)。
水(0,1m )申付加物(1,05■、1.63×1
0 モル)をホウ酸塩緩衝液(pH8,5,0,2N、
1m)中BSA(10η、1.49X1Oモル)溶液に
添加した。暗所で室温で71時間放置した後溶液を遠心
分離し、水を溶離剤としてセファデックスG−50(1
,5x75cIrL)で濾過しだ。ボイド・、ボリュー
ム(55d)後溶離するフラクション(10,5#+7
りはタンパク質を含有し、Uvで分析した。
この溶液を5倍に希釈した試料はUVスペクトル(H2
O中)λmax (吸光度)342(0,369)、4
25nm(0,133)を有した。タンパク質8Ing
が回収されると仮定し、342nm で約27.000
(3)の1.5−ジアミノ−2,4−ジニトロベンゼン
発色団に対して342 nmで約27000(3)を仮
定すれば、UVばB5A1モルにつき5−p−クロロフ
ェナシルグルタチオン6モルが結合したことを示した。
B、ロイコトリエンC4とウシ血清アルブミンの結合 ロイコトリエンC4(三カリウム塩)(2,5mg )
をリン酸塩緩衝液(pH7,2,0,I N”) 1−
に溶解した。メタノール(0,6m)中1゜5−ジフル
オロ−2,4−ジニトロベンゼン(1〜)を添加し、混
合液を室温で30分放置した。メタノールをN2気流下
で除去し、次に最後の痕跡を真空で除去し、次いでエー
テル(3X2mA’)で抽出して未反応試薬を除去した
。最後の痕跡のエーテルをN2下および真空で除去した
。この混合物にホウ酸塩緩衝液(0,2M、pH8,5
、l−)中ウシ血清アルブミン(BSA)(10〜)を
添加し、その混合液を暗所で2日間室温で放置した。反
応混合液を水を溶離剤とするセファデックスG−50(
1,5x75crIL)のカラムで沢過し、約55−の
ボイド・ボリュームの後18ゴ中に溶離黄色タンパク質
を収集した。約140−のデッド・ボリュームでのピー
クは溶離した未反応LTC4を含有すると考えられる。
タンパク質フラクション(混合した)を直接UV分析に
かけスペクトルλmax (A) 271 (sh)、
282(3,57)、291,342(1,835)お
よび420nm(0,91)を得た。タンパク質的g 
mgが回収されると仮定し、また3 40 nmで約2
7.000の1,5−ジアミノ−2,4−ジニトロベン
ゼンおよび280 nmで40,000のLTC4とし
て仮定して282 nm吸収に基づく計算はB5Alモ
ルにつきLTC4約100モルであシ、一方342 n
mの吸収に基づく計算はB5AlモルにつきLTC49
,1モルを示した。
の結合 ロイコトリエンC4(三カリウム塩)(2,1rng)
および1,5−ジフルオロ−2,4−ジニトロベンゼン
(8mg)を反応Aにおけると同様に反応させた。生成
した付加物にホウ酸塩緩衝液(pH8,5,0,2M、
 0.83ff17り中KL、H(1sIn9)を添加
し、混合液を室温で60時間放置した。同時に変性KL
Hの沈殿が生成し、遠心分離によって除去した(乾燥重
量6mg)。上澄み液を前と同様にセファデックスG−
50で沢過し、ボイド・ボリューム後17−に溶離する
黄色タンパク質フラクションカ得られ、UV分析ではK
 L H100,000ダルトンにつきLTC411−
12当量を示した。
ジオキサン(20d)中DFDNB(2,04g、10
ミリモル)溶液をリン酸塩緩衝液(pH7,5,0,I
N、5mA)中L−プロリン(0,58115ミリモル
)に添加し、混合液を室温で2時間攪拌した。混合液を
乾固し、残渣をシリカゲル上(クロロホルム:メタノー
ル(9:1)で溶離させる)クロマトグラフィ処理して
N−2,4−ジニトロ−5−フルオロフェニルプロリン
を泡状物として得た( 1.19)。
PMR(CDα3):δ9.43(IH,幅広い、D2
0交換、C0OH)、8.55 (IH,d、 JH1
F=7.5Hz。
フェニルのH−3)、6.62(IH,d、JH,F=
15Hz、フェニルのH−6)、4.5 (I H,幅
広いt、  J=6Hz、プロリンメチン)、3.7〜
3.1 (2H,m )、2.7〜1.9ppm(4H
,m)。
−10℃で塩化メチレン中2.4(E)、6.9(Z)
−ペンタデカテトラエン−1−オール(123■、0.
56ミリモル)および上記のプロリン誘導体(170■
、0.57ミリモル)の混合液に1−シクロへキシル−
3−(2−モルフォリノエチル)カルボジイミドメチル
−p−トルエンスルフォネート(266η、0.63ミ
リモル)およびピロリジノピリジン(9η、0.06ミ
リモル)を引続いて添加した。溶液をN2下室温で7時
間攪拌した。
混合液を沢過し、P液を水、5%NaHCO3、食塩水
で洗浄し、Na2SO4で乾燥した。濃縮後、残渣をシ
リカゲル上(クロロホルム:エタノ−ル(99,25:
0.75)で溶離する)クロマトグラフィ処理して純粋
な付加物を油として得た。
PMR(CDα3):δ8.57 (LH,’d、 J
=7.−5Hz)、6.55(IH,d、J−15Hz
)、6.7〜5.2(8H,m。
オレフィン)、4.65 (2H,d、  J =6 
HZ、 −COOCH2−)、4.47(IH,t、J
=6Hz、プロリンメチン)、3.45(2H,m)、
2.95 (2H,m )、2.7〜1.8 (RH,
m)、1.5〜1.2 (RH,m )、0.88(3
H,t)。Uv(ジオキサン:λmax(ε)275(
48,700)、347nm(18450)。分析C2
6H32N306Fに対する計算値:C,62,26、
H,6,43、N、8.38、F、3.79、測定値:
 C,61,88、H,6,72、N、8.48、F、
3.47゜ジオキサン(1−)およびホウ酸塩緩衝液(
pHs、 5.0.2M、3mJ)申付加物(5ダ、l
×10 モル“)およびBSA(10η、1.5XlO
モル)のi濁液を暗所で4日間室温でゆっくりと攪拌し
た。混合液を遠心分離し、上澄み液をセファデックスG
−50(1,5X75CIIL)で濾過し、水で溶離し
た。ボイド・ボリューム後7−に溶離するタンパク質フ
ラクションはUV分析結果はB5Alモルにつきハプテ
ン約4モルを示した。
実施例2 の製法 6−アミノヘキサン酸(2,V、0.02モル)および
マレイン酸無水物(2FX 0.02モルンを内部温度
が約165℃に達するようにディーンスターク水分離器
でキシレン(20m)中で共に還流した。混合液を冷却
し、クロロホルム−メタノールで希釈し、IN塩酸で洗
浄した。有機層を水で洗浄、乾燥、乾固して残渣(1,
!i+)を生成し、シリカゲル上(5%メタノール−ク
ロロホルムで溶離する)クロマトグラフィ処理して純粋
な6−N−マレイミドヘキサン酸、m、p、84〜85
℃を生成した。
IR(KBr ): 3300〜2500 (COOH
)、1700傭−1(マレイミドおよびC00H)。P
MR(CDα3):δ11.10 (I H,s、 D
20交換、C0OH)、6.72(2H,s、マレイミ
ドCH)、3.53(2H,t、J=7Hz )、2.
34 (2H,t、J=7Hz )、1.6ppm(R
H,m)。
質量スペクトル: m/e 211 (M  )。
分析、CL OHI 3NO4に対する計算値: C,
56,87、H,6,20、N、6.63゜測定値:C
,56,87、B16.24、N、 6.62゜ 6−N−マレイミドヘキサン酸(50■、0.23ミリ
モル)およびα、α−ジクロロメチルメチルエーテル(
150μA、1.5ミリモル)を無水ジクロロメタン(
1ゴ)中で一晩共に還流した。混合液を乾固し、得られ
た吸湿性のつよい固体6−N−マレイミドヘキサン酸ク
ロリド(54〜)を新しいうちに力ツナリング反応に使
用した。
IR(フィルム): 1795(Coα)、1700c
m’(マレイミド)。
PMR(CDα3):δ6.60(2H,s、マレイミ
ドCH)、3.53 (2H,t、J=7Hz )、2
.90(2H,t、  J=7Hz )、1.6ppm
(RH,m)。
LTC4三カリウム塩(5〜)を無水メタノール(1−
)およびトリエチルアミン(80μl)に窒素下で溶解
し、酸クロリド(無水THF100μl中酸クロリド1
0■溶液25μl)を添加した。反応物を室温で攪拌し
、HPLC(ホワットマンパーティシルM9   (1
0/250DSXMeOH:HzO:HOAC,70:
30:0.01で溶離する、4−7分)を行なった。付
加物t/i4.8分で溶離し、LTC4は6.6分で溶
離した。10および30分後、未反応LTC4約15%
が残存した。酸クロリド溶液(5μl)をさらに加え、
10分間反応後に5%の未反応LTC4が残存した。反
応混合液をN2気流下で0.2 #I7!に濃縮し、ホ
ウ酸塩緩衝液(pH7,2,0,1M、0.5ゴ)で希
釈し、残留メタノールを真空で除去した。この溶液Tr
iLTca自体から実質的に変化しないUVスペクトル
を有し、そのままチオール化KLHと反応させるのに使
用した(次を参照)。
KLH(R0Ing)をホウ酸塩緩衝液(0,2MXp
us、1.5 ml)に溶解し、遠心分離して変性タン
パク質を除去した。生成した溶液はU V CE2ts
 (1ng/m/)=1.36 、] K ヨッテ24
.6〜/−として分析した。゛溶液を脱酸素(高真空お
よび純粋なN2フラッシュを交互に行なうパージによる
)シ、次にN2下S−7セチルメルカプトコハク酸無水
物で処理した(45ηを1時間にわたって5ダあて添加
した)。
pHはI N NaOHの添加によって8に維持した(
全量400μl)。さらに1時間放置した後、N−エチ
ルマレイミド(MeOHO,1−中20rng)を添加
してあらゆる遊離のチオール基に結合させ、溶液を空気
に安定化させた。
さらに1.5時間放置した後、溶液を遠心分離し、0.
01 NpH6,2リン酸緩衝液で緩衝した0、18食
塩水で溶離するカラムセファデックスG−50(i、s
X 75cIrL)で処理した。ボイド・ボリュームの
後溶離する2つのフラクション(7−)はタンパク質体
(2,4η/7りを含有した。pH11,5で1時間加
水分解した後チオール含有量に対して分析したアリコー
トはタンパク質100,000ダルトンにつき18チオ
ール基を示した。
ング KLH(反応Cからの)(10,8■、0,01Nリン
酸塩でpH6,2に緩衝した0、IN食塩水4.5−中
)のS−アセチルメルカプトスクシネート誘導体の溶液
を正確に脱償素し、次にpHをN2下でIN Na0H
(150μ! )で11.5に上げ、混合液を室温で1
時間放置した。次いで脱酸素したINHα(150μl
)を添加することによってpHを7.2に低下させ、反
応BからのLTC4の6−N−マレイミドへ牛すン酸ア
ミド誘導体の溶液を添加した。室温で2時間放置した後
、N−エチルマレイミド(メタノール10μl中1〜)
を添加し、混合液゛ を室温でさらに1時間放置した。
この溶液を0、OINリン酸塩でpH6に緩衝した0、
18食塩水で溶離するセファデックスG−50カラム(
1,5X 7・5CrrL)で処理した。タンパク質フ
ラクションはボイド・ボリュームの後11−中(オの8
5チが溶離した。未反応試薬はデッド・ボリューム(1
50mg)で溶離した。タンパク質溶液を貯蔵のためI
NのN a OHでpH7,2に調節した。
UVによるタンパク質溶液の分析結果は、タンパク質 
100,000ダルトンにつきLT047〜lO当量が
カップリングしたことを示した。
タンパク質BSAおよびKLHとLTC4の結合体をウ
サギ約1kLj当シ200μI投与量でウサギを用いて
抗体を生じさせるために使用した。抗体はロイコトリエ
ンC4、D4およびE4を特異的に見分ける。ロイコト
リエンのイムノアッセイにおける抗体産生、特異性およ
びこれらの結合体の用途の詳細な説明は後に述べる。
使用したLTC4および特異的タンパク質のほかにLT
D4およびLTE4のような他のロイコトリエンをテタ
ナス抗原、ヒト血清アルブミン(ISA)、並びにシフ
テリアトキシド、テタナス抗原およびCRM197(ジ
フテリア菌からの)および類似の抗原物質のような他の
抗原タンパク質と結合することができることが認められ
る。
実施例3 次は免疫原としてKLH−マレイミドLTC4を使用す
ることを用いた免疫法である。
3匹の生後4ケ月のニュージランドホワイト系ウサギに
各々完全フロインドアジュバンド中KLH−LTC42
00μIを多重部位に皮下注射し、3週間後に不完全フ
ロインドアジュバント中KLH−LTC4100μsを
多重部位に皮下注射した。ウサギは2回目め注射および
その後の3週間毎の注射の10日後に採血した。抗体レ
ベルに非常な減退が観察された時、動物を不完全フロイ
ンドアジュバント中KLHLTC4200μgを追加刺
激し、動物は再び同じスケジュールで採血した。
抗原B S A−DNP−LTC4をロイコトリエン検
出に使用するだめにソリッド−フェーズ−イムノ−ラジ
オアッセイ(SPIRA)で使用した。
PBS中0.11Vタンパク質/ゴの抗原の7リコート
lOOμlを4℃で18時間培養することによってポリ
塩化ビニル−96ウエルマイクロタイタープレート(ダ
イナチックラボラドリース)に抗原(BSA−DNP−
LTC4)を被覆した。ウェルをPR8200μlで3
回洗浄し、次にウェル中でPBS中10%ウマ血清の2
00μlアリコートを22℃で2時間培養することによ
ってウェル中の未反応部位を遮断(block) Lだ
。次にウェルをPBS−1,5H,S、CPBS中1.
5%ウマ血清)で3回洗浄した。免疫または前免疫性ウ
サギ血清の希釈を含有する反応混合液100μlをウェ
ルに添加し、プレートを22℃で4時間培養した。ウサ
ギ血清の力価測定に対して使用される100μ1反応は
PBS−1,5H,S、中血清の希釈50μlおよびP
 B S −1,5H,S、50μlからなる。競合分
析(competition analysis )に
対してこの反応混合液はロイコトリエン特異的抗体の限
定量および種々の濃度のロイコトリエンまたは化学的に
関連した化合物を含有するPBS−1,5H,S、50
μlを含有したPBS−1,5H,S、中免疫血清希釈
50μlからなる。この100μ1反応混合液はマイク
ロタイタープレートのウェルに添加する前に22℃で1
時間予備培養した。
次にマイクロタイタープレートのウェルをP B S 
−1,5H8,200μjで3回洗浄し、次いで10%
ウマ血清を含有するPBS中125I−標識ウサギ抗マ
ウス〔ウサギ抗マウスxga (H十L )のF(発b
)z:1100μjをウェルに添加しプレートを22℃
で4時間培養した。
ヨウ化試薬約2X10   cpmを各ウェルに添加し
た。培養期間の後、ウェルをPBS−1,5H,S、で
5回およびPBS200μlで1回洗浄した。次にウェ
ルをプレートから切断し、各ウェルの放射活性をガンマ
カウンターで定量した。
この分析の利点は、ウサギがKLH−マレイミド−LT
C4で免疫し、それ故抗体はこれらの動物中にKLHに
対してマレイミドリンカ−に対しておよびハプテン−L
TC4に対して存在するが、しかしながら抗体はKLH
に対して指向されそしてマレイミドリンカ−はウェルの
表面に被覆された物質のBSAまたはDNPリンカ−に
交差反応または結合しないことである。それ故ウェルに
被覆された物質(LTC4−DNP−B S A )に
結合する抗体だけがLTC4に対して指向される。
これらのウサギLTC4抗体は結合体のLT04部分に
結合し、順次抗体の第2次種(125(−標識ヤギ抗ウ
サギ抗体)を添加することによって検出した。抗体をヨ
ウ素で放射線標識し、ウサギ抗体に結合し、順次LTC
4に結合する。
正味の成績としては抗体がLTC4に対・して指向され
る11ど、放射能はウェルと結合する。
遊離LTC4が生物試料中にある場合には、定量するた
めに7リコートはプラスチックウェルに添加される。こ
の遊離LTC4のあるものは表面に結合される抗原被覆
からとすれば置き換わるウサギ抗LTC4に結合する。
これはウェルの表面に結合したカウント(1251)の
数の減少の結果となり、この減少を遊離LTC4の公知
量が添加される場合の標準曲線での減少に比較すること
によって試料のLT CJ量を定量することができる。
実施例1および2に記載される他の化合物は試薬として
分析系で同様に使用することができる。
これらの結合体で免疫することによつヤウサギに産生さ
れる抗血清もまたロイコトリエンC4、D4およびE4
に対するラジオイムノアッセイの主成分として放射線標
識ロイコトリエンC4、D4またはE4と併用して使用
することができる。
これらの結合体は喘息、アレルギー性鼻炎、リウマチ性
関節炎を包含する皮膚、肺および気道の様々なアレルギ
ー性および慢性炎症疾患および乾癬および湿疹のような
皮膚疾患の治療に化学免疫療法剤として有用である。
LTCa抗体検定 モルモット−腸標準検定において4片の組織をアトロピ
ンおよびピリルアミンを両方10  Mを含むクレブス
緩衝液の10−浴に置いた。
標準収縮を最終濃度2.7 X 10  Mf)LTC
4に対して1〇−浴中2.7 X 10 ”MtQ乙丁
C4溶液10μlを用いて観察しだ。
標準応答張力は1.1〜2.0gであった。
LTC4原液20μlを抗LTC4血清(ウサギ)の変
化量(10μl、40μ/、100μlおよび400μ
l)と混合した。
(血清1−け抗−LTC4特異抗体7.9×10  M
を含有した。) 血清を使用前に氷上(暗所で)で1/2時間培養した。
対照試料を正常なウサギ血清の同量を用いて行なった。
混合試料(各々15μ1130μl、60μlおよび2
10μl)を浴に添加し、応答を記録した。
結果 抗体血清の容量    コントロール応答のチ5μm 
       100.0 20μ7        72.7 50μ7        92.3 200μ/         64.7正常血清の容量 5μm        108.6 20μl         85.7 50μm        102.6 200μl        114.3上記の結果から
抗LTC4が各試料においてLTC4の効果を減少する
ことは明白であった。
このように結合体はヒトの(ウサギで使用したと類似の
方法で)LTC4、LTD4 、LTE<に対する抗体
を上げるために使用することができる。生成した抗体の
循環レベルは喘息性アナフィラキシ一応答中に放出され
るLTC4およびLTD4およびLTE4の血漿レベル
を減少するために働き、従って症状を緩和するために働
く。抗体は長時間存在することから、これは長期の喘息
治療を示すことになる。
PMRスペクトルをパリアンEM−390またはプルカ
ーWM−400分光計で記録した。UVスペクトルをカ
ーリ−210分光光度計で記録した。旋光をパー牛ンエ
ルマーモデル241旋光計を用いて測定した。セファデ
ックスG−50(媒質グレード)はファーマシアファイ
ンケミカルズから入手した。
ウシ血清アルブミンはシグマケミカル社から結晶化およ
び凍結乾燥グレードとして入手し、ヘモシアニン(キー
ホールリンペット)はカルバイオケムベーリング社から
凍結乾燥グレードとして入手した。
5 (s)、  12 (R)−ジヒドロキシ−6,1
4(Z)−8,10(ト)−エイコサテトラエノエート
(12rn9)を窒素下で炭酸カリウム(221ng)
を有するメタノール(1,5m)および水(0,4祠)
中、周囲温度で2.5日間攪拌した。窒素気流下でメタ
ノールのほとんどを除去(約0.4−容量残存する)し
、混合液を0. I NpH6,2リン酸塩緩衝液(2
,57りで希釈した。混合液をエーテル(5X2−)で
抽出し、合わせたエーテル抽出液を乾燥(Na 2S0
4 ) L 、乾固した。生成した油のUV分析はLT
B4遊離酸8ダがこうして得られたことを示した。油を
無水エーテル(57りに溶解し、窒素下0℃で24時間
ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)(20rn
g)で処理した。TLC分析(酢酸エチル:ヘキサン2
:3)は、LTB4がδ−ラクトンに約50%転化した
ことを示した( RfLTB4=0、RfLTB4ラク
トン=0.6)。
さらにDCC(30η)を添加し、0°で28後TLC
はδ−ラクトンに実質的に完全に転化したことを示した
。混合液をNz下で1dに濃縮、濾過、乾固し、酢酸エ
チル:ヘキサン(2:3)(1mJ)に取り、同一溶媒
で溶離するシリカゲルカラム(10,9)でクロマトグ
ラフィ処理して少量のジシクロへキシルウレアを不純物
として含むδ−ラクトンを生成した。さらにこの物質を
HPLC(ウォータースlOμ、μmポラシル、酢酸エ
チル:ヘキサン(1:2)、4−7分)で精製して5.
7分で溶離する純粋なLTB、δ−ラクトン(Vl)を
生成した(R.3!ng、■からの収率77%)。ラク
トンをエーテル:へキサンで微細な針高として結晶化し
た、mp50.0〜T 50.5°〔α〕D= +231.0’ (C=0.3
. CHα3)Uv:λmax(ε)(MeOH) 2
60 (37,200)、270(50,000)、2
80nm(39,400)。 ”δPMR(400MH
z)(CDα3) : 0.87 (3H。
t)、1.:2〜1.4 (RH,m )、1.65(
2H,m)、1.93(2H,m)、2.03 (2H
,q、 CH2,C−16)、2.32 (2H,m、
 CH,C−13)、2.48 (I H,dt。
J=17.5.7Hz、 CH2の1つ、C−2)、2
.62CIH。
dt、J=18,5Hz、CH2の1つ、C−2)、4
.22(IH,m、 メチン、C−12)、5.23(
IH,dt。
J=10.5.2Hz、 メチン、C−5)、5.35
CIH。
dd)、5.45(IH,t)、5.58(LH,dd
)、5.81(IH,dd)、6.15 (IH,t 
)、6.29(2H。
m)、6.41(IH,dd)。
方法1、 LTB4δ−ラクト:/ (W)(1,75
In9)を再蒸留した1、3−ジアミノプロパン(0,
5−)に溶解し、混合液を室温で18時間放置した。過
剰のジアミノプロパンを高真空下で除去し、アミド■を
得た、量的収量、〔a〕RT=−2°(C=0.17.
CHα3)。
Uv:λmix (g)(MeOH) 259.5 (
29,800)、269.5(46,500)、280
(36,500)。δPMR(400MHz):2.0
3(2H,q、CH2C−16)、2.21 (2H,
t、−CH2−C0NH−)、2.31 (2H,m。
CH2,C13)、2.76 (2H,t 、  −C
Hz −NHz )、3.33 (2H,q、  −C
OMH−CHz  )、4.20 (IH,q。
メチン、C−12)、4.58 (IH,(1,メチン
、C−5)、5.3〜5.43 (2H,m)、5.5
5(IH,dd)、5.78(IH,dd)、6.05
(IH,t)、6.18〜6.31(2H,m)、6.
36(IH,幅広いNH,アミド)、6.47 (IH
,dd )。
方法2. エチル5 (S)−ベンゾイルオキシ−12
(R)−ヒドロキシ−6,14体)−8,10(R)−
エイコサテトラエノエート(2,5〜)および2−ヒド
ロキシピリジン(1,51nq)を1゜3−ジアミノプ
ロパン(0,5d )に溶解し、混合液を室温で窒素下
3日間放置した。過剰のジアミノプロパンを高真空下で
室温で除去し、粗■を生成し、そのままを次の反応で使
用したCUV:λmax227.260,270.28
0.198mn)。
無水メタノール(400μl)およびトリエチルアミン
(8μl)中、段階B、方法2からの粗アミノアミド(
[[D(2■)をメタノール(200μl)中1,5−
ジフルオロ−2゜4−ジニトロベンゼン(4rn9)で
室温で15分間処理し、その時逆相T L C(RPT
LC)(アセトニトリル:水、85:15)は■の反応
完了(Rf=o、1)および新しい黄色生成物(Rf=
0.7)の出現を示した。混合液をR′PHPLCでク
ロマトグラフィ処理して(ウォータース、10μ、μボ
ンダパック、C−18、アセトニトリル:水、70:3
0.1m/分)、生成物IV(1,8■)を生成した、
〔α娼”=18.9゜(C=0.37 、 MeOH)
Uv:λmax(MeOH) 260.270.280
.335.380 (sh)。PMR(400MHz)
(アセトン−d6:δ3.34 (2H,q、 −CO
NH−CHz )、3.61 (2H,m。
泗2−)、3.61 (2H,m、 −CH2NHAr
 )、3.84(2H,m、2−0H)、4.14(I
H2m、メチン、C−12)、4.58(IH,m、 
メチン、C−5)、5.42(3H,m)、5.78 
(IH,dd、 J=14.6Hz。
H−11)、6.00(IH,t、 J=11Hz、 
H−7)、6.21 (IH,dd、 J=14.11
Hz、 H−10)、6.30(IH,dd、 J=1
4.11Hz、 H−9)、6.57 (IH,d d
、 J=14.11Hz、 H−8)、7.15(IH
,d、JHF=15Hz)、7.27(LH,幅広い、
 NH,アミド)、9.00 (IH,d、 JH,F
=8Hz八 9.15(IH,幅広い、NH,アミン)
ジメチルホルムアミド(0,5d)中の化合物■(段階
Cからの)(1,5In?)の溶液を0.2NpH8,
5ホウ酸塩緩衝液(0,75m)中のBSA(15rn
?)溶液に添加し、混合液を窒素上暗所でおよび室温で
4日間放置した。
混合液を遠心分離し、澄明な上澄み液を水で溶離するセ
ファデックスG−50のカラム(1,5X75cm)で
処理した。約55mgのボイド・ボリュームの後、黄色
タンパク質フラクションが20−できれいに溶離した。
約140rILgのデッド・ボリュームで未反応■およ
び副生成物を含有するピークが溶離した。
タンパク質フラクションのUV分析結果はスペクトルm
ax266、(SH)、273.283.336.42
0nmを示した。カラムからBSAが100チ回収する
と仮定すれば、BSAおよびジニトロベンゼン発色団の
寄与に対する補正後の273 nmのピークに基づく計
算値はB5A1モルにつきLTB45.5モルがカップ
リングすることを示した。336 nmの吸収は(約2
7.000の1.5−ジアミノ−2,4−ジニトロベン
ゼン発色団として仮定すれば) B5A1モルにつきL
T848.3モルがカップリングすることを示した。
LTB4δ−ラクトン(M)(4■)をTHF(ly)
および99%ヒドラジン水和物(0,5−)の混合液に
溶解し、混合液を窒素下室源で0.5時間激しく攪拌し
た。混合液をエーテル(3X2m/)で抽出し、合わせ
た有機層を乾燥(NazSO4) L、窒素流れ下で次
に真空下で蒸発乾固してヒドラジド■(4,2rng)
を生成した。〔α〕RT=8.9°(C=0.28. 
MeOH)。
UVλmax(ε)=260(37,000)、269
.5(50,000)、280(39,000)。PM
R(400MHz、、アセトン−d6 ):δ2.1 
(2H,t )、2.27 (2H,m )、3.82
(LH,m、 NHz )、3.99(IH,幅広いN
H,)、4.14(IH,m、メチン、C−12)、4
.56 (IH,m。
メチン、C−5)、5.3〜5.5 (3H,m )、
5.77(IH。
dd、J=14.6Hz、H−11)、6.00(IH
,t。
J−11Hz)、6.22(IH,dd、’J=14.
11Hz。
H−10)、6.31 (IH,dd、J=14.11
Hz、H−9)、6.56(IH,dd、J−14,1
1Hz、H−8)、8.22(IH,幅広イ、 −CO
−NH−)。
無水メタノール(1−)およびトリエチルアミン(20
μl)中LTB4ヒドラジン(■)2.5■、7×lθ
 モル)を窒素下室源で無水THF (100μ))中
6−N−マレイミドヘキサン酸クロリド(8) (3,
3〜、1.4X10−5モル)の溶液で処理した。TL
C分析(クロロホルム:メタノール、85:15)は極
性の低い生成物に転化が完了したことを示した。
混合液を乾固し、残渣を脱酸素メタノール(1,2m)
に取り、そのまま次の反応に使用した。所望により生成
物を逆相HPLC(ウォータース10μ、μmボンダパ
ックC−18、メタノール:水、75:25.2−7分
)で精製して4,5分で溶離する純粋な付加物■を得た
。UVλmax (MeOH) (ε):260(36
,300)、270(50,000)、280.5(3
9,400)。
PMRスペクトルを得るだめに濃縮する際い°くらかの
分解がおこることがTLCによって認められた。しかし
ながらスペクトル(400MHz)(アセトンda )
はマレイミド単位が部分的に反応されるが存在している
ことを示す6.82 ppmで弱いシグナルを含有した
リング S−7セチルメル力プトコハク酸KLH結合体を前に記
載した通シ調製した。0.01NpH6,2リン酸塩緩
衝液CPBS)(sy)で緩衝した0、IN食塩水中誘
導されたタンパク質(KLH8A C−) (10rn
9)をつよく脱酸素し、次に0. I NのNaOHを
添加することによってpHを11.5に上げた。窒素下
室温で1時間放置した後、0.INのHαを添加するこ
とによってpHを7.2に下げた。上記の反応Bからの
メタノール(1,2mg)申付加物■を添加し、混合液
を窒素下で18時間ゆつくシと捕拌した。メタノール(
0,1−)中N〜エチルマレイミド(5〜)を添加し、
混合液をさらに1時間攪拌した。メタノールを窒素流れ
下で1時間除去し、混合液を遠心分離して、上澄み液を
pH6,2P B Sで溶離するセファデックスG−5
0で濾過した。蛋白質はボイド・ボリュームの後19−
中にその95%力蕃離し、Uvスペクトル:λmax 
264 (SH)、273.5.283.5nmを得た
。タンパク質9mgがカラムから回収されたと仮定し、
KLHIOo、000につきカップリングしたため27
3.5nmの吸収を寄与に対して補正した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カツプリング剤1,5−ジフルオロ−2,4−ジニ
    トロベンゼンまたは6−N−マレイ ミド−アルカン酸クロリド(アルカンは2 〜8個の炭素原子を意味する)による、 KLH、BSA、ヒト血清アルブミン、破傷風抗原、ジ
    フテリアトキソイドまたはCRM 197と、LTB_4、LTC_4、LTD_4または
    LTE_4の結合体。 2、カツプリング剤1,5−ジフルオロ−2,4−ジニ
    トロベンゼンまたは6−N−マレイ ミド−アルカン酸クロリド(アルカンは2 〜8個の炭素原子を意味する)による、 KLH、BSA、ヒト血清アルブミン、破傷風抗原、ジ
    フテリアトキソイドまたはCRM 197とLTC_4、LTD_4またはLTE_4との
    特許請求の範囲第1項に記載の結合体。 3、カツプリング剤1,5−ジフルオロ−2,4−ジニ
    トロベンゼンまたは6−N−マレイ ミド−アルカン酸クロリド(アルカンは2 〜8個の炭素原子を意味する)によるKLHまたはBS
    AとLTC_4の結合化合物である特許請求の範囲第1
    項記載の結合体。 4、6−N−マレイミドヘキサン酸クロリドを用いる特
    許請求の範囲第2項記載の結合 体。 5、カツプリング剤1,5−ジフルオロ−2,4−ジニ
    トロベンゼンまたは6−N−マレイ ミド−アルカン酸クロリド(アルカンは2 〜8個の炭素原子を意味する)によるKLHまたはBS
    Aと、LTB_4の結合化合物である特許請求の範囲第
    1項記載の結合体。 6、6−N−マレイミドヘキサノン酸クロリドを使用す
    る特許請求の範囲第5項記載の 結合体。 7、喘息、アレルギー性鼻炎、リウマチ様関節炎を含む
    皮膚、肺および気道のアレルギ ー性または慢性炎症疾患および乾癬および 湿疹のような皮膚疾患の治療または予防方 法において、カツプリング剤1,5−ジフルオロ−2,
    4−ジニトロベンゼンまたは6−N−マレイミド−アル
    カン酸クロリド(ア ルカンは2〜8個の炭素原子をもつ)によ る、KLH、BSA、ヒト血清アルブミン、破傷風抗原
    、ジフテリアトキソイドまたは CRM197と、LTB_4、LTC_4、LTD_4
    またはLTE_4との結合体を、LTB_4、LTC_
    4、LTD_4および/またはLTE_4にたいして患
    者に抗体を生じさせるのに十分な量だけ該 治療を必要とする患者に投与することを特 徴とする治療または予防方法。 8、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中nは0〜10である を有する化合物。 9、nが0または2〜10である特許請求の範囲第8項
    記載の化合物。 10、nが3である特許請求の範囲第9項記載の化合物
    。 11、該化合物が 5(S)、12(R)−ジヒドロキシ−6,14(Z)
    −8,10(E)−エイコサテトラエン酸δ−ラクトン
    、 5(S)、12(R)−5,12−ジヒドロキシ−6,
    14(Z)、8,10(E)エイコサペンタエン酸ヒド
    ラジド、 5(S),12(R)−N′−(α−オキソ−ゼータ−
    (2′,5′−ジ−オキソ−2′,5′−ジヒドロピロ
    ロ)ヘキサン)−5,12−ジヒドロキシ−6,14(
    Z)、8,10(E)−エイコサテトラエン酸ヒドラジ
    ド、 N−(3−アミノプロピル)−5−(s),12(R)
    −ジヒドロキシ−6,14(Z)−8,10(E)−エ
    イコサテトラエン酸アミドおよびN−(3−〔2,4−
    ジニトロ−5−フルオロフエニル〕アミノプロピル)−
    5(s),12−(R)−ジヒドロキシ−6,14(Z
    )−8,10(E)−エイコサテトラエン酸アミド から選択される特許請求の範囲第8項記載 の化合物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05500654A (ja) * 1989-06-12 1993-02-12 アメリカ合衆国 クローン化透明帯遺伝子を基本とする避妊ワクチン

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