JPS61140244A

JPS61140244A - 配電総合自動化装置

Info

Publication number: JPS61140244A
Application number: JP59262262A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Nishijima; 一夫西島
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-12-12
Filing date: 1984-12-12
Publication date: 1986-06-27
Anticipated expiration: 2009-02-02
Also published as: JPH069354B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、配電総合自動化装置に係シ、特に１需要家の
消費電力量の自動検針、温水器などの負荷制御、端末局
の不具合発生の早期検出等に好適な、配電総合自動化装
置に関する。

〔発明の背景〕

同−信号線を用いて、１対Ｎの相互伝送を行なう伝送方
式（例えば、零相キャリヤ伝送システムノにンいては、
伝送信号の情報の中に、特定の子局を指定するアドレス
を含ませることが必要でおる。

特に、配電線を利用した、需要家の消費電力量の検針、
温水器などの負荷１′ｌｊ御、端末局の点検等について
は、高圧配電−を信号伝送路とする変電所威局−往上子
局間（１対Ｎ）、＄Ｐよび低圧配電線を信号伝送路とす
る柱上子局一端末局間（１対Ｍ）の大規模なシステムと
なる。

このために、変電所親局が１つの処理を実行しようとす
る場合には、柱上子局のアドレス及び端末局のアドレス
を、伝送信号に含めなければならなかった。

従来の信号伝送方式に２いて、自動検針を行なう場合の
伝送信号の流れを第１図に示す。

配電用変電所の高圧トランスｌの二次側に設置された変
電所親局２は、高圧結合装置３を介した＾圧配電Ｊ１３
，１５を信号伝送路として、１Ｊｊ１家の消費電力量を
検針する指令を柱上子局アドレス、および端末局アドレ
スを添えて発信する。

該伝送信号は、実線矢印人で示すよ５に、配電線引出口
のＣＢ（ブレーカ）４を経て、柱上高圧結合装＋ｉｔ６
を介し、全ての柱上子局５に伝送される。

該伝送信号を受信し丸柱上子局５は、受信内容を解析し
、変電所親局２からの指令対象が自局であることを認識
すると、当該子局に低圧トランス７を介する低圧配電ａ
ｉ１９ＫＪｌ！続されている各端末局８に対して、端末
局アドレスを添えて、検針を目的とする信号伝送地理を
行なう（実線矢印Ｂ）。

柱上子局５かもの伝送信号を受信した端末局８は、該伝
送信号を解析し、指令の対象が自局であることを認識し
たならば、所定の応答な子る。

例えば、指令内容が検針であれば、自局の積算電力量計
９から検針値を読み取り、また温水器制御指令であれば
温水器ｌＯを制御し、これらの処理結果を前述の経路と
逆向きに、点−矢印Ｃで示すように、柱上子局５へ返信
する。そして、変電所Ｒ局２が柱上子局５からの返信信
号（点１矢印りで示す）を受信することにより、一連の
処】が終了したことＫなる。

第１図のタイムチャートを第２図に示す。

変電所親局２は、各柱上子局５の１ｌｌｌｌ＃下にある
端末局８を、ポーリング方式で順に呼び出し、検針処理
を行なう。

この場合、変電所親局２が発信する伝送信号２０の内容
は、需要家の消費電力量の検針指令、柱上子局番１のア
ドレス、および当該子局に接続されている端末局８のア
ドレスを含んでいる。

また、往上子局番１が発信する伝送信号２１の内容は、
その柱上子局≠１のアドレス、該当端末局のアドレス、
およびその端末局の検針結果である。

それ以降の伝送信号２２，２３，２４．２５は、柱上子
局のアドレスを順に変更して、前述と同様の検針処理を
行なうものである。

このように、変電所親局２は、柱上子局５を介して、一
つ一つの端末局８に対して、順に伝送処理を繰り返すた
めに１検針処理は、多大な時間を要するという間１点が
あった。

特に、配電線利用の情報伝送システムでは、信号伝送速
度を開用周波数に同期させるのが良いとされているので
、その伝送速度は５０〜６０ビット／秒と極めて遅いと
いう特質があり、多数の需ｇ！寂または端末局を一つず
つ走査するのには美大な時間を必鰻とする。

また、配置線を利用した配電総合自動化装置に−９・い
ては、同一信号路による殿送方式を用いるため、処理を
並列に実行させることができないという間４点があった
。そのため、つぎのような欠点を生じていた。

（１）需要家の消費電力量の検針は、ポーリング方式に
より、変電所親局が順次検針指令を発生させなければム
らず、システム全体を処理するために多大な時間を必要
とする。

（２）温水器１１ｔｌｌ　ｍにおい−Ｃは、需要家との
契約変更等に伴なう“制御対象のグループ編集が、制御
部（変電所′１７ヒはｇ業所）で、ノット的に処理でき
ない。

（３）端末局の点恢は、前記（１）項と同様に、ポーリ
ング方式によるため、システム全体を把握するのには多
大な時間を必要とする。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、配電総合自動化システムに２いて、変
電所親局〃１らみると孫局に相当する端末局の操作（需
要家の消費電力量の検」・温水器制御・点検）の効率向
上、従来の処理時間の大幅な短縮を図るに好適な、配′
ａ！総合自動化装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、配電総合自動化システムにおいて、変電所親
局と端末局間の信号伝送の中継処理を司どる柱上子局が
、当該柱上子局と、低圧トランスを介する低圧配電線に
よって接続されている全ての端末局のアドレスを把握で
きるように構成することにより、全ての柱上子局が、同
時に、各々に接続されている端末局への操作を実行し得
るようＫした点に特徴がある。

ｉ九、本発明は、高圧配電線においては、０Ｍ開閉器の
閉から−への操作、系統事故時及び断線手放等の塊象が
あるために１柱上子局の制御電源が常に供給されている
といプ保証はない点ｌ′Ｃ１１ｉみ、柱上子局恍不揮発
性メモリを設置した点に特徴がある。

上述のように１柱上子局に不揮発性（かつ書き替え可能
な）メモリを設置することＫより、−−ｊ御を源が失わ
れることがあっても、再び一〇−亀源が供給された時点
で、当該柱上子局は、監視及び操作すべき端末局の全て
のアドレスを把握することが可能となる。

さらに、前記メモリを書き替え可能なメモリとしておけ
ば、システム規模の変更や、制御端末のグループ分割な
どの編集時に、変電所親局から柱上子局に必要内容を伝
送し、メモリ内容を迅速に更新できるニラにできるのみ
ならず、各端末局の良、不良の点検結果を常時記憶でき
るよ５になる。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例の一つとして、需要家の消費電力量の検
針にりいて、第３図を用いて説明する。

なン、同図において第１図と同一の符号は、同一または
同等部分をわられしている。

配電用変電所の高圧トランス１の二次側に設置された変
電−親局２は、面圧結合１！＆置３を介した高圧配Ｋｄ
１３，１５を信号伝送路として、ｈｌ家の消費電力量を
検針する」という指令■を、柱上子＃＋５及び端末局８
のアドレスを指定することなく発信する。

該伝送信号は、実線矢印人で示すよ５に、配電線引出口
ＣＢ　　４を経て、高圧配電線路１５の途中に設けられ
た柱上高圧結合装＠６を介し、ｆ−き替え可能な不揮発
性メモリ１１を設けた全ての柱上子局５に伝送される。

該伝送信号■を受信した全ての柱上子局５は、受信内容
を解析し、それが検針指令であることを理解したならは
、夫々の低圧トランス７を介して、低圧配電線で接続さ
れている端末局８に対して、　　□予め定められたアド
レス順にポーリ／グ方式を用いて、実線矢印りで示す経
路で前記検針指令を伝送し、所定の検針動作を行なわせ
、点線矢印Ｃで示す経路で検針結果を受取る。

すなわち、柱上子局５は、１つの端末局に対して、その
端末局アドレスを添えて検針の信号伝送処理■を行い、
１つの端末局に対する前記処理■の終了分は、次の端末
局アドレスを添えて検針の信号伝送処理■を行い、以下
最終のｍ番目の端末局まで、同様の信号伝送処理な操り
返し行なプ。

端末局８は、従来通りの動作で、柱上子局５からの伝送
信号を受信し、受信内容を解析し、指令の対象が自局で
らることをｇＩＩＩ＆後、検針指令であれば積算電力計
９から検針値を絖み取り、温水器ｊＩ＋制御指令であれ
ば温水器１Ｇを制御し、処理結果を前述の信号経路を逆
向きに返信する。

変寛所麗局２は、各柱上子Ｎ４５の制御下（ある端末局
８の数を把握しているので、それぞれの柱上子局５が、
当該子局の制御下の全ての端末局８をポーリノグ方式に
より検針処理を終了するに要する処理時間を計算し、各
柱上子局５に対して、検針結果を収集する指令を発生す
る。

その際、指定する柱上子局５のアドレスを添えた伝送信
号とすることにより、例えば、検針結果収集指令■によ
って指定された柱上子局５のみが、検針結果■を返信す
るようにする。

変電所親局２は、上記伝送処理を繰り返すことにより一
換言すれば、検針結果収集指令の送信、および指定され
た柱王子局５かもの返信を繰り返すことにより、システ
ムの全ての端末局８による検針結果を収集することがで
きる。

本実施例の場合のタイムチャートを１４図に示す。変電
所親局２から、−斉検針指令３０が発生されると、全て
の柱上子局５は一斉に、それぞれの制御下にある端末局
８の検針処諏検針信号伝送および検針ｌＰｉ米収集）３
１，３２．３３を並列的に行なう。

その後、変電所親局２から、特定の柱王子局非１に対し
て、検針結果収集指令３４を発信し、当該柱上子局尋１
のみが、検針結果３５を返信する０以下、慣針結未の収集のために信号伝送が、符号３６．
３７，３８．３９で示すように繰り返され、第ｎ″４ｆ
目の柱上局番ｎからの検針結果３９が、変電所親局２に
受信されると、全需要家の検針が終了する。

以上に詳述したようく、本実施例によれば、従来方式に
比較すると、需要家の消費電力量を各柱上子局単位で、
同時並行的に検針することができるので、検針の処理時
間が大幅に！！１でき、しかも、変電所親局は、検針指
令と各柱上子局に対する個別の検針結果の収集という伝
送信号を発生するのみであるため、伝送に必要な時間を
も短縮できるといり大きな効果がある。

さらに１本実施例によれば、各柱上子局５が、低圧トラ
／スフを介した低圧配′ｌＥ線１９に接続されていて、
当該柱上子局５０制御下にある全ての端末局８のアドレ
スを把握していることにより、以下に述べるような種々
のａ能を有することができる。

（イ）温水器などの負荷制御＠ｌ！家に設置された温水器は、深夜電力の有効利用の
一つの手段として、需要家と電力量との間で契約ががわ
され、特定の時間帯のみ、使用可能とされている。

このような場合、特定の需要家について、契約時間帯の
変更などが生じた場合で４１変電所親局２から、変更の
必要がある柱上子局５に対して、端末局のアドレスの編
集機能、及び温水器制御の投入、引外し時間の変更など
を伝送し、省き替え可能な不揮発性メモリを書き直すこ
とにより、筒塔かつ迅速に対応することができ、現地で
タイマーの設定変更を行なりなとの、ハード対応が一切
不要となる。

（ロ）ｉｌｌＩ家の転入出への対応需要家の転人出がある場合には、変電所親局２から、該
当する柱上子局５に対して、記憶している端末局アドレ
スの追加、または削除指令を伝送し、当該柱上子局５が
、その内容を不揮発性メモリに書き替えることにより、
簡単かつ迅速に対応することができる。

（ハ）端末局の点検端末局８の点検を、従来のように１変電所親局２からポ
ーリング方式的に行なうと、＃に述べたように、島要東
の消費電力量検針と同じ′様に、多大な時間を必要とす
るだけでなく、端末局の不良や異常を早期に検出するこ
とができないという欠点があるが、本発明にしたがって
、各柱上子局５に、不揮発性の書き替え可能メモリを設
置するととくより、以下に述べるように１端末局の不良
を早期に検出することが可能となる。

すなわち、まず柱上子局５は、変電所親局２からの伝送
信号を受信し、その受信内容の解析により、自局が操作
の対象でないと判定した場合（時定の柱上子局へのＤＭ
開閉器の制御指令など）１′ｃは、自局の制御下にある
端末局８の不良・異常点検を行なう。

つまり、変電所現局２が操作の対象としている柱上子局
５は、その指示された処理を実行するが、当該柱上子局
以外の全ての柱上子局は、自局の制御下にある端末局８
の不良・異常点検を実行する。

前記の点検により不良・異常を検出した場合には、該点
検指令を発生した柱上子局５は、当該端末局のアドレス
と不良＠異常内容を、不揮発性のメモリに書き込む。

そして、当該柱上子局５が、例えば、変電所現局２かも
操作の対象として指定された時Ｋ、前記柱上子局５は操
作結果と不具合のある端末局アドレス（および、必要な
場合には、不良・異常の内′４）を、変電所親局２に向
けて返信する０なお、前記柱上子局５は、該端末局８の不具合現象が解
除されたことを確認したときは、メモリに書き込んだ点
検不良内容を消去する。

〔発明の効果〕

本発明くよれば、以上の説明がらも明らかなよ５に１鋸
賛家の消費電力量の検針について、処理時間の大幅な短
縮と、変電所親局から発信する伝送信号の削減、および
これＫよる伝送時間の短縮、ならびにこれらによる伝送
信頼度の向上な達成できるという、大きな効果がある。

また、本発明によれば、変′鑞所親局２の操作指令に影
響を及ｔＸすことなく、操作指令の実行と並列時に、谷
征上千Ｍ！５は自局の制御下にある端末局８の点検をす
ることができるので、４床局Ｂの不良・異常を積極的に
早期検出することが可能となる。

さらに、需要家の転入比などのノステム的な変更に対し
ては、変［Ｆ９Ｔ親局２からの指令のみで対応すること
ができる。つまり、）・−ド的に変更することなく、ソ
フト的に、柱上子局５に設けられた不揮発性メモリを書
き替えるだけで対応することが可能となプ、経費の節約
に多大な貢献をすることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来方式による配ｘｍ合自動化装置の７０ツク
図、ｉｓｚ図は第１図の従来装置の動作を説明するため
のタイムチャート、第３図は本発明の一実施例を示すブ
ロック図、第４図は本発明の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）配電用変電所からの高圧配電線に接続され、配電
系統の監視・制御・計測・検針指令を発生する変電所親
局装置と、高圧配電線および、これに低圧トランスを介して接続さ
れた低圧配電線間に設置され、前記高圧および低圧配電
線間の信号伝送の中継を行なう柱上子局装置と、各需要家に設置され、温水器などの負荷制御を行なう制
御端末、および検針対象メータ（積算電力量計）から検
針値を取り込む検針端末などを含み、前記柱上子局装置
との間で信号の授受を行なう端末局装置とから構成され
た配電総合自動化装置において、前記柱上子局装置に、不揮発性メモリを設け、当該子局
装置に接続されている端末局のアドレスおよび点検情報
などの必要情報を格納することを特徴とする配電総合自
動化装置。
（２）特許請求の範囲第１項において、変電所親局から
呼び出された柱上子局以外の柱上子局は、自局の制御下
にある端末局を順次走査して端末局の点検を行なうこと
を特徴とする配電総合自動化装置。
（３）特許請求の範囲第１項または第２項において、変
電所親局が、全ての柱上子局に対して、需要家の使用電
力量の検針指令を発生すると、各柱上子局は、それぞれ
の検針端末局に対して、記憶しているアドレスの順に検
針処理を行ない、システム全体としては、柱上子局を単
位として検針処理を並列に実行することを特徴とする配
電総合自動化装置。
（４）特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに
おいて、不揮発性メモリは書き替え可能であることを特
徴とする配電総合自動化装置。
（５）特許請求の範囲第４項において、端末局アドレス
の削除、追加などのシステム規模の変更時、及び、温水
器制御における、制御端末のグループ分割などの編集時
に、変電所親局が当該内容を柱上子局に伝送し、該柱上
子局が、不揮発性のメモリの内容を更新することを特徴
とする配電総合自動化装置。