JPS61136303A - 自動車用アンテナ装置 - Google Patents
自動車用アンテナ装置Info
- Publication number
- JPS61136303A JPS61136303A JP25880684A JP25880684A JPS61136303A JP S61136303 A JPS61136303 A JP S61136303A JP 25880684 A JP25880684 A JP 25880684A JP 25880684 A JP25880684 A JP 25880684A JP S61136303 A JPS61136303 A JP S61136303A
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- JP
- Japan
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- loop antenna
- vehicle body
- case
- frequency
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/27—Adaptation for use in or on movable bodies
- H01Q1/32—Adaptation for use in or on road or rail vehicles
- H01Q1/325—Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
- H01Q1/3283—Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle side-mounted antennas, e.g. bumper-mounted, door-mounted
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は自動車用アンテナ装置、特に自動車の車体で受
信した放送波を効果的に検出して車載された各種受信機
に検出信号を供給する改良された自動車用アンテナ装置
に関するものである。
信した放送波を効果的に検出して車載された各種受信機
に検出信号を供給する改良された自動車用アンテナ装置
に関するものである。
[従来の技術]
各種の放送波例えばラジオ、テレビあるいは電話等の放
送通信波を自動車内に設けられIC受信機にて確実に受
信するために自動車にはアンテナ装置が不可欠であり、
また自動車と他局との通信を行う例えば市民バンド電波
の送受信にもこの種のアンテナ装置が極めて重要であり
、今後の自動車における標準装備された通信機能に対し
て主要な役割を果す。
送通信波を自動車内に設けられIC受信機にて確実に受
信するために自動車にはアンテナ装置が不可欠であり、
また自動車と他局との通信を行う例えば市民バンド電波
の送受信にもこの種のアンテナ装置が極めて重要であり
、今後の自動車における標準装備された通信機能に対し
て主要な役割を果す。
従来における一般的なアンテナ装置はボールアンテナと
して知られており、車体から突出したアンテナはその受
信特性の上では好ましい性能を示すが、車体デザインの
面においては常に邪魔もの扱いされるという宿命を有し
ていた。
して知られており、車体から突出したアンテナはその受
信特性の上では好ましい性能を示すが、車体デザインの
面においては常に邪魔もの扱いされるという宿命を有し
ていた。
また、このようなボールアンテナは実際の使用状態にお
いても折れ、曲り等の破損を受けやすく、またいたずら
あるいは盗難の対象となり、更に高速走行時において不
快な風切り音を発生する等種々の問題を有しており、従
来において、なんとかこれを除去したいという要望が多
かった。
いても折れ、曲り等の破損を受けやすく、またいたずら
あるいは盗難の対象となり、更に高速走行時において不
快な風切り音を発生する等種々の問題を有しており、従
来において、なんとかこれを除去したいという要望が多
かった。
特に、近年のごとく、自動車の内部で受信する放送波あ
るいは通信波の周波数帯域が拡大すると、各周波数帯域
に応じた多数本のアンテナを設置する必要があり、自動
車の外観に対する美的コンセプトを無残に破壊してしま
い、またこれら各種のアンテナ間における電気的な相互
干渉によってそれらの一受信性能を著しく劣化させると
いう問題があった。
るいは通信波の周波数帯域が拡大すると、各周波数帯域
に応じた多数本のアンテナを設置する必要があり、自動
車の外観に対する美的コンセプトを無残に破壊してしま
い、またこれら各種のアンテナ間における電気的な相互
干渉によってそれらの一受信性能を著しく劣化させると
いう問題があった。
従来において、前述したボールアンテナを除去しあるい
は外から見えないように隠蔽する幾つかの努力がなされ
ており、例えばリヤウィンドシールドにアンテナ細線を
貼付けること等が実用化されている。
は外から見えないように隠蔽する幾つかの努力がなされ
ており、例えばリヤウィンドシールドにアンテナ細線を
貼付けること等が実用化されている。
従来における他の解決手段として、放送波によって車体
自体に誘起する表面電流を検出することが提案されてき
た。このような車体に流れる電流を利用することは一見
最も確実でありまた効率も良い手段であると考えられる
が、従来における実験はこのような期待を完全に裏切る
結果を示し続けた。
自体に誘起する表面電流を検出することが提案されてき
た。このような車体に流れる電流を利用することは一見
最も確実でありまた効率も良い手段であると考えられる
が、従来における実験はこのような期待を完全に裏切る
結果を示し続けた。
一般的な車体の放送波による表面電流が利用できなかっ
た第1の理由は予期したほど表面電流値が大きくないと
いうことであり、従来の表面電流は車体の天井板を主に
対象としていたが、これによっても、充分に利用するに
足るレベルの検出出力を得ることはできなかった。
た第1の理由は予期したほど表面電流値が大きくないと
いうことであり、従来の表面電流は車体の天井板を主に
対象としていたが、これによっても、充分に利用するに
足るレベルの検出出力を得ることはできなかった。
従来の第2の問題は表面電流内に極めて大きな割合いで
ノイズが混入することであり、このようなノイズは主と
してエンジンの点火系及びバッテリ充電用のレギュレー
タ系統から発生し、エンジンが活動している限りこれら
のノイズが車体に漏れ出し、側底実用できる鮮明な放送
波受信作用を行うことができなかった。
ノイズが混入することであり、このようなノイズは主と
してエンジンの点火系及びバッテリ充電用のレギュレー
タ系統から発生し、エンジンが活動している限りこれら
のノイズが車体に漏れ出し、側底実用できる鮮明な放送
波受信作用を行うことができなかった。
このような不利な条件の中でも、従来において幾つかの
提案がなされた。放送波によって車体に誘起された電流
を利用する従来のアンテナ装置として特公昭53−22
418が知られており、車体の電流集中部に電気的な絶
縁部を形成し、この絶縁部両端間における電流が直接セ
ンサによって検出される。確かに、この従来装置によれ
ば、SN比の優れた実用可能な検出信号を得ることが示
唆されたが、そのピックアップ構造は車体の一部に切欠
を設けることを必要とする等側底通常の凹座される自動
車に適用することは不可能であった。
提案がなされた。放送波によって車体に誘起された電流
を利用する従来のアンテナ装置として特公昭53−22
418が知られており、車体の電流集中部に電気的な絶
縁部を形成し、この絶縁部両端間における電流が直接セ
ンサによって検出される。確かに、この従来装置によれ
ば、SN比の優れた実用可能な検出信号を得ることが示
唆されたが、そのピックアップ構造は車体の一部に切欠
を設けることを必要とする等側底通常の凹座される自動
車に適用することは不可能であった。
従来の他の装置として実公昭53−34826が知られ
ており、車両のピラーに流れる′Fi流をピックアップ
コイルで検出するアンテナが提案された。この従来装置
はアンテナを車体内に内蔵してしまうという開発方向を
示すために有益であったが、実際上、ピラーの近傍にそ
の長手方向に直交するピックアップコイルを設けること
は実際的でなく、またこのようなピックアップ配置では
実用的なアンテナ出力を得ることができず、単なる思い
つきに過ぎないものと考えられていた。
ており、車両のピラーに流れる′Fi流をピックアップ
コイルで検出するアンテナが提案された。この従来装置
はアンテナを車体内に内蔵してしまうという開発方向を
示すために有益であったが、実際上、ピラーの近傍にそ
の長手方向に直交するピックアップコイルを設けること
は実際的でなく、またこのようなピックアップ配置では
実用的なアンテナ出力を得ることができず、単なる思い
つきに過ぎないものと考えられていた。
[発明が解決しようとする問題点]
えl逸亙立里亙A
以上のように、従来において、放送波によって車体に誘
起される電流を検出するアンテナ装置は必ずしも成功し
ていなかった。
起される電流を検出するアンテナ装置は必ずしも成功し
ていなかった。
特に、従来においては、前述した従来の主要な課題であ
る、車体に流れる放送波によって誘起された電流を効果
的に検出するためのピックアップ構造及び実用可能なS
N比を得るためのビックアツブ配置とが正しく解決され
ておらず、むしろ各種の実験結果は車体電流を利用した
アンテナ装置が原理的に使用できないのではないかとい
う方向を指し示していた。
る、車体に流れる放送波によって誘起された電流を効果
的に検出するためのピックアップ構造及び実用可能なS
N比を得るためのビックアツブ配置とが正しく解決され
ておらず、むしろ各種の実験結果は車体電流を利用した
アンテナ装置が原理的に使用できないのではないかとい
う方向を指し示していた。
発明の目的
本発明は上記従来の課題に鑑み為されたものであり、そ
の目的は、放送波によって車体に誘起される電流を効果
的に検出して車載された受信機に伝達することができ、
出力の高感度化と耐ノイズ性の向上を図・りた小型自動
車用アンテナ装置を提供することにある。
の目的は、放送波によって車体に誘起される電流を効果
的に検出して車載された受信機に伝達することができ、
出力の高感度化と耐ノイズ性の向上を図・りた小型自動
車用アンテナ装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明は車体の周縁部に近
接して高周波ピックアップを配設し、これによって、所
定周波数以上の高周波表面電流を検出するアンテナ装置
であって、前記高周波ピックアップは車体に誘起される
高周波表面電流を検出するループアンテナと、該ループ
アンテナと接続されて検出信号を処理する回路部とを備
えて成り、また、車体周縁部と対向するループアンテナ
の外側Jは、該ループアンテナの長手方向に沿い・設け
られた開口を有する合成樹脂ケースと、前記回路部を保
護する金属ケースと、更に、高周波ピックアップを車体
に締結固定するためのブラケットとを有すること、を特
徴としている。
接して高周波ピックアップを配設し、これによって、所
定周波数以上の高周波表面電流を検出するアンテナ装置
であって、前記高周波ピックアップは車体に誘起される
高周波表面電流を検出するループアンテナと、該ループ
アンテナと接続されて検出信号を処理する回路部とを備
えて成り、また、車体周縁部と対向するループアンテナ
の外側Jは、該ループアンテナの長手方向に沿い・設け
られた開口を有する合成樹脂ケースと、前記回路部を保
護する金属ケースと、更に、高周波ピックアップを車体
に締結固定するためのブラケットとを有すること、を特
徴としている。
従来におけるアンテナ装置は、その時代的な背景から主
としてAM波の受信を意図していたが、このために、車
体電流を検出するアンテナは対象とする放送波の波長が
長ずきることによって良好な受信特性が得られないとい
う結果になっており、本発明者らはこの周波数依存性に
着目し、本発明において受信の対象とする放送波をFM
周波数帯域以上の通常の場合50HtlZ以上とするこ
とによって、従来不可能とされていた車体電流からの受
信を極めて効果的に行うことを可能とした。
としてAM波の受信を意図していたが、このために、車
体電流を検出するアンテナは対象とする放送波の波長が
長ずきることによって良好な受信特性が得られないとい
う結果になっており、本発明者らはこの周波数依存性に
着目し、本発明において受信の対象とする放送波をFM
周波数帯域以上の通常の場合50HtlZ以上とするこ
とによって、従来不可能とされていた車体電流からの受
信を極めて効果的に行うことを可能とした。
また、本発明においては、このような高周波車体電流も
その電流値が車体各部で著しく異なる分布特性を有する
ことを看目し、ノイズを拾いにくくかつ放送波により誘
起された電流の密度が高い部分に高周波ピックアップを
設けたことを特徴とし、本発明においては、このような
条件を満足する設置個所として特に車体の周縁部近傍が
選ばれている。
その電流値が車体各部で著しく異なる分布特性を有する
ことを看目し、ノイズを拾いにくくかつ放送波により誘
起された電流の密度が高い部分に高周波ピックアップを
設けたことを特徴とし、本発明においては、このような
条件を満足する設置個所として特に車体の周縁部近傍が
選ばれている。
更に、本発明においては、前述した周波数特性の高周波
電流を確実に検出するために、高周波ピックアップを車
体縁部から12X 10うc#(i) (c−光速、r
・搬送周波数)以内に沿わせて配置したことを特徴とし
、ピックアップとしては車体電流にて生じる磁束をNW
i的に検出するためのループアンテナ及びトランクヒン
ジとの間に静電寝間を形成して高周波信号を静電的に検
出可能な電極型あるいは、スライド芯コイル型とし、こ
れらによって、効率の良い検出作用が得られている。
電流を確実に検出するために、高周波ピックアップを車
体縁部から12X 10うc#(i) (c−光速、r
・搬送周波数)以内に沿わせて配置したことを特徴とし
、ピックアップとしては車体電流にて生じる磁束をNW
i的に検出するためのループアンテナ及びトランクヒン
ジとの間に静電寝間を形成して高周波信号を静電的に検
出可能な電極型あるいは、スライド芯コイル型とし、こ
れらによって、効率の良い検出作用が得られている。
[実施例]
以下、本発明に係る自動車用アンテナ装置の好適な実施
例を図面に基づき説明する。
例を図面に基づき説明する。
第6〜14図には高周波電流の分布特性を調べて最も効
率の良いアンテナ設置位置を求めるための工程が説明さ
れている。
率の良いアンテナ設置位置を求めるための工程が説明さ
れている。
第6図には放送波等の外来電波Wが金属導体から成る車
体Bを通過する際にその電磁波の強さに応じた表面電流
Iが車体各部に誘起されることを示しており、本発明に
おいては、これらの電波のうち比較的高周波数帯域に属
する50H1lZ以上のF′M波、テレビ波等に用いら
れる周波数帯域のみを対象とする。
体Bを通過する際にその電磁波の強さに応じた表面電流
Iが車体各部に誘起されることを示しており、本発明に
おいては、これらの電波のうち比較的高周波数帯域に属
する50H1lZ以上のF′M波、テレビ波等に用いら
れる周波数帯域のみを対象とする。
そして、本発明においては、このような特定の高周波帯
域において、車体の誘起電流分布を測定し、表面電流密
度が高くかつノイズの少ない部分にピックアップを設置
することを特徴とする。
域において、車体の誘起電流分布を測定し、表面電流密
度が高くかつノイズの少ない部分にピックアップを設置
することを特徴とする。
表面電流分布を知るために計算機によるシミュレーショ
ン及び実際の電流強度を各点において測定することが行
なわれ、本発明においては、後述する所望の車体部分に
設けられる高周波ピックアップと同様の原理に基づくプ
ローブが使われ、このプローブを車体の表面全域にわた
って各点毎に方向を変えながら全域に動かして表面電流
の測定が行なわれた。
ン及び実際の電流強度を各点において測定することが行
なわれ、本発明においては、後述する所望の車体部分に
設けられる高周波ピックアップと同様の原理に基づくプ
ローブが使われ、このプローブを車体の表面全域にわた
って各点毎に方向を変えながら全域に動かして表面電流
の測定が行なわれた。
第7図にはこのような後述する高周波ピックアップとほ
ぼ同様の原理に基づいて作成されたプローブPの概略構
成が示されており、外部からの電波の混入を避けるため
に導電体からなるケース10の内部にループコイル12
が固定され、前記ケース10の一部には開口10aが設
けられ、ループコイル12の一部をこの間口10aから
外部に露出させ、このループコイル12の露出部を車体
Bの表面に近接させて車体表面電流から生じる磁束をル
ープコイル12で検出する構成からなる。
ぼ同様の原理に基づいて作成されたプローブPの概略構
成が示されており、外部からの電波の混入を避けるため
に導電体からなるケース10の内部にループコイル12
が固定され、前記ケース10の一部には開口10aが設
けられ、ループコイル12の一部をこの間口10aから
外部に露出させ、このループコイル12の露出部を車体
Bの表面に近接させて車体表面電流から生じる磁束をル
ープコイル12で検出する構成からなる。
ループコイル12の一部は短絡114によってケース1
0に接続されており、また出力端16が同軸ケーブル1
8の芯線20に接続されている。またループコイル12
の一部にはコンデンサ22が一般けられており、ループ
コイル12の周波数を所望の被測定周波数に共振させピ
ックアップ効率を上昇させることができる。
0に接続されており、また出力端16が同軸ケーブル1
8の芯線20に接続されている。またループコイル12
の一部にはコンデンサ22が一般けられており、ループ
コイル12の周波数を所望の被測定周波数に共振させピ
ックアップ効率を上昇させることができる。
以上のようにして、プローブPを車体Bの表面に沿って
移動させ、また各測定点においてその角度を回転させる
ことにより車体表面の表面電流分布及びその方向を正確
に求めることが可能となり、第7図において、プローブ
Pの出力は高周波電圧増幅器24にて増幅され、高周波
電圧測定器26によって出力電圧が測定される。このコ
イル出力電圧は測定器26のメータ指示値で読取られる
とともに、このメータ指示値に対応した電圧はXYレコ
ーダ28にて車体各部における表面電流分布として記録
される。XYレコーダ28にはポテンショメータ30か
ら車体の各位置を示す信号が入力されており、各位置に
おける高周波表面電流を知ることが可能となる。
移動させ、また各測定点においてその角度を回転させる
ことにより車体表面の表面電流分布及びその方向を正確
に求めることが可能となり、第7図において、プローブ
Pの出力は高周波電圧増幅器24にて増幅され、高周波
電圧測定器26によって出力電圧が測定される。このコ
イル出力電圧は測定器26のメータ指示値で読取られる
とともに、このメータ指示値に対応した電圧はXYレコ
ーダ28にて車体各部における表面電流分布として記録
される。XYレコーダ28にはポテンショメータ30か
ら車体の各位置を示す信号が入力されており、各位置に
おける高周波表面電流を知ることが可能となる。
第8図には、高周波表面電流■と前記ピックアップのル
ープコイル12との偏角θを示し、図示のごとく、電流
■による磁束φはループコイル12と鎖交することによ
ってループコイル12に検出電圧■を発生させ、第9図
で示すごとく、θが0すなわち表面電IIとピックアッ
プのループコイル12とが平行なときに最大電圧が得ら
れ、各測定点においてプローブPを回転させ最大電圧が
得られるときの表面電流■の向きを知ることができる。
ープコイル12との偏角θを示し、図示のごとく、電流
■による磁束φはループコイル12と鎖交することによ
ってループコイル12に検出電圧■を発生させ、第9図
で示すごとく、θが0すなわち表面電IIとピックアッ
プのループコイル12とが平行なときに最大電圧が得ら
れ、各測定点においてプローブPを回転させ最大電圧が
得られるときの表面電流■の向きを知ることができる。
第10図及び11図には、前述したプローブPによる測
定結果及び計算様によるシミュレーションの両者から求
められた80HH2の周波数における車体各部に生じる
高周波表面電流の大きざとその向きを、示しており、第
10図か、ら明らかなように、表面電流の大きさは車体
平面部分の端縁に沿った部分で高密度となり平板部分の
中央部において極めて低密度となる分布を示す。
定結果及び計算様によるシミュレーションの両者から求
められた80HH2の周波数における車体各部に生じる
高周波表面電流の大きざとその向きを、示しており、第
10図か、ら明らかなように、表面電流の大きさは車体
平面部分の端縁に沿った部分で高密度となり平板部分の
中央部において極めて低密度となる分布を示す。
また第11図の電流の方向に示されるように各電流は車
体の端縁部に平行な方向あるいは各平面部の連結部に沿
った向きに集中していることが理解される。
体の端縁部に平行な方向あるいは各平面部の連結部に沿
った向きに集中していることが理解される。
第10図において、車体を縦断する鎖線に沿って前述し
た車体金属部に誘起される電流分布を詳細に検討すると
、第12〜14図に示されるごとき分布特性が得られる
。
た車体金属部に誘起される電流分布を詳細に検討すると
、第12〜14図に示されるごとき分布特性が得られる
。
第12図は前記縦断線Aから8までのトランク蓋体に沿
った表面電流分布を示し、図から明らかなごとく、その
両端位置にて最も大きな電流が流れ、この両端から蓋体
の中央に向かって電流値が低下する分布特性を示す。
った表面電流分布を示し、図から明らかなごとく、その
両端位置にて最も大きな電流が流れ、この両端から蓋体
の中央に向かって電流値が低下する分布特性を示す。
従って、第12図から、トランク蓋体に関し、その周縁
部近傍に高周波ピックアップを配置すればこの周縁部近
傍での集中的に流れる電流を検出することが可能となる
。
部近傍に高周波ピックアップを配置すればこの周縁部近
傍での集中的に流れる電流を検出することが可能となる
。
同様に、第13図においては車体の天井板に沿った分布
が、また第14図には車体のエンジン蓋体に沿った電流
分布が示され、同様に、それぞれの天井板及びエンジン
蓋体の両端部で最も大きな電流が流れ、その中心部に向
かって電流値が低下することが理解される。
が、また第14図には車体のエンジン蓋体に沿った電流
分布が示され、同様に、それぞれの天井板及びエンジン
蓋体の両端部で最も大きな電流が流れ、その中心部に向
かって電流値が低下することが理解される。
従って、本発明において、車体の各部における周縁部近
傍において良好な感度で放送波をピックアップ可能であ
ることが理解される。
傍において良好な感度で放送波をピックアップ可能であ
ることが理解される。
もちろん、本発明において、高周波ピックアップの設置
位置は、前記各蓋体あるいは天井板に限らず、ピラー及
びフェンダに対しても同様に適用可能である。
位置は、前記各蓋体あるいは天井板に限らず、ピラー及
びフェンダに対しても同様に適用可能である。
更に、本発明において、前記高周波ピックアップの設置
は各車体周縁部に近接してその周縁部に沿って例えばル
ープアンテナの長手方向を配置するが、このときに実用
上極めて良好な感度を得るために、縁部からのピックア
ップ設置範囲を放送波の搬送周波数に依存した範囲に設
定することが好適である。
は各車体周縁部に近接してその周縁部に沿って例えばル
ープアンテナの長手方向を配置するが、このときに実用
上極めて良好な感度を得るために、縁部からのピックア
ップ設置範囲を放送波の搬送周波数に依存した範囲に設
定することが好適である。
第12〜14図の分布特性は80H1lzのFM放送周
波数に対する車体の電流であり、各車体端部あるいは縁
部からの離隔距離に従って、前述したように表面電流値
は低下し、実際に良好な感度を得ることのできる6dB
以下の電流低下範囲を考えると、各特性において、縁部
から4.5CI以内であれば極めて良好な感度を得るこ
とが理解される。
波数に対する車体の電流であり、各車体端部あるいは縁
部からの離隔距離に従って、前述したように表面電流値
は低下し、実際に良好な感度を得ることのできる6dB
以下の電流低下範囲を考えると、各特性において、縁部
から4.5CI以内であれば極めて良好な感度を得るこ
とが理解される。
従って、本発明において、808H7の搬送周波数に対
して高周波ピックアップを車体の周縁部から4、5ci
以内に配置すれば、実用上充分なアンテナ装置を得るこ
とができる。
して高周波ピックアップを車体の周縁部から4、5ci
以内に配置すれば、実用上充分なアンテナ装置を得るこ
とができる。
そして、この実用可能な離隔距離はコンピュータによる
シミュレーション結果及び各種実験結果によって搬送周
波数に依存することが明らかとなり、周波数の増加とと
もに実用可能な離隔距離が減少することが認められた。
シミュレーション結果及び各種実験結果によって搬送周
波数に依存することが明らかとなり、周波数の増加とと
もに実用可能な離隔距離が減少することが認められた。
従って、前述した808H2の搬送周波数における実用
可能な離隔距離4.5CIと周波数に逆比例するという
ことから、本発明において、車体の金属平面縁部から高
周波ピックアップの設置範囲を、12X 104 C#
(II) 以内に設ければ、各搬送周波数に応じて良好な受信作用
が得られることとなる(上式において、C−光速、f=
搬送周波数である)。
可能な離隔距離4.5CIと周波数に逆比例するという
ことから、本発明において、車体の金属平面縁部から高
周波ピックアップの設置範囲を、12X 104 C#
(II) 以内に設ければ、各搬送周波数に応じて良好な受信作用
が得られることとなる(上式において、C−光速、f=
搬送周波数である)。
以上のごとく、本発明によれば、高周波ピックアップは
各金属車体の縁部に近接して設けられ、また好ましくは
縁部から前述した離隔距離以内に設けられ、これによっ
て良好な受信作用が得られる。
各金属車体の縁部に近接して設けられ、また好ましくは
縁部から前述した離隔距離以内に設けられ、これによっ
て良好な受信作用が得られる。
本発明において、実際上前記離隔距離は周波数に依存す
るので、例えば搬送周波数1008H2においては、車
体の縁部から3.6cs以内に高周波ピックアップを設
ければよいこととなり、搬送周波数fが増加するに従い
、高周波ピックアップの設置位置は縁部に極めて近接し
た狭い領域に限定されることとなる。
るので、例えば搬送周波数1008H2においては、車
体の縁部から3.6cs以内に高周波ピックアップを設
ければよいこととなり、搬送周波数fが増加するに従い
、高周波ピックアップの設置位置は縁部に極めて近接し
た狭い領域に限定されることとなる。
第1図は本発明において自動車アンテナ装置の高周波ピ
ックアップの好適な実施例を示す外観図であり、第2図
にはその概略縦断面図である。この高周波ピックアップ
38は、内側に高周波表面電流を検出するループアンテ
ナ42と、このループアンテナ42と接続されて検出信
号を整合・増幅処理する回路部58を含んでいて、電磁
結合型ピックアップを形成し、自動車の車体周縁部に近
接配置される。
ックアップの好適な実施例を示す外観図であり、第2図
にはその概略縦断面図である。この高周波ピックアップ
38は、内側に高周波表面電流を検出するループアンテ
ナ42と、このループアンテナ42と接続されて検出信
号を整合・増幅処理する回路部58を含んでいて、電磁
結合型ピックアップを形成し、自動車の車体周縁部に近
接配置される。
前記回路部58にて処理された高周波検出信号は同軸ケ
ーブル60から外部に取出され、前述した表面電流分布
測定で用いたと同様の回路によって処理される。前記回
路部58には回路制御するための電源及び信号がケーブ
ル62から供給されている。
ーブル60から外部に取出され、前述した表面電流分布
測定で用いたと同様の回路によって処理される。前記回
路部58には回路制御するための電源及び信号がケーブ
ル62から供給されている。
このような高周波ピックアップ38の外側には、前記ル
ープアンテナ42及び回路部58を保護するケース36
.40と、高周波ピックアップ38を車体に締結固定す
るためのブラケット32,34が設けられている。
ープアンテナ42及び回路部58を保護するケース36
.40と、高周波ピックアップ38を車体に締結固定す
るためのブラケット32,34が設けられている。
前記ケース36及び40は一体的に設けられ、一方のケ
ース36はループアンテナ42を、また他方のケース4
0は回路部58を保護するごとく設けられている。前記
一方のケース36は合成樹脂から成り、また車体周縁部
と対向する側にはループアンテナ42の長手方向辺が外
部に露出する開口36aが設けられている。このため、
車体周縁部に流れる高周波表面電流から誘起された磁束
は、ループアンテナ42によって確実に捕捉され、更に
ケース36が合成樹脂であることからループ面は磁気的
にシールドされておらず、車体周縁部に発生する磁束を
広範囲に検出することができる。
ース36はループアンテナ42を、また他方のケース4
0は回路部58を保護するごとく設けられている。前記
一方のケース36は合成樹脂から成り、また車体周縁部
と対向する側にはループアンテナ42の長手方向辺が外
部に露出する開口36aが設けられている。このため、
車体周縁部に流れる高周波表面電流から誘起された磁束
は、ループアンテナ42によって確実に捕捉され、更に
ケース36が合成樹脂であることからループ面は磁気的
にシールドされておらず、車体周縁部に発生する磁束を
広範囲に検出することができる。
また前記他方のケース40は金属製から成り、同軸ケー
ブル60のシールド層と接続されて静電遮蔽壁として機
能し、回路部58に与えるノイズの影響が除去されてい
る。
ブル60のシールド層と接続されて静電遮蔽壁として機
能し、回路部58に与えるノイズの影響が除去されてい
る。
前記ブラケット32.34は合成樹脂から成り、前記高
周波ピックアップ38を車体周縁部に確実に位置決め固
定するためのもので、取付時において車体と高周波ピッ
クアップ38とは電気的に絶縁された状態となり、金属
ブラケットを用いた場合に比し出力が5d8程度高くと
れる。これは車体周縁部に流れる高周波表面電流と反対
方向の電流が前記金属ケース40に流れ込むことにより
、ループ面を通過する磁束数が減少するという弊害がな
いからである。
周波ピックアップ38を車体周縁部に確実に位置決め固
定するためのもので、取付時において車体と高周波ピッ
クアップ38とは電気的に絶縁された状態となり、金属
ブラケットを用いた場合に比し出力が5d8程度高くと
れる。これは車体周縁部に流れる高周波表面電流と反対
方向の電流が前記金属ケース40に流れ込むことにより
、ループ面を通過する磁束数が減少するという弊害がな
いからである。
前記ループアンテナ42は単巻アンテナからなり、車体
周縁部と電気的に絶縁された状態でかつ密着して配置さ
れるようにコイルに絶縁被覆を施し、これを車体周縁部
に押しつける構造からなり、表面電流から生じる磁束を
より強くループアンテナ42に鎖交させることができる
。
周縁部と電気的に絶縁された状態でかつ密着して配置さ
れるようにコイルに絶縁被覆を施し、これを車体周縁部
に押しつける構造からなり、表面電流から生じる磁束を
より強くループアンテナ42に鎖交させることができる
。
本実施例において、ループアンテナ42のケース40か
ら露出した辺は車体の縁部から4.5CIl1以内に配
置され、これによって、80MHzのFM放送周波数の
放送波を車体の周縁部に流れる車体表面電流から確実に
検出することができ、このときの車体表面電流の向きは
第11図から明らかなごとくその周縁部に沿って流れて
いるので、本実施例においては前記ループアンテナ42
をその長手方向が車体の周縁部に沿って配置されている
。
ら露出した辺は車体の縁部から4.5CIl1以内に配
置され、これによって、80MHzのFM放送周波数の
放送波を車体の周縁部に流れる車体表面電流から確実に
検出することができ、このときの車体表面電流の向きは
第11図から明らかなごとくその周縁部に沿って流れて
いるので、本実施例においては前記ループアンテナ42
をその長手方向が車体の周縁部に沿って配置されている
。
このように、本発明の実施例によれば、車体の周縁部に
流れる表面電流を高周波ピックアップによって電磁的に
高感度で検出し、アンテナ装置を全く外部に露出するこ
となく、高周波帯域での受信を確実に行うことが可能°
となり更に合成樹脂を多用したことにより軽量化が図ら
れ自動車用アンテナとして極めて有益である。
流れる表面電流を高周波ピックアップによって電磁的に
高感度で検出し、アンテナ装置を全く外部に露出するこ
となく、高周波帯域での受信を確実に行うことが可能°
となり更に合成樹脂を多用したことにより軽量化が図ら
れ自動車用アンテナとして極めて有益である。
第3図ないし第5図には本発明における高周波ピックア
ップの他の実施例が示されている。なお、前述と同一部
材には同一符号を付した。
ップの他の実施例が示されている。なお、前述と同一部
材には同一符号を付した。
この実施例における特徴的なことは、ループアンテナ4
2に直列に可変コンデンサ44が接続されていることで
ある。この可変コンデンサ44を合成樹脂ケース36に
穿設した調整孔52から調整することにより、ループア
ンテナ42の周波数を所望の被測定周波数に共振させて
ピックアップ効率を上昇させることができる。その回路
構成は第5図に示されるように、ループアンテナ42か
ら取出された検出信号は整合回路46に接続され、後段
の増幅回路48とのインピーダンス整合が図られている
。そして増幅回路48にはフィルタ50を介してケーブ
ル62によりバッテリ電源と接続されており、増幅回路
48の出力は同軸ケーブル60によって受信機と接続さ
れている。
2に直列に可変コンデンサ44が接続されていることで
ある。この可変コンデンサ44を合成樹脂ケース36に
穿設した調整孔52から調整することにより、ループア
ンテナ42の周波数を所望の被測定周波数に共振させて
ピックアップ効率を上昇させることができる。その回路
構成は第5図に示されるように、ループアンテナ42か
ら取出された検出信号は整合回路46に接続され、後段
の増幅回路48とのインピーダンス整合が図られている
。そして増幅回路48にはフィルタ50を介してケーブ
ル62によりバッテリ電源と接続されており、増幅回路
48の出力は同軸ケーブル60によって受信機と接続さ
れている。
本実施例における他の特徴的事項は、第3図及び第4図
に示されるように、合成樹脂のケース36に設けられた
開口36aにループアンテナ42の一辺が入り込んで保
持されるとともに、ケース36内に設けられた補強用リ
ブ64で゛ループアンテナ42が挟持されていることで
ある。このため、可変コンデンサ44が設けられたルー
プアンテナ42は車体の振動にもかかわらず安定的に保
持され、耐振性向上が図られる。
に示されるように、合成樹脂のケース36に設けられた
開口36aにループアンテナ42の一辺が入り込んで保
持されるとともに、ケース36内に設けられた補強用リ
ブ64で゛ループアンテナ42が挟持されていることで
ある。このため、可変コンデンサ44が設けられたルー
プアンテナ42は車体の振動にもかかわらず安定的に保
持され、耐振性向上が図られる。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、比較的高周波帯
域、例えばFM周波数帯域以上の放送波に対して車体の
特定個所、特に車体周縁部に発生する高周波表面電流を
高周波ピックアップで検出するようにしたので放送波に
対して高密度でかつノイズの少ない良質な検出作用を行
うことができる。
域、例えばFM周波数帯域以上の放送波に対して車体の
特定個所、特に車体周縁部に発生する高周波表面電流を
高周波ピックアップで検出するようにしたので放送波に
対して高密度でかつノイズの少ない良質な検出作用を行
うことができる。
また、ループアンテナの保護枠として合成樹脂ケースを
用い回路部58の保護枠には金属ケースを用いたのでノ
イズの少ない高感度な出力を得ることができる。更に、
取付ブラケットとして合成樹脂を用いたので、金属ブラ
ケットを用いた場合に比し大きな出力を得ることができ
る。
用い回路部58の保護枠には金属ケースを用いたのでノ
イズの少ない高感度な出力を得ることができる。更に、
取付ブラケットとして合成樹脂を用いたので、金属ブラ
ケットを用いた場合に比し大きな出力を得ることができ
る。
第1図は本発明において自動車用アンテナ装置の高周波
ピックアップの外観図、 第2図は第1図の肛−■断面図、 第3図は他の実施例を示す高周波ピックアップの外観図
、 第4図は第3図のrV−IV断面図、 第5図は概略回路構成図、 第6図は外来波Wによって車体Bに生じる表面電流Iを
示す説明図、 第7図は本発明において用いられる高周波ピックアップ
と同様のプローブを用いて車体表面電流の分布を知るた
めのプローブ及びその処理回路の説明図、 第8図は表面電流■とピックアップループアンテナとの
電磁結合状態を示す説明図、 第9図は第8図におけるループアンテナの指向特性を示
す説明図、 第10図は表面電流強度の分布特性を示す説明図、 第11図は表面電流の向きを示す説明図、第12.13
.14図はそれぞれ第10図における車体の縦断線に沿
った車体表面電流分布を示す特性図である。 38 ・・・ 高周波ピックアップ、 34 ・・・ ブラケット、 36.40 ・・・ ケース、 36a ・・・ 開口、 42 ・・・ ループアンテナ 46 ・・・ 整合回路、 48 ・・・ 増幅回路、 58 ・・・ 回路部。
ピックアップの外観図、 第2図は第1図の肛−■断面図、 第3図は他の実施例を示す高周波ピックアップの外観図
、 第4図は第3図のrV−IV断面図、 第5図は概略回路構成図、 第6図は外来波Wによって車体Bに生じる表面電流Iを
示す説明図、 第7図は本発明において用いられる高周波ピックアップ
と同様のプローブを用いて車体表面電流の分布を知るた
めのプローブ及びその処理回路の説明図、 第8図は表面電流■とピックアップループアンテナとの
電磁結合状態を示す説明図、 第9図は第8図におけるループアンテナの指向特性を示
す説明図、 第10図は表面電流強度の分布特性を示す説明図、 第11図は表面電流の向きを示す説明図、第12.13
.14図はそれぞれ第10図における車体の縦断線に沿
った車体表面電流分布を示す特性図である。 38 ・・・ 高周波ピックアップ、 34 ・・・ ブラケット、 36.40 ・・・ ケース、 36a ・・・ 開口、 42 ・・・ ループアンテナ 46 ・・・ 整合回路、 48 ・・・ 増幅回路、 58 ・・・ 回路部。
Claims (3)
- (1)放送波によつて車体に誘起され該車体周縁部に集
中して流れる高周波表面電流を検出するループアンテナ
と該ループアンテナと接続されて検出信号を処理する回
路部とを含み自動車の車体周縁部に近接配置される高周
波ピックアップと、前記車体周縁部と対向するループア
ンテナの長手方向に沿い穿設され該ループアンテナの一
部を外部に露出する開口を有するとともにループアンテ
ナを保護する合成樹脂から成る第1のケースと、該第1
のケースと一体的に設けられ前記回路部を保護する金属
製の第2のケースと、高周波ピックアップを車体に締結
固定するための合成樹脂から成るブラケットとを有する
ことを特徴とする自動車用アンテナ装置。 - (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、前記
ループアンテナには可変コンデンサを接続しループアン
テナの周波数を被測定周波数に共振させるようにしたこ
とを特徴とする自動車用アンテナ装置。 - (3)特許請求の範囲第1項又は第2項記載の装置にお
いて、前記ループアンテナは第1のケースに穿設された
開口とケース内に設けられた補強用リブとで保持されて
いることを特徴とする自動車用アンテナ装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25880684A JPS61136303A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 自動車用アンテナ装置 |
CA000495890A CA1245352A (en) | 1984-11-26 | 1985-11-21 | Automobile antenna system |
DK543585A DK543585A (da) | 1984-11-26 | 1985-11-25 | Antennesystem til brug i automobiler |
US06/801,310 US4819001A (en) | 1984-11-26 | 1985-11-25 | Automobile antenna system |
AT85308574T ATE84172T1 (de) | 1984-11-26 | 1985-11-26 | Fahrzeugantennensystem. |
EP85308574A EP0183523B1 (en) | 1984-11-26 | 1985-11-26 | Automobile antenna system |
DE8585308574T DE3586942T2 (de) | 1984-11-26 | 1985-11-26 | Fahrzeugantennensystem. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25880684A JPS61136303A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 自動車用アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61136303A true JPS61136303A (ja) | 1986-06-24 |
Family
ID=17325307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25880684A Pending JPS61136303A (ja) | 1984-11-26 | 1984-12-06 | 自動車用アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61136303A (ja) |
-
1984
- 1984-12-06 JP JP25880684A patent/JPS61136303A/ja active Pending
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