JPS6113501A - 照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、複数個の投光器をポールにそって昇降させう
るようにした照明器具に関するものである。

技術的背景およびその問題点 従来、この種の照明器具は、たとえば、実公昭５５−２
０００７号公報や特公昭５６−２０６４３号公報に見ら
れるように、起立したポールの上１一 端に滑車を設け、この滑車に巻回した素条で複数個の投
光器を保持した可動台を吊り下げている。

そして、前記ポールの下端に設けられた索条巻取機によ
り前記索条を巻取って前記可動台を昇降させている。こ
のとき、前記ポールは段付またはテーパにより上方に向
かうにつれて細くなっているため、下方と」二方ではそ
の直径差がかなりあり、可動台の中心孔はポールの外周
直径に対して大きな余裕をもって設定されている。その
ため、可動台の振れを防ぐためにポールの外周に複数個
のガイドローラを当接させている。しかしながら、前述
のようにポールの外周直径が一定していないことから、
ガイドローラは直径方向に可動でなければならず、振れ
の防止を確実に行うことは困難なものである。したがっ
て、心ずれを生じ易く、」二昇時のロック動作をスムー
スに行うことが難しい。

発明の目的 本発明は、投光器を保持した可動台のポールに対する心
ずれの発生を防止することを目的とするものである。

発明の概要 本発明は、複数個のの投光器を保持した可動台を索条に
より吊り下げて昇降させるとともに複数のガイドローラ
をポールの外周に放射状に配列したものにおいて、前記
ガイドローラの間にこれらのガイドローラの全てを均等
に進退させるようにスライドアームを設けたので、可動
台の昇降時にポールに対する心ずれが発生せず、これに
より、可動台の昇降動作を円滑に行うことができるとと
もに、上昇時のロック動作もスムースに行うことができ
るように構成したものである。

発明の実施例 まず、地上に垂直に起立・したポール１が設けられてい
る。このポール１は、上方に向かうにつれて細くなるテ
ーパ付きのものである。このようなポール１の上端には
、水平な固定台２が固定されている。この固定台２の中
心には、索条挿通孔３が形成されている。そして、前記
固定台２の上面には、その内側に受車４が設けられ、外
側に滑車５が設けられている。これらの受車４と滑車５
とは放射力□向に複数組設けられ、それぞれには索条６
が巻回されている。これらの索条６の一端は。

前記索条挿通孔３を通って前記ポール１の内部に挿入さ
れ、分岐装置７に結合されている。この分岐装置７から
は、一本の索条６が降下して図示しない索条巻取機に巻
回されている。また、前記固定台２の」〕部には、ヘッ
ドカバー８が取付られている。

ついで、前記ポール］の周囲には、そのポール１−の外
周面９と寸法的にかなりの余裕をもたせた内径の筒体１
０を備えた可動台１１が設けられている。この可動台１
１の筒体１０の上下には、取付台１２．１３が固定され
、これらの取付台１２゜１３には、それぞれに複数個の
投光器１４が取り付けられている。また、前記筒体１０
の中間部には、軸１５を中心に回転するガイドローラ１
６が設けられている。これらのガイドローラ１６は、前
記ポール１の外周面９に接触するローラ１７と前記軸１
５を中心とする円弧のロックプレート１８とを有する。

このようなガイドローラ１６の外＝３− 側の前記筒体１０の夕１面には、ブラケット１９が固定
され、このブラケツ１−１９にはストッパ−縁２０が形
成されている。さらに、前記ブラケット１９には、支軸
２１で支持されたス１−ツバー爪２２が設けられ、この
ス１〜ツバー爪２２は、その先端が前記ロックプレ−ト
１８に向かって回転するように図示しないスプリングに
より付勢されている。このようなストッパー爪２２の外
側の端部には、前記取付台１２に軸着きれたホイール２
３を経て引き下げられた前記索条６の端部が結合されて
いる。そして、可動台１１の重量を受ける前記ストッパ
ー爪２２は、前記ストッパー縁２０によりその回転を止
められている。

しかして、前記最付台１３の下面には、複数個、本実施
例では三個のガイド筒２４がそれぞれ１２０°の間隔を
おいて放射方向に配列されて設けられている。これらの
ガイド筒２４には、先端にローラ２５を有するガイドロ
ーラ２６がスライド自在に取り付けられている。そして
、これらのガイドローラ２６には、その端部にピン２７
が設けられ、また、前記ガイド筒２４にもピン２８が設
けられ、これらのピン２７．２８の間に引張ばね２９が
懸は渡されて前記ガイドローラ２６は、前記ポール１の
中心に向って付勢されている。このようなガイドローラ
２６の間には、スライドアーム３０が設けられている。

すなわち、前記ガイドローラ２６のローラ２５の部分に
形成されたフランジ３１に第一のアーム３２が、回転自
在に取り付けられ、これらのアーム３２の他の端部には
、第二のアーム３３が連結されている。このアーム３３
の中間位置には、ピン３４が立設固定されている。また
、前記アーム３２の端部には、さらに、第三のアーム３
５が回転自在に連結され、他方のアーム３２に取り付け
られたアーム３５とともに両者の先端は、ピン３６によ
り結合されている。

ついで、前記取付台１３には、細ながいガイド孔３７を
有するガイド板３８が固定され、このガイド板３８の前
記ガイド孔３７に前記ピン３４，３６が挿入されている
。したがって、前記アーム３３の半分の長さと前記アー
ム３５と前記ピン３４゜３６とにより三角形が形成され
ている。

このような構成において、索条巻取機を駆動することに
より、索条３を巻取りまたは解けださせると、可動台１
１は昇降する。この昇降時にガイドローラ２６がポール
１の外周面９に接しており、しかも、三個のガイドロー
ラ２６がスライドアーム３０により連結された状態で接
しているので。

可動台１１の振れが生じない。すなわち、スライドアー
ム３０で、連結されている状態はガイドローラ２６の何
れかが動いたときに、他のガイドローラ２６も均等に同
じ方向に動くことになり、振れが生じる状態がでると自
動的に心合わせをする。

したがって、三個のガイドローラ２６が均等にポール１
に圧接して心ずれのない状態の■降がなされる。とくに
、ボー刃用の外ｔ≠が変化してもその外径に応じてガイ
ドローラ２６は全て同様に進退し、可動台１１の心ずれ
が生じることがない。

なお、なんらかの原因１元より索条３がきれたときには
、ストッパー爪２２に対する力がなくなるので、そのス
トッパー爪２２はガイドローラ１６のロックプレー１〜
１８に食い込み、そのガイドローラ１６の回転をロック
する。そして、図示しないロック爪がポール１に噛み合
って可動台１１の脱落を防１１−する。

発明の効果 本発明は、上述のように起立して設けられたポールに昇
降自在に装架された可動台に複数個のガイドローラを設
け、これらのガイドローラが全て均等に前記ポールに対
して進退するようにするスライドアームを設けたので、
可動台の昇降時にその可動台が振れることがなく、これ
により、心ずれめない昇降を行うことができて」二昇時
のロック’ｂスムースに行うことが出来るものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は側面図
、第２図は一部を切り欠いて拡大した側面図、第３図は
可動台を下から見た底面図である。 １・・・ポール、　６・・索条、　１１−・・・可動台
、１４・・・投光器、　　２６・・・ガイドローラ、　
　３０・・・スライドアーム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 起立するポールと、複数個の投光器を保持して前記ポー
   ルに昇降自在に装架された可動台と、この可動台を吊る
   索条と、前記可動台に前記ポールの中心に向つて進退す
   るように放射状に配列された複数個のガイドローラとを
   具備し、これらのガイドローラの間を全てのガイドロー
   ラが均等に前記ポールに対して進退するようにスライド
   アームにより連結したことを特徴とする照明装置。