JPS61133975A - 物体をホログラフイー記録する方法及び装置 - Google Patents

物体をホログラフイー記録する方法及び装置

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JPS61133975A
JPS61133975A JP26762685A JP26762685A JPS61133975A JP S61133975 A JPS61133975 A JP S61133975A JP 26762685 A JP26762685 A JP 26762685A JP 26762685 A JP26762685 A JP 26762685A JP S61133975 A JPS61133975 A JP S61133975A
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JP
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hologram
light
illumination
carrier
main
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JP26762685A
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English (en)
Inventor
ギユンター・ダウスマン
クラウス・グネーデイヒ
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EE S G ELECTRON SYST GmbH
Original Assignee
EE S G ELECTRON SYST GmbH
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/04Processes or apparatus for producing holograms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/32Holograms used as optical elements

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、物体、特にマイクロフィルムのホログラフィ
−記録する方法及び装置に関する。
従来の技術 透明又は反射性物体を平行又は発散もしくは収れん性照
射光線で照射する際には、照射光のその横断面全体にわ
たる正確に規定された位相関係(平行光線の場合には、
平坦な波)が、参照光と干渉すると主ホログラム担体上
に著しく高められた黒色化を有する領域と、著しく僅か
な黒色化を有する別の領域を形成するという問題点が生
じる。主ホログラム担体の感光性層は、上記の異なった
黒色度(強弱差)を克服すべきである。横断面全体にわ
たる統計的位を有する照射光線で物体を照射すると、上
記動的問題点は著しく軽減されると見なされる。このた
めに照射光線内に例えばマットスクリンを設置すると、
確かに所望の系統的位相分布が得られる。
実体的マントスクリンの全ての点は球面波源をマノトス
クリンニ引続りハーフスペース内ニ形成し、ひいてはマ
ットスクリンの全ての点からの主ホログラム担体の全て
の点は光線を受信するので、この場合にはあらゆる場合
強度に可干渉性の光源、すなわち相応して高価なレーザ
で解決されうるにすぎない、立体的コヒーレンスに関す
る問題が生じる。例えば放電ランプ又は灼熱ランツボ/
ピング色素レーザのような悪いコヒーレンスを有する光
源は一般に使用不可能フある。
発明が解決しようとする問題点 従って、本発明の課題は、光線コヒーレンスに対して比
較的低い要求と同時に、広い範囲内f予め決定可能な強
度、及び照射光横断面にわたる位相分布を有する照射光
線で物体の照射を行うことができる、物体、特にマイク
ロフィルムのホログラフィ−記録法を提供することであ
った。
問題点を解決するための手段 この課題は、物体をホログラム(照射ホログラム)の再
構成で照射することにより解決される。この場合、物体
は特にマットスクリン式で、従って横断面全体にわたっ
て均一な強度分布及び場合により横断面全体にわたって
統計的な位相分布をもって照射することができる。また
、物体を振幅及び/又は位相に対してラスタ状(線ラス
タ、点ラスタ又は同種のもの)で照射することもできる
。横断面にわたって近似値的に統計的な又はラスタ状の
位相分布を有するマットスクリン又はラスタ状再構成は
、この代りの有形のマット又はラスタスクリンとは異な
りコヒーレンス問題を惹起しない、それというのも再構
成の空間点から球面波は出発せず、その都度の光線経過
に相応して平行光線又は僅かな発散又は収れんを伴う光
線が出発するからである。
従って、物体の点は方向付けられた照射光〒照射されか
つそれに相応して十分に規定された反射又は回折した光
線を物体光として放出する。
本発明の1実施態様では、参照光をビームスプリッタと
して構成された照射ホログラムから導出することを提案
する。この場合、照射ホログラムとは、回折構造を含ん
だプレート、例えば現像されたフィルムプレート又はレ
リー7プレート(例えばサーモプラスト・フィルム)が
理解されるべきフある。それにより、別体のビームスプ
リッタが倹約されるだけでなく、また所望の、例えば横
断面全体にわたって均一な強度分布を有する再構成の調
製を可能にする。照射ホログラムを一般的な横断面全体
にわたってガウスの強度分布を有する光線で照射すると
、ホログラム構造をそのまま、その再構成が横断面全体
にわたって所望の均一な強度分布を有するように固定す
ることができる。それに対して、従来のビームスプリッ
タを使用しかつビームスプリッタと物体の間に有形のマ
ット又はラスタスクリンを投入すると、冒頭に扱ったコ
ヒーレンス問題の他にまた不均一な強度分布の問題も生
じる。すなわち、ビームスプリッタは横断面全体にわた
ってガウスの強度分布を有する光線で照射されることに
なる。
照射ホログラムとしてはフーリエホログラムを使用する
のが特に有利〒ある。この種のホログラムは特にまた合
成によって製作フきかつ付加的に主ホログラム担体の感
光性層における動的問題を軽減させることができる。フ
ーリエホログラムは全面にわたって均一な黒色化を呈し
かつ動的要求を最小にすることができる〔イワモト・ア
キト著6アプライド・オプチノクス(Appl、 0p
tics ) 19″215頁、1980年〕。また、
局所的障害、例えばホログラム上の引掻傷又は汚れは一
般に再構成の僅かな劣化をもたらすにすぎない。
更に、本発明は、前記方法を実施する装置に関し、該装
置は感光性主ホログラム担体上に、場合にビームスプリ
ッタとして構成された、照射ホログラムから出発する参
照光を投射するための第1の光学部材と、画構成によっ
て照射された物体から出発する物体光を主ホログラム担
体上に投射する第2の部材とから、構成されていること
を特徴とする。光学部材は従来のレンズ又はHOE(ホ
ログラフィック光学素子)であってもよい。部材にはレ
ンズ又は別のHOEが共通!あってもよく、シかしなが
ら大抵の場合、主ホログラムの再構成を簡単、にするた
めには、別の光線誘導が有利である。しかしながら、以
下になお説明する手段を用いると、ガダア方式において
も主ホログラムの良好に観察可能な構造を得ることがで
きる。
物体に引続く光線損失を少なく保つために、物体と主ホ
ログラム担体との間に集光レンズを設けることを提案す
る。
また、光学装置がアクロマチックに構成されていれば、
程度の差こそあれ多色光源を使用することができる。コ
ヒーレント要求をできるだけ少なくするために、光学装
置が照射ホログラムを主ホログラム担体上に結像するよ
うに構成することを提案する。この場合には、路長差を
減少させるために、参照光を物体光を同じ光学部材を透
過させるのが極めて有利である。
本発明のもう1つの実施態様では、照射ホログラムがフ
ーリエホログラムであり、物体を含有する焦点面内fフ
ーリエホログラムを再構成するために、第1の集光レン
ズ装置が設けられており、かつ第2の集光レンズ装置が
設けられており、該装置は物体光を第2の集光レンズ装
置の焦点面内に配置された主ホログラム担体に投射する
上記構成とは異なシ、光学装置は参照光を平行光として
、又は収れんもしくは発散光として主ホログラム担体上
に投射するように構成されていてもよい。
第1のレンズ装置は、該装置が照射ホログラムの記録又
は計算の際に既に考慮に入れられておれば省くことが〒
きる。
参照光は光学装置の光軸に対して平行又は傾斜して延び
ることができ、それに相応して物体光も傾斜して又は平
行に延びることができる。
両者の光線が光軸に対して傾斜して進行することも考え
られうる。その都度の選択は、所要ス被−ス比、特に物
体と主ホログラム支持体の大きさの比に左右される。
既に述べたように、原理的にはガボア方式、すなわち光
軸に沿って延びる参照光及び物体光を有する形式のもの
も該当する。このためには、但し任意に照射される物体
を有するガボア装置の場合には一般的であるが、物体と
主ホログラム担体との間に、有利には主ホログラム担体
の直前に、ビームスプリッタの形式で素子に当る波面域
を分割しかつ2つの異なった光線方向に放出し、該両者
の分光を主ホログラム担体に投射するホログラフィック
光学素子(HOE)を設けることを提案する。従来のガ
ボアホロダラムの再構成においては、零次の光線並びに
両者の共役画像が光軸上に位置するという問題点が生じ
る。本発明による解決手段によれば、光線分割に基づき
ホログラム担体上に多数の干渉ノミターンが生じる。ホ
ログラム再構成において一方の方向に偏向された参照光
と、偏向されないか又は他の方向に偏向された物体光と
の光線域の再構成を考慮すれば、再構成の光軸の領域か
らの所望のシフトが生じる。ホログラフィック光学素子
を本発明の有利な1実施態様に基づき条線格子から構成
すると、−次の参照光と零次の物体光との干渉から特に
極めて良好な再構成像が生じる。
ホログラフィック光学素子は、フレネルゾーンプレー1
・又は同種のものから構成されていてもよい。最後にま
た一般的に、その参照光から形成された再構成がガボア
装置の光軸に対して傾斜した平行又は収れんもしくは発
散性参照光を放出する、ホログラフィック光学素子とじ
てのホログラムが該当する。
実施例 次に図示の実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1図に示した装置10を用いると、マイクロフィルム
12から主ホログラム担体16の感光性層14にホログ
ラムが記録される。参照光は18で示され、マイクロフ
ィルム12から出る物体光は20で示されている。マイ
クロフィルムの代りに、別の光透過性物体を使用するこ
ともできる。しかしながら、マイクロフィルムと組合せ
て使用するのが有利である、それというのも例えば西独
国特許出願公開第3223650号明細書に基づくマイ
クロフィルムのホログラフィ−記憶は高速アクセスでの
大量のデータの記憶を可能にするからである。マイクロ
フィルム12は特別の形式f1すなわち照射ホログラム
24の再構成22によって照射される。
該再構成(実像)は第1〜6図に鎖線f示されている。
照射ホログラム24は同時にビームスシリツタとして役
立ちかつ従って参照光18(回折されない)並びにまた
照射光20を放出し、該照射光は再構成22を介してマ
イクロフィルム12を照射する。照射ホログラム24は
フーリエホログラムである。従って、その再構成のため
釦は第1のレンズ装置(集光レンズ)25が使用され、
該装置は平行光線26で照射されかつ該装置に光線方向
で照射ホログラム24が引続く。従って、面(集光レン
ズの焦点距離f1)に照射ホログーラムが再構成される
。照射光21の方向に相応して、マイクロフィルム12
は、第1A図に略示されているように、平行光線又は弱
く収れんする光線によって照射される。照射ホログラム
24は、特に合成的に製造されるホログラムの際には相
応する計算によって、再構成22が近似値的に系統的な
位相分布をもって、その全面にわたって均一な照射強度
を有するように構成されていてもよい。従って、マイク
ロフィルム12はその全面にわたって均一に照射される
。マイクロフィルム12から出発する波域(物体光20
)は感光性層14内で参照波18と干渉する。物点から
出発する回折した波の統計的位相分布に基づき、全面に
わたって近似値的に均一な黒色化を有する干渉パターン
が生じる。従って、層14に対する動的要求は比較的小
さい。この場合、主ホログラム担体上のこうして製造さ
れたホログラムもフーリエホログラムである、それとい
うのも該主ホログラム担体は光路内のマイクロフィルム
12に後続された、焦点距離f2を有する第2のレンズ
装置(集光レンズ)28の面に存在するからである。
付加的に、焦点距離f3を有するもう1つの集光レンズ
30と共に、主ホログラム担体の面に照射ホログラム2
4を光学的に結像するための条件を満足する。このこと
はコヒーレンス要求全最小にする。
レンズ25及び該レンズ28及び30から成る結像系が
アクロマチックに構成されている場合には、出発光線2
6は程度の差こそあれポリクロマチックであってよい。
更に、光線26はまた例えばその全横断面にわたってガ
ウスの強度分布を有していてもよい、それというのも結
像ホログラム24は、該強度分布をまさに補正しかつ再
構成2芝においてその横断面にわたって一定の強度分布
を生じるように計算することが1きるからである。
再構成内にマットスクリンに似た結像を行うホログラム
の代りに、物体(マイクロフィルム12)をその横断面
にわたって所定の強度及び位相分布の照射光線フ照射す
る別のホログラムが該当する。このための1つの例は、
線又は点ラスタでマイクロフィルムを照射することであ
る。
照射ホログラムは不可避的にフーリエホログラムである
必要はない。第2図の装置110では、非フーリエホロ
グラムが使用されている。
機能が第1図のものに等しい第2図の構成部材には、夫
々100だけ加算した同じ符号が付けである。光路内の
第1のレンズ125は、この場合も出発光線126(平
行光線)で照射される。照射ホログラム124は照射光
線121を参照光118から分割する。第2のレンズ1
28(焦点距離f2)は第1のレンズ125(焦点距離
f1)と共通の焦点8を有する。従って、し/ズ128
は、主ホログラム担体116上でマイクロフィルム11
2から放出された物体光120と干渉するために、平行
光線として参照光118を放出する。マイクロクイ2ル
ム112の位置に、照射ホログラム124の再構成12
2が存在する。
第3図には、210で示されたもう1つの実施例が示さ
れており、該実施例はレンズ228だけから構成されて
いる。この場合も再び、第1図に示した機能に相当する
構成部材には、200だけ加算した同一符号が付けであ
る。この場合には、レンズ25及び125は省いである
、それというのもこれらは既に照射ホログラム224を
記録ないしは合成する際に考慮されているからである。
従って、照射ホログラム224は平行光線226で照射
されかつ該平行光線を更に平行光線として延びる、光軸
230に対して平行な参照光218と、照射光221と
に分割し、該照射光はマイクロフィルム221の領域に
例えばマットスクリンの再構成222を生じる。マイク
ロフィルム212に引続いたレンズ228は、マイクロ
フィルム212から出発する光線220並びにまた参照
光218を主ホログラム担体216上でオーバラップさ
せる。
第4図には、310の符号を付けたガボア装置が示され
ており、この場合には参照光318並びに照射又は物体
光320.321は光軸330に対して平行に延びる。
従ってこの場合には、平行光線326から照射された照
射ホログラム324は、物体光と参照光の分離されて延
びる光路を生じない。照射ホログラム324の再構成3
22は、マイクロフィルム312の領域に形成される。
光路内の再構成322の後方に設けられた集光レンズ3
28は主ホログラム担体31c上に照射ホログラム32
4を結像する。レンズ328の焦点Cに、参照光318
の全ての光線が当る。マイクロフィルム312によって
回折された物体光320の光線は、焦点Cの周りに1種
の@334を形成する。マイクロフィルム312の比較
的粗い構造に基づき、この装置における上記環の強度は
小さい。この光軸330に対して完全に対称形の配置形
式では、確かに光学部材の最小最低直径の利点を伴って
、コヒーレンス問題が軽減せしめられる、しかしながら
主ホログラム担体316上に主ホログラムが再構成され
る際には、また照射光の零次と、両者の互いに共役した
画像とは上記軸上にある、このことはその観察を困難に
する。後で、なお第7図及び第8図につき記載すべき手
段は上記の問題点を排除する。ガボア装置310は、振
幅物体の際には、該物体が主に透明領域を有する際に良
好な結果をもたらす。
第5図及び第6図には、マイクロフィルムのホログラフ
ィ−照射を行う2つの異なった実施例が示されており、
これらの場合には第1図〜第冬図とは異なり、夫々の参
照光は、今や比較的大きな寸法の物体(マイクロフィル
ム)のためのスペースを形成するために、光軸に対して
傾斜して延びる。第5図は装置410を示し、この場合
には機能が第1図におけると同じ部材には、夫々400
を加算した同じ符号が付けである。この場合には、光軸
430に対して同心的位置にありかつ同様に光軸内にあ
る主ホログラム担体416よりも幾分か大きい、比較的
犬きなマイクロフィルム412が示されている。
レンズ425.431及び428から成るレンズ配置は
第1図におけると同じである。但し、第1のレンズ42
5を照射する出発光線426は、光軸430に対して傾
斜して延びる平行光線である。従って、照射ホログラム
424から変化せずに透過する参照光418は、光軸4
30の外部及びマイクロフィルム←12の外部ノ点りに
焦点が合う。ビームスプリンタとして作用する照射ホロ
グラム424は光軸430に対して同心的な照射光42
1を放出し、該光線はマイクロフィルム4412にホロ
グラム424の再構成422を形成する。こうして均一
に照射されたマイクロフィルム412から放出される物
体光420は主ホログラム支持体416上で参照光41
8と干渉する。
第6図に示された実施例510は、はとんど第2図によ
る実施例110に一致する。第2図におけるのと同じ機
能を有する構成部材には、夫々500を加えた同じ符号
が付けである。第2図と異なり、第1のレンズ525は
光軸530に対して傾斜した平行ビーム526で照射さ
れる。このレンズに引続いた照射ホログラム524はビ
ームスプリンタとして参照光518を放出し、該参照光
は第2のレンズ528から光軸530に対して傾斜した
平行光線からホログラム担体516に投射される。照射
ホログラム524から同様に放出される照射光521は
、光軸530に対して傾斜して延び、評言すれば第6図
において右下に向かって延び、それに対して参照光51
8は右上に向かって延びる。マイクロフィルム512の
領域に、照射光521は統系的位相分布をもってマイク
ロフィルム512を均一に照射するために再構成512
を形成する。マイクロフィルム512から放出された物
体光520は主ホログラム担体516上で参照光518
と干渉する。
第7図には、感光性層614を有するホログラム担体6
16上にホログラムを形成するための装置610が示さ
れている。この場合には、ガボア方式、すなわち干渉光
616並びに物体光621が光軸630に対して同心的
に延びる装置が該当する。光透過性物体、この場合には
マイクロフィルム612は、光線方向で焦点面が640
で示された第1集光レンズ625の後方に存在する。平
行な照射光626によって照射されたマイクロフィルム
612は一方では参照光616を形成する回折しなかっ
た光を透過させ、該光線は焦点りで焦点を結び、他面回
折した光線、すなわち物体光621を透過させ、該物体
光は焦点りの周りに環634を形成する。
第2のレンズ636は、光損失を少なく保つために、マ
イクロフィルム612に幾何光学的に主ホログラム担体
616上に結像する。第8図に示した実施例710から
明らかなように、レンズは場合によっては省くことをも
できる。第8図には、平行光線726によって照射され
たマイクロフィルム712は、この場合も回折しないで
参照光718を放出し並びに回折して物体光721を放
出する。両者の光線は主ホログラム担体716上で干渉
する。
第7図及び第8図のがゼア装置は、特別な簡単性及び少
ないコヒーレンス問題によって優れている。しかしなが
ら、従来のガボアーホログラムの重要な欠点は、再構成
の際に零次並びに共役画像が光軸上に存在するという点
にある。
この点を回避するために、主ホログラム担体の直前に条
線格子、フレネルゾーンプレート又は一般的に相応して
再構成されたホログラムの形のビームスプリンタ650
(第7図)又は750(第8図)が存在し、これは9回
折されずに透過した零次の光線の他に回折した光線を主
ホログラム担体616又は716に投射する。従って、
参照光と物体光とから合成され、ビームスシリツタ65
0又は750に当る光線域は、相応して分割される。感
光層614又は714内で、参照光の異なった次数と物
体光の異なった次数とが干渉する。ビームスプリンタ6
50又は750は、−次より高い次数を強度に減衰する
ように構成されていてもよい。重要であるのは、物体光
の零次(ビームスプリンタ650又は750によって回
折されずに透過した)と参照光の一次との干渉である。
この干渉・ぐターンを光軸630又は730に対して一
次の傾斜に相応して入射する再構成光線655を用いて
再構成すると、物体は観察者(眼653)に記録位置6
12又は712に、但し今や図示されていない共役像及
び再構成光線が再度に応じて除去されて、虚像で現われ
かつ観察可能である。
干渉像をビームスプリンタ650又は750の一次に対
して共役された再構成光線で照射することにより、物体
を実像で位置612又は712で再構成させることがで
きる。
第7図では、光路にマイクロフィルム612の後方に鎖
線で示されたHOE素子652が投入され、該素子は光
線626を特に、焦点面640内に干渉光線616の副
最大D′が、回折した物体光616に起因する相応する
環を伴って形成されるように変調する。そのために、H
OE素子は条線格子から形成されていてもよい。HOE
素子の相応する構成により、特定の主又は副最大り又は
O′が惹起されかつその他は抑制される。
屡々、参照光の強度は物体光の強度に比較して大きすぎ
る。主及び副最大をその環と共に相応して惹起しかつ抑
制することにより、上記関係を改善することができる。
前記装置を用いると、比較的小さいコヒーレンスを有す
る光源(・ぞルスレーザ、放電ランプ)を用いて平坦な
透明物体(例えばマイクロフィッシュ)のホログラム、
特にフーリエホログラムを製造することができる。光線
損失を伴うことなく物体域の均一な(スクリン化した)
照射が行われる。非拡散性物体のホログラフィ−におい
て常に生じる写真層の動的問題点は、物体照射域の統系
的(又はスクリン化した統系的)位相により十分に減少
せしめられる。照射ホログラムないしはビームスシリツ
タの相応する構成により、物体光と照射光の強度比を光
損失を伴うことなく調整することができる。マットスク
リンのフーリエホログラムとしての照射ホログラムは、
下限と上限の間に一定の立体周波数スペクトルを有する
二方向の統系的線状格子と見なすこともできる。これは
マットスクリンの直接的なホログラフィ−記録により得
るか又は合成によって製作することができる(コンビエ
ータホログラム)。より大きな物体域を得るためには、
光軸に対して傾斜した参照光進路も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はフーリエ方式でホログラフィ−照射したマイク
ロフィルムから主ホログラムを製造するための、本発明
による装置の第1実施例の略示図、第1A図は第1図の
A部分を詳細に示す図、第2図は平行参照光を用いた第
2実施例の略示図、第3図は発散参照光を用いた別の実
施例の略示図、第十図はがゼア方式の別の実施例の略示
図、第5図は光軸に対して傾斜した参照光を用いた別の
実施例の略示図、第6図は光軸に対して傾斜した参照光
及び物体光を用いた別の実施例の略示図、第7図は主ホ
ログラム担体の前に配置されたビームスプリンタを有す
る本発明によるがゼア方式による装置の略示図及び第8
図はビームスプリッタを有するガぜア方式による装置の
別の実施例の略示図である。 12.112.212,312,412.512.61
2.712・・・物体(マイクロフィルム)、16.1
16.216.316.416゜516.616.71
6・・・主ホログラム担体、18.118,218,3
18,418.518.616.71δ・・・参照光、
20.120 。 220.320.420.520・・・物体光、21.
121.221.321.421.521゜621.7
21・・・照射光、22.122.222.322.4
22.522・・・再構成、24゜124.324.4
24.524・・・照射ホログラム、25.125.4
25.525.625・・・第2の光学部材、28.3
0.128.228.328.428.528・・・第
1の光学部材、230.330.430.530.63
0.730・・・光軸、634・・・環、650・・・
ホログラ7インク光学素子(HOE) 12,112,212,312    ・・・物体(妥
イクロフイルム)16.116,216.316   
 ・・・主ホログラム担体18.118,218,31
8   ・・・参照光20.120,220,320 
  ・・・物体光21.121,221,321   
・・・照射光22.122,222,322   ・・
・再構成24.124,224,324    ・・・
照射ホログラム25.125          ・・
・第2の光学部材28.30,128,228,328
・・・第1の光学部材230.330        
 ・・・光軸2?− −p 丁X 〒0 125’− 221; 督

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、物体をホログラムの再構成で照射することを特徴と
    する、物体をホログラフィー記録する方法。 2、再構成が物体をマットスクリン式に照射する、特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3、再構成が物体を位相及び/又は振幅に関してラスタ
    状に照射する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、参照光をビームスプリッタとして構成された照射ホ
    ログラムから導出する、特許請求の範囲第1項から第3
    項までのいずれか1項記載の方法。 5、フーリエホログラムを照射ホログラムとして使用し
    かつ有利には主ホログラムをフーリエホログラムとして
    製作する、特許請求の範囲第1項から第4項までのいず
    れか1項記載の方法。 6、物体をホログラムの再構成で照射することにより物
    体をホログラフィー記録する方法を実施する装置におい
    て、感光性主ホログラム担体上にその都度照射ホログラ
    ム(24)から出発する参照光(18)を投射するため
    の第1の光学部材(28、30)と、物体の領域内に照
    射ホログラム(24)の再構成(22)を形成するため
    の第2の光学部材(25)と、主ホログラム担体上に物
    体(12)から出発する物体光(20)を投射するため
    の第3の光学部材とから構成されていることを特徴とす
    る、物体をホログラフィー記録する装置。 7、部材(25、28、30)がアクロマチックである
    、特許請求の範囲第6項記載の装置。 8、光学部材(25、28、30)が、有利には参照光
    (18)と物体光(20)を同一光学部材を透過するよ
    うにして、照射ホログラム(24)を主ホログラム担体
    (16)上に結像させる、特許請求の範囲第6項から第
    7項までのいずれか1項記載の装置。 9、物体(12)と主ホログラム担体(16)との間に
    集光レンズ(28)が設けられている、特許請求の範囲
    第6項から第8項までのいずれか1項記載の装置。 10、照射ホログラム(24)がフーリエホログラムと
    して構成されており、物体が第2の部材(25)の焦点
    面内に配置されており、かつ主ホログラム担体が第3の
    光学部材(28)の焦点面内に配置されている、特許請
    求の範囲第6項から第9項までのいずれか1項記載の装
    置。 11、第1の光学部材(128)が参照光(118)を
    平行光線として主ホログラム担体(116)上に投射す
    る、特許請求の範囲第6項から第9項までのいずれか1
    項記載の装置。 12、第1の光学部材(228)が参照光(218)を
    収れん又は発散光線として主ホログラム担体(216)
    に投射する、特許請求の範囲第6項から第9項までのい
    ずれか1項記載の装置。 13、照射ホログラム(224)を製造する際に相応し
    て考慮されていることにより、第2の部材が省かれてい
    る、特許請求の範囲第6項から第12項までのいずれか
    1項記載の装置。 14、参照光(18;418)が部材の光軸(230;
    330;430)に対して平行に又は傾斜して延びる、
    特許請求の範囲第6項から第13項までのいずれか1項
    記載の装置。 15、物体光(20;420;520)が部材の光軸(
    230;430;530)に対して傾斜して又は平行に
    延びる、特許請求の範囲第6項から第14項までのいず
    れか1項記載の装置。 16、参照光(318)が光透過性物体(312)を通
    過して入射する、特許請求の範囲第6項から第15項ま
    でのいずれか1項記載の装置。 17、ホログラムの再構成で照射される光透過性物体と
    、物体から出発する物体光と参照光を主ホログラム担体
    上に投射するための光学装置とを有する、ガボア方式の
    主ホログラムを記録する装置において、物体(612)
    と主ホログラム担体(616)との間にホログラフィッ
    ク光学素子(650)が配置されており、該素子がビー
    ムスプリッタの形式で該素子に当る波域を異なった光線
    方向の2つの部分域に分割し、それらの両者が主ホログ
    ラム担体(616、716)に投射することを特徴とす
    る、物体をホログラフィー記録する装置。 18、ホログラフィック光学素子が条線格子及び/又は
    フレネルゾーンプレートである、特許請求の範囲第17
    項記載の装置。 19、ホログラフィック光学素子(650)がホログラ
    ムから形成されており、該ホログラムの参照光(616
    )から形成される再構成がガボア装置の光軸(630)
    に対して傾斜した参照光である、特許請求の範囲第18
    項記載の装置。 20、光路内に物体(612)の前方にモジュレータ(
    652)が配置されており、該物体が後続のレンズ装置
    (625)の焦点面内で所定の形式で参照波の単数又は
    複数の主及び副最大(D、D′)を形成し、該最大を回
    折物体光の環(634)で包囲する、特許請求の範囲第
    17項から第19項までのいずれか1項記載の装置。
JP26762685A 1984-11-29 1985-11-29 物体をホログラフイー記録する方法及び装置 Pending JPS61133975A (ja)

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DE19843443572 DE3443572A1 (de) 1984-11-29 1984-11-29 Verfahren und einrichtung zur holographischen aufnahme von objekten, insbesondere mikrofilmen
DE3443572.7 1984-11-29

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EP0183128A2 (de) 1986-06-04
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EP0183128A3 (de) 1987-11-25

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