JPS61133788A - テレビジヨン方式変換方式 - Google Patents

テレビジヨン方式変換方式

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JPS61133788A
JPS61133788A JP59254956A JP25495684A JPS61133788A JP S61133788 A JPS61133788 A JP S61133788A JP 59254956 A JP59254956 A JP 59254956A JP 25495684 A JP25495684 A JP 25495684A JP S61133788 A JPS61133788 A JP S61133788A
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frame
image signal
waveform
edge
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Yutaka Tanaka
豊 田中
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、テレビジョン信号のフレーム数および走査堰
数をそ・れぞれ変換するテレビジョン方式変換方式に関
し、特に、線形内挿によるフ、レーム数変換に伴い動き
画像に生ずるぼけおよびジャキーネス等の画質劣化を簡
単な構成の回路装置により著しく軽減し得るようにした
ものである。
(従来技?PI) 従来、テレビジョン方式変換におけるフレーム数変換に
は、嬉20図に示すように、補間フィルタlにょる2フ
レ一ム間の線形内挿と闇引き回路2による線形内挿の間
ダ1きとが用いられていた。
なお、第20図はNライン/Mフィールドのテレビジョ
ン信号をにライン/Lフィールドのテレビジョン信号に
変換する場合を示したものである。
かかる走査線数およびフィールド数の変換は、通例、2
次元の時空間補間フィルタを用いた信号処理によって行
なわれるのであるが、変換出方内挿画像信号に画像の動
きによって生ずる画質劣化は、主としてフィールド数変
換の過程において生ずる。
したがって、以後は、かかるフィールド数変換乃至フレ
ーム数変換の過程において生ずる変換出方画像信号の画
質劣化およびその補償について説明する。
すなわち、テレビジョンカメラ撮像出力画像信号の信号
波形を模式的に第21図に示し、フィールド数変換過程
の態様を模式的に第22図に示し、線形内押による動t
!、画像のフィールド数変換過程における信号波形の態
様を模式的に第23図にし、これらの図面について動き
画像のフィールド数f換による画質劣化を検討するに、
現在使用されているテレビジョンカメラは、フィールド
蓄積型の光電変換を行なっており、したがって、第21
図の上段に示すように、信号帯域の制限によりエツジ部
が多少なまった信号波形の被写物体がv pe17フレ
ームの速度で移動すると、例えば、第1フイールドと第
2フイールドとではその被写物体の画像信号の画面上の
位置が図示のようにずれて来る。
その結果、かかる移動物体の画像信号に順次の2フイ一
ルド間における線形内挿を施してフィールド数変換後に
おける新たなフィールドの内挿画像信号を形成すると、
例えば第2図の下段に示すように、信号波形の立上りお
よび立下りのエツジ部が著しくなまって大幅に傾斜する
。すなわち、移動物体の撮像出力信号波形は、カメラの
フィールド蓄積効果により、第2図の下段に示すように
連続した2フイールド、例えば第1フイールドと第2フ
イールドとで完全に分離することはなく、相互間に強い
相関を有しているが、かかる2フレームの撮像出力画像
信号波形に対して、従来のフィールド数変換においては
、単に線形内挿を施すことのみによって変換後の新たな
フィールドの内挿補間画像信号を形成しており、相互間
の相関を全く利用していなかったので、第23図の中段
に示すように、変換後の新たなフィールドの内挿補間画
像信号においては、その立上りおよび立下りのエツジ部
が1幅になまり、著しい画質劣化を来たしていた。例え
ば、トi0フィールド/秒のテレビジョン信号からN−
50フイ一ルド/秒のテレビジョン信号へのフィールド
数変換過程においては、第22図に示すように、入力信
号の第1〜第6フイールドが変換出力信号のa−Cフィ
ールドに対応して変換周期をなしているが、そのうち、
人力信号の第3フイールドと第4フイールドとのほぼ中
間に位置する変換出力信号のCフィールドの信号波形は
、第28図にそれぞれ示すように、現想的な位置内挿を
行なえば、一点鎖線によって示すように、入力信号波形
とほぼ同形の内挿画像信号波形となるべきであるのに対
し、入力画像信号の第3フイールドと第4フイールドと
の線形内挿補間を行なったがために、立上りおよび立下
りのエツジ邪波形が大幅になまり、画像のぼけおよびジ
ャキーネスが生じて著しい画質劣化を来たす、のが従来
方式によるフィールド数変換の大きい欠点となっていた
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し、テレビ
ジョン信号のフィールド数および走査線数を変換してテ
レビジョン方式を変換するに当り、フィールド数変換に
より動き画像に従来生じていた著しい画質劣化を、簡単
な構成の回路装置を用いて、単なる線形内挿のみによら
ずにフィールド数変換を行なうことにより、大幅に軽減
し得るようにしたテレビジョン方式変換方式を提供する
ことにある。
C発明の構成) すなわち、本発明テレビジョン方式変換方式は、テレビ
ジョン方式の変換に際して、走査線数の変換に先立ち、
連続した2フレームの順次走査に変換した原画像信号か
ら線形補間により形成した新たなフレームの内挿画像信
号に、当該連続した2フレームの原画像信号から形成し
た信号波形エツジ邪成分を付加することにより、前記内
挿画像信号が表わす画像の動きによる画質劣化を補償す
るようにしたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。
まず、本発明方式によるテレビジョン方式変換装置の基
本的な概略構成を第1図に示す。図示の基本的構成にお
いては、Nライン/Mフィールド方式の人力テレビジョ
ン信号を順次走査変換回路3に導いて標準の2=1イン
タレース走査から順次走査に5換し、フィールド数とフ
レーム数とを一致させて、動き画像にフレーム数変換を
施す際にフィールド間相関を有効に利用して従来のよう
な画質劣化が生じないようになし得るようにする。
かかる順次走査の入力画像信号を適応型フレーム数変侠
回路4に導いて後述するように画像の動きに適応したフ
レーム数変換を施した後に、そのフレーム数変換出力画
像信号を、走査線数変換回路5および2:1インタ一レ
ース変換回路6を順次に介し、所要のにライン/Lフレ
ーム方式の変換出力テレビジョン信号として読出す。か
かるm成における順次走査変換回路8および走査線数変
換回路5については、例えば、本願人の出願に係る特願
昭58−15f1890号明細書あるいは特願昭58−
174.325号明細書に記載の技術を用いることがで
き、また、2:1インタ一レース変侠回路6は、単なる
走査線の間引き操作を行なうものであるから、ここでは
特に言及しない。したがって、以下では、主として画像
の動きに対する適応型フレーム数変換回路4について詳
細に説明する。
まず、第22図につき前述したように、標準方式の2=
1インターレース走査から順次走査に変換してフィール
ド数とフレーム数とが一致するようにした入力画像信号
の第2フレームと第3フレームとの中間に位置するbフ
レームおよび第3フレームと第4フレームとの中間に位
置するCフレームの各内挿画像信号並びにそれぞれのフ
レーム間差信号の各信号波形の例を第2図および第3図
にそれぞれ示す。第2図および第3図にそれぞれ示した
らフレームおよびCフレームの内挿画像信号波形にそれ
ぞれ付加した一点鎖線は、理想的な位置内挿を行なった
場合における理想的内挿画像信号波形を実際の線形内挿
画像信号波形とそれぞれ対比して示したものであり、こ
れらの図から明らかなように、新たなフレームが前後の
入力信号フレームのいずれかに近いほど、すなわち、第
3図示のCフレームより第2図示のbフレームの方が、
理想的信号波形からのずれの少ない、すなわち、エツジ
邪の信号波形のなまりによる画質劣化の少ない線形内挿
画像信号波形が得られる。したがって、人力画像信号波
形のエツジ部情報およびフレーム間差信号によって表わ
される画像動き情報に基づいて、線形内挿画像信号波形
を理想的位置内挿画像信号波形に近づけるような信号波
形の補償を期待することができる。
本発明により上述のような線形内挿画像信号波形の補償
を行なう信号処理過程の例を、動き画像信号波形の極性
および仮に一次元の移動とした場合における移動方向を
種々の組合わせに変化させ 。
た場合について、第4図(al〜(gl乃至第7図(a
l〜(g)にそれぞれ示す。なお、各図において、(a
l、fc]に連続した2フレームの入力画像信号、(b
)にその中間に位置する新フレームの内挿画像信号、(
d)および(elに入力画像信号における立上りおよび
立下りのエツジ信号、(flに内挿画像信号の信号波形
補償のための付加エツジ信号、〔g)にフレーム間差信
号の各信号波形を示すが、立上りと立下りとのエツジ信
号は正負の逆極性となり、また、付加エツジ信号および
フレーム間差信号は正、負の両極性成分を有している。
さらに、画像の動きの方向は、一般に、第8図に示すよ
うに二次元であるが、信号処理の態様は水平方向および
垂直方向で同様であるので、水平、垂直それぞれ一次元
方向の信号処理を繰返し縦続接続して行なえばよい。し
たがって、以下には、水平方向移動についてのみ説明す
る。
さて、各図は、被写物体が水平方向にV pal /フ
レームの速度で移動している場合を表わしており、(a
l、(C1は第22図に示した第8.第4フレームの状
態を示し、(C)は両者の線形内挿の状態を、点線で示
す理想的位置内挿の状態と対比して示し、波形補償用付
加エツジ信号(flはエツジ信号(d)にエツジ信号f
elを反転させて加算したものであり、この付加エツジ
信号(flを線形内挿画像信号(blに加算すれば、立
上りおよび立下りのエツジ邪信号波形を改善することが
できる。なお、線形内挿画像信号の静止領域においては
、線形内挿のみによって完全な内挿画像信号が得られる
のであるから、上述したエツジ邪信号波形補償の信号処
理は動き領域の線形内挿画像信号に対してのみ施すよう
にする必要がある。
しかして、波形補償用付加エツジ信号(flの形成に当
っては、エツジ信号[dlと(elとのいずれを極性反
転して他方に加減算すべきかを判別する必要があり、そ
の判別は、エツジ信号(d)。
(e)とフレーム間差信号(glとの極性の相互関係に
基づいて行なうことができる。かかる判別の態様は、つ
ぎの(1)式によって表わされる。
なお、式中sgn(x)は信号(X)の極性すなわち正
、負の符号を表わすものとする。
[fl −A−(dl + B −(e)      
(1)ここに、 また、第2図および第3図につき前述したように線形内
挿画像信号のエツジ邪信号波形の劣化は、その劣化の程
度が内挿フレームの相対位置によって異なるので、波形
補償用付加エツジ信号の形成に当っては、エツジ信号f
dl、(e)に内挿フレームの相対位置に応じた重み付
けをする必要がある。
上述のように画像の動きに適応して線形内挿画像信号の
エツジ邪信号波形に補償を施すようにした本発明方式に
よる適応型フレーム数変換回路の1m成例を第9図に示
す。図示の81戊による適応型フレーム数変換装置にお
いては、Mライン/N7レーム万式の入力画像信号を線
形補間フィルタ7に導き、内挿フレームの前後のフレー
ムからの距離に逆比例した加重平均による線形内挿画像
信号を形成する。この線形内挿画像信号は、加算器17
および18に順次に導いて、後述する水平および垂直の
付加エツジ形成回路15および16からそれぞれ供給す
るエツジ波形補償用の水平および垂直の付加エツジ信号
を順次に加算し、エツジ波形に補償を施して画質の劣化
を軽減したNライン/Lフレーム方式の変換出力画像信
号として取出す。
しかして、線形内挿画像信号に加算するエツジ波形補償
用の水平および垂直の付加エツジ信号はつぎのようにし
て形成する。
すなわち、Mライン/17レーム方式の入力画像信号を
フレームメモリ7に供給し、その入出力両端子の連続し
た2フレームの入力画像信号を減算器10に導いてフレ
ーム間差信号を取出すとともに、それら連続した2フレ
ームの入力画像信号をそれぞれ水平および垂直のエツジ
検出回路12および14と水平および垂直のエツジ検出
回路11および18とに供給する。これらの各エツジ検
出回路11〜14は、それぞれ、水平方向もしくは垂直
方向において相隣る画業信号間の差分を求める一次微分
特性を備えて、その差分の大きさによりそれぞれ水平方
向もしくは垂直方向における信号波形のエツジ邪を検出
するようにしたものである。かかる水平エツジ検出回路
11および12からの連続した2フレームについてそれ
ぞれ検出した水平方向のエツジ信号を水平付加エツジ形
成回路15に供給するとともに、垂直エツジ検出回路1
3および14からの連続した2フレームについてそれぞ
れ検出した垂直方向のエツジ信号を垂直付加エツジ形成
回路16に供給する。なお、それら水平および垂直の付
加エツジ形成回路15および16には、減算器10から
の当該連続した2フレームの入力画像信号のフレーム間
差信号と、順次のフレームの入力画像信号を供給したフ
レーム順位判定回路8からの内挿位置指示信号、すなわ
ち、第22図に示したように、順次の内挿フレームa、
b、C1−がそれぞれ入力画像信号のいずれの連続した
zフレーム間のどのあたりに位置するかを指定する側割
信号とをそれぞれ並列に供給しである。
上述の各信号をそれぞれ供給した水平および垂直の付加
エツジ形成回路15および16は、それぞれ水平方向お
よび垂直方向について、同じ信号処理機能を呈するので
、以下には、専ら、水平付加エツジ形成回路15のみに
ついて説明する。
すなわち、第10図に示す水平付加エツジ形成回路15
の詳細構成例においては、水平エツジ検出回路11から
の前フレームの水平エツジ信号全入力端子aを介して符
号判別回路19に導き、水平エツジ検出回路12からの
現フレームの水平エツジ信号を入力端子すを介して符号
判別回路20に導き、ざらに、減算器lOからのフレー
ム間差信号を入力端子Cを介して符号判別回路21に導
く。これらの符号判別回路19〜21は、いずれも、そ
れぞれに導かれた信号の符号の正、負を判別するもので
あり、信号の符号が正ならばyes端子に1”を出力す
るとともにNo端子に“0”を出力し、また、信号の符
号が負ならば、Yes端子に0″を出力するとともにN
o端子に1”を出力する。
ついで、符号判別回路19と21との上述した判別出力
をアンド回路22.23およびオア回路24により組合
わせた結果、並びに、符号判別回路20と21との上述
した判別出力をアンド回路29.30およびオア回路3
1により組合わせた結果に応じて切換えスイッチ(SW
I)26並びに(SWI’+33をそれぞれ制御するこ
とにより、入力端子aからの前フレーム水平エツジ信号
と係数器25によるその反転信号と、並びに、入力端子
すからの現フレーム水平エツジ信号と係数器32による
その反転信号とをそれぞれ切換え、それらの切換え出力
を加算器86により加算することにより、前述した(1
)式のとおりの信号処理を行なう。なお、(1)式によ
る波形補償用付加エツジ信号の形成については、前述し
たように、内挿フレームの前後の入力フレームからの位
置によって波形補償の程度を変えなければならないので
あるから、切換えスイッチ(SW1126並びに(S 
W 1’ ] a 3の出力回路に係数器27および2
8並びに84および85をそれぞれ順次に介挿し、第9
図示の構成におけるフレーム順位回路8からの制御信号
を入力端子fdlを介してそれらの係数器27.84お
よび28.35に印加し、それぞれの係数2におよび2
α、2βをっぎのようにして可変制御する。
すなわち、第11図に示すように、第nおよび第(n+
11の連続した2入力フレームの中間に位置する内挿フ
レームについて、人力フレーム相互の間隔をl”に正規
化したときに、前後の入力フレームからの内挿フレーム
の距離をそれぞれαおよびβとするとともに、先行する
入力フレームからの距離の比率をkとすると、第nフレ
ームと第(n+1)フレームとの間の中点からの距離の
比率に′は α+β−1;  α>0+ β≧0 に対して 0≦に≦0.5  、   k’−0,5−にとなり、
さらに、 α≦β のとき k−α α〉β のとき k−β となる範囲で内挿フレームの位置に応じて各係数を制御
する。例えば、内挿フレームが先行する第n人力フレー
ムと一致してに−0であれば、内挿信号としては第nフ
レームの大刀信号をそのまま用い得るので、波形補償用
付加エツジ信号の出方は零となる。一方、内挿フレーム
が第n人力フレームと第(n+11人力フレームとの間
の中点に位置してk −0,5となるときには、α−0
,5,β−0,5となり、波形補償用付加エツジ信号の
振幅は最大となる。
上述のようにして形成した波形補償用付加エツジ信号λ
を加算器36から切換えスイッチ(SW2187を介し
て取出すが、この切換えスイッチ(SW2187は、内
挿画像信号に付加エツジ信号を加算して行なう信号波形
の補償を動き画像倫域のみに限定するためのものであり
、入力端子(C1からのフレーム間差信号を絶対値器8
8に導いて得たフレーム間差信号の絶対値の大きざに応
じて切換え動作を制御し、フレーム間差信号の絶対値が
所定の閾値を超える動き画像領域においてのみ、切換え
スイッチ(SW21a7の端子(1)に導いた付加エツ
ジ信号を取出し、フレーム間差信号が所定の閾値に達し
ない静止画像領域においては、切換えスイッチfsW2
137を接地した端子(2)側に切換えて、波形補償信
号を零とする。なお、上述のようにして介挿した係数器
28および85は、第11図につき前述したように、内
挿フレームの前後の大刀フレーム相互間の中点からの距
離の比率に応じて波形補償用付加エツジ信号に重み付け
をするためのものである〇つぎに、第1図示の基本構成
における適応型フレーム数変換口路全体の構成としては
、第9図に示したとおりであるが、その基本構成におけ
る付方ロエツジ形成回路15.16について、動き画像
の動きの方向および大きさを表わす動きベクトルの検出
回路を備えることにより、その回路構成を簡単化した場
合における付加エツジ形成回路の詳細構成の他の例を第
12図に示す。すなわち、図示の構成においては、入力
端子(a)からの前フレーム水平エツジ信号とその反転
信号とを切換える切換えスイッチ(SWa )42およ
び入力端子(blからの現フレーム水平エツジ信号とそ
の反転信号とを切換える切換えスイッチ(SW4147
との切換え動作を、上述した第10図示の構成例におい
ては(1)式に従った複雑な構成の演算回路によりal
御したのに対し、従来慣用の動きベクトル検出回路a9
により制御することとして構成を大幅に簡単化し、検出
した動きベクトルvxを符号判別回路40に導いてその
符号を判別し、動きベクトルvxが正のときには各切換
えスイッチ(SWa 、SW4142.47の端子(1
)にそれぞれ供給した信号を取出し、動きベクトルvx
が負のときには、端子(2)にそれぞれ供給した信号を
取出して、以後、第10図示の構成におけると全く同様
の信号処理を施す。
前述したように付加エツジ信号を形成して加算すること
により、線形擢間フィルタによる内挿画像信号の画像の
動きに対する信号波形の補償を行なうようにした第9図
示のm成に対し、線形補間フィルタ出力の内挿画像信号
を水平および垂直の高域補償フィルタに導いて同様の信
号波形補償を施すようにした場合における適応型フレー
ム数変換回路の他の構成例を第18図に示す。なお、か
かる構成によれば、画像の動きによりぼけが生じた線形
内挿画像信号自体からエツジ信号成分を取出して信号波
形の補償を行なうのであるから、第9図につき前述した
構成に比し、信号対ノイズ比が劣り、また、正確な信号
波形補償も困難ではあるが、付加エツジ形成回路に替わ
る信号波形補償用の水平・垂直高域補償フィルタのF波
特性を画像の動きに応じて制御する制御回路の構成が、
後述するように、大幅に簡単化される。すなわち、第1
3図示の構成においては、第9図示の構成における加算
器17および18をそれぞれ水平および垂直の高域補償
フィルタ54および55に替え、また、水平および垂直
の付加エツジ形成回路15および16をそれぞれフィル
タ制御回路62および63に替えた他は、第9図示の構
成と全く同様に構成する。しかして、フィルタ制#回路
62並ひに63においては、それぞれ、前フレームおよ
び現フレームの人力画像信号における水平方向並びに垂
直方向のエツジ信号成分の大きさを検出し、それぞれの
エツジ情報に基づいて水平並びに垂直の高域補償フィル
タ54並びに55における高域通過特性のピーク値を制
御することにより、線形補間内挿画像信号におけるエツ
ジ信号波形を画像の動き量に応じて補償する。
かかるフィルタ特性の制御を行なう水平および垂直のフ
ィルタ制御回路62および68に共通の詳細411成の
例を第14図に示す。図示の構成によるフィルタ制御回
路においては、入力端子(alおよび(blからの前フ
レームおよび現フレームのエツジ信号成分をそれぞれ絶
対値器64および65に導き、それう連続2フレーム画
像信号のエツジ信号成分の絶対値を非加算混合(NAM
)回路66に導いて、絶対値の大きい方のエツジ信号成
分を取出し、係数器67および切換えスイッチ(SWf
1368を順次に介し、フィルタ制御信号λとして各高
域補償フィルタにそれぞれ印加する。
なお、これらの係数器67および切換えスイッチ(SW
f5168の作用は、第10図示の構成による付加エツ
ジ形成回路における係数器27.84および切換えスイ
ッチ(SW2]87と全く同様であり、それぞれ、入力
端子(diからの7レーム舶位信号により制御して内挿
フレームの位置に応じた重み付は係数2kを変化させ、
また、入力差信号が得られる動き画像領域に対してのみ
フィルタ制御信号を出力し、静止間像領域に対しては接
地した端子(2)に切換えてフィルタ制御出力を零とす
る。
上述のようにして通過帯域特性を可変制御する水平およ
び垂直の高域補償フィルタ54および55に茶道の通過
帯域特性の例を第15図に示し、その通過帯域特性の周
波数F、に生ずるピーク値A、とフィルタ制御出力信号
λとの関係の例を第16図に示しておく。
つぎに、波形補償用付加エツジ形成回路において内挿フ
レームの位置に適応させて波形補償出力信号に重み付け
をする回路部分に読出し専用メモIJ(ROMIを用い
て重み付は制御を簡易に行なえるようにした場合におけ
る付加エツジ形成回路の構成例を第17図に示す。図示
の構成は、第10図示の構成における加算器86の入力
側に介挿した重み付は用可変係数器群を、ROMを含む
構成の回路部分に替えてJO算器36に相当する加算器
87と出力切換えスイッチ(SW2187に相当する出
力切換えスイッチ(SW9184との間に介挿した他は
、第10図示の構成例と全く同様に構成したものである
。したがって、第17図示の構成の第10図示の構成例
と相違する重み付は回路部分のみについて以下に説明す
る。
しかして、第4図fa)〜(g)に順次に示した線形内
挿画像信号に動き補償を施す信号処理過程の例における
第4図(blに点線で示した理想的信号波形と実線で示
した線形内挿信号波形との差分は第19図(a)の波形
(blに示すようになり、この差分どおりの波形補償を
行なえば、画像の動きに対して線形内挿信号に完全な波
形補償を施すことができるはずである。しかしながら、
第10図示の構成によって得られる付加エツジ信号は第
4図(flに示したような近似的な波形補償信号であり
、そのための補償誤差が生じて完全な波形補償が行なえ
ない。したがって、第19図(、blの波形(flに実
線で示すかかる近似的補償信号波形に対して、点線で示
す同図(alの差分に対応した完全な補償信号波形を形
成する必要がある。しかして、この完全な補償信号波形
は、実線で示す近似的付加エツジ信号波形の振幅(S)
および時間幅(T)並びに入力フレーム間における内挿
フレームの位置により、第19図に対比して示すように
、信号波形自体および信号振幅が相違して来る。
第20図示の構成による付加エツジ形成回路においては
、1算器87からの近似的付加エツジ信号に対し、各種
の補償信号波形を予め記憶させたROM群とその群から
選択した補償信号波形の振幅を可変制御する係数器(ν
)81とにより、信号波形と信号振幅とを修正して、完
全補償が可能な付加エツジ信号を得るようにしている。
すなわち、第17図示の構成において加算器87までに
よって形成した第4図(flに示したような近似的波形
補償用の付加エツジ信号に対して、第18印(blや第
19図に示したように関連した各種の完全補償信号波形
を多数のROM(1〜n)88〜90に予め格納してお
き、加算器87からの付加エツジ信号自体をアドレスに
して最適の完全補償信号波形を各ROMから読出して切
換えスイッチ(SWIO192の各入力端子に供給する
とともに、加算器87からのその付加エツジ信号と入力
端子(diを介して導いたフレーム順位信号とを供給し
たROM選択回路91により、それぞれ、付加エツジ信
号の時間幅(TIと内挿フレームの位置とに基づいて形
成した選択出力信号により切換えスイッチ(SW101
92を制御して最適のROMから読出した最適の補償信
号波形を係数器(ν)81に導く。その係数器(ν)8
1においては、加算器87からの近似的な付加エツジ信
号を絶対値器86に導いて得た付加エツジ信号の振幅の
絶対値により係数νを可変制御し、近似的付加エツジ信
号の振幅に対応した振幅の完全補償信号波形を取出し得
るようにしである。しかして、多数の完全補償信号波形
を格納しておく ROMの種類乃至個数は理論的には無
限側必要となるが、実際には、信号波形補償の対象とす
る画像信号自体が動き画像であって、視覚感度が低下し
た状態で観視されるものであるから、理想・的な補償信
号波形とはいえ、それ程の厳密さは要さず、実用上適切
な個数のROMを備えれば足りる。
(効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、テレ
ビジョン方式変換に当って問題となるフレーム数変換の
際に画像の動きによって変換後の線形補間内挿画像信号
のエツジ邪に生ずるぼけやジャキーネスによる画質劣化
を大幅に低減して良質の方式変換画像信号を得ることが
できる。
特に、線形補間内挿画像信号のエツジ情報を入力画像信
号から得て動き補償用の付りロエツジ信号とした場合に
は、信号対ノイズ比の低下の少ない正確な信号波形補償
が可能であり、また、入力画像信号のフレーム間差から
動きベクトルを検出して制御した場合には、動き補償用
付加エツジ信号形成の回路構成を大幅に簡単化すること
ができ、さらに、線形補間内挿画像信号自体からエツジ
情報を得て波形補償信号を形成する場合には、信号対ノ
イズ比や画質は多少劣るが、回路構成を一層簡単化する
ことができる。一方、かかる波形補償信号に関連した多
数の完全な波形補償信号波形をROMに格納して波形補
償信号自体の波形修正を行なう場合には、波形補償の精
度が著しく同上して良質の変換出力画像信号が得られる
上述のように、本発明方式によるフレーム数変換におい
ては、画像の動きによる変換出力画像の―質実化を大幅
に軽減し得る作用効果が得られるので、525ライン/
60フイ一ルド方式と625ライン150フイ一ルド方
式との標準テレビジョン方式相互間、あるいは、112
5ライン/60フイールドの高品位テレビジョン方式と
標準テレビジョン方式との相互間における各種の方式変
換に適用して顕著な効果を挙げることができる0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方式によるテレビジョン方式変換装置の
基本的構成を示すブロックm図、第2図および第3図は
入力信号波形と線形補間内挿信号波形との関係の例を異
なる内挿フレームについてそれぞれ示す信号波形■、 第4図(al〜(g)乃至第7図[al〜(g+はフレ
ーム数変換の信号処理過程の例をそれぞれ異なる動き画
像信号の極性および移動方向の組合わせについてそれぞ
れ順次に示す信号波形図、第8図は動きベクトルの例を
示す線図、第9図は第1図示の基本構成における適応型
フレーム数変換回路の構成例を示すブロック線図、第1
θ図は同じくその適応型フレーム数変換回路における信
器エツジ形成回路の構成例を示すブロック線図、 第11図は連続2人力フレームと内挿フレームとの位置
関係の例を示す線図、 第12図は適応型フレーム数変換回路における付加エツ
ジ形成回路の他の構成例を示すブロック線図、 第13図は同じくその適応型フレーム敗変換回路の他の
構成例を示すブロック線■、 第14同は同じくその適応型フレーム数変換回路におけ
るフィルタ制御回路の構成例を示すブロック線図、 第15図は同じくその適応型フレーム数変換回路におけ
る高域補償フィルタの通過帯域特性の例を示す特性曲線
図、 第16図は同じくその高域補償フィルタの相対ピーク値
とフィルタ制御信号振幅との関係の例を示す特性曲線図
・ 第17図は同じくその適応型フレーム数変換回路におけ
る付加エツジ形成回路の他の構成例を示すブロック線図
、 ・第18図fal、(blは同じくその付加エツジ形成
回路における付加エツジ信号波形膨大過程の例を順次に
示す信号波形図1 第19図は同じくその付加エツジ信号形成過程の他の例
を示す信号波形図、 第20図は従来方式のテレビジョン方式変換装置の概略
構成を示すブロック線図、 第21図は被写体の移動と撮像出力信号波形との関係の
例を示す信号波形図、 第22図はフレーム数変換過程の例を示す線図、第23
図は連続2人力フレーム信号と線形補間内挿信号との関
係の例を示す信号波形■である。 1・・・補間フィルタ   2・・・間σ]き回路3・
・・順次走査変換回路 慟・・・適応型フレーム数変換回路 5・・・走査線数変換回路 6・・・2二1インタレ一ス変換回路 7.52・・・線形補間フィルタ 8.53・・・フレーム順位回路 9.56・・・フレームメモリ 10、57・・・減算器 1.1.12.58.59・・・水平エツジ検出回路1
3、14,60.61・・・垂直エツジ検出回路15、
16・・・付加エツジ形成回路 17、18.36.45.87・・・加算器19、20
. l。40.70.71. ’72・・・符号判別回
路22、23.29.80.7L 74.75.76・
・・アンド回路24、81.7’1. ’Is・・・オ
ア回路25.27,28.32.34,35,41.4
8.44.46.48゜49、67、7J1.80.8
1・・・係数器26.88. 37,42,4?、50
.68.82,83.84.92・・・切換えスイッチ 38、51.64.65.69.85.86・・・絶対
値器39・・・動ベクトル検出回路 54・・・水平高域補償フィルタ 55・・・垂直高域補償フィルタ 62、68・・・フィルタ制佃回路 66 ゛−HAM回路    88.89.90・・・
ROli[91・・・ROM選択回路 第1図 第2図 第4図 第5図 第6図 第7図 第1■図 第12図 do−□」 (A) ス 工 、3g  会ミ 。S  ”d3 第18図 第21図 第22図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、テレビジョン方式の変換に際して、走査線数の変換
    に先立ち、連続した2フレームの順次走査に変換した原
    画像信号から線形補間により形成した新たなフレームの
    内挿画像信号に、当該連続した2フレームの原画像信号
    から形成した信号波形エッジ部成分を付加することによ
    り、前記内挿画像信号が表わす画像の動きによる画質劣
    化を補償するようにしたことを特徴とするテレビジョン
    方式変換方式。
JP59254956A 1984-12-04 1984-12-04 テレビジヨン方式変換方式 Granted JPS61133788A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007288417A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Oki Electric Ind Co Ltd 映像処理装置および映像処理方法

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JPS4848023A (ja) * 1971-10-20 1973-07-07
JPS5896460A (ja) * 1981-12-03 1983-06-08 Sony Corp テレビ受像機
JPS6019366A (ja) * 1983-07-13 1985-01-31 Toshiba Corp 水平輪郭回路

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