JPS61133109A - ベルトフイルター用ベルトと箱の密着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、真空ベルトフィルターの１つ又は複数の隔室
を備えたコンベアベルトと収集箱との間に位置する密着
装置に関する。

〔従来の技術〕

真空ベルトフィルターは、２つのドラムによって支持さ
れかつドラムの少なくとも一方によって駆動される少な
くとも１つの無端のコンベアベルトを備えている。この
コンベアヘルドにはその中央部分に孔を有する横断溝が
設けられている。

コンベアベルトの上部において、溝は布又は他の濾過媒
体で覆われ、この媒体を通じて濾過液が吸込作用によっ
て吸引され、媒体上にはフィルターケーキが形成される
。溝はその中央に設けられた孔を介して収集真空箱と永
続的に連通している。

固定された収集箱の上方にあるコンベアベルトに真空が
作用し、これにより密着性を確保するが接触表面間に摩
擦を生じる。

この摩擦を減少させベルトの疲労と駆動力を減少させる
ことを目的として、摩擦係数の小さい材料を用いたり、
接触面を潤滑したり、真ψ箱の開口をできるだけ小さく
することが試みられてきた。

公知のフィルターのいくつかにおいて、コンベアベルト
には疲労バンドあるいはスリップバンド（以下ｇｓベル
トと称する）と呼ばれるバンド部分が取りつけられ、こ
れがコンヘアベルトの一部を形成したりコンベアベルト
に接着されたりしていた。摩擦ベルトが接着手段により
固定される場合には、摩擦ベルトを溝の孔の両側に１つ
ずつ固定するか、あるいはコンベアベルトと同様に孔を
あけたものを１つ固定していた。

他の公知のフィルターは２つの平行な摩擦ベルトを利用
し、これらはコンベアベルトと一体ではなく真空箱の開
口の両側に固定された疲労片又はスリップ片によって駆
動され案内されるようになっている。

さらに他の型式のフィルターでは、真空箱に取り付けら
れた中実の疲労片又はスリップ片が、ＰＴＦＥ又は高密
度ポリエチレン又は他の耐疲労性材料で作られている。

これらの中実疲労片又はスリップ片は箱の開口の両側に
固定されている。

上述した全てのシステムにおける１つの欠点は、構造上
の問題としてコンベアベルトの孔と真空箱の開口とを完
全に一致させることが難しく、このため時々孔が箱のス
リ７て片によって部分的に閉鎖されてしまうことにある
。同様の欠点は、コンベアベルトが横方向に移動するこ
とによっても生じる。

コンベアベルトの孔を箱の開口と一致させる１つの方法
は、箱に十分な大きさの開口を設けてヘルドの構造上の
許容差や制御が難しい横方向の大小の移動量に対処させ
ることである。

しかしながら、箱の開口の増大は真空による圧力の増大
をもたらし摩擦力を増大させることになる。

もう１つの欠点として、摩擦ベルトがコンベアベルトと
一体又は接着固定されている場合には、それらが疲労し
た時に取替えが困難なことである。

コンベアベルトと一体でなくコンヘアベルトによって駆
動される２つの摩擦ベルトを用いて構成される密着装置
にも欠点がある。これらは疲労した時に容易に取替える
ことができるが、一方で真空に吸込まれないように箱の
疲労片又はスリップ片で案内されなければならない。箱
の疲労片又はスリップ片は、真空で吸込まれるベルトの
背中を保持するためのストッパを備えた断面形状を有し
ている。このストッパは、コンベアベルトを擦らないよ
うに摩擦ベルトよりも薄く作られる。それでも箱の疲労
片又はスリップ片が極端に疲労すると、ストッパはコン
ベアベルトと接触しベルトを破損させるようになる。

コンベアベルトと一体又は一体でないとしても、２つの
摩擦ベルトを用いた密着装置の他の欠点は、真空箱の両
端において完全な密着性が得られないことである。

現在用いられているベルトフィルターが遭遇する困難性
は前述の通りであり、特にベルトが幅４ｍ長さ３０ｍに
も達するようなベルトフィルターのサイズを考慮すれば
明白と思われる。現在のところ、かかるサイズのコンヘ
アベルトを完全に真直に確保するための実際的方法はな
く、またベルトの排出孔を製造時から数ケガ後の連続使
用時まで完全に同一線上に保持する方法もない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本１発明の目的は、前述した欠点の全てを除去するよう
にしたコンベアベルトと収集箱との間の密着装置を提供
することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

かかる目的のため、本発明はベルトフィルターにおける
コンベアベルトと固定真空箱との間の密着装置であって
、単一の無端摩擦ベルトを備え、この摩擦ヘルドは前記
コンベアベルトと一体でな（前記コンベアベルトにより
駆動されかつ前記真空箱上を案内されるようになってお
り、前記摩擦ベルトには真空箱の上部開口と対応する連
通孔を有する凹所が設けられ、前記凹所はコンベアベル
トの概ね中央に設けられた排出孔よりも広（なっている
ことをＷ徴とする密着装置を提供する。

本発明は添付図面を参照した以下の記載によってさらに
容易に理解されよう。第１図は本発明の装置の断面図、
第２図はその上面図、第３図はコンベアベルトが真空箱
に対しオフセットしている状態の断面図、第４図はその
上面図、第５図は装置全体の側面図、第６図は長手方向
の部分断面図、第７図は摩擦ベルトの一体片の斜視図、
第８図は摩擦ベルトの凹所内にリブが設けられている時
の真空による作用及び反作用を表す断面図、第９図はリ
ブがない場合の真空による作用及び反作用を表す断面図
、第１０図は本発明の変形例を表す詳細断面図である。

〔実施例〕

本発明の装置全体の側面を表す第５図において、ベルト
フィルターは水平軸を有する２つのドラム３２．３３上
に巻回された無端のコンベアベルト４を備え、一方のド
ラム３２はモーター（図示せず）により矢印３４の方向
に駆動されている。これによりコンベアベルトはそれに
沿って濾過作用が行われる上方部分４ｓと、その経路の
途中にテンション装置（図示せず）等が追加挿入される
下方部分４■とを有する。

第１図、第３図、第８図及び第９図に示すように、コン
ベアベルトの断面はＵ字形をしており、その水平底部に
は横断溝３５と谷溝に対し垂直でかつ中央付近の排出孔
１６とが設けられている。

ベルトの上方部分４Ｓ上には布３６又は他の同様な濾過
媒体が巻回され、この布が横断溝を覆っており、分配器
３７がコンベアベルト上に濾過される薬剤やスラリーを
散布する。

ベルト上方部分の水平通路の部分上で、コンベアベルト
は収集真空箱６の上面に沿ってスライドする。この収集
箱には摺動板５に作られた長手方向の開口９が備えられ
、コンベアベルトは後述するように密着装置を介して摺
動板に沿ってスライドする。

コンベアヘルドと真空箱との間に設けられる密着装置は
単一の摩擦ベルトを使用しており、この摩擦ヘルドはコ
ンヘアベルトと一体でなくコンヘアヘルドによって駆動
され、密着装置はコンベアベルトの溝の排出孔と真空箱
の長手方向開口との間の通路を塞ぐことなくコンベアベ
ルトを箱に対して横方向に移動させるように構成されて
いる。

この密着装置はさらに真空箱の開口の幅を小さくし、こ
れにより真空によって生じる摩擦力を減少させることに
なる。

第７図の断面に示すように、無端摩擦ベルト１は接合さ
れた２つ以上の材料から成り、一方の材料２はコンベア
ベルト４に接触する面を構成し、他方の材料３は箱６の
摺動板５の上をスライドする面ｔ−構成している。コン
ベアベルトに接触する材料は良好なグリップ特性を有す
るように選ばれ、箱に接触する材料は良好なスリップ係
数と良好な耐疲労性とを有するように選ばれる。両方の
材料とも摩擦ベルトに巻回できるように十分な可視性を
有するものとする。

第１図乃至第５図に示すように、箱６の入口に位置する
溝付きのプーリー７は、摩擦ヘルド１と箱６の摺動板５
とが接触する時に両者を一致させるように動く。摩擦ベ
ルト内の孔８はこれにより正確に箱の開口９の上に重ね
合わされる。箱６は完全に真直であって、摩擦ベルト１
をその移動方向に駆動するコンベアヘルド４の移動方向
に沿って正確に配置され孔８と開口９との重ね合わせが
移動の間中維持されるようになっている。

摩擦ベルト１は箱６の端部でコンベアベルト４から離れ
る時にはもう１つのプーリー１０に接触するようになる
。プーリー１０は入口側の溝付きプーリー７と同様に許
容される曲率半径に限界がある。

入口側の溝付きプーリー７と出口側のプーリー１０は箱
６上に固定され摩擦ヘルドと共に回転するが、同様な断
面形状を有しかつその上を摩擦ベルトがスリップするこ
とができる固定の案内ブロックで置き換えることもでき
る。

オプションとして、摩擦ベルト１の戻り部分１１はカバ
ーするための距離が長い場合は滑車１２で支持すること
ができる。テンションローラー１３を用いて緊張させる
こともできる。

本発明の装置の他の特、＠は、摩擦ベルトの戻り部分を
水又は再生液を満たした槽１４の中を通過させることに
より摩擦ヘルドを清浄化できることにある。

第６図、第７図に示すように、コンベアベルト４に接触
する摩擦ベルト１の材料２ば、中央部分に孔があけられ
ている凹所１５と材料を横切る連通孔８とを包含できる
ように十分な厚さを有している。

凹所１５ばコンベアベルトと真空箱６との間に中空スペ
ースを形成し、この中空スペースはコンベアベルト４に
設けられた孔１６よりも幅が広くなっている。第３図に
示すように、コンベアベルトの孔１６が正確に中心にあ
けられていないか又はコンベアベルト４が横方向に動い
た場合でも、孔１６は箱６上を永続的に真向されている
摩擦ベルト１の連通孔８と凹所１５とを介して箱６の開
口９と連通したままである。

かくして箱６の開口９は、従来の装置で生じたようなコ
ンベアベルトの孔１６が塞がれるという危険を生じるこ
となく比較的狭いものにすることができる。従来の装置
では、コンヘアベルトの横移動やコンベアベルトに対す
る孔１６の中心位置の不正確さを許容するために、箱の
開口９の幅をかなり大きくしなければならなかったので
ある。

第１図、第３図、第６図に示すように、摩擦ヘルド１内
の孔８とコンベアベルト内の孔１６とはかなり異なる直
径を有している。後述するように、両者の穿孔ピッチは
異なり、直径は摩擦ヘルドがコンベアベルトから抽出さ
れる流体の流量を低下させないように選ばれる。箱６の
開口９の幅はできるだけ小さく作られ、摩擦ベルトの孔
８の直径を超えないようにする。

第１０図に示す変形例では、摩擦ベルト１には凹所１５
の幅全体に分配された各凹所ごとの複数の連通孔８ａ、
８ｂ、８ｃが設けられている。この特殊な配置は、摩擦
ベルトが横方向に動いても真空箱の開口９と安定した連
通が保たれることを保証している。またこの配置では、
真空によって生じる力の作用や摺動板５上の摩擦ヘルド
１に作用する力が増大することはない。

かかる横方向の移動は、実際フィルターが非常に゛大き
いサイズであったりコンベアベルトが非常に長いような
場合に起こる。この時コンベアベルトに従う方向は固定
された箱に対してわずかに変化し、コンベアベルトに付
着している摩擦ベルトはその経路中で箱の上に正確に重
ならないという危険が生じる。

特に第７図に示すように、本発明の装置の他の′＃徴は
、摩擦ベルトＬ内の凹所１５が少なくとも部分的な横断
リブ１７．１８によって分離され、これらのリブが第１
図、第３図、第５図に示されるオリフィス１９を通じて
その内部に真空が作用しているコンベアベルト４と箱６
の摺動板５との間の中間支持体として働くことにある。

これらのリブ１７，１８がなければ可撓性の摩Ｂベルト
１は剛性が不足しているので、コンベアベルトは摩擦ベ
ルｈｔＯ中実部分を介して凹所１５の両側で摺動板５に
当接するだけになり、この結果第８図に示されるような
凹所１５の幅全体に作用する真空で作られる荷重を支え
ることになる。

これらのリブ１７，１８があればコンベアベルト４は箱
６の摺動板５の面の全幅にわたって直接に圧着されるこ
とになり、第９図に示されるような箱６０開口９の幅の
上だけに作用する真空で作られる荷重を支えることにな
る。

横断リブ１７，１８の他の利点は、コンベアヘルド４の
中心は真空箱６の開口９で吸込まれることと孔１６があ
るために弱められる部分であるのを、摩擦ベルトｌが補
強することにある。

第２図、第４図及び特に第７図において、リブば必ずし
も摩擦ベルトエの孔８によって中断されていない。孔８
の間には、幅に切れ目のない少なくとも１つのリブ１８
が存在する。リブ１８は、摩擦ベルト１がコンベアベル
ト４を離れる時に凹所１５によって作られる通路を閉鎖
することにより、箱の端部で空気が吸込まれるのを阻止
する。

第６図から理解されるように、リブ１８のピッチはｇ擦
ベルト１の孔８の穿孔ピッチに等しいが、コンヘアベル
ト４の孔１６のピッチとは異なっており、箱の中実端部
２０とコンベアベルトとの間の密着性が、コンベアベル
ト４の中実部分２１と接触する少なくとも１つのリブ１
８によって常に達成されるようになっている。

同様に、摺動板５の端部は箱６の開口９を制限するよう
に十分長い中実領域２０を備えており、いかなる状態で
も少なくとも１つのリブ１８が、その底部において摺動
板の中実領域２０と接触するのと同じくその頂部におい
て連続する排出孔１６の中の２つの間でコンベアベルト
の中実部分２１と接触するようになっている。

要約すればある与えられたコンヘアベルトに対し、摩擦
ベルト内の孔のピッチと摺動板内の中実領域の長さとは
、コンベアベルトに対する摩擦ベルトの位置がどうであ
っても、真空箱の端部で常に密着性が達成されるように
選ばれることである。

第６図に示すように、同様なことは真空箱の２つの隔室
２２と２３との間に異なる真空を作りたい時に通用でき
る。この場合は、摺動板５に仕切板２４を取付け、摩擦
ベルトｌに接触する仕切板の長さを前述した理由の如く
十分長く作ることになる。

かかる仕切板の他の特徴として、それらを摺動板５内で
動かすことにより必要に応じて開口９の長さを修正でき
る点があげられる。このため摺動板５の開口９は底部に
設けられたオリフィス２５を介して箱６内へと侵入する
溝によって構成される。溝と同一の断面形状をした仕切
板２４には、溝よりも高さが低く孔２５を閉鎖する細長
いベース２４ａが設けられている。

かくして仕切板２４は、各隔室と連通ずる開口区画の各
長さを修正できることになる。

従って、仕切板２４を動かして開口９を修正した時は、
開口を通じて収集される濾過液は常にそれぞれ隔室２２
．２３へと指向されることになり、隔室２２と２３とを
分離する固定仕切板２６の位置を変える必要はない。

有利な方法として、摺動板は一体片で作られるその中央
に長手方向の孔が設けられる。これにより真空箱の頂部
に容易に組付は及び調整ができる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明した如く、本発明によるコンヘアベルト
と真空箱との間の密着装置によれば次のような利点が得
られる。

１）コンベアベルトの溝内の排出孔を妨害することなく
、コンベアベルトを真空箱に対し横方向に移動させるこ
とができる。

２）真空箱の開口の幅を減少させ、真空によって生じる
摩擦力を減少させることができる。

３）ｇ棒刀の減少によりコンベアベルトを駆動するのに
要する出力が減少し、接触部品の疲労が減少する。

４）コンベアベルトと一体でない単一の摩擦ベルトを使
用することにより、２つの分離した摩擦ベルトを有する
装置に画有の欠点を除去できる。

５）本発明による単一摩擦ベルトの使用により、コンベ
アベルトの中央部分が真空に吸われたり溝の排出孔によ
って弱められるのを補強することができる。

６）本発明の装置によれば、真空箱の２つの分離隔室間
の密着性を高め、内部に異なる真空を作り出すことがで
きる。

７）本発明の装置、特に真空箱の摺動板により、隔室を
分離する仕切板の位置を変えることなく、各隔室に連通
ずる開口区画の長さを変えることができる。

８）本発明の装置は、従来の装置を大きく改造したり長
い間運転停止させることな〈従来の装置に容易に適用す
ることができる。

９）摩擦ベルトが疲労し交換を必要とする時でも装置の
休止時間が非常に少なくて済む。例えば最初に述べたサ
イズの装置でも約１時間程度である。

１０）本発明の装置を利用すれば、現在用いられている
ものより大きなサイズ、例えば長さ５０ｍ以上のベルト
フィルターを設計することも可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第５図の線Ｉ−Ｉに沿う本発明による装置の断
面図、第２図は第１図の装置の上面図で重なった部分は
破断して示している上面図、第３図はコンベアベルトが
真空箱に対してオフセットしている状態の第１図と類似
の断面図、第４図は第３図の装置の上面図、第５図は装
置全体の側面図、第６図は装置の長手方向に沿う部分断
面図、第７図は摩擦ベルトの一体片の斜視図、第８図は
第５図の線１−Ｉに沿う断面を簡略化したもので摩擦ベ
ルトの凹所内にリブが設けられている時の真空による作
用及び反作用を表す断面図、第９図はリブがない場合の
真空による作用及び反作用を表す第８図と類似の断面図
、第１０図は本発明の変形例を表す詳細断面図である。 図面における主要な符号の説明 １：摩擦ベルト、　　４：コンベアベルト、５：摺動板
、　６：真空箱、　７：プーリー、８：孔、　９：開口
、　１０：プーリー、１５：凹所、　　１６：孔、　　
１７．１８：リブ、２０．２１：中実部分、　　２２．
２３：隔室、２４．２６：仕切板。

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. （１）ベルトフィルターにおけるコンベアベルトと固定
   真空箱との間の密着装置であって、単一の無端摩擦ベル
   トを備え、この摩擦ベルトは前記コンベアベルトと一体
   でなく前記コンベアベルトにより駆動されかつ前記真空
   箱上を案内されるようになっており、前記摩擦ベルトに
   は真空箱の上部開口と対応する連通孔を有する凹所が設
   けられ、前記凹所はコンベアベルトの概ね中央に設けら
   れた排出孔よりも広くなっていることを特徴とするベル
   トフィルター用ベルトと箱の密着装置。
2. （２）前記摩擦ベルトは少なくとも２つの異なる材料で
   作られ、一方はコンベアベルトの摩擦係数よりも高い摩
   擦係数を有し、他方は真空箱よりも低い摩擦係数と低い
   疲労率を有している特許請求の範囲第１項記載の装置。
3. （３）前記単一の摩擦ベルトは真空箱の上に固定された
   プーリーによって案内され、前記プーリーは前記ベルト
   を真空箱の軸線に沿って移動させるようになっている特
   許請求の範囲第１項記載の装置。
4. （４）前記摩擦ベルト内の凹所にはコンベアベルトを前
   記凹所の高さに支持するための支持体を形成する少なく
   とも部分的なリブが設けられている特許請求の範囲第１
   項記載の装置。
5. （５）前記凹所は切れ目のないリブによって摩擦ベルト
   の全幅にわたって分離されている特許請求の範囲第１項
   記載の装置。
6. （６）前記真空箱には一体形の摺動板が取り付けられ、
   摺動板の中心には細長い開口が設けられている特許請求
   の範囲第１項記載の装置。
7. （７）前記摺動板の開口は細長い溝の中にあり、溝の底
   部には真空箱と連通するオリフィスが設けられている特
   許請求の範囲第６項記載の装置
8. （８）移動可能な仕切板が設けられ、この仕切板は前記
   溝の中に収容されて前記開口を調節可能な長さの区画に
   分割している特許請求の範囲第７項記載の装置。
9. （９）前記真空箱は固定した仕切板によって隔室に分割
   され、前記移動可能な仕切板は細長いベースを有し、こ
   のベースが各隔室と連通する開口区画のそれぞれの長さ
   の調節を可能にしている特許請求の範囲第８項記載の装
   置。
10. （１０）摩擦ベルトの連通孔のピッチはコンベアベルト
    の排出孔のピッチとは異なり、摺動板はその端部に所定
    の長さの中実領域を有し、連続した排出孔の中の２つの
    排出孔の間で常に摩擦ベルトの完全なリブが前記中実領
    域及びコンベアベルトの両方に接触するように作られて
    いる特許請求の範囲第６項記載の装置。
11. （１１）移動可能な仕切板の各々の長さは、連続した排
    出口の中の２つの排出孔の間で常に摩擦ベルトの完全な
    リブが前記移動可能仕切板及びコンベアベルトの両方に
    接触するように設定されている特許請求の範囲第１０項
    記載の装置。
12. （１２）各凹所には凹所の幅全体にわたって分配された
    複数の連通孔が設けられている特許請求の範囲第１項記
    載の装置。