JPS61132615A - ポリアミドの製糸方法 - Google Patents
ポリアミドの製糸方法Info
- Publication number
- JPS61132615A JPS61132615A JP25413584A JP25413584A JPS61132615A JP S61132615 A JPS61132615 A JP S61132615A JP 25413584 A JP25413584 A JP 25413584A JP 25413584 A JP25413584 A JP 25413584A JP S61132615 A JPS61132615 A JP S61132615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- spinning
- speed
- polyamide
- drawn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポリアミドの)製糸方法に関し、詳しぐは、
ポリアミドの直接紡糸延伸によって普通の織編物に用い
られる延伸糸を得る方法に関する。
ポリアミドの直接紡糸延伸によって普通の織編物に用い
られる延伸糸を得る方法に関する。
従来提案されているポリアミドの直接紡糸延伸方法は、
紡糸速度600〜1200 m/分で延伸ゾーンに導い
て飄延伸倍率5.0〜2.7で延伸するのが一般的であ
る。この方法で得られた糸条は、通常の延伸糸と同様、
十分普通の織編物に用いることができるものである。
紡糸速度600〜1200 m/分で延伸ゾーンに導い
て飄延伸倍率5.0〜2.7で延伸するのが一般的であ
る。この方法で得られた糸条は、通常の延伸糸と同様、
十分普通の織編物に用いることができるものである。
ところが、近年、設備生産性を一層高めるために、紡糸
速度を高速化してそのま\糸条を得る方法が一般的に用
いられるようKなって来た。この高速紡糸法(一般には
紡糸速度3000m/分以上)で得られた糸条は、通常
の延伸糸や上述の直接紡糸延伸方法によって得られた糸
条に比較すると、糸の軸方向の配向度が低いため、部分
配向糸(Partially orientea Ya
rns略してPOY )と称せられる。このPOYは、
軸方向の配向度が十分でないために1辿常の延伸糸や従
来の自、延伸糸に比べ、低強度、高伸度である。そのた
め、POYは専ら、延伸倍率1,10〜1.40の延伸
を与えなから捲縮付与等の加工を行う別延血加工(多く
は延伸仮撚加工)用の原糸として用いられている。また
、最近では、POYを織物の経糸として用いる方法とし
て、延伸しながら整経する方式(POY −Drawい
り 以上に対して、高速紡糸によって得られた糸条がそのま
一普通の@編物に用い得るものにならないかと言う要求
は当然生ずる。しかし、POYは前述のように低強度、
高伸度と言う欠点があり、普−の#I!1編物用には不
適当である。そこで、高速紡糸によって得られたPOY
を巻取ることなく延伸ゾーンに導いて、微延伸を行う方
法は容易に考えられる。しかし、単に紡速を高速化し、
適当にその延伸倍率を設定したのでは次のような問題が
生ずる0 第1の問題は、適正な紡速並びに紡出糸条の配向度(平
衡複屈折率Δn)を選ばないと、微延伸して得られた糸
条に繊度の太さ斑や染色斑が生じてしまう。第2の問題
は、高速紡糸で得られた糸条の配向度(dn)に対して
適正な延伸倍率を設定しないと、直延伸中にラップや断
糸が生じたシ、得られた糸条の残存伸度が高過ぎたシす
る。
速度を高速化してそのま\糸条を得る方法が一般的に用
いられるようKなって来た。この高速紡糸法(一般には
紡糸速度3000m/分以上)で得られた糸条は、通常
の延伸糸や上述の直接紡糸延伸方法によって得られた糸
条に比較すると、糸の軸方向の配向度が低いため、部分
配向糸(Partially orientea Ya
rns略してPOY )と称せられる。このPOYは、
軸方向の配向度が十分でないために1辿常の延伸糸や従
来の自、延伸糸に比べ、低強度、高伸度である。そのた
め、POYは専ら、延伸倍率1,10〜1.40の延伸
を与えなから捲縮付与等の加工を行う別延血加工(多く
は延伸仮撚加工)用の原糸として用いられている。また
、最近では、POYを織物の経糸として用いる方法とし
て、延伸しながら整経する方式(POY −Drawい
り 以上に対して、高速紡糸によって得られた糸条がそのま
一普通の@編物に用い得るものにならないかと言う要求
は当然生ずる。しかし、POYは前述のように低強度、
高伸度と言う欠点があり、普−の#I!1編物用には不
適当である。そこで、高速紡糸によって得られたPOY
を巻取ることなく延伸ゾーンに導いて、微延伸を行う方
法は容易に考えられる。しかし、単に紡速を高速化し、
適当にその延伸倍率を設定したのでは次のような問題が
生ずる0 第1の問題は、適正な紡速並びに紡出糸条の配向度(平
衡複屈折率Δn)を選ばないと、微延伸して得られた糸
条に繊度の太さ斑や染色斑が生じてしまう。第2の問題
は、高速紡糸で得られた糸条の配向度(dn)に対して
適正な延伸倍率を設定しないと、直延伸中にラップや断
糸が生じたシ、得られた糸条の残存伸度が高過ぎたシす
る。
これらの問題のない直接紡糸延伸方法として、特公昭5
8−28370号公報に記載された方法がある。しかし
、この方法は、紡出糸条のdnが比較的低い領′域で微
延伸する方法であって、残存伸度を適正にするには延伸
倍率を高く設定しなけれはならず、操業性の面において
不利な方法である。
8−28370号公報に記載された方法がある。しかし
、この方法は、紡出糸条のdnが比較的低い領′域で微
延伸する方法であって、残存伸度を適正にするには延伸
倍率を高く設定しなけれはならず、操業性の面において
不利な方法である。
又、特開昭50−83519号公報に記載された方法も
ある。この方法は、紡糸糸条のdnに対して延伸比を設
定している方法であって、ポリアミドの比較的太繊度の
高強度を必要とする糸条を得るには有効な方法であるが
、単糸繊度の細い糸条を得るには実際上延伸が困難な方
法である。すなわち、dnに対する延伸倍率の設定がh
過ぎるので、断糸の起υ易い方法であυ、単糸繊度が5
de/fil、以下、特に3 de/fil以下の場
合は極端に断糸が増加して操業ができなくなる。
ある。この方法は、紡糸糸条のdnに対して延伸比を設
定している方法であって、ポリアミドの比較的太繊度の
高強度を必要とする糸条を得るには有効な方法であるが
、単糸繊度の細い糸条を得るには実際上延伸が困難な方
法である。すなわち、dnに対する延伸倍率の設定がh
過ぎるので、断糸の起υ易い方法であυ、単糸繊度が5
de/fil、以下、特に3 de/fil以下の場
合は極端に断糸が増加して操業ができなくなる。
本発明は、上述の従来技術を背景さしてなされたもので
あシ、高速紡糸−面、延伸によって普通のam物に用い
られる太さ斑や染色斑のない高品質° のポリアミド延
伸糸を得る操業性に優れた製糸方法の提供を目的として
なされたものである。
あシ、高速紡糸−面、延伸によって普通のam物に用い
られる太さ斑や染色斑のない高品質° のポリアミド延
伸糸を得る操業性に優れた製糸方法の提供を目的として
なされたものである。
本発明は、上記目的を達成するために、高速紡糸とそれ
に欽<微延伸の条件について鋭意研究を畢ねた結果なさ
れたものであり、ポリアミドを溶融紡糸し、オイリング
後直延伸を行うに際し、紡出糸条の平衡複屈折率(dn
)を0.035以上とするとともに、1.02≦DR(
3,25−50×Δnを満足する延伸倍率(DRJで延
伸することを特徴とするポリアミドの製糸方法にある。
に欽<微延伸の条件について鋭意研究を畢ねた結果なさ
れたものであり、ポリアミドを溶融紡糸し、オイリング
後直延伸を行うに際し、紡出糸条の平衡複屈折率(dn
)を0.035以上とするとともに、1.02≦DR(
3,25−50×Δnを満足する延伸倍率(DRJで延
伸することを特徴とするポリアミドの製糸方法にある。
なお、本発明におけるdnは、微延伸を行う前の紡出光
条を面延伸を行うときと同じ速度で紡糸ローラに巻付け
てサンプリングし、微延伸した糸の巻取υ室で平衡水分
率に達したときの平衡複屈折率である。
条を面延伸を行うときと同じ速度で紡糸ローラに巻付け
てサンプリングし、微延伸した糸の巻取υ室で平衡水分
率に達したときの平衡複屈折率である。
本発明の方法は、微延伸して巻取る糸条の単糸繊度が5
de/filであることが好ましい。5−fj−1よ
りも単糸繊維が大きい糸条の場合は、高速紡糸を行って
も紡出糸条のdnが十分に高“〈ならず、そのために高
延伸倍率を必要として延伸性が低下した)、また、高速
紡糸によってdnを高めても延伸後の糸条の繊度斑が大
きくなり易い。
de/filであることが好ましい。5−fj−1よ
りも単糸繊維が大きい糸条の場合は、高速紡糸を行って
も紡出糸条のdnが十分に高“〈ならず、そのために高
延伸倍率を必要として延伸性が低下した)、また、高速
紡糸によってdnを高めても延伸後の糸条の繊度斑が大
きくなり易い。
そして、本発明における紡糸速度は、350OFF+/
分以上さらには3700 m1分以上とすることが好ま
しい。紡糸速度が2000m/分から3500m/分ま
での範囲では、紡出糸条すなわち未延伸糸に吸湿膨潤が
生じ易くなシ、延伸糸条に繊度斑や条斑が生じ易くなる
。このようなことは、未延伸糸の、dnを0.035以
上にすることのできない従来の紡糸速度1200 m/
分以下の直接紡糸延伸力法においては全く問題とならな
かった。また、紡糸速度が35002FI/分未満では
、たとえ0.035以上の未延伸糸のdnが得られても
、微延伸に高延伸倍率を必要とし、それKよって未延伸
糸が高速度で高変形を受けるようになシ、そのために糸
切れか生じ易くなって延伸性が低下するよう°になる。
分以上さらには3700 m1分以上とすることが好ま
しい。紡糸速度が2000m/分から3500m/分ま
での範囲では、紡出糸条すなわち未延伸糸に吸湿膨潤が
生じ易くなシ、延伸糸条に繊度斑や条斑が生じ易くなる
。このようなことは、未延伸糸の、dnを0.035以
上にすることのできない従来の紡糸速度1200 m/
分以下の直接紡糸延伸力法においては全く問題とならな
かった。また、紡糸速度が35002FI/分未満では
、たとえ0.035以上の未延伸糸のdnが得られても
、微延伸に高延伸倍率を必要とし、それKよって未延伸
糸が高速度で高変形を受けるようになシ、そのために糸
切れか生じ易くなって延伸性が低下するよう°になる。
すなわち、本発明においては、高速度で延伸して良好な
延伸性を保ち易い低地伸倍率の直′延伸によって通常の
延伸糸や従来の直延伸糸と同様の延伸糸を得る九め、紡
出糸条のΔnが0.035以上を条件としておシ、紡糸
速度は延伸倍率を低く−できるような3500 tt*
/分以上であることが好ましい。
延伸性を保ち易い低地伸倍率の直′延伸によって通常の
延伸糸や従来の直延伸糸と同様の延伸糸を得る九め、紡
出糸条のΔnが0.035以上を条件としておシ、紡糸
速度は延伸倍率を低く−できるような3500 tt*
/分以上であることが好ましい。
しかし、直延伸の延伸倍率は、1.02倍以上とするこ
とが必要であり、この2%以上のストレッチが紡出糸条
(与えられることによシ得られた延伸糸はPOYとは異
人る強度、伸度共普通の織編物用途に耐え得るものとな
る。そして、延伸倍率は3.25−0.05 xΔn未
満であることも必要である。これ以上になると、延伸性
が低下する。
とが必要であり、この2%以上のストレッチが紡出糸条
(与えられることによシ得られた延伸糸はPOYとは異
人る強度、伸度共普通の織編物用途に耐え得るものとな
る。そして、延伸倍率は3.25−0.05 xΔn未
満であることも必要である。これ以上になると、延伸性
が低下する。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
第1図は本発明の方法を実施する装置の1例を示す部分
側面図であシ、第1図の装置において、図示せざる紡糸
口金から吐出されたポリアミドは紡糸冷却筒1を通って
冷却固化されて糸条Yとなり、糸条Yはオイリング装置
2によってオイリングされてゴデーローラ3を介し延伸
ゾーンを形成する供給口−24によって引き取られ、供
給ローラ4と分離ローラ4′を数回巻回った後さらに延
伸クーラ5と分離ローラ5も数回巻回り、その間供給ロ
ーラ4よ)も回転速度の早い延伸ローラ5によって延伸
され、延伸ローラ5を離れた糸条Yはフリクショ/cI
−26によってパッケージ7に巻取られる。
側面図であシ、第1図の装置において、図示せざる紡糸
口金から吐出されたポリアミドは紡糸冷却筒1を通って
冷却固化されて糸条Yとなり、糸条Yはオイリング装置
2によってオイリングされてゴデーローラ3を介し延伸
ゾーンを形成する供給口−24によって引き取られ、供
給ローラ4と分離ローラ4′を数回巻回った後さらに延
伸クーラ5と分離ローラ5も数回巻回り、その間供給ロ
ーラ4よ)も回転速度の早い延伸ローラ5によって延伸
され、延伸ローラ5を離れた糸条Yはフリクショ/cI
−26によってパッケージ7に巻取られる。
巻取シに°際してのトラバースはロータリートラバース
やトラバースガイドに゛よって行われる。また、ゴデー
ローラ3は、高速紡糸における糸条Yの走行安定化のた
めに設けたものであって、供給ローラ4と殆んど同じ表
面速度のものであるから、省略することができる。すな
わち、紡糸速度は供給ローラ4の表面速度である。ゴデ
ーローラ3は、先に述べた紡出糸条のΔnの測定にも利
用できる。
やトラバースガイドに゛よって行われる。また、ゴデー
ローラ3は、高速紡糸における糸条Yの走行安定化のた
めに設けたものであって、供給ローラ4と殆んど同じ表
面速度のものであるから、省略することができる。すな
わち、紡糸速度は供給ローラ4の表面速度である。ゴデ
ーローラ3は、先に述べた紡出糸条のΔnの測定にも利
用できる。
第2図に紡糸速度と紡出糸条のΔnの関係を延伸後の糸
条の単糸繊度別に示している。この図から分るように、
単糸繊度の細い糸条を得る場合は、紡糸速度が3500
m/分以下でも紡出糸条のΔnが0.035以上を得
られるが、その場合も前述のように紡糸速度を35()
OFFI/分以上とすることが好ましい。なお、単糸繊
度が5 de/filよシも太い糸条を得ようとする場
合は、紡糸速度を4000m/分以上にすれば紡出糸条
のΔnが0.035以上を得られるが、その場合延伸糸
に長さ方向の繊度斑や染色斑が生じ易くなる。
条の単糸繊度別に示している。この図から分るように、
単糸繊度の細い糸条を得る場合は、紡糸速度が3500
m/分以下でも紡出糸条のΔnが0.035以上を得
られるが、その場合も前述のように紡糸速度を35()
OFFI/分以上とすることが好ましい。なお、単糸繊
度が5 de/filよシも太い糸条を得ようとする場
合は、紡糸速度を4000m/分以上にすれば紡出糸条
のΔnが0.035以上を得られるが、その場合延伸糸
に長さ方向の繊度斑や染色斑が生じ易くなる。
第3図は第2図に示したような紡糸速度で紡糸し九4n
が0.035以上の未延伸糸を供給ローラ4と延伸ロー
ラ5によって延伸する延伸倍率DRの範囲すなわち、1
.02≦DR< 3.25−50 xdnを示しておシ
、直角三角形で囲まれたか囲が普通の織編物用途に耐え
得る延伸糸の得られる範囲である。なお、供給口−24
は、40〜60℃に加熱されるローラであることが糸条
Yの延伸性を向上させる上で好ましいが、室温ローラで
あってもよい。また、延伸ローラ5は、得られる延伸糸
の収縮特性やパック−9フ0巻姿の安定の面から140
〜200°Cに加熱されるものであることが好ましい。
が0.035以上の未延伸糸を供給ローラ4と延伸ロー
ラ5によって延伸する延伸倍率DRの範囲すなわち、1
.02≦DR< 3.25−50 xdnを示しておシ
、直角三角形で囲まれたか囲が普通の織編物用途に耐え
得る延伸糸の得られる範囲である。なお、供給口−24
は、40〜60℃に加熱されるローラであることが糸条
Yの延伸性を向上させる上で好ましいが、室温ローラで
あってもよい。また、延伸ローラ5は、得られる延伸糸
の収縮特性やパック−9フ0巻姿の安定の面から140
〜200°Cに加熱されるものであることが好ましい。
以下、さらに本発明を具体的実施例によって説明する。
ナイcx75を溶融吐出し、第1図の装置によって24
filの延伸糸を得九。なお、吐出量、紡糸速度、延
伸倍率は種々の条件に設定し、供給口〜う4の温度は5
1℃、延伸ローラ5の温度は160℃とした。条件およ
び結果を第1表に示す。
filの延伸糸を得九。なお、吐出量、紡糸速度、延
伸倍率は種々の条件に設定し、供給口〜う4の温度は5
1℃、延伸ローラ5の温度は160℃とした。条件およ
び結果を第1表に示す。
以下余白
第 1 表
第1表のJnは、第1図のゴデーローラ3に巻き付けて
サンプリングし、延伸糸の巻取シ室に24時間放置した
後に測定した値である。単糸繊度は、延伸糸のものであ
り、吐出量で調節している。糸斑は、ウースター測定器
による太さ斑であり、U%1.0以下を良好と見做し得
る。条斑は、得られた延伸糸で筒編し、それを染色して
感能判定したものであシ、1級が条斑の無いもの11.
5級が条斑の甚だしいもので、2級までを良好と見做し
得る。
サンプリングし、延伸糸の巻取シ室に24時間放置した
後に測定した値である。単糸繊度は、延伸糸のものであ
り、吐出量で調節している。糸斑は、ウースター測定器
による太さ斑であり、U%1.0以下を良好と見做し得
る。条斑は、得られた延伸糸で筒編し、それを染色して
感能判定したものであシ、1級が条斑の無いもの11.
5級が条斑の甚だしいもので、2級までを良好と見做し
得る。
断糸率は、延伸糸1ooxyを得るまでに断糸した回数
で示しており、断糸回数3回以下を延伸住良の基準とし
た。
で示しており、断糸回数3回以下を延伸住良の基準とし
た。
第1表において、比較倒産1〜4は、紡糸速度が低く、
紡出糸条のJnが0.035未満で、比較的高倍率の延
伸を必要とし、糸斑、条斑が不良である。実施例rI&
L5〜8は、紡出糸条のJnが0.035以上で、延伸
倍率が第3図の範囲にあ)、糸斑。
紡出糸条のJnが0.035未満で、比較的高倍率の延
伸を必要とし、糸斑、条斑が不良である。実施例rI&
L5〜8は、紡出糸条のJnが0.035以上で、延伸
倍率が第3図の範囲にあ)、糸斑。
条斑、断糸率共に良好である。比較例Na9,10は、
4nは0.036であるが延伸倍率が高いために断糸率
が増加し、操業性の点で不適当である。実施例歯11.
12及び比較例No13は単糸繊度5de/filの場
合であり、延伸倍率が高過ぎる比較例1’b13は断糸
率が増加して不適当である。実施例IV&114.15
及び比較例−16は単糸繊度をL2de/filとした
ものであり、この場合も延伸倍率の高過ぎる比較例歯1
6は断糸率が増加する。隨17〜25は紡糸速度400
0 m/分で3水準の単糸繊度を得たものであり、その
うち比較例1k l 9゜24においては、延伸倍率が
高過ぎて断糸率が増加し、比較例Nn20においては、
延伸倍率が低過き゛て延伸ローラ5上の糸揺れが大きく
なり、そのために巻付き断糸が発生して操業できなくな
っている。また比較例1’&25においては、単糸a度
が大さくて紡出糸条のJnが0.035未満であり、糸
斑。
4nは0.036であるが延伸倍率が高いために断糸率
が増加し、操業性の点で不適当である。実施例歯11.
12及び比較例No13は単糸繊度5de/filの場
合であり、延伸倍率が高過ぎる比較例1’b13は断糸
率が増加して不適当である。実施例IV&114.15
及び比較例−16は単糸繊度をL2de/filとした
ものであり、この場合も延伸倍率の高過ぎる比較例歯1
6は断糸率が増加する。隨17〜25は紡糸速度400
0 m/分で3水準の単糸繊度を得たものであり、その
うち比較例1k l 9゜24においては、延伸倍率が
高過ぎて断糸率が増加し、比較例Nn20においては、
延伸倍率が低過き゛て延伸ローラ5上の糸揺れが大きく
なり、そのために巻付き断糸が発生して操業できなくな
っている。また比較例1’&25においては、単糸a度
が大さくて紡出糸条のJnが0.035未満であり、糸
斑。
条斑、断糸率の総べてか実施例のl’b17,18゜2
1〜23に対して劣っている。
1〜23に対して劣っている。
第1図は本発明の方法を実施する装置の1例を示す部分
側面図、第2図は紡糸速度と紡出糸条のJnの関係を示
すグラフ、第3図は本発明における延伸倍率の範囲を示
すグラフである。 1・・・紡糸冷却筒、 2・・・オイリング装置、
3・・・ゴデーローラ、 4・・・供給ローラ、4
′・・・分離a−ラ、 5・・・延伸ローラ、5′
・・・分離ローラ、 6・・・7リクシヨ70−
ラ、7・・・パッケージ。
側面図、第2図は紡糸速度と紡出糸条のJnの関係を示
すグラフ、第3図は本発明における延伸倍率の範囲を示
すグラフである。 1・・・紡糸冷却筒、 2・・・オイリング装置、
3・・・ゴデーローラ、 4・・・供給ローラ、4
′・・・分離a−ラ、 5・・・延伸ローラ、5′
・・・分離ローラ、 6・・・7リクシヨ70−
ラ、7・・・パッケージ。
Claims (3)
- (1)ポリアミドを溶融紡糸し、オイリング後直延伸を
行なうに際し、紡出糸条の平衡複屈折率(Δn)を0.
035以上とするとともに、次式に示す延伸倍率(DR
)で延伸することを特徴とするポリアミドの製糸方法。 1.02≦DR<3.25−50×Δn - (2)巻取られた延伸糸の単糸繊度が5.0de/fi
l以下であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の製糸方法。 - (3)紡糸速度が3500m/分以上であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項及び第2項記載の製糸方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25413584A JPS61132615A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | ポリアミドの製糸方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25413584A JPS61132615A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | ポリアミドの製糸方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61132615A true JPS61132615A (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=17260703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25413584A Pending JPS61132615A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | ポリアミドの製糸方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61132615A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5750215A (en) * | 1995-02-07 | 1998-05-12 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | High speed process for making fully-oriented nylon yarns and yarns made thereby |
-
1984
- 1984-12-03 JP JP25413584A patent/JPS61132615A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5750215A (en) * | 1995-02-07 | 1998-05-12 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | High speed process for making fully-oriented nylon yarns and yarns made thereby |
US5981006A (en) * | 1995-02-07 | 1999-11-09 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | High speed process for making fully-oriented nylon yarns and yarns made thereby |
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