JPS61131177A - 電子物品監視装置用マ−カ - Google Patents

電子物品監視装置用マ−カ

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JPS61131177A
JPS61131177A JP59253969A JP25396984A JPS61131177A JP S61131177 A JPS61131177 A JP S61131177A JP 59253969 A JP59253969 A JP 59253969A JP 25396984 A JP25396984 A JP 25396984A JP S61131177 A JPS61131177 A JP S61131177A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電子物品監視装置においてマーカとして役立
つような誘導性および容蓋注成分を含む同一共振電気回
路に関し、特にインダクタが導電シートに加えられる金
h4箔すなわち導電室料で構成されるような平4寛珠旋
でありかつコンデンサが対向する表面の導電区域と組み
合わされる同じシートによって構成される上記のような
回路に関するものである。
共振タグすなわちマーカ回路のいろいろな構造がこれま
でに開示されている。例えは米国時計13.8)0.1
47号〔リクトグラウ(Lichtblau) :]で
は、かかる1回は各端が第1および第2等電区域で成端
される適当に構成された金編箔のような肪尋螺旋か片惧
1jに置かれた誘電シートを含むように示されている。
蟹合する導電区域はu%シートの対向側にX(t)@さ
れ、その区域は21[!ifのコンデンサを構成するよ
うにはさまれたシートと組み合わされ、かくて誘導・容
量性同一共振11gJKが完了されている。同様な回路
はリクトブラウの以後の特許(米国特許第3.863,
244号、第3,913,219号、第3,967.1
61号、および第4,021,705号)にさらに示さ
れており、かかる特許はさらにそれぞれの表面を共に、
例えばビン、アイレットにより、または超音波すなわち
#、温浴接することにより、誘導シートの両側の導電区
域間で直接電気接続を作ることを開示している。米国特
許第3,913,219号では、のみ状の先端を持つ低
温浴接工具は対向する表面を低温浴接するラミネートに
より駆動されるといわれている。
かかる共振回路のもう1つの変形は米国特許第4,36
9.5 !:y 7号〔バンデプルト(Vandebu
lt) )に示されており、その第5図から第8−まで
は誘電シートによる電気接続の必安注がvj’mシート
の同じ側に2If!11の誘導螺旋パターンとその間の
電気接続とを提供し、その後シートを折りlねて適当な
導電区域が相互に対向するようになってコンデ   1
ンサのプレートとその間にはさまれる誘電シートの一部
とが整合するような方法によって除去されている構造を
示す。その第6図および第71忙は、1つの表面に2つ
の導電区域を鬼気接続する第1および第2部を持つ誘導
パターンを備える誘電シートが示されている。シートは
次に導電区域な整合するよ5に折りlねられ、かかる実
施例は多数のインダクタ巻線が1つの与えられた大きさ
で提供されるので望ましい。そこに示された実施例では
、2個のインダクタ部分は、シートが導電区域の整合に
よってコンデンサを構成するように折りlねられかつ合
成回路がwJMiされるとき、すべてのインダクタ巻線
に流れる一流が同一方向に流れるように構成される。同
特許はさらに、巻線間の答皺結合を減少させるために折
りlなった対向面上のコイル巻線を故意にずらす必w注
を訴えている。
本発明も同一共振回路であり、各表面に導電多1巻勢旋
を持つ誘電シートを含み、その各巻は事実上閉ループを
構成する。しかし本発明の回路では、コンデンサ・プレ
ートを構成するシートの対向表面に不連続な対向する導
電区域は具備されていない。むしろ、各螺旋の各脚は対
向表面の螺旋の対向する脚と事実上!ねられ、また各螺
旋は相互に関していずれもシートの同じ側から見て反灼
方向に巻かれ、すなわち1つの螺旋は時計方向に内側に
、他の螺旋は反時計方向圧巻かれる。かくて螺旋に誘導
結合されるt流は、谷謀旋内で同じ方向に流れる。各螺
旋の少なくとも1つの所定部分は、対向螺旋の対向する
部分と直接電気接続する。かかる構造は、1つの所定基
本周波数とvI数個の島次周波数との組合せで共振する
肪尋性および分布容量性の両成分を持つ1組の閉ループ
を生じる。対向するilK旋の所定部分を共に接続する
ことによって、実効キャパジタンはそれぞれのインダク
タが各社のみで納会される場合に生じるものより増加さ
れ、したがって回路の共振周[畝は減少される一部、各
ループのインダクタンスは認められるほど変化しないこ
とが判明している。同様に、接続された螺旋に誘導結合
される電流は接続によって変化され、かかる変化の程度
は螺旋のどの部分が接続されるか鎖よって異なる。分布
キャパシタンスの影響が有害であり最小圧押えなければ
ならない先行技術の回路と違って、本発明の分布キャパ
シタンスは渦電流を臥少させるのに具合よく使用され、
かくて島いQと象マしい傷号放射特性が得られる。
対向する螺a5!間に電気接続を作る好適な方法は、永
久かつ確実な従続を生じ、この場合接続区域はラミネー
トの残りと墨実上同一平面である。この方法により、ラ
ミネートの局部区域はそれぞれの金属箔を完全な形で残
しなからを洞の周辺で絶縁シートをせん断するだけのm
度まで型の空洞に押し込まれ、周辺の対向する糸間に金
楓対釡属の接続が作られる。押された区域は次に、ラミ
ネートの残りと事実上平面関係に押し戻され、押された
区域はそこでプラグを構成するようになり、さらに周辺
の対向するwi間に永久電気接続が作られる。
好適な実施例忙おいて、最初の押出物は円錐形ポンチお
よび円形型を対向する箔表面に押し付けることKよって
作られ、かくてラミネートは型の中に広がる。合成押出
物はかくて内側では円錐形となり、外側では円筒形にな
る。押出物は次に、対向する平面ポンチを加えることに
よってラミネートの残りと平面関係に押されることが望
ましい。
本発明のもう1つの実施例は、汲数−の周波数でかかる
分布キャパシタンス回路の共振を利用する電子物品監視
製置に関する。かかる装置は、回路が共振する少なくと
も2つの周波数で無巌周改エネルヤを送信する送信機と
、かかる分布キャパシタンス回路を含むマーカと、2つ
の周波数で回路の共振から生じる信号を受信するととも
に生じた信号の受信に応じて出力信号を作る受信機とを
含む。
第1図に示される通り、本発明による誘導・柊1注同一
共振回路の1つの実施例は、誘電シートが中心巌で折り
ムねられるとぎ、パターンの2つの部分が相互に対向し
て置かれるようになり、その間に誘電シートが挿入され
るように、1つの表面に連続導電螺旋状パターンが取り
付けられてい  する誘電シートから構成される。この
ような組合せは、綽導パターンと共に回調共振回路を完
成する分布コンデンサ網を構成する。したがって第1図
に示される通り、同一共振回路10はその1つの表面に
、第1の半分12とそれに接続される第2の半分13を
含む二′N螺旋状導電パターンに取り付けられる誘電シ
ート11を備えている。それぞれの部分12および13
は折曲げ融14で相互に対向1しているので、シート1
1がその巖で折り重ねられると、部分12の各脚は部分
13の対向する脚と革実上姫合されるようになる。
以下に詳しく示される通り、本発明についてl要なこと
は、対向部分のそれぞれの脚か正確かつ一様にlねられ
るので、各螺旋状部分の対向する導電脚から生じる分布
キャパシタンスか一定であることである。同様に、かか
る折ムね実施例において、再生し侍る容置を保証するた
めに、誘電シート1102F#1は折りlねられた′と
きに螺旋12および130対向する41jL部分のすべ
てが等間隔に慝れるよう忙一様に接合されることが必要
であ12および13を含む誘電シート11は、導X螺旋
部分が相互に向き合いかつその間に別のgtシートをは
さみ、こうして合成分布キャパシタンスのN’に層を作
るように折りlねられる。同様に1所望の場合、誘電シ
ート11を引き伸ばしかつ伸びた部分に別の螺旋パター
ンを取り付けることによって、3つ以上の連続した螺旋
部分を作ることができる。そのときvj奄シートは、追
加の螺旋パターンが追加の分布キャパシタンスを与える
ように同様に対向されるようにジグザグの形に折りlね
られる。
第1図に示されるようなタグの好適な偽造は、その1つ
の表(2)に厚さ0.Obimのアルミニウム胎で作ら
れた部分12および13を言むQliffiパターンが
接合された厚さ約0.025mmのポリエチレン映で作
られる。かかる螺旋パターンはいろいろな在来の方法の
どれによっても、例えはパターンをアルミニウムのシー
トにダイス切断してその後螺旋パターンに誘電シートを
接合することによって作られる。同様に、一様なアルミ
ニウム・シートは前もって誘電シートに接合され、その
後在来のエツチング法によりIiJ旋パターンか得られ
る。導亀注塗料、金員処理薄膜なども利用することかで
きる。
ポリエチレン膜は、アルミニウムのような金属膜がかか
る誘電体に容易に接合されるのでvj亀シートとして特
に使用されることか箪マしいが、同様に多くの1合体物
質が利用されることも本発明の範囲内である。かくて選
択された厚さおよび組木発明による同一共振回路のもう
1つの好塩な実施例は、第2図の分解図に示されている
。同図に示される遡り、かかる回路15は第1金属螺旋
16のラミネート、防電シート17、第2金麺螺旋18
、および訪電シート17Vcわたって上部螺旋16と下
り螺旋18との一瞥内側の巻きに接触する尋ILfa材
19を含む。それぞれの螺旋16および18は、上述の
ような多くの在来の方法のどれによっても作られ、かつ
防電シート17のそれぞれの対向表面に接合される。し
かし、かかるパターンを提供する好適実施例は、以後の
第5図および第6図に関して示される。同様に、螺旋部
材16および18の一番内側の巻を接続する専一部材1
9は、それぞれの部材を通して打ち抜かれる金楓リベッ
トまたはアイレットなどによる、いろいろな方法で得ら
れる。かかる接続を提供する好適な装置は、以後の第8
図および第9図に関して示される。
第2図に示された分解図によって、それぞれの各螺旋1
6および18の対向する内圧よって作られる分布コンデ
ンサが答易に分析される。かくて、例えは、IK#!1
6の対向する脚26.28および3uと組み合わされる
5kisの外部脚20゜22および24は第1コンデン
サを檎成し、かかるコンデンサは開放端内20で始まり
開放端内30の終わりで成端するのが分かる。反時計方
向の形に続いているので、第2コンデンサは螺旋18の
脚32と組み合わされる螺旋16の脚34によって構成
され、かかる分布、コンデンサはam18の脚32と2
0との間および螺旋16の脚30と34との間の不連続
の結果として成端することが分かる。同様な形で、第6
コン2ンサは螺旋16の脚42.44および46と組み
合わされる螺旋18の1lQI36,38および40に
よってそれぞれ構成されるのが認められ、また第4コン
デンサはそれぞれの螺旋の脚48および50の組合せに
よって構成される。ME仮に、それぞれの螺旋の脚52
.54および56は脚58.60および62と組み合わ
されて第5コンデンサを構成することが認められ、さら
に第6コンデンサは脚64と脚66との組合せから構成
される。コンデンサC1〜C6はどれでも、それぞれの
対向脚をに絖することによって短絡される。
第2図に示される実施例および他の等flIli回路は
第3図から第5図までによって具合よく分析されるが、
この場合それぞれのコンデンサはどれも短絡されていな
いものと当初想定される。
かかるコンデンサの組合せに関する等価回路は第3図に
示されている。かくて、例えば、それぞれのコンデンサ
C工〜C6のすべては、それぞれの上部グレートのすべ
てが下部螺旋16から構成されかつ下部グレートのすべ
てが下部螺旋18から構成されているので並列に接続さ
れる。上記の説明は第2図に示された螺旋16および1
80対向するそれぞれの脚の連続によって構成される分
布−キャパシタンスを分析する有効な手段であるが、隣
接脚の同様な組合せも可能であり、その点で分析が始ま
るのも任意であることが認められなければならない。
対向する螺旋16および18は、1つの螺旋の1巻が対
向1illl!旋の対向する1巻忙対して、その間に構
成される分布キャパシタンスによって肪導結合される、
一連の閉ループに電気的に等価であるとも見られる。か
くて、例えは、第4A図に示される通り、第1閉ルーフ
’68は螺旋16の一査外側の脚2L  28,30お
よび34と組み什ゎされる螺旋18の一番外側の脚20
.22.24および32から構成される。第4A図、第
4B凶および第4C図において、各螺旋のそれぞれの部
分は少し移動して示され、誘電層は簡単のため省略され
ている。実際の、構造では、それぞれの脚はできるだけ
正確に葺合されるものとする。1il144A図で明か
に示される通り、対向する脚の巻の組合せは各螺旋にお
けるそれぞれの電気的不連続にもか42.44および4
bと組み合わされる下部螺旋18の脚32.36.38
および40から構成されるが、かかる脚はこの場合もま
た少しずれた形で示され、その間にはさまれる誘電層は
藺奉のために省略されている。k後に、第2ループを構
成するように第AB図で示された各螺旋の同じ脚の3つ
から構成される第6閉ルーf72か第4C図に示されて
いるか、この場合6つの脚は前に利用されていない内側
の脚と組み会わされる。かくて、このようなループは螺
m16の脚42.44゜46および5uと組み合わされ
る螺旋18O脚36.38.40および48からmiさ
れる。同様な分析は、もう2つの閉ループを完成させる
ように、211!lのそれぞれの螺旋16および18の
残り部分について行われる。かくて、idA図に示され
る第1閉ルーfCL□)を#)成する脚は第6図に示さ
れたコンデンサC1およびC2Y 構にした脚と同じで
ある。同様に、第2ループ(L2)をmiするのに用い
られる脚は第6図のコンデンサC2およびC3を構成し
た脚と同じであり、また第3閉ルー 7’(L3)を構
成するのに用いられる脚はコンデンサC3およびC4を
構成する脚である。四徐に、第4閉ループ(L4)を構
成する脚はコンデンサC4およびC5を輛承する脚であ
り、第5閉ルーグ(Ls)を構成する脚はコンデンサC
5およびC6を構成する脚である。
か(て上述の6個のコンデンサと5個の閉ループとの組
合せによって構成される完全電気等価図は第5図に示さ
れる。同図に示される通り、第1閉ループ(Ll)はコ
ンデンサC1およびC2と直列に接続され、第2閉ルー
プ(L2)はコンデン?C2およびC3と直列に接続さ
れ、ループ(L3)はコンデンサC3およびC4と直列
に接続され、ループ(L4)はコンデンtC4およびC
5と直列に接続され、そして最終ルーf (Ls)はコ
ンデーンサc5およびC6と直列に接続されている。か
(て完全な6巻が各螺旋部分に得られ、合計2N個すな
わち6儂のコンデンサおよび(2N−1)個すなわち5
個のインダクタが構成される。
このような分布コンデンサとそれぞれのインダクタとの
間の相互作用の分析において、任意の与えられたコンデ
ンサJの上側の全電荷はQ、で示される。任意の与えら
れたコンデンサの対向側には値が等しく符号の反対な電
荷(=Qj )が存在する。
このような分析において、各コンデンサの全電荷Qjは
その上に一様に分布されるものと考えることが適切であ
り、この条件は緑効果が小でかつ各コンデンサに85抵
抗損による電位降下が各コンデンサの両端に誘起される
EMFに比べて小さい場合に満足される。このような2
つの条件は本発明の好適実施例において容易く満足され
、この場合それぞれの螺旋16および18の各脚は事実
上矩形断面を有し、その幅は誘電層の厚さよりもはるか
に大きい。各コンデン+jCjの容量は次の関係式によ
って定められる:C3=にε。A、 /δ、ただしKは
誘電シートの比誘電車、ε。は自由空間の誘電率、Aj
はコンデンサの面積、δは誘電層の厚さである。
各螺旋部分の連続する性質により、回路に誘起される電
流は任意の与えられたコンデンサに溢って連続的に変化
し、かつ与えられたコンデンサJの外端でIj−1およ
び内端コンデンサJで工、に等しいことが認められると
思う。電荷が不変であるためには、各螺旋の電流が位置
と共に直線に変化すること、および任意な点における各
コンデンサJの対向側の電流の和が次の関係式を満足す
ることが必要である:位置に関係なく、工(下部)+工
(上部) = rj−0+ Ij。誘電層の厚さは各螺
旋脚の幅および隣接螺旋脚間の距離に比べて小さいので
、各コンデンサjの電流は1j−1+ Ijに等しい電
流の単線素子として表わされる。かくてインダクタンス
はインダクタンス・ループのマトリックスとして表わす
ことができるが、かかるループは合計(2N−1)個あ
り、下記ノイマン(Neuman )の公式によって与
えられる自己および相互の両インダクタンスを持つ: MQy1−(”、、’) jfl (as、 Has、
 ) rpj、ただしμ。は自由空間の誘電率であり、
dsQおよび(15mは各ループVc爾う増分の?f!
A素子であり、rQmは2つの増分dsnとdsmとの
間の距離である。
か(て第5図は、結合されない場合に5つの周波数で共
振する5個の結合共振回路の組合せとして見ることがで
きる。固有の結合により、分析は組み合わされた回路が
第2図から第5図までに示された実施例の通り5のよう
な(2N−1)個の異なる周波数の数でなおも共振し得
ることを示す。
これらの周波数の最低が基本とされることがある。
基本周波数で、回路は内外終端における電流波節および
その間の1つの電流波腹でのみ共振する。
次の高次共振モードは2つの電流波腹を現わし、第3の
高次モードは3つの波腹な現わし、以下同様である。高
次モードと組み合わされる共振周波数は一般に、減少す
る面積の各巻と組み合わされるキャパシタンスおよびイ
ンダクタンスが異なるので、基本周波数の整数倍ではな
い。
多数の異なる共振周波数が存在する上述のようなLC回
路を含むマーカは、いろいろ形の電子物品監視装置に役
立つが、そのような形の1つは前に言及したりクトデラ
ウ(Lichtblau )の臀許に   1示されて
いる。多重共振特性を利用する1つの好適な装置は、最
低2個の所定周波数で周期的に変化する無線周波電磁界
を作る送信機、および磁界とLC回路との相互作用から
生じる信号に応動する受信機を含む。1つの型において
、かかる受信機は最低2個の共振周波数で信号の存在を
検出するように、複数個のフィルタ回路などのような装
置を含む。いろいろな共振周波数に対応してマーカが作
った信号の強さは著しく異な名ことがあり、例えば基本
周波数の信号の強さは高次共振によって作られた強さの
何倍にもなるので、かかる装置はそれぞれの各波長につ
いて異なる限界レベルを設定する追加の回路を含むこと
もあり、それによってそれぞれの各波長での受信信号が
適当な大きさを有するときのみ警報信号が作られるよう
になる。
第10図はかかる好適な装置のブロック図を示す。同図
に示される通り、装置は送信機172)上述のようなマ
ーカ174、および受信機176を備えている。送信機
172の中には、マーカ174が共振する最低2個の周
波数で無線周波信号を発生させる発振器178が具備さ
れる。好適な実施例では、かかる発振器は電圧制御発振
器および一連の不連続電圧を発振器に供給するスイッチ
可能な電源を含み、それによって異なるRF周波数で一
連の信号を発生させる。異なる周波数のこれら信号は次
に、時間制御発生器の制御下で不連続な異なる各周波数
で無線周波エネルギのバーストを作るパルス制御網18
0に!合されるが、各バーストは休止時間(よって前の
または次のパースから分離される。いろいろな周波数で
パルス制御網180によって供給されるバースト連は、
次にRF増幅器182を通って送信アンテナ184に結
合される。したがって、内部に送信機172および受信
機176がそれぞれ置かれているペデスタルによって典
型的に形成される質問ゾーン内に、タグ174の中の回
路186の共振周波数に対応する最低2個の周波数で周
期的に変化する無線周波電磁界が供給される。したがっ
てこれらの周波数が励振されると、これらの周波数での
エネルギは回路186の中に吸収され、吸収されたエネ
ルギはその後回路186を少な(ともこれらの周波数で
発振させる。発振は前述の休止時間中持続する減衰発振
信号として表わされる。
受信機176はさらに第10図において、回路186か
ら休止時間中に信号を受信するアンテナ188を含むこ
とが分かる。受信信号はアンテナ188から、回路18
6の共振周波数の1つで中心周波数F1およびF2をお
のおの持つ、少なくとも1対の帯域フィルタ190およ
び192に結合される。受信されかつ帯域フィルタ19
0および192の1つを通る適当な周波数を持つ信号は
、その後同一増幅器194または196の1つに結合さ
れる。2個の増幅器からの出力は差動増幅器198に結
合され、それによって各増幅器194および196から
の信号が与えられたレベルを越える場合に出力を提供す
る。かかる出力信号は、警報回路200に結合されて、
各周波数FよおよびF2で所定の限界条件を上回る信号
が検出されたときに警報信号を作る。
かかる装置はかかる多重共振マーカを検出するには好適
であるが、それはいろいろな他の同様な方法でかかる検
出な行う電子物品監視装置の現在の最高技術水準の範屈
内に十分ある。か(て、例えば、送信機部は無線周波エ
ネルギの一連のバーストを供給することができ、その範
囲内で周波数は各バーストの間絶えず変化され、マーカ
が共振する周波数の範囲にわたり周波数の掃引を提供す
る。かかる装置では、各バースト間に休止時間は普通存
在せず、マーカ内の回路はそれぞれの共振周波数で掃引
周波数の範囲内でのみエネルギを吸収する。受信回路は
そのとき、与えられた周波数でエネルギの吸収を検出す
るようにされる。
受信機が送信されたエネルギのバーストに続く休止時間
中のような適当な時間中のみ作動されるように適当なタ
イミング信号を提供すること、および雑音ならびに他の
不注意または断続的な電波妨害を詳しく区別する連続的
な信号・雑音の窓を提供することは、先行技術で同様に
仰られている。
質問ゾーン内の2つの周波数FlおよびF2でエネ  
1ルギを同時に提供する送信機で6って、そのエネルギ
が以後検出される和および差の周波数(F1+F2およ
び’l −Fz ) ’に作るためにマーカ内の非直線
素子によって普通吸収される、前記送信機を利用するこ
とも先行技術で苅られる。同様に、本発明の多重共振、
分布キャパシタンス回路を用いるもう1つの装置は、回
路が共振する異なる周波数で同時に作られる電磁界を利
用するとともに、回路から生じる信号が和または差の周
波数を作るように混合される受信機を提供する。和また
は差の周波数の存在は、そのとき適当な帯域フィルタ、
限界検出器などによって検出される。装置全体の信頼性
を改善する同様な既短の方法も使用することができる。
このようなどんな特徴でも含めることは、本発明の範囲
内であると考えられる。
もう1つの好適な実施例では、本発明の共振回路は連続
的な型打抜き操作によって作られる。かかる工程によっ
て作られるLC回路は第6図の分解図に示されている。
同図に見られる通り、かかる回路74は上部導電螺旋1
6、下部導電螺旋T8、およびその間にはさまれる2つ
の誘電層80と82を含む。上下導電螺旋16および7
Bは、それぞれの誘電シート80および82にわたりか
つ螺旋76およびF8の第1Vグ86ならびに88にそ
れぞれ接続される電気接触部材84によって、それぞれ
−緒に順次電気接続される。これらのレグは、電気接続
を容易にするため、残りのレグよりも少し幅が広い。そ
れぞれの誘電層80および82はそれぞれの螺旋76な
らびに78の隣接レグ間の間隔と一般に整合された1組
の細長い開口を有するのが図示されており、その開口は
後で説明するような導電螺旋76および78を作るのに
用いられる連続型打抜き操作から生じる。
第6図に示されたようなLC回路を作る好適な方法は、
全体として第7図に示される。図示の通り、この方法は
型打抜きおよび薄層化の簡単かつ在米の操作を伴い、そ
の方法はLC回路網の製造自動化に適応し、したがって
先行技術の方法に対してかかる回路網の製造費を著しく
減少させることができる。本発明による方法は、おすポ
ンチおよびめす型組立体と組み合わされた在来の壓打抜
きプレス、ならびに在米の薄層化装置を利用する。
第7A図の左部分に示される遡り、本方法の第1段階は
2つの別なプリ・ラミネート90および92t−それぞ
れ作ることであり、その各ブリ・うミネートは誘電シー
トと共に金属シートを含む。
かくて、第1ブリ・ラミネート9°、0を作る際に、ア
ルミニウム箔94のロールのような金属シートのロール
が提供される。厚さの範囲が0.02m〜0.10fI
Iの銅のような同様な導電金属も利用することができる
。アルミニウム箔は次に、おすポンチ部材98とめす型
部材100を含む型打抜部96を通される。ポンチおよ
び型は、アルミニウムのシートに当てられると、アルミ
ニウムのシートから所定の不連続なパターンが除去され
て、隣接巻線間に複数個の相互接続を持つ複数個の巻線
を含む基本的にコイル状の構造を持つ導電通路が後に残
り、そこに導電シートが完全な形で残る。
アルミニウム・シートの下表面に向けられるポンチおよ
び型組立体96のポンチ部材98によって、ポンチ操作
から生じるま(れはアルミニウム・シートの上表面から
投げ出すようにされるのが認められると思う。
ブリ・ラミネート90の第2層は、ポリエチレン102
のロールのような誘電物質のロールから作られる。標準
として電気またはコンデンサ用〈利用される電気用波−
パーおよび他の重合体組成のような多種多様の誘電物質
が同様に利用されることが認められると思う。ポリエチ
レンのロールが利用される場合、後述の通りアルミニウ
ム・シートにポリエチレン・シートを強く接着させるた
め、例えばコロナ処理によって、下準備された上部表面
を提供することが望ましことがある。アルミニウムおよ
びポリエチレンのロール94と102はそれぞれ、がイ
ド・ローラ104で一緒にされ、さらに加熱圧力ローラ
106および108の間を通され、かくて第1ブリ・ラ
ミネート90が作られる。
ブリ・ラミネート90は次(、第2−ンチ部材    
1112とそれに組み合わされる型114を含む第2屋
打抜部110を通される。第2打抜操作は型打抜部96
での第1打抜操作中にアルミニウム・シートで前に打抜
かれた導電通路間の相互接続を除き、か(て多重巻イン
ダクタが完成される。他方では、誘電シート102は第
1打抜操作中にアルミニウム・シートから除去された部
分に対応する区域に完全な形を残しながら、アルミニウ
ム・シートの除去された相互接続に対応する複数個の不
連続な細長い開口を残され、かくて最終的に作られるブ
リ・ラミネートに剛性を与える評価できる構造の完全さ
を備えている。アルミニウム・シートおよび誘電シート
の合成パターンは、それぞれ第6図に示される多重巻螺
旋および誘電シート76ならびに80に対応する。
さらに第7A図に示される通り、第2ブリ・ラミネート
はアルミニウムのロールのような金属箔116のロール
、およびポリエチレンのコロナ処理ロールのような誘電
物’j[118のロールから同様に作られる。上述と同
様な方法で、アルミニウム・ロール116はまずおすポ
ンチ部材122とめす型124を含む型打抜部120を
通されるが、型打抜部の動作はアルミニウム・シートか
ら所定の不連続パターンを除去し、かくて別の多重巻、
すなわち基本的に螺旋状構造を作り、螺旋状構造の隣接
巻の間には複数個の相互接続領域が具備される。同様に
、おすポンチ部材122がアルミニウム・シート116
を通してめす型部材124に打抜かれると、アルミニウ
ム・シートの下表面から出るま(れを生じる。
この場合もまた、第1ブリ・ラミネート90を作るのと
同様な方法で、アルミニウム・シート116は次にがイ
ド・ローラ126の周囲に向けられ、加熱圧力ローラ1
28および130によってポリエチレン・シート118
に薄層化される。
合成ブリ・ラミネート92は、おすポンチ部材134お
よび対応するめす型部材136で構成される第2型打抜
部132に通される。第2型打抜部132の動作は、ブ
リ・ラミネート92から第1型打抜部120の動作中に
アルミニウム・シート116に作られた隣接巷間の相互
接続領域を含むもう1つの不連続な所定パターンを除去
し、か(てブリ・ラミネート92のアルミニウム・シー
ト116内に相互接続領域を持たない螺旋状構造の少な
(とも1つの連続部分を残し、か(ても51つの多重巻
インダクタを完成させる。両ブリ・ラミネータ90およ
び92において、2つの型打抜部110および132の
動作中に生じるまくれはアルミニウム・シートの外方表
面に出る。ブリ・ラミネート90の場合のように、連続
螺旋状通路はアルミニウム・シート116を生じるが、
誘電シート118はアルミニウム・シー)116で除去
された相互接続に対応する複数個の不連続な細長い開口
を残され、その間第1型打抜部120の動作中にアルミ
ニウム・シートから除去された部分に対応する区域を完
全な形に残し、かくて最終的に作られるブリ・ラミネー
ト92に剛性を与える評価できる構造の完全さを備える
本方法の次の段階において、2個のブリ・ラミネートは
ロー2138,140,142および144のようなガ
イド・ローラの周囲に向けられ、そこから誘電層を一緒
に溶合する加熱圧力ローラ146および148に向けら
れ、それによって多重巻インダクタの間にはさまれるが
インダクタの間に直接電気接続が存在しない誘電層15
1と共に一様に溶合される結果として作られるコンデン
サと共に、各ブリ・ラミネートの一体部分として作られ
る2個の多重巻インダクタを含む誘導・容量性(LC)
回路網を含む3層ラミネート150が作られる。このよ
うな接続は次に、例えば第6図に示される部材84によ
って、在来のリベットを介し、適当に置かれた穴などに
加えられる導電塗料が具備される。
このような接続を与える好適な方法は第7B図、第8図
および第9図に示されている。このような方法により、
例えば圧力ローラ146および148を介してラミネー
ト150が作られると、丸形開口を持つ型154と整合
される円錐形ポンチ152は、多重巻螺旋の選択された
、望ましく拡大された部分(第6図に示されるような部
分86および  18B)に加えられる。第8図の断面
図に詳しく示される通り、ポンチ作用は押出しiss”
raq洞に作り、ラミネート誘電層151はぜん所され
て、金属と金属との接触が押出しの周辺158でアルミ
ニウム・シート94と116との間に作られる。
押出しは次に対向する平面ポンチ160と162を介し
てラミネートに押し戻されて、第9図の断面図に詳しく
示される通りプラグおよび永久電気接触を作る。この打
抜動作は押出しを圧し、周辺158でぜん断線を横切る
低抵抗接続を生じ、その間突起または隆起のない事実上
平面の最終ラミネート164が残る。標準として、1オ
ームのわずか二、三十分の−の抵抗を持つ接続がこうし
て再生自在に作られた。最後に作られたラミネート16
4は次に、例えば個々のLC回路が究極の顧客によって
容易に使用されるようにキャリア・ライナの上に一部型
打抜きされたつ組み立てられたりする変換器(図示され
ていない)に結合される。
第6図に示されるような好適な例では、2個の0.02
2mのシートラ−緒に溶合して作った厚さ0.045m
のポリエチレン膜が5%巻のインダクタ螺旋に作られた
アルミニウム・シート間でラミネートされたが、その全
寸法は約5×5cIILであった。一番外側の脚86お
よび88ならびに一番内側の脚の幅は約1mで、隣接脚
間の間隔は約0.75冨寓であった。
下記の表に示される通り、それぞれのインダクタが短絡
されないとき7.98 MHzの共振周波数が生じた。
表は、第2図および第3図に関して分析された連続する
コンデンサを形成するそれぞれの脚が順次短絡されると
ぎに生じる合成共振周波数およびQの詳細を示す。か(
て第1コンデ/テ・セグメント(n−1)は一番外側の
脚86および82に対応スる。第2コンデンサ・セグメ
ント(n−2)は一番外側の巻の残りの6つの脚に対応
し、以下同様である。表において、fは共振周波数(M
H2)、QはQ7アクタ、そしてnは短絡サレる等価コ
ンデンサ・セグメントであり、一番外側の脚86および
88で、始まり、nは短絡がないときは0に等しい。
n         f         Qo   
    7.98    1071      4.6
5      692     5.38     8
5 5      6.18     784      
7.14     915      7.87   
 1106     7.92    104 7     7.21     90 8     6.40     78 9      5.63     7610     
5.05     8011      4.54  
   8)12      4.22     83上
述の誘電物質はコロナ処理のポリエチレン・ウェブで作
られるように最初提案されたが、コンデン丈誘電体に普
通利用される同様な誘電物質は、厚さ肌02mm〜0−
1mmのポリプロピレン・クエゾから作られる。必要な
誘電特性を有する他の非導電物質も同様に利用される。
究極のラミネートに所望されるキャパシタンス次第で、
本発明(利用される誘電シートの厚さは普通25μm〜
100μmである。ポリエチV)のコロナ処理されたロ
ールは、なるべくポリエステルの下部シートのコーティ
ングとして提供されることが望ましい。ポリエステル・
シートはに2押しつぶし動作の前に除去される。しかし
、第2押しつぶし動作の間、せん新作用を改良するため
に表面をより硬(するには、ポリエステル・シートは最
初保持されて、第2押しつぶし動作が終ってから初めて
取り除かれることが望ましい。LC回路網に必要な共振
周波数またはQ次第で、他のシート厚さおよびいろ  
 1いろな比誘電率を持つ物質が同様に利用される。
また1、いろいろな金属シートも利用される。アルミニ
ウムおよび銅の箔はいずれも導電性が良(そのため安価
につ(ので好適であるが、打抜き、柔軟性などを一層容
易にする他のやつ方が同様に所望されることがある。
基本共振周波数は誘電層の厚さの平方根および面整合の
不良度の平方根に比例して゛変化することが判明してい
る。金属の厚さが表皮の厚さより小であるならば、Qは
金属箔の厚さに比例して変化する。
か(て本発明の事実上平面LC回路網を作る方法の好適
実施例が上記に説明されたが、言うまでもな(、特許請
求の範囲に示された本発明の範囲内で、ここに示された
回路の部品の大きさ、形状または構造は変えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による誘導−容量性同一共振回路を与え
るように折り重ねられる前の誘電シート上の多重巻螺旋
パターンの平面図、第2図は誘電シートの対向表面上に
作られた対向する多重巻螺旋間の接続が誘電シートから
出る接触により得られる本発明の同一共振回路のもう1
つの実施例の分解図、第3図は第2図に示された螺旋の
それぞれの対向部分から生じる分布コンデンサを表わす
等1dbt気回路図、第4A図、第4B図および第4C
図はおのおのが別の誘導ループで示される第2図に示さ
れた螺旋の連続巻のとりこわされた平■図、第5図は第
3図に示された分布コンデンサと第4A図、第4+B図
および第4C図に示されたそれぞれの誘導成分との間の
機能的な相互接続を示す、第2図に示された実施例に対
応する完全等価電気−回路図、第6図は本発明のも51
つの好適な実施例の分解斜視図、第7A図および第7B
図は。 第6図に示された回路を作る好適な工場の断面図、第8
図および第9図は第7B図に示された2つの後者の段階
で生じる好適な回路の断面図、第10図は本発明による
回路ケ含むマーカ?有する電子物品監視装置のブロック
図である。 符号の説明:

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向表面の螺旋パターンと事実上重なる導電性螺
    旋パターン(12と13、16と18、76と78)を
    各表面に持つ誘電シート(11、17、80および82
    )を含む同一共振回路(10、15、74)を有し、そ
    れによって誘導性および分布容量性の両成分を持つ1組
    の閉ループを作る電子物品監視装置用マーカにおいて、
    前記各螺旋パターン(12と13、16と18、76と
    78)は多重巻を持つとともに対向表面の螺旋パターン
    と事実上同一であり、前記螺旋パターンの各巻(68、
    70、72)は対向螺旋パターンの同様な巻と事実上重
    なって置かれる事実上閉ループを構成し、前記各多重巻
    の螺旋パターンはさらに他の螺旋パターンに関していず
    れもシートの同じ側から見て反対方向に巻かれ、かつ対
    向螺旋の対向部(66)と接続部(19、84)で直接
    電気接続する所定部分(64)を持ちそれによつて渦電
    流が最小にされかつQが高くなる少なくとも1つの所定
    周波数で合成回路が共振することを特徴とする前記マー
    カ。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載によるマーカにおいて
    、導電装置(19、84)が前記螺旋パターンを電気接
    続するために前記誘電シートから出ることを特徴とする
    前記マーカ。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載によるマーカにおいて
    、前記螺旋パターンの一番内側の部分が直接電気接続さ
    れることを特徴とする前記マーカ。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載によるマーカにおいて
    、前記螺旋パターンの一番外側の部分が直接電気接続さ
    れることを特徴とする前記マーカ。
  5. (5)特許請求の範囲第4項記載のマーカであって、前
    記螺旋パターンの前記一番外側の部分を電気接続するた
    めに前記誘電シートの少なくとも1つの、縁の周囲に電
    気通路を有することを特徴とする前記マーカ。
  6. (6)特許請求の範囲第1項記載によるマーカにおいて
    、前記両螺旋パターンが誘電シートの表面上に事実上平
    面の導電通路を有することを特徴とする前記マーカ。
  7. (7)特許請求の範囲第6項記載によるマーカにおいて
    、前記螺旋パターンのすべての部分の断面および隣接部
    分間の間隔が前記誘導シートの厚さよりも事実上大きく
    、したがって2つの螺旋パターンの事実上重なる部分か
    ら生じる分布キャパシタンスが増加されかつ各螺旋パタ
    ーンの隣接部分間の容量が減少されることを特徴とする
    前記マーカ。
  8. (8)マーカを作る方法であって、 a)2個の事実上同一な導電性多重巻螺旋パターンの各
    巻が事実上閉ループを構成する前記螺旋パターンを作る
    段階と、 b)各螺旋パターンが他の螺旋パターンに関していずれ
    もシートの同じ側から見るとき反対方向に巻かれ、各螺
    旋パターンの対向する部分が対向螺旋パターンの対向す
    る部分と事実上重なって置かれるように、前記螺旋パタ
    ーンを誘導シートの対向表面上に位置決めする段階 c)各螺旋パターンの少なくとも1つの所定部分を他の
    螺旋パターンの対向する部分と電気接続し、それによっ
    てそれぞれの螺旋パターンが容量結合のみされる場合に
    生じる回路の共振周波数よりも共振周波数を減少させる
    前記電気接続する段階と、 を有することを特徴とする前記マーカを作る方法。
  9. (9)特許請求の範囲第8項記載による方法であって、
    両表面に導電層を持つ誘電シートを提供する段階と、前
    記各層の選択された部分を取り除いて前記螺旋パターン
    を提供する段階とを含むことを特徴とする前記方法。
  10. (10)特許請求の範囲第8項記載による方法において
    、前記位置決めおよび接続する段階が2つの接続された
    螺旋パターンを誘電シートの同じ側に接着させる段階と
    、螺旋パターンの導電通路が相互に事実上重なって置か
    れかつその間の誘電シートの厚さが2倍になるように螺
    旋パターン間の接続のすぐ前に前記シートを折り重ねる
    段階とを有することを特徴とする前記方法。
  11. (11)少なくとも2つの所定周波数で無線周波エネル
    ギを送信する送信機(172)と、少なくとも前記2つ
    の所定周波数で共振する回路(186)を含むマーカ(
    174)と、前記2つの所定周波数で共振する回路から
    生じる信号を受信するとともに前記生じた信号の受信に
    応じて出力信号を作る受信機(176)とを有する電子
    物品監視装置(I70)において、前記マーカ(174
    )の回路(186)は各表面に導電性多重巻螺旋パター
    ン(12と13、16と18)を持つ誘電シート(11
    、17)を有し、その各巻は事実上閉ループを構成する
    とともに対向表面の螺旋パターンの対向する巻と事実上
    重ねられ、各多重巻螺旋パターンは相互に関しいずれも
    シートの同じ側から見て反対方向に巻かれそれによって
    少なくとも前記2つの所定周波数で組み合わされて共振
    する誘導性および分布容量性の両成分を持つ1組の閉ル
    ープを構成する、ことを特徴とする前記電子物品監視装
    置。
  12. (12)少なくとも2つの所定周波数で周期的に変化す
    る無線周波電磁界を作る送信機(172)と、電磁界と
    マーカ(174)との相互作用から生じる信号を受信す
    るとともに前記生じた信号の受信に応じて出力信号を作
    る受信機(176)とを持つ電子物品監視装置(170
    )用マーカ(174)であって、各表面に導電性多重巻
    螺旋(12と13、16と18)を持つ誘電シート(1
    1、17)を含む回路(186)で、その各巻は事実上
    閉ループを構成しかつ対向表面の螺旋の対向する巻と事
    実上重ねられ、各多重巻螺旋は相互に関しいずれもシー
    トの同じ側から見て反対方向に巻かれ、それによって前
    記周波数での前記電磁界からのエネルギの吸収により少
    なくとも前記2つの所定周波数で組み合わされて共振す
    る誘導性および分布容量性の両成分を持つ1組の閉ルー
    プを構成する前記回路(186)を含むことを特徴とす
    る前記マーカ(174)。
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