JPS61130767A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JPS61130767A
JPS61130767A JP25200384A JP25200384A JPS61130767A JP S61130767 A JPS61130767 A JP S61130767A JP 25200384 A JP25200384 A JP 25200384A JP 25200384 A JP25200384 A JP 25200384A JP S61130767 A JPS61130767 A JP S61130767A
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cold air
refrigerator compartment
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は冷凍冷蔵庫に係り、特に、冷凍室と、冷蔵室と
、この冷蔵室に接して設けられた定温室とを有する冷凍
冷蔵庫に関するものである。
〔発明の背景〕
従来の家庭用の冷凍冷蔵庫には、冷凍食品を保存するの
に適した一18C程度の冷凍室、一般の食品を凍らせな
いで保存するのに適した約1〜5C程度の冷蔵室、およ
び特に味覚・風味・鮮度が温度により影響を受けやすい
魚・肉類などを長時間保存するのに適した氷結直前の温
度約O〜−5C程度に維持する定温室を有するものがあ
る(実公昭56−18927号公報、実開昭59−16
967号公報、特公昭58−18582号公報)。
この種の冷凍冷蔵庫においては、外気温度が低かったり
、温度制御装置による冷蔵室の設定温度が高かったりし
た場合、該冷蔵室内の熱漏洩が極めて小さいために前記
温度制御装置のダンパの閉成状態が長く、冷蔵室内に殆
んど冷気が吐出されなくなることがある。このため、冷
蔵室内で比較的温度の高い冷蔵室上部に設けられた定温
室の温度が該冷蔵室の中段部の温度より高くなってしま
う。これとは反対に、外気温度が高かったり、前記温度
制御装置による冷蔵室の設定温度が低かったりした場合
、該冷蔵室内の熱漏洩が極めて多くなるため、温度制御
装置のダンパの開成状態が長く、冷蔵室内へ多量の冷気
が吐出されることになる。このため、前記定温室内にも
相応して多量の冷気が供給されて、該定温室の適温を超
えて低い温度になってしまい、定温室本来の均一な氷温
域の温度分布に維持することが困難となってしまうとい
う問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した従来技術の問題点を改善して、温度
制御装置の設定温度を変えても、温度変化の小さい定温
室を有する冷凍冷蔵庫の提供を、その目的とするもので
ある。
〔発明の概要〕
第1の発明に係る冷凍冷蔵庫の構成は、冷凍室と、冷蔵
室と、この冷蔵室に接して設けられた定温室とを有し、
該冷蔵室の設定温度を強から中。
弱までの間の任意の位置に設定し、これに対応して前記
冷蔵室へ冷却用冷気を導く冷蔵室冷気送風路の冷気導入
口に設けたダンパのダンパ開度を変更せしめて該風路の
流量を制御することにより、前記冷蔵室の温度制御を行
なう温度制御装置を具備した冷凍冷蔵庫において、冷蔵
室冷気送風路の冷気導入口から冷蔵室用吹出口へ至る冷
蔵室用分岐風路と、前記冷気導入口から定温室用吹出口
へ至る定温室用分岐風路と、温度制御装置の設定温度が
中設定のときには、摺動する全行程の中間点に位置し、
前記設定温度を強側へ設定したときには、前記冷蔵室用
分岐風路の入口を前記中間点よりもさらに開くとともに
、前記定温室用分岐風路の入口をさらに閉じ、前記設定
温度を弱側へ設定したときには、前記冷蔵室用分岐風路
の入口を前記中間点よりもさらに閉じるとともに、前記
定温室用分岐風路の入口をさらに開くようにすることが
できるブレードを有する開閉装置とを具備せしめるよう
にしたものである。
また、第2の発明に係る冷凍冷蔵庫の構成は、冷凍室と
、冷蔵室と、この冷蔵室に接して設けられた定温室とを
有し、該冷蔵室の設定温度を強から中1弱までの間の任
意の位置に設定し、これに対応して前記冷蔵室へ冷却用
冷気を導く冷蔵室冷気送風路の冷気導入口に設けたダン
パのダンパ開度を変更せしめて該風路の流量を制御する
ことにより、前記冷蔵室の温度制御を行なう温度制御装
置を具備した冷凍冷蔵庫において、冷蔵室冷気送風路の
冷気導入口から冷蔵室用吹出口へ至る冷蔵室用分岐風路
と、温度制御装置の設定温度か弱設定のとき冷却用冷気
がほとんど風路抵抗なく流れ、中設定7強設定のときに
は風路抵抗で流量が制限されるように形成した前記冷気
導入口から定温室用吹出口へ至る定温室用分岐風路と、
設定温度が者 それぞれ強設定1弱設定、中設定のときには、mlと冷
蔵室用分岐風路の入口をほぼ全開、ほぼ全閉。
ほぼ半開にすることができるブレードを有する開閉装置
とを具備せしめるようにしたものである。
さらに詳しくは、次の通りである。
少くとも、冷凍室、冷蔵室、定温室、および冷却器と冷
気循環装置とからなる冷却装置を有する冷凍冷蔵庫にお
いて、前記冷気循環装置から吐出された冷気が流れる冷
蔵室冷気送風路の冷気導入口で開閉するダンパにより冷
気量を制御する温度制御装置を設け、この温度制御装置
を介して風路を分岐し、当該分岐風路の一方、すなわち
定温室用分岐風路に連通ずる前記定温室へ冷気を吹出す
定温室用吹出口と、他方の分岐風路、すなわち冷蔵室用
分岐風路に連結する冷蔵室吹出口とを具備し、前記温度
制御装置と前記両分岐風路とを断熱ケース内に収容して
、当該温度制御装置の設定温度をダイヤルによって弱(
約5C)、中(約3r)。
強(約QC)の3段階に可変にして、前記ダイヤルと連
結したカムと、当該カム溝を摺動するカムローラ軸、お
よび当該カムローラ軸と連結して前後にスライドするブ
レードとからなる開閉装置を設け、当該開閉装置により
、前記温度制御装置の温度設定と連動して前記各分岐風
路を前記ブレードにより閉鎖するときの断面積が、全開
時の断面積に占る割合を適正にセットして、前記定温室
を0〜−5Cve@度制御するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、実施例によって説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例に係る冷凍冷蔵庫の横
断面図、第2図は、第1図における定温       
(室近傍の詳細を示す拡大断面図、第3図は、第1゜2
図のA−A’断面図、第4図は、温度制御装置。
開閉装置を収納した断熱ケースの詳細を示す拡大断面図
、第5,6図は、いずれも第4図のB −B断面を示し
、第5図は、前記温度制御装置の設定温度が強設定の場
合の断面図、第6図は、弱設定の場合の断面図、第7図
は、第4図におけるカムの詳細を示す平面図、第8図は
、第1図に係る冷凍冷蔵庫の冷却性能を、従来の冷凍冷
蔵庫の冷、却性能と比較して示す冷却性能図である。
図において、1は、冷凍食品を保存するだめの冷凍室2
.一般食品を保存するだめの冷蔵室3゜および魚・肉な
どを凍結直前の温度に維持して保存するために、室内温
度を冷蔵室温よりも低く、且つ冷凍室温よりも高く維持
し、冷蔵室3に接して設けられた定温室4を有する冷凍
冷蔵庫、5は、冷凍冷蔵庫1の本体である箱体、6は、
この箱体5の内容積を冷凍室2と冷蔵室3とに区画する
中仕切、7は、冷凍冷蔵庫1内の空気を循環するための
冷気循環装置、8は、冷蔵室3に接して設けられた定温
室4を区画するケース、9は、冷凍冷蔵庫1内の空気を
冷却するための冷却器、10は、この冷却器9で冷却し
た空気である冷却用冷気(以下、冷気と略称する)を冷
凍室2へ吹出すための吹出口、11は、冷凍室2を冷却
した冷気を冷却器9へ戻すだめの冷凍室戻り風路、12
は、冷蔵室3を冷却するために冷気の送風路となる冷蔵
室用冷気送風路、12aは、冷気を冷蔵室3お工び定温
室4へ導く冷気導入口、13は、冷蔵室3内を冷却して
多少温度上昇した冷気を冷却器9へ戻すための冷蔵室戻
り風路、15は、冷気導入口12aに、開閉可能に設け
られたダンパ、30a。
30bば、冷気導入口12aから定温室用吹出口14へ
至る、該冷気導入口12aに関して左右対称に、断熱材
で形成された定温室用分岐風路であり、ダンパ15を介
して導入した冷気が分流し、これら定温室用分岐風路3
0a、30bを通って定温室4へ吹出され、該室を冷却
する。また、31a、31bは、冷気導入口12aから
冷蔵室用吹出口17へ至る、該冷気導入口12aに関し
て左右対称に、断熱材で形成された冷蔵室用分岐風路で
あり、ダンパ15を介して導入した冷気の残部が、これ
ら冷蔵室用分岐風路31a、31bを通って冷蔵室3へ
吹出され、この冷蔵室3を冷却する。16は、ダイヤル
18の回動によって、設定温度を弱(約5C)、中(約
3C)1強(約QC)の何れかに設定しておけば、冷蔵
室3の温度が検知されて該温度が設定温度からずれた場
合、そのずれ量に比例して変位するダンパ腕15aを介
して前記ダンパ15を開閉し、冷気の流量を制御して温
度調節を行なう温度制御装置、28は、ダイヤル18と
一体となり、このダイヤル18を取付けだ側と反対側の
面に凹形の溝28aを穿設したカム(溝28aの形状に
ついては後述する)、29は、このカム28の溝28a
に嵌合して摺動するカムローラ軸29aと、このカムロ
ー2軸29aと一体となり該カムローラ軸29aの上下
方向直線運動をガイドする摺動軸29b、29cと、前
記カムローラ軸29aに関して左右対称位置に設けた腕
29d、29eとからなる摺動装置、32a、32bは
、摺動装置29の腕29d。
29eの先端に固定され、ダイヤル180回動によるカ
ム28の駆動によって、冷蔵室用分岐風路3]a、31
.b、定温室用分岐風路30a、30bの入口の開度を
調整するブレードであシ、前記カム28.摺動装置29
.ブレード32a、32bによって開閉装置43を構成
している。
前記カム28の溝28aの形状は、第7図(a)に示す
ように、半径(rl+r2)/2の円形状であり、その
中心はカム28の中心からε=(r2r+)/2だけ偏
心している。そして、温度制御装置16のダイヤル18
をパ強”設定位置(定温室用分岐風路30a、30bの
入口がほぼ全閉っ第5図の状態)から1800回動させ
ると、カムローラ軸29aが2εだけ下方へ移動し、弱
”設定位置(冷蔵室用分岐風路31a、31bの入口が
ほぼ全閉。第6図の状態)に来るようになっている。
19は、前記温度制御装置16.ダンパ15゜冷蔵室用
分岐風路31a、31b、定温室用分岐      I
風路30a、30b、開閉装置43を収納する断熱ケー
ス、33は、温度制御装置16を収納固定し、且つ冷蔵
室用冷気送風路12の末端部と冷気導入口12aの平面
縁とを構成するダンパケース、34は、このダンパケー
ス33に、温度制御装置16を中心にして左右に設けら
れ、カムローラ軸29aを上下方向にのみ移動するよう
にガイドするガイド溝、20は、定温室用吹出口14か
ら中仕切6の下壁面24に沿って定温室4の中央付近へ
至る、冷気を導入する風路となるダクト、21は、この
ダクト20の小孔20aから吐出した冷気を定温室4の
上部平面全体に拡散するだめの整流ガイド板、22は、
中仕切6の下壁面24と整流ガイド板21とで形成され
る整流ガイド空間、23は、この整流ガイド空間22と
定温室4と連通ずる小孔、35は、複数の層を形成し、
中間に空気などの断熱性能を有する断熱層36を有する
二重殻ケース、37は、冷蔵室3を形成する箱体5の内
箱27の両側壁面に設けた凹部、38は、定温室4のケ
ース8を冷蔵室3の上部位置に支持し、且つ前後に摺動
して、定温室4内の食品の出し入れを容易にするために
ケース8に一体に取付けられた軸、39は、定温室4へ
吐出された冷気をケース8の両側上部から排出するだめ
のU字形の空間、40は、ケース8の両側壁と内箱27
との間に形成された、冷気が定温室4から排出して空間
39を通して冷蔵室3へ流れるように構成した排出風路
である。25は冷凍室扉、26は冷蔵室扉である。なお
、冷却器9を冷却するだめの圧縮機、凝縮器などの冷凍
サイクル装置の図示は省略する。
以上のように構成した冷凍冷蔵庫の動作を、特に、温度
制御装置16の設定温度を変化させた場合における、定
温室4の適温維持作用と室内温度分布の均一化作用を中
心に説明する。
冷凍冷蔵庫1をONにすると、圧縮機、凝縮器(以上図
示せず)、冷却器9などからなる冷凍サイクル装置の運
転と同時に冷気循環装置7も運転を開始し、送風作用を
行ない、冷却器9で冷却された冷気が吹出口10を通し
て冷凍室2内へ吹出す。冷気の流れは、冷凍室2内を冷
却して冷凍室戻り風路11から冷却器9へ戻る冷凍室系
冷気循環系路と、冷凍室2内を冷却する一部の冷気を、
冷蔵室用冷気送風路12から、温度制御装置16により
冷蔵室3内の温度を検知して冷気流量を制御するダンパ
15を介して、冷蔵室3内へ吹出し、この冷蔵室3.定
温室4を冷却して冷蔵室戻り風路・13から冷却器9へ
戻る冷蔵室系冷気循環系路とに分岐する。ここで、温度
制御装置16の設定温度を、ダイヤル18によって強”
にセットした場合について、冷蔵室3および定温室4の
冷却作用を説明する。
冷却器9で作られた冷気は、冷蔵室冷気送風路12を通
って断熱ケース19内へ入り冷気導入口12aに達する
。温度制御装置16のダイヤル18が強にセットされて
いるため、冷気導入口12aに設けられているダンパ1
5は最大に開放された状態にあり、冷気は断熱ケース1
9内の風路へ多量に流入する。そして、その冷気は、冷
蔵室用分岐風路31a、3 lbと、定温室用分岐風路
30a、30bとへ、さらに分岐する。
ところで、さきにダイヤル18を強にセットしたときカ
ム28が回動し、このカム28の溝28aに嵌合したカ
ムローラ軸29aが溝28a内を摺−ド32a、32b
は、左右対称に設けられた前記分岐風路30a、30b
、31a、31bの入口を摺動する。これによって、冷
蔵室用分岐風路31a、31bの入口はほぼ全開状態と
なり、定温室用分岐風路30a、30bの入口は極〈わ
ずかの隙間をもったほぼ全閉状態(第5図の状態)とな
る。したがって、冷気は入口面積の大きい冷    −
蔵室用分岐風路31a、31bへ大部分が流れ、冷蔵室
用吹出口17から冷蔵室3内へ吹出されて、冷蔵室3は
所定の強設定の温度約OCに冷却されれる。他方、定温
室4方向への冷気は、ブレード32a、32bによって
絞られた、定温室用分岐風路30a、30bの入口の隙
間から漏洩して流れる。そして、ダク)20を経てその
先端部の横       1方向に開口する小孔20a
を通って整流ガイド空間22へ吹出し、四方に離散し、
ほぼ均一温度の冷気となって小孔23から定温室4へ吹
出される。
これにより、定温室4内に貯蔵されている食品、たとえ
ば肉や魚などを、それらの鮮度維持に適した温度−5〜
OCに且つ室内を均一な温度分布にして冷却することが
できる。食品を冷却し終った冷気は多少の温度上昇を伴
なって、ケニス8の周囲端部からU字形の空間39.ケ
ース8の両側壁に設けられた排出風路40を通って冷蔵
室3へ吹出される。この冷気は、冷蔵室3内の空気温度
に比べれば十分に冷やす能力があるので、前記の冷蔵室
用吹出口17から流入した冷気と混合して、冷蔵室3内
の負荷を冷却しながら冷蔵室戻り風路13の開口部に達
し、この冷蔵室戻シ風路13を通って冷却器9へ戻る。
このように、ダイヤル18によって強設定にした場合に
は、冷蔵室3の空気温度が約OCと非常に低くなるため
、定温室4との温度差が小さくなり、熱漏洩も少くない
ので、前述したように、定温室4へ流す冷気風量を少な
くすることによシ、定温室4を適温に冷却することがで
き、過冷却を防止することができる。
次に、温度制御装置16の設定温度を、ダイヤル18に
よって1弱″′にセットした場合について、冷蔵室3お
よび定温室4の冷却作用を説明する。
温度制御装置16のダイヤル18は弱に設定されている
ため、ダンパ15は冷気導入口12aに押付けられ、冷
蔵室冷気送風路12は閉状態となる。
長時間の待ち時間を経て、ダンパ15が間欠的にわずか
に開き、冷蔵室3を弱設定の温度(約5C)に冷却する
に必要な少量の冷気が冷気導入口12aから流れる。と
ころで、さきにダイヤル18を使用して弱設定にしたと
き、カム28が回動し、このカム28の溝28aに嵌合
しているカムローラ軸29aが該溝28a内を摺動し、
且つガイド溝34に拘束されている摺動軸29b、29
Cが下方へ2εだけ移動し、冷蔵室用分岐風路31a。
31bの入口はほぼ全閉となり、定温室用分岐風路30
a、30bはほぼ全開状態(第6図の状態)となる。こ
れによシ1.冷気は定温室用分岐風路30a、30b方
向へほとんど流れ、ダクト20の小孔20a、整流ガイ
ド空間22.小孔23を経て定温室4へ吹出される。こ
のとき、冷蔵室3の設定温度約5Cと定温室4の適正温
度との差は大きくなり、そのための熱漏洩も多くなる。
しかし、冷気の大部分が定温室4を冷却して、冷蔵室3
を冷却してから冷却器9へ戻るので、定温室4を適正温
度に、また冷蔵室3を設定温度に冷却することができる
以上のようにして、温度制御装置16の設定温度をダイ
ヤル18によって変えたときの、冷蔵室3と定温室4の
冷却性能を調べると、第8図に示すようになる。この第
8図において、横軸はダイヤル18の位置を、縦軸は、
冷蔵室3お工び定温室4の温度を、それぞれ示す。そし
て、Tlは冷蔵室の温度変化を、T2は、従来の冷凍冷
蔵庫の定温室の温度変化を、T3は、第1図に係る冷凍
冷蔵庫1の定温室4の温度変化を、それぞれ表している
。この第8図から明らかなように、従来の冷凍冷蔵庫の
定温室の温度は、冷蔵室の温度とともに大きく変化する
が、本実施例の定温室4の温度変化T3Fiはとんどな
く、ほぼ一定の適温を維持している。
以上説明した実施例によれば、温度制御装置16の設定
温度を変えて冷蔵室3の温度が変化しても、定温室4へ
の風量がそれに応じて制御されて当該定温室4の温度変
化はきわめて小さく、適温を安定して維持することがで
きる。したがって、魚、肉などを凍結直前の温度に長時
間維持し、鮮度や風味を保って貯蔵することができる冷
凍冷蔵庫を提供することができるという効果がある。
なお、本実施例においては、開閉装置43のカム28の
溝28aの形状を円形にしたが、溝の形状は円形に限る
ものではなく、カム28の回転中心から溝までの距離の
始点r1と終点r2とに差を生じ、摺動装置29にスト
ロークrg −rl を与えるものであればよい。たと
えば、第7図(b)のように、楕円の溝28a′、第7
図(C)のように、インボリュート形状の溝28a“で
あってもよい。     (楕円の溝28a′は、小さ
なカムで大きなストロークを与えるのに適している。イ
ンボリュート形状のfi28a//ld、始点rlから
終点r2までの角度を自由に選ぶことができるという利
点がある。
以下、他の実施例を説明する。
第9図は、本発明の第2の実施例に係る冷凍冷蔵庫の断
熱ケース近傍の詳細を示す断面図(前記第1の実施例の
第6図に相当)である。
この第9図において、第6図と同一番号を付したものは
同一部分である。そして41は、カム28Aの平面上に
設けられた均一な厚さの凸形の突起部、42a、42b
は、この突起部41の両側面を挾持して摺動する、摺動
装置29Aのカムローラ軸である。
このように構成したものにおいて、カム28Aを回動さ
せると、カムローラ軸42a、42bが突起部41を挾
持して摺動しながら、ガイド溝34に拘束されて上方も
しくは下方へ直線移動し、ブレード32a、32bによ
って分岐風路の入口を開閉することができることは、前
記第1の実施例と同じである。
第10図は、本発明の第3の実施例に係る冷凍冷蔵庫の
断熱ケース近傍の詳細を示す断面図(前記第1の実施例
の第6図に相当)である。
この第10図において、第6図と同一番号を付したもの
は同一部分である。この実施例は、断熱ケース19A内
に、冷気導入口12aに関して左右に、一方が他方より
も断面積が大きい2つの定温室用分岐風路30a’ 、
30b’を形成したものである。
このように構成することによって、断面積の大きい方の
定温室用分岐風路30’へは多量の冷気を流すことがで
き、この先に設けたダクトに連通ずる整流ガイド板の小
孔(図示せず)からは、定温室内へ多量の冷気を吹出し
、その部分を他の部分よりも低温KL、該定温室内に温
度分布を持たせることができる。
一般に、魚・肉の鮮度維持に適した温度はかならずしも
一つの温度域ではなく、その種類によって異なることが
多い。したがって定温室内に、このように温度分布をも
たせた方が利用効果も幅広くなる。また、定温室内を2
つに仕切りを入れて区画すれば、2温度の定温室を安定
して持つことができるという利点もある。
第11図は、本発明の第4の実施例に係る冷凍冷蔵庫の
断熱ケース近傍の詳細を示す断面図(前記第1の実施例
の第6図に相当)である。
この第11図において、第6図と同一番号を付したもの
は同一部分である。この実施例は、断熱ケース19B内
に、温度制御装置の設定温度が弱設定のとき冷気が?1
とんど風路抵抗なく流れ、中設定9強設定のときには風
路抵抗で流量が制限されるように形成した定温室用分岐
風路30a“。
30b“を、冷気導入口12aに関して左右対称に設け
、開閉装置43Bは、前記温度制御装置がそれぞれ強2
弱、中設定のとき、冷蔵室用分岐風路31a、31bの
みをほぼ全開、ほぼ全閉、ほぼ半開きにすることができ
るようにしたものである。
このように構成することにより、温度制御装置を中1強
設定にしたときには、定温室用分岐風路30a”、30
b“の風路抵抗が、冷蔵室用分岐風路31a、31bの
風路抵抗よりもはるかに大きくなって、定温室用分岐風
路3oa″、3ob″の入口は開放したままであっても
冷気の流入が制限される。
この実施例は、冷蔵室用分岐風路31a、31bの入口
のみを開閉すればよいので、開閉装置43Bのカム28
Bを小形化できるという利点がある。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、温度制御装
置の設定温度を変えても、温度変化の小さい定温室を有
する冷凍冷蔵庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例に係る冷凍冷蔵庫の横
断面図、第2図は、第1図における定温室近傍の詳細を
示す拡大断面図、第3図は、第1゜2図のA−A’断面
図、第4図は、温度制御装置。 開閉装置を収納した断熱ケースの詳細を示す拡大断面図
、第5,6図は、いずれも第4図のB −B断面を示し
、第5図は、前記温度制御装置の設定温度が強設定の場
合の断面図、第6図は、弱設定の場合の断面図、第7図
は、第4図におけるカムの詳細を示す平面図、第8図は
、第1図に係る冷凍冷蔵庫の冷却性能を、従来の冷凍冷
蔵庫の冷却性能と比較して示す冷却性能図、第9〜11
図は、それぞれ本発明の第2〜4の実施例に係る冷凍冷
蔵庫の断熱ケース近傍の詳細を示す断面図(前記第1の
実施例の第6図に相当)である。 1・・・冷凍冷蔵庫、2・・・冷凍室、3・・・冷蔵室
、4・・・定温室、12・・・冷蔵室冷気送風路、12
a・・・冷気導入口、14・・・定温室用吹出口、15
・・・ダンパ、16・・・温度制御装置、17・・・冷
蔵室用吹出口、28.28A、28B・・・カム、29
,29A・・・摺動装置、30a、30a’ 、30a
〃、3Qb。 30b’ 、30b“・・・定温室用分岐風路、31a
。 3 l b−・・冷蔵室用分岐風路、32a、32a’
 。 32b、32b/・・・ブレード、43.43A、43
B島1 面 f74 国 第7 目 第6 区 ダ°イヤルのイLぺに 躬10 口 第11  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、冷凍室と、冷蔵室と、この冷蔵室に接して設けられ
    た定温室とを有し、該冷蔵室の設定温度を強から中、弱
    までの間の任意の位置に設定し、これに対応して前記冷
    蔵室へ冷却用冷気を導く冷蔵室冷気送風路の冷気導入口
    に設けたダンパのダンパ開度を変更せしめて該風路の流
    量を制御することにより、前記冷蔵室の温度制御を行な
    う温度制御装置を具備した冷凍冷蔵庫において、冷蔵室
    冷気送風路の冷気導入口から冷蔵室用吹出口へ至る冷蔵
    室用分岐風路と、前記冷気導入口から定温室用吹出口へ
    至る定温室用分岐風路と、温度制御装置の設定温度が中
    設定のときには、摺動する全行程の中間点に位置し、前
    記設定温度を強側へ設定したときには、前記冷蔵室用分
    岐風路の入口を前記中間点よりもさらに開くとともに、
    前記定温室用分岐風路の入口をさらに閉じ、前記設定温
    度を弱側へ設定したときには、前記冷蔵室用分岐風路の
    入口を前記中間点よりもさらに閉じるとともに、前記定
    温室用分岐風路の入口をさらに開くようにすることがで
    きるブレードを有する開閉装置とを具備したことを特徴
    とする冷凍冷蔵庫。 2、定温室用分岐風路を、冷気導入口に関して左右に形
    成した、一方が他方よりも断面積が大きい2つの定温室
    用分岐風路から構成したものである特許請求の範囲第1
    項記載の冷凍冷蔵庫。 3、冷凍室と、冷蔵室と、この冷蔵室に接して設けられ
    た定温室とを有し、該冷蔵室の設定温度を強から中、弱
    までの間の任意の位置に設定し、これに対応して前記冷
    蔵室へ冷却用冷気を導く冷蔵室冷気送風路の冷気導入口
    に設けたダンパのダンパ開度を変更せしめて該風路の流
    量を制御することにより、前記冷蔵室の温度制御を行な
    う温度制御装置を具備した冷凍冷蔵庫において、冷蔵室
    冷気送風路の冷気導入口から冷蔵室用吹出口へ至る冷蔵
    室用分岐風路と、温度制御装置の設定温度が弱設定のと
    き冷却用冷気がほとんど風路抵抗なく流れ、中設定、強
    設定のときには風路抵抗で流量が制限されるように形成
    した、前記冷気導入口から定温室用吹出口へ至る定温室
    用分岐風路と、設定温度がそれぞれ強設定、弱設定、中
    設定のときには、前記冷蔵室用分岐風路の入口をほぼ全
    開、ほぼ全閉、ほぼ半開にすることができるブレードを
    有する開閉装置とを具備したことを特徴とする冷凍冷蔵
    庫。
JP25200384A 1984-11-30 1984-11-30 冷凍冷蔵庫 Granted JPS61130767A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62250876A (ja) * 1986-04-22 1987-10-31 Mitsubishi Electric Corp 電圧形インバ−タ装置
JPS632067U (ja) * 1986-06-20 1988-01-08
JPS6448570U (ja) * 1987-09-18 1989-03-24

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JPH0544698Y2 (ja) * 1987-09-18 1993-11-12

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