JPS61130721A - 石炭水スラリの噴霧方法 - Google Patents
石炭水スラリの噴霧方法Info
- Publication number
- JPS61130721A JPS61130721A JP25190384A JP25190384A JPS61130721A JP S61130721 A JPS61130721 A JP S61130721A JP 25190384 A JP25190384 A JP 25190384A JP 25190384 A JP25190384 A JP 25190384A JP S61130721 A JPS61130721 A JP S61130721A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal
- water slurry
- water
- slurry
- mixing chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D1/00—Burners for combustion of pulverulent fuel
- F23D1/005—Burners for combustion of pulverulent fuel burning a mixture of pulverulent fuel delivered as a slurry, i.e. comprising a carrying liquid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
行う、石炭水スラリの噴霧方法に関する。
微粉炭燃焼に代わる新しい石炭の燃焼方法として、微粉
炭と水を混合した石炭水スラリの燃焼が石炭ボイラに利
用されている。石炭水スラリは、石炭を従来の石油系燃
料と同様に、ポンプでバーナまで供給することができる
ために、微粉炭の空気搬送と比較して、流量制御の簡便
さと燃料配管径の縮少などの輸送面の利点がある。また
、ボイラ用の燃料として石炭水スラリを考えると、燃料
の発熱量を高くする必要性から、石炭水スラリに含まれ
る石炭の濃度を62〜70%にまで高くした高濃度石炭
水スラリがボイラ用燃料として用いられている。
炭と水を混合した石炭水スラリの燃焼が石炭ボイラに利
用されている。石炭水スラリは、石炭を従来の石油系燃
料と同様に、ポンプでバーナまで供給することができる
ために、微粉炭の空気搬送と比較して、流量制御の簡便
さと燃料配管径の縮少などの輸送面の利点がある。また
、ボイラ用の燃料として石炭水スラリを考えると、燃料
の発熱量を高くする必要性から、石炭水スラリに含まれ
る石炭の濃度を62〜70%にまで高くした高濃度石炭
水スラリがボイラ用燃料として用いられている。
さて、このような流体として取扱い可能な石炭水スラリ
を燃焼する際には、液体状の石炭水スラリを微小な噴霧
粒子にまで小さくするアトマイザが必要となる。アトマ
イザには空気又は蒸気を噴霧媒体として用いて、気体の
運動エネルギで石炭水スラリを微小粒子にまで噴霧する
二流体噴射弁がある。二流体噴射弁による噴霧の平均粒
径は100〜200μmと微粉炭の平均粒径40〜70
μmと比較して大幅に増加するとともに、噴霧粒子の粒
子速度が微粉炭の数倍から数10倍となるために、NO
xの増加及び着火の不安定化等の問題点がある。このよ
うな問題点を解決する噴霧方法として、気体の運動エネ
ルギーを使わずに、石炭水スラリにもたせ良熱エネルギ
ーを利用した霧化方法を提供するものである。熱エネル
ギーを利用して微粒化するアトマイザとして、例えば特
公昭55−14325号公報に示されるように、燃料金
微粒化される場所の圧力以上に燃料を加圧し、かつ、微
粒化される場所のその燃料の沸点以上の温度に加熱して
、ノズルから噴出し、圧力の急変くよる減圧沸騰により
微粒化を行なうものが知られている。この方法は、減圧
沸騰に二って燃料の一部を液相から気相へ相変化せしめ
、この相変化によって引き起こされる体積膨脹によって
燃料を微粒化する方法である。しかしながら、この方法
をそのまま、石炭水スラリ、特に高濃度石炭水スラリに
適用すると、圧力の急変に伴ないノズル部で水が蒸発し
、石炭水スラリの石炭濃度は高くなる結果、石炭水スラ
リの粘度は急激に増加してノズル部で石炭水スラリか閉
塞するという問題が生ずる。さらにまた、石炭水スラリ
を加圧すると、石炭水スラリに含まれている水は微粉炭
粒子の細孔に吸収される結果、微粉炭粒子間の間隙水は
減少して石炭水スラリの流動性が低下し、ノズル等の絞
り部の閉塞を助長するという問題が生ずる。
を燃焼する際には、液体状の石炭水スラリを微小な噴霧
粒子にまで小さくするアトマイザが必要となる。アトマ
イザには空気又は蒸気を噴霧媒体として用いて、気体の
運動エネルギで石炭水スラリを微小粒子にまで噴霧する
二流体噴射弁がある。二流体噴射弁による噴霧の平均粒
径は100〜200μmと微粉炭の平均粒径40〜70
μmと比較して大幅に増加するとともに、噴霧粒子の粒
子速度が微粉炭の数倍から数10倍となるために、NO
xの増加及び着火の不安定化等の問題点がある。このよ
うな問題点を解決する噴霧方法として、気体の運動エネ
ルギーを使わずに、石炭水スラリにもたせ良熱エネルギ
ーを利用した霧化方法を提供するものである。熱エネル
ギーを利用して微粒化するアトマイザとして、例えば特
公昭55−14325号公報に示されるように、燃料金
微粒化される場所の圧力以上に燃料を加圧し、かつ、微
粒化される場所のその燃料の沸点以上の温度に加熱して
、ノズルから噴出し、圧力の急変くよる減圧沸騰により
微粒化を行なうものが知られている。この方法は、減圧
沸騰に二って燃料の一部を液相から気相へ相変化せしめ
、この相変化によって引き起こされる体積膨脹によって
燃料を微粒化する方法である。しかしながら、この方法
をそのまま、石炭水スラリ、特に高濃度石炭水スラリに
適用すると、圧力の急変に伴ないノズル部で水が蒸発し
、石炭水スラリの石炭濃度は高くなる結果、石炭水スラ
リの粘度は急激に増加してノズル部で石炭水スラリか閉
塞するという問題が生ずる。さらにまた、石炭水スラリ
を加圧すると、石炭水スラリに含まれている水は微粉炭
粒子の細孔に吸収される結果、微粉炭粒子間の間隙水は
減少して石炭水スラリの流動性が低下し、ノズル等の絞
り部の閉塞を助長するという問題が生ずる。
本発明は上記欠点を改善しようとしてなされたもので、
その目゛的とするところは、石炭水スラリ0減圧沸騰現
像を利用した微粒化と、この微粒化に伴なうノズル等の
絞シ部の閉塞を防止する噴霧を行なうことにある。
その目゛的とするところは、石炭水スラリ0減圧沸騰現
像を利用した微粒化と、この微粒化に伴なうノズル等の
絞シ部の閉塞を防止する噴霧を行なうことにある。
即ち、本発明の特徴とするところは、石炭水スラリを1
500CP以下の粘度に調整し、この粘度調整された石
炭水スラリの供給圧力をその噴霧場所の圧力以上となし
、しかも石炭水スラリの温度を噴霧場所の水の沸点以上
で、かつ、噴霧前は石炭水スラリか有する圧力下での水
の沸点以下とし、この石炭水スラリをノズル等の絞り部
から絞り膨脹させつつ上記噴霧場所に噴霧し、との噴霧
の際の圧力の急変により石炭水スラリに含まれている水
の蒸発または沸騰を引き起し、しかして石炭水スラリに
含まれている微粉炭粒子を分散させて噴霧する石炭水ス
ラリの噴霧方法にある。
500CP以下の粘度に調整し、この粘度調整された石
炭水スラリの供給圧力をその噴霧場所の圧力以上となし
、しかも石炭水スラリの温度を噴霧場所の水の沸点以上
で、かつ、噴霧前は石炭水スラリか有する圧力下での水
の沸点以下とし、この石炭水スラリをノズル等の絞り部
から絞り膨脹させつつ上記噴霧場所に噴霧し、との噴霧
の際の圧力の急変により石炭水スラリに含まれている水
の蒸発または沸騰を引き起し、しかして石炭水スラリに
含まれている微粉炭粒子を分散させて噴霧する石炭水ス
ラリの噴霧方法にある。
以下、本発明の一実施例を第1図によシ説明する。石炭
水スラリL1は燃料供給管5に設けたポンプ1、開閉弁
2および圧力制御弁3を経て予熱器4に供給される。予
熱器4で加熱され死石炭水スラリはノズル11の混合室
10に供給される。
水スラリL1は燃料供給管5に設けたポンプ1、開閉弁
2および圧力制御弁3を経て予熱器4に供給される。予
熱器4で加熱され死石炭水スラリはノズル11の混合室
10に供給される。
一方、水L2はポンプ14によシ供給管6に設けた流量
制御弁7および開閉弁8を経て、燃料供給管5と同心円
状に配置された液体供給管9に水を供給する。液体供給
管9に続く部分は円筒状の混合室10t−形成し、混合
室10は燃料供給管5のスタ側の先端にノズル11を有
する。圧力・温度検出器12は、混合室10の中の石炭
水スラリと水の混合物の圧力と温度を検出信号として監
視器13へ送る。監視器13は適過な制御係数を持つ制
御系at 、R−* 、R3を介して圧力制御弁3及び
水の流量制御弁7の開腹、さらに石炭水スラリの加熱器
4の加熱度を連動して自動的に、あるいは個々に手動で
最適量に制御する。
制御弁7および開閉弁8を経て、燃料供給管5と同心円
状に配置された液体供給管9に水を供給する。液体供給
管9に続く部分は円筒状の混合室10t−形成し、混合
室10は燃料供給管5のスタ側の先端にノズル11を有
する。圧力・温度検出器12は、混合室10の中の石炭
水スラリと水の混合物の圧力と温度を検出信号として監
視器13へ送る。監視器13は適過な制御係数を持つ制
御系at 、R−* 、R3を介して圧力制御弁3及び
水の流量制御弁7の開腹、さらに石炭水スラリの加熱器
4の加熱度を連動して自動的に、あるいは個々に手動で
最適量に制御する。
次に第1図の石炭水スラリ噴霧装置の作用を説明する。
石炭水スラIJLIは燃料供給管5から開閉弁2および
圧力制御弁3を経て予熱器4を通過するがこのとき、石
炭水スラリLIの温度は混合室10の圧力における水の
沸点の温度以下でおり、かつ、混合室100石炭水スラ
リと液体供給管9から供給される水L2との混合物の温
度が設定温度に等しくなるように加熱される。加熱され
死石炭水スラリLlは混合室10で液体供給管9から供
給される水L2と混合する。石炭水スラリL1と水L2
の混合で混合室10内の流れに生ずる乱流は、加圧供給
されるために石炭水スラリLl中の微粉炭粒子の細孔内
に吸収されていた水を微粉炭粒子の表面に吐出させ、石
炭水スラ!jLl+o流動性を良好にする。さらに水L
!は石炭水スラリLlの粘度を1500CP以下に下げ
て、流動性をより一層良好くする。混合室10で流動性
を良好にされた石炭水スラリはノズル11t−通過する
がこのとき、石炭水スラリの圧力の急激な減少によって
水は相変化して水蒸気となる。このときの水の体積膨脹
によって、石炭水スラリは噴霧されて微小粒子となる。
圧力制御弁3を経て予熱器4を通過するがこのとき、石
炭水スラリLIの温度は混合室10の圧力における水の
沸点の温度以下でおり、かつ、混合室100石炭水スラ
リと液体供給管9から供給される水L2との混合物の温
度が設定温度に等しくなるように加熱される。加熱され
死石炭水スラリLlは混合室10で液体供給管9から供
給される水L2と混合する。石炭水スラリL1と水L2
の混合で混合室10内の流れに生ずる乱流は、加圧供給
されるために石炭水スラリLl中の微粉炭粒子の細孔内
に吸収されていた水を微粉炭粒子の表面に吐出させ、石
炭水スラ!jLl+o流動性を良好にする。さらに水L
!は石炭水スラリLlの粘度を1500CP以下に下げ
て、流動性をより一層良好くする。混合室10で流動性
を良好にされた石炭水スラリはノズル11t−通過する
がこのとき、石炭水スラリの圧力の急激な減少によって
水は相変化して水蒸気となる。このときの水の体積膨脹
によって、石炭水スラリは噴霧されて微小粒子となる。
水L2は、石炭水スラリか噴霧される時にノズル11内
で生ずる水蒸気の重量と等しい流量が混合室10内に供
給され、石炭水スラリの石炭濃度の上昇を抑制しノズル
11内の閉塞を防止する。
で生ずる水蒸気の重量と等しい流量が混合室10内に供
給され、石炭水スラリの石炭濃度の上昇を抑制しノズル
11内の閉塞を防止する。
第2図は本実施例の石炭水スラリアトマイザで石炭水ス
ラリ金噴霧した際の噴霧粒子の顕微鏡写真の一例である
。噴霧粒子の顕微鏡写真は、噴霧粒子をアクリル板に塗
付したシリコンオルに受止めて顕微鏡及び写真焼付けに
よる受止法によって得られたものである。
ラリ金噴霧した際の噴霧粒子の顕微鏡写真の一例である
。噴霧粒子の顕微鏡写真は、噴霧粒子をアクリル板に塗
付したシリコンオルに受止めて顕微鏡及び写真焼付けに
よる受止法によって得られたものである。
第3図は、本実施例の石炭水スラリアトマイザで噴霧し
た石炭水スラリ噴霧の平均粒径と石炭水スラリの粘度の
関係を示したものである。第3図の横軸はノズル1゛1
を通過する際の石炭水スラリの粘度を示す。第3図の縦
軸は平均粒径であるが平均粒径は120倍に拡大した第
2図のような写真から計測した噴霧粒子の長径の3乗の
和と長径の2乗の和の比であるザウタ平均粒径である。
た石炭水スラリ噴霧の平均粒径と石炭水スラリの粘度の
関係を示したものである。第3図の横軸はノズル1゛1
を通過する際の石炭水スラリの粘度を示す。第3図の縦
軸は平均粒径であるが平均粒径は120倍に拡大した第
2図のような写真から計測した噴霧粒子の長径の3乗の
和と長径の2乗の和の比であるザウタ平均粒径である。
測定条件は、圧力・温度検出器からの出力が圧力3Kg
/cm” (ゲージ圧)テ温[120C−’(ある。
/cm” (ゲージ圧)テ温[120C−’(ある。
ノズル11を通過する石炭水スラリの粘度が増加してい
くと、微粒化が抑制される結果平均粒径は増大し、石炭
水スラリの粒度が1500CP以上ではノズル11内で
閉塞することがわかる。また、ノズル11を通過する石
炭水スラリの粘度が低下すると平均粒径は減少するが、
石炭水スラリの粘度が100OCP以下では平均粒径は
ほぼ一定値に近入 づくことがわかる。
くと、微粒化が抑制される結果平均粒径は増大し、石炭
水スラリの粒度が1500CP以上ではノズル11内で
閉塞することがわかる。また、ノズル11を通過する石
炭水スラリの粘度が低下すると平均粒径は減少するが、
石炭水スラリの粘度が100OCP以下では平均粒径は
ほぼ一定値に近入 づくことがわかる。
第4図に本発明の実施例の石炭水スラリアトマイザをバ
ーナに取り付けて燃焼した時のN Ox発生量と未燃分
を示す。第4図の横軸は石炭水スラリを完全燃焼するに
必要な最低空気量によってバーナから噴出される空気量
の和を割った値である空気比λを示し、縦軸は燃焼排ガ
ス中のN Ox濃度及び未燃分を示す。使用した石炭水
スラリは、太平洋炭を74μm以下の石炭粒子の重量が
71チ、37μm以下の石炭粒子の重量が33チとなる
粒径分布で、ノズル11t″通過する際の石炭の重量濃
[63,5%、濃度1000CP(04性を有する。石
炭水スラリの供給量は47KIi/hであり、燃焼器の
大きさは600■X600mの正方形の断面形状で、長
さ3mである。図中曲線41は本実施例の石炭水スラリ
アトマイザを用いた条件で得られたものでおる。また図
中曲線42は石炭水スラリ會空気によって噴霧する二流
体アトマイザの条件で得られたものである。曲線41と
42とを比較すれば明らかなように、同一空気比におい
て、太きくNOx低減を図れ、かつ、また、未燃分を低
減することができる。この原因は以下の理由による。本
実施例の石炭水スラリアトマイザは二流体アトマイザの
場合に比べて、石炭水スラリ噴霧が着火に要するバーナ
からの距離は短く、石炭水スラリ噴霧粒子速度は小さく
、かつまた石炭水スラリ噴霧粒子に含まれる水の蒸発速
度が高い。
ーナに取り付けて燃焼した時のN Ox発生量と未燃分
を示す。第4図の横軸は石炭水スラリを完全燃焼するに
必要な最低空気量によってバーナから噴出される空気量
の和を割った値である空気比λを示し、縦軸は燃焼排ガ
ス中のN Ox濃度及び未燃分を示す。使用した石炭水
スラリは、太平洋炭を74μm以下の石炭粒子の重量が
71チ、37μm以下の石炭粒子の重量が33チとなる
粒径分布で、ノズル11t″通過する際の石炭の重量濃
[63,5%、濃度1000CP(04性を有する。石
炭水スラリの供給量は47KIi/hであり、燃焼器の
大きさは600■X600mの正方形の断面形状で、長
さ3mである。図中曲線41は本実施例の石炭水スラリ
アトマイザを用いた条件で得られたものでおる。また図
中曲線42は石炭水スラリ會空気によって噴霧する二流
体アトマイザの条件で得られたものである。曲線41と
42とを比較すれば明らかなように、同一空気比におい
て、太きくNOx低減を図れ、かつ、また、未燃分を低
減することができる。この原因は以下の理由による。本
実施例の石炭水スラリアトマイザは二流体アトマイザの
場合に比べて、石炭水スラリ噴霧が着火に要するバーナ
からの距離は短く、石炭水スラリ噴霧粒子速度は小さく
、かつまた石炭水スラリ噴霧粒子に含まれる水の蒸発速
度が高い。
このことから、本実施例のアトマイザの石炭水スラリの
噴霧はバーナから噴出する燃焼用空気と十分に混合する
前に着火するため、火炎内に還元性雰囲気金形成し、N
Ox還元反応を進め、NOxを低減することが可能とな
る。さらに、燃焼器内の石炭水スラリ噴霧粒子の滞留時
間が長くなり、未燃分を低減することが可能となる。
噴霧はバーナから噴出する燃焼用空気と十分に混合する
前に着火するため、火炎内に還元性雰囲気金形成し、N
Ox還元反応を進め、NOxを低減することが可能とな
る。さらに、燃焼器内の石炭水スラリ噴霧粒子の滞留時
間が長くなり、未燃分を低減することが可能となる。
この発明の実施例において、石炭水スラリと水収
を混合する場合に関して作用を説明したが、水侭外の液
体として、石炭水スラリの粘度低減剤を用いても同等の
性能を示すことができる。さらに、また、水以外の液体
として、アルコール等の石炭水スラリの燃焼促進剤、又
は、微粒化促進剤を混合すると、Noxflk度及び未
燃分は水を用いた場合に比べて、同一空気比でより一層
低減される。
体として、石炭水スラリの粘度低減剤を用いても同等の
性能を示すことができる。さらに、また、水以外の液体
として、アルコール等の石炭水スラリの燃焼促進剤、又
は、微粒化促進剤を混合すると、Noxflk度及び未
燃分は水を用いた場合に比べて、同一空気比でより一層
低減される。
本発明によれば、アトマイザ内で水等の液体と石炭水ス
ラリを混合して、石炭水スラリを1500CP以下の粘
度に!!14整することKよシ、ノズル内での石炭水ス
ラリの閉塞を防止するとともに、平均粒径の小さな良好
な噴霧を得ることができる。
ラリを混合して、石炭水スラリを1500CP以下の粘
度に!!14整することKよシ、ノズル内での石炭水ス
ラリの閉塞を防止するとともに、平均粒径の小さな良好
な噴霧を得ることができる。
第1図はこの発明の石炭水スラリ噴霧方法の一実施例を
一部断面図で他を配管配線系統図で示す説明図、第2図
は第1図の装置で霧化した噴霧粒子を光学顕微鏡で撮影
した石炭水スラリ滴分散状態図、第3図は石炭水スラリ
噴霧平均粒径と石炭水スラリの粘度の関係を示した図、
第4図は第1図の装置を燃焼器に取付けた際のN Ox
61度と未燃分の空気比による影響を示した図である
。 1・・・ポンプ、2・・・開閉弁、3・・・圧力制御弁
、4・・・予熱器、5・・・燃料供給管、6・・・供給
管、7・・・流量制御弁、8・・・開閉弁、9・・・液
体供給管、10・・・混合室、11・・・ノズル、12
・・・圧力・温度検出器、13・・・監視器。
一部断面図で他を配管配線系統図で示す説明図、第2図
は第1図の装置で霧化した噴霧粒子を光学顕微鏡で撮影
した石炭水スラリ滴分散状態図、第3図は石炭水スラリ
噴霧平均粒径と石炭水スラリの粘度の関係を示した図、
第4図は第1図の装置を燃焼器に取付けた際のN Ox
61度と未燃分の空気比による影響を示した図である
。 1・・・ポンプ、2・・・開閉弁、3・・・圧力制御弁
、4・・・予熱器、5・・・燃料供給管、6・・・供給
管、7・・・流量制御弁、8・・・開閉弁、9・・・液
体供給管、10・・・混合室、11・・・ノズル、12
・・・圧力・温度検出器、13・・・監視器。
Claims (1)
- 1、石炭水スラリを1500CP以下の粘度に調整し、
この粘度調整された石炭水スラリの供給圧力をその噴霧
場所の圧力以上となし、しかも石炭水スラリの温度を噴
霧場所の水の沸点以上で、かつ、噴霧前は石炭水スラリ
が有する圧力下での水の沸点以下とし、この石炭水スラ
リをノズル等の絞り部から絞り膨脹させつつ上記噴霧場
所に噴霧し、この噴霧の際の圧力の急変により石炭水ス
ラリに含まれている水の蒸発または沸騰を引き起し、し
かして石炭水スラリに含まれている微粉炭粒子を分散さ
せて噴霧することを特徴とする石炭水スラリの噴霧方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25190384A JPS61130721A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 石炭水スラリの噴霧方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25190384A JPS61130721A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 石炭水スラリの噴霧方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130721A true JPS61130721A (ja) | 1986-06-18 |
Family
ID=17229668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25190384A Pending JPS61130721A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 石炭水スラリの噴霧方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61130721A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052742A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-03-12 | Saginomiya Seisakusho Inc | ニードル弁及びこのニードル弁を有する冷凍サイクル装置 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP25190384A patent/JPS61130721A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052742A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-03-12 | Saginomiya Seisakusho Inc | ニードル弁及びこのニードル弁を有する冷凍サイクル装置 |
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