JPS61127911A - 螺子 - Google Patents
螺子Info
- Publication number
- JPS61127911A JPS61127911A JP24848784A JP24848784A JPS61127911A JP S61127911 A JPS61127911 A JP S61127911A JP 24848784 A JP24848784 A JP 24848784A JP 24848784 A JP24848784 A JP 24848784A JP S61127911 A JPS61127911 A JP S61127911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- head
- tapered
- hole
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ゆるみ止め機能を有する螺子に関する。
従来この種のゆるみ止め機能を有する螺子としては、第
6図に示すような構成が知られている。
6図に示すような構成が知られている。
即ち、螺子1は頭部1aの下の首部分にナイロン等の合
成樹脂リング2を嵌合している。そして、この螺子1を
被締結体3に穿設した透孔3aを介して本体4に穿設し
た螺孔4aに螺入して第6図のように締めつけ、このと
きの上記合成樹脂リング2の弾性作用により螺子1を図
示上方に付勢して螺子1の螺子部分と螺孔4aの雌螺子
部分との摩擦力を高めることによってゆるみ止めとして
いた。
成樹脂リング2を嵌合している。そして、この螺子1を
被締結体3に穿設した透孔3aを介して本体4に穿設し
た螺孔4aに螺入して第6図のように締めつけ、このと
きの上記合成樹脂リング2の弾性作用により螺子1を図
示上方に付勢して螺子1の螺子部分と螺孔4aの雌螺子
部分との摩擦力を高めることによってゆるみ止めとして
いた。
かかる従来の螺子にあっては、摩擦力を合成樹脂リング
2の弾性作用によって得ているが、振動等を加えられた
場合には、合成樹脂リング2と被締結体3との摩擦力が
弱いため、螺子1が回動して緩んでしまうことがあった
。また、合成樹脂リング2を必要とするため、コスト高
となる等の問題点を有していた。
2の弾性作用によって得ているが、振動等を加えられた
場合には、合成樹脂リング2と被締結体3との摩擦力が
弱いため、螺子1が回動して緩んでしまうことがあった
。また、合成樹脂リング2を必要とするため、コスト高
となる等の問題点を有していた。
本発明の特徴は、頭部と螺子部との間を上記頭部に至る
に従って大径とした略円錐形のテーバ部を形成し、この
テーバ部の上記螺子部側から上記頭部側に至る寸法を上
記螺子部側外径寸法と上記頭部側外径寸法との差寸法よ
り大きくしたことにある。
に従って大径とした略円錐形のテーバ部を形成し、この
テーバ部の上記螺子部側から上記頭部側に至る寸法を上
記螺子部側外径寸法と上記頭部側外径寸法との差寸法よ
り大きくしたことにある。
以下、第1図乃至第4図により本発明の−実施例を説明
する。
する。
第1図において、螺子10の頭部10aと螺子部10b
との間には、頭部10aに至るに従って大径とした略円
錐形のテーパ部10cが形成されている。Lのテーパ部
10cの外径寸法は、螺子部10b側近傍においては螺
子の外径寸法に略等しくされ、第2図に示す如く、この
螺子部10b側から頭部10a側に至る軸方向寸法り、
に対して、頭部10a側外径寸法と螺子部10b側外径
寸法との差寸法L2より大きくなるようにテーパ角度8
をもたせて形成されている。
との間には、頭部10aに至るに従って大径とした略円
錐形のテーパ部10cが形成されている。Lのテーパ部
10cの外径寸法は、螺子部10b側近傍においては螺
子の外径寸法に略等しくされ、第2図に示す如く、この
螺子部10b側から頭部10a側に至る軸方向寸法り、
に対して、頭部10a側外径寸法と螺子部10b側外径
寸法との差寸法L2より大きくなるようにテーパ角度8
をもたせて形成されている。
一方、かかる螺子10によって本体12に締結される被
締結体11には、頭部10a近傍の外径寸法よりやや大
きいか、或いはほぼ等しい内径寸法の透孔11aが穿設
され、また、本体12には螺子10のテーパ部10cが
嵌合するような同じテーパ角度に形成した略措鉢状のテ
ーパ孔12aを穿設すると共に、このテーパ孔12aの
底部に連通して雌螺子孔12bが設けられている。
締結体11には、頭部10a近傍の外径寸法よりやや大
きいか、或いはほぼ等しい内径寸法の透孔11aが穿設
され、また、本体12には螺子10のテーパ部10cが
嵌合するような同じテーパ角度に形成した略措鉢状のテ
ーパ孔12aを穿設すると共に、このテーパ孔12aの
底部に連通して雌螺子孔12bが設けられている。
尚、上記螺子10のテーパ部10c外面、及び、本体1
2のテーパ孔12a内面は接合したときの摩擦力を増大
させるために、略鏡面仕上げに加工しておくことが望ま
しい。
2のテーパ孔12a内面は接合したときの摩擦力を増大
させるために、略鏡面仕上げに加工しておくことが望ま
しい。
而して、軸方向寸法L+を差寸法L2より大きくなるよ
うにテーパ角度θをもたせて螺子10のテーパ部10c
を形成することにより、テーパ部10cの外周面積が大
きくなる。このため、螺子10を本体12の雌螺子孔1
2bに螺入して、本体12のテーパ孔12aに圧接する
と、テーパ孔12aの内周面とテーパ部10cの外周面
とが大きな面積で接合して大きな摩擦力が生じ、ゆるみ
止めとして働く。この作用は、両面を略鏡面仕上げした
ときにはさらに強力になる。
うにテーパ角度θをもたせて螺子10のテーパ部10c
を形成することにより、テーパ部10cの外周面積が大
きくなる。このため、螺子10を本体12の雌螺子孔1
2bに螺入して、本体12のテーパ孔12aに圧接する
と、テーパ孔12aの内周面とテーパ部10cの外周面
とが大きな面積で接合して大きな摩擦力が生じ、ゆるみ
止めとして働く。この作用は、両面を略鏡面仕上げした
ときにはさらに強力になる。
ちなみに、両寸法L+、Lzの比を1=1とした場合、
即ち、テーパ角度を45度にした場合に比較して、2:
1にした場合では約1.6倍に摩擦力が増大することに
なる。実験によれば、両寸法の比が1.5 : 1から
5:l程度になるようなテーパ部10cに形成すれば効
果が大きかった。
即ち、テーパ角度を45度にした場合に比較して、2:
1にした場合では約1.6倍に摩擦力が増大することに
なる。実験によれば、両寸法の比が1.5 : 1から
5:l程度になるようなテーパ部10cに形成すれば効
果が大きかった。
また、上述の如きテーパ部10cに形成すると、螺子1
0の螺入によってテーパ孔12aにテーパ部10cが食
い込むようになり、摩擦力はさらに大きなものとなる。
0の螺入によってテーパ孔12aにテーパ部10cが食
い込むようになり、摩擦力はさらに大きなものとなる。
第3図は、本発明の他の実施例を示し、螺子10の頭部
10aの下部に円柱部10dを形成し、この円柱部10
dの下部から螺子部10bの間にテーパ部10cを形成
した例であり、円柱部10dの寸法を被締結体11に合
わせて適宜設定することにより、テーパ部10cはほぼ
本体12のテーパ孔12aのみに接合することになり、
接合面積がさらに増大して摩擦力が増大する。
10aの下部に円柱部10dを形成し、この円柱部10
dの下部から螺子部10bの間にテーパ部10cを形成
した例であり、円柱部10dの寸法を被締結体11に合
わせて適宜設定することにより、テーパ部10cはほぼ
本体12のテーパ孔12aのみに接合することになり、
接合面積がさらに増大して摩擦力が増大する。
第4図は、本発明のさらに他の実施例を示し、螺子10
の頭部10aにテーパ部10cを形成した例である。こ
の例にあっては、被締結体11によって摩擦力を得るよ
うにしている。
の頭部10aにテーパ部10cを形成した例である。こ
の例にあっては、被締結体11によって摩擦力を得るよ
うにしている。
第5図は、本発明のさらにまた他の実施例を示し、螺子
としてNC工作機械等の自動工具交換装置のコレットホ
ルダー13の先端に螺着するプレスタッド14に本発明
のテーパ部14aを適用したもので、コレットホルダー
13に形成したテーパ孔13aにブレスタッド14のテ
ーパ部14aを接合させて摩擦力を得て、ゆるみ止め作
用を持たせている。
としてNC工作機械等の自動工具交換装置のコレットホ
ルダー13の先端に螺着するプレスタッド14に本発明
のテーパ部14aを適用したもので、コレットホルダー
13に形成したテーパ孔13aにブレスタッド14のテ
ーパ部14aを接合させて摩擦力を得て、ゆるみ止め作
用を持たせている。
尚、螺子の種類としては、上述の実施例に限定されるも
のでなく、他の螺子に応用してもよいことは勿論である
。
のでなく、他の螺子に応用してもよいことは勿論である
。
以上説明した本発明によれば、頭部と螺子部との間に形
成したテーパ部を、上記螺子部側から上記頭部側に至る
寸法を上記螺子部側外径寸法と上記頭部側外径寸法との
差寸法より大きくしたことにより、摩擦力が作用する面
積が増大するので、螺子のゆるみ止め作用が大きくなり
、高品質のゆるみ止め螺子が得られる。また、従来の螺
子とほぼ同等の製造工程にて製作できるので、コストア
ップにもならない等の効果を奏する。
成したテーパ部を、上記螺子部側から上記頭部側に至る
寸法を上記螺子部側外径寸法と上記頭部側外径寸法との
差寸法より大きくしたことにより、摩擦力が作用する面
積が増大するので、螺子のゆるみ止め作用が大きくなり
、高品質のゆるみ止め螺子が得られる。また、従来の螺
子とほぼ同等の製造工程にて製作できるので、コストア
ップにもならない等の効果を奏する。
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示し、第1図は要
部断面図、第2図は螺子の要部拡大断面図、第3図は他
の実施例を示す要部断面図、第4図はさらに他の実施例
を示す要部断面図、第5図はさらにまた他の実施例を示
す要部断面図、第6は従来例を示す要部断面図である。
部断面図、第2図は螺子の要部拡大断面図、第3図は他
の実施例を示す要部断面図、第4図はさらに他の実施例
を示す要部断面図、第5図はさらにまた他の実施例を示
す要部断面図、第6は従来例を示す要部断面図である。
Claims (1)
- 頭部と螺子部との間を上記頭部に至るに従って大径とし
た略円錐形のテーパ部を形成し、このテーパ部の上記螺
子部側から上記頭部側に至る寸法を上記螺子部側外径寸
法と上記頭部側外径寸法との差寸法より大きくしたこと
を特徴とする螺子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24848784A JPS61127911A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | 螺子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24848784A JPS61127911A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | 螺子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61127911A true JPS61127911A (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=17178890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24848784A Pending JPS61127911A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | 螺子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61127911A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0562716U (ja) * | 1992-02-03 | 1993-08-20 | 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ | 締結装置 |
JP2003532849A (ja) * | 2000-05-12 | 2003-11-05 | マンネスマン レックスロート アクチエンゲゼルシヤフト | 油圧装置 |
JP2010530513A (ja) * | 2007-06-19 | 2010-09-09 | テクノマグネーテ ソチエタ ペル アツィオーニ | 重ねられたエレメントを締結するための装置 |
WO2021116405A1 (de) * | 2019-12-13 | 2021-06-17 | Glock Technology Gmbh | Verschlussfangvorrichtung für eine schusswaffe |
-
1984
- 1984-11-24 JP JP24848784A patent/JPS61127911A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0562716U (ja) * | 1992-02-03 | 1993-08-20 | 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ | 締結装置 |
JP2003532849A (ja) * | 2000-05-12 | 2003-11-05 | マンネスマン レックスロート アクチエンゲゼルシヤフト | 油圧装置 |
JP2010530513A (ja) * | 2007-06-19 | 2010-09-09 | テクノマグネーテ ソチエタ ペル アツィオーニ | 重ねられたエレメントを締結するための装置 |
WO2021116405A1 (de) * | 2019-12-13 | 2021-06-17 | Glock Technology Gmbh | Verschlussfangvorrichtung für eine schusswaffe |
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