JPS6112560A

JPS6112560A - リワインダ装置

Info

Publication number: JPS6112560A
Application number: JP13317084A
Authority: JP
Inventors: Makoto Ujiie; 氏家　真; Yoshitatsu Naitou; 芳達内藤
Original assignee: Hitachi Seiko Ltd
Current assignee: Via Mechanics Ltd
Priority date: 1984-06-29
Filing date: 1984-06-29
Publication date: 1986-01-20
Also published as: JPH0144619B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、輪転印刷機や磁気テープコーティングマシン
やラミネータ機等のウェブのリワインダ装置に関する。

〔発明の背景〕

第１図乃至第４図１こ従来のリワインダ装置を示す。第
１図は平面図、第２図は側面図、第３図はペースタアー
ム附近の側面図、第４図はペースタアーム附近の縦断面
図である。

第２図によく示されるように、複数のローラｂが、ウェ
ブａを巻取りロールｅへ送るように配置されている。巻
取りロールｅは、スパイダアームｆの先端に取付けられ
１巻取リモータＣによりチェーン駆動で回転する。スパ
イダアームｆの他端にも巻取り管ｄがモータＣにより回
転可能に取付けらね、巻取り管ｄとウェブａを挾んでペ
ースタアームｊの先端が対向している。スパイダアーム
ｆは、中央部を中心にして回動可能である。第３図及び
第４図は、このペースタアームｊ附近を示した図で、ペ
ースタアームｊはヒンジシャフトｉを中心に回動可能に
構成され、エアシリンダｇによりレバー５を介して回動
する。ペースタアームｊの先端には、カッターレバーｐ
が回動可能に取付けられ、ヒンジシャフト！に取付けら
れたエアシリンダｌによりシリンダレバーｋを介して回
動する。カッフレバーｐの先端にはカッターｑが、中央
部にはペースタローラＯがブラケット０５０ツドｍを介
してそわぞれ取付けられている。

以上の構成で、通常はペースタアームｊは、第３図に１
点鎖線で示したようにウェブａから離れた時期位置にあ
り、送られてくるウェブａはこの状態でスパイダアーム
ｆの先端の巻取りロールｅへ巻取らねている。ここで、
巻取りロールｅが所定の太さになると、スパイダアーム
ｆ他端の巻取り管ｄヘラニブａを巻取らせる。以下１巻
取り管ｄへ巻取らせる動作を説明する。ペースタアーム
ｊは、エアシリンダｇの作動により待機位置から定位置
へ回動し、ウェブａに接近する。次にエアシリンダｌの
作動によりカッターレバーｐが回動する。このカッター
レバーｐの回動により、カッターレバーｐに取付けられ
たペースタローラ０が、ウェブａを挾んで巻取り管ｄと
当接し、カッターｑがウェブａを切断する。切断された
ウェブａは、ペースタローラ０により巻取り管ｄへ押し
つけられている為、あらかじめ巻取り管ｄをモータＣに
よりウェブａの進行速度と同速となるよう回転させてお
けば、巻取り管ｄへ巻き付き、巻取りをはじめる。そし
て、再びエアシリンダｇ及びｌを作動させて、ペースタ
アームｊ及びカッターレバーｐを元の待機位置に回動さ
せる。その後。

次の巻取り管の交換までにスパイダアームｆを１８　（
＋’回転させて、次の交換に備える。

このようにして、このリワインダ装置はなるのであるが
、この装置では巻取りロールｅは一方向の巻取り、即ち
第２図に示した状態では反時計回り方向の巻取りしか出
来ない。

巻取方向を変えようとすると、この装置のままではウェ
ブａの切断及び巻取り管ｄへの巻き付けが出来ない。こ
の為、巻取り方向を変える場合には、第５図に示したよ
うに、別の位置にペースタアームｊ′を取付けたりワイ
ン′ダ装置を用意して対処しなければならない。

このウェブの巻取り方向は、たとえばウェブが印刷物め
場合、印刷面が内側を向く内巻取りか外側を向く外巻取
りかが巻取方向によって決まるめで重要であり、両方の
巻取り方向が出来るようにする為には、２台のリワイ”
ンダ装置を用意しなければならない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、１台でウェブのいずれの巻取り方向で
も巻取りの出来るリワインダ装置を提供することにある
。

〔発・明の概要〕

この目的を達成する為に、本発明のりワイ゛ンダ装置は
、カッタとペースタローラとを個別のシリンダで作動さ
せると共に、カッタを両刃にすることにより、ウェブの
巻取り管への巻取りがいずれの方向セあっても可能に構
成したことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

以下、本発明のリワインダ装置の一実施例を、第６図乃
至第１２図を参照して説明する。

第６図及び第７図は、リワインダ装置の全体を示した平
面図及び側面図である。ウェブ′１は、複数のガイドロ
ール２６により巻・取りロール２へと送られるように配
置されている。

巻取りロール２は、スパイダアーム３の先端にモータ２
７によりいずわの方向にも回転可能に取付けら゛わ、ス
パイダアーム３の他端には巻取り管４がモータ２７によ
りいずれの方向にも回転可能に取付けられている。スパ
イダアーム３は、中央部を中心として回動可能である。

ウェブ１は、第７図に示した方向から見て、巻取りロー
ル２に反時計回り方向に巻取られるようにガイドロール
２６に通してあり、巻取り管４の近くを通って巻取りロ
ール２に達する。なお、第７図に鎖線で示したウェブ１
は、巻取りロール２に時計回り方向に巻取られるように
ガイドロール２６に通した場合を示したものである。巻
取り管４とウェブ１を挾んで対向した位置にペースタア
ーム１３が設置されている。第８図及び第９図は、この
ペースタアーム１３附近を示した図である。ペースタア
ーム１３は、ヒンジシャフト２８に固定され、ヒンジシ
ャフト２８にはシリンダレバー６を介してエアシリンダ
５が取付けてあり、エアシリンダ５の伸縮によりペース
タアーム１３が回動する。ペースタアーム１３の先端に
はシャフト２０．２１．３１が取付けられている。シャ
フト２１には、ヒンジシャフト２８にレバー３０を介し
て取付けられたエアシリンダ７の先端がレバー１１を介
して取付けられていて、エアシリンダ７の伸縮によりシ
ャフト２１が回動する。シャフト３１には、ヒンジシャ
フト２８にレバー２９を介して取付けられたエアシリン
ダ８の先端がレバー９を介して取付けられていて、エア
シリンダ８の伸縮によりシャフト３１が回動する。

シャフト】８とシャフト２０とは、歯車１０．１９によ
り連動していて、シャフト１８の回転によりシャフト２
０も回動する。そして、シャフト２０には先端に両刃の
カッタ２２が取付けられたカッタレバー１６が固定され
、結局エアシリンダ８の伸縮によりカッタレバー１６が
回動する。

ここで、歯車１０は第１１図及び第１２図によく示され
るように、一部が切欠けられ、その切欠は部にストッパ
２５が当接することにより歯車１０の回転範囲を規制し
ている。なおストッパ２５は２本のピンによりペースタ
アーム１３に固定されるが、一方のピン２４の位置を抜
き差しして変えることにより、ストッパ２５の位置が変
更出来、歯車１０の回転規制範囲を２段階に調整出来る
。レバー２１は、歯車１２．１７によりレバー２０に回
動可能に嵌められたペースタローラレバー１４と連動し
ていて、結局エアシリンダ７の伸縮によりペースタロー
ラレノ々−１４が回動する。なお、ペースタローラレバ
ー１４の先端には、ペースタローラ１５が回転可能に取
付けられている。

以上の構成よりなり、第８図に示したように、反時計回
り方向にウェブ１が巻取られる場合には、巻取り管４の
下方をウェブ１が通っているのであるが、ペースタアー
ム１３は一点鎖線で示したようにエアシリンダ５が伸び
て下方に回動した状態で時期位置となる。この時期位置
では、カッタレバー１６及ヒペースタローラレバ−１４
は、それぞれエアシリンダ８及び７の動作により巻取り
管４から離れた方向へ動いている。なお、ストッパ２５
は第１１図に示した位置状態にある。この時期位置から
、巻取り管４にウェブ１を巻取らせる際には、まずエア
シリンダ５を作動させてペースタアーム１３を定位置即
ち水平状態にする。この水平状態はリミットスイッチ等
により検知する。そして巻取り管４をウェブ１の進行速
度と同速で回転させてから、エアシリンダ７と８とを同
時に作動させて、カッタレバー１６とペースタローラレ
バー１４とを同時に巻取り管４に接近するように回動さ
せて、ペースタローラ１５を巻取り管４に押し付はウェ
ブ１を巻取り管４に接触させると共に、カッタ２２によ
りウェブ１を切断して、ウェブ１を巻取り管４に巻き付
けるものである。

次に第８図と同じ方向から見て時計回り方向に巻き付け
る場合について説明する。第１０図は、この時計回り方
向に巻取り管４に巻き付ける状態を示した図である。ま
ず時期位置では、ペースタアーム１３はエアシリンダ５
が縮んで上方に回動している。カッタレバー１６及びペ
ースタローラレバー１４も、それぞれエアシリンダ８及
び７の動作により巻取り管４から離れた方向へ動いてい
る。なお、ストッパ２５は第１２図に示した位置に予め
設定されている。この時期位置から、巻取り管４にウェ
ブ１を巻取らせる際には、前記反時計回り方向の巻き付
けと同様に、各エアシリンダ５，７゜８を作動させて、
ペースタローラー５を巻取り管４に押しつけ、カッタ２
２でウェブ１を切断する。但し、各エアシリンダ５．７
．８の作動方向は、前記反時計回り方向の時と逆であり
、両刃のカッタ２２も反時計回り方向の時とは反対側の
刃を使用する。以上のようにして、つニブ１を巻取り管
４に巻付けさせるものである。

このように作動することにより、このリワインダ装置は
、各エアシリンダの作動範囲即ち伸縮範囲が長く、ペー
スタアームが上方から下方まで回動し、ペースタローラ
とカッタとが個別のシリンダにより作動することにより
、巻取り管へのウェブの押しつけと切断とが上側と下側
のどちら側でもタイミングよく行える為、巻取り管への
巻付は方向がいずれの方向であっても、支障なく行える
。この為、たとえばウェブが印刷物の場合、印刷面が内
側を向く内巻取りと外側を向く外巻取りとが一台の機械
で選択することが出来るので、便利である。

〔発明の効果〕

以上の実施例より明らかなように本発明によるリワイン
ダ装置によると、カッタとペースタローラとを個別のシ
リンダで作動させると共に、カッタを両刃にしたことに
より、ウェブの巻取り管への巻取りがいずれの方向であ
っても可能なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は従来のりヮインダ装置の一例を示し
、第１図は平面図、第２図は側面図、第３図は要部拡大
側面図、第４図は要部の一部断面平面図、第５図は第２
図に示したものと別の巻取り方向のリワインダ装置の側
面図、第６図乃至第１２図は本発明のりヮインダ装置の
一実施例を示し、第６図は平面図、第７図は側面図、第
８図は要部拡大側面図、第９図及び第１０図は要部の一
部断面平面図、第１１図及び第１２図はペースタアーム
の側面図である。１・・・ウ−［−ブ、２・・・巻ＪＩＩｎロール、３・
・・スパイダアーム％４・・・巻取り管、５・・・エア
シリンダ、６・・・シリンタレバー、７．８・・・エア
シリンダ、９・・・レバ°−１１０・・・歯車、１１申
レバー、１２・・・ｌｔｉ車、　１３・・・ペースタア
ーム％１４・・・ペースタローラレバー、　１５・・・
ペースタローラ、１６・・・カッタレバー、１７・・・
歯車、１８・・・シャフト、１９・・・歯車、２０．２
１・・・シャフト、２２・・・カッタ、２４・・・ピン
、２５・・・ストッパ、２６・・・ガイドロール、２７
・・・モータ、２８・・・ヒンジシャフト、２９　、３
０・・・レバー。

Claims

【特許請求の範囲】

２組設けられたウェブの巻取り管の一方と隣接して、カ
ッタ及びペースタローラが取付けられたペースタアーム
が設置され、他方の巻取り管に巻取中のウェブを、ペー
スタアームの動作により切断し前記一方の巻取り管へ押
圧して巻取らせるリワインダ装置に於いて、前記カッタ
とペースタローラとを個別のシリンダで作動させると共
に、カッタを両刃にすることにより、ウェブの巻取り管
への巻取りがいずれの方向であっても可能に構成したこ
とを特徴とするリワインダ装置。