JPS61124826A - 荷重検出機構 - Google Patents

荷重検出機構

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JPS61124826A
JPS61124826A JP24677384A JP24677384A JPS61124826A JP S61124826 A JPS61124826 A JP S61124826A JP 24677384 A JP24677384 A JP 24677384A JP 24677384 A JP24677384 A JP 24677384A JP S61124826 A JPS61124826 A JP S61124826A
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博 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、秤等に用いられる荷重検出a構に関し、特に
偏荷重に対し測定誤差のない荷重検出機構に関する。
〔従来の技術〕
秤等に用いる荷重検出機構として、従来、第2図に示す
ように、平行四辺形の起歪体51の上下面の四箇所に歪
ゲージを貼付けた構造のロードセル50に計量皿支持部
材53を介在させて、計量皿54を直接取付けた構造の
ものがある。このような構造の荷重検出機構には下記の
ような欠点があった。
(1)、ロードセル50が偏荷重で破壊されるため計量
皿54をあまり大きくできない。
(2)、ロードセルを偏荷重に対して強くするため、起
歪体51の高さおよび幅を大きくする必要があり、小型
化ができない。
(3)、偏荷重に対して正確に荷重を測定することが困
難である。
(4)、起歪体および歪ゲージが偏荷重により曲げ応力
やねじり応力を受は疲労しやすく、従って耐久性が劣る
(5)、歪ゲージ52の経時変化を防ぐため、起歪体5
1全体にベローズをかぶせたり歪ゲージ52の上をカバ
ーや箔でおおって防湿処理をするが、ベローズやカバー
には、起歪体曲げ方向の柔軟性はあってもねじり方向の
柔軟性はなく、従ってねじり方向の偏荷重の場合、著し
く精度が阻害される。また、ねじり応力を受けるとベロ
ーズやカバーの耐久性も極端に落ちる。
(6)、四隅調整のため、歪ゲージ貼付部分のたわみ部
55を削って調整する方法があるが、たわみ部分を削る
とスパンが大きく変イヒする。
(7)、ロードセルを四隅調整した後、ベローズをかぶ
せると再び四隅誤差が生じるが、ベローズをかぶせた後
、四隅調整する手段がない。
上記のような偏荷重に対する問題点を解決するために、
第3図に示すような荷重検出機構が提案されている。同
図において、計量皿61に被測定物を置くと計量皿保持
支柱62は柔軟部63を撓ませつつ垂直下方に偏位して
ピボット等の伝達部材64を介してロードセル65に荷
重を伝達する。
被測定物を計量皿61のロードセル軸中心直角方向に中
心よりずれた位置におくとモーメントにより計量皿保持
支柱62は傾斜しつつ、ビーム66および67の平行四
辺形の角部となる位置に位置決めした柔軟部63を撓ま
せて偏位させる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記第3図に示す従来の荷重検出機構にお
いても、ビーム66.67および計量皿保持支柱62よ
りなる機構部の受ける曲げモーメントやねじり応力を伝
えないためにピボット等の伝達部材64を介して荷重を
ロードセル65に伝えている。この伝達部材64として
は、ピボットの外に、刃と刃受け、リボン、ワイヤ等が
考えられるが、このような伝達部材64を設けると、一
般に精度が落ちる。特に伝達部材64を小さくした場合
に荷重による柔軟部63およびロードセル65のたわみ
につれて、伝達部材64の両端の取り付は角がより大き
く変化し、従って、接点構造がピボット、刃と刃受等両
端の伝達部材64にあっては摩擦によるヒステリシスが
増大し、リボン、ワイヤ等両端が連結された伝達部材6
4においては伝達部材64のつけ根部分のたわみによる
ヒステリシスが生じたり、連結部のずれ等により精度が
落ち、小型化の弊害となる。また、伝達部材64の耐久
性も低いため、荷重検出機構の寿命が阻害される。さら
にピボット、刃と刃受、リボン、ワイヤ等の伝達部材の
加工には、極めて丹念な加工と熟練した組立技術を必要
とし、それが荷重検出機構のコストを高くするという欠
点があった。
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので。
偏荷重による誤差がなく、部品の加工および組立が容易
で、かつ耐久性に優れ、かつ小型化、薄型化可能な荷重
検出機構を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため1本発明は、上下に離間して
位置した複数の水平梁のそれぞれの端部を連結部材で連
結する第1および第2のビームと、起歪体に歪ゲージを
有し該起歪体の一端が固定され他端が可動のロードセル
とを備え、前記第1のビームと第2のビームを互にその
軸芯が平行になるように配置し、第1のビームの一端を
可動端とし、該第1のビームの他端と第2のビームの一
端とを間接的にあるいは直接的に連結し、該第2のビー
ムの他端を固定すると共に、第1のビームの可動端とロ
ードセルの可動端とを第1のビームの軸芯とロードセル
軸芯とが交差するように結合し、該結合部に計量皿の荷
重が加わるように荷重検出機構を構成した。
〔作用〕
上記のように荷重検出機構を構成することにより、第1
および第2のビームは曲げモーメントに対し変形目薬な
構造であり、また、ロードセルはねじりモーメントに対
して変形しやすい形状であるので、これら第1のビーム
可動端とロードセルの可動端をそれぞれの軸芯が直交す
るように結合することにより、その応力のほとんどを変
形しにくいビームが受け、ロードセルに発生するねじり
応力は無視できるほど微小となる。よってロードセルに
作用する応力として荷重の垂直成分と、ロードセルへの
曲げモーメントのみを考えれば良いが、ビームのねじれ
強さを増してやれば、該曲げモーメントもかなり緩和さ
れる。
また、第1のビームの他端と第2のビームの一端を結合
することにより、第1のビームの軸芯方向の変位がおよ
ぼすロードセルへの横方向の力を第2のビームの相似し
た軸線方向の変位により打消すことになる。
また、上記のように構成することによりロードセルにね
じれ応力がほとんど4動かないため、ピボット等の精度
低下の要因となる伝達部材を用いずに。
ベローズやその他の防湿カバーでロードセル全体あるい
は歪ゲージを密封できる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例をなす荷重検出機構を示す斜
視図である。図示するように荷重検出機構は、第1のビ
ーム11と第2のビーム12とロードセル13とから構
成される。第1のビーム11は上下に離間して配置され
た水平梁14,15と該水平梁14,15の端部で一体
的に形成される連結部材16.17とから構成され、第
2のビーム12も同様に上下に離間して配置された水平
梁18,19と該水平梁18.19の端部で一体的に形
成される連結部材20.21とから構成される。ロード
セル13は、上下に離間して配置された水平梁22,2
3と該水平@22,23の端部で一体的に形成される連
結部材24.25とから構成される起歪体26を有し、
該起歪体26の水平1122,23の起歪部に歪ゲージ
27を上下2個づつ計4個貼付した構造のものである。
起歪体26の一端は支持部材28で基台29に固定され
、他端は可動端となる。第1のビーム11の一端の連結
部材17にロードセル13の起歪体26の可動端が結合
され、第1のビーム11の他端と第2のビーム12の一
端が結合部材30で結合され、さらに第2のビーム12
の他端は支持部材31で基台29に固定される。第1の
ビーム11の一端と起歪体26の可動端との結合部には
支持部材32を介在させて計量皿(図示せず)が設けら
れる。
上記構成の荷重検出機構の動作を第4図に基づいて説明
する。第4図は第1図に示す荷重検出機構の第2のビー
ム12を除去し、第1のビーム11の一端を固定した構
造のものである。同図において、ロードセル13および
第1のビーム11の可動端部には、矢印AおよびBに示
す方向のモーメントが作用し、矢印Aはビーム11への
曲げモーメントMBとロードセル13へのねじりモーメ
ントTLとの和を示し、矢印Bは第1のビーム11への
ねじりモーメントTBとロードセル13への曲げモーメ
ントMLとの和を示す。ビーム11の構造は、曲げモー
メントMBに対してきわめて変形が困難な形状であり、
またロードセル13は、ねじりモーメントTLに対し変
形しゃすい形状である。第1のビーム11とロードセル
13を直角に組合わせた事によって、その応力のほとん
どを変形しにくいビームが受け、ロードセル13に発生
するねじり応力TLは無私できる程微小である。
いま上記曲げモーメントMB、MLおよびねじりモーメ
ントTB、TLの関係を明らかにするために、ロードセ
ル13およびビーム11の相互の曲げモーメントとねじ
りモーメントを求める。
A=W−t=MB+TL・・・(1) B=W−g=TB+ML・・・(2) となり、最終的に となる。上記記号は下記の通りである。
iyg・・・ロードセル起歪体の中心NからX+7方向
に偏る荷重までの距離 W・・・荷重 xi、xb・・・ロードセル13および第1のビーム1
1の幅 Hfi、Hb・・・ロードセル13および第1のビーム
11のたわみ部の厚さ YQ、Yb・・・ロードセル13および第1のビーム1
1の上下水平梁の中立軸間隔 L・・・ロードセル13およびビーム11の上下水平梁
の長さ ココでいま仮に、t=g=200mm、W=10Kg、
HQ=3.67mm、Hb=1.22mm、XQ==L
 Omm、Xb=30mm、Yjl=36.33mm、
Yb=38.73mm、L=50mmとした場合 となり、ロードセル13のねじりモーメントは微小で、
しかもロードセル13の曲げモーメントMLは軽減され
ていることがわかる。また、ここではロードセル13の
高さと第1のビーム11の高さを同じくしたために、ロ
ードセル13の曲げモーメントMLは34%の軽減にと
どまったがロードセルの高さを低くすればロードセルの
曲げモーメントは上記よりさらに軽減され、ロードセル
の曲げモーメントML、ねじりモーメントTL共にほと
んど無視できる程軽減する。ただし高さを極力押えつつ
計量皿の大きさを最大にする場合にはビームに入方向、
B方向のモーメントの大半を負担させずに、第4図のよ
うにy方向のモーメントをロードセル13の曲げモーメ
ントML成分で多少負担させた方が良く、これは計量皿
の面積および荷重検出機構の高さの設定条件によってロ
ードセル13とビームの幅と高さを変えて、偏荷重のモ
ーメントに負担割合を任意に設定することが可能である
。従ってロードセル13には荷重の垂直成分とロードセ
ル13への曲げモーメントMLのみが働くが、ロードセ
ル13の高さを低くしたり第1のビーム11の幅および
高さを増したりしてロードセル13の強さを増してやれ
ば曲げモーメントもかなり緩和される。
荷重Wによりロードセルおよびビームがたわんだ際、ビ
ームの全長の変化によってロードセル13、起歪体26
をX軸方向に曲げようとする力FXが働く。ビーム全体
の変化によって厳密に言えばZ軸方向の分力も同時に発
生するが、ロードセル13およびビームのたわみが微小
である事から、Z軸方向の分力も無視できるほど微小で
ある。よって、この方向の分力を考えた場合、最終的に
X軸方向に曲げようとする力Fxは、 また、この時のビームの全体の変化 さらにビーム11の荷重負担 上記の各記号は下記の通りである。
Ll、Lb・・・ロードセル13およびビーム11のた
わみ部長さ HQ、Hb・・・ロードセル13およびビーム11のた
わみ部板厚 )cm、;zb・・・ロードセル13およびビーム11
のたわみ部幅 EA、Eb・・・ロードセル13およびビーム11の材
質のヤング率 である。
ここで今、W=10Kg、LQ=Lb=50mm、Hn
=3.67 mm、 H,b = 1.22 mm、 
XQ=10mm、Xb=30mm、Efl=Eb=73
50Kg/mm と仮定した場合 wb=o、992657・・・・ Ex=O100064・・− F中6. 8Kg となり、ロードセルに126.8Kgの横方向の力Fx
が働く。
しかしながら、上記第1図に示す荷重検出機構では、該
第1のビー411と平行に第2のビーム12を配置し、
第1のビームの他端と第2のビームの一端を結合部材3
0で結合し、さらに第2のビームの他端を支持部材31
で固定するので、第5図の実線で示すように第2のビー
ムが第1のビームと相似したたわみを生じるために第1
のビームはロードセルと結合された自由端がX軸方向に
変位せず第2のビームに結合された他端が変位する。従
って力Fxは解消する。
以上説明したように、上記のように荷重検出機構を構成
すると、被計測荷重を計量皿に載置した場合、ロードセ
ルBの水平梁22の中央部分Nに計測する重量の中心が
位置するのと同様な高精度を計量皿の四隅付近でも維持
できるから、計量皿を大きくすることが可能となる。ま
た、ロードセル13のねじり応力をほぼゼロにでき1曲
げモーメントも緩和できることから耐久性にすぐれたも
のとなる。さらに、第3図に示す従来の荷重検出機構に
比較して1本発明の荷重検出機構はピボット等の荷重伝
達部材を用いないため、小型化、薄型化でき、第2図に
示す四辺形ロードセルに直接計量皿を取付けた構造もの
との比較においても。
直接計量皿を取付けた構造のものは、四隅誤差および歪
ゲージや起歪体に生じるヒステリシス等を小さく押える
ために、曲げ応力、ねじり応力、とも起歪体の弾性限界
よりはるかに小さくすることが必要であることから、起
歪体の高さを充分大きく取る必要があった。このため、
上記荷重検出機構の高さはロードセル13の高さに制約
を受けて、小型化、薄型化できない状態にあった。それ
に対し、上記実施例の荷重検出機構は、第1のビーム1
1および第2のビーム12で偏荷重のモーメントの多く
を受けつつせん断方向の垂直荷重成分の大半はロードセ
ル13で受ける様にすることが可能で、第1のビーム1
1および第2のビーム12は曲げモーメント、ねじりモ
ーメントに対し、材料の弾性限界を満たしていれば偏荷
重により多少のヒステリシスがビーム11.12に生じ
てもそれがロードセル13の出力に誤差として現われる
場合は微小である。よって、ビームの高さは、直接計量
皿を取付けた構造のロードセル50に比べても大幅に小
型化でき、また、上記実施例のロードセルにおいても、
偏荷重のほとんどを受けずにすむため、これも小型化、
薄型化できる。従って。
荷重検出機構全体も小型化、薄型化できる。
また、加工1組立性は、ロードセル13に計量皿を直接
取付ける構造の荷重検出機構に比較して劣るが、第3図
に示すような構造のもの、あるいはその他の機構部介在
のものとを比較して、加工および組立が容易で製造コス
トが安価となる。さらに、四隅調整は、ビーム11およ
びビーム12のたわみ部を削ったり、ビーム11および
ビーム12の水平梁14,15.および18,19、連
結部材16,17および20,21の寸法を変化させて
調整でき、ロードセル13の起歪体26を削らないため
、ロードセル13のスパン変化も少なくなる。よってロ
ードセル出力表示器のスパン調整範囲を逸脱することな
く、また表示器調整範囲を少なくできるため、調整手段
が安価に製造できる。
第6図は、本発明に係る他の実施例をなす図である。同
図において、第1図と同一符号を付した部分は同一また
は相当部分を示す(以下他の図面においても同様とする
)1図示するように、第1のビーム11および第2のビ
ーム12を構成する水平gk14,15および18,1
9の両端のたわみ部には半円筒の凹状溝33が形成され
ている6また。ロードセル13を構成する起歪体は両端
部に波形の可動部34aを形成した円筒状のベローズ3
4で完全密封されており、歪ゲージが湿気等により経時
変化するのを防いでいる。前述のベローズ34は、ロー
ドセル13の起歪体曲げ方向の柔軟性はあってもねじり
方向に対しては柔軟性がない。しかし上記のように構成
することによりロードセル13にねじれ応力がほとんど
働かないため、ねじれ応力による誤差は生じない、また
1口−ドセル13にベローズ34をかぶせた後、凹状溝
33を削り四隅調整を行なうことが可能となる。
第7図、第8図、第9図はいずれも荷重検出機構に用い
る第1のビーム11および第2のビーム12の各種の例
を示す図で1図においては第1のビーム11のみを示す
、第7図は水平914.15と連結部材16.17は別
体であり、水平!1l14.15はその両端を連結部材
16.17にビス等の固定手段40で固定する。このよ
うに構成することにより安易に入手できる市販の規格素
材により加工成形することが可能となる。また、第8図
は水平梁14,15の両端近傍の外表面に弾性可動部を
なす凹状の溝33を形成したもので、溝33を削り調整
するのに便利である。第9図は、水平梁14および15
が弾性を有する板状片14a、15aの上下両面に弾性
可動部となる部分41を残して板状部材14b、15b
をサンドイッチ状に固定して構成された該水平梁14,
15の両端を連結部材16および連結部材17に固定し
た構造としたものである。連結部材16は、ボトル16
aおよびナツト16bによりその長さを調整できるよう
に構成され、四隅調整をこの長さを調整することにより
容易に行なうことが可能となる。
第10図〜15図は、それぞれ他の実施例をなす荷重検
出機構の構造を示す図で、以下各荷重検出機構を説明す
る。
第10図に示す荷重検出機構は、ロードセル13の両端
部に第1のビーム11と第2のビーム12とを配置し、
第2のビーム12の連結部材21とロードセル13の固
定端とを結合し基台(図示せず)に固定する。また、第
1のビーム11の可動端である連結部材17とロードセ
ル13の可動端を結合し、さらに第1のビーム11の連
結部材16と第2のビーム12の連結部材20とを結合
部材30で結合する6、上記構造の荷重検出機構におい
て、連結部材17の上部に荷重を加えると、弾性可動部
を有する凹状の溝33により第1O図(b)にその側面
を示すように第1のビーム11および第2のビーム12
が変位する。これにより、前記第6図に示す荷重検出機
構とほぼ同じ性能の加重検出機構が得られる。
第11図に示す荷重検出機構は、ロードセル13の固定
端側および可動端側にそれぞれ直線A−A°を中心に一
対の第1のビーム11.11’と一対の第2のビーム1
2.12’とを設け、ビーム11の連結部材17とビー
ム11′の連結部材17′を一体的に形成し、該一体的
に形成した連結部材17.17’をビーム11およびビ
ーム11’の可動端としロードセル13の可動端と結合
する。
ビーム11とビーム11′の連結部材16および16″
は1、それぞれ第2のビーム12および12″の一端の
連結部材21.21’と結合部材30゜30″で結合さ
れ、ビーム12および12′の他端の連結部材20.2
0’は一体的に形成され、かつ該連結部材20.20’
はロードセル13の固定端に結合された基台(図示せず
)上に固定される。上記構造の荷重検出機構において、
前記一体的に形成された連結部材17.17’の上部に
荷重を加えると、第11図(b)に示すように第1のビ
ーム11,11’および第2のビーム12.12’は凹
状溝33により変位する。これにより第6図および第1
0図に示す荷重検出機構とほぼ同じ性能の荷重検出機構
が得られる。
第12図に示す荷重検出機構は、第6図に示す荷重検出
機構の変形例であり、第12図(a)は斜視図、同図(
b)は(a)のA−A’線上断面図である。
図示するように、第1のビーム11および第2のビーム
12はその一端の連結部材16および20が一体的に形
成され、第1のビーム11の可動端となる連結部材17
とロードセル13の可動端が結合され、第2のビーム1
2の固定端となる連結部材21は支持部材31を介して
基台29に固定される。また、ロードセル13の固定端
は支持部材28を介して基台29に固定される。上記構
造の荷重検出機構において、第1のビーム11の連結部
材17の上部に設けられた支持部材32に荷重力を加え
ると、第6図に示す荷重検出機構と同じように第1のビ
ーム11および第2のビーム12が変位し、該荷重検出
機構と同様な性能の荷重検出機構が得られる。
第13図に示す荷重検出機構は、第11図に示す荷重検
出機構の変形例であり、第13図(a)は斜視図、同図
(b)は(a)のB−B’線上断面図である。図示する
ように、ビーム11とビーム11′は第11図の場合と
同様、その一端の連結部材17.17’を一体的に形成
することによりビーム11とビーム11′を一体的に形
成し、該一体的に形成された連結部材17.17″にロ
ードセル13の可動端と結合する。また、ビーム12と
ビーム12′をその一端の連結部材20.20’を一体
的に形成する点も第11図の場合と同様であるが、相違
する点は、一体的に形成されたビーム12.12’を前
記ビーム11.11’の外側に、ビーム12の連結部材
21とビーム11の連結部材16′とを一体的に形成し
て、ビーム11.11’およびビーム12.12’を全
て一体的に形成した点にある。ビーム12.12’の一
体的に形成された連結部材20.20’は、支持部材3
1を介して基台29に固定され、ロードセル13の固定
端も支持部材28を介して基台29に固定される。上記
構造において、第1のビーム11.11’の可動端とな
る連結部材17.17’の上部に設けられた支持部材3
2に荷重力を加えると第1のビーム11.11’および
第2のビーム12,12′が第11図(b)に示すのと
同様に変形して、第11図に示す荷重検出機構と同様な
性能の荷重検出機構とが得られる。
第14図の荷重検出機構は、第13図の荷重検出機構の
変形例で、同図(a)に全体斜視図、同図(b)に(a
)のC−C’線上断面回を示す0図示するように、直線
c−c’を中心に左右対称に上下に離間して位置する水
平梁71〜74および75〜78を設は水平梁71〜7
4の一端を連結部材79で一体的に形成し、水平梁75
〜78の一端を連結部材80で一体的に形成し、水平梁
71と75の他端を連結部材81で、水平梁74と78
の他端を連結部材82でそれぞれ一体的に形成し、さら
に水平1372,73および水平[76,77の一端も
連結部材83で一体的に形成する。連結部材83とロー
ドセル13の可動端を支持部材31で結合し、連結部材
81と82とを支持部材32を介して結合し、さらに該
支持部材31を基板29に固定する。またロードセル1
3の固定端は支持部材28を介して基台29に固定され
る。上記構造の荷重検出機構において、水平ビーム72
゜73で構成するビームが第13図のビーム11に相当
し、水平ビーム76.77で構成されるビームが第13
@のビーム11′に相当し、水平ビーム71.74で構
成するビームが第13図のビーム12に相当し、さらに
水平梁ビーム75と78で構成されるビームが第13図
のビーム12′に相当することになる。第13図の荷重
検出機構と第14図の荷重検出機構の相違点は、第1の
ビーム11.11’を構成する水平梁72,73,76
.77および第2のビーム12.12’を構成する水平
梁71,74,75,78の全てが同一平面上に位置し
、しかも水平梁71〜74が上下に離間して互いに平行
に位置し、水平梁75〜78も上下に離間して互いに位
置している点である。
検出機構を上記のように構成しても第13@に示す荷重
検出機構とほぼ同様の性能が得られる。
第15図に示す荷重検出機構は、第12図の荷重検出機
構の変形例である0図示するように、第1のビーム11
と第2のビーム12はその一端を連結部材16と20を
一体的に形成することにより全体として一体的に形成さ
れている。第1のビーム11の可動端となる連結部材1
7はロードセル13の可動端と結合部材92により結合
され、さらに該連結部材17にはロードセル13や第1
のビーム11や第2のビーム12を衝撃から保護する緩
衝部材93が結合されている。また、第2のビーム12
の固定端となる連結部材21は支持部材91を介してロ
ードセル13の固定端に結合され、該支持部材91は基
台(図示せず)上に固定される。緩衝部材93の他端に
は支持部材32が設けられ、該支持部材32上に計量皿
(図示せず)が設けられる。上記構造の荷重検出機構に
おいて、支持部材32に荷重が加わると、第12図に示
す荷重検出機構と同様ビーム11.12が変位し、はぼ
同じ性能の荷重検出機構が得られる。
また、上記構造においては、第1のビーム11、第2の
ビーム12お°よび緩衝部材93の中央空隙部にロード
セル13を配置するので、荷重検出機構全体をコンパク
トに構成できる。
なお、上記第10図〜第15図に示す荷重検出機構のロ
ードセル13は、起歪体をベローズで密封した例を示し
たが、歪ゲージの密封手段はベローズに限定されるもの
ではなく、他の密封手段であってもよく、また、必ずし
も密封する必要のない場合もある。
また、上記実施例においては、第1のビーム11の可動
端とロードセル12の可動端をビーム11の軸芯とロー
ドセル12の軸芯とが直交するように結合したが両軸芯
はかならずしも直交する必要はなく、互いに交差するよ
うに結合すればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、第1のビームの
一端と第2のビームの一端とを結合し。
第1のビーム他端とロードセル可動端とを該ビーム軸芯
とロードセル軸芯とが交差するように結合すると共に、
第2のビーム他端を固定する構造としきので、ロードセ
ルに発生するねじれ応力は極めて微小となり、曲げモー
メントもビームのねじれ強さを増すことで緩和でき、さ
らに第1のビームが変位することにより該第1のロード
セル軸芯方向に加わる力を第2のビームの変位により解
消できるから、偏荷重による誤差がなく、計量皿を大き
くすることが可能となる。また、部品の加工および組立
が容易でかつ耐久性に優れた荷重検出機構が得られる。
さらに、四隅調整は第1のビー1ム、第2のビームのた
わみ部を削ったり、水平梁連結部材の寸法を変化させて
調整でき、ロードセルの起歪体を削らないですむため、
歪ゲージを防湿カバーで密封してから調整が可能となり
調整の容易な荷重検出機構が得られる6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る荷重検出機構の構造を示す斜視図
、第2図、第3図は従来の荷重検出機構の構造を示す斜
視図、第4図は第1図に示す荷重検出機構の動作を説明
するための図、第5図は第1図に示す荷重検出機構にビ
ームの変形状態を示す図、第7図、第8図、第9図はそ
れぞれ本発明に係る荷重検出機構に用いるビームの構造
を示す図、第6図、第10図、第11図、第12図、第
13図、第14図、第15図はいずれも本発明に係る他
の荷重検出機構の構造を示す図である。 図中、11・・・第1のビーム、12・・・第2のビー
ム、13・・・ロードセル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、上下に離間して位置した複数の水平梁のそれぞ
    れの端部を連結部材で連結する第1および第2のビーム
    と、起歪体に歪ゲージを有し該起歪体の一端が固定され
    他端が可動のロードセルとを備え、前記第1のビームと
    第2のビームを互いにその軸芯が平行になるように配置
    し、第1のビームの一端を可動端とし、該第1のビーム
    の他端と前記第2のビームの一端とを間接的にあるいは
    直接的に連結し、該第2のビームの他端を固定すると共
    に、前記第1のビームの可動端とロードセルの可動端と
    を前記第1のビーム軸芯と前記ロードセル軸芯とが交差
    するように結合したことを特徴とする荷重検出機構。
  2. (2)、前記第1のビームと第2のビームを一体に形成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    荷重検出機構。
  3. (3)、前記第1のビームと第2のビームを該ビームお
    よび前記ロードセルを保護する緩衝部材を設けたことを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の荷重検出機
    構。
JP24677384A 1984-11-21 1984-11-21 荷重検出機構 Granted JPS61124826A (ja)

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JPH0220925B2 JPH0220925B2 (ja) 1990-05-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276350A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Mettler-Toledo Ag 偏心荷重誤差調節装置を有するカプセル封入された秤量セル

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JP2009276350A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Mettler-Toledo Ag 偏心荷重誤差調節装置を有するカプセル封入された秤量セル

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