JPS61122503A - 鋼板の板厚測定方法 - Google Patents
鋼板の板厚測定方法Info
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- JPS61122503A JPS61122503A JP24565884A JP24565884A JPS61122503A JP S61122503 A JPS61122503 A JP S61122503A JP 24565884 A JP24565884 A JP 24565884A JP 24565884 A JP24565884 A JP 24565884A JP S61122503 A JPS61122503 A JP S61122503A
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- Japan
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- plate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は鋼板の板厚測定方法に係シ、特に鋼板に交流磁
場を印加した際、該鋼板を通過する磁束密度の時間変化
と板厚の関係よシ、該鋼板の板厚を測定する方法に関し
、鋼板の連続製造ラインに広く利用される。
場を印加した際、該鋼板を通過する磁束密度の時間変化
と板厚の関係よシ、該鋼板の板厚を測定する方法に関し
、鋼板の連続製造ラインに広く利用される。
鋼板製造ライン上でラインを停止することなく、鋼板長
手方向全体にわたシ板厚を測定することは、品質管理の
面よシ極めて重要なことである。そこで従来より鋼板製
造ライ/上で連続的に板厚を測定するための種々のセン
サーが考えられて来た。
手方向全体にわたシ板厚を測定することは、品質管理の
面よシ極めて重要なことである。そこで従来より鋼板製
造ライ/上で連続的に板厚を測定するための種々のセン
サーが考えられて来た。
これらのセンサーの主体はX線、rmなどの放射線を利
用するものであシ、例えば特開昭53−71851の如
く一1特定の放射線エネルギーを利用して板厚を求める
方法や、特開昭56−128603のように放射線ビー
ムを鋼板長手方向に長い偏平な断面に絞シ板厚を測定す
る方法などが開示されている。しかしながらこれらの放
射線を利用したセンサーは高価でおるばかシではなく、
立入禁止区域を設ける必要があるため広いスペースを必
要とする等の問題点がある。またこれらの放射線は圧延
ライン等の如く圧延油が多量にかかる場所や、水冷ライ
ンの如く冷却水がかかる場所では放射線の減衰量が大き
くな夛実際上は放射線を利用したセンサーの使用は不可
能である。
用するものであシ、例えば特開昭53−71851の如
く一1特定の放射線エネルギーを利用して板厚を求める
方法や、特開昭56−128603のように放射線ビー
ムを鋼板長手方向に長い偏平な断面に絞シ板厚を測定す
る方法などが開示されている。しかしながらこれらの放
射線を利用したセンサーは高価でおるばかシではなく、
立入禁止区域を設ける必要があるため広いスペースを必
要とする等の問題点がある。またこれらの放射線は圧延
ライン等の如く圧延油が多量にかかる場所や、水冷ライ
ンの如く冷却水がかかる場所では放射線の減衰量が大き
くな夛実際上は放射線を利用したセンサーの使用は不可
能である。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、鋼板
製造ライン上で、ラインを停止させることなく、限られ
たスペースで、しかも圧延油や冷却水が多量にかかる場
所においても、安価で安全に鋼板長手方向全体の板厚を
測定することができる効果的な板厚測定方法を提供する
にある。
製造ライン上で、ラインを停止させることなく、限られ
たスペースで、しかも圧延油や冷却水が多量にかかる場
所においても、安価で安全に鋼板長手方向全体の板厚を
測定することができる効果的な板厚測定方法を提供する
にある。
〔問題を解決するだめの手段および作用〕本発明の上記
目的は下記要旨の本発明によって達成される。本発明の
要旨は次のとおシである。
目的は下記要旨の本発明によって達成される。本発明の
要旨は次のとおシである。
′h すなわち、被測定鋼板に21(Z〜g□KHz
範囲の周波数f(H2)の交流磁場を印加する段階と
、前記印加により前記鋼板に発生した交流磁場の誘導起
電力Iを測定する段階と、を有して成り下記(1)式に
よシ(2)式の範囲の板厚を測定することを特徴とする
鋼板の板厚測定方法である。
範囲の周波数f(H2)の交流磁場を印加する段階と
、前記印加により前記鋼板に発生した交流磁場の誘導起
電力Iを測定する段階と、を有して成り下記(1)式に
よシ(2)式の範囲の板厚を測定することを特徴とする
鋼板の板厚測定方法である。
Xnt= kxinlJn(1−I)ドーin! −4
−k、 −= (1)0<1ぐ2s、a/4
・・・・・・・・・(2)ただしく1) 、
(21式において I=E/′E3E:板厚t(■)K
おける誘導起電力 Es:板厚2&3/η(、、)以上における誘導起電力 k1、k2:印加交流磁場の大きさおよび誘導起電力の
検出能力等より定まる定数 本発明者らは、鋼板の磁性を電a#導によシ研究中、鋼
板の板厚が変化することによ)発生する誘導起電力が変
化することを見出し、多くの実験を重ねて本発明を完成
するに至ったものである。
−k、 −= (1)0<1ぐ2s、a/4
・・・・・・・・・(2)ただしく1) 、
(21式において I=E/′E3E:板厚t(■)K
おける誘導起電力 Es:板厚2&3/η(、、)以上における誘導起電力 k1、k2:印加交流磁場の大きさおよび誘導起電力の
検出能力等より定まる定数 本発明者らは、鋼板の磁性を電a#導によシ研究中、鋼
板の板厚が変化することによ)発生する誘導起電力が変
化することを見出し、多くの実験を重ねて本発明を完成
するに至ったものである。
先ず、本発明者らの実験結果について説明する。
本発明者らは種々の板厚の異なる鋼板について、それぞ
れ第1図に示す如き装置によって測定を行った。すなわ
ち、板厚被測定鋼板lの下面よシ交流磁場発生装置2か
ら交流磁場を印加し、供試材鋼板1内を通って外部へ流
れ出る磁束量の時間変化を供試材鋼板1の下方に設けた
検出コイル3で電磁誘導によ)誘導起電力として求めた
。交流磁場を周波数50Hzで測定した誘導起電カニと
板厚tとの関係は第2図に示すとおりである。第2図よ
り明らかな如く、誘導起電カニは板厚りの増加と共に上
昇するが、板厚t6に至ると誘導起電力Iは飽和し一定
値となることが判明した。
れ第1図に示す如き装置によって測定を行った。すなわ
ち、板厚被測定鋼板lの下面よシ交流磁場発生装置2か
ら交流磁場を印加し、供試材鋼板1内を通って外部へ流
れ出る磁束量の時間変化を供試材鋼板1の下方に設けた
検出コイル3で電磁誘導によ)誘導起電力として求めた
。交流磁場を周波数50Hzで測定した誘導起電カニと
板厚tとの関係は第2図に示すとおりである。第2図よ
り明らかな如く、誘導起電カニは板厚りの増加と共に上
昇するが、板厚t6に至ると誘導起電力Iは飽和し一定
値となることが判明した。
この関係を回帰式で表わすためにJinlβn(1−4
1と1ntをプロットしたところ第3図の如く比例関係
を示すことが判明した。従って、板厚tは誘導起電力I
の関数として次の(1)式の如く表わすことができる。
1と1ntをプロットしたところ第3図の如く比例関係
を示すことが判明した。従って、板厚tは誘導起電力I
の関数として次の(1)式の如く表わすことができる。
1nt=に、1An(1−I) l+″に4− ・=
−(IJただしks 、 k+ :定数 次に本発明者らは交流磁場発生装置2により交流磁場の
周波数fを変化させ誘導起電力■との関係を調査し第4
図を得た。第4図は誘導起電力■が飽和する板厚ts
と、交流磁場周波数fとの関係および工をOかも1.
0まで種々変化させた場合の板厚tと周波数fとの関係
を示す。これらの関係は次の(2)、(3)式の回帰式
で表わすことができる。
−(IJただしks 、 k+ :定数 次に本発明者らは交流磁場発生装置2により交流磁場の
周波数fを変化させ誘導起電力■との関係を調査し第4
図を得た。第4図は誘導起電力■が飽和する板厚ts
と、交流磁場周波数fとの関係および工をOかも1.
0まで種々変化させた場合の板厚tと周波数fとの関係
を示す。これらの関係は次の(2)、(3)式の回帰式
で表わすことができる。
tl=28.3/η ・・・・・・・・・(2)t =
ks/η ・・・・・・・・・(3)ただしに、:定
数 従って(1)式で定まる板厚TS以下の板厚の供試材に
おいては、板厚tは誘導起電カニと交流磁場周波数fに
よ、!0 (IJ 、 (37式から次の(4)式で表
わすことができる。
ks/η ・・・・・・・・・(3)ただしに、:定
数 従って(1)式で定まる板厚TS以下の板厚の供試材に
おいては、板厚tは誘導起電カニと交流磁場周波数fに
よ、!0 (IJ 、 (37式から次の(4)式で表
わすことができる。
上記(4)式において、k、、に!は交流磁場発生装置
2および誘導起電力検出装置3の仕様や、これらの装置
と被測定鋼板1tでの距離等で定まる定数である。
2および誘導起電力検出装置3の仕様や、これらの装置
と被測定鋼板1tでの距離等で定まる定数である。
次に本発明において被測定鋼板1の下面より交流磁場発
生装置2から印加する交流磁場の周波数を2Hz〜80
KHzと限定した理由について説明する。
生装置2から印加する交流磁場の周波数を2Hz〜80
KHzと限定した理由について説明する。
板厚の厚い鋼板の板厚を測定するためには、より低周波
の交流磁場を印加する必要がある。しかし誘導起電力の
大きさは周波数の逆数に比例し、外乱を考慮すると周波
数が過度に低いと板厚測定が不可能になる。本発明者ら
の実験結果から周波数が2B2未満になると板厚の測定
が不可能であるので下限を2Hzとした。2Hz にて
測定し得る板厚の最大限は36mである。また周波数の
上限をB□KHzとしたのは、鋼板製造ラインにおいて
製造される最小板厚はほぼ0.1 wsであるので、こ
の板厚を測定し得る周波数80KH2をもって上限とし
たものである。
の交流磁場を印加する必要がある。しかし誘導起電力の
大きさは周波数の逆数に比例し、外乱を考慮すると周波
数が過度に低いと板厚測定が不可能になる。本発明者ら
の実験結果から周波数が2B2未満になると板厚の測定
が不可能であるので下限を2Hzとした。2Hz にて
測定し得る板厚の最大限は36mである。また周波数の
上限をB□KHzとしたのは、鋼板製造ラインにおいて
製造される最小板厚はほぼ0.1 wsであるので、こ
の板厚を測定し得る周波数80KH2をもって上限とし
たものである。
本発明による鋼板の板厚測定方法と従来のアメリシウム
rH厚さ計およびマイクロメーター測定とを併せ行い本
発明による測定精度を比較した。
rH厚さ計およびマイクロメーター測定とを併せ行い本
発明による測定精度を比較した。
第5図は熱延鋼板4の冷間圧延を行うタンデムミルの各
スタンド5−1 、5−2 、5−3 、5−4 。
スタンド5−1 、5−2 、5−3 、5−4 。
5−5を示す。本発明の板厚測定装置5.A、5B。
L 6Cをタンデムミルの入側のA位置および出側の
C位置と、スタンド5−2とスタンド5−3の間のB位
置に、それぞれ1舎兄設置した。これらの板厚測定装置
6A、6B、6Cにはいずれも50Hzの交流磁場の発
振器を用いた。
C位置と、スタンド5−2とスタンド5−3の間のB位
置に、それぞれ1舎兄設置した。これらの板厚測定装置
6A、6B、6Cにはいずれも50Hzの交流磁場の発
振器を用いた。
一方、従来のアメリシウムγ線厚さ計7人、7B、7G
を上記A位置、B位置、C位置にそれぞれ1台ずつ設置
した。この測定比較−試験に用いられたタンデムミルで
は、B位置における板厚変動を矯正するため本発明の板
厚測定装置6Bもしくはγ線厚さ計7Bの板厚測定結果
をプロセスコンピューター8に入力しスタンド5−4の
油圧シリンダーの油圧変動として出力させ、スタンド°
5−4の圧延荷重を変化させながら圧延するフィート°
。
を上記A位置、B位置、C位置にそれぞれ1台ずつ設置
した。この測定比較−試験に用いられたタンデムミルで
は、B位置における板厚変動を矯正するため本発明の板
厚測定装置6Bもしくはγ線厚さ計7Bの板厚測定結果
をプロセスコンピューター8に入力しスタンド5−4の
油圧シリンダーの油圧変動として出力させ、スタンド°
5−4の圧延荷重を変化させながら圧延するフィート°
。
フォワードが可能である。従って板厚側1定装置6Bも
しくはγ線厚さ計7Bの板厚測定結果力≦、B位置にお
ける目標板厚よシ厚い場合は、スタンド5−4の圧延荷
重を増加させ、また目標板厚よシ薄い場合は、スタンド
5−4の圧延荷重を低下さ゛せる圧延が可能となる。
しくはγ線厚さ計7Bの板厚測定結果力≦、B位置にお
ける目標板厚よシ厚い場合は、スタンド5−4の圧延荷
重を増加させ、また目標板厚よシ薄い場合は、スタンド
5−4の圧延荷重を低下さ゛せる圧延が可能となる。
冷間圧延された鋼板はドライヤー9によシ完全に乾燥さ
せた後、本発明の板厚測定装置6Cおよ 1びγ線
厚さ計7Cによシ板厚測定を行うこととした。また同時
に該冷延鋼板ニジ10点サンプリングを行いマイクロメ
ーターを板厚を測定することとした。
せた後、本発明の板厚測定装置6Cおよ 1びγ線
厚さ計7Cによシ板厚測定を行うこととした。また同時
に該冷延鋼板ニジ10点サンプリングを行いマイクロメ
ーターを板厚を測定することとした。
本測定比較試験にはA1〜&4の4コイルの熱延鋼板4
を用いた。これらの熱延鋼板4はいずれも第1表に示す
如き同一成分であって、同一熱延条件の仕上圧延温度8
50℃、巻取温度550℃の板厚150mのものであっ
た。
を用いた。これらの熱延鋼板4はいずれも第1表に示す
如き同一成分であって、同一熱延条件の仕上圧延温度8
50℃、巻取温度550℃の板厚150mのものであっ
た。
これらの4コイルのうち、41コイルは従来どおシ板厚
測定によるフィード、フォワードを行わず、目標板厚0
.75 mまで圧延した。A2コイルはB位置の本発明
法による板厚測定結果からスタンド5−4の圧延荷重を
調整しながら目標板厚0.75団まで圧延し、屋3コイ
ルは従来のγ線厚さ計の板厚測定結果からスタンド5−
4の圧延荷重を調整し目標板厚0.75 wnまで圧延
した。A4コイルはスタンド5−1.5−2のみで圧延
しスタンド5−3以降の圧延を行わず目標板厚1.50
smまで圧延した。
測定によるフィード、フォワードを行わず、目標板厚0
.75 mまで圧延した。A2コイルはB位置の本発明
法による板厚測定結果からスタンド5−4の圧延荷重を
調整しながら目標板厚0.75団まで圧延し、屋3コイ
ルは従来のγ線厚さ計の板厚測定結果からスタンド5−
4の圧延荷重を調整し目標板厚0.75 wnまで圧延
した。A4コイルはスタンド5−1.5−2のみで圧延
しスタンド5−3以降の圧延を行わず目標板厚1.50
smまで圧延した。
第6図(1)、(幻、 (Illは41 、A2.16
3の各コイルの全長にわ九る板厚測定結果であシ、第6
図(1)。
3の各コイルの全長にわ九る板厚測定結果であシ、第6
図(1)。
(1)、(Ill)はそれぞれ第5図におけるA位置、
B位置およびC位置の測定結果に対応する。第6図中、
実線は本発明による測定結果であシ、破線はγ線厚さ計
による測定結果、黒丸はマイクロメーターによる板厚測
定値を示す。また第6図(litJ中の2本の1点破線
は製品の許容寸法範囲を示す。
B位置およびC位置の測定結果に対応する。第6図中、
実線は本発明による測定結果であシ、破線はγ線厚さ計
による測定結果、黒丸はマイクロメーターによる板厚測
定値を示す。また第6図(litJ中の2本の1点破線
は製品の許容寸法範囲を示す。
第6図(りよシA位置におけるム1.42 、ム3各コ
イルのいずれにおいても、本発明法による板厚測定結果
とγ線厚さ計による測定結果は止o、oo s・噛以内
の測定精度で一致している。しかしながら第6図(II
)では従来のγ線厚さ計による測定結果は大きく振動し
、本発明法による板厚測定結果と一致し″ない。
イルのいずれにおいても、本発明法による板厚測定結果
とγ線厚さ計による測定結果は止o、oo s・噛以内
の測定精度で一致している。しかしながら第6図(II
)では従来のγ線厚さ計による測定結果は大きく振動し
、本発明法による板厚測定結果と一致し″ない。
第6図(11υはドライヤー9によシ圧延油を乾燥させ
た後の測定値であるが、本発明法による測定結果と、r
線厚さ計の測定結果およびマイクロメーターによる測定
結果とも0.005 +m以内の測定精度で一致してい
る。
た後の測定値であるが、本発明法による測定結果と、r
線厚さ計の測定結果およびマイクロメーターによる測定
結果とも0.005 +m以内の測定精度で一致してい
る。
また第6図(III)によると、製品寸法許容範囲内に
コイル全長が納っているのは、墓2コイルだけであり、
JPIA1コイルはコイルの両端が製品許容範囲外であ
シ、墓3コイルではコイル全長にわたシ板厚が変動し、
実際上は製品化は不可能であることが判明した。これは
B位置における本発明による測定法が、従来のγ線厚さ
計より正確に板厚を測定し、スタンド5−4の圧延荷重
も適切であったことを示すものである。
コイル全長が納っているのは、墓2コイルだけであり、
JPIA1コイルはコイルの両端が製品許容範囲外であ
シ、墓3コイルではコイル全長にわたシ板厚が変動し、
実際上は製品化は不可能であることが判明した。これは
B位置における本発明による測定法が、従来のγ線厚さ
計より正確に板厚を測定し、スタンド5−4の圧延荷重
も適切であったことを示すものである。
また第6図(1)で示すB位置において、r線厚さ計に
よる測定結果が大きく変動するのは、圧延時制板に圧延
油が多量に付着し、透過r線の減衰量が大きく変動する
ことによるものである。これに各 対し、本発明法
は鋼板を通過する磁束量を測定するので圧延油などの外
乱は一切受けないことを示している。
よる測定結果が大きく変動するのは、圧延時制板に圧延
油が多量に付着し、透過r線の減衰量が大きく変動する
ことによるものである。これに各 対し、本発明法
は鋼板を通過する磁束量を測定するので圧延油などの外
乱は一切受けないことを示している。
第7図(1) 、 (幻、(11υはそれぞれ應4コイ
ルの人。
ルの人。
B、C位置の測定結果である。ム4コイルはスタンド5
−3 、5−4 、5−5では圧延を行わないので、B
位置とC位置の板厚測定結果は一致しなければならない
。第7図よシ明らかな如く、本発明法による板厚測定結
果は、B位置の(幻と、C位置の(lit)とは完全に
一致しているが、γ線厚さ計ではB位置の(−)は変動
し圧延油の影響を明白に示している。
−3 、5−4 、5−5では圧延を行わないので、B
位置とC位置の板厚測定結果は一致しなければならない
。第7図よシ明らかな如く、本発明法による板厚測定結
果は、B位置の(幻と、C位置の(lit)とは完全に
一致しているが、γ線厚さ計ではB位置の(−)は変動
し圧延油の影響を明白に示している。
上記実施例よシ明らかな如く、本発明による鋼板の板厚
測定方法は、被測定鋼板に2H2〜80他範囲の周波数
の交流磁場を印加し、該鋼板に発生した交流磁場の誘導
起電力を測定することによシ容易に36mまでの板厚を
測定できる方法であって、次の如き効果゛を収める゛こ
とができた。
測定方法は、被測定鋼板に2H2〜80他範囲の周波数
の交流磁場を印加し、該鋼板に発生した交流磁場の誘導
起電力を測定することによシ容易に36mまでの板厚を
測定できる方法であって、次の如き効果゛を収める゛こ
とができた。
(イ) 本発明法によれば鋼板製造ライン上で、ライン
を停止することなく鋼板長手方向全体にわたシ板厚を測
定できる。
を停止することなく鋼板長手方向全体にわたシ板厚を測
定できる。
(ロ)鋼板圧延ラインにおける圧延油や冷却水の影響を
全く受けず、その測定精度はきわめて良好である。
全く受けず、その測定精度はきわめて良好である。
(/1 本発明を実施する装置は限られた狭い場所でも
設置することができ、その設備費も安価である。
設置することができ、その設備費も安価である。
に)本発明による測定法は放射線等を使用しないので安
全であるほか、測定操作も簡単である。
全であるほか、測定操作も簡単である。
(ホ)上記各効果によって鋼板の連続製造ラインにおけ
る品質管理を一段と向上させることができ丸。
る品質管理を一段と向上させることができ丸。
第1図は本発明による鋼板の板厚測定方法を示す模式断
面図、第2図は本発明を得る実験における板厚と誘導起
電力の関係を示す線図、第3図は第2図におけるAnt
と111m(1−I) l との関係を示す線図、第
4図は本発明を得る実験における誘導起電力■と、板厚
tと、周波数−f、との関係を示す線図、第5図は本発
明の実施例における鋼板の冷間圧延時における本発明法
と従来法との板厚測定比較試験における各測定位置を示
す模式断面図、第6図は第5図における板厚測定比較試
験における使用各コイルの板厚測定結果を対比する線図
、第7図は第5図における板厚測定比較試験における&
4コイルのA、B、C各側定位置における測定結果を示
す線図である。 1・・・被測定鋼板、 2・・・交流磁場発生装置3
・・・検出コイル、 4・・・熱延鋼板6 A 、
6 B p s C・・・本発明による測定装置7A
、7B、7C−r線厚さ計 8・・・プロセスコンピユーp −1 9・・・ドライヤー 代理人 弁理士 中 路 武 雄 第3図 ム を 第4図 !nt
面図、第2図は本発明を得る実験における板厚と誘導起
電力の関係を示す線図、第3図は第2図におけるAnt
と111m(1−I) l との関係を示す線図、第
4図は本発明を得る実験における誘導起電力■と、板厚
tと、周波数−f、との関係を示す線図、第5図は本発
明の実施例における鋼板の冷間圧延時における本発明法
と従来法との板厚測定比較試験における各測定位置を示
す模式断面図、第6図は第5図における板厚測定比較試
験における使用各コイルの板厚測定結果を対比する線図
、第7図は第5図における板厚測定比較試験における&
4コイルのA、B、C各側定位置における測定結果を示
す線図である。 1・・・被測定鋼板、 2・・・交流磁場発生装置3
・・・検出コイル、 4・・・熱延鋼板6 A 、
6 B p s C・・・本発明による測定装置7A
、7B、7C−r線厚さ計 8・・・プロセスコンピユーp −1 9・・・ドライヤー 代理人 弁理士 中 路 武 雄 第3図 ム を 第4図 !nt
Claims (1)
- (1)被測定鋼板に2Hz〜80KHz範囲の周波数f
(Hz)の交流磁場を印加する段階と、前記印加により
前記鋼板に発生した交流磁場の誘導起電力 I を測定す
る段階と、を有して成り下記(1)式により(2)式の
範囲の板厚tを測定することを特徴とする鋼板の板厚測
定方法。 lnt=k_1ln|ln(1− I )|−[1/2]
lnf+k_2・・・・・・(1) 0<t<28.3/√f・・・・・・・・・・・(2) ただし(1)、(2)式においてI=E/EsE:板厚
t(mm)における誘導起電力 Es:板厚28.3/√f(mm)以上における誘導起
電力 k_1、k_2:印加交流磁場の大きさおよび誘導起電
力の検出能力等より定まる定数
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24565884A JPS61122503A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 鋼板の板厚測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24565884A JPS61122503A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 鋼板の板厚測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122503A true JPS61122503A (ja) | 1986-06-10 |
Family
ID=17136892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24565884A Pending JPS61122503A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 鋼板の板厚測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61122503A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998039621A1 (de) * | 1997-03-05 | 1998-09-11 | Vs Sensorik Gmbh | Magnetischer messwertaufnehmer |
CN103534551A (zh) * | 2011-04-12 | 2014-01-22 | 本田技研工业株式会社 | 非破坏检查装置 |
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1984
- 1984-11-20 JP JP24565884A patent/JPS61122503A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1998039621A1 (de) * | 1997-03-05 | 1998-09-11 | Vs Sensorik Gmbh | Magnetischer messwertaufnehmer |
CN103534551A (zh) * | 2011-04-12 | 2014-01-22 | 本田技研工业株式会社 | 非破坏检查装置 |
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