JPS61122226A - ラセミ体の分割方法 - Google Patents

ラセミ体の分割方法

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JPS61122226A
JPS61122226A JP25684285A JP25684285A JPS61122226A JP S61122226 A JPS61122226 A JP S61122226A JP 25684285 A JP25684285 A JP 25684285A JP 25684285 A JP25684285 A JP 25684285A JP S61122226 A JPS61122226 A JP S61122226A
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JP
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molecular sieve
enantiomers
solution
racemate
sieve material
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JP25684285A
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English (en)
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アラン・エドワード・カミンズ
ギヤレス・ウイルモツト・モーリス
ジヨン・フイリツプ・サンキイ
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Evonik LIL Ltd
Original Assignee
Laporte Industries Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はラセミ体の旋光性鏡像異性体への分割方法に関
する。
生物学的操作において重要な役割を演する多くの化合物
は天然に存在する鏡像異性形態で使用できる。これらの
化合物への合成経路は別個の鏡像異性体を製造するため
に、しばしばラセミ体を製遺し、このラセミ体の製造は
長くかかり、且つ高価な変成を必要とする。結果として
、生化学的研究または開発、例えば薬品類、化学療法剤
類、ビタミン類またはホルモン類の製造に使用するため
の合成鏡像異性体は対応するラセミ体の市販価格をはる
かに超える市販価格となる。
上述の情況にある化合物の1グループはメタンジン(+
*aytansine)、制ガン剤及び化学療法物質の
合成、及びビタミンEくα−トコフェロール)の合成に
1方の鏡像異性形態で使用することができるメチルパラ
トルエンスルホキシドのようなアルキルアリールスルホ
キシド票である。
固体表面上に立体選択性吸着させることによってラセミ
体を分割する試みがなされた。d−石英またはI−石英
の結晶表面のような光学的に非対称な結晶表面は立体選
択性吸着に有効であることが提唱された。しかし、明確
な結果は得られていない、これはアール ギラード(R
、G 1llard)教授による報告[ケミストリー・
イン・プリテン(Che曽1stry in B ri
Lain)第V巻、第1020〜1024頁(1984
年)]によれば、明らかに立体特異的吸着の結果として
の旋光性は疑似的なものであとりべていることからも判
断される。前記教授は旋光性は処理操作、特にサスペン
ドした超微麦粒子が残っている不充分なろ過によっても
容易に生ずるとしている。いずれにせよ旋光性石英また
は他の無機物質の表面吸着特性に基づいてラセミ体を分
割するための特別な方法は記載されていない。
本発明によれば、ある結晶性モレキュラーシーブ物質が
結晶学的に非対称であり、またこの非対称が結晶性モレ
キュラーシーブ物質の内部気孔構造に反映し、その結果
、該モレキュラーシーブ物質がラセミ体をラセミ体を構
成する鏡像異性体に分割するために使用できることが今
般明らかとなった。この特性を後述においてはキラル活
性と呼称する。
従って、本発明は固体吸着剤上での立体選択性吸着によ
るラセミ体の分割方法において、固体吸着剤として非対
称結晶構造をもつ結晶性モレキュラーシーブ物質を使用
することを特徴とするラセミ体の分割方法を提供するに
ある。ラセミ体を液体形態または蒸気形態で処理するか
、またはラセミ体の溶液または有機溶媒、特に好適には
有極性溶媒を含有するラセミ体の溶液として処理するこ
とが好ましい0本発明の1面によれば、ラセミ体と非対
称結晶構造結晶性モレキュラーシーブとの接触は別個の
鏡像異性体の存在下で行なわれ、ここで別個の鏡像異性
体とはラセミ化合物またはその鏡像異性体と化学的及び
/または物理的に異なる化合物の鏡像異性体で、ラセミ
化合物またはその鏡像異性体から分離することができる
る鏡像異性体を意味する。
tIg語「モレキュラーシーブ」はある寸法以下の分子
を受は入れることができ、それによって前記分子をより
大きい分子から篩分け、すなわち分離することができる
気孔寸法をもつ物質を意味する。
ゼオライトモレキュラーシーブにおいて、通常気□  
     孔の直径は約2人〜約20人である。
本発明に使用することが好適であるモレキュラーシーブ
は例えばシリケートのような3次元シリカ骨格構造また
はアルミ7シリゲート顕、「ゼオライト」と総称される
他のメタロシリゲート類(−etallosilica
te)またはアルミノホスフェート類を主体とするモレ
キュラーシーブであるが、これらに限定されるものでは
ない、上述のモレキュラーシーブの物理的及び化学的安
定性及びそれらの特異的な寸法の高内部表面積のために
、上述のモレキュラーシーブの孔路は工業的な吸着操作
に使用するために適していることが証明された。
また、モレキュラーシーブ物質は一般式A11031.
0+/−0,2P20.をもち且つ約3人〜約10人の
均一な気孔寸法をもつ米国特許第4.310,440号
明細書に記載されたモレキュラーシーブ物質のようなア
ルミノホスフェートモレキュラーシーブ類から選択する
こともできる。
また、モレキュラーシーブ物質は小割合以下のアルミナ
及び有機カチオン類から誘導された小割合のテンプレー
トを含有する実質上シリカ骨格構造の物質である米国特
許第3,941.871号明細書に記載されたオルガノ
シリケートと呼称されるモレキュラーシーブから残存す
るテンプレートを除去することによっても誘導できる。
また、モレキュラーシーブ物質は米国特許第4.073
,865号明細書に記載されたシリカ多形体から選択す
ることができる。
結晶学において、非対称結晶が存在できる11の鏡渫異
性体点群と4つの非鏡像異性体点群があることが認めら
れている。これらを第1表に要約する。
鏡像異性体  非鏡像異性体 三斜晶系   1 単斜晶系   Z 斜方晶系   222      $112正方晶系 
  4   422  4    42+*三方晶系 
  332 六方晶系   6622 立方晶系   23  432 結晶学界で既知の技法、例えばマーチン・ジヱー・バー
ガー(Martin J  Buerger)著、MI
Tプレス(M r T  P ress)(1963年
)刊、ニレメンタリー・クリスタログラフィ−(F、 
IesentaryCrystallography)
のプラクティカル・ディタミネーション・オブ・ポイン
ト・クループ・シメトリ−(Practical d=
tersination of poinL grou
ps4+5etry)なる章に要約されているような技
法及びX線粉末回折分析及びを核磁気共鳴研究を利用す
ることによって、ゼオライトのような結晶性モレキュラ
ーシーブ物質は所定の対称形グループに分配できる。第
1表に記載する15点群内に包含されるゼオライトは本
発明を実施する際に使用することができる0wL少気孔
アルミノシリケートについての群点及び各群点内の所定
の空間群の例を第2表に記載する。
−L−L ゼオライト    孔路      対称形寸法   
 点群  空間群 ビキタイト    3.2X4.9   2    P
2゜Li+O・^ItOsiSiOz4HJ(Biki
taite>エジングトナイト3.5×3.9   2
22   P2+212BaO・^1tOs・3sio
t ・411zO(Edingtonite)八−七ト
ーム(4,2×4.4>(2,8x4.8>(3,3)
  m         CMBaO・^1x05 ・
6SiG14[1tO(Har*oLo輪e)カンクリ
ナイト  6.2    6    P63H+1.^
l aSi sa2+ ・CaCG34HtQ(Can
cr in i Le)ヒユーテンダイト(4,OX5
.5)(4,4X7.2)(1x4.7)(Ca041
zO*>(lleulandite)        
       Cvaラウモナイト   4.6X6.
3   輪   ^−CaO・^IxO*・4SiOt
・411tO(LausoniLe)スコレサイト  
 z、sxa、s   翔   CcCaO・^1tO
s4sio*・3H*0(ScoleaiLe)トムツ
ナイト   2.6×3.9   vIvaZ   P
nn2(HmtCm)4・^ltJ ・2Si01 ・
41110(Thomsonite)ニガワライト  
 3.6x2.8   *    PeCaO・^12
0s・6sio2・4Hto(YugawaraliL
e)ナトロライト   2.6x3.9   m*2 
  Fdd2HatO・^1203 ・3SiO* 4
11tO(Hatrol 1te)合成モレキュラーシ
ーブの中で、英国特許第1.339,501号明細書に
詳述されているアルミノシリゲートZSM−11はその
シリカ類似体「シリカライト−2」〔ネーチャー (N
 5tore)第280巻、第664〜5頁(1978
年8月23日)及び米国特許第4.073,865号]
と同様に正方晶系非鏡像異性体点群4211[ネーチャ
ー第275巻、第119頁(1978年)]へ配属され
る。欧州特許公告第0057049号に詳述されている
アルミノシリケートθ1は斜方晶系非鏡像異性体点群1
1m2から誘導された空間群C+*c2へ配属される[
ネーチャー、第312巻、第533〜4頁、(1984
年12月6日)、それ故、本発明の範囲を限定するもの
ではないが、本発明では特にゼオライトZSM−11、
θIまたはシリカライト2が使用される。天然産物質を
除外するものではないが、純度の理由により合成物質の
方が好適である。新規なゼオライト及び天然産ゼオライ
トの合成類似体が絶えず製造されているために、入手で
きる物質の変種を限定する必要はない。
非対称天然産ゼオライトエジングトナイトは1974年
頃[バレー(B arrer)らのJ、Ches。
Soe、ダルトン(Dalj60)(1974年)第5
33〜4頁]からき成されている。
非対称モレキュラーシーブ物質中の非対称孔路または空
洞はラセミ体の所定の鏡像異性体間の吸着能に明らかな
相異を示す、前記ラセミ体の鏡像異性体とは別個の鏡像
異性体がその旋光性によって示されるように該別個の鏡
像異性体の対称に適した非対称モレキュラーシーブ孔路
へ優先的に吸着することができ、反対の旋光性形態に適
した他の孔路を残存させ、該残存する他の孔路はラセミ
体の固有の鏡像異性体により優先的に閉塞され、またラ
セミ体の残存する鏡像異性化合物も吸着されるが、その
吸着力は弱く、この吸着性の差に基づいて分離できるこ
とを理解されたい。
別個の鏡像異性体の存在は該別個の鏡像異性体の反対の
旋光性形態の鏡像異性体のモレキュラーシーブ吸着親和
性に関係なくモレキュラーシーブ物質から回収される溶
液中の該反対の旋光性形態の鏡像異性体を若干濃縮する
ことになると予想されるが、最適な性能を得るためには
該別個の鏡像異性体がラセミ化合物よりモレキュラーシ
ーブ上に強く吸着されうる化合物であることが好適であ
る。相対吸着親和性は問題の化合物の溶液について試料
吸着テストを行ない1次に溶離液を分析することによっ
て容易に確立される。
本発明は液体形態のラセミ体または溶液中のラセミ体を
多量の吸着剤と接触させ、接触したラセミ体から鏡像異
性体中の1方が比較的濃縮または除去された1つまたは
2つ以上の区分を回収し、所望であれば該1つまたは2
つ以上の区分をリサイクルして濃度または除去率を増大
することができる。
1操作によれば、非対称モレキュラーシーブ物質をまず
別個の鏡像異性体の溶液と接触させて該モレキュラーシ
ーブ物質に所定量の別個の鏡像異性体を吸着させ、該モ
レキュラーシーブ物質を該溶液の残液から分離し、次に
得られたモレキュラーシーブ物質をラセミ体溶液と接触
させて鏡像異性体成分の1方を優先的に吸着させ、モレ
キュラーシーブ物質をラセミ体溶液の残液から分離し、
ラセミ体の一方の鏡像異性体成分に富んだ吸着した溶液
をモレキュラーシーブ物質から回収し、また該鏡像異性
体成分を更に濃縮するためにリサイクルすることができ
る。他方の鏡像異性体成分をラセミ体残液及び存在する
ことができる別個の鏡像異性体から分離することができ
、またラセミ体残液中の他の鏡像異性体成分の濃度を更
に上昇するためにリサイクルすることもできる。
連続操作または半連続操作に特に適した他の操作によれ
ば、別個の鏡像異性体をラセミ体溶液と混合し、得られ
た混合物をモレキュラーシーブ物質と接触させる。別個
の鏡像異性体及びラセミ体P含有する溶液がモレキュラ
ーシーブ物質の床を通過する場合、別個の鏡像異性体の
存在効果はラセミ体の鏡像異性体成分の一方の吸着を遅
延することにあり、それによって時間がたつにつれて前
記鏡像異性体成分の濃度差をもつ溶離液を製造できるこ
とを見出した。溶離液区分の回収及びリサゝ     
  イクル操作は実際の分前操作の基礎となる鏡像異性
体成分の濃度差を連続的に上昇するものである。
再度、別個の鏡像異性体を既知の化学的分離技法または
物理的分離技法により別個の鏡像異性体に富んだ区分か
ら除去してリサイクルすることができる。
別個の鏡像異性体の選択及び実際に本発明に使用すなわ
ち処理されるラセミ体の選択はラセミ体の分子寸法、有
極性及び分極性を基準として行なうことが好適である。
ゼオライト類のようなモレキュラーシーブはモレキュラ
ーシーブの気孔寸法より幾分大きな理論的寸法をもつ分
子を吸着することができるが、分子の平均寸法が最大気
孔直径より好適には3人以内、特に好適には2人以内。
例えば非常に適当には1人以内大きいことが好適であり
、別個の鏡像異性体及びラセミ体の選択はこの基準に基
づいて行なうことが好適である。前記気孔より相当率さ
い分子はモレキュラーシーブの内部構造と充分に緊密に
接触することなしにモレキュラーシーブを通過する傾向
にある。別個のjl像異性体及びラセミ体は好適には最
小気孔直径と少なくとも等しい寸法から最小気孔直径の
1/3、特に好適には1/2、例えば非常に適当には3
/4の寸法の平均分子寸法をもつことが好ましい、それ
ぞれのモレキュラーシーブの気孔直径は既知である0例
えば、ゼオライトZSM−11及びZSM−11のシリ
カ類似体シソカライド■の気孔直径はおよそ5.3〜6
.3人の範囲内である。
鏡像異性体は前記ゼオライト物質を通過できるが、ラセ
ミ体より通過しにくい鏡像異性体が好適である。気孔の
効果はさておき、異なるモレキュラーシーブ物質、特に
本発明を実施する際に好適である異なる合成モレキュラ
ーシーブ物質は同じ化合物に対して異なる親和性をもつ
から特定のラセミ体を処理するために使用する特定の鏡
像異性体または使用するモレキュラーシーブを決定する
ためにモレキュラーシーブの選択する試験を行なうこと
が好都合である。該選択技法は非対称構造をもつ新規な
モレキュラーシーブ物質または非対称構造をもつことが
観察された既知のモレキュラーシーブ物質の本発明への
適用を可能にするものである。
モレキュラーシーブ物質自体が鏡像異性体である場合に
は、別個の鏡像異性体の使用は必要なものではなく、ま
た本発明によれば、ラセミ体溶液を単にモレキュラーシ
ーブ物質の床へ通過させるか、さもなければ該溶液をモ
レキュラーシーブ物質と接触させて分割を達成すること
ができる。
別個の鏡像異性体は旋光性をもつ適当な寸法の化合物の
鏡像異性体から選択できる。非常に適当な鏡像異性体は
アミン例えばビロリンのような適当なアミノ酸、または
ピペリジンのような適当な複素環式窒素含有化合物、ま
たはその第4級アンモニウム塩例えば3−メチルピペリ
ジンプロミドまたは3−メチル−N、N−ジメチルピペ
リジンプロミド、または適当な脂環式化合物例えばαピ
ネン、または適当な脂環式アルコール例えば2−メチル
ブタノールであることができる。別個の鏡像異性体は適
当なコバルト釦化合物、特に好適には比較的小型の有機
質配位子例えば炭素原子41[!if以下の配位子をも
つコバルト銘化自物から選択されることが好適である。
有機質配位子はアミンが好適である。適当なコバルトコ
+錯化合物の1例はビス(エチレンジアミン)錯化合物
である。
上述のラセミ体の溶液または鏡像異性体の溶液は有機質
溶媒中の溶液であることが好適である。
有機質溶媒は非極性溶媒の少なくとも5体積%、特仁好
適には25体積%の極性溶媒を含有するか、または極性
溶媒からなる。適当な極性溶媒の例はメタノールであり
、非極性溶媒の例はヘキサンである。
本発明は生化学的に有用な鏡像異性体類を直接製造する
ために適用できるが、鏡像異性体類が所定の弗対称モレ
キュラーシーブ内に吸着される場合には、その主な用途
は既知のゼオライトモレキュラーシーブの約3〜15人
の範囲の通常の孔路寸法内の吸着により適した前記鏡像
異性体類より小さい鏡像異性体分子の製造にある。
生化学的に有用な鏡像異性体物質を製造するための現在
の方法は合成が例えば1−フェニルエタ)      
   ノール、エピクロロヒドリン、メチルp−トルエ
ンスルホキシド、4−ブロモ−1,2−エポキシブタン
、プロピレンオキシド、2−クロロブタン及び2−アミ
ノブタンのような小型高官能キラル同調体(gyllj
hons)の使用を基本とするキロン(chironl
法である。鏡像異性体形態の上述の簡単な分子の合成で
さえ時間を消費し且つ困難なものであるが、ラセミ体を
吸着分割するための本発明方法の提供は潜在的に大きな
利点がある。
本発明を以下に記載する実施例(以下、特記しない限り
単にr例Jと記載する)を挙げて更に説明する0例1〜
3.5及び8は本発明による実施例である0例4.6.
7及び9は比較例である。
1LヱL (+/−)−1−フェニルエタノール ーセζ の ジェー・ティー・ベーカー・リサーチ・フロダクツ(J
、T、Baker Re5erchProduets)
のべ一カーボンドDNBPに(B^にERBOND D
NBPC>(商!5Ill)キラルカラム上での高圧液
体クロマトグラフィーにより本発明処理前及び処理後の
1−フヱニルエタノールラセミ体の(+)及び(−)鏡
像異性体の割合を測定した。固定相は5ミクロンのアミ
ノプロピルシリカに共有結合したN−3,5−ジニトロ
ベンゾイルフェニルグリシンの鏡像異性体であった。検
出は254n@の紫外線吸収により行なった。
米国特許第3,832,449号により製造したゼ、オ
ライドZSM−11の試料5gをn−ヘキサン中の(+
)−フェニルエチルアミンの1体積%溶液25m1に含
浸し、−夜装置し、除去、ろ過及び空気乾燥を行なった
0次にゼオライトの試料を99.5体積%n−ヘキサン
及び0.5体積%トルエン中の1体積%1−フェニルエ
タノールラセミ体溶液に含浸した。7時間にわたってラ
セミ体の試料を定期的に取り出し、トルエンに対する個
々の鏡像異性体の比を上述の方法を使用する高圧液体ク
ロマトグラフィーにより測定した。7時間後、試料中の
鏡像異性体の一方は3.7%だけ降下し、他の鏡像異性
体は6.6%だけ降下した。
(−)−2−メチルブタノール(例2)またはく+)α
−ピネン(例3)を装填したZSM−11モレキユラー
シーブを使用して(+/−)−1−フェニルエタノール
の分割の他の試験を行なった。1−フェニルエタノール
を未装填ゼオライトZSM−11に通した場合には得ら
れない、1−フェニルエタノールの鏡像異性体類の割合
の明確な変化が得られた。
医−」工 例1を米国特許第3,702,886号に従って製造し
た対称構造ゼオライトZSM−5を使用して反復した。
ラセミ体中の鏡像異性体の比が変化ないことが検出され
た。
アプライド・サイエンス(Applied 5cien
ce)より供給されるキラル毛細管カラム25mのCH
IRASIL−VAL(商標名)上でのガスクロマトグ
ラフィーにより本発明処理前及び処理後のメチルフェニ
ルスルホキシドラセミ体の(+)鏡像異性体及び(−)
M像異性体の割合を測定した。固定相はジメチルシロキ
サン/カルボキシアルキルメチルシロキサンコポリマー
とカップリングしたバリン〜t−ブチルアミドのM(l
異性体であった。
長さ30cm(12インチ)及び外径0.6cm(1/
4インチ)のステンレス鋼製カラムにZSM−11を充
填した。n−ヘキサン45体積%、メタノール35体積
%及びイソプロピルアルコール10体積%よりなる溶媒
混合物をI lllll分の速度で該カラムへポンプ輸
送した。同溶媒中のメチルフェニルスルホキシドラセミ
体の希釈溶液10μ!を溶媒へ注入すると鏡像異性体類
の比に変化がない溶離液が観察された0次に、カラムへ
ポンプ輸送される溶媒混合物の組成を容積比でれ−へキ
サン45体積、メタノール44体積及びイソプロピルア
ルコール11体積並びにピロリン鏡像異性tIE0.5
yに調節した。上述の使用量と同量のメチルフェニルス
ルホキシドラセミ体を組成を調節した溶媒に添加した。
ピーク面積を基準として、溶離液中のメチルフェニルス
ルホキシドll像異性#類の比は時閉の経過と共に48
.515L、’5かト        ら47.615
2.4を経て44゜4155.6へ変化することが観察
された。
皿6::乞 4個の小型栓着容器を備えた装置を組み立な。
2個の容器(例6及び7)はサーリー・パウダー(S 
urrey P omder>としてラポート・インダ
ストリー・リミテッドから入手できる1002当り75
ミリグラム当量のカチオン交換能力をもつ天然産カルシ
ウムモンモリロナイト粘土2yt−含有し、また他の2
(it(1M8及び9)は1fの合成ゼオライトZSM
−11を含有した。モンモリロナイトの嵩密度はZSM
−11の嵩密度より大きく、重量の差はこのためであっ
た。
脱イオン水中(+)−ビス(エチレンジアミン)コバル
ト(1117プロミド103マイクロモルを含有する溶
液5mlをモンモリロナイト試料の1個(例6)とZS
M−11の試料の1個(例8)とに加えた。脱イオン水
を5mlずつを他の2個の試料に添加した。
次に4個の試料をそれぞれメタノール中の165マイク
ロモルのメチルフェニルスルホキシド含有溶液5III
cで処理した。
次に4個の試料を時折撹拌しながら2日間放置して平衡
にした0次に上澄み液を取り出し、分析を行なうと第3
表の結果が得られた0分析は25階のCHIRASIL
−VALカラムを使用する毛細管ガスクロマトグラフィ
ーにより行なった。ガスクロマトグラフィー条件を以下
に記載する: 注入装置120℃ 検出装置140℃ 初期焼付は温度80℃、1分間、次の120℃の温度へ
の4℃/分で定加熱速度での昇温、211の鏡像異性体
が10,2分及び10,5分後に溶離された。
巖−U 6     19.3         28.8  
    1.49フ        53.8    
         55.5         1.0
38     17.4         40.8 
     2.349     45、フ      
     45.6       1.00第3表のデ
ータは本発明によるモレキュラーシーブの使用(例8)
が層状粘土鉱物の使用(例6)より有効な分割を得られ
ることを示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固体吸着剤上での立体選択性吸着によるラセミ化合
    物の分割方法において、吸着剤として非対称結晶構造を
    もつモレキュラーシーブ物質を使用することを特徴とす
    るラセミ化合物の分割方法。 2、液状のラセミ体またはラセミ体の溶液を多量の吸着
    剤と接触させ、該ラセミ体の鏡像異性体の1種を比較的
    濃縮または除去した上述の接触により得られたラセミ体
    の1つまたは2つ以上の区分を吸着剤から回収する特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3、1種または2種以上の区分をリサイクルして更に多
    量の吸着剤と接触させ、それによって除去率または濃度
    を上昇させる特許請求の範囲第3項記載の方法。 4 ラセミ体が有極性有機溶媒含有溶液の形態である特
    許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記
    載の方法。 5、吸着剤をラセミ体の鏡像異性体から分離可能な化合
    物の別個の鏡像異性体と接触させる特許請求の範囲第1
    項から第4項までのいずれか1項に記載の方法。 6、モレキュラーシーブ物質をまず別個の鏡像異性体の
    溶液と接触させ、モレキュラーシーブ物質を該溶液から
    分離し、次に得られたモレキュラーシーブ物質をラセミ
    体の溶液と接触させ、モレキュラーシーブ物質を該溶液
    の残部から分離し、ラセミ体の鏡像異性体成分の一方の
    増加した割合を含有する吸着した溶液をモレキュラーシ
    ーブ物質から回収する特許請求の範囲第5項記載の方法
    。 7、モレキュラーシーブ物質をラセミ体化合物及び別個
    の鏡像異性体の溶液と接触させる特許請求の範囲第5項
    記載の方法。 8、溶液がモレキュラーシーブ物質を通過し、ラセミ体
    の鏡像異性体成分の異なる比を有する溶離液と別個の鏡
    像異性体の別個の区分を回収することからなる特許請求
    の範囲第7項記載の方法。 9、別個の鏡像異性体が区分の少なくとも若干から回収
    され、リサイクルされる特許請求の範囲第8項記載の方
    法。 10、ラセミ体の鏡像異性体成分の一方が他方の鏡像異
    性体より増大した割合をもつ区分をリサイクルし、更に
    上述の割合を増大する特許請求の範囲第8項または第9
    項記載の方法。 11、非対称結晶構造をもつ結晶性モレキュラーシーブ
    物質が3次元シリカ骨格構造をもつ特許請求の範囲第1
    項から第10項までのいずれか1項に記載の方法。 12、結晶性モレキュラーシーブ物質がゼオライトであ
    る特許請求の範囲第11項記載の方法。 13、ゼオライトがZSM−11、シリカライト2また
    はθ I である特許請求の範囲第12項記載の方法。 14、別個の鏡像異性体が1−フェニルエチルアミンの
    鏡像異性体またはプロリンである特許請求の範囲第1項
    から第13項までのいずれか1項に記載の方法。 15、別個の鏡像異性体がコバルト錯化合物の鏡像異性
    体である特許請求の範囲第1項から第14項までのいず
    れか1項に記載の方法。 16、配位子形成錯化合物が炭素原子4個以下のアミン
    である特許請求の範囲第1項から第15項までのいずれ
    か1項に記載の方法。 17、アルキルアリールスルホキシドのラセミ体を分割
    する特許請求の範囲第1項から第16項までのいずれか
    1項に記載の方法。 18、スルホキシドが炭素原子1〜4個のアルキル置換
    基をもつか、またはシクロアルキル置換基をもつフェニ
    ルスルホキシドである特許請求の範囲第17項記載の方
    法。
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GB848429121A GB8429121D0 (en) 1984-11-17 1984-11-17 Zeolites
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993004022A1 (en) * 1991-08-22 1993-03-04 Daicel Chemical Industries, Ltd. Recovery of optical isomer and solvent in optical resolution, reuse of solvent by recycling, and reuse of optical isomer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1993004022A1 (en) * 1991-08-22 1993-03-04 Daicel Chemical Industries, Ltd. Recovery of optical isomer and solvent in optical resolution, reuse of solvent by recycling, and reuse of optical isomer

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ZA858777B (en) 1986-11-26

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