JPS61120405A - 超電導筒形コイルの製造方法 - Google Patents

超電導筒形コイルの製造方法

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JPS61120405A
JPS61120405A JP24055284A JP24055284A JPS61120405A JP S61120405 A JPS61120405 A JP S61120405A JP 24055284 A JP24055284 A JP 24055284A JP 24055284 A JP24055284 A JP 24055284A JP S61120405 A JPS61120405 A JP S61120405A
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prepreg tape
coil
conductor
temperature
axial direction
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JP24055284A
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JPH0374010B2 (ja
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Katsuro Oishi
大石 勝朗
Makoto Tawara
俵 誠
Takeru Ikeda
池田 長
Tatsuo Sato
達男 佐藤
Minoru Yabuki
実 矢吹
Fujio Tokimitsu
時光 冨士雄
Haruo Ono
春雄 小野
Isamu Okada
勇 岡田
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Furukawa Electric Co Ltd
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Fuji Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F6/00Superconducting magnets; Superconducting coils
    • H01F6/06Coils, e.g. winding, insulating, terminating or casing arrangements therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Superconductive Dynamoelectric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、超電導筒形コイルの製造方法に係り、特に大
型の筒形コイルの製造に適する方法に関するものである
C従来技術とその問題点〕 一般に超を導筒形コイルは、筒形の巻枠の外周に絶縁導
体を螺旋状に密に巻き付けるか、あるいは筒形の巻枠の
内周面に絶縁導体を密に巻き込んでい(ことによ°り形
成される。
゛この場合の絶縁導体は、例えば第4rj!Jに示すよ
うに、平角形の超電導線lにプリプレグテープ2を巻い
て絶縁したものである。超電導Illは例えば内部にN
b−Tiの超!導体1aを育し、そのまわりに99.9
9%以上の高純度アルミニウムよりなる安定化材1bを
設けたものである。またプリプレグテープ2は、ガラス
繊維tPどからなる織布にエポキシ樹脂などの熱硬化性
樹脂を液状で含浸させた後、半硬化状態(Bステージ)
にしたものである。
このような絶縁導体3を巻回して筒形コイルを形成し、
その後プリプレグテープの硬化に必要な温度と時間の加
熱を行ワて硬化反応を起こさせ、隣接する絶縁導体を相
互に一体化して完成品とする。
しかしながら絶縁導体を螺旋状に巻回していくと、絶縁
導体の蛇行やバネ性による戻り等が発生し、絶縁導体間
に不均一なギャップが生じる。このため従来は最終工程
でプリプレグテープの加熱(150−160℃)硬化を
行う際に、コイル長が所定の寸法に納まるように軸方向
の加圧を行って上記ギャップをなくすようにしている。
しかしこの方法では、コイル長が長く、軸方向の巻き数
が多い場合には、絶縁導体と巻枠間の摩擦抵抗のために
端部加圧部から離れるに従って軸方向加圧力が徐々に減
じられるため、軸方向の導体密度を均一にすることが困
難である。
このため従来の方法で製造された筒形コイルは、その内
部において均質な磁界が得られないという問題がある。
またこの種の筒形コイルは外部磁気通路部材の中に幾何
学的中心が一致するように挿入した状態で使用されるが
、上記のように導体密度が不均一であると、筒形コイル
の電磁気的中心と幾何学的中心のずれが生じるため、励
磁された際にコイルに強大な電磁力が作用してコイルが
破壊されてしまうという問題がある。
〔問題点の解決手段とその作用〕
上記のような従来技術の問題点を解決するため本発明は
、超電4vAにプリプレグテープを巻いて絶縁してなる
絶縁導体を、螺旋状にv!B巻きして筒形のコイルを形
成し、その後加熱して上記プリプレグテープを硬化させ
る超電導筒形コイルの製造方法において、上記加熱硬化
を行う前に、上記コイルを、上記プリプレグテープの硬
化温度より十分低く、かつ上記プリプレグテープの樹脂
が半硬化状態から軟化してフローできる温度に加熱しつ
つ、軸方向に加圧して、コイル内部導体配置を整えるこ
とを特徴とするものである。
このようにすると、プリプレグテープの樹脂が軟らかい
状態で導体配置の矯正が行われるため、巻枠と絶縁導体
との摩擦抵抗が少なく、容易に軸方向の導体密度を均一
化できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
実施例1 第1図は本発明の方法により製造された超電導筒形コイ
ルの断面を示している。この筒形コイルは例えば直径3
m、軸方向長さ5m程度の大型コイルである0図におい
て、4は円筒形の巻枠、3はその巻枠4の内周面に巻き
込まれてコイルを形成する第4図のような絶縁導体であ
ろ、なお巻枠4の内周面には予め絶縁材5が内張すされ
ている。
6a・6bは絶縁リング、7a・7bは押さえリング、
8は締付は用のボルトナツトである。
このような筒形コイルを製造するに際し、まず巻枠4の
下端に押さえリング7aを固定し、絶縁リング6aを設
置する。この状態で巻枠4の内周面に絶縁導体3を巻き
込んでコイル9を形成する。
この段階では絶縁導体3の蛇行やバネ性による戻り等で
絶縁導体3間に不均一なギャップが生じている。
このギャップをなくして軸方向の導体密度を均一化する
ために、次に硬化温度より十分低い温度で加熱しつつ軸
方向の加圧を行う、このときの加熱温度は、プリプレグ
テープの樹脂が半硬化状態から軟化し、加圧により容易
にフローできる温度であり、かつ後工程でプリプレグテ
ープを加熱硬化した際に接着力等プリプレグテープの性
能に支障のない温度とする。
第3図は、巻き数100ターン、軸方向圧力1.5kg
/ms’のときの、コイルの温度と変位量の関係を示す
、はぼ50℃でプリプレグテープの樹脂が軟化し、最大
に近い変位量が得られる。使用したプリプレグテープは
、エポキシ樹脂CY175(CIBA−GIGEY社製
)100部にモノメチルアミン錯体(Rh−11E) 
5部を混入してフェス状とし、これをガラステープに含
浸させ、半硬化させたものである。このプリプレグテー
プの硬化温度は150℃であるが、60℃以下の温度で
の加熱ならば性能低下のおそれはない、したがって導体
配置を整えるための加熱は50〜60℃程度で行うとよ
い。
また軸方向の加圧力は、1.5 kg/mm”程度であ
れば超電導線および絶縁層に損傷が生じることはない、
この軸方向の加圧は、圧力により絶縁導体3が変位して
もコイル長が規定寸法になるまでは、はぼ一定の圧力が
保てるように、油圧装置などを使って行うとよい、さら
に軸方向の加圧を行う際には、コイル9を巻枠4の内面
に押し付けるような径方向の力をかけておくことが、コ
イル9と巻枠4の密着性を向上させる上で好ましい。
以上の軟化温度での加熱と軸方向加圧が終了したならば
、巻枠4の上端に絶縁リング6bを設置し、押さえリン
グ7bを固定した上で、全体を硬化温度で加熱(150
℃ 16時間)して、プリプレグテープ絶縁層を硬化さ
せる。これにより超電導筒形コイルが完成する。
実施例2 第2図は本発明の方法により製造された超電導筒形コイ
ルの他の例を示す、第1図に対応する部分には同じ符号
が付しである。
本実施例では筒形コイルを製造するにあたり、コイルを
4つのブロック9a〜9dに分け、第1ブロツク9aか
ら順に形成していく、まず巻枠4内に絶縁導体3を巻き
込み、コイルの第1ブロツク9aを形成する。その後、
プリプレグテープの樹脂が軟化する低い温度での加熱と
軸方向の加圧とを行って導体配置を整える。このときの
条件は実施例1と同じである。これが済んだら室温にも
どし、加圧力を除去して、第1ブロツク9aの形成を終
える。
次に第1ブロツク9aの巻終わり端に絶縁導体を接続し
、それを巻枠4内に巻き込んで第2ブロツク9bを形成
する。その後、第1ブロツク9aと同様の加熱、加圧を
行って第2ブロツク9bの形成を終える。なおこのとき
第1ブロツク9aL加熱されないようにしておくことが
好ましい、以後同様の作業を繰り返して第4ブロツク9
dまでの形成を行う。
このようにブロック毎に軟化温度での加熱、加圧を行う
と、各ブロックは巻き数が少なく、巻枠4との摩擦抵抗
も小さいため、軸方向加圧力は各ターンの絶縁導体3に
比較的均一に加わるようになり、コイル9内における一
縁導体3の軸方向密度をいっそう均一にできる。
なお、押さえリング7a・7bおよび絶縁リング6a・
6bを取り付けること、最後に全体をプリプレグテープ
の硬化温度で加熱を行うことなどは実施例1と同じであ
る。
以上は本発明の実施例であり、本発明はこれに限定され
るものではない0例えば実施例2では、コイルを4ブロ
ツクに分けたが、このブロック数はコイルの長さや巻き
数に応じて適宜定めればよい。また上記各実施例では、
筒形の巻枠の内周面に絶縁導体を巻き込む場合を示した
が、巻枠の外周面に絶縁導体を巻き付ける場合でも、本
発明は同様に通用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、プリプレグテープ
を加熱硬化させる前に、プリプレグテープが軟化する温
度での加熱と軸方向の加圧とを行うようにしたので、筒
形コイルの軸方向の導体密度を均一にすることができ、
均質な磁界が得られるようになる利点がある。また軸方
向の導体密度が均一になれば、筒形コイルの幾何学的中
心と電磁気的中心の一致性が高まるから、筒形コイルを
外部磁気通路部材の中に挿入して使用しても、それに作
用する電磁力は小さくて済み、破壊の危険性を低減でき
る。また同時にコイル支持部材の強度を下げることも可
能となるので、支持部材を伝わって外部からの侵入する
熱も少なくなり、冷媒(液化ヘリウム等)の使用量を低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の方法により製造
された超電導筒形コイルを示す断面図、第3図はプリプ
レグテープで絶縁したコイルを軸方向に加圧した場合に
おける温度と変位量の関係を示すグラフ、第4図は超電
導筒形コイル形成用の絶縁導体の一例を示す斜視図であ
る。 1〜超!導線、2〜プリプレグテープ、3〜絶絶縁体、
4〜巻枠、9〜コイル。 第1図      第2図 第3図 コイル温度 (C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 超電導線にプリプレグテープを巻いて絶縁してなる絶縁
    導体を、螺旋状に密巻きして筒形のコイルを形成し、そ
    の後加熱して上記プリプレグテープを硬化させる超電導
    筒形コイルの製造方法において、上記加熱硬化を行う前
    に、上記コイルを、上記プリプレグテープの硬化温度よ
    り十分低く、かつ上記プリプレグテープの樹脂が半硬化
    状態から軟化してフローできる温度に加熱しつつ軸方向
    に加圧して、コイル内部導体配置を整えることを特徴と
    する超電導筒形コイルの製造方法。
JP24055284A 1984-11-16 1984-11-16 超電導筒形コイルの製造方法 Granted JPS61120405A (ja)

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JPH0374010B2 JPH0374010B2 (ja) 1991-11-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011065431A1 (ja) * 2009-11-25 2011-06-03 株式会社フジクラ 超電導コイル及び超電導コイルの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59175101A (ja) * 1983-03-24 1984-10-03 Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd 超電導コイルの製造方法

Patent Citations (1)

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