JPS61112626A - 中空容器のエアホールシール方法 - Google Patents
中空容器のエアホールシール方法Info
- Publication number
- JPS61112626A JPS61112626A JP23412484A JP23412484A JPS61112626A JP S61112626 A JPS61112626 A JP S61112626A JP 23412484 A JP23412484 A JP 23412484A JP 23412484 A JP23412484 A JP 23412484A JP S61112626 A JPS61112626 A JP S61112626A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- deformed
- hollow container
- sealing
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ブロー成形法等にて成形された中空容器の密
封方法に関するものである。
封方法に関するものである。
従来の技術
例えばブロー成形法にて成形された中空容器は−Cに、
プロー成形後に流体吹き込み孔を密封する。これは上記
プロー成形時に吹き込む圧力流体が空気の場合には、塵
埃などの異物が輸送中、貯蔵中に容器内に侵入しないよ
うにするためであり、また上記圧力流体がジュース、油
などの液体の場合には、内容物である上記液体が漏れ出
ないようにするためである。
プロー成形後に流体吹き込み孔を密封する。これは上記
プロー成形時に吹き込む圧力流体が空気の場合には、塵
埃などの異物が輸送中、貯蔵中に容器内に侵入しないよ
うにするためであり、また上記圧力流体がジュース、油
などの液体の場合には、内容物である上記液体が漏れ出
ないようにするためである。
上記吹き込み孔を密封する方法としては従来から、プロ
ー成形後の自然状態で吹き込み孔付近を加熱融着するい
わゆるヒートシール方法(特開昭48−23851号公
報)がとられている。
ー成形後の自然状態で吹き込み孔付近を加熱融着するい
わゆるヒートシール方法(特開昭48−23851号公
報)がとられている。
発明が解決しようとする問題点
上記従来の吹き込み孔のシール方法で密封された容器が
、その輸送中等において、例えば夏期のように密封時よ
り高温の外気にさらされて加温され、容器内の流体が熱
膨張すると、容器に変形の余地が少ないので、容器内流
体の熱膨張による力が直接的に容器壁に作用して容器自
体が密封された流体の体積膨張により塑性変形して、内
容物の充填時に液面が低下して消費者をして内容量の不
足を懸念せしめるという欠点を有していた。
、その輸送中等において、例えば夏期のように密封時よ
り高温の外気にさらされて加温され、容器内の流体が熱
膨張すると、容器に変形の余地が少ないので、容器内流
体の熱膨張による力が直接的に容器壁に作用して容器自
体が密封された流体の体積膨張により塑性変形して、内
容物の充填時に液面が低下して消費者をして内容量の不
足を懸念せしめるという欠点を有していた。
また冬期のように密封時より低温にさらされた場合には
流体は逆に収縮してしまい、容器が凹んでしまって外観
が見苦しくなり、さらに正立しなくなるという問題点が
あったし、内容物の充填時にあっては、液面が上昇して
充填物が口部からあふれ出るという欠点があった。
流体は逆に収縮してしまい、容器が凹んでしまって外観
が見苦しくなり、さらに正立しなくなるという問題点が
あったし、内容物の充填時にあっては、液面が上昇して
充填物が口部からあふれ出るという欠点があった。
問題点を解決するための手段及び作用
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、流体を
入れた中空容器を変形させた状態で密封し、密封後に内
容物である流体が外気温等により加熱あるいは冷却され
て熱膨張あるいは収縮してその容積が増減したとしても
容器に負担がかからないようにしたものである。
入れた中空容器を変形させた状態で密封し、密封後に内
容物である流体が外気温等により加熱あるいは冷却され
て熱膨張あるいは収縮してその容積が増減したとしても
容器に負担がかからないようにしたものである。
実施例
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図において、1は回転テーブルであり、この回転テ
ーブル1上には回転円周上に多数個のホルダ2が列設し
てあり、このホルダ2に中空容器3が直立した状態でコ
ンベヤ4にて順次供給されるようになっている。この中
空容器3はブロー成形されてその頭部に流体吹き込み孔
を有しているものである。コンベヤ4からテーブル1の
回転方向に離れた位置にホルダ2内の中空容器3を取り
出す取り出し装置5が設けである。そして上記コンベヤ
4と取り出し装置5との間にホルダ2内の各中空容器3
の頭部に接触する加熱体6が図示しないブラケットに支
持されて設けてあり、回転テーブル1の回転に従ってホ
ルダ2内に収容された中空容器3の頭部が加熱体6に接
触され、この頭部に開口していた吹き込み孔がヒートシ
ールされるようになっている。
ーブル1上には回転円周上に多数個のホルダ2が列設し
てあり、このホルダ2に中空容器3が直立した状態でコ
ンベヤ4にて順次供給されるようになっている。この中
空容器3はブロー成形されてその頭部に流体吹き込み孔
を有しているものである。コンベヤ4からテーブル1の
回転方向に離れた位置にホルダ2内の中空容器3を取り
出す取り出し装置5が設けである。そして上記コンベヤ
4と取り出し装置5との間にホルダ2内の各中空容器3
の頭部に接触する加熱体6が図示しないブラケットに支
持されて設けてあり、回転テーブル1の回転に従ってホ
ルダ2内に収容された中空容器3の頭部が加熱体6に接
触され、この頭部に開口していた吹き込み孔がヒートシ
ールされるようになっている。
上記ホルダ2の構成は第1図から第4図に示すようにな
っている。なお第1図から第3図は夏期用のホルダ構成
を示し、第4図は冬期用のホルダ構成を示す。
っている。なお第1図から第3図は夏期用のホルダ構成
を示し、第4図は冬期用のホルダ構成を示す。
まず第1図から第3図の夏期用のホルダ構成から説明す
ると、ホルダ2の内側面には圧迫体7がホルダ2内へ突
出動自在に設けてあり、この圧迫体7にはラック稈8が
連結されており、このラック稈8にステッピングモータ
9にて駆動されるビニオン10が噛合されている。そし
て上記ステッピングモータ9は、ホルダ2が加熱体6の
下側にきたときに圧迫体7をホルダ2内に突出するよう
に作動し、その他のときには圧迫体7を引っこむように
なっている。
ると、ホルダ2の内側面には圧迫体7がホルダ2内へ突
出動自在に設けてあり、この圧迫体7にはラック稈8が
連結されており、このラック稈8にステッピングモータ
9にて駆動されるビニオン10が噛合されている。そし
て上記ステッピングモータ9は、ホルダ2が加熱体6の
下側にきたときに圧迫体7をホルダ2内に突出するよう
に作動し、その他のときには圧迫体7を引っこむように
なっている。
しかしてコンベヤ4から供給されてホルダ2内に収納さ
れた中空容器3は加熱体6にてその頭部の吹き込み孔が
ヒートシールされる際に、圧迫体7にて押されて内側へ
変形され、この状態のまま密封される。
れた中空容器3は加熱体6にてその頭部の吹き込み孔が
ヒートシールされる際に、圧迫体7にて押されて内側へ
変形され、この状態のまま密封される。
なお、図中11はホルダ2の底板で、この底板11はシ
リンダ装置12にて上動するようになっていて、シール
終了後この底板11を上動させ、これによりホルダ2内
で上動した中空容器3が取り出し装置5にて取り出され
る。
リンダ装置12にて上動するようになっていて、シール
終了後この底板11を上動させ、これによりホルダ2内
で上動した中空容器3が取り出し装置5にて取り出され
る。
上記のようにして取り出された中空容器3はその側壁が
内側へ変形された状態となっている。
内側へ変形された状態となっている。
従ってこの中空容器3がその輸送途中等において密封時
より高温にさらされて容器′3内の流体が熱膨張した場
合には、中空容器3には上記変形骨だけ余裕があるので
中空容器3は正常の形状に戻るだけで膨張変形、破裂等
の不具合の発生がない。
より高温にさらされて容器′3内の流体が熱膨張した場
合には、中空容器3には上記変形骨だけ余裕があるので
中空容器3は正常の形状に戻るだけで膨張変形、破裂等
の不具合の発生がない。
なお、上記ステッピングモータ9はあらがじめ設定され
た論理により変位量(回転量)を設定するもので、その
変位量は例えば輸送経路の最高温度、あるいは容器3の
口部を切断して内容物を充填するときの温度などにより
決定されるもので自由に設定できる。またこのときのア
クチェータはステッピングモータに限るものではなくス
トロークを可変としたシリンダ装置でもよい。さらに、
上記実施例にて示した回転テーブルlを公知の運搬装置
であるコンベヤベルトにて実施したり、中空容器3を直
立した状態ではなく横方向に倒した状態で保持して本発
明を実施することもできる。
た論理により変位量(回転量)を設定するもので、その
変位量は例えば輸送経路の最高温度、あるいは容器3の
口部を切断して内容物を充填するときの温度などにより
決定されるもので自由に設定できる。またこのときのア
クチェータはステッピングモータに限るものではなくス
トロークを可変としたシリンダ装置でもよい。さらに、
上記実施例にて示した回転テーブルlを公知の運搬装置
であるコンベヤベルトにて実施したり、中空容器3を直
立した状態ではなく横方向に倒した状態で保持して本発
明を実施することもできる。
次に第4図に示す冬期用のホルダ構成について説明する
。
。
ホルダ2の内側面に吸着板13がホルダ2の側壁より没
入する方向に移動自在に設けてあり、こ(7)吸IF板
13の没入量はサーボシリンダ14にて行われ、その没
入量は差動トランス15及び解析装置16にて検出でき
るようになっている。吸着板13の表面には真空吸着機
構が設けである。
入する方向に移動自在に設けてあり、こ(7)吸IF板
13の没入量はサーボシリンダ14にて行われ、その没
入量は差動トランス15及び解析装置16にて検出でき
るようになっている。吸着板13の表面には真空吸着機
構が設けである。
しかして、ホルダ2内に収納された中空容器3は吸着板
13により外側へ引っばられて伸長変形し、その容積が
成形時より増大された状態でヒートシールされる。
13により外側へ引っばられて伸長変形し、その容積が
成形時より増大された状態でヒートシールされる。
従って中空容器3がその輸送途中等において、密封時よ
り低温にさらされて容器3内の流体が収縮した場合には
、容器3には上記変形量だけ余裕があり、正常の形状以
下の形状に変形するのが防止される。
り低温にさらされて容器3内の流体が収縮した場合には
、容器3には上記変形量だけ余裕があり、正常の形状以
下の形状に変形するのが防止される。
なお、上記各実施例において、圧迫体7及び吸着板13
の数、方向は実施例に限定されない。また本発明におけ
る密封とは加熱によるヒートシールばかりではなく、キ
ャップによる螺着、栓体による嵌入等中空容器の密封全
搬に適用することができる。この場合、上記加熱体6を
キャップ螺合機等におきかえる。
の数、方向は実施例に限定されない。また本発明におけ
る密封とは加熱によるヒートシールばかりではなく、キ
ャップによる螺着、栓体による嵌入等中空容器の密封全
搬に適用することができる。この場合、上記加熱体6を
キャップ螺合機等におきかえる。
そして上記実施例によれば、中空容器3の密封時におけ
る変形量を輸送する場所に応じて、及び内容物を充填す
る場所の温度に応じて任意に変えることができる。
る変形量を輸送する場所に応じて、及び内容物を充填す
る場所の温度に応じて任意に変えることができる。
また上記中空容器3を変形する手段も上記実施例に限る
ものではなく、中空容器を対向する一対のベルトコンベ
ヤで挾持して輸送する間にそのベルトコンベヤの対向間
隔を狭ばめてやり、中空容器3を圧縮変形させてやるよ
うにしてもよく、また上記実施例のホルダ2の側壁に凸
起を設けておき、ホルダ2内に挿入された中空容器3が
この凸起にて変形するようにしてもよい。
ものではなく、中空容器を対向する一対のベルトコンベ
ヤで挾持して輸送する間にそのベルトコンベヤの対向間
隔を狭ばめてやり、中空容器3を圧縮変形させてやるよ
うにしてもよく、また上記実施例のホルダ2の側壁に凸
起を設けておき、ホルダ2内に挿入された中空容器3が
この凸起にて変形するようにしてもよい。
発明の効果
本発明によれば、輸送時、貯蔵時の温度変化による膨張
変形また破裂などの欠陥が生じることのない流体を密封
した中空容器を得ることができ、中空容器の外観及び内
容量を環境に影響を受けることなく適正に保つことがで
きる。そして、特に膨張の場合、容器の塑性変形を防ぐ
ことができるので、頭部を切断して内容物を充填する際
に、液面が低下して消費者をして内容量の不足の懸念を
いだかせることがないのである。
変形また破裂などの欠陥が生じることのない流体を密封
した中空容器を得ることができ、中空容器の外観及び内
容量を環境に影響を受けることなく適正に保つことがで
きる。そして、特に膨張の場合、容器の塑性変形を防ぐ
ことができるので、頭部を切断して内容物を充填する際
に、液面が低下して消費者をして内容量の不足の懸念を
いだかせることがないのである。
図面は本発明の実施例を概略的に示すもので、第1図か
ら第3図は夏期用の装置の例を示すもので、第1図は要
部の断面図、第2図は第1図の■−■線に沿う断面図、
第3図は作用説明図、第4図は冬期用の装置の例を示す
要部の断面図、第5図は装置全体を示す平面図である。 3は中空容器。
ら第3図は夏期用の装置の例を示すもので、第1図は要
部の断面図、第2図は第1図の■−■線に沿う断面図、
第3図は作用説明図、第4図は冬期用の装置の例を示す
要部の断面図、第5図は装置全体を示す平面図である。 3は中空容器。
Claims (1)
- 流体を入れた中空容器3を変形させた状態で密封するよ
うにしたことを特徴とする中空容器の密封方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23412484A JPS61112626A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 中空容器のエアホールシール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23412484A JPS61112626A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 中空容器のエアホールシール方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61112626A true JPS61112626A (ja) | 1986-05-30 |
JPH0442973B2 JPH0442973B2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=16966007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23412484A Granted JPS61112626A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 中空容器のエアホールシール方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61112626A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4830671A (ja) * | 1971-08-25 | 1973-04-23 |
-
1984
- 1984-11-08 JP JP23412484A patent/JPS61112626A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4830671A (ja) * | 1971-08-25 | 1973-04-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0442973B2 (ja) | 1992-07-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |