JPS611125A - 通信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、固定送受信局および時分割多重を使用する
無線によりこの固定局と通信することのできる移動送受
信局を有し、固定局はグループにまとめられ、無線スイ
ッチング・センタに接続され、それにより制御されてい
る通信システムに関するものである。

［発明の技術的背景］ この種の通信システムは、ＤＥ−０８３１１８０１８号
明細書に記載されている。そのような通信システムにお
いては付近の局によって放射された信号が互いに妨害し
ないことが重要である。それ故、近接しているセルの間
でできる限り完全な分離が行われなければならない。

［発明の概要］ この発明の目的は、この問題を解決することである。

この目的は、特許請求の範囲に記載したような、各固定
送受信局はセルのほぼ中央に位置し、各セルは全てのセ
ルの対応するセクターが同じ空間的方向に方向付けされ
るように２以上のセクターに分割され、固定送受信局は
ある所定の時間においては関係するセルのただ一つのセ
クターのみに向かって放射し、セルの各セクターは順次
放射を受ける通信システムによって達成される。さらに
この発明の効果的な実施態様は特許請求の範囲第２項以
下に記載されている。

この発明によれば、時分割および空間分割多重（セルに
おいて所定の時間に一つのセクターだけに信号が放射さ
れる）によって近接しているセルの間で良好な分離が得
られる。この発明のある実施態様によれば、時分割およ
び空間分割多重を符号分割多重（グループの各セルが異
なった符号を割当てられる）と組合わせられることによ
ってさらに改善される。

その結果、情報信号が固定局（ベース局）により放射さ
れるときの放射パターンは高いアンテナ利得が得られる
ような形状にすることができる。

これはその結果として低出力の送信機の使用を可能にす
る。

上述のように、固定局のセルにおいては、ただ１個のセ
クターだけが所定の時間に放射を受ける−たけ４である
。したがって固定局のアンテナの放射パターン方向性の
パターンでなければならない。

これはその結果として移動局の方向を決定するために有
効に使用できる。さらに別の有効な実施態様によれば、
方向はモノパルスレーダ技術により決定される。

［発明の実施例］ 以下、添附図面を参照に詳細に説明する。

通信システム自体およびその動作ならびに必要な局につ
いてはＤＥ−０８３１１８０１８，３号およびＤＥ−０
８３１３９４０８，６号明細書に詳細に記載されている
。それ故それらについての説明はここでは省略する。こ
の発明は、近接する局により放射された信号が互いにで
きるだけ妨害しないことを確実にするために固定局の地
域的な配置および固定局からの信号放射をどのように選
択すべきかという問題に関するものである。前記１）Ｅ
−Ｏ８明細書によって教えられたことを考慮するとき、
用詔パセル″は異なった意味を有することに注意しなけ
ればならない。前記ＤＥ−Ｏ３明細書ではこの用語は制
御局により制御される区域を決定するために使用されて
いる。この発明においてはセルは固定局の周囲の区域で
ある。説明においてはさらに、固定局ＢＳは一つの無線
スイッチング・センターに接続されているグループにま
とめらでおり、電話回路網との接続はこのスイッチング
・センターを介して設定されるものとしてなされている
。

図は６角形からなるハニカムパターンを示している。ハ
ニカムは区域を完全にカバーするように互いに隣接して
いる。カバーされる区域はこの発明の通信システムによ
りメツセージが送信される区域の一部であり、セルのグ
ループ（以下説明する）を表わしている。

図は３個の固定局ＢＳ／Ａ、ＢＳ／Ｂ、ＢＳ／Ｃを示し
、それらのそれぞれは一つのセルの中央に位置している
。個々のセルは別々の斜線で示されている。各セルは３
個のセクター１．２．３に分けられている。各セクター
は６角形である。したがって各セルはそれぞれの葉が隣
接する６角形である３つ葉のクローバの形状を有してい
る。図示された３個のセルは互いに接して一つのグルー
プを形成している。接触しているグループ（図示ぜず）
は通信システムのサービス区域を与えている。

付近のセルとの間の妨害を避けるために固定局のアンテ
ナは関係する全部のセルに対して同時に放射するのでは
なく、前記セクター１．２．３の一つだけに向かって放
射する。それ故、各アンテナはその放射パターンがほぼ
ただ一つのセクター１．２または３をカバーするように
設計されている。所定時間後、パターンは次のセクター
をカバーするように櫨械的または電子的に切替えられる
。

各スイッチングサイクルが完了する都度、全てのセクタ
ーは１回放射を受ける。スイッチング間の時間はタイム
スロットの１ブロツクの長さに等しく選択することがで
きる。

各時間に放射を受けたセクターの分布は近接するセルの
放射パターンができるだけ重なりが少なくなるように選
択される。

所定の時間におけるパターンの指示はそれ数次のように
選択されることができる。

固定局ＢＳ／Ａはそのセルのセクター２に向かって放射
する。

固定局ＢＳ／Ｃはそのセルのセクター１に向かって放射
する。

固定局ＢＳ／Ｂはそのセルのセクター３に向かって放射
する。

固定局の方向性パターンの方向は同じ順序（センス）で
切替えられる。同期切替えが可能である。

もしも特定の区域内のトラフィック容量により必要であ
れば、非同期切替えを使用することもできる。

近接するセル間の分離は、時分割および空間分割多重と
符号分割多重とを組合わせることによって改善すること
・もてきる。

固定局はデジタル信号を送信する。前記ＤＥ−Ｏ８明細
書に記載された装置においてはスプレッド・スペクトラ
ム技術が使用されている。ここで使用されている゛符号
分割多重″は信号が異なった符号を含んでいることを意
味している。これらの異なった符号は信号の同期プレア
ンブル部分に含まれていてもよく、またはスプレッドス
ペクトラムシステムに使用される符号が異なるようにさ
れてもよく、或いは情報信号全体が区別符号によって変
調されてもよい。またこれらの組合わせも実効可能であ
る。

この発明の実施例において前記のように一つのグループ
はそれぞれ３個のセクターを有する３個のセルで構成さ
れている。前記符号は同じセルに対しては同じであり、
グループの近傍のセルに対しては異なっている。

これは、時分割および空間分割多重と共に近接するセル
からの信号間の妨害を確実に大幅に抑圧する。

今までの説明においては全てのセクター、セルおよびグ
ループは同じ形状であるとした。しかしながら、これは
必要なことではない。幾何学的要求またはトラフィック
容量に適応させるためには形状および大きさの両者を変
えることが可能である。

セルおよびセルのグループで構成されたそのようなセラ
ー通信システムの装置の構成はここでは説明しない。何
故ならば、当業者には前記説明および前記ＤＥ−Ｏ８明
細書によってそのようなシステムを構成することは容易
に可能であるからである。

多くの場合に、情報信号を送信している移動送受信局の
位置を知ることは望ましいことである。

この実施例のシステムにおいてはセルのどのセクターに
おいて情報信号が受信されているかを決定することによ
って大体の位置決定が可能である。

さらに正確な方向の発見はモノパルスレーダ技術により
可能である。それにおいては信号は小さな角度を有する
２つの指向性パターンにより受信され、和および差信号
が評価のために生成される。

評価についてはここでは説明しない。何故ならば、それ
は例えばマグロ−ヒル社発行レーダ・ハンドブック（１
９７０年）第２１−１０頁乃至２１−３０頁の記載によ
り当業者によく知られているからである。

距離を測定するためにパルスグループからなる通信信号
の伝送時間はそれ自体はすでに知られている方法で評価
される。固定局から移動局へ送信された信号および移動
局から固定局へ送信された信号の伝送時間が測定される
。両方の伝送時間の和は、固定局が信号を送出した瞬間
と移動局からの信号を受信した瞬間との差マイナス固定
局により送信された信号の移動局における受信機と移動
局からの信号の送信との間に費やされる一定の時間に等
しい。この信号の伝送は固定局からの信号の受信により
開始される。伝送時間から固定局と移動局との間の距離
が決定される。固定局においては移動局により放射され
た信号の到来方向および移動局までの距離がこのように
して知られる。

このデータから移動局の位置が従来知られている方法に
よって計算される。

もしも、この方法によって位置が決定されるならば、単
一ローブ指向性パターンよりも２重ローブ指向性パター
ンがセルを形成するセクターに放射するために使用され
る。２重ローブ指向性パターンは完全なセクターに放射
するように選択される。高い測定精度は必要ないので、
ローブは比較的広いものが使用される。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の通信システムの１実施例におけるセルの
グループおよびセルのセクターへの分割を説明するため
の概略図である。 ＢＳ／Ａ、８８／′Ｂ、ＢＳ／Ｃ・・・固定送受信局１
．２；　３・・・セクター。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）固定送受信局および時分割多重を使用する無線に
   よりこの固定局と通信することのできる移動送受信局を
   有し、固定局はグループにまとめられ、無線スイッチン
   グ・センタに接続され、それにより制御されている通信
   システムにおいて、各固定送受信局はセルのほぼ中央に
   位置し、各セルは全てのセルの対応するセクターが同じ
   空間的方向に方向付けされるように２以上のセクターに
   分割され、固定送受信局はある所定の時間においては関
   係するセルのただ一つのセクターのみに向かって放射し
   、セルの各セクターは順次放射を受けることを特徴とす
   る通信システム。
2. （２）セルはグループにまとめられ、グループのセルは
   信号がグループの各セルに対して異なった符号（Ａ、Ｂ
   、Ｃ）を含むように相違していることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の通信システム。
3. （３）セルは少なくともほぼ６角形を有し、各グループ
   はこの種の隣接した３個のセルにより構成されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の通信システ
   ム。
4. （４）各セルはセルのセクターである３個の隣接したほ
   ぼ６角形のセクターよりなり、この種の隣接した３個の
   セルがグループを構成していることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項または第２項記載の通信システム。
5. （５）次のセクターへの切替えがタイムスロットの各ブ
   ロック後に行われることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項ないし第４項のいずれか１項記載の通信システム。
6. （６）システム中で交換される情報信号が先行する同期
   部分を有するデジタル信号であることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項ないし第５項のいずれか１項記載の通
   信システム。
7. （７）グループのセルに対して異なっている符号が同期
   プレアンブル部分または情報信号の一部、または同期プ
   レアンブル部分と情報よりなる信号の一部であることを
   特徴とする特許請求の範囲第６項記載の通信システム。
8. （８）信号の送信にスプレッド・スペクトラム技術が使
   用され、異なった符号がスペクトラムのスプレッドのた
   めのものであることを特徴とする特許請求の範囲第６項
   記載の通信システム。
9. （９）移動送受信局の方向を決定するために、移動送受
   信局により放射された信号の到来方向が固定送受信局に
   おいてモノパルスレーダ技術を使用して決定されること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第８項のいず
   れか１項記載の通信システム。
10. （１０）固定送受信局から移動送受信局までの距離が、
    固定送受信局から移動送受信局までおよびそこから戻る
    までのパルスグループの往復伝送時間を移動送受信間中
    における信号の受信と送信との間に費やされる時間を考
    慮に入れて評価することによって測定され、移動送受信
    局の位置が移動送受信局の方向と固定送受信局までの距
    離から決定されることを特徴とする特許請求の範囲第９
    項記載の通信システム。
11. （１１）セルにおけるセクターに向かって放射するため
    に、固定送受信局は方向性アンテナを有し、そのアンテ
    ナは共通の送信機および受信機に接続されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第１０項のいず
    れか１項記載の通信システム。