JPS61112526A - 差動保護装置の安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ！ＩＮＩ（７）五月」ソＬ 本発明は残留差分電流を検出出来る電気設備保護装置の
安全装置に関する。この安全装置は給電を中止せずに中
性導線の遮断を検出するものである。従って、このＶｔ
置は交流配電用、回路網に属する位相導線及び中性導線
に接続される。

本発明は直接或いは間接接触に対して保護を与える作動
保護装置に適用出来、このような装置は遮断及び／或い
は信号現示を得るように構成されたものである。

従来技　　　び　明が　　しようと　る。　。

差動保護装置を用いる際の安全性を高めるために、かか
る装置は、位相導線との接続用端子と中性導線との接続
用端子と第２整流回路を通して接地される端子とを有す
る整流回路を持つ給電装置と共に用いられることは公知
である。従ってこの整流回路は、この回路に余裕が有り
、中性部分に遮断部分がある時、差分電流検出器が電力
の供給を受けることを許容するものである。

このような装置は、主要な欠点となるが、整流回路を二
倍にする必要があり、又中性点の欠除或いは消失を検出
するために、差分電流検出コアに巻回した特殊巻線や、
接地結線を第２整流回路に接続する配線内に配置された
抵抗器、この検出機能に用いられる電圧／電流変換器、
或いは特殊信号現示装置などの特殊装置を必要とする。

本発明の目的は特にこのような欠点を克服することにあ
り、従って、他の検出器或いは整流要素を付加すること
なく整流ブリッジに電力の供給を続けながら、差分電流
検出器が中性部分の欠除を検出するために用いられるこ
とを許容する差動保護装置の安全装置を与えることを目
的とする。

更に本発明は、中性部分に故障電流及び／又は遮断があ
る場合に、保護装置の動作に確実な信頼性を与えること
にある。

５題点を解決するための手段 本発明は電気設備保護装置の安全装置に関し、この保護
装置は、位相導線及び中性導線が通る残留差分電流検出
器と該検出器が与える差分電流信号を処理する電子回路
とからなり、この回路は通常は、位相並びに中性導線に
接続された整流ブリッジにより電力が与えられ、上記安
全装置は接地結線に接続された処理回路の非常用給電装
置を有する。

本発明によれば、非常用給電装置は接地結線と整流ブリ
ッジの２つの交流端子との間に接続された静止二方向ス
イッチにより形成され、これ等の端子は保護装置の差分
電流検出器の直ぐ下流に置かれた位相並びに中性導線の
一部に接続される。

従って、中性導線の遮断の検出は差分電流検出器により
与えられ、他の検出装置は不要であり、又静止スイッチ
の閉接は接地結線と位相及び／又は中性導線間の電圧上
昇から直接生じ、他の整流装置は要求されない。

静止二方向スイッチは接地結線と整流ブリッジの２つの
交流端子との間に接続されたトライアツりにより形成さ
れ、トライアックのゲートは整流ブリッジの対応する交
流端子と差分電流検出器との間に置かれた中性導線の一
部に抵抗器を通して接続されるか又は、一対のツェナダ
イオードにより、自動スイッチを形成するように接地結
線と整流ブリッジの２つの交流端子との間に対向するよ
うに、或いは反平行に装着される。これにより整流ブリ
ッジの上流が確立される。中性点に遮断が生じると、位
相接地結線はブリッジに対する給電の連続性を保証する
。

位相導線と整流ブリッジの直流端子との間の結線内にイ
ンピーダンス、好ましくは容量性の、或いは高度に容量
性で大きな値を持つインピーダンスが配置されると都合
が良い。

好ましい実施例においては、静止二方向スイッチは差分
電流検出器の直ぐ下流に置かれた位相並びに中性導線の
一部分にそれぞれ２つの並列インピーダンスを通して接
続される。

開・放が試験装置により制御され、差分電流検出器の下
流に置かれた中性導線の一部に配置されたスイッチを設
け、差分保護装置を手動で試験する上記装置を安全装置
と結合すると都合が良い。

本発明は更に、差分電流検出器と電子処理装置を備え、
安全装置が共同する差動保護装置に関する。

実　　施　　例 第１図に示した差動保護装置１０は交流配電回路網、例
えば低電圧幹線の２相ＰＨ及び中性Ｎ導線に接続される
。この装置ｆ１０はスイッチ或いは遮断器アセンブリ２
０及び本発明による安全装置３０からなる。

この遮断器アセンブリ２０は検出器２１、電子処理回路
２２及び２つの接点２３．２４を有する。

検出器２１は従来公知のものであり、例えば巻線を持つ
コアにより、位相並びに中性導線間に生じ易い残留差分
電流を検出する。電子処理回路２２は、電子機械例外し
装置（回路）を通して接点２３．２４に作用してこの接
点を開くように検出器２１により生成される差分電流信
号を増幅処理する。接点２３．２４はスイッチｌにより
接続自在の負荷４０を与える導線ＰＩ−１及びＮのタッ
プ内に配置される。

安全装置３０は整流ブリッジ３２と共同する静止二方向
スイッチ３１からなり、装置３０は通常は、Ｐｉ、Ｐ２
で線Ｎ及びＰＨに接続された中性′導線３３及び位相導
線３４の２つの導線を介して導１ｉ１ＰＨ及びＮからバ
イアスされる。この導線３３．３４は更に整流ブリッジ
の交流電流端子に接続され、一方ブリッジの直流端子は
線３５．３６を介して遮断アセンブリ２０の処理回路２
２に接続される。高度に容量性のインピーダンスｚＯが
導線３４に設けられる。

スイッチ３１は接地結線と遮断機アセンブリ２０の検出
器２１の下流に配置された位相導線の一部Ｐ　Ｈ２ある
いは中性導線のＮ２との間に接続される。このような結
線は、スイッチが整流ブリッジの２つの交流電圧端子３
２ａ　、３２ｔ）に直結されるようにスイッチを導線３
３．３４に接続することにより与えられることが好まし
い。

第１図の装置は次のように動作する。遮断が、第１図で
クロスにより示したように、又導線３３或いは３４及び
接地導線３７の間でその時観測され且つ検出された電圧
上昇に依存して保護装置の上流の中性点で生じた場合、
スイッチ３１が作動され、接地３７及び導線ＰＨ３４−
中性点３３の結線を確立する。

これは、検出器２１により検出され、接点２３゜２４の
開放を制御する電子回路２２により処理される障害電流
を出現せしめる。

同時に、整流ブリッジの端子３２ａ、３２ｂと接地導線
との間でスイッチが形成する結線を通して、スイッチは
、整流ブリッジが、従って電子処理回路２２にＮ源が続
けて与えられることを可能にする。

第２図に示した実施例においては、静止スイッチ３１は
トライアックであり、その端子の１つは接地３７され、
その他方法の端子は、一方でインピーダンスＺ４を通し
て中性線３３に、他方でインピーダンスｚ５を通して位
相導線３４にそれ自身接続された共通点Ｐに接続される
。トライアッりのゲートはそのトリガ電流を調節するた
め抵抗器Ｒ２を通して線３３に接続される。

第３図に示すように、対向した、或いは頭からしっぽに
向かう（ｈｅａｄ　　ｔｏ　　ｔａｉｌ）結線により配
置された一対のツェナダイオードＺＥ１．ＺＥ２により
形成された静止二方向スイッチ３１が、一方では接地３
７に、又他方では、インピーダンスＺ６を通して中性線
３３に、又、インピーダンス２７を通して位相線３４に
接続されたＰ点自身に接続される。このスイッチは、ダ
イオードＺＥ１゜ＺＥ２のツェナ電圧が中性線の遮断中
に得られた侵、閉部される。

第２図及び３図の安全装置は、スイッチ■の開放或いは
閉接に関わらず満足に動作する。第２図及び３図で破線
は、スイッチＩの開放の場合に（第２図）、及びスイッ
チＩの閉接の場合に（第３図）中性線が切断された時の
電流経路を示している。

第４図に示した二方向スイッチ３１は、保護装置１ｏを
手動で試験するための装置と共同して用いられる。この
試験装置は例えば押ボタン（遮断スイッチＢのみが示し
である）かうなり、これは導線３３内に、或いは差分電
流検出器２１と静止スイッチ３１の間の中性導線の任意
の他の位置に配置される。

遮断器アセンブリ２０の正しい動作をチェックするため
にユーザは試験ボタンを押圧し、これはスイッチＢを開
放し、従って遮断機アセンブリ２０をトリガするように
中性線３３或いはＮ２内の遮断を模擬する。従ってユー
ザは、安全装置３０と遮断器アセンブリ２０の正しい動
作を同時に試験することが出来る。

第２．３及び４図に示した実施例においては、インピー
ダンスＺ４及びＺ５．Ｚ６及びＺ７．Ｚ８及びｚ９は、
全ての場合に整流ブリッジの給電を保証し、中性線の消
失時に保護装置の安全性を決定する差分電流しきい値以
上の接地電流を保証するために、インピーダンスＺＯと
は無関係に選択される。

本発明の範囲を逸脱せずに上記実施例に対する修正が可
能である。従って、静止二方向スイッチはトランジスタ
やサイリスタ、ＳＳＳ、ダイアックス（ｄｉａｃｓ　）
或いは光学的制御スイッチから形成してもよい。更に、
本発明による安全装置は配電用中性線を持つ三相回路網
に適用し、二相並びに中性線の遮断消失を検討すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による安全装置からなる差動保護装置の
線図であり、第２図及び３図はトライアック及び２個の
ツェナダイオードから各々なる静止スイッチを備えた安
全装置の一実施例を示したものであり、第４図は手動試
験装置を備えた安全装置を示す。 主要部分の符号の説明 １０・・・・・・差動保護装置 ２０・・・・・・遮断器アセンブリ ２１・・・・・・検出器 ２２・・・・・・電子処理回路 ２３．２４・・・・・・接点 ４０・・・・・・負荷 ３０・・・・・・安全装置 ３１・・・・・・静止二方向スイッチ ３３、Ｎ・・・・・・中性導線 ３４、ＰＨ・・・・・・位相導線 ３５．３６・・・・・・配線 ３７・・・・・・接地 Ｒ２・・・・・・抵抗器 ｚ４〜Ｚ９．２０・・・・・・インピーダンスＺＥ１．
ＺＥ２・・・・・・ツェナダイオード■・・・・・・ス
イッチ

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気設備保護装置の安全装置であって、該保護装
   置は位相導線並びに中性導線が通る残留差分電流検出器
   と、該検出器が与える差分電流信号を処理する電子回路
   とからなり、該回路は位相並びに中性導線に接続された
   整流ブリッジにより通常電力が供給され、前記安全装置
   が接地結線に結合された安全バイアス装置からなり、該
   安全バイアス装置は、接地結線と整流ブリッジの交流端
   子との間に接続された静止二方向スイッチからなり、前
   記端子が保護装置の差分電流検出器の下流にある位相並
   びに中性導線の一部の点に接続されてなる安全装置。
2. （２）前記静止二方向スイッチは接地結線と整流ブリッ
   ジの交流端子との間に接続されたトライアックであり、
   該トライアックのゲートが抵抗器を通して差分電流検出
   器の下流にある中性導線の一部に接続されてなる特許請
   求の範囲第１項記載の安全装置。
3. （３）前記静止二方向スイッチは前記接地結線と整流ブ
   リッジの前記交流端子との間で、対向して、或いは反平
   行に接続された一対のツェナダイオードからなる特許請
   求の範囲第１項に記載の安全装置。
4. （４）前記静止二方向スイッチは、２つの並列インピー
   ダンスを通して、ブリッジの交流端子に、及び差分電流
   検出器の下流にある位相或いは中性導線の一部にそれぞ
   れ共通する２点に配属されて所望の安全性を保証してな
   る特許請求の範囲第１項に記載の安全装置。
5. （５）安全装置と共同し且つ差分電流検出器の下流にあ
   る位相或いは中性導線の一部に介在された遮断（ｂｒｅ
   ａｋ）スイッチに作用することが出来る試験装置からな
   る保護装置のための、特許請求の範囲第１項に記載の安
   全装置。
6. （６）差分電流検出器の下流にある位相導線の一部を整
   流ブリッジの交流端子に接続する導線内に高度に容量性
   のインピーダンスが与えられてなる特許請求の範囲第１
   項に記載の安全装置。
7. （７）整流ブリッジを位相導線と接続するインピーダン
   スと、整流ブリッジの交流端子との接続に用いられるイ
   ンピーダンスとが、整流ブリッジの給電と、中性の消失
   時に、保護装置の安全性を決定する差分電流しきい値よ
   り大きな接地電流を保証するために与えられてなる特許
   請求の範囲第６項に記載の安全装置。
8. （８）安全装置を備えた差動保護装置であって、該保護
   装置が、位相導線並びに中性導線が通る残留差分電流検
   出器と該検出器が与える差分電流信号を処理する電子回
   路とを備え、該電子回路は通常、位相並びに中性導線に
   接続された整流ブリッジにより電力が供給され、前記保
   護装置が接地結線に接続された安全バイアス装置を有す
   る安全装置からなり、該安全バイアス装置は接地結線と
   整流ブリッジの交流端子との間に接続された静止二方向
   スイッチにより形成され、前記交流端子が保護装置の差
   分電流検出器の下流に置かれた位相並びに中性導線の一
   部の点に接続されてなる差動保護装置。