JPS6111213Y2 - - Google Patents

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JPS6111213Y2
JPS6111213Y2 JP7809079U JP7809079U JPS6111213Y2 JP S6111213 Y2 JPS6111213 Y2 JP S6111213Y2 JP 7809079 U JP7809079 U JP 7809079U JP 7809079 U JP7809079 U JP 7809079U JP S6111213 Y2 JPS6111213 Y2 JP S6111213Y2
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JP
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rice
charcoal
bag
fuel
kerosene
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JP7809079U
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JPS55180746U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、米を炭化させて作つた米炭を主要
原料とする暖房用燃料に関する。
近年、米の消費人口の減少、農業技術の進歩、
さらには品種の改良等により、年々我国における
米は余る一方であり、各地の食管の倉庫には古々
米や古米が山をなしているのが実状である。そし
て、これに基づいてとられた強制的な休耕田政策
が農民の心や耕田をむしばみ、荒廃させ、大きな
社会問題となりつつある。その上、度荒廃させた
農地は、これを元に戻すのにさらに数年を要する
と言われ、このようになつて場合には、例えば、
急激に米の増産を必要とする場合を生じた際に、
これに追いつくことができず、この休耕田政策
は、これが現状ではやむをえないものであつたに
しても、将来に予測される食料危機に対しても決
して得策とは言えないものである。
そこで、休耕田とするならばそこに米を作ら
せ、これを食料として供したので不都合であるな
らば、いつそのこと燃料として用いられるように
し、合わせて石油等の限りある化石燃料を節約す
る一助とせんとして、この考案を完成させるに至
つた。
而して、この考案の目的は、米を炭化させた米
炭を主要原料とする、暖房用燃料を提供せんとす
るにある。
以下にこの考案を図面に基づいて詳細に説明す
ると、第1図乃至第3図において、1は石綿糸、
硝子繊維等の不燃性材料質の糸を織つて造つた網
状の袋体であり、この袋体1内に米を炭化させて
造つた米炭2が収納されている。この米炭2と袋
体1には灯油が浸透されており、この灯油の揮発
を妨ぎ、滴が落ちたり、他の個所を汚さないよう
にするために、袋体1全体がアルミ箔、ナイロン
等の対油性のある合成樹脂製フイルムで造つた保
護袋3内に密閉収納されている。
次に、実施例について説明すると、実験では袋
体1には、直径が約1.5m/m〜2.0m/m程度の
石綿糸を互いに約2.0m/m四方間隔の網目が生
ずるように編み、これを約18cm四方の大きさの袋
としたものを使用した。
米炭は通常の白米を木炭を作る要領で熱分解さ
せて炭化させたものを用い、この米炭を灯油内に
およそ十分間浸した後でこれを取り出して油切り
をさせ、次いでこの灯油を浸透させた米炭を厚さ
が約3cm程度になるように袋体1内に入れ、該袋
体1の入口を閉じた。
尚、ここのところは、米炭を予じめ袋体1内へ
収納させた後で、該袋体1ごと灯油に浸した後、
油切りをするようにしても良い。また、単に米炭
にのみ灯油を浸透させただけでも、灯油が自然に
しみ出し袋体1に浸透するものである。
そして、このようにして造つた燃料を、例えば
第4図に示したごとき空気流入口4aと投入口4
bを設けた簡単な構造の燃焼器具4の燃焼筒4c
内へ投入させ、燐寸で点火させると、燃料は灯油
が浸透していることにより容易に着火して燃え、
燃焼が終つた後は米炭が燠化され、この燠が長時
間燃焼筒4c内に残存することが解つた。
燃焼メカニズムについて言えば、袋体1内では
粒子状の米炭2が互いに間隙を生ぜしめているの
で、この間隙を通じて空気の供給が比較的円滑に
なされ、一酸化炭素等の有毒ガスの発生は極めて
少なかつた。
この燃料を連続的燃焼させる場合には、先に燃
焼筒4c内へ投入させたものの火種が残つている
間に次のものを順次投入てやれば、残つている米
種によつて、次々と燃料が燃焼し、暖をとること
ができることが解つた。
このようにして燃焼が終了し、火種がなくなつ
た後においては、灰分が袋体1の中に残るので、
これを取り出して廃棄することにより周囲を汚す
事なく処理する事ができた。
尚、実験では米炭に白米を用いたが、これは玄
米でも良く、モミ穀のついたままの状態であつて
も良い。また、この燃料を燃焼させる器具は必ず
しも実施例のものに限定されず、公知の練炭火鉢
や暖炉等を使用しても良い。保護袋は、石油等の
揮発、変質を防止し、さらには滴が落ちて保管場
所を汚さないようにするために用いるので、燃焼
時はこれを取り去る事が望ましい。
以上詳細に説明したようにこの考案は、米を燃
料として用いる事ができるので、これにより古々
米のように処理に苦慮しているものを解消でき、
休耕田をなくし、合わせて石油等の化石燃料を節
約できると共に、着火が容易で、さらに一酸化炭
素等の有毒ガスの発生を極力押さえる事ができ、
その上灰等の後始末も容易であるという作用効果
を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は米
炭を収容して収容袋の斜視図、第2図は保護袋を
被せて見た斜視図、第3図は同断面図、第4図は
燃焼器具の斜視図である。 1……袋体、2……米炭、3……保護袋、4…
…燃焼器具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 不燃性材料で構成した網体の袋体と、この袋体
    内に収納させたところの灯油を浸透させた米炭と
    から構成したことを特徴とする、暖房用燃料。
JP7809079U 1979-06-08 1979-06-08 Expired JPS6111213Y2 (ja)

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JP7809079U JPS6111213Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08

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JP7809079U JPS6111213Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55180746U JPS55180746U (ja) 1980-12-25
JPS6111213Y2 true JPS6111213Y2 (ja) 1986-04-09

Family

ID=29311546

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JP7809079U Expired JPS6111213Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08

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JPS55180746U (ja) 1980-12-25

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