JPS6110898Y2 - - Google Patents

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JPS6110898Y2
JPS6110898Y2 JP5249682U JP5249682U JPS6110898Y2 JP S6110898 Y2 JPS6110898 Y2 JP S6110898Y2 JP 5249682 U JP5249682 U JP 5249682U JP 5249682 U JP5249682 U JP 5249682U JP S6110898 Y2 JPS6110898 Y2 JP S6110898Y2
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JP
Japan
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detour
roller
slide table
drive
strap
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JP5249682U
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JPS58154030U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、確実に所定順序で3個のスライド台
をスライド作動させ得る3段式スライドテーブル
の順スライド機構に係るものにして、一実施例を
示す添付図面を参照にしてその構成を詳述すると
次の通りである。
下スライド台1、中スライド台2、上スライド
台3を3段状に、互いに同方向にスライド自在に
係合させた3段式スライドテーブルにおいて、上
記下スライド台1には、中程部に駆動ローラ4、
前部に前下迂回ローラ5、後部に後下迂回ローラ
6、を夫々軸架し、上記中スライド台2には、前
部に前中迂回ローラ7、後部には後中迂回ローラ
8、を夫々軸架し、上記上スライド台3の前部と
下スライド台1の前部とに、前規制帯紐9を、前
記後中迂回ローラ8にく字状に迂回させて張架
し、且該上スライド台3の後部と該下スライド台
1の後部とに、後規制帯紐10を、前中迂回ロー
ラ7にく字状に迂回させて張架し、前記駆動ロー
ラ4に巻装した前駆動帯紐11を、前下迂回ロー
ラ5、後中迂回ローラ8、前中迂回ローラ7に
夫々く字状に迂回させて前記上スライド台3の後
部に張架固定し、且前記駆動ローラ4に巻装した
後駆動帯紐12を、後下迂回ローラ6、前中迂回
ローラ7、後中迂回ローラ8に夫々く字状に迂回
させて前記上スライド台3の前部に張架固定し、
前記駆動ローラ4に回動手段13を連結し、該駆
動ローラ4の回動によつて上記各スライド台1,
2,3を順スライド作動させる如く構成したこと
を特徴とするものである。
本図の前中迂回ローラ7、後中迂回ローラ8
は、夫々中程で切離され、互いに異方向に遊転す
るようになつている。
また、前規制帯紐9、後規制帯紐10、前駆動
帯紐11、後駆動帯紐12は金属性テープ部材で
形成されているが、ワイヤ部材等であつても可能
である。また、前規制帯紐9、後規制帯紐10、
前駆動帯紐11、後駆動帯紐12の固定は、取付
板14とビス15とで固定するようにしている。
また、本図の回動手段13は正逆転可能なモー
タとなつているが他の回動手段でも可能である。
また、各スライド台1,2,3の構造は、この
場合第7図の如く下スライド台1の上面中程部に
下凹部17を形成し、上スライド台3の下面中程
部に上凹部18を形成し、下凹部17と上凹部1
8との間に中スライド台2を位置させ、中スライ
ド台2の上側側面と上スライド台3の上凹部18
の対向面との間、及び中スライド台2の下側側面
と下スライド台1の下凹部17の対向面との間に
クロスローラーベアリング16を介在し、下スラ
イド台1と中スライド台2及び中スライド台2と
上スライド台3を各々同方向にスライド自在に係
合するようにしている。
また、第1図、第3図、第5図の各図中での前
規制帯紐9、後規制帯紐10、前駆動帯紐11、
後駆動帯紐12の長さは理解し易いようにするた
め、完全に合つてはいない。
従来、この種の3段式スライドテーブルは、収
納時にはコンパクトであつて、而かも突出移動量
が大きく取れるスライドテーブルとして多用途、
即ち自動組立機の治具移載機構、ロボツトの手足
機構等に使用れている。
然し、このスライドテーブルの場合、各スライ
ド台毎に独立した駆動手段、例えばシリンダが連
結されていて、各々をスライドさせるようになつ
ているが、各々のスライド台が完全に同期した常
に最適なスライド動作を得ることが難しく、即
ち、上スライド台の先端部に荷重が掛かるとする
と、中スライド台が例えば極端に全く突出されず
に上スライド台だけが突出されたときの片持耐荷
重と、上スライド台の引出量の略半分だけ中スラ
イド台も突出されたときの片持耐荷重とでは、後
者の方が遥かに大きくなるが、このような最適な
スライド動作を得ることは難しく、また更に、中
スライド台を完全に突出してから上スライド台を
押出すものもあるが、所謂シーケンシヤルでない
2段モーシヨン機構となり、それだけ複雑化する
と共に移動過程でのスライド動作が最適な確動的
なものとならないという欠陥があつた。
本考案は、このような欠陥を解消するため上述
のように構成したから、第1図、第2図の収納状
態で、回動手段13によつて駆動ローラ4を第3
図の矢印の方向に回動させれば、前駆動帯紐11
は駆動ローラ4に巻付けられると共に後駆動帯紐
12は解かれ、このとき前規制帯紐9、後規制帯
紐10の存在によつて中スライド台2、上スライ
ド台3は位置規制されて一定の位置関係で互いに
相対運動しながら同方向に突出動作し、遂には第
3図、第4図のように突出動作することになる。
また逆に、第5図の矢印の方向に駆動ローラ4
を回動させれば、前駆動帯紐11は駆動ローラ4
より解かれると共に後駆動帯紐12は巻付けら
れ、同じく前規制帯紐9、後規制帯紐10の存在
によつて中スライド台2、上スライド台3は位置
規制されて一定の位置関係で互いに相対運動しな
がら同方向に後退動作し、遂には第5図、第6図
のように後退動作することになる。
即ち、回動手段13によつて駆動ローラ4を回
動させるだけの単一手段で中スライド台2の移動
を伴つて上スライド台3は移動することになり、
而かも中スライド台2を上スライド台3の移動位
置と一定の位置関係を保持しつつ移動させること
ができ、このため片持耐荷重に最適な前記スライ
ド動作を得ることができ、これは移動過程のどの
位置でも同じことになり、従つて、シーケンシヤ
ルな確実な良好な順スライド動作が得られること
になる。
また、単一駆動手段であるから、簡素な構成と
なり、低コストで製作し得ることにもなる。
以上のように本考案によれば、確実に所定順序
で3個のスライド台をスライド動作させ得る等の
秀れた実用上の効果を奏する3段式スライドテー
ブルの順スライド機構を提供することとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものにして、第
1図は分解斜視図、第2図はその側面図、第3図
は突出時の斜視図、第4図はその側面図、第5図
は後退時の斜視図、第6図はその側面図、第7図
は横断面図である。 1……下スライド台、2……中スライド台、3
……上スライド台、4……駆動ローラ、5……前
下迂回ローラ、6……後下迂回ローラ、7……前
中迂回ローラ、8……後中迂回ローラ、9……前
規制帯紐、10……後規制帯紐、11……前駆動
帯紐、12……後駆動帯紐、13……回動手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下スライド台、中スライド台、上スライド台を
    3段状に、互いに同方向にスライド自在に係合さ
    せた3段式スライドテーブルにおいて、上記下ス
    ライド台には、中程部に駆動ローラ、前部に前下
    迂回ローラ、後部に後下迂回ローラ、を夫々軸架
    し、上記中スライド台には、前部に前中迂回ロー
    ラ、後部には後中迂回ローラ、を夫々軸架し、上
    記上スライド台の前部と下スライド台の前部と
    に、前規制帯紐を、前記後中迂回ローラにく字状
    に迂回させて張架し、且上スライド台の後部と該
    下スライド台の後部とに、後規制帯紐を、前中迂
    回ローラにく字状に迂回させて張架し、前記駆動
    ローラに巻装した前駆動帯紐を、前下迂回ロー
    ラ、後中迂回ローラ、前中迂回ローラに夫々く字
    状に迂回させて前記上スライド台の後部に張架固
    定し、且前記駆動ローラに巻装した後駆動帯紐
    を、後下迂回ローラ、前中迂回ローラ、後中迂回
    ローラに夫々く字状に迂回させて前記上スライド
    台の前部に張架固定し、前記駆動ローラに回動手
    段を連結し、該駆動ローラの回動によつて上記各
    スライド台を順スライド作動させる如く構成した
    ことを特徴とする3段式スライドテーブルの順ス
    ライド機構。
JP5249682U 1982-04-09 1982-04-09 3段式スライドテ−ブルの順スライド機構 Granted JPS58154030U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5249682U JPS58154030U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 3段式スライドテ−ブルの順スライド機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5249682U JPS58154030U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 3段式スライドテ−ブルの順スライド機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154030U JPS58154030U (ja) 1983-10-14
JPS6110898Y2 true JPS6110898Y2 (ja) 1986-04-07

Family

ID=30063206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5249682U Granted JPS58154030U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 3段式スライドテ−ブルの順スライド機構

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JP (1) JPS58154030U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58154030U (ja) 1983-10-14

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