JPS6110847Y2 - - Google Patents

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JPS6110847Y2
JPS6110847Y2 JP12314983U JP12314983U JPS6110847Y2 JP S6110847 Y2 JPS6110847 Y2 JP S6110847Y2 JP 12314983 U JP12314983 U JP 12314983U JP 12314983 U JP12314983 U JP 12314983U JP S6110847 Y2 JPS6110847 Y2 JP S6110847Y2
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JP
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torch
bracket
sensing plate
detector
frame
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JP12314983U
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JPS6034370U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は鋼板等を溶断するためのガス溶断機
特に自動ガス溶断機を利用する分野に関するもの
である。
従来技術 自動ガス溶断機を用いて鋼板等の切断する際、
ガス炎を発するトーチが障害物例えば鋼板上に置
き忘れた工具等に衝突する場合がある。その場合
には、トーチが折れ曲がる等の損傷を受けるか
ら、曲がつたトーチによつて切断した場合、トー
チの先端が所定位置からずれているため、自動ガ
ス溶断機の例えば記憶部に記憶された切断位置
と、実際の切断位置とにずれが生じるとともに、
損傷したトーチの曲がりによつてトーチから発す
るガス炎が傾斜するから、切断面の直角度に誤差
が生じる。したがつて従来、前述の問題を解消す
るために、トーチの損傷を回避する手段として、
トーチの周辺に剛体の保護カバーを設けていた。
すなわちトーチが障害物に衝突する前に、保護カ
バーが障害物に衝突することによつてトーチを保
護していた。その際トーチの動きを停止させてい
たこともあつた。
しかしながら前記剛体の保護カバーを用いたト
ーチの保護手段には、以下の不都合があつた。す
なわち保護カバーが剛体であるから、保護カバー
と障害物とが衝突した際に衝撃が大きい。したが
つてその衝撃によつて保護カバーおよび障害物に
損傷が発生するのみならず自動ガス溶断機にも損
傷が発生する恐れがあつた。それ故保護カバーを
頻繁に交換しなければならないとともに、障害物
が有用な物品である場合には、それらを交換する
ため等の費用が嵩むという問題があつた。
また従来、前述の衝撃による問題を回避するた
めに、トーチに先立つて触針が障害物に触れるこ
とによりリミツトスイツチをオン動作させるとと
もに、その動作信号によつてトーチの動きを停止
させることによりトーチが障害物に衝突すること
を未然に防止する装置が考えられていたが、従来
の装置で検知できる方向は2方向が限度であつ
た。
考案の目的 この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので
ガス溶断機におけるトーチを全方向から有効に保
護できるトーチ用保護装置を提供することを目的
とするものである。
考案の構成および作用 トーチをトーチブラケツトに下向きに取付けた
ガス溶断機において、前記トーチを囲む枠体が、
ほぼ水平となるよう前記トーチブラケツトから謡
動自在に懸吊され、その枠体のトーチに対する水
平方向への相対変位を検出するための検出器が、
前記トーチブラケツトに取付けられるとともに、
その検出器の検出用ロツドが前記枠体に係合さ
れ、さらに前記検出器が、その出力信号に基いて
前記トーチを停止させるべく、トーチを移動させ
る駆動装置に接続されていることを特徴とするも
のである。
したがつてトーチの周辺に懸吊された枠体が、
障害物に衝突することによつて揺動するととも
に、その変位を検出器によつて検出する。そして
その検出した信号をトーチの駆動装置に発信する
ことによつて、トーチの動きを停止させる。
実施例 以下この考案の実施例を添付の図面を参照して
説明する。第1図ないし第4図は、この考案の一
実施例を示す図であつて、自動ガス溶断機1を構
成するトーチブラケツト2に取付けられたトーチ
用保護装置3を示している。すなわち図に示すよ
うにL字形状のトーチブラケツト2が、その下面
をほぼ水平にして自動ガス溶断機1に設けられて
いるとともに、前記トーチブラケツト2にその下
面から下方に突出したトーチ4が、その開口部を
下向きにして設けられている。
またトーチブラケツト2の下面に、1対の丸棒
5が取付けられている。すなわちトーチブラケツ
ト2の下面の縁部に、1対の丸棒5がその両端を
前記下面から突出した状態で、互いにほぼ平行と
なるように取付けられている。また丸棒5に矩形
枠状をなす感知プレート6がワイヤー7によつて
懸吊されている。すなわち感知プレート6は、中
央が矩形状に切欠かれた枠状の平板であつて、図
中上面の4隅付近に立方体状のブロツク8が設け
られている。また1対の丸棒5の各端部(計4箇
所の端部)にワイヤー7の上端部が取付けられて
いるとともに、前記ブロツク8にワイヤー7の下
端部が取付けられている。したがつて丸棒5にワ
イヤー7を介して懸吊された感知プレート6は、
トーチ4が矩形状の切欠きのほぼ中央に位置し、
かつトーチ4の先端とほぼ同じレベルの位置にほ
ぼ水平となるように揺動自在に懸吊されている。
またトーチブラケツト2の側面に検知器例えば
フレキシブル・ロツド形のマイクロスイツチ9が
そのロツド10を鉛直方向下向きにして取付けら
れている。すなわちマイクロスイツチ9は、感知
プレート6が揺動した状態を検出するためのもの
であつて、ロツド10の下端部が感知プレート6
の縁部に上下方向に形成された孔11に挿入され
ている。さらにマイクロスイツチ9は、感知プレ
ート6の全方向の変位を検出できるものであつ
て、トーチ4が取付けられたトーチブラケツト2
を移動させるための駆動装置(図示せず)に接続
されている。したがつてマイクロスイツチ9は、
感知プレート6の変位を検出して電気信号に変換
するとともに、その電気信号によつて前記駆動装
置を停止させるよう構成されている。さらにマイ
クロスイツチ9は、感知プレート6がトーチ4お
よびトーチブラケツト2に対して相対的にほぼ静
止している状態ではオフ状態になつている。
他方ワイヤー7が丸棒およびブロツク8に取付
けられた状態を以下において説明する。すなわち
丸棒5の端部には、第2図に示すように上下方向
に孔が形成され、その孔にワイヤー7の上端部が
通されているとともに、その上端部が丸棒5の端
面に取付けられたボルト12によつて固定されて
いる。さらにブロツク8には、その上面に第3図
に示すように感知プレート6まで貫通した孔が上
下方向に形成され、その孔にワイヤー7の下端部
が通されているとともに、その下端部がブロツク
8の側面に取付けられたボルト12によつて固定
されている。
以上のように構成されたトーチ用保護装置3に
よつて以下のようにトーチ4を障害物13から保
護できる。すなわち自動ガス溶断機1の制御盤
(図示せず)の記憶部に記憶された切断に関する
データに基いて、トーチ4の先端が前記データ通
りの軌跡を描くようにトーチブラケツト2が移動
する。それに伴つてトーチブラケツト2と共に、
その下方に懸吊された感知プレート6が、トーチ
ブラケツト2に対して相対的にほぼ静止した状態
で移動する。すなわちマイクロスイツチ9のロツ
ド10がほぼ鉛直方向に位置した状態で感知プレ
ート6が移動するとともに、マイクロスイツチ9
がオフ状態にある。
そして第4図に示すように感知プレート6が障
害物13例えば切断したい鋼板上に置き忘れた工
具等に衝突した場合、感知プレート6が揺動自在
に懸吊されているから、前記衝突によつて感知プ
レート6が揺動する。それに伴つてマイクロスイ
ツチ9のロツド10の下端部が、感知プレート6
に形成された孔11に挿入されているから、ロツ
ド10が上下方向に対して傾く。そうするとマイ
クロスイツチ9がオン動作することによつて感知
プレート6の変位を検出するとともに、トーチ4
を移動させるための駆動装置が、前記検出した信
号によつて停止する。したがつてトーチ4を停止
させることによつてトーチ4が障害物13に衝突
することを未然に防止できる。またマイクロスイ
ツチ9は、感知プレート6の全方向の変位を検出
できるから、障害物13が感知プレート6にいか
なる方向から衝突した場合でも、トーチ4と障害
物13との衝突を未然に防止できる。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、この考案で
は、トーチをトーチブラケツトに下向きに取付け
たガス溶断機において、前記トーチを囲む枠体
が、ほぼ水平となるよう前記トーチブラケツトか
ら揺動自在に懸吊され、その枠体のトーチに対す
る水平方向への相対変位を検出するための検出器
が、前記トーチブラケツトに取付けられるととも
に、その検出器の検出用ロツドが前記枠体に係合
され、さらに前記検出器が、その出力信号に基い
て前記トーチを停止させるべく、トーチを移動さ
せる駆動装置に電気的に接続されているから、ト
ーチが障害物に衝突する前に、前記枠体が障害物
に当たることによつて謡動するとともに、その動
きを検出器が検出することによつてトーチの動き
を停止できる。したがつて枠体を揺動させるあら
ゆる方向の障害物に対してトーチを有効に保護で
きるから、この考案のトーチ用保護装置は、トー
チに対する有効な保護範囲を広くできる。また前
記枠体が揺動自在であるから、枠体と障害物との
衝撃が緩和されて小さい。したがつてトーチおよ
びトーチ用保護装置のみならず障害物の損傷をも
防止できる。それ故トーチ用保護装置の寿命が長
く、かつそれに伴つて維持費が低減する。さらに
前記枠体の大きさを調整することによつて、トー
チの保護範囲を容易に調整できる等の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
はワイヤーが丸棒に取付けられた取付け構造を示
す詳細図、第3図はワイヤーがブロツクに取付け
られた取付け構造を示す詳細図、第4図は感知プ
レートが障害物に衝突した状態を示す状態図であ
る。 1……自動ガス溶断機、2……トーチブラケツ
ト、3……トーチ用保護装置、4……トーチ、6
……感知プレート、9……マイクロスイツチ、1
0……ロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トーチをトーチブラケツトに下向きに取付けた
    ガス溶断機において、前記トーチを囲む枠体が、
    ほぼ水平となるよう前記トーチブラケツトから揺
    動自在に懸吊され、その枠体のトーチに対する水
    平方向への相対変位を検出するための検出器が、
    前記トーチブラケツトに取付けられるとともに、
    その検出器の検出用ロツドが前記枠体に係合さ
    れ、さらに前記検出器が、その出力信号に基いて
    前記トーチを停止させるべく、トーチを移動させ
    る駆動装置に電気的に接続されていることを特徴
    とするガス溶断機におけるトーチ用保護装置。
JP12314983U 1983-08-08 1983-08-08 ガス溶断機におけるト−チ用保護装置 Granted JPS6034370U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12314983U JPS6034370U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 ガス溶断機におけるト−チ用保護装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12314983U JPS6034370U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 ガス溶断機におけるト−チ用保護装置

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Publication Number Publication Date
JPS6034370U JPS6034370U (ja) 1985-03-08
JPS6110847Y2 true JPS6110847Y2 (ja) 1986-04-07

Family

ID=30281226

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JP12314983U Granted JPS6034370U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 ガス溶断機におけるト−チ用保護装置

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JPS6034370U (ja) 1985-03-08

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