JPS6110699Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6110699Y2 JPS6110699Y2 JP4039583U JP4039583U JPS6110699Y2 JP S6110699 Y2 JPS6110699 Y2 JP S6110699Y2 JP 4039583 U JP4039583 U JP 4039583U JP 4039583 U JP4039583 U JP 4039583U JP S6110699 Y2 JPS6110699 Y2 JP S6110699Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balloon
- pipe
- drain pipe
- inflation
- rubber tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000003708 urethra Anatomy 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
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- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
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- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
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- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
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- 210000001635 urinary tract Anatomy 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は尿道バルーンカテーターに関し、特
に排尿兼洗浄薬剤注入用ドレーンパイプの先端部
に取付けられ該パイプを中心としてパイプ周辺部
に球状に膨張し、膀胱排尿口を閉鎖するバルーン
部の改良に関する。
に排尿兼洗浄薬剤注入用ドレーンパイプの先端部
に取付けられ該パイプを中心としてパイプ周辺部
に球状に膨張し、膀胱排尿口を閉鎖するバルーン
部の改良に関する。
このバルーンはドレーンパイプの先端寄り外周
部にドレーンパイプの外径部を一部拡大せしめる
形態をもつて付設されているため該バルーンの存
在はカテーターの尿道内への挿入作業を阻げる懸
念が大きく、この種のカテーターにあつてバルー
ンの付設作業はカテーターの円滑な尿道内への挿
入作業を達成する上で常に問題を提起していた。
部にドレーンパイプの外径部を一部拡大せしめる
形態をもつて付設されているため該バルーンの存
在はカテーターの尿道内への挿入作業を阻げる懸
念が大きく、この種のカテーターにあつてバルー
ンの付設作業はカテーターの円滑な尿道内への挿
入作業を達成する上で常に問題を提起していた。
この考案のバルーンカテーターは該バルーンを
ドレーンパイプの軸方向に一致する多数の縦筋の
集団をもつて構成された蛇腹筒形体に形成せしめ
ることによりカテーターの尿道路への挿入作業の
簡易化、さらに加えてバルーンの拡大化、強靭化
を意図して提案されたもので、つぎにこの考案に
かかる尿道バルーンカテーターの具体的実施例を
図面を用いて説明する。
ドレーンパイプの軸方向に一致する多数の縦筋の
集団をもつて構成された蛇腹筒形体に形成せしめ
ることによりカテーターの尿道路への挿入作業の
簡易化、さらに加えてバルーンの拡大化、強靭化
を意図して提案されたもので、つぎにこの考案に
かかる尿道バルーンカテーターの具体的実施例を
図面を用いて説明する。
先端寄りに少なくとも1個所の供給孔2を開孔
せしめた排尿兼洗浄薬剤注入用の断面円形のドレ
ーンパイプ1のパイプ領域を一部占領してドレー
ンパイプ軸線に並行して注水あるいは注ガス供給
用のインフレーシヨンパイプ3が併設され、ドレ
ーンパイプ1より外部に分岐したインフレーシヨ
ンパイプ3の延出部4の外端部にはバルブ5が配
設されている。
せしめた排尿兼洗浄薬剤注入用の断面円形のドレ
ーンパイプ1のパイプ領域を一部占領してドレー
ンパイプ軸線に並行して注水あるいは注ガス供給
用のインフレーシヨンパイプ3が併設され、ドレ
ーンパイプ1より外部に分岐したインフレーシヨ
ンパイプ3の延出部4の外端部にはバルブ5が配
設されている。
7はバルーン用ゴム筒で、インフレーシヨンパ
イプ3の内端部分を含んでドレーンパイプ1の先
端寄り外周面上に嵌挿添設される。
イプ3の内端部分を含んでドレーンパイプ1の先
端寄り外周面上に嵌挿添設される。
このバルーン用ゴム筒7はドレーンパイプ1の
軸線方向にのびる縦筋8と縦溝9が交互に円周方
向に連続する蛇腹状筒体をもつて構成され、ドレ
ーンパイプ1周面に嵌挿添設されたゴム筒7部は
インフレーシヨンパイプ3の内端部寄りに穿設さ
れた透孔10,10を介してインフレーシヨンパ
イプ3と連通し、かつバルーン用ゴム筒7とイン
フレーシヨンパイプ3とは密閉状に封鎖されてい
る。
軸線方向にのびる縦筋8と縦溝9が交互に円周方
向に連続する蛇腹状筒体をもつて構成され、ドレ
ーンパイプ1周面に嵌挿添設されたゴム筒7部は
インフレーシヨンパイプ3の内端部寄りに穿設さ
れた透孔10,10を介してインフレーシヨンパ
イプ3と連通し、かつバルーン用ゴム筒7とイン
フレーシヨンパイプ3とは密閉状に封鎖されてい
る。
この封鎖手段としては、例えばドレーンパイプ
1より分岐したインフレーシヨンパイプ3の延出
部4をも含んでドレーンパイプ表面に重層された
ゴム薄膜11をもつてバルーン用ゴム筒7の両端
縁上を前記ゴム薄膜11の端縁部にて密封着せし
めることにより(第3図参照)あるいは前記ゴム
薄膜11をもつてバルーン用ゴム筒7をも含んで
パイプ全面を完全被覆せしめることにより(第4
図参照)またはバルーン用ゴム筒7の両端環状内
周面を接着剤6をもつてパイプ表面上に全周に亘
つて密閉状に封鎖せしめる(第5図参照)。
1より分岐したインフレーシヨンパイプ3の延出
部4をも含んでドレーンパイプ表面に重層された
ゴム薄膜11をもつてバルーン用ゴム筒7の両端
縁上を前記ゴム薄膜11の端縁部にて密封着せし
めることにより(第3図参照)あるいは前記ゴム
薄膜11をもつてバルーン用ゴム筒7をも含んで
パイプ全面を完全被覆せしめることにより(第4
図参照)またはバルーン用ゴム筒7の両端環状内
周面を接着剤6をもつてパイプ表面上に全周に亘
つて密閉状に封鎖せしめる(第5図参照)。
以上の構造よりなる尿道バルーンカテーターは
尿道を通つてそのバルーン12部を含んでカテー
ターの先端部分は膀胱内に挿入される。そしてド
レーンパイプ1からは排尿、洗浄薬剤の注入排出
が行われ、又インフレーシヨンパイプ3からは注
入あるいはエアー、ガスの注入が透孔10,10
を介して行われ、バルーン12はドレーンパイプ
1の周口に歪みのない球状に膨張し、このバルー
ン12をもつて膀胱の排尿口を封鎖する。バルー
ン12の膨張状態はドレーンパイプの延出部4端
部に付設せしめたパイプ5が作動閉栓してバルー
ン内への注入物の漏出を阻止し、長期に亘りその
膨張球形状態を持続せしめる。
尿道を通つてそのバルーン12部を含んでカテー
ターの先端部分は膀胱内に挿入される。そしてド
レーンパイプ1からは排尿、洗浄薬剤の注入排出
が行われ、又インフレーシヨンパイプ3からは注
入あるいはエアー、ガスの注入が透孔10,10
を介して行われ、バルーン12はドレーンパイプ
1の周口に歪みのない球状に膨張し、このバルー
ン12をもつて膀胱の排尿口を封鎖する。バルー
ン12の膨張状態はドレーンパイプの延出部4端
部に付設せしめたパイプ5が作動閉栓してバルー
ン内への注入物の漏出を阻止し、長期に亘りその
膨張球形状態を持続せしめる。
この考案にあつてはバルーン12を構成するゴ
ム筒7はドレーンパイプ1の軸線方向にのびる縦
筋の集団をもつて構成された蛇腹状を呈している
のでドレーンパイプの尿道内への挿入の折縦筋の
延伸方向がドレーンパイプの挿入方向と一致して
いるのでパイプの挿入が容易となり、特にバルー
ン部の存在がパイプの挿入作業を大きく阻げる懸
念を解消することができ、またバルーン部へのイ
ンフレーシヨンパイプを介してのガス体などの注
入膨張作業の折、ゴム筒の内面には縦筋間の縦溝
部の存在によりゴム筒の膨張初期作業は円滑に進
行し、バルーンの真円に近似した膨張拡大が確保
される。また縦筋間の縦溝群の存在はバルーン内
の完全排液が助勢し、バルーン収縮時蛇腹状筒体
をもつて構成されたこのバルーンは原形に戻り易
く、反対に尿道よりのカテーターの抜き取り作業
をもスムーズなものとなる。また蛇腹状筒体をも
つて構成されたバルーンはその表面積が従来品に
比して2倍またはそれ以上に拡大され、バルーン
自体の伸び率に無理がなく、ためにバルーン破裂
の危惧も減少し、バルーンの強度増大に大きく貢
献している。
ム筒7はドレーンパイプ1の軸線方向にのびる縦
筋の集団をもつて構成された蛇腹状を呈している
のでドレーンパイプの尿道内への挿入の折縦筋の
延伸方向がドレーンパイプの挿入方向と一致して
いるのでパイプの挿入が容易となり、特にバルー
ン部の存在がパイプの挿入作業を大きく阻げる懸
念を解消することができ、またバルーン部へのイ
ンフレーシヨンパイプを介してのガス体などの注
入膨張作業の折、ゴム筒の内面には縦筋間の縦溝
部の存在によりゴム筒の膨張初期作業は円滑に進
行し、バルーンの真円に近似した膨張拡大が確保
される。また縦筋間の縦溝群の存在はバルーン内
の完全排液が助勢し、バルーン収縮時蛇腹状筒体
をもつて構成されたこのバルーンは原形に戻り易
く、反対に尿道よりのカテーターの抜き取り作業
をもスムーズなものとなる。また蛇腹状筒体をも
つて構成されたバルーンはその表面積が従来品に
比して2倍またはそれ以上に拡大され、バルーン
自体の伸び率に無理がなく、ためにバルーン破裂
の危惧も減少し、バルーンの強度増大に大きく貢
献している。
第1図はこの考案を実施したバルーンカテータ
ーの縦断面図、第2図はバルーン用蛇腹状ゴム筒
の縦断面図、第3図は第1図の一部拡大詳細図、
第4図および第5図は他の実施例を示す第3図に
相当する図、第6図は第3のA−A線における拡
大切断面図、第7図はバルーンを膨張した状態の
カテーター部の正面図である。 図中、1はドレーンパイプ、3はインフレーシ
ヨンパイプ、7はバルーン用蛇腹状ゴム筒、8は
縦筋、9は縦溝、10は透孔、11はゴム薄膜、
12はバルーンを示す。
ーの縦断面図、第2図はバルーン用蛇腹状ゴム筒
の縦断面図、第3図は第1図の一部拡大詳細図、
第4図および第5図は他の実施例を示す第3図に
相当する図、第6図は第3のA−A線における拡
大切断面図、第7図はバルーンを膨張した状態の
カテーター部の正面図である。 図中、1はドレーンパイプ、3はインフレーシ
ヨンパイプ、7はバルーン用蛇腹状ゴム筒、8は
縦筋、9は縦溝、10は透孔、11はゴム薄膜、
12はバルーンを示す。
Claims (1)
- ドレーンパイプ1の一領域を占めて同パイプの
軸線に平行にのびるインフレーシヨンパイプ3を
併設せしめると共に、ドレーンパイプ1の先端寄
り外周部に縦筋8と溝9を交互に円周方向に連設
せしめた蛇腹状ゴム筒7をその縦筋8をドレーン
パイプ1の軸方向に一致せしめて嵌挿配設し、前
記インフレーシヨンパイプ3の先端寄りに穿設せ
しめた透孔10,10を介してインフレーシヨン
パイプ3と前記ゴム筒7とは連通し、かつインフ
レーシヨンパイプ3とゴム筒7は密閉状に封鎖さ
れている尿道バルーンカテーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039583U JPS59145929U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 尿道バル−ンカテ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039583U JPS59145929U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 尿道バル−ンカテ−タ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59145929U JPS59145929U (ja) | 1984-09-29 |
JPS6110699Y2 true JPS6110699Y2 (ja) | 1986-04-05 |
Family
ID=30171016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4039583U Granted JPS59145929U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 尿道バル−ンカテ−タ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59145929U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5087246A (en) * | 1988-12-29 | 1992-02-11 | C. R. Bard, Inc. | Dilation catheter with fluted balloon |
NL1018018C2 (nl) * | 2001-05-08 | 2002-11-19 | Blue Medical Devices B V | Ballonkatheter en werkwijze voor het vervaardigen daarvan. |
JP6788964B2 (ja) * | 2015-11-26 | 2020-11-25 | フクダ電子株式会社 | カテーテルバルーンの製造方法およびバルーンカテーテル |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP4039583U patent/JPS59145929U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59145929U (ja) | 1984-09-29 |
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