JPS61103452A - 薬剤放出装置 - Google Patents

薬剤放出装置

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JPS61103452A
JPS61103452A JP60087652A JP8765285A JPS61103452A JP S61103452 A JPS61103452 A JP S61103452A JP 60087652 A JP60087652 A JP 60087652A JP 8765285 A JP8765285 A JP 8765285A JP S61103452 A JPS61103452 A JP S61103452A
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JP
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drug
release device
cell
liquid
drug release
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JP60087652A
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English (en)
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ベンクト・イヨラン・ベルイルンド
カール‐エリーク・レンナート・フアルク
ダン・オーケ・マグヌツソン
ニルス・ビツリー・ニルソン
オーケ・シグヴアード・ニルソン
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Hassle AB
Original Assignee
Hassle AB
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は薬剤放出装置およびかかる装置を収納した非経
口薬剤送出装置ならびにこのような医薬放出装置および
/または非経口薬剤送出装置を使用する患者に薬剤を非
経口投与する方法に関する。
本発明の目的は、非経口薬剤投与、特に静脈注入による
投与のための改良された方法ならびにこのような改良さ
れた方法を実施するために必要な装置を提供することで
ある。本発明のさ5.1     らに一つの目的は、
患者に対して非経口注入による処置を施す間に2回分ま
たはそれ以上の投与量に相当する薬剤を反覆投与するこ
とである。
〔背景技術〕
ヨーロッパ特許公開明細書(EP−AI)第00596
94号には、患者に薬剤を非経口投与する間に薬剤を液
体の流れの中に放出するための薬剤投与装置が記載され
ている。この装置は液体のための導入口および導出口を
有するセルを備え、それにより液体をセルを通して流す
ようにし、前記セルは使用中にセルを通して流れる液体
と接触するように配置された固形薬剤放出ユニットを収
納し、前記薬剤放出ユニットは薬剤を液体の中に調整さ
れた速度で放出するようになっている。このような装置
は静脈注入治療において貴重な新しい概念として関心が
寄せられている。
本題発明者はこのような装置を改良することにより実質
的な利点が得られ、そしてさらに広い    1治療分
野に使用可能であることを発見した。
ヨーロッパ特許公開明細書(BP−AI )第0077
604号および英国特許(GB−A)第2107191
号明細書には、非経口投与のために薬剤を液体に放出す
るiこめの別の型式の装置が記載されている。
〔発明の開示〕
上記の目的および明白なその他の目的は、本発明により
、患者に非経口投与可能な液体のための導入口を有する
室と、前記室の内部の薬剤溶解スペースとを備え、前記
薬剤溶解スペースには前記液体を流すことができるよう
になっており、さらに、前記液体のための導出口と、前
記薬剤溶解スペースの内部に製剤を受け入れかつ保持す
る装置とを備え、このような非経口送出中に前記製剤か
ら薬剤を前記液体中に放出することができるようになっ
ている非経口薬剤送出装置に使用するための薬剤放出装
置であって、1個またはそれ以上の薬剤セルを配置する
ための装置を有し、前記薬剤セルの内部には前記製剤が
当初液体から隔離された状態で保持され、前記薬剤セル
の各々が薬剤放出装置の中に挿入後に製剤の中味を前記
薬剤溶解スペースの中に移すための装置を有しているこ
とを特徴とする薬剤放出装置を提供することにより達成
される。
この点に関して、非経口投与は、主として、例えば、静
脈、動脈または筋肉中にまたは皮下に突き通した針を介
して薬剤を時間をかけて投与することを意図したもので
ある。このような投与は、代表的には、少くとも数分か
ら数時間または数日までの持続時間を有している。薬剤
を含有した液体の静脈注入および同様な治療が主な適用
分野として考えられる。
この点に関して、薬剤は羅病中の宿主または健康な宿主
に投与されたときに有利な作用を生ずる任意の薬品を含
み、そしてさらに、任意の診断用の薬品をも含んでいる
。しかしながら、以下の説明から明らかであるように、
本発明により、ある薬品が特に有利に使用される。
非経口投与可能な液体は、このような投与のために好適
な任意の液体を意味している。このような液体は、さら
に、投与しようとする薬剤を溶解する十分な能力を有す
べきである。このような液体は、塩水、電解液、炭水化
物およびこの技術分野に知られているその他の水溶液を
包含することができる。
ある場合には、本発明による装置は、内部に製剤が当初
保持される1個のみのセルを収納することができる。し
かしながら、本発明による最大の利点は、2個またはそ
れ以上のこのようなセルを使用しそれにより各々のこの
ようなセ・〜)    ′が薬剤0投与″′″″7)’
に収納す6真が1き・そしてそれによりこのような投与
量が任意の所望の時間間隔で薬剤溶解スペースの中に連
続して放出できるようにした場合に得られる。本発明の
好ましい一実施態様においては、この装置は24時間の
期間中に必要な薬剤の投与回数に等しい数のセルを有し
ている。従って、例工ば、2個、3個、4個、5個また
は6個のセルを備えた装置が好ましい。
本発明の好ましい一実施態様によれば、本発明の薬剤放
出装置は、各々の薬剤セルが、その中味を前記室の内部
の前記薬剤溶解スペースの中に移すために前記室の外側
から手操作できるように前記室の外壁部に配置されてい
ることを特徴としている。
薬剤セルは円筒形の壁部を有していると好適である。前
記セルの円筒形壁部の一方の端部には、薬剤放出装置の
外側まで延びるドーム形の    l可撓性キャップが
成形される。前記セルの壁部の反対側の端部は、薬剤放
出装置の内側に向けられかつ内部の薬剤が装置の内部お
よび装置の内部に収納されているいかなる液体からも隔
離されて保持されるようにセルを閉ざす釈放可能な蓋に
連結されている。セルは可撓性のキャップが押されたと
きに釈放可能な蓋を釈放するように構成されている。従
って、押し棒を可撓性キャップと一体に成形するかまた
は押し棒を可撓性キャップの内側に取りつけて釈放しう
る蓋の近くに終端するように構成することができる。
それに付は加えて、または別の態様として、セルの内部
に加圧された空気またはガスまたはバルク薬剤を封入す
ることにより蓋を釈放するための力を減らすことができ
る。加圧されたガスを封入した場合には、蓋を完全に開
くことを保証する破裂エネルギーが得られるという利点
が得られる。蓋は開いたときに薬剤放出装置の中に落下
することを阻止するヒンジ、ねじまたは類似の機構を備
えていると好適である。
薬剤溶解スペースに対する薬剤セルの位置は、セルが開
かれたときに各々のセルの中味の薬剤が前記薬剤溶解ス
ペースの中に完全に移されるように選択すべきである。
薬剤セルは薬剤溶解スペースの上方で相互に対称に向け
られるように配置すると好適である。
釈放可能な蓋は、ある場合、例えばセル中の製剤が液状
である場合に、破断可能な膜と置き換えることができる
薬剤セルは、それ自体、本発明のさらに一つの局面を構
成している。
薬剤セルは、薬剤放出装置に固定して取りつけるかまた
は該装置の中に挿入しかっ/または′核装置から釈放し
うるように取りつげることができる。従って、薬剤放出
装置は、薬剤セルをその外壁部を通して導入する装置を
備えることができる。このような導入装置は、例えば、
ねじを有する円筒形の薬剤セルを収納しかつ該薬剤セル
と係合するように設計された対応したねじを切った円筒
形の開口部またはスナップ嵌合機構により薬剤セルを収
納するようになった開口部とすることができる。セルと
薬剤放出装置の本体とを液密にかつ気密に連結すること
を保証するためにガスケットまたは同様な手段を使用す
ることができる。薬剤放出装置の内部の汚染を防止する
ために、開口部を蔽う釈放可能な外蓋を設けることがで
きる。同様な目的のために、薬剤セルを導入する動作ま
たは薬剤セルの釈放可能な蓋を釈放する動作により釈放
しうる内蓋をさらに設けることができる。このような−
1内蓋は・患者に液体を非経口投与する間に薬剤セルの
導入中に周囲に対して圧力を維持する機能を付加的には
だすことができる。外蓋および内蓋は、薬剤セルの釈放
可能な蓋と同様に、剛性のプラスチック製の蓋または可
撓性の蓋、例えば、アルミニウム箔蓋とすることができ
る。
薬剤セルは使用前にセルを汚染しないように保護する釈
放可能な外側ケーシングの中に配置することかできる。
このような外側ケーシングは、例えば、ブリスターパッ
ク(blister pack)であってもよい。
本発明の好ましい一実施態様によれば、薬剤放出装置は
、導入口が前記室の上側部分となり、かつ内部に製剤を
収納するスペースが前記室の下側部分となる垂直位置に
吊すことができることを特徴としている。このような装
置の好ましい形態においては、その導入口が前記室の中
に延びる点滴送出管において終端している。従つ   
  (で、本発明の装置は慣用の注入装置に使用されて
いるような滴下室としての機能を付加的にはたすように
なっている。従って、注入速度は滴下速度により看視し
かつ制御することができ、このような看視および制御は
手操作または自動装置により行われる。
本発明による薬剤放出装置は、薬剤粒子ならびにその他
の望ましくない物質から該装置から出て患者の体内に入
ることを阻止するためにその出口を遮蔽するフィルタを
有して2好適である。本発明の好ましい一実施態様によ
れば、薬剤放出装置は、すべての薬剤セルの中味が内部
に製剤を受け入れるスペースの中に移されるまで製剤が
前記フィルタを完全に蔽わないように前記フィルタが前
記スペースの中に延びていることを特徴としている。
使用されるフィルタは、この技術分野において好適であ
ると知られているメツシュサイズとすべきである。所望
されれば、フィルタは殺菌−1マー 濾過を行うために十分に小さいメツシュサイズとするこ
とができる。殺菌テ過を行うためのメツシュサイズは、
代表的には、約a22μmである。ある場合には、約0
.45μmが好適なメツシュサイズである。
フィルタが中空の本体として形成されるかまたは中空本
体で囲繞される設計では、前記中空本体に空気抜き装置
を設けることが望ましいこともありうる。これは、例え
ば、このような中空本体の上側部分にいわゆる疎水性フ
ィルタ、すなわち、空気を透過させることができるが水
溶液を透過させることができるフィルタを設けることに
より行うことができる。
製剤を通しての液体の流れを改善するために、薬剤溶解
スペースは、製剤を通しての流路を確立するための装置
を有することができる。このような装置は、例えば、フ
ィルタを遮蔽するボスまたはフィルタの上方に製剤を支
持するためのプレートまたはスクリーンとすることがで
きる。
本発明の別の局面は、上方に形成された薬剤放出装置と
、導入口および導出口を液体用容器および非経口注入針
にそれぞれ連結する装置とを備えた非経口薬剤送出セッ
トである。非経口薬剤送出セットの異なる部分を連結す
るために、連動カップリングを含むこの技術分野に知ら
れている任意の種類の連結装置を使用することができる
。従って、前記導入口は、装置の使用位置において装置
の上側部分に位置1〜かつ液体用容器、例えば、びんま
たはプラスチックバグの膜を貫通するために使用される
スパイクを備え・〜、     ”Cu4と好適1ある
・前記導出ロ′トチ=−7を介して非経口注入針、例え
ば、注入カニユーレと連結することができる。非経口薬
剤注入セットは、流れ制御装置、例えば、チューブに取
9つけられる調節クランプを備えるべきである。
前記チューブは、さらに、非経口薬剤送出セットのピギ
ーバックまたは平行な連結を可能にするためのポ′−ト
を備えることができ、前記の一つまたはそれ以上の非経
口薬剤送出セットはいずれも本発明によるセットである
かまたは異なるセットである。薬剤放出装置が点滴送出
管を備えないように設計されているかまたは例えば、入
手しうる自動制御装置との互換性のために付加的な点滴
看視装置が所望される場合に薬剤送出セットに別個の滴
下室を介在させることかできる。さらに2個またはそれ
以上の薬剤放出装置を直列に連結することができる。薬
剤放出装置に液体を送入可能にするチューブを該装置の
    ;外側または内側に設けることができる。この
ようなチューブには、必要な場合に、バイパス液のため
の閉鎖装置および制御装置を設けることができる。
薬剤放出装置に使用される製剤は、固形、例えば、顆粒
、ベレット、錠剤または粉末の形態であることが好まし
い。使用すべき固形の製剤の中には、ヨーロッパ特許公
開(EP−1)第0059694号明細書に詳述されて
いるような薬剤が調整された速度で放出される製剤が含
まれている。このような製剤を使用することにより、数
個の薬剤セルを有する薬剤放出装置が薬剤を長時間にわ
たって投与することが可能になる。しかしながら、本発
明の装置は、また、例えば、抗生物質を投与する場合の
ように、長時間にわたって液体を注入する間に持続時間
が比較的に短い薬剤の反復投与が所望される場合のよう
に、薬剤が調整されない速度で放出する方式にも有利で
ある。この別の方式においては、製剤は液状の製剤であ
ってもよい。
本発明の一つの概念は、すべての薬剤セルに同じ製剤を
使用することである。本発明の別の概念は、異なる薬剤
セル中に異なる薬剤または異なる投与量を使用してそれ
によりこのような異なる薬剤または投与量の連続投与を
可能ならしめることである。このような場合には、薬剤
セルの可視部分に薬剤および/または投与量の適当なシ
ンボルマニクを付すことができる。
非経口薬剤送出方法も本発明のさらに−っの局面である
本発明を添付図面について以下説明する。
添付図面において、符号1は上側部分2および下側部分
3を備えかつ上側部分2と下側部分3との間に室4が形
成された薬剤放出装置を示している。上側部分2には、
液体の導入チャンネル5aが設けられている。前記導入
チャンネル5aは、液体用容器の閉鎖膜を貫通するため
に使用可能なスパイク6を通り、そしてさらに、円筒形
の頂部7を通って延びている。このスパイク6を通して
、さらに、空気抜きチャンネル5bが延びている。空気
抜きチャンネル5bの下端部は、疎水性フィルタ空気導
入口8を備えた凹部に終端している。導入チャンネル5
aの下端部は小滴送出管9に終端している。
薬剤放出装置1の−E側部分2は、円筒形頂部と、フレ
アのついた円錐形部分10と、円筒形の基部11とを有
している。前記円錐形部分10の壁部には、4個の円形
開口部12が形成されている。各々の開口部12には、
薬剤セル15が挿入され、薬剤セル13の7ランジ14
が開・、   1部1217)′i”K1持2t−L’
Tj、゛、L°10基部11の下端部には、下側部分3
が取りつけられ、下側部3の円錐形部分16が円筒形基
部11に続いて延びており、それにより薬剤溶解スペー
ス17が下側部分3の壁部により形成されている。液体
導出管19が下側部分6の端壁部を貫通して延びている
。前記導出管19は両側がフィルタスクリーンで蔽われ
たフレーム2゜と一体に構成されている。スクリーン2
10間のスペースは導出チャンネル22を介して薬剤放
出装置と連絡している。
各々の薬剤セル13は、凸面キャップ24および押し棒
25が成形された円筒形壁部23からなっている。押し
棒25はセル13の内側で軸線方向に延び釈放可能な蓋
26の近くに終端しており、壁部23を閉ざしている。
蓋26はキャップ24が押し下げられたときに弾じいて
開くようになっている。
喝 蓋26が開かれたときに、製剤27が薬剤溶解スペース
17の中に落下する。下側部分3が予め液体により所望
のレベルまで満たされている場合には、薬剤が密度の関
係によりスペース17の底部まで沈降し、液面上に浮き
上るかまたは液体中に懸垂することができる。液体の密
度よりも可成り大きい密度を有する固形の製剤は、円筒
形壁部とフィルタフレーム20またはフィルタ21との
間に落下する。製剤は液体と−たん接触するとその薬剤
の中味を液体の中に放出し始める。薬剤放出装置を通し
ての液体の流れが確立されると、その結果として得られ
た薬剤の溶液が薬剤放出装置から導出チャンネル22を
経て流出する。
薬剤放出装置のすべての部分はこの技術分野において知
られている適当なプラスチック材料で好適に製造されて
おり、少くとも下側部分3は透明なプラスチック材料で
製造されることが好ましい。前記下側部分3は、装置の
内部に所望の液位28を得ることを助けるためにしぼる
ことができるように、さらに、可撓性の壁部により構成
されることが好ましい。
第3図に示した薬剤放出装置においては、上側部分29
が透明な材料で製造された長い円筒形部分30を有して
いる。そして、点滴送出管31から円筒形部分30を通
して滴下する速度は、流量を手操作で調整する付添者の
眼によりまたは符号33で簡略に示した自動流量制御装
置に連結された符号32で簡略に示した自動看視装置に
より看視することができる。第3図に示した装置のその
他の部分は第2図に示した装置の相当する部分と類似し
ている。
第4図においては、薬剤放出装置1はスパイク6を介し
て注入液用のプラスチックバグ容器34に連結された状
態で示しである。導出管19の一端部は、流量制御クラ
ンプ36を備えた可撓件の注入管35に連結されている
。注入管35の反対側の端部は、患者の腕に挿入された
注入カニユーレ37に連結されている。
第5図においては、1個の薬剤セル38は、そのキャッ
プ38を内方に押すことにより開かれており、それによ
り押し棒40が蓋41を押し開いている。蓋41は薬剤
セルの最も下側の部分から蓋41と薬剤セルとを連結す
るヒンジ状の成形材料片42により吊り下げられた状態
に保たれている。薬剤セル38の中に当初に保持された
顆粒状の製剤43が薬剤溶解スペース17の中に移され
、そしてフィルタフレーム20およびフィルタ21の側
における前記スペース17の底部に落下している。薬剤
セル37の開いた蓋41の下方に液位28が保たれてい
る。
鴨 液体が薬剤放出装置の液体の中に符号44で示したよう
に点滴として流れるときに、溶解した薬剤が管45を経
て導出される。
第6図においては、弱め溝52を備えた外側保護ケーシ
ング51の中に囲繞された円筒形の薬剤セル50を示し
である。弱め溝52において保護ケーシング51を破断
して下側部分53を取り外すことができる。保護ケーシ
ング51の残りの部分は、薬剤セル50の挿入前または
挿入後に取り外すために、自由選択により設計すること
ができる。薬剤セル50は、薬剤放出装置56の上側部
分55の開口部54の中に収納されるようになっている
。前記開口部54番気侭蓋57により蔽われかつシール
される。外蓋57は接着材料により取りつけられており
、そして薬剤セル50の挿入前に釈放可能である。
薬剤セル50はねじ58を有している。ねじ581は開
口部54の対応したねじ59と係合するようになってい
る。開口部54の内側を遮蔽する内蓋60が取りつけら
れている。前記内蓋60は、装置の上側部分55の壁部
と一体に成形されたつば61の上に、薬剤セル50を挿
入できるように支持される。前述したように釈放可能な
蓋26が開かれるときに、内蓋60も同時に開く。より
短いつば61を使用することにより、薬剤セルの挿入時
に内蓋6oを゛開くことができる。
第2薬剤セル62を薬剤放出装置の壁部に挿入した位置
で示してあり、釈放可能な蓋26および内蓋60は依然
として閉ざされた位置にある。
第7図の綜図は、1個の薬剤セルの中味を20分で放出
することにより作動せしめられる本発明の装置からの塩
化カリウムの放出速度を示している。この薬剤セルは、
1312.5qのKCI、を収納している。この注入液
は、25℃の温度において0.9%のNaCtの水溶液
であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による薬剤放出装置の斜視図、第2図は
第1図に示した装置の縦断面図、第3図は本発明の別の
実施態様による薬剤放出装置の縦断面図、第4図は本発
明の薬剤放出装置を備えた非経口薬剤送出装置を示した
図、第5図は1個の薬剤セルを放出した後の第1図およ
び第2図に示した装置の縦断面図、第6図は内部に薬剤
セルを挿入する装置を有する薬剤放出装置の縦断面図、
第7図は本発明の薬剤放出装置からの薬剤の放出状態を
示した図である。 1・・・薬剤放出装置、2・・・上側部分、3・・・下
側部分、4・・・室% 5a・・・導入チャンネル、6
・・・スパイク、7・・・頂部、9・・・点滴送出管、
10・・・円錐形部分、11・・・基部、12・・・開
口部、13・・・薬剤セル、16・・・円錐形部分、1
7・・・薬剤溶解スペース、19・・・導出管、21・
・・フィルタスクリーン、22・・・導出チャンネル、
26・・・壁部、24・・・キャップ、25・・・押し
棒、26・・・蓋、27・・・製剤、28・・・液位、
31・・・点滴送出管、38・・・薬剤セル、39・・
・キャップ、40・・・押し棒、41・・・蓋、43・
・・製剤、50・・・薬剤セル、51・・・外側ケーシ
ング、53・・・下側部分、54・・・開口部、55・
・上側部分、56・・・薬剤放出装置、57・・・蓋、
60・・・内蓋、62・・・薬剤セル。 特許出願人  アクチェボラゲット・ヘツスレ特開昭G
l−103452(10) FIo、7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)患者に非経口投与可能な液体のための導入口を有す
    る室と、前記室の内部の薬剤溶解スペースとを備え、前
    記薬剤溶解スペースには前記液体を流すことができるよ
    うになつており、さらに、前記液体のための導出口と、
    前記薬剤溶解スペースの内部に製剤を受け入れかつ保持
    する装置とを備え、このような非経口送出中に前記製剤
    から薬剤を前記液体中に放出することができるようにな
    つている非経口薬剤送出装置に使用するための薬剤放出
    装置であつて、1個またはそれ以上の薬剤セルを配置す
    るための装置を有し、前記薬剤セルの内部には前記製剤
    が当初液体から隔離された状態で保持され、前記薬剤セ
    ルの各々が製剤の中味を前記薬剤スペースの中に移すた
    めの装置を有していることを特徴とする薬剤放出装置。 2)特許請求の範囲第1項に記載の薬剤放出装置におい
    て、薬剤セルが該薬剤放出装置に固定して取りつけられ
    ることを特徴とする薬剤放出装置。 3)特許請求の範囲第2項に記載の薬剤放出装置におい
    て、各々の薬剤セルがその中味を前記室の内部の前記薬
    剤溶解スペース中に移すために前記室の外側から手操作
    できるように前記室の外壁部に配置されることを特徴と
    する薬剤放出装置。 4)特許請求の範囲第2項に記載の薬剤放出装置におい
    て、導入口が前記室の上側部分となりかつ内部に製剤を
    収納するスペースが前記室の下側部分となる垂直位置に
    吊すことができることを特徴とする薬剤放出装置。 5)特許請求の範囲第4項に記載の薬剤放出装置におい
    て、前記導入口が前記室の中に延びる点滴送出管におい
    て終端していることを特徴とする薬剤放出装置。 6)特許請求の範囲第4項に記載の薬剤放出装置におい
    て、上側部分に液体のための導入口を備えたスパイクを
    有し、前記スパイクが液体の容器の膜にそれ自体知られ
    ている態様で突き刺されるようになつていることを特徴
    とする薬剤放出装置。 7)特許請求の範囲第2項に記載の薬剤放出装置におい
    て、導出口を蔽うフィルタを有し、すべての薬剤セルの
    中味が内部に製剤を受け入れるスペースの中に移される
    まで製剤が前記フィルタを完全に蔽わないように前記フ
    ィルタが前記スペースの中に延びていることを特徴とす
    る薬剤放出装置。 8)特許請求の範囲第1項に記載の薬剤放出装置におい
    て、薬剤セルが薬剤放出装置の中に挿入可能であること
    を特徴とする薬剤放出装置。 9)特許請求の範囲第8項に記載の薬剤放出装置におい
    て、薬剤セルを外壁部を通して導入するための装置を備
    えていることを特徴とする薬剤放出装置。 10)特許請求の範囲第9項に記載の薬剤放出装置にお
    いて、前記薬剤セル導入装置が円筒形の開口部であるこ
    とを特徴とする薬剤放出装置。 11)特許請求の範囲第10項に記載の薬剤放出装置に
    おいて、前記開口部を遮蔽する保護用外側カバーまたは
    蓋が設けられていることを特徴とする薬剤放出装置。 12)特許請求の範囲第10項に記載の薬剤放出装置に
    おいて、前記開口部を遮蔽しかつ薬剤セルの挿入時また
    は挿入後に釈放しうる内側カバーまたは蓋が設けられて
    いることを特徴とする薬剤放出装置。 13)特許請求の範囲第1項から第12項までのいずれ
    か1項に記載の薬剤放出装置と、前記薬剤放出装置の導
    入口と連絡する液体用容器と、前記薬剤放出装置の導出
    口と連絡する非経口注入針とを備えていることを特徴と
    する非経口薬剤送出セット。 14)円筒形壁部と、前記壁部の一端部におけるドーム
    形の可撓性のキャップと、前記壁部の反対側の端部にお
    ける釈放可能な蓋とを有する非経口薬剤送出装置に設け
    るための薬剤放出装置に使用する薬剤セルであつて、前
    記壁部、キャップおよび蓋がそれらの間に製剤を保持す
    るための内腔を形成し、前記ドーム形可撓性キャップが
    前記内腔を通して前記釈放可能な蓋に近い位置まで延び
    る押し棒を有しそれにより前記ドーム形キャップが外側
    から押されたときに前記蓋が釈放されるようになつてい
    ることを特徴とする薬剤セル。 15)特許請求の範囲第1項から第12項までのいずれ
    か1項に記載の薬剤放出装置を備えた非経口薬剤送出装
    置により非経口送出に好適な液体をかかる薬剤送出を必
    要とする宿主に投与し、一方、かかる液体の投与中に前
    記薬剤送出装置の少くとも1個の薬剤セルが薬剤溶解ス
    ペースの中に移されかつ前記スペースの中に保持された
    薬剤が前記液体の中に溶解せしめられることを特徴とす
    る前記宿主に対して非経口薬剤送出を行う方法。 16)特許請求の範囲第1項から第15項までのいずれ
    か1項に記載した薬剤放出装置、非経口薬剤送出装置、
    薬剤セルならびに非経口薬剤送出方法。
JP60087652A 1984-10-26 1985-04-25 薬剤放出装置 Pending JPS61103452A (ja)

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SE8405385-9 1984-10-26
SE8405385A SE8405385D0 (sv) 1984-10-26 1984-10-26 Drug release device
SE8501593-1 1985-04-01

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JPS61103452A true JPS61103452A (ja) 1986-05-21

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JP60087652A Pending JPS61103452A (ja) 1984-10-26 1985-04-25 薬剤放出装置

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DD (1) DD237474A5 (ja)
SE (1) SE8405385D0 (ja)
ZA (1) ZA853109B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071142A (ja) * 1999-11-17 2012-04-12 Boston Scientific Scimed Inc キャリア流体内への分子の送達のための微細加工されたデバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071142A (ja) * 1999-11-17 2012-04-12 Boston Scientific Scimed Inc キャリア流体内への分子の送達のための微細加工されたデバイス

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