JPS6110196Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6110196Y2 JPS6110196Y2 JP13860880U JP13860880U JPS6110196Y2 JP S6110196 Y2 JPS6110196 Y2 JP S6110196Y2 JP 13860880 U JP13860880 U JP 13860880U JP 13860880 U JP13860880 U JP 13860880U JP S6110196 Y2 JPS6110196 Y2 JP S6110196Y2
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- Japan
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- optical fiber
- movable body
- temperature
- temperature sensor
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- Expired
Links
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Landscapes
- Fire Alarms (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は光フアイバを利用した温度検知器に関
し、電気設備、化学設備等のプラントにおける過
熱検知等に用いて好適なものである。
し、電気設備、化学設備等のプラントにおける過
熱検知等に用いて好適なものである。
この種検知器として従来より各種温度検知器が
使用されているが、これらは熱電対、測温抵抗
体、サーミスタ、バイメタル接点等すべて電気を
利用したものである。この為、電気絶縁、スパー
ク等に対する防爆、他の電気設備からの誘導障
害、雷害等に対する大掛りな対策が必要になると
いう問題があつた。
使用されているが、これらは熱電対、測温抵抗
体、サーミスタ、バイメタル接点等すべて電気を
利用したものである。この為、電気絶縁、スパー
ク等に対する防爆、他の電気設備からの誘導障
害、雷害等に対する大掛りな対策が必要になると
いう問題があつた。
また、検出器と検出回路の間の距離はわずか数
100m程度しか伸ばせないため場所によつては検
出不可能なことすらあつた。
100m程度しか伸ばせないため場所によつては検
出不可能なことすらあつた。
本考案はこのような欠点を解消したもので、検
知器を設定した場所の温度がある設定温度に達す
ると光フアイバを機械的に破断して温度を検出す
るようにしたものである。
知器を設定した場所の温度がある設定温度に達す
ると光フアイバを機械的に破断して温度を検出す
るようにしたものである。
以下本考案を図面の実施例に基づき詳記する。
適宜の曲率半径で湾曲させた光フアイバ1と光
フアイバ1の湾曲部2の外側に設けた可動体3
と、可動体3を平常時に光フアイバの湾曲部2か
ら離れた位置に保持しておく保持体4と、可動体
3に設けた破断部5とからなる。
フアイバ1の湾曲部2の外側に設けた可動体3
と、可動体3を平常時に光フアイバの湾曲部2か
ら離れた位置に保持しておく保持体4と、可動体
3に設けた破断部5とからなる。
第1、第2図に示す光フアイバ1は、筐体6の
下側に形成した通孔7,8間に通すことにより湾
曲させてその頂部9を筐体6内に突出させてあ
る。
下側に形成した通孔7,8間に通すことにより湾
曲させてその頂部9を筐体6内に突出させてあ
る。
第1図の可動体3は、一端10を筐体6に固定
した板ばね11と、その自由端12に取付けたフ
エライト13とからなる。
した板ばね11と、その自由端12に取付けたフ
エライト13とからなる。
フエライト13は平常時は保持体(磁石)4に
吸着されて上方に保持されており、温度がそのフ
エライトのキユーリ点以上になると透磁率μが急
激に減少して磁石4から離れる。このとき板ばね
11がその反発力により光フアイバ1側に急激に
戻され、これにより先鋭な破断部5が光フアイバ
1に衝当して光フアイバ1を破断する。
吸着されて上方に保持されており、温度がそのフ
エライトのキユーリ点以上になると透磁率μが急
激に減少して磁石4から離れる。このとき板ばね
11がその反発力により光フアイバ1側に急激に
戻され、これにより先鋭な破断部5が光フアイバ
1に衝当して光フアイバ1を破断する。
磁石4とフエライト13との取付け位置は逆で
あつてもよい。即ち、磁石4を板ばね11に取付
け、フエライト13を筐体6に取付けてもよい。
あつてもよい。即ち、磁石4を板ばね11に取付
け、フエライト13を筐体6に取付けてもよい。
第2図に示す可動体3は円板状のバイメタル
で、その中央部に取付け具14を取付けてあり、
この取付け具14の下方に先鋭な破断部5を突設
してある。この可動体3は平常時は第2図の実線
のように上方に持上つており、温度が設定温度以
上になると第2図の仮想線で示す位置に自動的に
復帰するようにしてある。従つて第2図の場合は
可動体3と保持体4とが兼備されていることにな
る。
で、その中央部に取付け具14を取付けてあり、
この取付け具14の下方に先鋭な破断部5を突設
してある。この可動体3は平常時は第2図の実線
のように上方に持上つており、温度が設定温度以
上になると第2図の仮想線で示す位置に自動的に
復帰するようにしてある。従つて第2図の場合は
可動体3と保持体4とが兼備されていることにな
る。
本考案における可動体3及び保持体4は第1
図、第2図以外のものであつてもよい。それ以外
のものとしては例えば形状記憶効果素子などがあ
る。これはニチノールとも呼ばれるもので、ニツ
ケルとチタンとの合金であり、設定温度以下で変
形を加えておくと設定温度以上になつたとき自動
的に元の状態に復帰する性質を有するものであ
る。従つてこれを用いた場合はそれが可動体3と
保持体4とを兼備することになる。
図、第2図以外のものであつてもよい。それ以外
のものとしては例えば形状記憶効果素子などがあ
る。これはニチノールとも呼ばれるもので、ニツ
ケルとチタンとの合金であり、設定温度以下で変
形を加えておくと設定温度以上になつたとき自動
的に元の状態に復帰する性質を有するものであ
る。従つてこれを用いた場合はそれが可動体3と
保持体4とを兼備することになる。
また、本考案では、光フアイバ1の湾曲部2の
被覆を取除いておくのが望ましく、このようにす
れば破断部5により光フアイバ1が破断され易く
なる。
被覆を取除いておくのが望ましく、このようにす
れば破断部5により光フアイバ1が破断され易く
なる。
本考案に係る温度検知器を使用するにはそれを
電気設備、化学設備等における過熱検知場所等に
取付ければよい。取付け場所の温度が所定の設定
温度以上になると、第1図の場合はフエライトの
μが急激に減少して磁石4から離れ、板ばね11
の反発力により破断部5が下方に動き、光フアイ
バ1に衝当して光フアイバ1を切断する。第2図
の場合は取付け場所の温度が所定温度以上になる
とバイメタル3が同図の仮想線のように降下して
破断部5が光フアイバ1に衝当し、これにより同
光フアイバ1が破断する。
電気設備、化学設備等における過熱検知場所等に
取付ければよい。取付け場所の温度が所定の設定
温度以上になると、第1図の場合はフエライトの
μが急激に減少して磁石4から離れ、板ばね11
の反発力により破断部5が下方に動き、光フアイ
バ1に衝当して光フアイバ1を切断する。第2図
の場合は取付け場所の温度が所定温度以上になる
とバイメタル3が同図の仮想線のように降下して
破断部5が光フアイバ1に衝当し、これにより同
光フアイバ1が破断する。
なお、光フアイバ1が破断した後の修復は光フ
アイバ1を取替えればよい。
アイバ1を取替えればよい。
本考案は叙上のように、光フアイバを用いるも
のであるため、防爆上の問題が一切無く、従つて
化学プラントのような防爆上の問題のある場所で
の使用に好適であり、更には耐電圧、無誘導、無
雷害等の優れた特性があるため長距離伝送が可能
になり且信頼度の高い伝送が可能になる。
のであるため、防爆上の問題が一切無く、従つて
化学プラントのような防爆上の問題のある場所で
の使用に好適であり、更には耐電圧、無誘導、無
雷害等の優れた特性があるため長距離伝送が可能
になり且信頼度の高い伝送が可能になる。
また、単に光フアイバ1を使用するのではな
く、それを適宜の曲率半径で湾曲させるものであ
るため小さな衝撃力で破断されるようになる。ひ
いては衝撃力を得るための機構を大掛りにする必
要がないため検知器全体を小型化することができ
る。
く、それを適宜の曲率半径で湾曲させるものであ
るため小さな衝撃力で破断されるようになる。ひ
いては衝撃力を得るための機構を大掛りにする必
要がないため検知器全体を小型化することができ
る。
更に、一本の光フアイバ1を用いて温度検知器
を直列に多数形成することができ、しかも各検知
器を一本の光フアイバのうちの任意の位置に形成
することもでき、ひいてはシステム構成が簡潔に
なる。
を直列に多数形成することができ、しかも各検知
器を一本の光フアイバのうちの任意の位置に形成
することもでき、ひいてはシステム構成が簡潔に
なる。
そしてまた、パルスエコー測定方法を併用する
ことにより過熱位置検知も可能になる。
ことにより過熱位置検知も可能になる。
第1図、第2図は本考案の異種例を示す説明図
である。 1は光フアイバ、3は可動体、4は保持体、5
は破断部。
である。 1は光フアイバ、3は可動体、4は保持体、5
は破断部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 湾曲させた光フアイバと、その湾曲部の外側
に設け且所定の設定温度になると湾曲部側に復
帰する可動体と、可動体の復帰時に当該光フア
イバに衝当してそれを破断する破断部と、平常
時に可動体を光フアイバから離れた位置に保持
しておく保持体とからなる温度検知器。 (2) 可動体がフエライトとばねとの組合せからな
り、保持体が磁石からなる実用新案登録請求の
範囲第1項記載の温度検知器。 (3) 可動体及び保持体としてバイメタルを用いて
なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の温度
検知器。 (4) 可動体及び保持体として形状記憶効果素子を
用いてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
の温度検知器。 (5) 光フアイバとして、可動体が衝当する部分の
被覆を取除いたものを用いてなる実用新案登録
請求の範囲第1項又は第2項又は第3項又は第
4項記載の温度検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13860880U JPS6110196Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13860880U JPS6110196Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764639U JPS5764639U (ja) | 1982-04-17 |
JPS6110196Y2 true JPS6110196Y2 (ja) | 1986-04-02 |
Family
ID=29498627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13860880U Expired JPS6110196Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110196Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57193891A (en) * | 1981-05-25 | 1982-11-29 | Kobishi Electric Co Ltd | Photoelectric type alarm circuit |
JPH0429389Y2 (ja) * | 1985-08-12 | 1992-07-16 |
-
1980
- 1980-09-29 JP JP13860880U patent/JPS6110196Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764639U (ja) | 1982-04-17 |
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