JPS61101698A - プロペラフアン - Google Patents

プロペラフアン

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Publication number
JPS61101698A
JPS61101698A JP22251184A JP22251184A JPS61101698A JP S61101698 A JPS61101698 A JP S61101698A JP 22251184 A JP22251184 A JP 22251184A JP 22251184 A JP22251184 A JP 22251184A JP S61101698 A JPS61101698 A JP S61101698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller fan
blade
fan
blades
strength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22251184A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Enomoto
寿彦 榎本
Yasuo Nakajima
康雄 中島
Junji Tamatoshi
玉利 純次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP22251184A priority Critical patent/JPS61101698A/ja
Publication of JPS61101698A publication Critical patent/JPS61101698A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえば空気調和装置、換気扇等といった各
種送風装置に用いて好適なプロペラファンに関し、特に
その強度を向上させるようにしたプロペラファンの改良
に関する。
〔従来の技術〕
たとえばパッケージ型エアコンの室外機等といった送風
装置に用いられるプロペラファンは、周知のように、回
転駆動源の出力軸等に装着されるボス部およびその外周
部から放射方向に延設された羽根等によって構成されて
いる。そして、この種従来のプロペラファンにおいて、
送風4J flを得るための羽根は、一般にその翼面が
なめらかな曲線にて形成され、またその肉厚は一定か、
あるいは羽根の根本部付近で多少厚く形成されている程
度である。
ところで、上述したプロペラファンにおいて、回転中に
加わる作用力としては、羽根の表、裏面での差圧による
面圧と羽根部分の遠心力とがあり、これらの力がプロペ
ラファンの強度を確保するうえで問題とされるものであ
るが、この場合において前者の面圧は後者に比べて著し
く小さいことから、実際には無視し得る程度である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、後者の遠心力は、羽根がプロペラファン
のボス部に対しひねりを持って取付けられていることか
ら、上述したプロペラファンの強度面に大きく影響する
ものであった。すなわち、羽根の半径方向に作用する遠
心力は、上述したひねり等の理由から、羽根の根本部に
対し曲げモーメントを生じさせ、この曲げモーメントに
よる最大曲げ応力は、羽根の回転方向前縁の根本部に発
生することとなる。そして、この最大曲げ応力がプロペ
ラファン成形材料の曲げ強度まで到達すると、羽根部分
はその部分から破壊されてしまうものであった。
また、上述したような従来の送風装置等において、鋼板
製プロペラファンを用いたものでは、装置全体が大型か
つ大重量化するばかりでなく1羽根の翼面に性能面から
必要とされている複雑な曲線を出しにくいもので、生産
性が悪く、コスト高となる等の欠点を生じるものであっ
た。しかし、その一方において、上述した問題を解消し
得る合成樹脂製プロペラファンを用いたものでは、比較
的高回転で使用した場合や何らかの原因でファンが高回
転数で駆動された時に、前述したように羽根に作用する
遠心力にて羽根根本部に過大な曲げ応力が発生し、その
部分で破壊してしまうものであった。さらに、上述した
合成樹脂製ファンでは、高温条件下で使用した場合に、
その材料のもつ熱軟化性が原因して変形し、プロペラフ
ァンとしての所定の性能が得られない等といった問題を
招くもので、これらの点を考慮して何らかの対策を講じ
ることが必要とされている。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、本来鋼
板製のプロペラファンが必要な送風装置(比較的小型の
装置をも含む)にも代用することができ、しかも高温、
高回転、大風量等の使用条件下においても使用可撤とし
得る強固な強度をもつ合成樹脂製プロペラファンを得る
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るプロペラファンは、全体を合成樹脂材にて
成形するとともに、その羽根表面に補強用リブを一体に
設けるようにしたものである。
〔作用〕
本発明によれば、羽根表面に一体に形成された補強用・
リブにより、曲げ剛性、曲げ強度が増大し、羽根の根本
部に発生する曲げ応力が軽減されて、高温、高回転時に
おいても曲げ応力による変形などが減少するものである
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係るプロペラファンの一実施例を示す
ものであり、これらの図において、符号lはプロペラフ
ァンで、図示せぬ回転駆動源の出力軸等に取付けられる
ボス部2とその外周部に所定間隔おいて放射方向に延設
されることにより支持されている画数の羽根3とからな
り、これらは合成樹脂材により一体に形成されている。
さて、本発明によれば、上述したプロペラファン1にお
いて、各羽根3の表面根本部に、複数本(三木)の補強
用リブ4を一体に形成したところに特徴を有している。
ここで、本実施例では、補強用リブ4を、羽根3の回転
方向の前縁に平行して形成した場合を示している。また
、第2図(a)。
(b)は−上述した補強用リブ4を一体に形成した羽根
3部分を断面して示す拡大横断面図および縦断面図であ
る。
そして、上述したような補強用リブ4を羽根3に一体に
形成してなるプロペラファン1によれば、次のような強
度上の利点が奏する。
すなわち、プロペラファンlの回転時に羽根3に作用す
る力は、前述した通り羽根3の表、裏面の差圧による面
圧および遠心力で、しかも前者の血圧は著しく小さく、
無視できるものである。
一方、後者の遠心力によれば、羽根3がボス部2に対し
ひねりをもった取付けられているため、羽根3の半径方
向に作用する遠心力が、羽根3の根本部に対して曲げモ
ーメントを生じさせる。
これを解析すると、回転中の羽根3に発生する応力分布
は、羽根3の回転方向前縁の根本部を最大応力とする略
同心円状の等応力分布となる。そして、このような応力
分布を考慮して、羽根3の根本部をリブ構造とした場合
に、羽根3の曲げ剛性および曲げ強度を増大させ得る理
由を、第3図(a) 、 (b)に示すリブ構造をモデ
ル化した羽根板木部の断面図およびリブがない平坦な羽
根板木部をモデル化した断面図を用いて以下に説明する
すなわち、上述したプロペラファンlにおいて、羽根3
に加わる曲げ剛性は、その成形材料が同一であれば、図
示した中立軸まわりの断面二次モーメントIzにより決
まる。第3図(a) 、(b)における断面二次モーメ
ントをそれぞれIzl、Iz2とすれば、 I zl=(3815)X(1/12 b h3 )I
 z2= 1/12 b h 3 (ただし、hは羽根3および補強用リブ4の厚み、bは
リブ4形成部分の幅寸法である。)となり、したがって
本発明にょろりブ構造により3875倍の剛性が増加す
ることが容易に理解されよう。
また、曲げ強度は、中立軸まわりの断面係数Zにより決
まる。第3図(a)、(b)における断面係数をそれぞ
れZl、Z2とすると、 Z  1=Izl/h=(1θ15)X(1/24  
b h3 )Z  2= I z2/  (h/ 2)
  =1/24b h3となり、成形材料の許容応力が
等しいとすれば。
曲げ強度すなわち許容できる曲げモーメントは、リブ構
造を採用した方が1815倍大きくなるものである。
したがって、上述した説明から明らかなように、本発明
によるリブ構造を採用すれば、プロペラファン1の曲げ
に対する強度と剛性を著しく増大させることができるも
ので、その結果高回転、高温時等といった使用条件下で
の使用が可能となる。
なお、本発明は上述した実施例構造に限定されず、各部
の形状、構造等を、適宜変形、変更することは自由であ
る。たとえば上述した実施例によれば、羽根3の回転方
向側の前縁に略平行してリブ4を形成しているが、第4
図に示すように風の流れに対して、抵抗とならないよう
に羽根3の前縁に対し略直交する方向にリブ4を取付け
ても、前述した実施例と同様の作用効果を奏することが
できることは容易に理解されよう、また、このような構
造を採用すると、プロペラファンlの高速回転時におい
ても、リブ4が風を切ることにより発生する騒音を低減
し得るという利点が得られるものである。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明に係るプロペラファンによ
れば、羽根の吸込側表面にリブ構造を採用するようにし
たので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、合成樹脂
材により一体に形成されたプロペラファンであったとし
てもその強度を向上させ、高温、高回転数でも使用する
ことが可能となる。また、比較的低回転数の鋼板製プロ
ペラファンを使用した送風装置に対しても、その代りに
使用することができるため、装置の小型かつ低コスト化
を図れる等の効果を奏する。さらに、リブ構造により羽
根表面積が増加するため、プロペラファン成形時の樹脂
モールド材の金型注入後の冷却効果も良好となり、成形
性が向上するといった利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係φプロペラファンの一実施例を示す
正面図、第2図(a)、(b)は本発明の特徴とする補
強用リブ形成部分を示す横断面図および縦断面図、第3
図(a)、(b)は本発明にょるリブ構造を採用した場
合の作用効果を説明するための図、第4図は本発明の別
の実施例を示す正面図である。 l・・・Φプロペラファン、2・1111・ポス部、3
・・e・羽根、4・・・・補強用リブ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 合成樹脂材にて一体成形されたプロペラファン
    であって、その羽根表面に補強用リブを一体に形成した
    ことを特徴とするプロペラファン。
  2. (2) 補強用リブは、羽根表面で回転方向の前縁に平
    行して形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のプロペラファン。
  3. (3) 補強用リブは、羽根表面で回転方向の前縁に直
    交して形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のプロペラフアン。
JP22251184A 1984-10-23 1984-10-23 プロペラフアン Pending JPS61101698A (ja)

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JP22251184A JPS61101698A (ja) 1984-10-23 1984-10-23 プロペラフアン

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JPS61101698A true JPS61101698A (ja) 1986-05-20

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ID=16783574

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JP22251184A Pending JPS61101698A (ja) 1984-10-23 1984-10-23 プロペラフアン

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62133996U (ja) * 1985-10-17 1987-08-24
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