JPS61100647A

JPS61100647A - ガス検出用プローブ

Info

Publication number: JPS61100647A
Application number: JP23312785A
Authority: JP
Inventors: ラインハルト、ヘツク; アントン、フオン、グンテン; クラウス、メルヒオール
Original assignee: Kraftwerk Union AG
Current assignee: Kraftwerk Union AG
Priority date: 1984-10-22
Filing date: 1985-10-18
Publication date: 1986-05-19
Also published as: DE3438659A1; EP0182064A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、焼結金属板を通じてケース内の測定スパイラ
ルへの流入口を有するガス検出用の拡散測定ヘッドを有
するプローブに関する。

〔従来の技術〕

このようなプローブはドイツ連邦共和国特許出願公開第
３０４６５６０号明細書に記載されている。その測定ス
パイラルを含んでいるケースは主として高品質鋼から成
るさいころ状のブロックから成っており、このブロック
のなかに円筒状の凹みが加工されている。この凹みはそ
の一方の端に焼結金属板を設けられており、この板を通
じて検出すべきガスがその下に位置する測定スパイラル
へ流入する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、測定スパイラルの範囲内のガ　）スの
動きを改良することにある。このことは測定精度の向上
に通ずる。なぜならば、ガス組成の変化が一層迅速にケ
ース内で検出可能になるからである。しかし、その際、
焼結金属は加工しにくい材料であることを考慮に入れな
ければならない。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的は、本発明によれば、ケースが測定スパイラル
を含む測定室を含んでおり、その壁が大部分は焼結金属
から成っており、またケースが接続室を含んでおり、そ
の壁が中実金属から成っており、またプローブの接続導
管および測定スパイラルを保持していることにより達成
される。

本発明によれば、測定室と接続室の分離により、ガスに
対する大きな通過断面積を可能にする構成が得られ、し
かも接続室の壁が必要な機械的結合のために利用される
ので機械的に丈夫にしかも経済的に壁を製造することが
できる。測定室の焼結金属から成っている壁が接続室の
壁に係合する締付は要素により取付けられてしζること
をは好ましい。

特に好ましい実施例では、測定室の壁が、接続室に支え
られておりまた接続室と反対側の端に覆い板を設けられ
ている焼結容態から成る円筒を含んでいる。その際、覆
い板は一結金属から成っていてよい。このことは、測定
室が接続室のほうに向けられた円筒の端面を除いてすべ
ての側にガス透過性の壁を有することを意味する。

測定室が温度測定装置をも有することは有利である。そ
れにより場合によっては、拡散測定ヘッドの測定値に温
度を対応付けることができ、このことはガス測定の評価
に有利である。

本発明の他の実施例では、接続室が１つの開口を有し、
その縁に接着されたケーブルを有する１つの短管が取付
けられている。その際、ケーブルが短管を介して係合す
る収縮チューブを有することにより、追加的および（ま
たは）別の取付は効果が得られる。

（実施例〕以下、図面に示されている実施例により本発明を一層詳
細に説明する。

本発明によるプローブは原子力発電所において、湿った
水素−空気混合物のなかで連続的かつ永続的に１０％（
体積百分率）までの濃度の水素を測定するために用いら
れる。

このプローブは、２つの主要部分から成る１つ　　　　
　　　゛のケース１を含んでいる。一方の部分は接続室
２を形成している。その壁３は図面に示されているよう
に数龍の壁厚を有する中実の金属、たとえばＶ２Ａから
成っている。他方の部分は測定室４である。その壁５は
焼結金属から成っている。

測定室４は、絶縁物の板８に取付けられている測定スパ
イラル６および７を含んでいる。絶縁物の板８は、その
Ｍ４ねじを有するねじ孔に係合するねし９により接続室
２の測定室４のほうに向けられた壁１０に取付けられて
いる。ねじ９にはブシュ１２がはめられており、このブ
シュは壁１０の凹み１３に係合して、側方への力を受入
れかつ壁１０からの測定スパイラル６１．７の正しい間
隔を保つ。

測定室４の壁５は約６０ｍ＋＋の直径を有する焼結金属
円筒１５により形成されており、壁１０と反対側のその
端面ば焼結金属板１６により閉じられている。焼結金属
壁１５．１６の厚みはたとえば５　ａｍである。

図面に示゛されているように、焼結金属板１６は、ねじ
１８により取付けられる中実の金属リング１７により押
圧される。ねじ１８は壁１０のねじ孔１９内に係合する
。

リング１７は１つの凹み２０を有し、それにより板１６
および円ｗ１１５が案内される。壁１ｏ内のもう１つの
凹み２２は測定室４の壁５の位置を決定する。こうして
、加工が困難な焼結金属壁に対してその大きな面積にも
かかわらず安定な構造が保証されている。

壁１０のなかにねじ９のねじ孔１１とならんで１つの貫
通孔が設けられており、そのなかに絶縁物ブロック２７
が嵌められており、そのなかに溶接された金属ダイアフ
ラム２６を介してセラミックス絶縁層２５を有する電気
導体２４が位置している。導体２４は測定スパイラル６
および７と接続室２との間の接続を形成している。接続
室２で、管状のケーブル短管３１のなかで適当なモール
ドブロック３２と密に接着されているケーブル３゜の接
続が行われている。

ケーブル短管３１は接続室２の壁３３のなかに位置して
いる。ケーブル短管３１は、壁３３と同様に、中実の金
属、たとえばＶ２Ａから成っているので、そこでねじ３
４による確実な取付けが行われ得る。ケーブル３０のカ
バー３６を越えて延びている収縮チューブ３５がケーブ
ル短管３１に係合している。

接続室２の向かい合う壁３８のなかにインサート３９が
ねじ４０により取付けられている。このインサ・−トは
温度検出器４１を含んでおり、この温度検出器はρり定
スパイラル６および７と同様にケーブル３０の導体と接
続されている。

接続室２の測定室４と反対の側は１つの覆い坂４４によ
り閉じられている。その取付けのために使用されるねじ
は図示されていない。しかし、覆い板４４の取外し後に
接続室２が大面積で開かれ、そこで測定スパイラル６．
７と温度検出器４１とテーブル３０との間の接続が困難
なしにたとえば永久的はんだ付けの形態で良好に行われ
得ることは明らかである。

〔発明の効果〕

本発明によるプローブの測定スパイラル６．７は大きな
測定室４のなかで大面積で周囲と接触しているので、検
出すべきガス雰囲気の変化が迅速に検出され得る。測定
の際に生ずる反応生成物が同時に迅速に排出されるので
、反応生成物により測定が阻害されることはない。さら
に、測定スパイラルを公知の仕方で流れる電流が許容し
得ない温度上昇なしに公知の構成にくらべて高められ得
るので、それによっても測定精度が改善される。

その際、周囲の温度の影響は温度検出器４１により直接
に考慮に入れられ得る。

電気接続室２は確実なパツキン４５および溶接された貫
通部２４．２５によりガスおよび湿気に対して密に閉じ
られているので、原子力発電所内の近接不可能な個所で
何年間も使用するのに必要な信頼性が得られる。その際
、側部でのケーブル３２の接続は接続の形成を簡単にす
るだけでなく、モールドされかつ収縮チューブ３５によ
り・追加的に保護された構造により絶対的な密封をも可
能にする。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明によるプローブの断面図である。１・・・ケース、２・・・接続室、３・・・接続室の壁
、４・・・測定室、５・・・測定室の壁、６．７・・・
測定スパイラル、８・・・絶縁物の板、９・・・ねじ、
１０・・・接続室の壁、１１・・・ねじ孔、１２・・・
ブシュ、１３・・・凹み、１５・・・焼結金属円筒、１
６・・・焼結金属板、１７・・・中実金属リング、１８
・・・ねじ、１９・・・ねじ孔、２０．２２・・・凹み
、２４・・・貫通導体、２５絶縁物層、２６・・・金属
ダイアフラム、２７・・・絶縁物ブロック、３０・・・
ケーブル、３１・・・ケーブル短管、３２・・・モール
ドブロック、３３・・・中実金属壁、３４・・・ねじ、
３５・・・収縮チューブ、３６・・・カバー、３日・・
・接続室の璧、３９・・・インサート、４０・・・ねじ
、４１・・・温度検出器、４４・・・覆い板、４５・・
リセッキン。

Claims

【特許請求の範囲】１）焼結金属板を通じてケース内の測定スパイラルへの
流入口を有するガス検出用の拡散測定ヘッドを有するプ
ローブにおいて、ケース（１）が測定スパイラル（６、
７）を含む測定室（４）を含んでおり、その壁（５）が
大部分は焼結金属から成っており、またケース（１）が
接続室（２）を含んでおり、その壁（３）が中実金属か
ら成っており、またプローブの接続導管（３０）および
測定スパイラル（６、７）を保持していることを特徴と
するガス検出用プローブ。２）測定室（４）の焼結金属から成っている壁（１５、
１６）が、接続室（２）の壁（３）に係合する締付け要
素（１８）により取付けられていることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載のプローブ。３）測定室（４）の壁（５）が、接続室（２）に支えら
れておりまた接続室（２）と反対側の端に覆い板（１６
）を設けられている焼結金属から成る１つの円筒（１５
）を含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第２項
記載のプローブ。４）覆い板（１６）が焼結金属から成っていることを特
徴とする特許請求の範囲第３項記載のプローブ。５）接続室（２）が温度測定装置（４１）を有すること
を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項のいず
れか１項に記載のプローブ。６）接続室（２）が１つの開口を有し、その縁に接着さ
れたケーブル（３０）を有する１つの短管（３１）が取
付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
ないし第３項のいずれか１項に記載のプローブ。７）短管（３１）が測定室（４）に隣接する壁に取付け
られており、また測定室（４）と反対側の壁で１つの開
口が大面積の覆い板（４４）により閉じられていること
を特徴とする特許請求の範囲第６項記載のプローブ。８）開口の範囲にリングパッキン（４５）が設けられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第６項または第７
項記載のプローブ。９）ケーブル（３０）が短管（３１）を介して係合する
収縮チューブ（３５）を有することを特徴とする特許請
求の範囲第６項ないし第８項のいずれか１項に記載のプ
ローブ。１０）測定スパイラル（６、７）が溶接された貫通部（
２４、２５）を介して接続室（２）と接続されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第９項のい
ずれか１項に記載のプローブ。