JPS609997B2 - コンポジツト推進薬組成物 - Google Patents
コンポジツト推進薬組成物Info
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- JPS609997B2 JPS609997B2 JP55167747A JP16774780A JPS609997B2 JP S609997 B2 JPS609997 B2 JP S609997B2 JP 55167747 A JP55167747 A JP 55167747A JP 16774780 A JP16774780 A JP 16774780A JP S609997 B2 JPS609997 B2 JP S609997B2
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- JP
- Japan
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- propellant
- composite propellant
- propellant composition
- polybutadiene
- agent
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、推進薬の物性及び推進薬製造時の注型性を改
良したコンポジット推進薬組成物に関する。
良したコンポジット推進薬組成物に関する。
従来、コンポジット推進薬組成物は、一般に固体の酸化
剤と液体の燃料兼結合剤(以下バインダーと称す)とを
主成物とし「酸化剤を高い比率で含有したものである。
剤と液体の燃料兼結合剤(以下バインダーと称す)とを
主成物とし「酸化剤を高い比率で含有したものである。
最近、推進薬に対する高性能化が要求されるとともに酸
化剤の含有量を従来に増して多くしたコンポジット推進
薬組成物が望まれている。しかしながら、従来のコンポ
ジット推進薬組成物においては、一定比率以上、バイン
ダーに対して酸化剤を増量するとバインダーと酸化剤と
の混合物であるスラリ−の粘度が増大し、推進薬製造時
の洋型が不可能となったり、酸化剤とバインダーとの混
和が出来にくく、ときには不可能の場合も生じる。
化剤の含有量を従来に増して多くしたコンポジット推進
薬組成物が望まれている。しかしながら、従来のコンポ
ジット推進薬組成物においては、一定比率以上、バイン
ダーに対して酸化剤を増量するとバインダーと酸化剤と
の混合物であるスラリ−の粘度が増大し、推進薬製造時
の洋型が不可能となったり、酸化剤とバインダーとの混
和が出来にくく、ときには不可能の場合も生じる。
又、推進薬が製造出来たとしても、バインダー量が少な
いことから硬化後バインダーと酸化剤との接着性が悪く
なり、機械的強度及び伸び等の物性が低下し、その結果
、厳しい環境条件下において酸化剤表面でバインダーが
剥離し、それが推進薬のクラックへと進展し、点火時又
は燃焼時での異常燃焼に至る危険性があった。このよう
な欠点を改良するために、トリス〔2ーメチルアジリジ
ニル〕ホスフインオキサイド(MAP○と称す)2モル
とアジピン酸0.7モルと酒石酸0.3モルとの反応体
(以下MT−4と称す)等のィミン類(米国特許第37
45074号明細書)、又はジェタノールアミン、トリ
ェタノールアミン等のアルカノールアミンを使用すると
、酸化剤である過塩素酸アンモニウム(以下APと称す
)とバインダーとの接着性が改善され、推進薬の物性が
若干改良されることが知られている。
いことから硬化後バインダーと酸化剤との接着性が悪く
なり、機械的強度及び伸び等の物性が低下し、その結果
、厳しい環境条件下において酸化剤表面でバインダーが
剥離し、それが推進薬のクラックへと進展し、点火時又
は燃焼時での異常燃焼に至る危険性があった。このよう
な欠点を改良するために、トリス〔2ーメチルアジリジ
ニル〕ホスフインオキサイド(MAP○と称す)2モル
とアジピン酸0.7モルと酒石酸0.3モルとの反応体
(以下MT−4と称す)等のィミン類(米国特許第37
45074号明細書)、又はジェタノールアミン、トリ
ェタノールアミン等のアルカノールアミンを使用すると
、酸化剤である過塩素酸アンモニウム(以下APと称す
)とバインダーとの接着性が改善され、推進薬の物性が
若干改良されることが知られている。
また、可塑剤として従来使用されているジオクチルアジ
ベート(DOA)、イソデシルベラルゴネート(mP)
等のェステル系又はトリェチルホスへ−ト(TEP)、
トリブチルホスヘート(TBP)等の正リン酸ェステル
系、トリフェニルホスフアイト(TP−1)トリスクロ
ロエチルホスフアイト(CLP−1)等の亜リン酸ェス
テルを使用すると、スラリーの流動性及び推進薬の物性
が若千改良されることも知られている。
ベート(DOA)、イソデシルベラルゴネート(mP)
等のェステル系又はトリェチルホスへ−ト(TEP)、
トリブチルホスヘート(TBP)等の正リン酸ェステル
系、トリフェニルホスフアイト(TP−1)トリスクロ
ロエチルホスフアイト(CLP−1)等の亜リン酸ェス
テルを使用すると、スラリーの流動性及び推進薬の物性
が若千改良されることも知られている。
しかしながら、低温における推進薬の物性が低下する欠
点があり、又、スラリー流動性もまだ不十分であった。
本発明者らは、従来のコンポジット推進薬組成物の前記
欠点を改良するため長期にわたり研究した結果、後述す
る特定のホスホネート化合物を添加することによって、
推進薬の物性、特に低温における推進薬の物性が改良さ
れ、さらにスラリ−の流動性が改良されることを見出し
本発明を完成した。すなわち、本発明は、ポリブタジェ
ン系コンポジット推進薬組成物において次式で示される
ホスホネート化合物を含有してなることを特徴とするコ
ンポジット推進薬組成物である。
点があり、又、スラリー流動性もまだ不十分であった。
本発明者らは、従来のコンポジット推進薬組成物の前記
欠点を改良するため長期にわたり研究した結果、後述す
る特定のホスホネート化合物を添加することによって、
推進薬の物性、特に低温における推進薬の物性が改良さ
れ、さらにスラリ−の流動性が改良されることを見出し
本発明を完成した。すなわち、本発明は、ポリブタジェ
ン系コンポジット推進薬組成物において次式で示される
ホスホネート化合物を含有してなることを特徴とするコ
ンポジット推進薬組成物である。
(Rは炭素数4〜8のアルキル基である)本発明に用い
られるバインダーは、ポリブタジェン系であって、池成
分として硬化剤を含み、さらに必要に応じて可塑剤「老
化防止剤ト界面ボンディング剤等を含むものである。
られるバインダーは、ポリブタジェン系であって、池成
分として硬化剤を含み、さらに必要に応じて可塑剤「老
化防止剤ト界面ボンディング剤等を含むものである。
ポリブタジェンとしては、通常用いられる末端水酸基ポ
リブタジェン(以下HTPBと称す)、末端カルポキシ
ル基ポリブタジェン(以下CTPBと称す)等であり、
又、硬化剤としては、ポリブタジェンがHTPBの場合
にはイソホロンジイソシアネート(以下mDIと称す)
等のィソシアネート類であり、CTPBの場合にはMA
P○等のィミン系硬化剤及び/又はェポキシ系硬化剤が
用いられる。可塑剤及び老化防止剤は通常用いられてい
るものであり、界面ボンディング剤としては、酸化剤が
APの場合にはMAP○等のィミン系硬化剤が有効であ
る。又、本発明に用いられる酸化剤としては、AP、硝
酸アンモニウム(以下ANと称す)等がある。
リブタジェン(以下HTPBと称す)、末端カルポキシ
ル基ポリブタジェン(以下CTPBと称す)等であり、
又、硬化剤としては、ポリブタジェンがHTPBの場合
にはイソホロンジイソシアネート(以下mDIと称す)
等のィソシアネート類であり、CTPBの場合にはMA
P○等のィミン系硬化剤及び/又はェポキシ系硬化剤が
用いられる。可塑剤及び老化防止剤は通常用いられてい
るものであり、界面ボンディング剤としては、酸化剤が
APの場合にはMAP○等のィミン系硬化剤が有効であ
る。又、本発明に用いられる酸化剤としては、AP、硝
酸アンモニウム(以下ANと称す)等がある。
又、本発明に用いることの出来る特定のホスホネート化
合物は、例えば、ジブチルブチルホスホネート、ジベン
チルベンチルホスホネート、ジヘキシルヘキシルホスホ
ネート、ジヘプチルヘプチルホスホネート、ジオクチル
オクチルホスホネ−ト等である。又、本発明のコンポジ
ツト推進薬組成物には、前記成分以外に通常用いられて
いるアルミニウム等の金属粉や、燃焼性能調節剤を添加
することもできる。
合物は、例えば、ジブチルブチルホスホネート、ジベン
チルベンチルホスホネート、ジヘキシルヘキシルホスホ
ネート、ジヘプチルヘプチルホスホネート、ジオクチル
オクチルホスホネ−ト等である。又、本発明のコンポジ
ツト推進薬組成物には、前記成分以外に通常用いられて
いるアルミニウム等の金属粉や、燃焼性能調節剤を添加
することもできる。
なお、本発明のコンポジット推進薬組成物におけるバイ
ンダー成分と酸化剤等の固形分との比率は、燃焼性能の
面から、バインダー成分が8〜16重量%程度で、固形
分が92〜84重量%程度であることが好ましい。
ンダー成分と酸化剤等の固形分との比率は、燃焼性能の
面から、バインダー成分が8〜16重量%程度で、固形
分が92〜84重量%程度であることが好ましい。
又、本発明に用いられる特定のホスホネート化合物の量
は、バインダーの主成分であるポリブタジェン10の重
量部に対し5〜3の重量部であることが好ましい。
は、バインダーの主成分であるポリブタジェン10の重
量部に対し5〜3の重量部であることが好ましい。
5重量部未満では推進薬の物性改良及びスラリーの流動
性改良効果が少なく、3の重量部を越えると推進薬の物
性が逆に悪くなる。
性改良効果が少なく、3の重量部を越えると推進薬の物
性が逆に悪くなる。
以上の成分からなる本発明のコンポジット推進薬組成物
は以下のようにして製造することができる。まずtポリ
ブタジェン系バインダー成分の大部分をよく混合麓拝し
た後、それに硬化剤を添加して蝿拝し、次いでホスホネ
ート化合物を添加するか「又は、ホスホネート化合物を
添加してから硬化剤を添加して損梓する。
は以下のようにして製造することができる。まずtポリ
ブタジェン系バインダー成分の大部分をよく混合麓拝し
た後、それに硬化剤を添加して蝿拝し、次いでホスホネ
ート化合物を添加するか「又は、ホスホネート化合物を
添加してから硬化剤を添加して損梓する。
次いで必要ならばアルミニウム粉等の金属粉を添加し、
しかる後にAP等の酸化剤を添加して混和機にて加温下
で混和する。混和後、混和物であるスラリーを減圧下で
注型し、加温下でキュアしてコンポジット推進薬を得る
。
しかる後にAP等の酸化剤を添加して混和機にて加温下
で混和する。混和後、混和物であるスラリーを減圧下で
注型し、加温下でキュアしてコンポジット推進薬を得る
。
本発明のコンポジツト推進薬組成物は上述のように構成
されているので、推進薬の物性、特に低温の伸びが良好
となり、かつ洋型性が良好である。
されているので、推進薬の物性、特に低温の伸びが良好
となり、かつ洋型性が良好である。
次に実施例によって本発明を説明する。
なお表中の部数表示は重量基準である。実施例 1
第1表の実施例1に示す配合組成物を以下のようにして
製造した。
製造した。
末端水酸基ポリブタジェン(HTPB、商品名三Pol
ybd、R−49M、アルコ社製)338仇こ、ジブチ
ルブチルホスホネート(商品名:RC−44、大八化学
社製)101夕を加え、さらにMAP○とアジピン酸と
酒石酸との反応体であるMT−4を14夕加えて良く渡
洋し、次いで、硬化剤であるィソホロンジイソシアネー
ト(IPD1、フエバーケミー初製)27夕を添加して
よく混合し、その混合物にさらに平均粒譲径が10〜2
0仏のアルミニウム(N)80Mを加え2分間燈拝し、
さらに過塩素酸アンモニウム(AP)2720夕を加え
、60qoに調溢した堅型混和機で60分間混和した。
ybd、R−49M、アルコ社製)338仇こ、ジブチ
ルブチルホスホネート(商品名:RC−44、大八化学
社製)101夕を加え、さらにMAP○とアジピン酸と
酒石酸との反応体であるMT−4を14夕加えて良く渡
洋し、次いで、硬化剤であるィソホロンジイソシアネー
ト(IPD1、フエバーケミー初製)27夕を添加して
よく混合し、その混合物にさらに平均粒譲径が10〜2
0仏のアルミニウム(N)80Mを加え2分間燈拝し、
さらに過塩素酸アンモニウム(AP)2720夕を加え
、60qoに調溢した堅型混和機で60分間混和した。
混和終了後ただちにEHD型回転粘度計を用いてスラリ
ー粘度を測定した。次いでこのスラリーを直径8仇帆、
長さ140肋の小型燃焼モータに減圧下で洋型した。一
方、物性試料用の別の容器に同じ条件でスラリーを注型
し、それぞれ60℃で7日間キュァした。キュア後、小
型燃焼モー外ま通常の燃焼試験に供し、別の容器で硬化
させた推進薬は、物懇法により試料を作成し十2000
及び−40ooの引張試験に供した。得られたスラリ粘
度、燃焼性能及び物性値を第1表に示す。実施例 2 ジブチルブチルホスホネートに替えてジオクチルオクチ
ルホスホネート(商品名:PO−8&大八化学社製)を
用い、バインダー、針、APの配合比を替えた以外は、
実施例1に準じた方法で第1表の実施例2に示される配
合組成の推進薬組成物を得た。
ー粘度を測定した。次いでこのスラリーを直径8仇帆、
長さ140肋の小型燃焼モータに減圧下で洋型した。一
方、物性試料用の別の容器に同じ条件でスラリーを注型
し、それぞれ60℃で7日間キュァした。キュア後、小
型燃焼モー外ま通常の燃焼試験に供し、別の容器で硬化
させた推進薬は、物懇法により試料を作成し十2000
及び−40ooの引張試験に供した。得られたスラリ粘
度、燃焼性能及び物性値を第1表に示す。実施例 2 ジブチルブチルホスホネートに替えてジオクチルオクチ
ルホスホネート(商品名:PO−8&大八化学社製)を
用い、バインダー、針、APの配合比を替えた以外は、
実施例1に準じた方法で第1表の実施例2に示される配
合組成の推進薬組成物を得た。
実施例1と同じ方法でスラリー粘度の測定、燃焼試験及
び物性試験を行いそれぞれの結果を第1表に示す。
び物性試験を行いそれぞれの結果を第1表に示す。
実施例 3
ジブチルブチルホスホネートの添加量を替え、酸化剤を
一部硝酸アンモニウム(AN)に替えた以外は、実施例
1に準じた方法で第1表に示される配合組成物を得た。
一部硝酸アンモニウム(AN)に替えた以外は、実施例
1に準じた方法で第1表に示される配合組成物を得た。
実施例1と同じ方法でスラIJ‐粘度の測定、燃焼試験
及び物性試験を行ないそれぞれの結果を第1表に示す。
実施例 4HTPBの替りにCTPB(商品名:HC一
434 サィオコール社製)に替え、ジブチルブチルホ
スホネートの替りにジオクチルオクチルホスホネートを
使用し、ィソホロンジィソシアネートの替りに、ィミン
系硬化剤、MAP○(アールシンコ社製)及びェポキシ
硬化剤(商品名:ERLA−0510、ユニオンカーバ
ィド社製)を使用しMT−4を添加しない以外は第1表
に示される配合組成の推進薬組成物を実施例1に準じた
方法で得た。
及び物性試験を行ないそれぞれの結果を第1表に示す。
実施例 4HTPBの替りにCTPB(商品名:HC一
434 サィオコール社製)に替え、ジブチルブチルホ
スホネートの替りにジオクチルオクチルホスホネートを
使用し、ィソホロンジィソシアネートの替りに、ィミン
系硬化剤、MAP○(アールシンコ社製)及びェポキシ
硬化剤(商品名:ERLA−0510、ユニオンカーバ
ィド社製)を使用しMT−4を添加しない以外は第1表
に示される配合組成の推進薬組成物を実施例1に準じた
方法で得た。
実施例1と同じ方法でスラリ−粘度の測定、燐焼試験及
び物性試験を行いそれぞれの結果を第1表に示す。実施
例 5 ジブチルプチルホスホネートの添加量を替えた以外は実
施例1に準じた方法で第1表に示される配合組成物を得
た。
び物性試験を行いそれぞれの結果を第1表に示す。実施
例 5 ジブチルプチルホスホネートの添加量を替えた以外は実
施例1に準じた方法で第1表に示される配合組成物を得
た。
実施例1と同じ方法でスラリー粘度の測定、燃焼試験及
び物性試験を行いそれぞれの結果を第1表に示す。
び物性試験を行いそれぞれの結果を第1表に示す。
実施例 6
可塑剤としてジオクチルアジべ−ト(以下DOAと略称
する。
する。
大八化学社製)を用い、ジブチルブチルホスホネートの
添加量を替えた以外は実施例1に準じた方法で第1表に
示される配合組成物を得た。実施例1と同じ方法でスラ
リー粘度の測定、燃焼試験及び物性試験を行いそれぞれ
の結果を第1表に示す。
添加量を替えた以外は実施例1に準じた方法で第1表に
示される配合組成物を得た。実施例1と同じ方法でスラ
リー粘度の測定、燃焼試験及び物性試験を行いそれぞれ
の結果を第1表に示す。
比較例 1
ジブチルブチルホスホネートの替りに、トリブチルホス
ホネート(以下TBPと略称する。
ホネート(以下TBPと略称する。
大八化学社製)を用いた以外は、第2表に示される配合
組成の推進薬組成物を実施例1に準じた方法で得た。実
施例1と同じ方法でスラリー粘度の測定、熱競試験及び
物性試験を行いそれぞれの結果を第2表に示す。
組成の推進薬組成物を実施例1に準じた方法で得た。実
施例1と同じ方法でスラリー粘度の測定、熱競試験及び
物性試験を行いそれぞれの結果を第2表に示す。
比較例 2
ジオクチルオクチルホスホネートの替り‘こ、トリフェ
ニルオスフアィト(TP−1、大八化学社製)を用いた
以外は、実施例4と同様な配合組成の推進薬組成物を実
施例1に準じた方法で得た。
ニルオスフアィト(TP−1、大八化学社製)を用いた
以外は、実施例4と同様な配合組成の推進薬組成物を実
施例1に準じた方法で得た。
実施例1と同じ方法でスラリー粘度の測定、燃焼試験及
び物性試験を行ないそれぞれの結果を第2表に示す。比
較例 3 ジブチルブチルホスホネートの替りに、ジオクチルアジ
べ−トを用いた以外は、第2表に示される配合組成の推
進薬組成物を実施例1に準した方法で得た。
び物性試験を行ないそれぞれの結果を第2表に示す。比
較例 3 ジブチルブチルホスホネートの替りに、ジオクチルアジ
べ−トを用いた以外は、第2表に示される配合組成の推
進薬組成物を実施例1に準した方法で得た。
実施例1と同じ方法でスラリ−粘度の測定、燃焼試験及
び物性試験を行いそれぞれの結果を第2表に示す。
び物性試験を行いそれぞれの結果を第2表に示す。
第1表
※ 最大引張強度 ※※ 最大引張強度における伸
び引張速度は50豚の/min第2表注;※;最大引張
強度 ※※;最大引張強度における伸び引張速度は50の彼/
min以上、実施例及び比較例の各試験結果から、ホス
ホネート化合物を含む本発明のコンポジット推進薬組成
物(実施例1〜6)は、従来の可塑剤を含むコンポジッ
ト推進薬組成物(比較例1〜3)と比べ、その推進薬の
物性、特に低温の伸びにおいて良好なことが認められる
。
び引張速度は50豚の/min第2表注;※;最大引張
強度 ※※;最大引張強度における伸び引張速度は50の彼/
min以上、実施例及び比較例の各試験結果から、ホス
ホネート化合物を含む本発明のコンポジット推進薬組成
物(実施例1〜6)は、従来の可塑剤を含むコンポジッ
ト推進薬組成物(比較例1〜3)と比べ、その推進薬の
物性、特に低温の伸びにおいて良好なことが認められる
。
又、スラリー粘度においても、本願発明のコンポジット
推進薬組成物(実施例1〜6)は、比較例のそれと比べ
L大中に低くなっていることから推進薬製造時の洋型性
が良好であることが認められる。
推進薬組成物(実施例1〜6)は、比較例のそれと比べ
L大中に低くなっていることから推進薬製造時の洋型性
が良好であることが認められる。
なお、本発明のコンポジット推進薬組成物(実施例1〜
6)は、従来の可塑剤を含むコンポジット推進薬組成物
(比較例1〜3)とその燃焼性能を比べても大差ないこ
とが認められる。
6)は、従来の可塑剤を含むコンポジット推進薬組成物
(比較例1〜3)とその燃焼性能を比べても大差ないこ
とが認められる。
以上、詳細に説明したとおり、本発明のコンポジット推
進薬組成物は、推進薬の物性及び推進薬製造物の梓型性
に優れたものである。
進薬組成物は、推進薬の物性及び推進薬製造物の梓型性
に優れたものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリブタジエン系化合物及び硬化剤さらに必要に応
じて可塑斉、老化防止剤、界面ボンデイング剤を含むポ
リブタジエン系コンポジツト推進薬組成物において下式
で示されるホスホネート化合物を含有してなることを特
徴とするコンポジツト推進薬組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rは炭素数4〜8のアルキル基である)。 2 ホスホネート化合物がポリブタジエン100重量部
に対し5〜30重量部である特許請求の範囲第1項に記
載のコンポジツト推進薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55167747A JPS609997B2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | コンポジツト推進薬組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55167747A JPS609997B2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | コンポジツト推進薬組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5792590A JPS5792590A (en) | 1982-06-09 |
JPS609997B2 true JPS609997B2 (ja) | 1985-03-14 |
Family
ID=15855352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55167747A Expired JPS609997B2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | コンポジツト推進薬組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609997B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102717068B (zh) * | 2012-07-02 | 2014-01-22 | 南京师范大学 | 一种纳米Al/HTPB核-壳结构含能复合粒子的合成方法 |
-
1980
- 1980-11-28 JP JP55167747A patent/JPS609997B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5792590A (en) | 1982-06-09 |
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